JP2563636Y2 - 光ディスク再生装置のスピンドルモータサーボ回路 - Google Patents

光ディスク再生装置のスピンドルモータサーボ回路

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JP2563636Y2
JP2563636Y2 JP1991093141U JP9314191U JP2563636Y2 JP 2563636 Y2 JP2563636 Y2 JP 2563636Y2 JP 1991093141 U JP1991093141 U JP 1991093141U JP 9314191 U JP9314191 U JP 9314191U JP 2563636 Y2 JP2563636 Y2 JP 2563636Y2
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Japan
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spindle motor
signal
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loop filter
servo circuit
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祐太 篠木
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はLD等の光ディスク再
生装置に係わり、特に、光ディスクの各再生位置に最適
なサーボ特性を有するスピンドルモータサーボ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】CLV(線速度一定)方式で記録再生さ
れる光ディスクの再生装置における従来のスピンドルモ
ータサーボ回路の例を図3に示す。光ディスク1はスピ
ンドルモータ3の回転軸に固着されたターンテーブル2
にクランプされて回転される。光ディスク1に記録され
た信号は光ピックアップ4で読取られRF信号となり、
音声信号復調系と映像信号復調回路5に入力される。
【0003】映像信号復調回路5の出力は同期分離回路
6に入力され、映像信号中の水平同期信号が分離され
る。一方基準クロック発振器10で発振された信号は分
周器8により分周され水平同期信号の基準信号となる。
【0004】この基準信号と前記水平同期信号とが位相
比較器7に入力され、位相差に対応する位相差信号が得
られる。この位相差信号はルーブフイルタ9により高周
波成分が除去され、モータドライブ回路11に入力す
る。モータドライブ回路11は位相差信号により制御さ
れることにより前記同期信号が基準クロック信号と周波
数一致するようにスピンドルモータを駆動する。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】CLVディスクの場
合には図4に示すように、内周と外周では単位角度当た
りに記録される信号の数が異なる。従って、スピンドル
モータの単位角速度変化に対する同期信号の変化が異な
りサーボ系の最適のループゲインがディスク外周に行く
に従って大きくなり、また、最適の位相特性も変化す
る。
【0006】上記した従来のスピンドルモータサーボ回
路では、ループゲインの変化を補償することがなく、一
定のサーボ特性により最適な制御を行うことが困難であ
った。また、特開昭64−88059号公報には、利得
制御回路を設け、ループゲインを補償するものが開示さ
れているが、これはゲインのみを切換えるものであり位
相特性をも切換えるものではなかった。この考案は上記
した点に鑑みてなされたものであって、その目的とする
ところは、ディスクの再生位置に対応してサーボ特性を
最適化することを可能とした光ディスク再生装置のスピ
ンドルモータサーボ回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案のスピンドルモ
ータサーボ回路は、光ディスク再生信号から抽出された
同期信号と基準クロック信号とを位相比較器に入力して
位相比較し、前記位相比較器の出力をループフイルタを
通してモータドライブ回路に入力し、モータドライブ回
路を制御しながら前記同期信号が基準クロック信号と周
波数一致するようにスピンドルモータを駆動するスピン
ドルモータサーボ回路において、前記ループフイルタと
して異なる特性のものを準備し、光ディスクの再生位置
により最適のループフイルタ特性を選択しサーボ特性を
最適状態に保つように構成したものである。
【0008】
【作用】この考案のスピンドルモータサーボ回路によれ
ば、ディスクの内周を再生するときと外周を再生すると
きで、夫々に最適のループフイルタの特性が選択される
のでディスク全体にわたってサーボ特性が最適に保た
れ、安定したCLV制御が行われる。
【0009】
【実施例】この考案の実施例であるスピンドルモータサ
ーボ回路を図面に基づいて説明する。図1はこの考案の
実施例であるスピンドルモータサーボ回路を示すブロッ
ク図である。図において、従来例で示したものと同様の
機能を有する部分は同一の符号が付されておりその詳細
な説明を省略する。
【0010】実施例の回路では位相比較器7の出力であ
る位相差信号はループフイルタ12とループフイルタ1
3に入力される。ループフイルタ12はディスク内周を
再生するときサーボ特性を最適とする特性を有してお
り、ループフイルタ13はディスク外周を再生するとき
サーボ特性を最適とする特性を有している。
【0011】ループフイルタ12とループフイルタ13
の夫々の出力が切換えスイッチ14により選択されてモ
ータドライブ回路11に入力される。再生映像信号から
ディスクの再生位置の絶対時間データがデータデコーダ
15で分離されマイクロコンピュータ16に入力され
る。マイクロコンピュータ16は再生位置の絶対時間デ
ータからディスク内周を再生するときは切換えスイッチ
14をループフイルタ12側に接続し、ディスク外周を
再生するときは切換えスイッチ14をループフイルタ1
3側に接続するように信号を出力する。
【0012】このようにして、ディスクの全再生位置に
おいて、スピンドルモータのサーボ特性が最適に保たれ
る。
【0013】図2はループフイルタの他の切換え方式を
示しており、この例では、切換えスイッチ14aが光ピ
ックアップを駆動するラック17に設けられたカム17
aにより作動される。この例においてもディスク内周を
再生するときはループフイルタ12がまた、ディスク外
周を再生するときはループフイルタ12が切換えスイッ
チ14aにより選択される。
【0014】実施例は以上のように構成されているが考
案はこれに限られず、例えば、同期信号として映像信号
の水平同期信号を用いる代りに、音声信号から分離され
た同期信号を用いてもよい。
【0015】
【考案の効果】この考案の光ディスク再生装置のスピン
ドルモータサーボ回路によれば、ディスクの再生位置に
係わらず、常に、安定したスピンドルモータの速度制御
が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例であるスピンドルモータサー
ボ回路を示すブロック図である。
【図2】同実施例の変形を示す側面図である。
【図3】従来のスピンドルモータサーボ回路の例を示す
ブロック図である。
【図4】CLVディスクの記録状態を模式的に示す平面
図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ターンテーブル 3 スピンドルモータ 4 光ピックアップ 5 映像信号復調回路 6 同期分離回路 7 位相比較器 8 分周器 9 ループフイルタ 10 基準クロック発振器 11 モータドライブ回路 12 ループフイルタ 13 ループフイルタ 14 切換えスイッチ 15 データデコーダ 16 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク再生信号から抽出された同期
    信号と基準クロック信号とを位相比較器に入力して位相
    比較し、前記位相比較器の出力をループフイルタを通し
    てモータドライブ回路に入力し、モータドライブ回路を
    制御しながら前記同期信号が基準クロック信号と周波数
    一致するようにスピンドルモータを駆動するスピンドル
    モータサーボ回路において、前記ループフイルタとして
    異なる特性のものを複数個準備し、光ディスクの再生位
    置により前記ループフイルタの内からゲインおよび位相
    特性が最適のループフイルタを選択しサーボ特性を最適
    状態に保つように構成したスピンドルモータサーボ回
    路。
JP1991093141U 1991-10-18 1991-10-18 光ディスク再生装置のスピンドルモータサーボ回路 Expired - Lifetime JP2563636Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5956307A (en) * 1995-03-08 1999-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Device end method for reproducing data from disk, method for controlling rotation of disk, and reproduction clock generating device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6232378Y2 (ja) * 1981-01-20 1987-08-19
JPS6488959A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Toshiba Corp Clv servo circuit for optical disk reproducing device

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JPH0536648U (ja) 1993-05-18

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