JPH11232656A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH11232656A
JPH11232656A JP2696098A JP2696098A JPH11232656A JP H11232656 A JPH11232656 A JP H11232656A JP 2696098 A JP2696098 A JP 2696098A JP 2696098 A JP2696098 A JP 2696098A JP H11232656 A JPH11232656 A JP H11232656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
servo
circuit
disk
error
Prior art date
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Pending
Application number
JP2696098A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Matsuda
公司 松田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2696098A priority Critical patent/JPH11232656A/ja
Publication of JPH11232656A publication Critical patent/JPH11232656A/ja
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDプレーヤにおいて、フォーカスエラーな
どからの復帰を確実にする。 【解決手段】ディスク10を回転駆動するスピンドルモ
ータ21と、ディスク10から信号を再生するヘッド2
2と、ヘッド22の再生信号を処理して出力する再生処
理回路24とを設ける。ディスク10の回転により生じ
るエラーのエラー信号を帰還してエラーに対するサーボ
制御を行うサーボ回路40を設ける。エラー信号の波形
を記憶する記憶回路50を設ける。サーボ回路40が正
常なサーボ動作に復帰するとき、記憶回路50の記憶し
た波形の示す位置に復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤには、フォーカスサーボ回
路やトラッキングサーボ回路などのサーボ回路が設けら
れ、それぞれのサーボ制御が行われている。例えば、フ
ォーカスサーボ回路であれば、CDのトラックに対する
対物レンズのフォーカスのずれの大きさを検出し、その
検出値に基づく制御信号をフォーカスコイルに帰還して
対物レンズがトラックに正しくフォーカスするように制
御している。
【0003】しかし、そのようなサーボ方法では、CD
に傷や汚れなどがあると、その部分でフォーカスのずれ
の検出出力に誤差成分が含まれてしまい、正しいフォー
カスサーボができなくなってしまう。あるいは、CDプ
レーヤに外部から大きな振動が加わると、フォーカスの
ずれが許容値(制御可能範囲)を越えてしまい、正しい
フォーカスサーボができなくなってしまう。
【0004】そこで、傷や汚れにより検出信号に誤差成
分が含まれたときには、その誤差成分は一般に高域周波
数成分なので、その誤差成分をフィルタ処理により除去
したり、その検出信号の値をその直前の値に固定した
り、あるいはその両方を実行したりして、フォーカスが
外れないようにしている。また、振動などによりフォー
カスのずれが許容値を越えたときには、強制的にフォー
カスを復帰させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、CDの回転
により面ぶれを生じるとき、例えば図4に符号L0 、L
1 、L2 、・・・により示すように、その面ぶれの方向
および大きさは、CD10の回転角位置θにより異な
る。したがって、フォーカスサーボが傷や汚れによるフ
ィルタ処理などの状態から正常に復帰するとき、その復
帰位置にCDの信号面のないことがある。すると、その
結果、サーボの引き込み動作を再び行う必要があった
り、あるいは制御が不安定になったりしてしまうことが
あった。また、トラッキングサーボなどにおいても、同
様のトラブルを生じることがある。
【0006】この発明は、そのような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、信号の記録されているディスクを回転駆動する
スピンドルモータと、上記ディスクから上記信号を再生
するヘッドと、このヘッドの再生信号を処理して出力す
る再生処理回路と、上記ディスクの回転により生じるエ
ラーのエラー信号を帰還して上記エラーに対するサーボ
制御を行うサーボ回路と、上記エラー信号の波形を記憶
する記憶回路とを有し、上記サーボ回路が正常なサーボ
動作に復帰するとき、上記記憶回路の記憶した波形の示
す位置に復帰させるようにしたディスク再生装置とする
ものである。したがって、記憶しておいた波形により、
本来の復帰位置に復帰する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1において、符号10はCDを
示し、このCD10はスピンドルモータ21により所定
の速度で回転させられるとともに、CD10に対向して
光学ピックアップ(光学ヘッド)22が配置され、CD
10から、これに記録されている信号が再生される。そ
して、このピックアップ22からの再生信号が、RFア
ンプ23を通じて再生処理回路24に供給され、この処
理回路24において、EFM復調、デインターリーブ、
エラー訂正、D/A変換などの処理が行われて左および
右チャンネルのオーディオ信号が再生され、この信号が
端子25に取り出される。
【0009】また、このとき、RFアンプ23からCD
10の回転速度のエラー信号が取り出され、この信号が
スピンドルサーボ回路30に供給されて所定のサーボ信
号が形成され、このサーボ信号によりモータ21の回転
速度が制御されてCD10の回転速度は線速度が一定に
サーボ制御される。
【0010】さらに、フォーカスサーボ回路40によ
り、一般的なフォーカスサーボが実行される。すなわ
ち、RFアンプ23から、例えば図2Aに太線で示すよ
うに、フォーカスエラーの検出信号SFEが取り出され、
この信号SFEが、ハイパスフィルタ41により不要な周
波数成分が除去され、さらに、位相補償回路42により
位相補償されてからアンプ43および加算回路44を通
じて光学ピックアップ22のフォーカスコイル(図示せ
ず)に供給される。こうして、通常の再生時には、一般
的なフォーカスサーボが実行され、光学ピックアップ2
2はCD10の信号面にフォーカスを結ぶようにされ
る。
【0011】また、CD10の傷や汚れあるいは振動に
対するフォーカス制御を確実にするため、面ぶれにより
生じるフォーカスエラー信号の波形の記憶回路50が次
のように構成される。すなわち、RFアンプ23からの
フォーカスエラー信号SFEが、CD10の回転周波数な
いしその上限付近の周波数をカットオフ周波数とするロ
ーパスフィルタ51に供給されて例えば図2Bに示すよ
うにCD10の面ぶれにより生じている周波数成分の信
号SMBが取り出される。なお、この信号SMBは、CD1
0の面ぶれにより生じるのであるから、CD10の1回
転を1周期とする繰り返し信号であり、その位相θはC
D10の回転位相θに対応する。
【0012】そして、この信号SMBが切り換えスイッチ
回路52に供給されるとともに、このスイッチ回路52
には、例えば8つのホールド回路531〜538が接続
される。また、モータ21が直流ブラシレスモータの場
合、その回転位相にしたがって回転を制御しているの
で、この例においては、サーボ回路30からCD10の
回転位相θのπ/4ごとの信号SSWが取り出され、この
信号SSWがスイッチ回路52にその切り換えの制御信号
として供給される。
【0013】こうして、スイッチ回路52はCD10の
π/4回転ごとに切り換えられ、この結果、信号SMB
は、スイッチ回路52によりCD10のπ/4回転ごと
にサンプリングされてホールド回路531〜538に順
に供給される。したがって、ホールド回路531〜53
8には、CD10の回転のπ/4ごとの角位置における
信号SMBの値がホールドされることになる。つまり、信
号SMBの波形がホールド回路531〜538に記憶され
ることになる。
【0014】そして、ホールド回路531〜538のホ
ールド出力が切り換えスイッチ回路54に供給されると
ともに、信号SSWがスイッチ回路54にその切り換えの
制御信号として供給され、スイッチ回路54はスイッチ
回路52に同期して切り換えられる。したがって、スイ
ッチ回路54からは、例えば図2Cに太線で示すよう
に、ホールド回路531〜538のホールド出力、すな
わち、CD10の回転のπ/4ごとの角位置における信
号SMBの値を持つ信号SSHが出力される。
【0015】続いて、この信号SSHが、CD10の回転
周波数ないしその上限付近の周波数をカットオフ周波数
とするローパスフィルタ55に供給されて例えば図2C
に細線で示すように、もとの信号SMBと同様に変化する
信号SMBが取り出され、この信号SMBがアンプ56を通
じて加算回路44に供給される。
【0016】そして、以上に加えて、定常時には、アン
プ56の出力は遮断されるとともに、アンプ43の出力
が有効とされて上述のように通常のフォーカスサーボが
実行され、CD10の傷や汚れを再生したとき、あるい
は振動によりフォーカスサーボが外れたときには、アン
プ43の出力が遮断されてアンプ56の出力が有効とさ
れる。
【0017】したがって、上述のCDプレーヤにおいて
は、フォーカスサーボの復帰時には、ホールド回路53
1〜538に記憶しておいた面ぶれの波形にしたがって
フォーカスの復帰位置が決定されるので、CD10に面
ぶれがあっても、フォーカスサーボの復帰時、直ちに正
しく信号面にフォーカスすることができ、復帰処理を繰
り返すこともなく、制御が不安定になったりすることも
ない。
【0018】また、このことにより、傷や汚れなどの多
いCDでも、音飛びを防ぐことができ、さらに、ポータ
ブルCDプレーヤなどにおいて、再生されたデジタルオ
ーディオデータをメモリに記憶して振動による音とびを
軽減する場合、これをより確実に実現することができ
る。
【0019】なお、CD10の面ぶれにより生じるフォ
ーカスエラー信号SMBは、CD10の回転周波数に等し
い周波数のほぼ正弦波状の信号なので、PLLにより光
学ピックアップ22の再生信号からクロックを抽出して
CD10の線速度を検出し、この検出出力をもとに例え
ば図3に示すように自己回帰法などに正弦波信号を形成
し、この正弦波信号をフォーカスサーボの復帰時に信号
SMBとして光学ピックアップ22に供給することもでき
る。
【0020】また、上述においては、この発明をフォー
カスサーボに適用した場合であるが、トラッキングサー
ボやスピンドルサーボなどのようにサーボ対象が周期性
を有する場合には、この発明を適用することができ、さ
らに、CD10の代わりに磁気ディスクや光磁気ディス
クを使用する装置においても、この発明を適用すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、ディスクに面ぶれが
あっても、サーボの復帰時、直ちに正しくフォーカスす
ることができ、復帰処理を繰り返すこともなく、制御が
不安定になったりすることもない。また、傷や汚れなど
の多いディスクでも、信号の飛びを防ぐことができる。
さらに、ポータブルCDプレーヤなどにおいて、再生さ
れたデジタルオーディオデータをメモリに記憶して振動
による音とびを軽減する場合、これをより確実に実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明を説明するための波形図である。
【図3】この発明の他の形態の一部を示す系統図であ
る。
【図4】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
10=CD、21=スピンドルモータ、22=光学ピッ
クアップ、23=RFアンプ、24=再生処理回路、3
0=スピンドルサーボ回路、40=フォーカスサーボ回
路、41=ハイパスフィルタ、42=位相補償回路、5
0=記憶回路、51=ローパスフィルタ、52および5
4=切り換えスイッチ回路、55=ローパスフィルタ、
531〜538=ホールド回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号の記録されているディスクを回転駆動
    するスピンドルモータと、 上記ディスクから上記信号を再生するヘッドと、 このヘッドの再生信号を処理して出力する再生処理回路
    と、 上記ディスクの回転により生じるエラーのエラー信号を
    帰還して上記エラーに対するサーボ制御を行うサーボ回
    路と、 上記エラー信号の波形を記憶する記憶回路とを有し、 上記サーボ回路が正常なサーボ動作に復帰するとき、上
    記記憶回路の記憶した波形の示す位置に復帰させるよう
    にしたディスク再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のディスク再生装置におい
    て、 上記記憶回路は、上記ディスクの1回転分の波形をサン
    プリングして記憶するようにしたディスク再生装置。
JP2696098A 1998-02-09 1998-02-09 ディスク再生装置 Pending JPH11232656A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2696098A JPH11232656A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2696098A JPH11232656A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 ディスク再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH11232656A true JPH11232656A (ja) 1999-08-27

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ID=12207735

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2696098A Pending JPH11232656A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 ディスク再生装置

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JP (1) JPH11232656A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302496A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Thomson Licensing 光スキャナの焦点制御
JP2008516361A (ja) * 2004-10-05 2008-05-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光ディスク上における脱焦点となったトラックフォーカシングの回復
US7715288B2 (en) 2006-09-28 2010-05-11 Toshiba Samsung Storage Technology Corporation Optical disk apparatus and data read-out control method

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