JP2569497Y2 - ダイアフラム組立体 - Google Patents

ダイアフラム組立体

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JP2569497Y2
JP2569497Y2 JP1991051127U JP5112791U JP2569497Y2 JP 2569497 Y2 JP2569497 Y2 JP 2569497Y2 JP 1991051127 U JP1991051127 U JP 1991051127U JP 5112791 U JP5112791 U JP 5112791U JP 2569497 Y2 JP2569497 Y2 JP 2569497Y2
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/02Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • F04B43/04Pumps having electric drive
    • F04B43/043Micropumps
    • F04B43/046Micropumps with piezoelectric drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B53/00Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
    • F04B53/10Valves; Arrangement of valves
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    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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    • F05B2260/30Retaining components in desired mutual position
    • F05B2260/301Retaining bolts or nuts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ダイアフラム組立体に
関するものであり、特にダイアフラムポンプに適用され
る、センタープレート相互間に低摩擦シートを介してダ
イアフラムを挟持するダイアフラム組立体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ダイアフラムポンプは従来より種々提案
されているが、このようなポンプにおいては、ダイアフ
ラムはセンタープレートで直接挟持するような構造が望
ましい。しかし、この状態でダイアフラムを振動させる
と、振動に伴って摩擦が発生しダイアフラムが破損する
ため、ダイアフラムとセンタープレートとの間に低摩擦
シートを介在させてダイアフラムの破損を防止してい
る。このような技術は、例えば実公昭50−37530
号公報に記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記低摩擦シートは、
摩擦熱発生部に位置させれば良いため、一般には中心部
に大きな開口を持たせた形状になっているが、これを中
心位置を保って組み立てるのに難点があり、よって低摩
擦シートが中心位置から外れて組み立てられると、ダイ
アフラムとセンタープレートとの摩擦熱発生部から低摩
擦シートが外れてしまい、ダイアフラムの破損が防止で
きないという問題点があった。
【0004】本考案は、前述の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、低摩擦シートを正確
に中心位置に保って組み立てることのできるダイアフラ
ム組立体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本考案は、ダイアフラムの両側の、センタプレ
ートの外端縁よりも外側であって、かつ低摩擦シートの
外側輪郭形状の少なくとも一部に沿った位置に、該低摩
擦シートの外端縁と係合してこれを位置決めするための
突条縁を設け、該低摩擦シートの外端縁を該突条縁に係
合させて位置決めし、該センタプレートを、少なくとも
その中央部で相互に、該ダイアフラムと共に固着するよ
うにした点に特徴がある。換言すれば、本考案は、低摩
擦シートの内側(中心側)ではなくて外側輪郭の少なく
とも一部をダイアフラムに対して位置決めすることによ
って、ダイアフラムやセンタプレートに対する低摩擦シ
ートの同心的組立てを容易に確保できるようにした点に
特徴がある。
【0006】
【作用】低摩擦シートは、前記突条縁内に挿入、配置可
能である。
【0007】
【実施例】以下に図面を参照して、本考案を詳細に説明
する。図1は本考案の第1の実施例の縦断面図、図4は
図1の低摩擦シート1の平面図である。各々の図におい
て、同一の符号は、同一又は同等部分をあらわしてい
る。
【0008】図1において、樹脂製あるいは非磁性金属
製の内側センタープレート5A及び外側センタープレー
ト5Bは、それぞれ図4に示したようなフッ素樹脂製の
環状の低摩擦シート1を介してゴム製のダイアフラム4
Aを挟み込み、その後、符号Xで示される内側センター
プレート5A及び外側センタープレート5Bの接触部
が、適宜の手法(例えば超音波溶着、接着、かしめ等の
手法)により固着されている。
【0009】この低摩擦シート1の外径(半径R)は、
内側センタープレート5A及び外側センタープレート5
Bとダイアフラム4Aとの接触境界部分の直径よりも大
きく(この例では内側及び外側センタープレート5Aお
よび5Bの外径よりも大きく)設定されている。またそ
の内径(図4の符号Z)は、ダイアフラム4Aの中央部
付近において、内側センタープレート5A及び外側セン
タープレート5Bがダイアフラム4Aと直接接触ができ
るように、前記接触境界部分の直径よりも小さく設定さ
れている。
【0010】この実施例では、ダイアフラム4Aの両面
に、その内径が低摩擦シート1の外径形状とほぼ同様
の、環状の位置決め用突条縁4Bが形成されている。こ
の例では、突条縁4Bは、図1に示されるように、その
内径方向に向かって傾斜している。符号51及び53
は、それぞれ図示されないマグネットホルダと係合する
ための係合部、及び当該ダイアフラム組立体を前記マグ
ネットホルダに固定するための取付穴である。
【0011】このようなダイアフラム組立体61の組み
立ては、例えば次のようにして行われる。すなわち、ま
ずダイアフラム4Aの突条縁4B内に低摩擦シート1を
挿入、配置し、その上に内側センタープレート5A(又
は外側センタープレート5B)を載せる。その後、それ
らを裏返して、ダイアフラム4Aの反対側の面に形成さ
れた突条縁4B内にもう1枚の低摩擦シート1を挿入、
配置し、その上に、外側センタープレート5B(又は内
側センタープレート5A)を載せ、外側センタープレー
ト5Bを内側センタープレート5Aに嵌合させる。そし
て、符号Xで示される部分を固着する。
【0012】上述より明らかなように、ダイアフラム4
Aの両面には、環状の突条縁4Bが形成されているの
で、該突条縁4B内に低摩擦シート1を配置すれば、該
低摩擦シート1の位置決めを容易に行うことができる。
またこの例では、突条縁4Bは、内周側に傾斜するよう
に形成されているので、ダイアフラム4Aを裏返す際に
も、低摩擦シート1が位置ずれしたり、落ちたりしな
い。
【0013】図2は本考案の第2の実施例の縦断面図、
図3は図2を中心線で切断した縦断組立図、図5は低摩
擦シート1Aの平面図である。各々の図において、図1
と同一の符号は、同一又は同等部分をあらわしている。
【0014】まず、図5に示されるように、低摩擦シー
ト1Aには、その内周部Zから複数(この例では4つ)
の突出部1Bが形成されている。また図2及び図3に示
されるように、内側センタープレート50A及び外側セ
ンタープレート50Bには、ダイアフラム4Aと対向す
る面に、低摩擦シート1Aの内周Zの径とほぼ同一径
の、あるいは該径よりもやや小径の環状の押圧用突起5
2が形成されている。
【0015】このように、低摩擦シート1Aの内周部Z
に突出部1Bが形成され、また、内側及び外側センター
プレート50A及び50Bには、環状の押圧用突起52
が形成されているので、各プレート50A及び50Bを
低摩擦シート1Aを介してダイアフラム4Aに押圧すれ
ば、図2に示されるように、前記押圧用突起52が前記
突出部1Bの根元部分を押圧する。したがって、低摩擦
シート1Aの位置ずれの可能性が第1実施例に比較して
さらに小さくなる。
【0016】また、当該ダイアフラム組立体62を適用
したダイアフラムポンプを長時間駆動しても、低摩擦シ
ート1Aに位置ずれが生じることがない。さらにこのよ
うな構成では、押圧用突起52の、突出部1Bと対向し
ていない部分は、ダイアフラム4Aを直接押圧するの
で、各プレート50A及び50Bによるダイアフラム4
Aの挟持がさらに確実に行われる。
【0017】なお、低摩擦シート1Aに形成される突出
部1Bは4つであるものとしたが、1以上であればこの
実施例の効果を奏することができる。また、内側及び外
側センタープレート50A及び50Bの一方のみに押圧
用突起52を形成し、その他方の側には、突出部1Bが
形成されていない低摩擦シート1を用いても良い。
【0018】さて、当該ダイアフラム組立体が適用され
るダイアフラムポンプの吐出流量又は吸入流量(以下、
「流量」という。)を大きくするには、ダイアフラムの
外径寸法を大きくすれば良いが、例えば小流量用のダイ
アフラム(小径のダイアフラム)と同一径のダイアフラ
ムを用いた場合でも、該ダイアフラムを支持する内側及
び外側センタープレートの外径を小さくすれば、当該ダ
イアフラムポンプ駆動時におけるダイアフラムの撓み量
が大きくなって、流量は増加する。
【0019】このように小流量用のダイアフラムを用い
て大流量用のダイアフラムポンプを構成する場合には、
低摩擦シートの外径寸法を小流量用ダイアフラムに適用
される低摩擦シートの外径と同一にし、またその内径寸
法だけを大流量用の(すなわち小径の)内側及び外側セ
ンタープレートの外径に応じて小さくすれば、小流量用
ダイアフラムに形成された位置決め用の突条縁4Bを利
用して、その低摩擦シートをセンタープレート及びダイ
アフラム間にずれることなく正確に配置することができ
る。
【0020】ところがこのような場合、低摩擦シートの
外径が内側及び外側センタープレートの外径に比較して
かなり大きくなるので、換言すれば、低摩擦シートの、
内側及び外側センタープレートから外側に突出した部分
(図2の符号Jで示される部分)が大きくなるので、当
該ダイアフラムポンプの駆動時に、低摩擦シートの外周
部がダイアフラムを叩き、騒音が大きくなる。
【0021】図6はこのような騒音を防止することので
きる大流量用の低摩擦シート1Kの平面図である。同図
において、図5と同一の符号は、同一又は同等部分をあ
らわしている。
【0022】低摩擦シート1Kは、その内周部Zの径及
び外周部Sの径が大流量用の小径の内側及び外側センタ
ープレートに応じて決定されているが、前記外周部Sに
は、複数(この例では4つ)の突出部1Cが形成されて
いる。そして、この突出部1Cの外径は、小流量用ダイ
アフラムに形成された、低摩擦シート位置決め用の突条
縁4B(図1〜図3参照)の内径とほぼ同一である。換
言すれば、この低摩擦シート1Kは、小流量用ダイアフ
ラムの突条縁4Bの内径とほぼ同一の外径(半径R)を
有する円板から切欠部1Dを取り除き、その周囲に突出
部1Cを形成したものである。
【0023】この大流量用の低摩擦シート1Kと、大流
量用の小径の内側及び外側センタープレートと、小流量
用のダイアフラムとを用いてダイアフラム組立体を構成
する場合には、低摩擦シート1Kは、小流量用のダイア
フラム4Aに形成された突条縁4Bを用いてその位置決
めを行うことができ、また、当該低摩擦シート1Kの、
大流量用の内側及び外側センタープレートから外側に突
出した部分の面積が小さくなるので、当該ダイアフラム
ポンプの駆動時に発生する騒音を抑えることができる。
【0024】なお、図6の例では、低摩擦シート1Kの
内側に突出部1Bが形成されているが、内側及び外側セ
ンタープレートのダイアフラムとの対向面に押圧用突起
52(図2及び図3参照)を形成しない場合には、不要
であることはいうまでもない。 また、突出部1Cは4
つでなくとも良い。すなわち突出部1Cの幅を比較的広
く設定すれば、該突出部1Cは例えば2つであっても、
低摩擦シート1Kの位置決めを行うことができる。さら
に、低摩擦シート1Aの中心から、突出部1Cの両側面
の角度を例えば180度を超える角度に設定すれば、該
突出部1Cは1つでも良い。
【0025】さて、低摩擦シートは円形であるものとし
て説明したが、多角形状であっても良いことは当然であ
る。この場合、ダイアフラムに形成される突条縁4Bの
形状も、低摩擦シートの外径形状に応じて決定される。
【0026】また、前記突条縁4Bは、連続して環状に
形成されなくても良い。すなわち、点線状となるよう
に、適宜に切欠部を有していても良い。
【0027】さらに、前記低摩擦シートは、フッ素樹脂
製であるものとして説明したが、ダイアフラムと内側及
び外側センタープレートの間に配置されて、それらの摩
擦力を減少させることができるものであれば、いかなる
材料により形成されても良いことは当然である。
【0028】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、低摩擦シートを、ダイアフラムに形成された
突条縁内に挿入可能であるので、該低摩擦シートが完全
に中心位置を保って組み立てられ、而してまたダイアフ
ラムの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1の実施例の縦断面図である。
【図2】 本考案の第2の実施例の縦断面図である。
【図3】 図2を中心線で切断した縦断組立図である。
【図4】 低摩擦シート1の平面図である。
【図5】 低摩擦シート1Aの平面図である。
【図6】 大流量用の低摩擦シート1Kの平面図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1K…低摩擦シート、1B,1C…突出部、
1D…切欠部、4A…ダイアフラム、4B…突条縁、5
A,50A…内側センタープレート、5B,50B…外
側センタープレート、52…押圧用突起、61,62…
ダイアフラム組立体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対のセンタープレートの間にダイアフラ
    ムを挟持し、ダイアフラムとセンタープレートとの間に
    低摩擦シートを介在させたダイアフラム組立体であっ
    て、 該ダイアフラムの両側の、該センタプレートの外端縁よ
    りも外側であって、かつ該低摩擦シートの外側輪郭形状
    の少なくとも一部に沿った位置に、該低摩擦シートの外
    端縁と係合してこれを位置決めするための突条縁を設
    け、該低摩擦シートの外端縁を該突条縁に係合させて位
    置決めし、該センタプレートを、少なくともその中央部
    で相互に、該ダイアフラムと共に固着してなるダイアフ
    ラム組立体。
JP1991051127U 1991-06-07 1991-06-07 ダイアフラム組立体 Expired - Lifetime JP2569497Y2 (ja)

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KR101610110B1 (ko) * 2014-09-30 2016-04-08 현대자동차 주식회사 차량용 알터네이터 댐퍼 풀리

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