JPH0238077Y2 - - Google Patents

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JPH0238077Y2
JPH0238077Y2 JP9690486U JP9690486U JPH0238077Y2 JP H0238077 Y2 JPH0238077 Y2 JP H0238077Y2 JP 9690486 U JP9690486 U JP 9690486U JP 9690486 U JP9690486 U JP 9690486U JP H0238077 Y2 JPH0238077 Y2 JP H0238077Y2
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JP
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diaphragm
slip sheet
center
center plate
protrusion
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JP9690486U
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JPS632885U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はダイアフラムポンプにおけるダイアフ
ラム保持構造に関するものである。
〔背景技術〕
ダイアフラムポンプにおけるダイアフラムに
は、コネクテイングロツドとの連結のために、セ
ンタープレートが中央部に固着されるが、このセ
ンタープレートとダイアフラムとの間には、ダイ
アフラムの往復振動に伴なつて摩擦が生じ、これ
が原因でゴム製であるダイアフラムに破れが生じ
ることがある。
このために、四弗化エチレン樹脂からなる低摩
擦係数のスリツプシートをセンタープレートとダ
イアフラムとの間に配設することが、実公昭50−
37530号公報において示されている。これは第1
1図に示すように、ダイアフラム1の中央部を表
裏から挟持するセンタープレート2,2と、ダイ
アフラム1との間に夫々スリツプシート3を配設
したものである。もつとも、センタープレート
2,2とダイアフラム1との間の全面にわたりス
リツプシート3を配置すると、ダイアフラム1が
往復振動する際にかかる張力がダイアフラム1の
中心部にまで達してしまうために、センタープレ
ート2,2のダイアフラム1側の面には環状の突
部20を設けるとともに、スリツプシート3はこ
の突部20の外周側にのみ配設されるようにして
いる。
ところが上記構造であると、その組立の際に、
第12図に示すようにスリツプシート3の位置が
ずれて、突部20とダイアフラム1との間にスリ
ツプシート3が入り込んだり、センタープレート
2,2とダイアフラム1との間の摩擦が最も問題
となるセンタープレート2,2の周縁部からスリ
ツプシート3が外れてしまつたりするという問題
を有していた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところはスリツプシートに位
置ずれを招くことなく組立がなされるダイアフラ
ム保持構造を提供するにある。
〔考案の開示〕
しかして本考案は、ダイアフラムの中央部をセ
ンタープレートで挟持するとともに、センタープ
レートとダイアフラムとの間に低摩擦係数のスリ
ツプシートを介在させたダイアフラム保持構造に
おいて、センタープレートから突設されてダイア
フラムに接する突部に対応する開口と、この開口
の内周側にあつてダイアフラム乃至センタープレ
ートとの間で位置決めがなされる位置決め部とが
スリツプシートに設けられていることに特徴を有
するものであつて、位置決め部の存在により、ス
リツプシートがダイアフラムやセンタープレート
と同心に組み立てられ、またスリツプシートの開
口を通じてセンタープレートの突部がダイアフラ
ムに接するようにすることで、突部によるセンタ
ープレートとダイアフラムとの間のずれ防止の機
能がスリツプシートで損なわれないようにしたも
のである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、ダイアフラム1はその中心部に貫
通孔とこの貫通孔の孔縁に形成されたフランジ1
0とを備えている。ダイアフラム1の中心部を挟
持するセンタープレート2,2は、フランジ10
が嵌まる環状溝21と、ダイアフラム1に接する
突部20とを備えている。更に四弗化エチレン樹
脂からなる低摩擦係数のスリツプシート3が、セ
ンタープレート2,2とダイアフラム1との間に
夫々配設されている。
ここで、センタープレート2,2に形成されて
いる突部20は、第3図に示すように円弧状に形
成されており、そしてスリツプシート3にはこれ
ら複数個の突部20に対応する円弧状の開口30
が複数個形成されており、更にこれら開口30よ
りも内周側に、ダイアフラム1のフランジ10が
嵌まる位置決め孔31がスリツプシート3に設け
られている。
従つて、これらダイアフラム1とセンタープレ
ート2,2及びスリツプシート3を組み立てた
時、センタープレート2,2の突部20とスリツ
プシート3の開口30とは、第4図に示すよう
に、常に同心に組み立てられるものであり、摩擦
が最も問題となるセンタープレート2,2の周縁
部からスリツプシート3が外れてしまうことがな
く、また突部20は開口30を通じてダイアフラ
ム1と接触するものである。尚、センタープレー
ト2,2における突部20は前記従来例で述べた
ような環状に形成されたものであつてもよい。ま
たスリツプシート3における開口部30は第5図
及び第6図に示すように、位置決め孔31とつな
がつた切欠として形成されていてもよい。
第7図に示す実施例は、ダイアフラム1にフラ
ンジ10がなく、センタープレート2,2の中心
の相互連結部22の外周にスリツプシート3の位
置決め孔31が嵌まるようにしたものである。
第8図乃至第10図に他の実施例を示す。これ
はセンタープレート2,2における突部20を円
弧状のものとするとともに、センタープレート
2,2中心の相互連結部22に、放射状の突起2
3を突設し、そしてスリツプシート3の開口30
を突起20の中心角よりやや大きい中心角を有す
る円弧状とするとともに、中心部の位置決め孔3
1に突起23が嵌まる係合溝32を設けたもので
ある。この場合、スリツプシート3は係合溝32
と突起23との係合によつて、軸まわりの回転方
向についても位置決めされるものであり、このた
めに第10図に示すように、突部20は必ず開口
30内に位置し、突部20とダイアフラム1との
間にスリツプシート3が介在することが確実に防
がれるものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案においては、センタープレ
ートとダイアフラムとの摩擦が大なる部分に、ス
リツプシートが確実に位置するように組立がなさ
れるものであつて、摩擦によるところのダイアフ
ラムの破れがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同
上のスリツプシートの平面図、第3図は同上のセ
ンタープレートの平面図、第4図は同上のスリツ
プシートとセンタープレートの平面図、第5図は
スリツプシートの他の例を示す平面図、第6図は
同上のスリツプシートとセンタープレートの平面
図、第7図は他の実施例の断面図、第8図は更に
他の実施例におけるセンタープレートの平面図、
第9図は同上のスリツプシートの平面図、第10
図は同上のセンタープレートとスリツプシートの
拡大平面図、第11図及び第12図は従来例の断
面図であつて、1はダイアフラム、2はセンター
プレート、3はスリツプシート、20は突部、3
0は開口、31は位置決め孔を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイアフラムの中央部をセンタープレートで挟
    持するとともに、センタープレートとダイアフラ
    ムとの間に低摩擦係数のスリツプシートを介在さ
    せたダイアフラム保持構造において、センタープ
    レートから突設されてダイアフラムに接する突部
    に対応する開口と、この開口の内周側にあつてダ
    イアフラム乃至センタープレートとの間で位置決
    めがなされる位置決め部とがスリツプシートに設
    けられているダイアフラム保持構造。
JP9690486U 1986-04-24 1986-06-25 Expired JPH0238077Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9690486U JPH0238077Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25
KR870002704A KR870010315A (ko) 1986-04-24 1987-03-24 전자식 펌프

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9690486U JPH0238077Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS632885U JPS632885U (ja) 1988-01-09
JPH0238077Y2 true JPH0238077Y2 (ja) 1990-10-15

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JP2569497Y2 (ja) * 1991-06-07 1998-04-22 日東工器株式会社 ダイアフラム組立体
JP5982659B2 (ja) * 2012-03-28 2016-08-31 株式会社Lixil 流量調節バルブのダイヤフラム弁体
CN108603617B (zh) * 2016-02-11 2020-09-04 丹佛斯有限公司 阀安排以及用于阀安排的隔膜组件

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JPS632885U (ja) 1988-01-09

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