JP2003013861A - ポンプ及びその製造方法 - Google Patents
ポンプ及びその製造方法Info
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- JP2003013861A JP2003013861A JP2002121427A JP2002121427A JP2003013861A JP 2003013861 A JP2003013861 A JP 2003013861A JP 2002121427 A JP2002121427 A JP 2002121427A JP 2002121427 A JP2002121427 A JP 2002121427A JP 2003013861 A JP2003013861 A JP 2003013861A
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
吸入側及び吐出側の流路2,3を有し、ポンプ室1を流
路2,3間に逆止弁機能を具備したポンプである。逆止
弁機能を有する薄膜で形成された逆止弁膜5と、逆止弁
膜5により圧力差で開閉される管路6を有する逆止弁筐
体7とでユニット化した逆止弁ユニット8を構成する。
この逆止弁ユニット8をポンプ室1と流路2,3間に固
着する。
Description
られる小型のポンプに関し、特に圧電アクチュエータの
作用を利用した圧電ポンプや電歪ポリマーアクチュエー
タの作用を利用して電歪ポリマーポンプの構造に関する
ものである。
200081号公報や米国特許第6,033,191号
等の公報に開示されている。
号に開示されているポンプを示しており、上部筐体aと
下部筐体bとの間にバルブシートcを介装して積層して
あり、下部筐体bの上面に吸入側及び吐出側の流路dを
形成してある。上部筐体aには圧電アクチュエータで振
動するダイヤフラムeを装着してあり、ダイヤフラムe
と上部筐体aの上面との間にポンプ室を形成してある。
ポンプ室内と吸入側及び吐出側の流路dとは夫々上部筐
体aの通孔fを介して連通しているが、通孔fと流路d
とが連通する部分にバルブシートcにて吸入側及び吐出
側の逆止弁を形成してある。しかしてダイヤフラムeを
振動させると、吸入側の流路dからエアがポンプ室に吸
入され、ポンプ室から吐出側の流路dにエアが吐出され
るようになっている。
にあっては、気密性確保のために、上部及び下部筐体
a,bの合わせ面全体の平面度、平行度を十分確保する
必要性や、上部筐体a、下部筐体b及びバルブシートc
の3層の同時位置決めが困難であるという問題がある。
また上部筐体aの極薄設計が不可能たなめ、ポンプ部か
ら逆止弁までの距離が増大するという問題がある。また
バルブシートcを上部筐体aと下部筐体bとで挟み込ん
で逆止弁を形成するに際し、位置決め精度が低下すると
ポンプ本体の加工歩留まりが低下する。さらに気密性確
保のために流路dに沿って上部及び下部筐体a,bの合
わせ面を図54に示すようにレーザ溶着する(符号gは
溶着部である)ことが行われているが、流路d部のバル
ブシートcと上部筐体a間のエアリークは不可避であ
り、圧縮効率が悪化するという問題がある。また流路d
部の形成自体も容易でない。
あって、製造が容易で、効率及び信頼性が高くコンパク
トなポンプ及びその製造方法を提供することを課題とす
る。
本発明のポンプは、ポンプ室1とこのポンプ室1に連通
する吸入側及び吐出側の流路2,3を有し、ポンプ室1
と流路2,3間に逆止弁機能を具備したポンプであっ
て、薄膜で形成された逆止弁膜5と、逆止弁膜5により
圧力差で開閉される管路6を有する逆止弁筐体7とでユ
ニット化した逆止弁ユニット8を構成し、この逆止弁ユ
ニット8をポンプ室1と流路2,3間に装着したことを
特徴とする。このように構成すると、逆止弁機能を確認
した後に逆止弁ユニット8をケーシング9に取り付ける
ことが可能となり、ポンプの信頼性が向上すると共にポ
ンプ本体の加工歩留まりが向上する。また長期使用等に
よる逆止弁の損傷が発生した場合でも、損傷した逆止弁
ユニット8のみを交換すればよいようにできる。
ンプ室1の容積を変化させることにより該ポンプ室1内
に流体を吸入したりポンプ室1から流体を吐出したりす
る圧電ポンプであって、圧電アクチュエータ10と金属
薄板11とを張り合わせたダイヤフラム12をケーシン
グ9に装着してそれらの間にポンプ室1を形成し、逆止
弁ユニット8をポンプ室1の近傍で上記ケーシング9に
装着してポンプ室1から両逆止弁膜5までの流体部の体
積を小さくしたことを特徴とすることも好ましい。この
場合、圧電アクチュエータ10でダイヤフラム12を駆
動して流体の吸入吐出ができる。圧電アクチュエータ1
0でダイヤフラム12を駆動する圧電ポンプとすること
でコンパクトにできる。またこのときポンプ室1から両
逆止弁膜5までの流体部の体積を小さくしたことによ
り、吐出するときのポンプ室1の内部圧力が高くなる。
従って、高圧流体を吐出することができ、ポンプ効率が
向上する。
用にてポンプ室1の容積を変化させることにより該ポン
プ室1内に流体を吸入したりポンプ室1から流体を吐出
したりする電歪ポリマーポンプであって、電歪ポリマー
アクチュエータ10からなるダイヤフラム12をケーシ
ング9に装着してそれらの間にポンプ室1を形成し、逆
止弁ユニット8をポンプ室1近傍で上記ケーシング9に
装着してポンプ室1から両逆止弁膜5までの流体部の体
積を小さくしたことを特徴とすることも好ましい。この
場合、電歪ポリマーアクチュエータ30からなるダイヤ
フラム12を駆動して流体の吸入吐出ができる。電歪ポ
リマーアクチュエータ30からなるダイヤフラム12を
駆動する電歪ポリマーポンプとすることでコンパクトに
できる。またこのときポンプ室1から両逆止弁膜5まで
の流体部の体積を小さくしたことにより、吐出するとき
のポンプ室1の内部圧力が高くなる。従って、高圧流体
を吐出することができ、ポンプ効率が向上する。
を略同心円状に交互に複数層形成した電歪ポリマーアク
チュエータ30を略円盤状の金属板33に張り合わせた
ダイヤフラム構造とし、電極極性が交互に反転するよう
に電圧を印加した時の、電歪ポリマーアクチュエータ3
0の縮み方向のストローク量と発生力を利用して屈曲運
動をし得るようにしたことを特徴とすることも好まし
い。この場合、従来は困難であった電歪ポリマーアクチ
ュエータの屈曲運動が背面圧等なしに行え、印加電圧値
に応じて屈曲変位量が可変な高い効率のダイヤフラム型
のポンプが得られる。また伸縮部31と電極32とを略
同心円状に交互に複数層積層して電歪ポリマーアクチュ
エータ30を構成したことにより、低印加電圧で高出力
が得られる。
体の吐出側の逆止弁ユニット8とを同一形状とし、吸入
側と吐出側とで逆止弁ユニット8を上下逆にしてケーシ
ング9に装着したことを特徴とすることも好ましい。こ
の場合、流体の吸入側と吐出側に設ける逆止弁ユニット
8を共通化できるために加工コストの低減ができる。
設置面の反対側からケーシング9に装着したことを特徴
とすることも好ましい。この場合、ダイヤフラム12を
取り外すことなく逆止弁ユニット8の交換が可能とな
る。
設置する第1のケーシング部9aと、該第1のケーシン
グ部9aとは別部品であり逆止弁ユニット8を取り付け
る第2のケーシング部9bとにより構成したことを特徴
とすることも好ましい。ダイヤフラム12は外力による
損傷を生じやすいが、上記のようにすると、ダイヤフラ
ム12設置部と逆止弁ユニット8設置部を分離できるた
め、ダイヤフラム12の交換や逆止弁ユニット8のそれ
ぞれ交換が容易に行うことができる。ダイヤフラム12
を変更しても、同一の逆止弁ユニット8の組み合わせが
利用できるため、ダイヤフラム12変更によるポンプ特
性の評価が容易に行える。
間、または第1のケーシング部9aと第2のケーシング
部9bとの間の少なくとも一方を嵌め合い構造とし、こ
の嵌め合い部分を締まりばめの加工公差にして圧入によ
り装着したこを特徴とすることも好ましい。この場合、
逆止弁ユニット8(若しくはダイヤフラム12)の交換
時にはケーシング9と逆止弁ユニット8(若しくはケー
シング部9aとケーシング部9b)を容易に分離でき
る。また締まりばめ加工公差により逆止弁ユニット8
(若しくはケーシング部9b)を容易にケーシング9
(若しくはケーシング部9a)に固着でき、圧入による
気密性の確保ができ、ポンプの信頼性が向上する。
間、または第1のケーシング部9aと第2のケーシング
部9bとの間の少なくとも一方を嵌め合い構造とし、こ
の嵌め合い部分を中間ばめ若しくは隙間ばめの加工公差
にして接着若しくは溶着にて取付けたことを特徴とする
ことも好ましい。この場合、接着若しくは溶着によりケ
ーシング9と逆止弁ユニット8との間(若しくはケーシ
ング部9aとケーシング部9bとの間)の気密性が確実
に確保できる。
間、または第1のケーシング部9aと第2のケーシング
部9bとの間の少なくとも一方を嵌め合い構造とし、こ
の嵌め合い部分にねじ山を形成してねじ込み固着したこ
とを特徴とすることも好ましい。この場合、ねじ構造に
より逆止弁ユニット8(若しくはケーシング部9b)を
ケーシング9(若しくはケーシング部9a)に容易に固
着できる。また逆止弁ユニット8(若しくはダイヤフラ
ム12)の交換時には逆止弁ユニット8(若しくはケー
シング部9b)とケーシング9(若しくはケーシング部
9a)を容易に分離できる。
止弁膜5を配置し、逆止弁膜5を逆止弁筐体7に接合し
たことを特徴とすることも好ましい。この場合、逆止弁
機能として必要な薄膜サイズの逆止弁膜5のみを使用す
るために薄膜材料の歩留まりがよい。
止弁筐体7の管路6を塞ぐように配置し、管路6を含む
通気口13の周囲を接合したことを特徴とすることも好
ましい。この場合、逆止弁機能部分以外の薄膜サイズを
自由に設定できるために組み立てるときのハンドリング
が容易で、溶着も容易に行うことができる。
るように通気口13を形成したことを特徴とすることも
好ましい。この場合、簡単な構成で確実に動作する逆止
弁を形成できると共に逆止弁膜5の高い位置決め精度も
必要としない。
の接線と平行な1条の通気口13を形成したことを特徴
とすることも好ましい。この場合、リークを発生しにく
いようにできる。
の接線と平行な通気口13を周方向に複数個点在するよ
うに形成したことを特徴とすることも好ましい。この場
合、逆止弁膜5に皺が発生しにくいようにできる。
を連続した曲線状にしたことを特徴とすることも好まし
い。この場合、テンションによる逆止弁膜5の破損が抑
えられる。
し、管路6を挟んだ2辺を接合したことを特徴とするこ
とも好ましい。この場合も簡単な構成で逆止弁を形成で
きると共に逆止弁膜5の高い位置決め精度を必要としな
い。
管路6を塞ぐように配置し、上記開口し得る1辺を除い
て管路6の周囲を接合したことを特徴とすることも好ま
しい。この場合も簡単な構造で逆止弁機能を持たせるこ
とができると共にリークが発生しにくいようにできる。
し、管路6の周辺に沿って逆止弁膜5をスポット的に接
合して、接合部14間を通気口にしたことを特徴とする
ことも好ましい。接合部14が管路5を中心とする円周
上のために逆止弁膜5に皺が発生しにくい。
路6を塞ぐように配置し、略多角形状の各頂点部を接合
したことを特徴とすることも好ましい。この場合も逆止
弁膜5の接合部14が管路6を中心とする円周上のため
に逆止弁膜5に皺が発生しにくいばかりでなく、開口す
る辺が直線形状になるために逆止弁膜5の捲れ上がりが
発生しない。
形成したフラップ部5bを有し、フラップ部5bの周囲
に沿って逆止弁膜5を逆止弁筐体7に接合したことを特
徴とすることも好ましい。この場合、構成が簡素で高い
位置決め精度を必要としない逆止弁ユニット8を提供す
ることができる。さらに、薄膜の曲げ弾性により流路を
開閉することができ、薄膜のテンションによる圧力損失
を低減できる。
所定の間隔で離間した複数の開口部6aにより形成し、
該複数の開口部6aで囲まれる中央にフラップ部5bを
支承するサポート部6bを形成したことを特徴とするこ
とも好ましい。この場合、薄膜の引き込みによる流体の
リークを防止でき、差圧をさらに大きくすることができ
る。
5の片側のみをその長手方向と直交する方向に逆止弁筐
体7に接合したことを特徴とすることも好ましい。この
場合、構成が簡素で高い位置決め精度を必要としない逆
止弁ユニット8を提供することができる。さらに、薄膜
の曲げ弾性により流路を開閉することができ、薄膜のテ
ンションによる圧力損失を低減できる。
サ7a,7bで形成すると共にこの第1及び第2のスペ
ーサ7a,7bを嵌め合い構造とし、第1及び第2のス
ペーサ7a,7b間で逆止弁膜5を挟み込んで接合した
ことを特徴とすることも好ましい。この場合、締まりば
め加工公差により逆止弁膜5を容易に接合できる。
したことを特徴とすることも好ましい。この場合、第1
及び第2のスペーサ7a,7b間のエアリークをなくす
ことができる。
に溶着すると、溶着により逆止弁膜5の接合を確実に行
うことができる。
サ7a,7bで形成すると共にこの第1及び第2のスペ
ーサ7a,7b間に逆止弁膜5を挟み込み、第1及び第
2のスペーサ7a,7bと逆止弁膜5を一体に溶着した
ことを特徴とすることも好ましい。この場合、3層溶着
のために逆止弁膜5に溶着ダメージが生じにくい。
形成された逆止弁膜5に通気口13を形成し、逆止弁膜
5により圧力差で開閉する管路6を逆止弁筐体7に形成
し、逆止弁膜5を逆止弁筐体7の管路6を塞ぐように配
置し、管路6を含む通気口13の周囲の逆止弁膜5を逆
止弁筐体7に接合して逆止弁膜5と逆止弁筐体7により
逆止弁ユニット8を形成し、該逆止弁ユニット8をケー
シング9に取り付けることを特徴とする。この場合、薄
膜への通気口13の形成が容易で、溶着時にも高い位置
決め精度を必要としない。
力差で開閉する管路6を逆止弁筐体7に形成し、逆止弁
膜5を逆止弁筐体7の管路6を塞ぐように配置し、管路
6の周囲で逆止弁膜5を逆止弁筐体7に接合した後に接
合部14と管路6の間で逆止弁膜5に通気口13を形成
し、逆止弁ユニット8をケーシング9に取り付けること
を特徴とすることも好ましい。この場合、逆止弁膜5接
合時の位置決めが一切不要で、適所に通気口13を後形
成できる。
レーザにより行うことを特徴とすることも好ましい。こ
の場合、加工熱による皺の発生がなく、薄膜を微細加工
できる。逆止弁筐体7に、後加工によるダメージ(レー
ザ痕)が残りにくい。
力差で開閉する管路6を逆止弁筐体7に形成し、逆止弁
膜5を逆止弁筐体7の管路6を塞ぐように配置し、ガラ
スで逆止弁膜5と逆止弁筐体7とを圧接しながらレーザ
を照射して溶着して逆止弁膜5と逆止弁筐体7とにより
逆止弁ユニット8を形成し、逆止弁ユニット8をケーシ
ング9に取り付けることを特徴とすることも好ましい。
この場合、逆止弁膜5と逆止弁筐体7とを密着保持して
逆止弁筐体7と逆止弁膜5とを一体溶着でき、気密性が
向上する。
する遮蔽手段を利用して逆止弁膜と逆止弁筐体の所定の
部位を同時溶着することを特徴とすることも好ましい。
この場合、溶着熱の影響を緩和される。
て、図面を参照しながら説明する。
フラム型のポンブを示しており、円盤状のダイヤフラム
12と円盤状のケーシング9と逆止弁ユニット8とで構
成されている。ダイヤフラム12はケーシング9の上面
に載設され、ダイヤフラム12の周縁をケーシング9の
上面に溶着したり接着したりして固定されており、ダイ
ヤフラム12とケーシング9の上面との間にポンプ室1
が形成されている。図1に示すポンプの場合、例えばダ
イヤフラム12の外径Aがφ20mmであり、ケーシン
グ9の外径Bはφ22mmであり、高さCは3mmであ
る。
入側の流路2とポンプ室1から吐出する吐出側の流路3
とがケーシング9の厚さ方向に形成されている。ポンプ
室1と上記流路2,3との間には逆止弁収納部18を設
けてあり、逆止弁収納部18には逆止弁ユニット8を収
納して装着してある。逆止弁ユニット8は弾性を有する
薄膜よりなる逆止弁膜5と、逆止弁膜5により圧力差で
開閉される管路6を有する逆止弁筐体7とで構成されて
いる。逆止弁筐体7には貫通するように管路6が形成さ
れており、この管路6にて流路2,3とポンプ室1内と
が連通している。
ペーサ7bとで構成されており、管路6を塞ぐように第
1スペーサ7aと第2スペーサ7bとの間に逆止弁膜5
を配置し、第1スペーサ7aと第2スペーサ7bと逆止
弁膜5とを一体化することにより逆止弁筐体7に逆止弁
膜5を装着してある。吸入側の流路2に設けられた逆止
弁ユニット8では流路2からポンプ室1側に圧力を受け
ることにより上方に撓んで開くようになっており、ポン
プ室1側に位置する第1スペーサ7aに逆止弁膜5が撓
み得る径の大きな空間19を設けてある。吐出側の流路
3に設けられた逆止弁ユニット8ではポンプ室1から流
路3側に圧力を受けることにより下方に撓んで開くよう
になっており、ポンプ室1と反対側に位置する第2スペ
ーサ7bに逆止弁膜5が撓み得る径の大きな空間19を
設けてある。
動させられ、この振動にて吸入側の流路2からポンプ室
1内に流体が吸入され、ポンプ室1で圧縮された流体は
吐出側の流路3から吐出される。吸入時には図4(a)
に示すようにダイヤフラム12がケーシング9から離れ
るように駆動されるが、このとき吸入側の流路2に連通
する逆止弁膜5が開かれると共に吐出側の流路3に連通
する逆止弁膜5が閉じられるため、吸入側の流路2から
ポンプ室1内に流体を吸入できる。吐出時には図4
(b)に示すようにダイヤフラム12がケーシング9に
密着する方向に駆動されるが、このとき吸入側の流路2
に連通する逆止弁膜5が閉じられると共に吐出側の流路
3に連通する逆止弁膜5が開かれるため、ポンプ室1か
ら吐出側の流路3に流体を吐出できる。
弁ユニット8をケーシング9とは別体として構成したの
で、逆止弁ユニット8の逆止弁機能を確認した後に逆止
弁ユニット8をケーシング9に取り付けることができ、
ポンプ本体の加工歩留まりを向上できる。また長期使用
等による逆止弁の損傷が発生した場合でも、損傷した逆
止弁ユニット8のみを交換することができる。
うな金属薄板11と圧電アクチュエータ10とで構成さ
れている。圧電アクチュエータ10はPZT素子のよう
な圧電素子に銀のような金属の導体の電極を設けて形成
されている。そして圧電アクチュエータ10に正負の電
圧(例えば、商用交流電圧)を印加することで圧電アク
チュエータ10にてダイヤフラム12が反転駆動され、
ポンプの作用をさせることができる。
ーサ7aが例えば透明PC樹脂にて形成されており、第
2スペーサ7bが例えば黒PC樹脂にて形成されてお
り、逆止弁膜5が例えばPC樹脂にて形成されており、
ケーシング9が例えばPPA樹脂にて形成されている。
るケーシング9の上面から逆止弁膜5までの距離が短く
なっており、ポンプ室1に流体を吸入したときのポンプ
室1から両逆止弁膜5までの流体部が体積が小さくなっ
ている。ポンプ室1に流体を吸入したとき、ポンプ室1
から両逆止弁膜5まで流体部体積をVとし、このVに対
して吐出する容積である排除容積をΔVとし、初期圧力
Pに対する内部圧力上昇部をΔPとすると、ΔP=ΔV
/(V−ΔV)×Pの関係から、Vを小さくすることに
よりΔPが大きくなる。
チュエータ10に代えて電歪ポリマーアクチュエータ3
0を用いている。図5の電歪ポリマーアクチュエータ3
0の場合、円盤状の伸縮部31の両面に円盤状の電極3
2を一体に装着して形成され、誘電分極により延伸する
ようになっており、電歪ポリマーアクチュエータ30自
体でダイヤフラム12を形成してある。上記伸縮部31
はシリコンゴム、アクリル樹脂等のシート状の絶縁伸縮
材料から構成されている。電極32は導電性伸縮材料に
て形成されている。図6(a)に示すように電圧を印加
していない場合には電歪ポリマーアクチュエータ30が
変形しないが、図6(b)のように電圧を印加した場
合、電歪ポリマーアクチュエータ30が厚み方向に縮
み、これと直交する方向に伸びる(径方向に伸びる)。
なるダイヤフラム12はケーシング9の上面に載設さ
れ、ダイヤフラム12の周縁をケーシング9に上面に接
着したり溶着したりして固定されている。この電歪ポリ
マーアクチュエータ30からなるダイヤフラム12には
背圧発生手段にて図5の矢印P方向に背圧が常に加えら
れており、矢印P方向に屈曲しやすいように付勢されて
いる。かかる背圧発生手段としては、圧縮空気による正
圧の印加やばねによる付勢等がある。
に電圧を印加したとき径方向に伸び、電圧を印加しない
ときには元の状態に復帰するが、伸びたときに背圧にて
図5のようにダイヤフラム12が屈曲変形する。これに
より電圧の印加を繰り返すとダイヤフラム12が振動
し、ポンプ室1の容積を変化させることにより該ポンプ
室1内に流体を吸入したりポンプ室1から流体を吐出し
たりする。このときポンプ室1から両逆止弁膜5までの
流体部の体積を小さくしてあり、吐出するときのポンプ
室1の内部圧力が高くなる。従って、高圧流体を吐出す
ることができ、ポンプ効率が向上する。このような電歪
ポリマーアクチュエータ30の屈曲運動を利用してダイ
ヤフラム12を駆動すると、高効率のダイヤフラムポン
プが得られる。
タ30は環状の伸縮部31と環状の電極32とを略同心
円状に交互に複数層並べて積層一体化して形成されてお
り、電歪ポリマーアクチュエータ30に円盤状の薄肉の
金属板33を張り合わせてダイヤフラム12を形成して
ある。このダイヤフラム12も図8に示すようにケーシ
ング9に固定してある。
の電極32には極性が交互に反転するように電圧を印加
することで駆動されるのであるが、電圧を印加しない状
態では図9(a)の状態であるが、電圧を印加した状態
では図9(b)に示すように誘導分極により径方向に縮
む。これにより電歪ポリマーアクチュエータ30に金属
板33を張り合わせたダイヤフラム12では電圧を印加
しない状態では図10(a)の状態であるが、金属板3
3が径方向に縮まないので電圧を印加した状態では図1
0(b)のように凹形状に変形し、これにより図7の矢
印Qの屈曲方向に屈曲する。
2に電圧を印加しないときは図8(a)のように平板状
になってポンプ室1に流体が吸入され、電極32に電圧
を印加したときは図8(b)の状態のように屈曲して流
体を排出することができる。このように電歪ポリマーア
クチュエータ30に金属板33を張り付けたダイヤフラ
ム12の場合、電歪ポリマーアクチュエータ30の屈曲
運動が、背圧等なしに行え、印加電圧値に応じて屈曲変
位量が可変な高効率ダイヤフラムポンプが得られる。ま
た電歪ポリマーアクチュエータ30が上記のような積層
構造により、低印加電圧で高出力が得られる。
の場合、円環状の伸縮部31と円環状の電極32とを交
互に同心円状に設けてあったが、図11(a)に示すも
のの場合、多角環状の伸縮部31と多角環状の電極32
とを交互に略同心円状に設けてある。この場合も電極3
2に電圧を印加することにより、ダイヤフラム12が図
11(a)の矢印Qの方向に屈曲する。
エータ30の場合、渦巻き状の伸縮部31と伸縮部31
の両側の渦巻き状の電極32とを略同心円状に設けてあ
る。この例の電極32の場合、伸縮部31を介さない電
極32間に絶縁層を設けてある。この場合も電極32に
電圧を印加することにより、ダイヤフラム12が図11
(b)の矢印Qの方向に屈曲する。
(b)は、流体の吸入側の逆止弁ユニット8と流体の吐
出側の逆止弁ユニット8とを同一形状とし、吸入側と吐
出側とで逆止弁ユニット8を上下逆にしてケーシング9
に固着したことを特徴とする例である。
スペーサ7aと第2スペーサ7bとで形成されている
が、本実施の形態では、第1スペーサ7aと第2スペー
サ7bが同じ厚さで同じ外径の円盤状に形成されてい
る。また第1スペーサ7aが例えば透明PC樹脂にて形
成されており、第2スペーサ7bが例えば黒PC樹脂に
て形成されており、逆止弁膜5が例えば透明PC樹脂に
て形成されている。第1スペーサ7aと第2スペーサ7
bとの間に逆止弁膜5を装着してあるが、第1スペーサ
7aに逆止弁膜5が撓み得る径の大きな空間19を設け
てある。そして吸入側では第1スペーサ7a側がポンプ
室1側になるように逆止弁ユニット8を取り付けてあ
り、吐出側では第2スペーサ7bがポンプ室1側になる
ように逆止弁ユニット8を取り付けてある。上記のよう
にすると、流体の吸入側と吐出側に設ける逆止弁ユニッ
ト8を共通化できるために加工コストの低減ができる。
逆止弁ユニット8をダイヤフラム12設置面の反対側か
らケーシング9に取付けた実施の形態を示している。
止弁筐体7は第1スペーサ7aと第2スペーサ7bと第
3スペーサ7cとで形成されている。また第1スペーサ
7aが例えば透明PC樹脂にて形成されており、第2ス
ペーサ7bや第3スペーサ7cが例えば黒PC樹脂にて
形成されており、逆止弁膜5が例えば透明PC樹脂にて
形成されている。第1スペーサ7aと第2スペーサ7b
との間に逆止弁膜5を装着してあるが、吸入側の逆止弁
ユニット8では第1スペーサ7a側に逆止弁膜5が撓み
得る空間19を設けてあり、吐出側の逆止弁ユニット8
では第2スペーサ7b側に逆止弁膜5が撓み得る空間1
9を設けてある。
ケーシング9の逆止弁収納部18に取り付けるとき、ケ
ーシング9のダイヤフラム12設置面と反対側から挿入
して装着してある。このように逆止弁ユニット8をケー
シング9に取り付けてあると、ダイヤフラム12を取り
外すことなく逆止弁ユニット8の交換ができる。
ダイヤフラム12を設置するケーシング部9aと、逆止
弁ユニット8を取り付けるケーシング部9bとを別部品
にて構成した実施の形態を示している。
盤状のケーシング9が別部品のケーシング部9aとケー
シング部9bとで構成されている。ケーシング部9aは
円環状に形成されており、中央に穴部20を有してい
る。ケーシング部9bは円盤状で上面に突部21を有し
ており、ケーシング部9aの穴部20に突部21を嵌め
込むことでケーシング部9aにケーシング部9bを一体
化してある。ケーシング部9aの上にはダイヤフラム1
2を配置してあり、ダイヤフラム12の周縁をケーシン
グ部9aの上面に接着してある。ケーシング部9bには
逆止弁ユニット8を取り付けてある。
傷を生じやすいが、上記のようにすると、ダイヤフラム
12設置部と逆止弁ユニット8設置部を分離できるた
め、ダイヤフラム12の交換や逆止弁ユニット8のそれ
ぞれ交換が容易に行える。ダイヤフラム12を変更して
も、同一の逆止弁ユニット8の組み合わせが利用できる
ため、ダイヤフラム12変更によるポンプ特性の評価が
容易に行える。
対する取り付け方、あるいは、二つのケーシング部9
a,9bとの取り付け方について説明する。
20にケーシング部9bの突部21を締まりばめにより
一体的に取り付け、逆止弁ユニット8は、ケーシング部
9bの逆止弁収納部18に締まりばめにより取り付ける
ことができる。例えば、穴部20と突部21の嵌め合い
については、穴部20及び突部21の径がφ16mmの
場合、穴部20の公差を+0.018〜0mmに、突部
21の公差を+0.029〜+0.018mmに設定す
ることができる。
り、逆止弁ユニット8(若しくはダイヤフラム12)の
交換時にはケーシング9と逆止弁ユニット8(若しくは
ケーシング部9aとケーシング部9b)を容易に分離で
きる。また締まりばめ加工公差により逆止弁ユニット8
(若しくはケーシング部9b)を容易にケーシング9
(若しくはケーシング部9a)に固定でき、圧入による
気密性の確保ができる。
間、あるいは、別部品のケーシング部9aとケーシング
部9bとの間を中間ばめあるいは隙間ばめの加工公差に
して接着若しくは溶着にて固定することもできる。
mmであり、穴部20の公差は+0.018〜0に、突
部21の公差を0〜−0.018に設定すると共に、嵌
合後、ケーシング部9a及びケーシング部9bを接着あ
るいは溶着により固定することができる。図15は、ケ
ーシング部9aとケーシング部9bとの間を接着剤で接
着した例を示しており、同図において、22は接着剤塗
布部を示している。
とによりケーシング9と逆止弁ユニット8との間(若し
くはケーシング部9aとケーシング部9bとの間)の気
密性が確実に確保できる。
面及びケーシング部9bの突部21外周面にそれぞれ雌
ねじ及び雄ねじを形成し、一方を他方に螺着することに
より両者を固定することもできる。同様に、ケーシング
部9bの逆止弁収納部18の内周面及び逆止弁ユニット
8の外周面にそれぞれ雌ねじ及び雄ねじを形成し、一方
を他方に螺着することにより両者を固定することもでき
る。
ニット8(若しくはケーシング部9b)のケーシング9
(若しくはケーシング部9a)に対する固定あるいは分
離を容易に行うことができる。
形態の1〜5では、逆止弁の機能を達成する部材として
逆止弁膜5を採用しているが、次に逆止弁膜の種々の形
態について説明する。
ユニット8における逆止弁膜5の取り付け部を示してお
り、薄膜からなる逆止弁膜5を帯状(矩形状)に形成
し、逆止弁膜5を管路6を塞ぐように跨がせて配置した
後、管路6を跨いだ位置でそれぞれ逆止弁膜5の長手方
向と直交する方向に逆止弁膜5を溶着して接合してあ
る。図中14は接合部である。
に示されるように、逆止弁膜5の長手方向と平行な縁部
が開き、閉じた状態では図18(a)(b)に示される
ように、管路6が閉じられる。
逆止弁として最低限必要なサイズの薄膜のみで逆止弁膜
5を構成できるので薄膜の材料を節約することができて
歩留まりがよい。
の通気口13が形成された逆止弁膜5を逆止弁筐体7の
管路6を跨ぐように配置し、管路6を含む通気口13の
周囲を接合部14により溶着している。
逆止弁膜5の通気口13を開いた状態を、図21(a)
(b)、管路6が逆止弁膜5により閉じた状態を示して
いる。
定できるため、組み立てるときのハンドリングが容易
で、溶着も容易に行うことができる。
なる逆止弁膜5を管路6を塞ぐように配置した例を示し
ている。管路6の両側で一対のスリット状の通気口13
を平行に逆止弁膜5に形成してあり、この通気口13の
周囲を全周に亙って接合部14にて円環状に接合してあ
る。
止弁膜5の通気口13が開くと、逆止弁膜5の一対の通
気口13間の部分が横向き半円筒状に盛り上がる。
止弁を形成できると共に逆止弁膜5の高い位置決め精度
も必要としない。
5における管路6から離れた部位に1条のスリット状の
通気口13を形成してもよい。通気口13は、管路6の
外周の接線方向と平行に延び、通気口13の周囲が全周
に亙って設けられた円環状の接合部14により逆止弁膜
5はケーシング9に溶着される。
5の通気口13が開くと、逆止弁膜5の通気口13から
管路6に至る部分が盛り上がる。
との距離が短くても、リークが発生しにくい。
の通気口13を逆止弁膜5に形成することもできる。詳
述すると、矩形状の薄膜からなる逆止弁膜5を管路6を
塞ぐように配置してあり、逆止弁膜5には、管路6の外
周から離れた位置で管路6の外周の接線方向と平行なス
リット状の通気口13を周方向に複数条(例えば、3
条)点在するように穿孔されている。逆止弁膜5は、通
気口13の周囲が全周に亙って円環状の接合部14によ
り溶着される。図24(b)は、逆止弁膜5の通気口1
3が開いた状態を示している。
る円周状に位置すると共に通気口13が周方向に等間隔
に点在するために逆止弁膜5に皺が発生しにくい。
部は曲線状に形成する必要があり、通気口13を矩形等
の角張ったコーナー部を有する形状に形成した場合、逆
止弁膜5にテンションが加わると、コーナー部に亀裂が
発生しやすい。また、通気口13を円形あるいは円形に
近い形状に形成しても、テンションによる逆止弁膜5の
破損が抑えられる。すなわち、逆止弁膜5に形成する通
気口13の形状は、連続した曲線状とするのがよい。
5を管路6を塞ぐように配置して、逆止弁膜5の開口し
得る1辺を管路6に近接配置したものであり、1辺を除
いて管路6の周囲を囲むように略U字状に接合部14に
て溶着して接合してある。
示されるように、1辺のみが開き、図27(a)(b)
に示されるように逆止弁膜5により管路6が閉じられ
る。
せることができると共にリークが発生しにくい。
塞ぐように逆止弁膜5を配置し、管路6の周辺に沿って
逆止弁膜5をスポット的に溶着して、接合部14間を通
気口とすることもできる。図28の例では、逆止弁膜5
の周囲の3箇所を周方向に等間隔に溶着してある。
示されるように、接合部14以外の3辺が膨れ上がって
開かれ、図30(a)(b)に示されるように、管路6
は閉じられる。
る円周上にしてあると、逆止弁膜5に皺が発生しにく
い。
状に形成した逆止弁膜5を管路6を塞ぐように配置し、
各頂点部を接合して、接合部14間を通気口とすること
もできる。
止弁膜5が多角形の一例としての三角形状に形成されて
おり、図32(a)(b)に示されるように、直線状の
3辺が膨れ上がって開かれ、図33(a)(b)に示す
ように、管路6は閉じられる。
路6を中心とする円周上のために逆止弁膜5に皺が発生
しにくく、開口する辺が直線形状のために逆止弁膜5の
捲れ上がりが発生しない。
弧状あるいは半円状に薄膜を切り欠いてフラップ部5b
を形成した逆止弁膜5を管路6を塞ぐように配置し、管
路6及び切欠部5aの周辺に沿って逆止弁膜を円形に溶
着して、切欠部5aの内側に形成された略半円形のフラ
ップ部5bを弁膜とすることもできる。
るように、弁体であるフラップ部5bが揺動して管路6
を開閉する。
度を必要としないばかりでなく、弁膜の曲げ弾性により
管路6の開閉を行うことができるため、弁膜のテンショ
ンによる圧力損失を低減できる。
に、管路6を所定の間隔で離間した複数(例えば、3
つ)の円弧状の開口部6aにより構成し、複数の開口部
6aの中央にフラップ部5bを支承するサポート部6b
を形成するのがよい。
フラップ部5bが閉じると、管路6を塞ぐフラップ部5
bの中心部が管路6の内部に向かって引き込まれるが、
図35(a)(b)の形状の場合、フラップ部5bが閉
じても、フラップ部5bの中心部が管路6の内部に向か
って引き込まれることがなく、流体のリークが発生しに
くく、内部圧力をさらに大きくすることができる。
ず、円形、楕円形等他の形状でもよい。また、図35
(a)(b)の管路形状は、既に説明した逆止弁膜5に
対しても適用可能である。
膜からなる逆止弁膜5を帯状(矩形状)に形成し、逆止
弁膜5を管路6を塞ぐように跨がせて配置した後、逆止
弁膜5の片側のみその長手方向と直交する方向に溶着す
ることもできる。
のフラップ部5bが弁体として作用し、図36(b)に
示されるように、フラップ部5bが揺動して管路6を開
閉する。
決め精度を必要としないばかりでなく、弁膜の曲げ弾性
により管路6の開閉を行うことができるため、弁膜のテ
ンションによる圧力損失を低減できる。
至図39は、逆止弁筐体7を第1及び第2のスペーサ7
a,7bで形成すると共にこの第1及び第2のスペーサ
7a,7bを嵌め合い構造とし、第1及び第2のスペー
サ7a,7b間で逆止弁膜5を挟み込んで接合したもの
である。逆止弁膜5の通気口については、上述したよう
に種々の形態があり、ここでは省略している。
径及び第2スペーサ7bの嵌合突部の外径がφ4mm
で、逆止弁膜5の厚さが0.002mmの場合、第1ス
ペーサ7aの嵌合凹部の内径公差を+0.02mm〜+
0.01mmに設定し、第2スペーサ7bの嵌合突部の
外径公差を−0.01mm〜−0.02mmに設定する
と、第1及び第2スペーサ7a,7bを締まりばめによ
り、容易に接合できる。
7aと第2スペーサ7bとの間に逆止弁膜5を挟み込
み、第1スペーサ7a及び第2スペーサ7bを全周に亙
って接着してもよい。
逆止弁筐体7の上に薄膜からなる逆止弁膜5を配置し、
逆止弁筐体7の外周部に逆止弁膜5を溶着しても、逆止
弁膜5の逆止弁筐体7に対する接合を確実に行うことが
できる。図中、25は溶着部を示している。
に、逆止弁筐体7を第1スペーサ7aと第2スペーサ7
bとで構成し、第1スペーサ7aと第2スペーサ7bと
の間に薄膜よりなる逆止弁膜5を挟み込み、全周に亙っ
て第1スペーサ7a、第2スペーサ7b及び逆止弁膜5
の3者を溶着してもよい。この場合、3層溶着のために
逆止弁膜5に溶着ダメージが生じにくい。
製造に際し、薄膜に予め通気口13を穿孔して、あるい
は、薄膜を予め所定の形状にして逆止弁膜5を形成する
とともに、逆止弁膜5により圧力差で開閉する管路6を
逆止弁筐体7に形成した後、逆止弁膜5を管路6を塞ぐ
ように配置して逆止弁筐体7と一体化して逆止弁ユニッ
ト8を形成し、さらにこの逆止弁ユニット8をポンプ室
1と流路2,3との間のケーシング9に取り付ける。こ
の方法は、薄膜への通気口13の形成が容易である。
筐体7とを一体化して逆止弁ユニット8を形成した後、
穿孔することもできる。この場合、逆止弁膜5取り付け
時の位置決めが一切不要で、適所に通気口13を後形成
できる。
止弁膜5への通気口13の形成をエキシマレーザにより
行うこともできる。
ーサ7aと第2スペーサ7bとで形成されているが、エ
キシマレーザ等のレーザを使用する場合、第1スペーサ
7aは例えば透明PC樹脂にて形成され、第2スペーサ
7bは例えば黒PC樹脂により形成される。通気口13
を加工する前に薄膜を第1スペーサ7aと第2スペーサ
7bとの間に挟み込むと共に接合部14で溶着にて接合
して逆止弁ユニット8を組み立てる。そして、エキシマ
レーザのレーザ装置28からレーザ光27を照射して通
気口13を穿孔する。
を穿孔すると、加工熱による皺の発生がなく、薄膜の逆
止弁膜5を微細加工できる。また、逆止弁筐体7に、後
加工によるダメージ(レーザ痕)が残りにくい。
体7の上に弾性を有する薄膜で形成された逆止弁膜5を
管路6を塞ぐように配置し、図48に示されるように、
その上にガラス16を載せると共にガラス16で逆止弁
膜5を逆止弁筐体7に圧接しながら、レーザを照射して
溶着部25にて溶着している。
を密着保持して逆止弁筐体7と逆止弁膜5とを一体溶着
すると、確実且つ皺がないように溶着することが可能と
なり、気密性が向上する。
で溶着するに際し、アパーチャ等の開口部を有する遮蔽
部材17を利用して所定の部位にレーザ光27を同時に
照射して、第1スペーサ7a、逆止弁膜5及び第2スペ
ーサ7bを一体的に接合してもよい。図49の例では、
開口部を有する2枚の遮蔽部材17を重ねてレーザ装置
28に取り付け、第1スペーサ7a、逆止弁膜5及び第
2スペーサ7bの円形の所定の部位にレーザ光27を同
時に照射している。図中、25は溶着部を示している。
レーザ装置28としてはYAGレーザが用いられるが、
レーザの照射条件の一例を表1に示す。
が行えるために溶着熱の影響を緩和しやすい。
明する。
造した。図50(a)はダイヤフラムポンプの外観を示
し、図50(b)はダイヤフラムポンプの分解斜視図で
ある。かかるダイヤフラムポンプの駆動電圧、駆動周波
数、最大圧力、流量は次の通りである。 ・駆動電圧:−100,400V ・駆動周波数:100Hz(矩形波) ・最大圧力:450hPa ・流量:85ml/min ダイヤフラムポンプは円盤状のダイヤフラム12と円盤
状のケーシング9と逆止弁ユニット8とで構成されてい
る。ダイヤフラム12はケーシング9の上面に載設さ
れ、ダイヤフラム12の周縁をケーシング9の上面に接
合して固定されており、ダイヤフラム12とケーシング
9の上面との間にポンプ室1が形成されている。
とケーシング部9bとで構成されている。ケーシング部
9aは円環状に形成されており、中央に穴部20を有し
ている。ケーシング部9bは円盤状で上面に突部21を
有しており、ケーシング部9aの穴部20に突部21を
嵌め込むことでケーシング部9aにケーシング部9bを
一体化してある。ケーシング部9aの上にはダイヤフラ
ム12を配置してあり、ダイヤフラム12の周縁をケー
シング部9aの上面に接着してある。ケーシング部9b
には逆止弁収納部18を設けてあり、この逆止弁収納部
18に逆止弁ユニット8を収納して接着してある。
ペーサ7bとで形成されているが、第1スペーサ7aと
第2スペーサ7bが同じ厚さで同じ外径の円盤状に形成
されている。また第1スペーサ7aは透明PC樹脂にて
形成されており、第2スペーサ7bは黒PC樹脂にて形
成されており、逆止弁膜5は透明PC樹脂にて形成され
ている。第1スペーサ7aと第2スペーサ7bとの間に
逆止弁膜5を介装して接着することにより逆止弁ユニッ
ト8が組み立てられている。
クチュエータ10とで構成されており、圧電アクチュエ
ータ10はPZT素子で、直径がφ20mm、厚みが
0.25mmである。金属薄板11は真鍮板で、直径が
φ20.2mm、厚みが0.05mmである。PZT素
子の電極は銀で、直径がφ18mmである。
厚みは0.002mmである。この逆止弁膜5は逆止弁
筐体7の第1スペーサ7aと第2スペーサ7bとの間に
挟まれ、逆止弁膜5と第1スペーサ7a及び第2スペー
サ7bの3者を溶着部25にて一体に溶着することで逆
止弁ユニット8を組み立ててある。
示すように1.6mmであり、逆止弁ユニット8の外径
はφ5.5mmで嵌め合い公差は例えば−0.004〜
−0.012mmである。逆止弁膜5が撓むための空間
19の径は図51(b)に示すようにφ2.8mmであ
り、管路6の径はφ1mmである。この逆止弁ユニット
8は吸入側も吐出側も同一形状のものが用いられるもの
であって、上下逆にして装着される。図51(c)は逆
止弁の動きを示し、通気口13の長さは1mmであり、
一対の通気口13の間隔は2mmであり、通気口13の
幅は0.3mmである。
樹脂にて形成されており、ケーシング部9bは透明アク
リル樹脂にて形成されている。ケーシング9のケーシン
グ部9aの外径はφ22mmであり、内径はφ13mm
で嵌め合い公差は例えば、+0.018〜0mmであ
り、厚さは1mmである。ケーシング9のケーシング部
9bの外径はφ15mmであり、厚さは2mmである。
ケーシング部9bの突部21の外径はφ13mmで嵌め
合い公差は例えば、−0.006〜−0.017mmで
ある。逆止弁収納部18の内径はφ5.5mmで嵌め合
い公差が例えば、+0.012〜0mmであり、深さが
1.6mmである。
止弁膜5とを一体に溶着部25で溶着するにはYAGレ
ーザを用いて図52(a)に示されるように全周に亙っ
て行った。また通気口13を穿孔するのには図52
(b)に示すようにエキシマレーザを照射して行った。
このポンプ室に連通する吸入側及び吐出側の流路を有
し、ポンプ室と流路間に逆止弁機能を具備したポンプで
あって、薄膜で形成された逆止弁膜と、逆止弁膜により
圧力差で開閉される管路を有する逆止弁筐体とでユニッ
ト化した逆止弁ユニットを構成し、この逆止弁ユニット
をポンプ室と流路間に装着したので、逆止弁機能を確認
した後に逆止弁ユニットをケーシングに取り付けること
が可能となり、ポンプの信頼性が向上すると共にポンプ
本体の加工歩留まりが向上するものであり、また長期使
用等による逆止弁の損傷が発生した場合でも、損傷した
逆止弁ユニットのみを交換すればよいようにできるもの
である。
において、圧電アクチュエータの作用にてポンプ室の容
積を変化させることにより該ポンプ室内に流体を吸入し
たりポンプ室から流体を吐出したりする圧電ポンプであ
って、圧電アクチュエータと金属薄板とを張り合わせた
ダイヤフラムをケーシングに装着してそれらの間にポン
プ室を形成し、逆止弁ユニットをポンプ室の近傍で上記
ケーシングに装着してポンプ室から両逆止弁膜までの流
体部の体積を小さくしたので、圧電アクチュエータでダ
イヤフラムを駆動して流体の吸入吐出ができるのは勿
論、圧電アクチュエータでダイヤフラムを駆動する圧電
ポンプとすることでコンパクトにできるものであり、ま
たポンプ室から両逆止弁膜までの流体部の体積を小さく
したことにより、吐出するときのポンプ室の内部圧力が
高くなり、高圧流体を吐出することができ、ポンプ効率
が向上するものである。
において、電歪ポリマーアクチュエータの作用にてポン
プ室の容積を変化させることにより該ポンプ室内に流体
を吸入したりポンプ室から流体を吐出したりする電歪ポ
リマーポンプであって、電歪ポリマーアクチュエータか
らなるダイヤフラムをケーシングに装着してそれらの間
にポンプ室を形成し、逆止弁ユニットをポンプ室近傍で
上記ケーシングに装着してポンプ室から両逆止弁膜まで
の流体部の体積を小さくしたので、電歪ポリマーアクチ
ュエータからなるダイヤフラムを駆動して流体の吸入吐
出ができるのは勿論、電歪ポリマーアクチュエータから
なるダイヤフラムを駆動する電歪ポリマーポンプとする
ことでコンパクトにできるものであり、またポンプ室か
ら両逆止弁膜までの流体部の体積を小さくしたことによ
り、吐出するときのポンプ室の内部圧力が高くなり、高
圧流体を吐出することができ、ポンプ効率が向上するも
のである。
において、環状の伸縮部と環状の電極とを略同心円状に
交互に複数層形成した電歪ポリマーアクチュエータを略
円盤状の金属板に張り合わせたダイヤフラム構造とし、
電極極性が交互に反転するように電圧を印加した時の、
電歪ポリマーアクチュエータの縮み方向のストローク量
と発生力を利用して屈曲運動をし得るようにしたので、
従来は困難であった電歪ポリマーアクチュエータの屈曲
運動が背面圧等なしに行え、印加電圧値に応じて屈曲変
位量が可変な高い効率のダイヤフラム型のポンプが得ら
れるものであり、また伸縮部と電極とを略同心円状に交
互に複数層積層して電歪ポリマーアクチュエータを構成
したことにより、低印加電圧で高出力が得られるもので
ある。
乃至請求項4のいずれかにおいて、流体の吸入側の逆止
弁ユニットと流体の吐出側の逆止弁ユニットとを同一形
状とし、吸入側と吐出側とで逆止弁ユニットを上下逆に
してケーシングに装着したので、流体の吸入側と吐出側
に設ける逆止弁ユニットを共通化できるために加工コス
トの低減ができるものである。
乃至請求項5のいずれかにおいて、逆止弁ユニットをダ
イヤフラム設置面の反対側からケーシングに装着したの
で、ダイヤフラムを取り外すことなく逆止弁ユニットの
交換が可能となるものである。
乃至請求項6のいずれかにおいて、ケーシングを、ダイ
ヤフラムを設置する第1のケーシング部と、該第1のケ
ーシング部とは別部品であり逆止弁ユニットを取り付け
る第2のケーシング部とにより構成したので、ダイヤフ
ラム設置部と逆止弁ユニット設置部を分離できるため、
ダイヤフラムの交換や逆止弁ユニットのそれぞれ交換が
容易に行うことができるものであり、しかもダイヤフラ
ムを変更しても、同一の逆止弁ユニットの組み合わせが
利用できるため、ダイヤフラム変更によるポンプ特性の
評価が容易に行えるものである。
において、ケーシングと逆止弁ユニットとの間、または
第1のケーシング部と第2のケーシング部との間の少な
くとも一方を嵌め合い構造とし、この嵌め合い部分を締
まりばめの加工公差にして圧入により装着したので、逆
止弁ユニット(若しくはダイヤフラム)の交換時にはケ
ーシングと逆止弁ユニット(若しくは第1のケーシング
部と第2のケーシング部)を容易に分離できるものであ
り、また締まりばめ加工公差により逆止弁ユニット(若
しくは第2のケーシング部)を容易にケーシング(若し
くは第1のケーシング部)に固着でき、圧入による気密
性の確保ができ、ポンプの信頼性が向上するものであ
る。
において、ケーシングと逆止弁ユニットとの間、または
第1のケーシング部と第2のケーシング部との間の少な
くとも一方を嵌め合い構造とし、この嵌め合い部分を中
間ばめ若しくは隙間ばめの加工公差にして接着若しくは
溶着にて取付けたので、接着若しくは溶着によりケーシ
ングと逆止弁ユニットとの間(若しくは第1のケーシン
グ部と第2のケーシング部との間)の気密性が確実に確
保できるものである。
7において、ケーシングと逆止弁ユニットとの間、また
は第1のケーシング部と第2のケーシング部との間の少
なくとも一方を嵌め合い構造とし、この嵌め合い部分に
ねじ山を形成してねじ込み固着したので、ねじ構造によ
り逆止弁ユニット(若しくは第2のケーシング部)をケ
ーシング(若しくは第1のケーシング部)に容易に固着
できるものであり、また逆止弁ユニット(若しくはダイ
ヤフラム)の交換時には逆止弁ユニット(若しくは第2
のケーシング部)とケーシング(若しくは第1のケーシ
ング部)を容易に分離できるものである。
1乃至請求項10のいずれかにおいて、逆止弁筐体の管
路を塞ぐように逆止弁膜を配置し、逆止弁膜を逆止弁筐
体に接合したので、逆止弁機能として必要な薄膜サイズ
の逆止弁膜のみを使用するために薄膜材料の歩留まりが
よいものである。
11において、通気口を形成した逆止弁膜を逆止弁筐体
の管路を塞ぐように配置し、管路を含む通気口の周囲を
接合したので、逆止弁機能部分以外の薄膜サイズを自由
に設定できるために組み立てるときのハンドリングが容
易で、溶着も容易に行うことができるものである。
12において、管路を跨いで管路の両側に位置するよう
に通気口を形成したので、簡単な構成で確実に動作する
逆止弁を形成できると共に逆止弁膜の高い位置決め精度
も必要としないものである。
12において、管路から離れた位置で管路の外周の接線
と平行な1条の通気口を形成したので、リークを発生し
にくいようにできるものである。
12において、管路から離れた位置で管路の外周の接線
と平行な通気口を周方向に複数個点在するように形成し
たので、逆止弁膜に皺が発生しにくいようにできるもの
である。
12において、逆止弁膜に形成する通気口形状を連続し
た曲線状にしたので、テンションによる逆止弁膜の破損
が抑えられるものである。
11において、管路を塞ぐように逆止弁膜を配置し、管
路を挟んだ2辺を接合したので、簡単な構成で逆止弁を
形成できると共に逆止弁膜の高い位置決め精度を必要と
しないものである。
11において、開口し得る1辺を有する逆止弁膜を管路
を塞ぐように配置し、上記開口し得る1辺を除いて管路
の周囲を接合したので、簡単な構造で逆止弁機能を持た
せることができると共にリークが発生しにくいようにで
きるものである。
11において、管路を塞ぐように逆止弁膜を配置し、管
路の周辺に沿って逆止弁膜をスポット的に接合して、接
合部間を通気口にしたので、接合部が管路を中心とする
円周上のために逆止弁膜に皺が発生しにくいものであ
る。
19において、略多角形状に形成した逆止弁膜を管路を
塞ぐように配置し、略多角形状の各頂点部を接合したの
で、逆止弁膜の接合部が管路を中心とする円周上のため
に逆止弁膜に皺が発生しにくいばかりでなく、開口する
辺が直線形状になるために逆止弁膜の捲れ上がりが発生
しないものである。
11において、逆止弁膜が薄膜の一部を切り欠いて形成
したフラップ部を有し、フラップ部の周囲に沿って逆止
弁膜を逆止弁筐体に接合したので、構成が簡素で高い位
置決め精度を必要としない逆止弁ユニットを提供するこ
とができるものであり、さらに、薄膜の曲げ弾性により
流路を開閉することができ、薄膜のテンションによる圧
力損失を低減できるものである。
21において、フラップ部により開閉される管路を所定
の間隔で離間した複数の開口部により形成し、該複数の
開口部で囲まれる中央にフラップ部を支承するサポート
部を形成したので、薄膜の引き込みによる流体のリーク
を防止でき、差圧をさらに大きくすることができるもの
である。
1において、逆止弁膜を帯状に形成し、逆止弁膜の片側
のみをその長手方向と直交する方向に逆止弁筐体に接合
したので、構成が簡素で高い位置決め精度を必要としな
い逆止弁ユニットを提供することができるものであり、
さらに、薄膜の曲げ弾性により流路を開閉することがで
き、薄膜のテンションによる圧力損失を低減できるもの
である。
11乃至請求項23において、逆止弁筐体を第1及び第
2のスペーサで形成すると共にこの第1及び第2のスペ
ーサを嵌め合い構造とし、第1及び第2のスペーサ間で
逆止弁膜を挟み込んで接合したので、締まりばめ加工公
差により逆止弁膜を容易に接合できるものである。
24において、第1、第2スペーサを接着したので、第
1及び第2のスペーサ間のエアリークをなくすことがで
きるものである。
11乃至請求項23のいずれかにおいて、逆止弁膜と逆
止弁筐体とを一体的に溶着するので、溶着により逆止弁
膜の接合を確実に行うことができるものである。
11乃至請求項23のいずれかにおいて、逆止弁筐体を
第1及び第2のスペーサで形成すると共にこの第1及び
第2のスペーサ間に逆止弁膜を挟み込み、第1及び第2
のスペーサと逆止弁膜を一体に溶着したので、3層溶着
のために逆止弁膜に溶着ダメージが生じにくいものであ
る。
形成された逆止弁膜に通気口を形成し、逆止弁膜により
圧力差で開閉する管路を逆止弁筐体に形成し、逆止弁膜
を逆止弁筐体の管路を塞ぐように配置し、管路を含む通
気口の周囲の逆止弁膜を逆止弁筐体に接合して逆止弁膜
と逆止弁筐体により逆止弁ユニットを形成し、該逆止弁
ユニットをケーシングに取り付けるので、薄膜への通気
口の形成が容易で、溶着時にも高い位置決め精度を必要
としないものである。
形成された逆止弁膜により圧力差で開閉する管路を逆止
弁筐体に形成し、逆止弁膜を逆止弁筐体の管路を塞ぐよ
うに配置し、管路の周囲で逆止弁膜を逆止弁筐体に接合
した後に接合部と管路の間で逆止弁膜に通気口を形成
し、逆止弁ユニットをケーシングに取り付けるので、逆
止弁膜接合時の位置決めが一切不要で、適所に通気口を
後形成できるものである。
28または請求項29において、薄膜への通気口の形成
をエキシマレーザにより行うので、加工熱による皺の発
生がなく、薄膜を微細加工できるものであり、また逆止
弁筐体に、後加工によるダメージ(レーザ痕)が残りに
くいものである。
形成された逆止弁膜により圧力差で開閉する管路を逆止
弁筐体に形成し、逆止弁膜を逆止弁筐体の管路を塞ぐよ
うに配置し、ガラスで逆止弁膜と逆止弁筐体とを圧接し
ながらレーザを照射して溶着して逆止弁膜と逆止弁筐体
とにより逆止弁ユニットを形成し、逆止弁ユニットをケ
ーシングに取り付けるので、逆止弁膜と逆止弁筐体とを
密着保持して逆止弁筐体と逆止弁膜とを一体溶着でき、
気密性が向上するものである。
31において、レーザにて溶着するに際、開口部を有す
る遮蔽手段を利用して逆止弁膜と逆止弁筐体の所定の部
位を同時溶着するので、溶着熱の影響が緩和されるもの
である。
ンプの斜視図である。
解斜視図である。
る断面図、(b)は同上のポンプの吐出時の動作を説明
する断面図である。
ンプの断面図である。
ータの動作を説明する説明図である。
フラムポンプのダイヤフラムを示す斜視図である。
る断面図、(b)は同上のポンプの吐出時の動作を説明
する断面図である。
クチュエータの動作を説明する説明図である。
の動作を説明する説明図である。
の斜視図である。
ヤフラムポンプに設けられた逆止弁ユニットの斜視図、
(b)は(a)の逆止弁ユニットが取り付けられたダイ
ヤフラムポンプの断面図である。
ヤフラムポンプに設けられた逆止弁ユニットの斜視図、
(b)は(a)の逆止弁ユニットが取り付けられたダイ
ヤフラムポンプの断面図である。
ヤフラムポンプの分解斜視図、(b)のダイヤフラムポ
ンプの断面図である。
を示しており、組み立て状態の裏から見た斜視図であ
る。
図である。
視図、(b)は図16の逆止弁膜が開いた状態の断面図
である。
視図、(b)は図16の逆止弁膜が閉じた状態の断面図
である。
視図、(b)は図19の逆止弁膜が開いた状態の断面図
である。
視図、(b)は図19の逆止弁膜が閉じた状態の断面図
である。
(b)は(a)の逆止弁膜が開いた状態の斜視図であ
る。
(b)は(a)の逆止弁膜が開いた状態の斜視図であ
る。
(b)は(a)の逆止弁膜が開いた状態の斜視図であ
る。
視図、(b)は図25の逆止弁膜が開いた状態の断面図
である。
視図、(b)は図25の逆止弁膜が閉じた状態の断面図
である。
視図、(b)は図28の逆止弁膜が開いた状態の断面図
である。
視図、(b)は図28の逆止弁膜が閉じた状態の断面図
である。
視図、(b)は図31の逆止弁膜が開いた状態の断面図
である。
視図、(b)は図31の逆止弁膜が閉じた状態の断面図
である。
(b)は(a)の逆止弁膜が開いた状態の斜視図であ
る。
(b)は(a)の逆止弁膜が開いた状態の斜視図であ
る。
(b)は(a)の逆止弁膜が開いた状態の斜視図であ
る。
気口を形成している状態を示す斜視図である。
視図である。
視図である。
る時の状態を示す斜視図である。
の一例を示す斜視図、(b)は(a)のダイヤフラムポ
ンプの分解斜視図、(c)は(a)のダイヤフラムポン
プに設けられた逆止弁ユニットの分解斜視図である。
例を示す斜視図、(b)は(a)の逆止弁ユニットの部
分斜視図、(c)は(a)の逆止弁ユニットに取り付け
られる逆止弁膜が開いた状態の斜視図である。
止弁ユニットの溶着している状態の斜視図、(b)はエ
キシマレーザを用いて逆止弁膜に通気口を形成している
状態の斜視図である。
る。
面図である。
Claims (32)
- 【請求項1】 ポンプ室とこのポンプ室に連通する吸入
側及び吐出側の流路を有し、ポンプ室と流路間に逆止弁
機能を具備したポンプであって、薄膜で形成された逆止
弁膜と、逆止弁膜により圧力差で開閉される管路を有す
る逆止弁筐体とでユニット化した逆止弁ユニットを構成
し、この逆止弁ユニットをポンプ室と流路間に装着した
ことを特徴とするポンプ。 - 【請求項2】 圧電アクチュエータの作用にてポンプ室
の容積を変化させることにより該ポンプ室内に流体を吸
入したりポンプ室から流体を吐出したりする圧電ポンプ
であって、圧電アクチュエータと金属薄板とを張り合わ
せたダイヤフラムをケーシングに装着してそれらの間に
ポンプ室を形成し、逆止弁ユニットをポンプ室の近傍で
上記ケーシングに装着してポンプ室から両逆止弁膜まで
の流体部の体積を小さくしたことを特徴とする請求項1
記載のポンプ。 - 【請求項3】 電歪ポリマーアクチュエータの作用にて
ポンプ室の容積を変化させることにより該ポンプ室内に
流体を吸入したりポンプ室から流体を吐出したりする電
歪ポリマーポンプであって、電歪ポリマーアクチュエー
タからなるダイヤフラムをケーシングに装着してそれら
の間にポンプ室を形成し、逆止弁ユニットをポンプ室近
傍で上記ケーシングに装着してポンプ室から両逆止弁膜
までの流体部の体積を小さくしたことを特徴とする請求
項1記載のポンプ。 - 【請求項4】 環状の伸縮部と環状の電極とを略同心円
状に交互に複数層形成した電歪ポリマーアクチュエータ
を略円盤状の金属板に張り合わせたダイヤフラム構造と
し、電極極性が交互に反転するように電圧を印加した時
の、電歪ポリマーアクチュエータの縮み方向のストロー
ク量と発生力を利用して屈曲運動をし得るようにしたこ
とを特徴とする請求項3記載のポンプ。 - 【請求項5】 流体の吸入側の逆止弁ユニットと流体の
吐出側の逆止弁ユニットとを同一形状とし、吸入側と吐
出側とで逆止弁ユニットを上下逆にしてケーシングに装
着したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
かに記載のポンプ。 - 【請求項6】 逆止弁ユニットをダイヤフラム設置面の
反対側からケーシングに装着したことを特徴とする請求
項1乃至請求項5のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項7】 ケーシングを、ダイヤフラムを設置する
第1のケーシング部と、該第1のケーシング部とは別部
品であり逆止弁ユニットを取り付ける第2のケーシング
部とにより構成したことを特徴とする請求項1乃至請求
項6のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項8】 ケーシングと逆止弁ユニットとの間、ま
たは第1のケーシング部と第2のケーシング部との間の
少なくとも一方を嵌め合い構造とし、この嵌め合い部分
を締まりばめの加工公差にして圧入により装着したこを
特徴とする請求項7記載のポンプ。 - 【請求項9】 ケーシングと逆止弁ユニットとの間、ま
たは第1のケーシング部と第2のケーシング部との間の
少なくとも一方を嵌め合い構造とし、この嵌め合い部分
を中間ばめあるいは隙間ばめにして接着あるいは溶着に
て取り付けたことを特徴とする請求項7記載のポンプ。 - 【請求項10】 ケーシングと逆止弁ユニットとの間、
または第1のケーシング部と第2のケーシング部との間
の少なくとも一方を嵌め合い構造とし、この嵌め合い部
分にねじ山を形成してねじ込み固着したことを特徴とす
る請求項7記載のポンプ。 - 【請求項11】 逆止弁筐体の管路を塞ぐように逆止弁
膜を配置し、逆止弁膜を逆止弁筐体に接合したことを特
徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のポ
ンプ。 - 【請求項12】 通気口を形成した逆止弁膜を逆止弁筐
体の管路を塞ぐように配置し、管路を含む通気口の周囲
を接合したことを特徴とする請求項11記載のポンプ。 - 【請求項13】 管路を跨いで管路の両側に位置するよ
うに通気口を形成したことを特徴とする請求項12記載
のポンプ。 - 【請求項14】 管路から離れた位置で管路の外周の接
線と平行な1条の通気口を形成したことを特徴とする請
求項12記載のポンプ。 - 【請求項15】 管路から離れた位置で管路の外周の接
線と平行な通気口を周方向に複数個点在するように形成
したことを特徴とする請求項12記載のポンプ。 - 【請求項16】 逆止弁膜に形成する通気口形状を連続
した曲線状にしたことを特徴とする請求項12記載のポ
ンプ。 - 【請求項17】 管路を塞ぐように逆止弁膜を配置し、
管路を挟んだ2辺を接合したことを特徴とする請求項1
1記載のポンプ。 - 【請求項18】 開口し得る1辺を有する逆止弁膜を管
路を塞ぐように配置し、上記開口し得る1辺を除いて流
路の周囲を接合したことを特徴とする請求項11記載の
ポンプ。 - 【請求項19】 管路を塞ぐように逆止弁膜を配置し、
管路の周辺に沿って逆止弁膜をスポット的に接合して、
接合部間を通気口にしたことを特徴とする請求項11記
載のポンプ。 - 【請求項20】 略多角形状に形成した逆止弁膜を管路
を塞ぐように配置し、略多角形状の各頂点部を接合した
ことを特徴とする請求項19記載のポンプ。 - 【請求項21】 逆止弁膜が薄膜の一部を切り欠いて形
成したフラップ部を有し、フラップ部の周囲に沿って逆
止弁膜を逆止弁筐体に接合したことを特徴とする請求項
11記載のポンプ。 - 【請求項22】 フラップ部により開閉される管路を所
定の間隔で離間した複数の開口部により形成し、該複数
の開口部で囲まれる中央にフラップ部を支承するサポー
ト部を形成したことを特徴とする請求項21記載のポン
プ。 - 【請求項23】 逆止弁膜を帯状に形成し、逆止弁膜の
片側のみをその長手方向と直交する方向に逆止弁筐体に
接合したことを特徴とする請求項11記載のポンプ。 - 【請求項24】 逆止弁筐体を第1及び第2のスペーサ
で形成すると共にこの第1及び第2のスペーサを嵌め合
い構造とし、第1及び第2のスペーサ間で逆止弁膜を挟
み込んで接合したことを特徴とする請求項11乃至請求
項23のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項25】 第1スペーサと第2スペーサを接着し
たことを特徴とする請求項24記載のポンプ。 - 【請求項26】 逆止弁膜と逆止弁筐体とを一体に溶着
したことを特徴とする請求項11乃至請求項23のいず
れかに記載のポンプ。 - 【請求項27】 逆止弁筐体を第1及び第2のスペーサ
で形成すると共にこの第1及び第2のスペーサ間に逆止
弁膜を挟み込み、第1及び第2スペーサと逆止弁膜を一
体に溶着したことを特徴とする請求項11乃至請求項2
3のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項28】 薄膜で形成された逆止弁膜に通気口を
形成し、逆止弁膜により圧力差で開閉する管路を逆止弁
筐体に形成し、逆止弁膜を逆止弁筐体の管路を塞ぐよう
に配置し、管路を含む通気口の周囲の逆止弁膜を逆止弁
筐体に接合して逆止弁膜と逆止弁筐体により逆止弁ユニ
ットを形成し、該逆止弁ユニットをケーシングに取り付
けることを特徴とするポンプの製造方法。 - 【請求項29】 薄膜で形成された逆止弁膜により圧力
差で開閉する管路を逆止弁筐体に形成し、逆止弁膜を逆
止弁筐体の管路を塞ぐように配置し、管路の周囲で逆止
弁膜を逆止弁筐体に接合した後に接合部と管路の間で逆
止弁膜に通気口を形成し、逆止弁ユニットをケーシング
に取り付けることを特徴とするポンプの製造方法。 - 【請求項30】 逆止弁膜への通気口の形成をエキシマ
レーザにより行うことを特徴とする請求項28または請
求項29記載のポンプの製造方法。 - 【請求項31】 薄膜で形成された逆止弁膜により圧力
差で開閉する管路を逆止弁筐体に形成し、逆止弁膜を逆
止弁筐体の管路を塞ぐように配置し、ガラスで逆止弁膜
と逆止弁筐体とを圧接しながらレーザを照射して溶着し
て逆止弁膜と逆止弁筐体とにより逆止弁ユニットを形成
し、逆止弁ユニットをケーシングに取り付けることを特
徴とするポンプの製造方法。 - 【請求項32】 レーザにて溶着するに際し、開口部を
有する遮蔽手段を利用して逆止弁膜と逆止弁筐体の所定
の部位を同時溶着することを特徴とする請求項31記載
のポンプの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002121427A JP2003013861A (ja) | 2001-04-24 | 2002-04-23 | ポンプ及びその製造方法 |
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JP2001125904 | 2001-04-24 | ||
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-
2002
- 2002-04-23 JP JP2002121427A patent/JP2003013861A/ja active Pending
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