JPH024556Y2 - - Google Patents

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JPH024556Y2
JPH024556Y2 JP1982120883U JP12088382U JPH024556Y2 JP H024556 Y2 JPH024556 Y2 JP H024556Y2 JP 1982120883 U JP1982120883 U JP 1982120883U JP 12088382 U JP12088382 U JP 12088382U JP H024556 Y2 JPH024556 Y2 JP H024556Y2
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JP
Japan
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falling
diaphragm
upper plate
protrusion
bobbin
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JP1982120883U
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JPS5925895U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、振動板のエツジ部外周に、エツジ部
に対してほぼ垂直に立ち下がる立下り部を連設す
るとともに、この立下り部の下端に突起部を形成
し、磁気回路の上部プレートに設けた凹溝に前記
突起部を嵌め合わせるようにすることにより、振
動板を磁気回路の正確な中心に歪みなく容易に組
み込むことのできる拡声器駆動部に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般に、拡声器駆動部はセンターポール、上部
プレート、下部プレート、マグネツトを同心に組
み立てた磁気回路に、振動板、ボイスコイル、ボ
ビンからなる振動系を同心に結合してなつてい
る。センターポールと上部プレートとの間にリン
グ状の磁気空隙(通常、約0.8mm)が設けられ、
この磁気空隙の中央にボイスコイルとボビン(通
常、両者を合わせて約0.4mm)が位置している。
したがつてボイスコイルと下部プレートとの間隙
は、通常、約0.2mm、ボビンとセンターポールと
の間〓は、通常、約0.2mmである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この非常に狭い磁気空隙の中央にボイスコイル
を正しく歪なくセツトすることがきわめて重要で
あるが、従来の振動板においては、エツジ部外周
は平板状に形成されるのが普通で、外周が歪み易
く、僅かでも歪があると、磁気回路とスロート具
との間にパツキングを介して挾み込んだとき、ボ
ビンの真円度を低めて変形させ、その結果、磁気
空隙の壁面にボビンやボイスコイルが接触して破
損するという事故が発生していた。
また実公昭50−8607号公報には、ボイスコイル
6と平行な折曲げ部を周辺部8に一体に形成し、
この折曲げ部磁極円板7の側面に接着するように
して、小形化を図ることができるようにしたマイ
クロホン用振動板が記載されている。
しかしこの公報記載の振動板においても、周辺
部8は依然として平板状であるので、上記の同様
の問題点を有している。
本考案は上記の諸点に鑑みなされたもので、振
動板のボイスコイルとボビンと、磁気回路の正確
な中心に歪みなく容易に組み込むことができる拡
声器駆動部を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の拡声器
駆動部は、図面に示すように、振動板1のエツジ
部2外周に、エツジ部に対してほぼ垂直に立ち下
がる立下り部3を連設するとともに、この立下り
部の下端に突起部6を形成し、立下り部に、スロ
ート具11と上部プレート4とで挾持する周辺部
16を連設し、一方、磁気回路の上部プレート4
の前記立下り部に対応する位置に立下り部下端の
突起部6を嵌合するための凹溝5を設けてなるこ
とを特徴としている。
〔作用〕
立下り部3の下端の突起部6を凹溝5に嵌挿す
ることにより、磁気空隙9の中心にボイスコイル
7とボビン8をセツトし、周辺部16をスロート
具11と上部プレート4とで挾み込むことによ
り、振動板1を取り付ける。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案の拡声器駆動部の一実施例を
示している。振動板1のエツジ部2の外周に、エ
ツジ部2に対してほぼ垂直に立ち下がる立下り部
3を設けるとともに、この立下り部の下端に突起
部6を形成し、立下り部に、スロート具11と上
部プレート4とで挾持する周辺部16を連設し、
上部プレート4の凹溝5に突起部6を嵌め合わせ
ることにより、位置決めするようにしている。立
下り部3の下端の突起部6は断面が三角形状に尖
つていて、上部プレート4にこの三角形状の突起
部6に対応する形状の凹溝5が設けられている。
立下り部3は振動板1またはエツジ部2と合成樹
脂などで一体成形されるが、このとき金型の継ぎ
目にできるシヤープなエツジ部(バリ)を積極的
に利用して、金型のその部分を少し凹ませておけ
ばよい。
上部プレート4の内壁から一定の距離aだけ離
れて凹溝5を切削加工すれば、精度よく簡単に形
成される。立下り部3の下端の突起部6、すなわ
ち凹溝角部に位置する部分は厚肉になつていて、
強度が大で、周辺が歪んでいてもボイスコイル7
やボビン8の真円度に影響を与えるのを防ぎ、凹
溝5と立下り部3下端を合わせることにより、磁
気空隙9の中心にボイスコイル7とボビン8がセ
ツトされる。
立下り部3は、振動板1が振動するためのスペ
ーサ、中心保持器、セツテイング用治具を兼ねて
いる。ホーンはスロート具11に結合される。な
お凹溝5と立下り部3下端の突起部6との係合
を、円周すべてにわたつてする代りに、とびとび
(たとえば円周上の3個所)にするように構成し
てもよい。12はマグネツト、13はセンターポ
ール、14は下部プレート、15はパツキングで
ある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の拡声器駆動部は
エツジ部周辺の立下り部下端の突起部と、上部プ
レートの凹溝とを合わせるようにしたものである
から、振動板のボイスコイルとボビンを、磁気回
路の磁気空隙の正確な中心に歪みなく容易に組み
込むことができ、またエツジ部周辺が歪んでいて
も、ボイスコイルやボビンの真円度に影響を与え
ることを防ぐことができ、さらに振動板の立下り
部は、スペーサ、中心保持器、セツテイング用治
具を兼ねることができるなどの効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の拡声器駆動部の一実施例を示
す断面説明図である。 1……振動板、2……エツジ部、3……立下り
部、4……上部プレート、5……凹溝、6……突
起部、7……ボイスコイル、8……ボビン、9…
…磁気空隙、11……スロート具、12……マグ
ネツト、13……センターポール、14……下部
プレート、15……パツキング、16……周辺
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動板1のエツジ部2外周に、エツジ部に対し
    てほぼ垂直に立ち下がる立下り部3を連設すると
    ともに、この立下り部の下端に突起部6を形成
    し、立下り部に、スロート具11と上部プレート
    4とで挾持する周辺部16を連設し、一方、磁気
    回路の上部プレート4の前記立下り部に対応する
    位置に立下り部下端の突起部6を嵌合するための
    凹溝5を設けてなることを特徴とする拡声器駆動
    部。
JP12088382U 1982-08-09 1982-08-09 拡声器駆動部 Granted JPS5925895U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12088382U JPS5925895U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 拡声器駆動部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12088382U JPS5925895U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 拡声器駆動部

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Publication Number Publication Date
JPS5925895U JPS5925895U (ja) 1984-02-17
JPH024556Y2 true JPH024556Y2 (ja) 1990-02-02

Family

ID=30276872

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JP12088382U Granted JPS5925895U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 拡声器駆動部

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JP (1) JPS5925895U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508607U (ja) * 1973-05-22 1975-01-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508607U (ja) * 1973-05-22 1975-01-29

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JPS5925895U (ja) 1984-02-17

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