JPH0614395A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JPH0614395A
JPH0614395A JP17035992A JP17035992A JPH0614395A JP H0614395 A JPH0614395 A JP H0614395A JP 17035992 A JP17035992 A JP 17035992A JP 17035992 A JP17035992 A JP 17035992A JP H0614395 A JPH0614395 A JP H0614395A
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JP
Japan
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voice coil
gap
loudspeaker
connecting piece
magnetic
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JP17035992A
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JP3125440B2 (ja
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Masakuni Hirata
雅国 平田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種音響機器に使用されるスピーカに関し、
従来のギャップゲージ治具を必要としないでボイスコイ
ルを磁気ギャップに精度よく位置させることにより、高
品質、低コストなスピーカを提供することを目的とす
る。 【構成】 樹脂成形により一体成形されたボビン部2
8、中心軸35および連結片36から成るボイスコイル
の中心軸35をセンターポール22の中心部に設けた凹
部34に精度よく嵌合させた後、中心軸35および連結
片36を取り除く構成を有する。この構成によればボイ
スコイルをそのままギャップゲージとして使用すること
になり、ボイスコイルを磁気ギャップに精度よく保持で
きるとともにスピーカの組立が容易となり、さらに除去
された中心軸35および連結片36は新たなボイスコイ
ルに再利用することが可能となるため高品質で生産性が
高く、コスト的にも有利なスピーカが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種音響機器に使用さ
れるスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スピーカは図4に示すよう
に、下部プレート1とその中央部に設けたセンターポー
ル2と下部プレート1上に設けたマグネット3とその上
部に設けたトッププレート4から構成されかつセンター
ポール2とトッププレート4の間に磁気ギャップ5を有
する磁気回路6と、この磁気回路6の上面に結合された
フレーム7と、ボビン部8とこのボビン部8に巻線を巻
回することにより設けたコイル部9とで構成されセンタ
ーポール2と同心円関係を保つように磁気ギャップ5に
組み込まれたボイスコイルと、フレーム7とボイスコイ
ル間に張られることによりボイスコイルを保持するため
のダンパー10と、上部周縁部がガスケット11ととも
にフレーム7の周縁部に固着されるとともに下部中央部
がボイスコイルに結合された振動板12と、この振動板
12の中心部に設けたダストキャップ13により構成さ
れている。
【0003】そして、このような構成からなるスピーカ
のボイスコイルを磁気ギャップ5に組み込む手段として
は、図5に示すようにボイスコイルを磁気ギャップ5に
挿入後、ボイスコイルの位置決めとして磁気ギャップ5
とセンターポール2との隙間にギャップゲージ14を挿
入することによりボイスコイルを磁気ギャップ5内の規
定位置に保持させるといった手法を用いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の手段では、ギャップゲージ14を治具として何度
も使用するため、寸法精度の低下、変形、ゴミの付着な
どが発生し、ボイスコイル8を磁気ギャップ5内の規定
位置に精度よく保持できないという品質上の課題を有し
ていた。また、スピーカの生産上ボビン部8にギャップ
ゲージ14を挿入する作業は、自動化阻害の要因ともな
っておりさらにギャップゲージ14自身は高価であるた
め、生産性、経済的においても不利な点を併せ持つもの
であった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、精度よくボイスコイルを磁気ギャップの規定位置
に保持することが可能となるスピーカを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明によるスピーカは、磁気ギャップを有
する磁気回路と、この磁気回路に結合されたフレーム
と、このフレームの周縁部に周縁部が結合された振動板
と、この振動板に結合されるとともに上記磁気回路の磁
気ギャップにはまりこむコイルを巻回したボビン部と上
記磁気回路のセンターポールに形成した位置決め用凹部
にはまりこんで上記ボビン部の組込みのガイドを行う中
心軸とこの中心軸と上記ボビン部の上端部を連結し上記
ボビン部が上記磁気ギャップに位置決めされて組込まれ
た後上記ボビン側で切断され上記中心軸とともに取除か
れる連結片とからなるボイスコイルとで構成したもので
ある。
【0007】
【作用】この構成によって、ボイスコイルの有する中心
軸を磁気回路のセンターポールの中心に設けた凹部に挿
入することにより、ボイスコイルは磁気ギャップの規定
位置に精度よく保持されることとなる。さらに、ボイス
コイルがダンパー及び振動板を介してフレームに接着固
定された後に連結片および中心軸を取り除くのでボイス
コイルは寸法精度低下、変形等を回避することができ磁
気ギャップ内で接触することなく、円滑にピストン動作
できることとなる。
【0008】またボイスコイルをギャップゲージとして
も使用するため、組立における作業性が向上するととも
に、除去された連結片および中心軸を新たなボイスコイ
ルボビンの成形に再利用することができるためコスト的
にも有利となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるスピーカにつ
いて図面を用いて説明する。まず、同スピーカの構成は
図1に示すように、下部プレート21とその中央部に設
けたセンターポール22と下部プレート21上に設けた
マグネット23とその上部に設けたトッププレート24
から構成されかつセンターポール22とトッププレート
24の間に磁気ギャップ25を有する磁気回路26と、
磁気回路26の上面に結合されたフレーム27と、ボビ
ン部28とボビン部28に巻線を巻回することにより設
けたコイル部29とで構成され、センターポール22と
同心円関係を保つように磁気ギャップ25に組み込まれ
たボイスコイルと、フレーム27とボイスコイル間に張
られることによりボイスコイルを保持するためのダンパ
ー30と、上部周縁部がガスケット31とともにフレー
ム27の周縁部に固着されるとともに中央部がボイスコ
イルに結合された振動板32と、この振動板32の中心
部に設けたダストキャップ33からなっている。
【0010】次に、本実施例のボイスコイルを磁気ギャ
ップ25に挿入し規定の位置に保持するための手段につ
いて説明する。本実施例では、従来よりこのような手段
として用いられてきたギャップゲージにかわり、図2に
示すような樹脂成形によりボイスコイルと一体化して得
られるものであり、センターポール22の中心に設けた
凹部34に精度よく嵌合できる中心軸35を用いること
によりボイスコイルの位置決めを行う。
【0011】ここで中心軸34は連結片36を介してボ
イスコイルに連結されている。このような中心軸35お
よび連結片36の形状としては、例えば図3(a)に示
すような円柱状の中心軸35がたんざく状の連結片36
により連結されているものや、図3(b)に示すように
角柱形の中心軸35がリング状の連結片36によって連
結されているもの等が考えられる。そしてこのような中
心軸35を中心軸35と精度よく嵌合可能でありセンタ
ーポール22の中心部に設けた凹部34に嵌合すること
によってボイスコイルは磁気ギャップ25内の規定の位
置に精度よく保持することができる。
【0012】このようにボイスコイルを磁気ギャップ2
5内に保持し、ダンパー30および振動板32をボイス
コイルに結合させた後、図3に示すような連結片36を
それぞれボイスコイル側で切断することにより、図1に
示すように中心軸35および連結片36をボイスコイル
から一括して除去する。この後、ダストキャップ33を
振動板32の中心部に設けることでスピーカとしての完
成品が得られる。
【0013】
【発明の効果】このように本発明によるスピーカは、樹
脂成形により一体成形して得たボイスコイルの中心軸を
磁気回路のセンターポールの中心に設けた凹部に精度よ
く嵌合させボイスコイルを磁気ギャップの同心円上に精
度よく保持するといったボイスコイルをそのままギャッ
プゲージとして使用することが可能であり、その後、中
心軸および中心軸をボビン部に連結させる連結片を取り
除く構成としているため、ボイスコイルがギャップこす
りを起こさない等、品質向上につながると同時に、ギャ
ップゲージをボイスコイルに挿入する作業が不要になる
ため、組立が容易となり、さらに除去された中心軸およ
び連結片の新たなボイスコイルボビン成形への再利用が
可能となるなど、高品質で生産性が高く、経済的にも有
利となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスピーカの完成品を
示す断面図
【図2】同実施例におけるスピーカを示す断面図
【図3】(a),(b)同実施例におけるボイスコイル
要部の斜視図
【図4】従来例のスピーカの完成品を示す断面図
【図5】従来例のスピーカを示す断面図
【符号の説明】
22 センターポール 25 磁気ギャップ 26 磁気回路 27 フレーム 28 ボビン部 29 コイル部 32 振動板 34 凹部 35 中心軸 36 連結片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁
    気回路に結合されたフレームと、このフレームの周縁部
    に周縁部が結合された振動板と、この振動板に結合され
    るとともに上記磁気回路の磁気ギャップにはまりこむコ
    イルを巻回したボビン部と上記磁気回路のセンターポー
    ルに形成した位置決め用凹部にはまりこんで上記ボビン
    部の組込みのガイドを行う中心軸とこの中心軸と上記ボ
    ビン部の上端部を連結し上記ボビン部が上記磁気ギャッ
    プに位置決めされて組込まれた後上記ボビン側で切断さ
    れ上記中心軸とともに取除かれる連結片とからなるボイ
    スコイルとで構成したスピーカ。
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