JP2567939Y2 - 電子機器筐体 - Google Patents
電子機器筐体Info
- Publication number
- JP2567939Y2 JP2567939Y2 JP109993U JP109993U JP2567939Y2 JP 2567939 Y2 JP2567939 Y2 JP 2567939Y2 JP 109993 U JP109993 U JP 109993U JP 109993 U JP109993 U JP 109993U JP 2567939 Y2 JP2567939 Y2 JP 2567939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit case
- width
- connector
- unit
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント基板を収納す
るユニットケースと、このユニットケースが接続される
バックボードとからなる電子機器筐体に関し、特にユニ
ットケースの幅の自由度を持たせることにより、バック
ボードにおけるユニットケースの実装効率を上げる電子
機器筐体に関するものである。
るユニットケースと、このユニットケースが接続される
バックボードとからなる電子機器筐体に関し、特にユニ
ットケースの幅の自由度を持たせることにより、バック
ボードにおけるユニットケースの実装効率を上げる電子
機器筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユニットを組み合わせてなる制御システ
ムは、筐体内に取り付けられたバックボードに複数のユ
ニットを実装し、バックボードに設けられた電気配線を
介し相互に電気的に接続され、構成されている。バック
ボードに実装されるユニットは、外部機器と入出力信号
の授受を行う入出力ユニットと、入出力ユニットから入
力信号を受け演算を行い、さらに出力ユニットに送るC
PUユニットと、これら複数のユニットに作動用電力を
供給する電源ユニットからなる。
ムは、筐体内に取り付けられたバックボードに複数のユ
ニットを実装し、バックボードに設けられた電気配線を
介し相互に電気的に接続され、構成されている。バック
ボードに実装されるユニットは、外部機器と入出力信号
の授受を行う入出力ユニットと、入出力ユニットから入
力信号を受け演算を行い、さらに出力ユニットに送るC
PUユニットと、これら複数のユニットに作動用電力を
供給する電源ユニットからなる。
【0003】図3は、各種ユニットによって構成された
制御システムの取付け状態を示す外観図である。図にお
いて、1,2はユニットケースで、内部に電子部品を実
装したプリント基板(図省略)が収納されている。ここ
で、ユニットケース1の幅をW(W:実数)とすると、
ユニットケース2の幅は2Wである。5はバックボード
で、ベース本体8にスタッドを介してネジで固定されて
取り付けられている。バックボード5上に実装されたユ
ニットケース1,2は、バックボード5に設けられてい
る電気配線を介して相互に電気的に接続される。ベース
本体8は、複数のユニットケース1,2が実装されて構
成された制御システムをラックやキュービクルなどに取
り付けることができる取り付け穴9を四隅に有する。
制御システムの取付け状態を示す外観図である。図にお
いて、1,2はユニットケースで、内部に電子部品を実
装したプリント基板(図省略)が収納されている。ここ
で、ユニットケース1の幅をW(W:実数)とすると、
ユニットケース2の幅は2Wである。5はバックボード
で、ベース本体8にスタッドを介してネジで固定されて
取り付けられている。バックボード5上に実装されたユ
ニットケース1,2は、バックボード5に設けられてい
る電気配線を介して相互に電気的に接続される。ベース
本体8は、複数のユニットケース1,2が実装されて構
成された制御システムをラックやキュービクルなどに取
り付けることができる取り付け穴9を四隅に有する。
【0004】図4はユニットケースとバックボードの接
続状態を示す縦断正面図である。以下図3と同一のもの
は同一符号を付す。図において、3は電子部品が搭載さ
れたプリント基板で、ユニットケース1,2に収納され
ている。プリント基板3上にはプリント基板3の電気信
号をバックボード5側に接続するコネクタ4が設けられ
ている。バックボード5には、プリント基板3のコネク
タ4と接続するコネクタ6がユニットケース1の幅に相
当する間隔で、横一列に設けられている。
続状態を示す縦断正面図である。以下図3と同一のもの
は同一符号を付す。図において、3は電子部品が搭載さ
れたプリント基板で、ユニットケース1,2に収納され
ている。プリント基板3上にはプリント基板3の電気信
号をバックボード5側に接続するコネクタ4が設けられ
ている。バックボード5には、プリント基板3のコネク
タ4と接続するコネクタ6がユニットケース1の幅に相
当する間隔で、横一列に設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような構成の場
合、ユニットケースの幅はWと2Wとであり、W幅のユ
ニットケースには納まらないが、2Wの幅のユニットケ
ースでは部品実装上効率が悪い場合がある。そこで、
1.5Wの幅のユニットケースが考えられる。しかし、
W間隔のコネクタを有するバックボードに、1.5W幅
のユニットケースを隙間なく接続できないという問題点
があった。
合、ユニットケースの幅はWと2Wとであり、W幅のユ
ニットケースには納まらないが、2Wの幅のユニットケ
ースでは部品実装上効率が悪い場合がある。そこで、
1.5Wの幅のユニットケースが考えられる。しかし、
W間隔のコネクタを有するバックボードに、1.5W幅
のユニットケースを隙間なく接続できないという問題点
があった。
【0006】本考案の目的は、バックボードのコネクタ
間隔とケース幅とが異なっていても、効率よくユニット
が実装できる電子機器筐体を実現することにある。
間隔とケース幅とが異なっていても、効率よくユニット
が実装できる電子機器筐体を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、第1のコネク
タを幅W(W:実数)の間隔で設けるバックボードに、
(1+1/n)Wあるいは(2−1/n)Wの幅(n:
2以上の整数)を有し、プリント基板を収納するユニッ
トケースを結合する電子機器筐体であって、前記ユニッ
トケースの背面を幅W/nで貫通する穴部と、この穴部
の少なくとも1つに結合し、前記プリント基板に接続す
るとともに、前記第1のコネクタに接続する第2のコネ
クタと、を有することを特徴とするものである。
タを幅W(W:実数)の間隔で設けるバックボードに、
(1+1/n)Wあるいは(2−1/n)Wの幅(n:
2以上の整数)を有し、プリント基板を収納するユニッ
トケースを結合する電子機器筐体であって、前記ユニッ
トケースの背面を幅W/nで貫通する穴部と、この穴部
の少なくとも1つに結合し、前記プリント基板に接続す
るとともに、前記第1のコネクタに接続する第2のコネ
クタと、を有することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このような本考案では、ユニットケースの第2
のコネクタをバックボードの第1のコネクタに対応し
て、ユニットケースをバックボードに接続できる。
のコネクタをバックボードの第1のコネクタに対応し
て、ユニットケースをバックボードに接続できる。
【0009】
【実施例】以下図面を用いて本考案を説明する。図1は
本考案の一実施例を示した構成図である。以下図4と同
一のものは同一符号を付す。図において、7は1.5W
幅を有するユニットケースで、プリント基板3を収納す
る。71は2つの穴部で、ユニットケース7の背面を貫
通する。2つの穴部71は0.5Wの幅をあけて設けら
れている。8は第2のコネクタで、この穴部71のどち
らか一方に結合し、プリント基板3に接続するととも
に、バックボード5の第1のコネクタ6に接続する。
本考案の一実施例を示した構成図である。以下図4と同
一のものは同一符号を付す。図において、7は1.5W
幅を有するユニットケースで、プリント基板3を収納す
る。71は2つの穴部で、ユニットケース7の背面を貫
通する。2つの穴部71は0.5Wの幅をあけて設けら
れている。8は第2のコネクタで、この穴部71のどち
らか一方に結合し、プリント基板3に接続するととも
に、バックボード5の第1のコネクタ6に接続する。
【0010】このような装置の動作を以下で説明する。
第2のコネクタ8を2つの穴部71のどちらかに結合す
る。そして、第1のコネクタ6に第2のコネクタ8を結
合し、バックボード5とプリント基板3を電気的に結合
する。1.5W幅のユニットケースを2つ並べてバック
ボード5に結合する場合、一方のユニットケース7の第
2のコネクタ8の位置は実線で示される位置である。そ
して、他方のユニットケース7の第2のコネクタ8の位
置は破線で示される示される位置である。このように、
穴部71の間隔を0.5Wにすることにより、コネクタ
の位置を0.5Wずらすことができるので、並べてバッ
クボード5に結合しても隙間なく行える。
第2のコネクタ8を2つの穴部71のどちらかに結合す
る。そして、第1のコネクタ6に第2のコネクタ8を結
合し、バックボード5とプリント基板3を電気的に結合
する。1.5W幅のユニットケースを2つ並べてバック
ボード5に結合する場合、一方のユニットケース7の第
2のコネクタ8の位置は実線で示される位置である。そ
して、他方のユニットケース7の第2のコネクタ8の位
置は破線で示される示される位置である。このように、
穴部71の間隔を0.5Wにすることにより、コネクタ
の位置を0.5Wずらすことができるので、並べてバッ
クボード5に結合しても隙間なく行える。
【0011】図2は本考案のその他の実施例を示した構
成図である。9は2つの第3のコネクタで、穴部9に結
合し、プリント基板3に接続するとともに、バックボー
ド5の第1のコネクタ6に一方が接続し、他方は接続し
ない。図1の装置との違いは、ユニットケース側のコネ
クタが移動可能か、すべての穴部にコネクタが結合され
ているかの違いである。
成図である。9は2つの第3のコネクタで、穴部9に結
合し、プリント基板3に接続するとともに、バックボー
ド5の第1のコネクタ6に一方が接続し、他方は接続し
ない。図1の装置との違いは、ユニットケース側のコネ
クタが移動可能か、すべての穴部にコネクタが結合され
ているかの違いである。
【0012】なお、本考案はこれに限定されるものでは
なく、ユニットケースの幅を1.25Wあるいは1.7
5Wとした場合、ユニットケースの穴部は0.25W間
隔で設ければよい。要するに、ユニットケースの幅を
(1+1/n)Wあるいは(2−1/n)Wとした場合
(n:2以上の整数)、ユニットケースの穴部はW/n
間隔の関係を有する構成のものは本考案に含まれる。
なく、ユニットケースの幅を1.25Wあるいは1.7
5Wとした場合、ユニットケースの穴部は0.25W間
隔で設ければよい。要するに、ユニットケースの幅を
(1+1/n)Wあるいは(2−1/n)Wとした場合
(n:2以上の整数)、ユニットケースの穴部はW/n
間隔の関係を有する構成のものは本考案に含まれる。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、以下のような効果があ
る。(1+1/n)Wあるいは(2−1/n)W幅のユ
ニットケースにW/n間隔の穴部を設けたので、隙間な
く、ユニットケースをバックボードに接続することがで
きる。この結果、ユニットの実装効率を高めることがで
きる。
る。(1+1/n)Wあるいは(2−1/n)W幅のユ
ニットケースにW/n間隔の穴部を設けたので、隙間な
く、ユニットケースをバックボードに接続することがで
きる。この結果、ユニットの実装効率を高めることがで
きる。
【図1】本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】本考案のその他の実施例を示した構成図であ
る。
る。
【図3】各種ユニットによって構成された制御システム
の取付け状態を示す外観図である。
の取付け状態を示す外観図である。
【図4】ユニットケースとバックボードの接続状態を示
す縦断正面図である。
す縦断正面図である。
【符号の説明】 3 プリント基板 5 バックボード 6 第1のコネクタ 7 ユニットケース 8 第2のコネクタ 9 第3のコネクタ 71 穴部
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のコネクタを幅W(W:実数)の間
隔で設けるバックボードに、(1+1/n)Wあるいは
(2−1/n)Wの幅(n:2以上の整数)を有し、プ
リント基板を収納するユニットケースを結合する電子機
器筐体であって、 前記ユニットケースの背面を幅W/nで貫通する穴部
と、 この穴部の少なくとも1つに結合し、前記プリント基板
に接続するとともに、前記第1のコネクタに接続する第
2のコネクタと、を有することを特徴とする電子機器筐
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP109993U JP2567939Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 電子機器筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP109993U JP2567939Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 電子機器筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660191U JPH0660191U (ja) | 1994-08-19 |
JP2567939Y2 true JP2567939Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=11492043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP109993U Expired - Lifetime JP2567939Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 電子機器筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567939Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP109993U patent/JP2567939Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0660191U (ja) | 1994-08-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |