JP2567251B2 - テトラヒドロフタルイミド誘導体 - Google Patents

テトラヒドロフタルイミド誘導体

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JP2567251B2
JP2567251B2 JP62211028A JP21102887A JP2567251B2 JP 2567251 B2 JP2567251 B2 JP 2567251B2 JP 62211028 A JP62211028 A JP 62211028A JP 21102887 A JP21102887 A JP 21102887A JP 2567251 B2 JP2567251 B2 JP 2567251B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、新規なテトラヒドロフタルイミド誘導体に
関する。
<従来の技術> これ迄、特公昭48−11940号公報等にある種のテトラ
ヒドロフタルイミド誘導体が除草剤の有効成分として用
いうることが記載されている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、これらの化合物は、除草効力が不充分
であったり、作物・雑草間の選択性に劣ったりすること
から必ずしも満足すべきものとは言い難い。
<問題点を解決するための手段> 本発明者等は、このような状況に鑑み、種々検討した
結果、下記に示したテトラヒドロフタルイミド誘導体が
上述のような欠点の少ない、優れた除草効力を有し、か
つ作物・雑草間に優れた選択性を示す化合物であること
を見い出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、一般式 〔式中、Rはアルキル基を表わす。〕 で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導体(以下、本
発明化合物と記す。)を提供する。
次にその製造法について詳しく説明する。
本発明化合物は一般式 〔式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるアニリン誘導体と3,4,5,6−テトラヒドロフ
タル酸無水物とを反応させることにより製造することが
できる。
本反応は、通常溶媒中で行ない、反応温度の範囲は50
〜150℃、好ましくは80〜120℃、反応時間の範囲は0.5
〜10時間が標準的である。反応に供される試剤の量は一
般式〔II〕で示されるアニリン誘導体1当量に対して、
3,4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水物は通常1.0〜1.2
当量である。反応溶媒としてはベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類、蟻酸、酢酸、プロピオン
酸、オレイン酸等の脂肪酸、蟻酸エチル、酢酸エチル、
酢酸ブチル等のエステル類、水等あるいはそれらの混合
物が挙げられる。反応終了後は、反応液を水に注ぎ生成
する結晶を別、あるいは有機溶媒抽出および濃縮等の
通常の後処理を行ない、必要ならばクロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作によって精製することにより目的の
本発明化合物を得ることができる。
次に、上記の製造法によって製造される本発明化合物
のいくつかを第1表に示す。
本反応に用いられる一般式〔II〕で示されるアニリン
誘導体は一般式 〔式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるニトロ化合物を還元することにより製造する
ことができる。
還元方法としては例えば鉄粉等を用いた金属還元の方
法を挙げることができる。該反応は、通常溶媒中で50〜
150℃、好ましくは80〜120℃の温度で行ない、反応時間
は通常0.5〜10時間であり、反応に供される鉄粉の量は
ニトロ化合物1当量に対して2.5〜10当量が標準的であ
る。反応溶媒としては酢酸、プロピオン酸等が用いら
れ、トルエン、酢酸エチル、水等を混合して用いること
もできる。
上記の反応により得られる一般式〔II〕で示されるア
ニリン誘導体は、単離することなく3,4,5,6−テトラヒ
ドロフタル酸無水物と反応させることにより、本発明化
合物に導くこともできる。
一般式〔III〕で示されるニトロ化合物は一般式 〔式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物をニトロ化することによって製造する
ことができる。該ニトロ化反応は、例えば濃硫酸中硝酸
を用いて−5〜5℃で0.1〜1時間反応を行なう。反応
に供される試剤の量は、一般式〔IV〕で示される化合物
1当量に対して硝酸は1〜3当量、好ましくは1.0〜1.1
当量である。このニトロ化反応はフェノールのo−位お
よびp−位で起こるために位置異性体を生ずるが、生じ
た異性体はカラムクロマトグラフィー等の手段により分
離することができる。尚、一般式〔IV〕で示される化合
物は例えばBeilstein8巻85ページ記載の方法に準じて製
造することができる。
上記の方法にて製造できる一般式〔II〕で示されるア
ニリン誘導体および一般式〔III〕で示されるニトロ化
合物のいくつかを第2表および第8表に示す。
本発明化合物は、優れた除草効力を有し、かつ作物・
雑草間に優れた選択性を示す。すなわち本発明化合物
は、畑地の茎葉処理および土壌処理において、問題とな
る種々の雑草、例えば、ソバカズラ、サナエタデ、スベ
リヒユ、ハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ダイコン、ノ
ハラガラシ、アメリカツノクサネム、エビスグサ、イチ
ビ、アメリカキンゴジカ、フィールドパンジー、ヤエム
グラ、マルバアサガオ、シロバナチョウセンアサガオ、
イヌホオズキ、オオイヌノフグリ、オナモミ、ヒマワ
リ、イヌカミツレ等の広葉雑草、ヒエ、イヌビエ、エノ
コログサ、メヒシバ、スズメノカタビラ、ノスズメノテ
ッポウ、エンバク、カラスムギ、セイバンモロコシ等の
イネ科雑草およびコゴメガヤツリ等のカヤツリグサ科雑
草等に対して除草効力を有し、しかも本発明化合物は、
トウモロコシ、コムギ、イネ、ダイズ、ワタ、テンサイ
等の主要作物に対して問題となるような薬害を示さな
い。
また、本発明化合物は、水田の湛水処理において、問
題となる種々の雑草、例えば、タイヌビエ等のイネ科雑
草、アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベ等の広葉雑草、マ
ツバイ等のカヤツリグサ科雑草、コナギ等に対して除草
効力を有し、しかもイネに対しては問題となるような薬
害を示さない。
本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合
は、通常固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤
用補助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒剤等に
製剤する。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重
量比で0.1〜80%、好ましくは1〜70%含有する。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジャ
イトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライ
ト、タルク、珪藻土、方解石、クルミ粉、尿素、硫酸ア
ンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状
物があげられ、液体担体としては、キシレン、メチルナ
フタレン等の芳香族炭化水素類、イソプロパノール、エ
チレングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセ
トン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、大
豆油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド、N,N
−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、水等があげ
られる。
乳化、分散、湿展等のために用いられる界面活性剤と
しては、アルキル硫酸エステル塩、アルキルホスホン酸
塩、アルキルアリールホスホン酸塩、ジアルキルスルホ
コハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テルリン酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
等の非イオン界面活性剤等があげられる。
その他の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸
塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガ
ム、CMC(カルボキシメチルセルロース)、PAP(酸性リ
ン酸イソプロピル)等があげられる。
本発明化合物は、通常製剤化して雑草の出芽前または
出芽後に土壌処理、茎葉処理または湛水処理する。土壌
処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等があり、茎葉
処理には、植物体の上方からの処理のほか、作物に付着
しないよう雑草に限って処理する局部処理等がある。
また他の除草剤と混合して用いることにより、除草効
力の増強を期待できる。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺
線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等
と混合して用いることもできる。
なお、本発明化合物は、水田、畑地、果樹園、牧草
地、芝生地、森林あるいは非農耕地の有効成分として用
いることができる。
本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合、
その処理量は、気象条件、製剤形態、処理時期、方法、
場所、対象雑草、対象作物等によっても異なるが、通常
1アールあたり0.1g〜80g、好ましくは、0.5g〜70gであ
り、乳剤、水和剤、懸濁剤等は、通常その所定量を1ア
ールあたり1リットル〜10リットルの(必要ならば、展
着剤等の補助剤を添加した)水で希釈して処理し、粒剤
等は、通常なんら希釈することなくそのまま処理する。
展着剤としては、前記の界面活性剤のほか、ポリオキ
シエチレン樹脂酸(エステル)、リグニンスルホン酸
塩、アビエチン酸塩、ジナフチルメタンジスルホン酸
塩、パラフィン等があげられる。
<発明の効果> 本発明化合物は、畑地の土壌処理および茎葉処理、さ
らに水田の湛水処理において問題となる種々の雑草に対
して優れた除草効力を有し、主要作物と雑草間に優れた
選択性を示すことから除草剤の有効成分として種々の用
途に用いることができる。
<実施例> 以下、本発明を製造例、製剤例および試験例により、
さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1 (本発明化合物1の製造) 還元鉄1.2gを5%酢酸水3ml中に懸濁させ60〜70℃に
加熱した。これに2−ヒドロキシ−4−フルオロ−5−
ニトロアセトフェノン1gを酢酸10mlに溶かしたものを滴
下した。反応温度を70〜80℃に0.5時間保ち、3,4,5,6−
テトラヒドロフタル酸無水物0.9gを加え3時間反応を行
なった。反応液は過して水を加え、酢酸エチルで抽出
し、有機層を飽和食塩水、重曹水で洗い、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。濃縮残渣はシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒ヘキサン:酢酸
エチル=1:1)で精製し、(2−フルオロ−4−ヒドロ
キシ−5−アセチルフェニル)−3,4,5,6−テトラヒド
ロフタルイミド1,2gを得た。m.p.176〜178℃ 次にこの製造法に準じて製造された本発明化合物のい
くつかを、第4表に示す。
次に原料化合物であるニトロ化合物〔III〕の製造例
を参考例として示す。
参考例1 4−フルオロ−2−ヒドロキシ−2′−メチルプロピ
オフェノン10gを0℃で濃硫酸50mlに加えた。さらに、
氷冷した発煙硝酸(d=1.50)3.8gを−5〜0℃で滴下
し、次いで0℃で30分間攪拌した後、氷水に注ぎエーテ
ルで抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出液;ヘキサン:酢酸エチ
ル=2:1の混合溶媒)に対し、4−フルオロ−2−ヒド
ロキシ−5−ニトロ−2′−メチルプロピオフェノン4g
を得た。
m.p.59.9℃ 1H−NMR(重クロロホルム溶媒、TMS内部標準) δ値(ppm)1.25(6H,d)3.5(1H,m)6.7(1H,d)8.5
5(1H,d)13.25(1H,bs) このようにして製造できるニトロ化合物〔III〕のい
くつかを第5表に示す。
第5表 次に製剤例を示す。なお、本発明化合物は第4表の化
合物番号で示す。部は重量部である。
製剤例1 本発明化合物1、50部、リグニンスルホン酸カルシウ
ム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部および合成含水酸
化珪素45部をよく粉砕混合して水和剤を得る。
製剤例2 本発明化合物3、5部、ポリオキシエチレンスチルフ
ェニルエーテル14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウム6部、キシレン30部およびシクロヘキサノン45部
をよく混合して乳剤を得る。
製剤例3 本発明化合物2、2部、合成含水酸化珪素1部、リグ
ニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部およ
びカオリンクレー65部をよく粉砕混合し、水を加えてよ
く練り合せた後、造粒乾燥して粒剤を得る。
製剤例4 本発明化合物4、25部、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレエート3部、CMC3部、水69部を混合し、粒度
が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して懸濁剤を得
る。次に、本発明化合物が除草剤の有効成分として有用
であることを試験例で示す。なお、本発明化合物は、第
4表の化合物番号で示す、比較対照に用いた化合物は第
6表の化合物記号で示す。
また、除草効力および薬害の評価は、調査時の供試植
物(除草および作物)の出芽および生育の状態が無処理
のそれと比較して全くないしほとんど違いがないものを
「0」とし、供試植物が完全枯死または出芽若しくは生
育が完全に抑制されているものを「5」として、0〜5
の6段階に区分し0、1、2、3、4、5で示す。
試験例1 畑地茎葉処理試験 直径10cm、深さ10cmの円筒型プラスチックポットに畑
地土壌を詰め、ヒエ、マルバアサガオ、ダイコン、イチ
ビを播種し、温室内で10日間育成した。その後、製剤例
2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1アー
ルあたり10リットル相当の展着剤を含む水で希釈し、小
型噴霧器で植物体の上方から茎葉処理した。処理後20日
間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結果を第
7表に示す。
試験例2 畑地茎葉処理試験 面積33×23cm2、深さ11cmのバットに畑地土壌を詰
め、マルバアサガオ、オナモミ、イチビ、エビスグサ、
イヌホオズキ、セイバンモロコシ、エノコログサを播種
し、18日間育成した。その後、製剤例2に準じて供試化
合物を乳剤にし、その所定量を展着剤を含む1アールあ
たり10リットル相当の水で希釈し、小型噴霧器で植物体
の上方から茎葉部全面に均一に処理した。このとき雑草
および作物の生育状況は草種により異なるが、1〜4葉
期で、草丈は2〜12cmであった。処理20日後に除草効力
を調査した。その結果を第8表に示す。なお、本試験
は、全期間を通して温室内で行なった。
試験例3 畑地土壌処理試験 面積33×23cm2、深さ11cmのバットに畑地土壌を詰
め、ダイズ、トウモロコシ、イチビ、イヌホオズキを播
種し、1〜2cmの厚さに覆土した。製剤例2に準じて供
試化合物を乳剤にし、その所定量を1アールあたり10リ
ットル相当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表面に処理
した。処理後20日間温室内で育成し、除草効力を調査し
た。その結果を第9表に示す。
試験例4 畑地土壌処理試験 面積33×23cm2、深さ11cmのバットに畑地土壌を詰
め、コムギ、サナエタデ、ヤエムグラ、フィールドパン
ジー、エノコログサを播種し、1〜2cmの厚さに覆土し
た。製剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定
量を1アールあたり10リットル相当の水で希釈し、小型
噴霧器で土壌表面に処理した。処理後、27日間温室内で
育成し、除草効力を調査した。その結果を第10表に示
す。
試験例5 畑地土壌処理試験 面積33×23cm2、深さ11cmのバットに畑地土壌を詰
め、コムギ、テンサイ、サナエタデ、ヤエムグラ、フィ
ールドパンジー、エノコログサを播種し、1〜2cmの厚
さに覆土した。製剤例2に準じて供試化合物を乳剤に
し、その所定量を1アールあたり10リットル相当の水で
希釈し、小型噴霧器で土壌表面に処理した。処理後、27
日間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結果を
第11表に示す。
試験例6 水田湛水処理試験 直径8cm、深さ12cmの円筒型プラスチックポットに水
田土壌を詰め、タイヌビエ、広葉雑草(アゼナ、キカシ
グサ、ミゾハコベ)の種子を1〜2cmの深さに混ぜ込ん
だ。湛水して水田状態にした後、温室内で育成した。6
日後(各雑草の発生初期)に製剤例2に準じて供試化合
物を乳剤にし、その所定量を5ミリリットルの水で希釈
し、水面に処理した。処理後20日間温室内で育成し、除
草効力を調査した。その結果を第12表に示す。
試験例7 水田湛水処理試験 1/5000aワグネルポットに水田土壌を詰め、タイヌビ
エ、広葉雑草(アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベ)およ
びマツバイ越冬茎を1〜2cmの深さに混ぜ込んだ。湛水
して水田状態にした後、3葉期のイネを移植し、温室内
で育成した。5日後(タイヌビエの発芽始期)に、製剤
例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を10ミ
リリットルの水で希釈し水面に処理した。その水深を4c
mとした。処理後20日間温室内で育成し、除草効力およ
び薬害を調査した。その結果を第13表に示す。なお、処
理の翌日から2日間は、1日あたり3cmの水深に相当す
る量の漏水をおこなった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 耕一 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 良 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 〔式中、Rはアルキル基を表わす〕 で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導体。
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