JP2566861Y2 - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

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JP2566861Y2
JP2566861Y2 JP1991107722U JP10772291U JP2566861Y2 JP 2566861 Y2 JP2566861 Y2 JP 2566861Y2 JP 1991107722 U JP1991107722 U JP 1991107722U JP 10772291 U JP10772291 U JP 10772291U JP 2566861 Y2 JP2566861 Y2 JP 2566861Y2
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純一 岩崎
隆 梁瀬
一郎 薄井
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、表示画面上のカーソル
の操作に用いられるポインティングデバイスの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のポインティングデバイスは、画
像情報を処理する情報処理機器、TVゲーム機器等に用
いられている。図2は、一般に用いられているポインテ
ィングデバイスを応用した操作器の一例を示したもので
あるが、筐体50の中央にはポインティングデバイス5
1が装着され、筐体50の四隅には各種機能設定用の押
しボタン52a、52b、52c、52dが設けられて
いる。このポインティングデバイス51を操作すること
により、図示しない表示画面上のカーソルの上、下、
左、右への移動を指示することができる。筐体50の側
面からは電子機器等へ接続するためのコネクタ53がケ
ーブル54を介して設けられている。
【0003】前記ポインティングデバイス51の一般的
な構成を図3に示す。印刷配線基板55には4分割され
た圧電素子からなる感圧シート56が接着剤又は両面テ
ープを用いて貼着されている。この感圧シート56の上
面には合成ゴム製のベース57が載置されている。ベー
ス57の裏面には前記感圧シート56の分割された区画
に対応して押圧用の突起(図示せず)が形成されてい
る。ベース57はつば部58を有するキャップ59によ
りカバーされ、キャップ59のつば部58には筐体50
の円形窓60の縁61が重畳する。筐体50の円形窓6
0の近傍には位置規制用の環状部62が設けられ、この
環状部62により前記ベース57の横方向の位置が規制
される。
【0004】このようなポインティングデバイス20を
用いることにより、図4に示す如く56l(エル)、5
6d、56r、56uの領域に4分割された感圧シート
56には、それぞれベースの下面に設けられている突起
57a、57b、57c、57dが接しており、各突起
57a、57b、57c、57dへの加圧に対応して感
圧シート56からは信号U(上方向)、R(右方向)、
D(下方向)、L(左方向)が出力される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述したポインティン
グデバイス20にあっては、4分割された感圧シート5
6の各領域56l(エル)、56d、56r、56uの
中心にベース56の各突起57a、57b、57c、5
7dが配置されるように位置決めしなければならない。
しかしながら、従来のポインティングデバイス20にお
いては、感圧シート56上に載置されるベース57は、
筐体50に設けられた環状部62の内側面により位置決
めされる構成となっている。ところが、感圧シート56
とベース57を正確に芯合わせすることが困難であり、
その結果感圧シート57の各領域56l(エル)、56
d、56r、56uとベース57の突起57a、57
d、57c、57uとを正確に位置合わせすることも困
難であった。このため、感圧シート57の各領域56
(エル)、56d、56r、56uにかかる荷重が操作
する指の加圧と一致せず、スピードの変化(X、Y軸)
が、右と左、上と下でばらついてしまう欠点があった。
【0006】本考案は、構成部品の位置ずれのないポイ
ンティングデバイスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、表示画
面上のカーソルを移動させるために使用されるポインテ
ィングデバイスにおいて、底板とこの底板の周囲から上
方に延びる側壁とを有し、前記底板にはその上下両方に
突出する複数の位置決め用突起部が形成されたホルダ
と、複数の素子領域を持つ圧電素子とこの圧電素子を設
けた基板部とから成り、前記底板の上方に突出している
前記位置決め用突起部に対応する前記基板部の箇所に第
1嵌合部が形成されて前記ホルダに装着された感圧シー
トと、この感圧シートに重畳する如く前記ホルダに装着
され、前記底板の上方に突出している前記位置決め用突
起部に対応する箇所に第2嵌合部が形成されると共に、
前記複数の素子領域に対応する箇所にはそれぞれ突起部
を対向形成した弾性材からなる略円板状のベースと、こ
のベースの上面に設けられた押圧操作部とを具備し、前
記底板の下方に突出している前記位置決め用突起部を取
付基板に設けた嵌合部に嵌合させるようにしたことを特
徴とするポインティングデバイスが提供される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
【0009】図1は、本考案に係わるポインティングデ
バイスの一実施例を示す分解斜視図である。図1におい
て、印刷配線基板11上に樹脂製のホルダ12が装着さ
れる。印刷配線基板11上には、図示しない制御用IC
やその他の部品並びに印刷配線が施されている。また、
ホルダ12は、一部に切り欠き部13が設けられた環状
側壁14と底板15から構成されている。底板15には
互いに等間隔に同一円周上に3本の位置決め用ピン16
a、16b、16cが底板15を貫通して植設されてい
る。各位置決め用ピン16a、16b、16cの間隔は
各ピン16a、16b、16cが後述する感圧シート並
びにベースの各々の作動部の外側であり、かつ各々の周
縁に設けた孔に挿入できる位置になる間隔でよい。
【0010】印刷配線基板11上であって、本考案に係
わるポインティングデバイスを設置する箇所には、前記
ホルダ12に植設した位置決め用ピン16a、16b、
16cを嵌合する3個の孔17a、17b、17cが形
成されている。ホルダ12を印刷配線基板11に固定す
るためには、位置決め用ピン16a、16b、16cの
底板15から下方に突出した部分を印刷配線基板11の
孔17a、17b、17cに嵌合せしめて行う。なお、
両者の固定は強固な嵌合のみにて行うことができるが、
接着剤等を併用してもよい。
【0011】ホルダ12の内部には、感圧シート18が
設置される。感圧シート18は一方にリード引き出し端
部19が形成された基板部20とこの基板部20の中央
に設けられた圧電素子21から構成されている。圧電素
子21は4つの領域21 (エル)、21d、21r、
21uに等分割されている。また、基板部20の周縁に
は、第1の嵌合部となる孔22a、22b、22cが設
けられており、それぞれホルダ12の位置決め用ピン1
6a、16b、16cに対応した位置に設けられてい
る。感圧シート18はホルダ12の内部に入れられ、位
置決め用ピン16a、16b、16cに孔22a、22
b、22cが嵌合され、互いの位置は一義的に定められ
る。このとき、感圧シート18のリード引き出し端部1
9は、ホルダ12の切り欠き部13から外へ引き出され
る。
【0012】感圧シート18の上には、圧力伝達用のベ
ース23が重畳される。ベース23は弾性を有する合成
ゴム製であり、下面には互いに等間隔に同一円周上に4
個の突起部24l(エル)、24d,24r、24uが
設けられている。これらの突起部24l(エル)、24
d,24r、24uの位置は、感圧シート18の圧電素
子21が4分割された各領域21l(エル)、21d、
21r、21uのほぼ中央部に対応する位置である。ま
た、ベース23にはつば部25が形成されており、この
つば部25において、前記位置決め用ピン16a、16
b、16cに対応する位置に第2の嵌合部となる孔26
a、26b、26cが形成されている。
【0013】ベース23の孔26a、26b、26cに
はホルダ12の位置決め用ピン16a、16b、16c
が嵌合される。その結果、ベース23は感圧シート18
上に突起部24l(エル)、24d,24r、24uと
圧電素子21の4分割された各領域21l(エル)、2
1d、21r、21uが正確に領域中央にて対向配置さ
れる。ベース23の上には、キャップ27が設置され
る。キャップ27は、中央環状部28の周縁つば部29
から構成されており、周縁つば部29には図示しない筐
体が係合される。
【0014】このようにして、ホルダ12に設けた位置
決め用ピン16a、16b、16cにより感圧シート1
8並びにベース23は芯ずれを起こすことなく、所定の
位置に組立てられる。位置決め用ピン16a、16b、
16cは、底板15の下方に突出している部分の長さ
は、印刷配線基板11の厚さ以下であればよい。また、
底板15の上方に突出している部分の長さは、感圧シー
ト18並びにベース23の厚さを合計した値以下であ
り、また感圧シート18の厚さを越える長さであればよ
い。
【0015】また、上記実施例ではホルダ12の底板1
5に位置決めピン16a、16b、16cを植設した例
につき説明したが、ホルダ12にはピンに代えて他の位
置決め用突起を設け、感圧シート18並びにベース23
には孔に代えて切り欠き溝等を設け、位置決め用突起を
切り欠き溝等に嵌合するようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】本考案に係わるポインティングデバイス
は、ホルダを用い、このホルダの底板にその上下両方に
延びるピン等の位置決め用突起を設け、感圧シート並び
に弾性材からなるベースには前記上方に延びる位置決め
用突起が嵌合される孔等の嵌合部を形成するという簡単
な構成で、位置ずれ、芯ずれを解消することができるよ
うになった。この結果、感圧シートにいんかされる荷重
は、場所によって不均一になることがなくなったため、
スピードの変化(X、Y軸)が右と左、上と下とでばら
つかなくなった。また、本ポインティングデバイスが取
り付けられる印刷配線基板には、前記下方に延びる位置
決め用突起が嵌合される孔等の嵌合部を形成することで
本ポインティングデバイスの取付を簡単に行うことがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる一実施例のポインティングデバ
イスの分解斜視図である。
【図2】従来一般に用いられているポインティングデバ
イスを応用した操作器の斜視図である。
【図3】従来のポインティングデバイスの概略断面図で
ある。
【図4】一般的なポインティングデバイスからの出力取
り出し状態を説明する平面図である。
【符号の説明】
11…印刷配線基板 12…ホルダ 13…切り欠き部 14…環状側壁 15…底板 16a、16b、16c…位置決め用ピン 18…感圧シート 19…リード引き出し端部 20…基板部 21…圧電素子 23…ベース 25…つば部 27…キャップ 28…中央環状部 29…周縁つば部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上のカーソルを移動させるため
    に使用されるポインティングデバイスにおいて、底板と
    この底板の周囲から上方に延びる側壁とを有し、前記底
    板にはその上下両方に突出する複数の位置決め用突起部
    が形成されたホルダと、複数の素子領域を持つ圧電素子
    とこの圧電素子を設けた基板部とから成り、前記底板の
    上方に突出している前記位置決め用突起部に対応する
    記基板部の箇所に第1嵌合部が形成されて前記ホルダに
    装着された感圧シートと、この感圧シートに重畳する如
    く前記ホルダに装着され、前記底板の上方に突出してい
    前記位置決め用突起部に対応する箇所に第2嵌合部が
    形成されると共に、前記複数の素子領域に対応する箇所
    にはそれぞれ突起部を対向形成した弾性材からなる略円
    板状のベースと、このベースの上面に設けられた押圧操
    作部とを具備し、前記底板の下方に突出している前記位
    置決め用突起部を取付基板に設けた嵌合部に嵌合させる
    ようにしたことを特徴とするポインティングデバイス。
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