JP2566726B2 - データ処理方法および装置 - Google Patents

データ処理方法および装置

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JP2566726B2
JP2566726B2 JP5198640A JP19864093A JP2566726B2 JP 2566726 B2 JP2566726 B2 JP 2566726B2 JP 5198640 A JP5198640 A JP 5198640A JP 19864093 A JP19864093 A JP 19864093A JP 2566726 B2 JP2566726 B2 JP 2566726B2
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timer
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timer control
time
chain
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カルヴィニャック ジャン
ター パム タン
レイナール シャルル
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4812Task transfer initiation or dispatching by interrupt, e.g. masked
    • G06F9/4825Interrupt from clock, e.g. time of day
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイムアウト遅延が経
過する前に事象が生起されたか否かを複数のユーザが監
視する必要があるデータ処理システムにインプリメント
される方法および装置に関する。特に、本発明は、事象
に割り当てられた予め定めたタイムアウト遅延が経過し
たことを通知するために、ユーザがメッセージを交換す
る通信システムにインプリメントされる方法および装置
に関する。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たるフランス国特許出願第92480130.1
号の明細書の記載に基づくものであって、当該フランス
国特許出願の番号を参照することによって当該フランス
国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の一部分を構
成するものとする。
【0003】
【従来の技術】タイマとは、特定の時点で、または、選
択された時間が経過した後に、割り込みや、タイムアウ
ト指示を行うためにセットすることができる装置であ
る。タイマは、同時に生じる非常に多くのタスクまたは
事象が、予め定めた遅延範囲内で生じたか否かを検知す
るために監視する必要がある通信システムで必要とされ
る。START オペレーションはユーザにより送信され、対
応する事象を監視するため、タイマが開始される。別の
理由により事象の監視に割り込みが設定されると、STOP
オペレーションが対応するユーザにより生成される。そ
の後、再び監視を開始するため、その対応する事象の監
視を要求し、そして、そのユーザによりSTART オペレー
ションが生成される。ある事象に関連するタイマがまだ
動作中である間、対応する事象のタイミングを遅延させ
るため、そのユーザはRESTART オペレーションを要求す
ることができる。
【0004】通信システムでは、ユーザ間のメッセージ
伝送時間が非常に短い場合、何千というSTART,RESTART,
およびSTOPオペレーションが、多くの事象を監視するた
め、ユーザによりほとんど同時に生成される。その環境
では、通信システムのオペレーションを損なわないよう
に、これらのオペレーションを非常に効率的にパフォー
ムする必要がある。
【0005】タイマ装置は、一般的に、タイムアウト遅
延が制御される各事象に関連してタイマ制御ブロック(T
CB) を備えている。これらのTCBはプログラム制御に
より管理(すなわち、連鎖、更新、または連鎖からの除
去)が行われる。図8はTCBの簡単な連鎖構造を示
す。TCBを容易にTCB連鎖から除去したり、TCB
連鎖に挿入したりするため、連鎖構造は双方向にリンク
されている。新しいTCBはそれぞれSTOPオペレーショ
ンに応答してその連鎖の終りに付加される。リンクが
方向になっているので、STOPオペレーションに応答して
除去しなければならないタイマは、その連鎖から容易に
除去される。その簡単な連鎖構造は非常に多くの未解決
事象の制御に適用することはできない。というのは、時
間をインクリメント(timer_tick)するごとに、その連鎖
全体をスキャンして、各事象のタイムアウト遅延が経過
したか否かを検知する必要がある。
【0006】タイマックごとに行うこのスキャンは、
対応する事象の待機順番にTCBを連鎖することにより
回避することができる。図9はリスト順にしたタイマ連
鎖構造のインプリメンテーションを示す。そのタイマ連
鎖構造のパフォーマンスは前の例よりも高い。主要な機
構では、新しいTCBがその連鎖の正しい位置に挿入さ
れる。TCBが双方向にリンクされていることから、こ
の挿入オペレーションは容易であるが、新しい事象の監
視が必要な場合には、その度に連鎖スキャンを行わなけ
ればならない。このインプリメンテーションは、そのシ
ステムが何千というタイマ制御ブロックを必要としない
とき、可能である。
【0007】EP出願A1 355 243号では、複数タイマ装置
で、タイマのセットやキャンセルを簡単に行うことがで
きるタイマ装置が開示されている。各タイマに対して、
タイムアウト値とタイマタグが対応する。特定のタイム
スケールレジスタと、クロック割算器(clock divider)
が提供され、タイマのレゾルーションを容易に選択する
ことができる。幾つかのタイマを同時に満了することが
できるように、特定のタイマサービスが連鎖可能なタイ
マ制御ブロックに提供され、同時に満了するタイマの全
ての連鎖が除去される。この装置の欠点は、タイムアウ
トが生じる前に、START,RESTART,およびSTOPオペレーシ
ョンがほとんど同時に次々に生じる環境には適合され
ず、よって、タイマタグが記憶される新しいアドレスを
生成して、新しいタイマを確立するため、循環カウンタ
の現在の内容に加算されなければならないタイムアウト
の更新が複雑になることである。
【0008】本発明の目的は、数多くのタイマを用い
て、非常に効率的であるが簡単な方法で、非常の多くの
事象を監視する方法および装置を提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、タイマのSTART,REST
ART,およびSTOPオペレーションを改善するため、タイマ
制御ブロックを管理し、そのタイマ制御ブロックに関連
するとともに、各タイマに関連する方法および装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は、異なるユーザの複数のタイマを制御
し、各タイマはある事象に関係付けをされるとともに、
データ処理システムのタイマ制御ブロックに関係付けさ
る。そのデータ処理システムでは、対応する事象の生
起時点がタイムアウトフィールドにあるとき、ユーザ
によりSTART オペレーションが発行される。また、その
データ処理システムでは、ある事象の生起時点が遅延さ
れたとき、ユーザによりRESTART オペレーションが発行
される。さらに、そのデータ処理システムでは、その事
象が生起されたとき、STOPオペレーションがユーザによ
り発行される。
【0011】本発明に係る方法は、各タイマ制御ブロッ
クが少なくともタイムフラグフィールドと、タイムスタ
ンプフィールドと、タイムアウト値フィールドと、アド
レスフィールドとに分割され、 (1) 適正な時間間隔(timer_tick)でアドレス指定手段に
より順次アドレス指定されるN個の記憶場所を有する
循環記憶手段を提供するステップと、 (2) ユーザにより発行されたSTART オペレーションに応
答して、 (a) 現在時刻と、前記事象のタイムアウト値とに応じ
て、前記循環記憶手段の記憶場所のアドレスを計算し、 (b) 同時にタイマが満了する事象に関係付けをしたタイ
マ制御ブロックの連鎖であって前記循環記憶手段の計算
されたアドレスに記憶された制御ブロックアドレスによ
り指示された連鎖タイマ制御ブロックを挿入し、 (c) タイムフラグのフラグ状態フィールドを"RUNNING"
の状態に変更し、タイマが活動状態であることを示
し、タイマ制御ブロックが最初のタイムとしてその連鎖
に挿入された場合は、タイムフラグのフラグ連鎖フィー
ルドを"CHAINED" の状態に変更し、タイマ制御クロック
が既に連鎖されている場合は、フラグ状態を"RUNNING"
状態に単に変更し、 (d) タイムアウト値を対応する事象のタイマ制御ブロッ
クに記憶し、 (e) タイムスタンプを現時刻に更新するステップと、 (3)STOP オペレーションに応答して、関連するタイマ制
御ブロックのタイムフラグフィールドのフラグ状態を"S
TOP"の状態に変更するステップと、 (4) 適正な時間間隔(timer_tick)ごとに、前記循環記
憶手段の記憶領域に連鎖された各タイマ制御ブロックを
連続して読み取り、タイムフラグフィールドの状態を検
査し、しかも、 (a) フラグ状態がSTOPである場合はタイマ制御ブロック
の連鎖を解除し、 (b) フラグ状態がSTOPでない場合は、現在の時刻と、タ
イムスタンプと、最後のタイムアウトとに応じて新タイ
ムアウト(new time_out = time_out + time_stamp - cu
rrent_time) を計算し、新タイムアウトの値が正である
場合は、タイマ制御ブロックを新しいタイマ制御ブロッ
ク連鎖に挿入し、あるいは、新しいタイムアウト値が0
に等しい場合は、タイマ制御ブロックの連鎖を解除し停
止し、タイムアウト遅延が経過したことをユーザに通知
するステップとを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明に係る前記方法がインプリメントさ
れる装置は、対応する事象の異なるタイマ制御ブロック
を、タイムアウト値と現在の時刻とに従って分類するた
め、適正な時間間隔(timer_tick)でアドレス指定手段
により順次アドレス指定されるN個の記憶場所を有する
循環記憶手段と、前記アドレス指定手段により指示され
たタイマ連鎖であって、START,RESTART,またはSTOPオペ
レーションが前記事象のタイミングに割り込みを設定す
る前に、同時に生起すべき事象に関係付けされた複数の
タイマ制御ブロックが連鎖されたタイマ連鎖とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明をインプリメントすることが
できる環境を示す。その環境は複数のユーザ106を接
続することができる切り換えシステム100を備えてい
る。プロセッサ102はユーザ106の間でのメッセー
ジ交換を制御し、本発明により、タイマ装置を管理す
る。記憶装置104は通信制御プログラムを含み、タイ
マ制御ブロック(TCB) のデータ構造を含む。ユーザ10
6はそれぞれ自分のタイマ制御ブロックを記憶装置10
4内に有する。各ユーザはアドレスにより識別される。
タイマ制御プログラムはタイマ制御ブロックをSTART,RE
START,およびSTOPオペレーションに従って管理すること
ができる。タイマ制御プログラムは記憶装置104に記
憶され、プロセッサ102により制御される。
【0015】図2を理解するため、次の概念を忘れない
ようにしなければならない。すなわち、 * 現在時刻はタイマチックのインクリメントの値を示
す。この値は初期設定時に0にリセットされる。
【0016】* 現在索引は循環テーブルの索引の位置
を現在の時刻に従って示す。現在索引はタイマチックご
とにインクリメントされる。現在索引がテーブルの終り
に到達すると、現在索引は0にリセットされる。
【0017】* 現在連鎖は現在索引により指定された
タイマ制御ブロックの集合を示す。図2は本発明に係る
タイマ連鎖構造を示す。このタイマ連鎖構造は循環テー
ブル202を備え、循環テーブル202は一意の現在索
引200によりアドレス指定される所定数の記憶場所を
有する。この現在索引は対応する記憶場所を指定するた
め、タイマチック(timer_tick)と呼ばれる適正な時間間
隔でインクリメントされる。対応する記憶場所には、循
環テーブルに連鎖されるタイマ制御ブロックのアドレス
が記憶されている。1が存在する場合は、前のTCB
に、次のタイマ制御ブロックのアドレスを記憶し、1が
存在しない場合は、特定のコード、例えば、0を用い
て、そのタイマ連鎖の最後のブロックであることを示す
ことにより、タイマ制御ブロック210a,210b,
210cを一方向リンク250で循環テーブルに連鎖さ
せることができる。このことは後程説明する。現在索引
は、TCBがタイマ連鎖に付加されるときに用いられ
る。ここで、タイマブロックを付加しなければならない
循環テーブルの連鎖数または索引は、現在の連鎖に対す
るものであって、最初の連鎖に対するものではない。タ
イマチックごとに、現在索引はインクリメントされ、新
しい索引により指定された連鎖は現在の連鎖になる。
【0018】連鎖するために用いられるTCBの標準的
なアドレスフィールドの他に次の特定のフィールドを備
えている。
【0019】データ構造: * タイムフラグフィールド(time_flag; Tf) は、ある
事象に関連するタイマ制御ブロックのステータスを示
す。
【0020】フラグ連鎖(flag_chain): タイマ制御ブ
ロックが連鎖状態であるか否かを示すため、CHAINED ま
たはUNCHAINED という2つの値を有する。
【0021】フラグ状態(flag_state): タイマが活動
状態か否かを示すためSTOPまたはRUNNING という2つの
値を有する。
【0022】* 時間値フィールド(time_value; Tv)は
関連する事象のタイムアウト値を示す。
【0023】その変化範囲は1秒から10秒までであ
る。タイマアウトとは、その時間間隔が経過した後、待
機した事象が生起しないことがユーザに通知されること
を意味する。
【0024】* タイムスタンプフィールド(time_stam
p; Ts)は最後のSTART またはRESTARTオペレーションが
パフォームされたときを示す。
【0025】これら3つの値Tf,Tv,およびTsはタイマ制
御ブロックにストアされる。
【0026】各タイマ制御ブロックは、3つの種別の情
報を必要とする事象に対応する。3つの種別の情報と
は、タイムフラグと、タイマ値と、タイムスタンプであ
り、それらの値はSTART,RESTART,またはSTOPオペレーシ
ョンに従って更新される。タイマ制御ブロックを管理す
るためにパフォームされるオペレーションには2つのカ
テゴリが存在する。すなわち、タイマ制御ブロックを連
鎖、連鎖解除、または更新を行うために、ユーザにより
要求されるSTART,RESTART,およびSTOPオペレーション
と、適正な時間間隔で(timer_tickごとに)パフォーム
されるオペレーションであって、連鎖全体をキャンセル
するためで、かつ、事象が生起しなかった新しいタイマ
制御ブロックを新しいタイマ連鎖に連鎖するために、そ
のタイマ連鎖がそのタイマ制御ブロックに連鎖される事
象が生起したか否かを検査することができるオペレーシ
ョンである。
【0027】START,STOP, およびRESTART オペレーショ
ン:START オペレーションは、本インプリメンテーショ
ンでは、ある事象に関連するタイマ制御ブロックをタイ
マ連鎖に付加するために用いられる。ある事象に関連す
るタイマ制御ブロックをタイマ連鎖に付加する事象は、
初期には、同時には生起しないものと仮定する。START
オペレーションは次のようにパフォームされる。すなわ
ち、 − タイマ制御ブロックが連鎖されていない場合は、そ
のタイマ制御ブロックは新しいタイマ連鎖に付加され
る。そのタイムフラグフィールド(フラグ連鎖およびフ
ラグ状態)はCHAINED-RUNNING 状態に更新される。しか
も、タイムスタンプフィールド(Ts)は現在の時刻を用い
て更新される。
【0028】− タイマ制御ブロックが既に連鎖されて
いる場合、そのフラグ連鎖はRUNNING 状態に更新され
る。しかも、そのタイムスタンプフィールド(Ts)は現在
の時刻を用いて更新される。
【0029】STOPオペレーションはタイマ制御ブロック
を連鎖から一度に除去しない。STOPオペレーションはタ
イマの状態を指定するだけである。タイマ制御ブロック
は、既に生起した全ての事象を除去することもあり、満
了したタイマ制御ブロックを除去することもある。タイ
マ制御ブロックはタイマが動作している間にプロセスの
割り込み設定に従って更新される。このため、不必要
に、タイマ制御ブロックがその連鎖から除去され、その
連鎖に付加され、タイマ制御ブロック管理が改善され
る。 STOPオペレーションは指定されたタイマ制御ブロ
ックのフラグ状態をSTOPに更新し、その状態をタイマ連
鎖で維持する。
【0030】RESTART オペレーションは関連するタイマ
制御ブロックをタイマ連鎖から除去しないが、関連する
タイマ制御ブロックを新しい連鎖に連鎖することによ
り、新しいタイマ事象をセットアップする。しかし、RE
START オペレーションがSTOPオペレーションの前に生起
する限り、RESTART オペレーションは現在の時刻に従っ
てタイマ制御ブロックのみを更新する。
【0031】RESTART オペレーションは単にタイムスタ
ンプを現在の時刻に更新するだけである。
【0032】高速RESTART オペレーション 前記タイマ制御ブロックが連鎖される連鎖番号の位置
に、現在索引が到達する前に、RESTART オペレーション
が呼び出されるとき、タイマ制御ブロックの連鎖を解除
し、そのタイマ制御ブロックを再び連鎖することは無駄
である。そこで、幾つかの高速RESTART オペレーション
がタイムアウト値の期間の間に呼び出される。本インプ
リメンテーションは、タイムアウト値の期間の間にタイ
マ制御ブロックの1つの操作のみを必要とし、他のイン
プリメンテーションでRESTART オペレーションごとに1
つの操作と比較される。
【0033】ユーザが情報フレームを交換する環境であ
って、しかも、各フレームの伝送時間が約1μsec であ
る環境に、本インプリメンテーションが特に適合するこ
とを認識すべきである。ここで、毎秒1000フレーム
が送信される場合、RESTARTオペレーションが1000
回だけパフォームされる。
【0034】既に活動状態にあるタイマに対するSTART
オペレーションは、暗黙のRESTARTオペレーションとし
てインプリメントされることに注意すべきである。
【0035】タイマフラグは、タイマの状態を正確にハ
ンドルし、しかも、操作(タイマ連鎖への付加、タイマ
連鎖からの除去)を減少するため、START,STOP, および
RESTART オペレーションで広範囲に用いられている。タ
イマ制御ブロックが連鎖されないときは、そのタイマが
非活動状態にあることを意味する。しかし、非活動状態
のタイマ制御ブロックは、タイマ制御ブロックが連鎖解
除されていることを意味しない。そのため、状態CHANGE
D/UNCHAINED および状態STOP/RUNNINGの間の関係は次の
ようになっている。すなわち、UNCHAINGEDはSTOPを意味
し、RUNNING はCHANGED を意味する。
【0036】タイマ制御ブロックでのこれらの状態の正
しい組み合わせは、UNCHAINED-STOP,CHAINED-STOP,およ
びCHAINED-RUNNING である。
【0037】現在の連鎖(タイマチック)に関係するオ
ペレーション 現在の連鎖である1つのTCB連鎖は、タイマチックご
とに処理される。しかも、その連鎖はこの処理の後に解
放される。現在の連鎖の全TCBは次のように処理され
る。すなわち、 − STOPとマークを付けられたタイマ制御ブロックは同
様にしてタイマ連鎖から除去される。
【0038】− RUNNING とマークを付けられたタイマ
制御ブロックであって、条件(current_time < time_sta
mp + time_value)が真であるタイマ制御ブロックは、新
しい連鎖に付加される。新しい連鎖の索引は残りの期
間、すなわち、(time_stamp + time_value - current_t
ime)により指定される。
【0039】− RUNNING とマークがつけられたタイマ
制御ブロックであって、上述した条件が偽であるタイマ
制御ブロックは、その連鎖から除去され、その対応する
事象を監視するユーザに、その事象のタイムアウト遅延
が満了であることが通知される。
【0040】高能力、高効率タイマサポート: 活動状態タイマはそれぞれタイムアウト値を有し、タイ
ムアウト値はタイマ制御プログラムにより循環テーブル
202に関連する索引に変換される。その索引は、タイ
マ制御ブロックを挿入しなければならない連鎖番号を与
える。新しいタイマ制御ブロックはそれぞれ単に連鎖の
ヘッドに付加される。連鎖が一方向リンクであるので、
このように挿入することは容易である。タイマ制御ブロ
ックは常に連鎖のヘッドに挿入され、しかも、連鎖のタ
イマ制御ブロックが同時に除去されるので、オペレーシ
ョンが一方向リンクより遅い双方向リンク構造をインプ
リメントする必要はない。
【0041】付加されたり、キャンセルされたりして
も、どのタイマ制御ブロックもスキャンする必要はな
く、しかも、タイマチックが生じたときでさえ、タイマ
制御ブロックをスキャンする必要はない。付加したり、
キャンセルしたり、ユーザに通知したりするコストは、
未解決タイマ事象の数に関わらず、ほぼ一定である。タ
イマの数は、タイマ制御ブロックに割り振られた記憶空
間に従って構成される。
【0042】図3は、送信元のタイマに接続された送信
元401と、受信先のタイマに接続された受信先402
との間でのRESTART オペレーションフローの例を示す。
この例では、送信側のオペレーションのみを考察する。
【0043】時点T0にて、送信元401はSTART オペレ
ーションをタイムアウト値(Tv)とともに発行する。その
時点で、送信元はメッセージのdata(0) を受信先402
に送信する。タイムフラグおよびタイムスタンプはそれ
ぞれCHAINED-RUNNING および現在の時刻、すなわち、Ts
= T0 に更新される。関連するTCBは、時点Tの前に
生起する事象に対応するTCBの連鎖に付加される。こ
こで、T = T0 + Tv である。受信先は、data(0) および
data(1) を受信すると、その受信に対して、一部受信確
認(ack(2))を送信する。送信元が既にdata(2) を送信
し、そして、タイムがリスタートされるが、data(2) は
受信先で受信確認されていないので、停止されない。こ
のオペレーションはRESTART オペレーションであるが、
タイムスタンプは現在時刻に更新され、Tsがタイマ制御
ブロックのT1に等しくされる。
【0044】この例では、送信された最後のデータがま
だ受信確認されていないので、送信元が受信確認を受信
するごとに、タイマがリスタートされ、タイマスタンプ
が現在時刻、すなわち、T2およびT3に連続して更新され
る。
【0045】現在時刻が(時点Tにて)Tに等しくなる
と、タイマ制御ブロックはTCB連鎖から除去され、し
かも、時点T' = Tv + T3にて、生起する事象に応じてT
CBの連鎖に付加されることになる。しかし、タイムス
タンプは変更されない。すなわち、Ts = T3 のままであ
る。
【0046】効率的なSTART/STOPオペレーション 送信元がSTOPオペレーションを発行すると、タイマ制御
ブロックはその連鎖上に保持される。このため、図3な
いし図5で説明するように、START およびSTOPシーケン
スを効率よくサポートする機会が提供される。
【0047】図4はSTOPオペレーションの例を示す。ST
OPオペレーションの後には、送信元401および受信先
402の間でのSTART オペレーションが来る。STOPオペ
レーションはRESTART オペレーションと組み合わされ
る。
【0048】プロセッサにより受信されたSTART オペレ
ーションに応答して、ユーザがメッセージのdata(0) を
送信したとき、タイム値(Tv)とともに時点T0での事象に
対応して、タイマ制御プログラムコードはタイマ制御ブ
ロックの監視を開始する。タイムフラグとタイムスタン
プはそれぞれCHAINED-RUNNING と、現在の時刻、すなわ
ち、Ts = T0 に更新される。関連するタイマは、時点T
の前に生起するものと仮定された事象に関連するTCB
の連鎖に付加される。ここで、T = T0 + Tv である。時
点T1にて、ユーザはdata(0) およびdata(1) の受信に対
して完全な受信確認を受信する。ユーザはSTOPオペレー
ションを送信する。フラグ状態がSTOPに更新される。時
点T2にて、別のメッセージを送信する必要があり、ユー
ザは、再び、START オペレーションを送信しなければな
らない。そのため、フラグ状態およびタイムスタンプは
それぞれRUNNING および現在の時刻、すなわち、Ts = T
2変更される。
【0049】時点T5にて、ユーザが一部受信確認を受信
すると、図2の例からも分かるように、RESTART オペレ
ーションが送信される。
【0050】現在時刻が(時点Tにて)Tに等しくなる
と、満了時刻Tを有するタイマ制御ブロックは、単に、
タイマ連鎖から除去されるだけである。
【0051】一部受信確認および完全受信確認がインタ
リーブされるこの例では、時点T1ないし時点T6でのSTAR
T,STOPおよびRESTART オペレーションのシーケンスに
は、タイマ制御ブロックの操作が含まれない。というの
は、時点T(T = T0 + Tv) にはまだ到達しないからであ
る。START,STOPおよびRESTART オペレーションがほとん
ど同時に生起する限り、この機会により、パフォーマン
スを獲得することができる。
【0052】タイムアウト遅延が経過するまで、本イン
プリメンテーションにより、TCBの除去を効率的に遅
延させたので、タイマ連鎖に連鎖されたままのタイマ制
御ブロックの操作を減少させることができる。再び、ST
ART およびSTOPオペレーションごとに、タイマ連鎖にタ
イマ制御ブロックを付加し、タイム連鎖からタイマ制御
ブロックを除去することと比較すると、タイマ制御ブロ
ックに対してただ1つの操作を行うことを意味する。
【0053】図5はタイマ制御ブロックの初期設定オペ
レーションのフローチャートを示す。
【0054】ステップ501にて、処理全体でtimer_ti
ckごとにインクリメントされる整数であるcurrent_time
を、初期にリセットする。そして、ステップ502に
て、current_index を初期にリセットし、循環テーブル
の最初の記憶場所を指すようにする。ループに入り、循
環テーブルの全記憶場所をスキャンし、各記憶場所のテ
ーブル(index) を0にセットする。ステップ503に
て、0からmax_entry までの値をとる整数である索引(i
ndex) により、循環テーブルの記憶場所を分類する。ma
x_entry の数値は循環テーブルのサイズに対応する。循
環テーブルのサイズは、time_out値が大きい事象を考慮
することができるように変更することができる。ステッ
プ505にて、記憶場所に対応する各テーブル(index)
は0にセットされ、循環テーブルの記憶場所によりアド
レス指定されたタイマ制御ブロックが存在しないことを
示す。ステップ506にて、そのindex が1だけインク
リメントされる。
【0055】タイマ制御ブロックが連鎖されたことを示
すため、テーブル(index) が1にセットされる。そし
て、対応する記憶場所はその記憶装置のタイマ制御ブロ
ックのアドレスを記憶する。
【0056】図6はタイマ制御ブロックのSTART オペレ
ーションのフローチャートを示す。ステップ601に
て、flag_stateがstop(= 0) またはrunning(= 1)状態で
あるかが試験される。ステップ602にて、タイマ制御
ブロックが活動状態でない(flag_state = 0)場合、fl
ag_chainは、TCBが循環テーブルに連鎖されているか
否かを検査するために試験される。ステップ603に
て、連鎖されていない(flag_chain = 0)場合は、(time_
out value + current_index)をmax_entry で除算して得
られる残りを示すindex の値が計算される。ステップ6
03の式中に示す%は除算の余りを算出するC言語の演
算子である。ステップ604にて、計算されたindex の
値に対応する一方向リンクの位置でTCBが循環テーブ
ルに連鎖される。そのため、ステップ605にて、タイ
マ制御ブロックは対応するタイマ連鎖のヘッドに挿入さ
れる。START オペレーションが終わる前に、ステップ6
06にて、タイマ制御ブロックのtime_stampが現在時刻
値に更新される。
【0057】ステップ601にて判定した結果、flag_s
tateがrunning 状態である場合、START オペレーション
が終わる。
【0058】ステップ602にて、タイマ制御ブロック
が連鎖され(flag_chain = 1)、しかも、ステップ601
での試験の結果、停止された場合、プログラムはステッ
プ606に移行し、time_stampを現在時刻値に変更す
る。
【0059】既に活動状態のタイマに対するSTART オペ
レーションは、暗黙のRESTART オペレーションとしてイ
ンプリメントされる。
【0060】STOPオペレーションは、flag_stateをSTOP
にセットし、flag_chainをCHAINEDセットする際にのみ
生起される。
【0061】RESTART オペレーションは、time_stampを
現在時刻に更新する際にのみ生起される。
【0062】図7は適正な時間間隔(timer_tick)でパフ
ォームされるTIMER-TICKのフローチャートである。
【0063】ステップ701にて、timer_tickごとに、
current_timeがインクリメントされ、ステップ702に
て、current_index 、すなわち、(current_index + 1)
をmax_entry で除算して得られる残りを計算する。ステ
ップ703にて、対応するcurrent_index で循環テーブ
ルに連鎖されるタイマ制御ブロックをシステムが検査す
る。
【0064】ステップ710にて、その連鎖の第1タイ
マ制御ブロックが指される。ステップ720にて、対応
するcurrent_index に接続されたタイマ制御ブロックが
存在する場合、flag_stateの状態に応じて、タイマ制御
ブロックがrunning か、あるいはstopかをシステムは試
験する。試験をした結果、running である場合、ステッ
プ721にて、remain_time 、すなわち、time_stamp +
time_out value - current_timeが計算される。
【0065】ステップ730にて判定した結果、remain
_time が0に等しい場合、すなわち、タイマ制御ブロッ
クに対応するtime_out遅延が経過したことを意味する場
合、ステップ731に移行する。ステップ731にて、
flag_stateがstopにセットされ、ステップ732にて、
flag_chainがunchained にセットされる。ステップ73
3にて、time_out遅延が経過して適正な回復プロシージ
ャが取られたことを、システムは対応するユーザに通知
する。
【0066】ステップ730にて判定した結果、remain
_time が0に等しくない場合、すなわち、その事象がま
だ生起されていない場合、ステップ734にて、time_s
tampの値、すなわち、remain_time + current_index を
max_entry で除算して得られる残り(= index) により修
正された新しいindex をシステムは計算する。ステップ
735にて、新しいindex に対応する連鎖のヘッドにT
CBが挿入される。そのため、ステップ736にて、タ
イマ制御ブロックはtime_flag,time_value, およびtime
_stampの新しい値をストアする。
【0067】ステップ720にて判定した結果、そのタ
イマ制御ブロックのflag_stateがTCBが停止されてい
ることを示す場合、システムはその連鎖からタイマ制御
ブロックの連鎖を解除する。
【0068】ステップ733または736または722
の後で、一度、第1タイマ制御ブロックが試験される
と、ステップ740にて、システムは次のタイマ制御ブ
ロックを指す。ついで、システムはステップ710に戻
り、同一連鎖上にタイマ制御ブロックがまだ存在する場
合は、再び、処理を開始する。
【0069】一方、同一連鎖上にタイマ制御ブロックが
存在しない場合は、ステップ750にて、システムはそ
の連鎖のタイマ制御ブロックを全てキャンセルして、タ
イマの全ての連鎖をリセットする。
【0070】そして、システムは次のtimer_tickまで待
機し、同様にして、上述したように、タイマ制御ブロッ
クを処理する。一方、time_valueおよびcurrent_index
に従って計算されたindex に応じたタイマ連鎖のヘッド
に、タイマ制御ブロックに関連する新しい全事象が挿入
される。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、非常に効率的であるが簡単
な方法で、非常の多くの事象を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る好ましい実施例を示すブロック図
である。
【図2】本発明に係るタイマ連鎖構造を示すブロック図
である。
【図3】RESTART オペレーションの例を示すフローチャ
ートである。
【図4】START オペレーションの後のSTOPオペレーショ
ンの例を示すフローチャートである。
【図5】INITオペレーションの例を示すフローチャート
である。
【図6】START オペレーションの例を示すフローチャー
トである。
【図7】TIMER-TICKオペレーションの例を示すフローチ
ャートである。
【図8】簡単なタイマ連鎖構造の従来例を示すブロック
図である。
【図9】リスト順にしたタイマ連鎖構造の従来例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
100 切り換えシステム 102 プロセッサ 104 記憶装置 106 ユーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン カルヴィニャック フランス 06610 ラ ゴードゥ シュ マン レ ヴァリエール 187 (72)発明者 タン ター パム フランス 06600 アンティブ シュマ ン デ コンブ 120 レ バスティー ドゥ (72)発明者 シャルル レイナール フランス 06140 トゥレットゥ/ルー ルートゥ デ ヴァレットゥ シュド 922 (56)参考文献 特開 平2−281338(JP,A) 特開 平2−247738(JP,A) 特開 平3−131935(JP,A) 特開 平3−182937(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数のユーザの複数のタイマを制
    御し、各タイマはある事象に関係付けされるとともに、
    データ処理システムのタイマ制御ブロックに関係付けさ
    れ、そのデータ処理システムでは、対応する事象の生起
    時点がタイマ制御ブロックのタイムアウトフィールド
    で待機するとき、ユーザによりSTARTオペレーションが
    発行され、そのデータ処理システムでは、ある事象の生
    起時点が遅延されたとき、ユーザによりRESTART オペレ
    ーションが発行され、さらに、そのデータ処理システム
    では、その事象が既に生起されているとき、STOPオペ
    レーションがユーザにより発行される方法であって、 各タイマ制御ブロックが少なくともタイムフラグフィー
    ルドと、タイムスタンプフィールドと、タイムアウト値
    フィールドと、アドレスフィールドとに分割され、 (1) 適正な時間間隔でアドレス指定手段により順次
    ドレス指定されるN個の記憶場所を有する循環記憶手段
    を提供するステップと、 (2) ユーザにより発行されたSTART オペレーションに応
    答して、 (a) 現在時刻と、前記事象のタイムアウト値とに応じ
    て、前記循環記憶手段の記憶場所のアドレスを計算し、 (b) 同時にタイマが満了する事象に関係付けをしたタイ
    マ制御ブロックの連鎖であって前記循環記憶手段の計算
    されたアドレスに記憶された制御ブロックアドレスによ
    り指示された連鎖にタイマ制御ブロックを挿入し、 (c) タイムフラグのフラグ状態フィールドを"RUNNING"
    の状態に変更し、タイマが活動状態であることを示
    し、 タイマ制御ブロックが最初のタイムとしてその連鎖に挿
    入された場合は、タイムフラグのフラグ連鎖フィールド
    を"CHAINED" の状態に変更し、 タイマ制御クロックが既に連鎖されている場合は、フラ
    グ状態を"RUNNING" 状態に単に変更し、 (d) タイムアウト値を対応する事象のタイマ制御ブロッ
    クに記憶し、 (e) タイムスタンプを現時刻に更新するステップと、 (3)STOP オペレーションに応答して、関連するタイマ制
    御ブロックのタイマフラグフィールドのフラグ状態を"S
    TOP"の状態に変更するステップと、 (4) 適正な時間間隔ごとに、前記循環記憶手段の記憶領
    域に連鎖された各タイマ制御ブロックを連続して読み取
    り、タイムフラグフィールドの状態を検査し、しかも、 (a) フラグ状態がSTOPである場合はタイマ制御ブロック
    の連鎖を解除し、 (b) フラグ状態がSTOPでない場合は、現在の時刻と、タ
    イムスタンプと、最後のタイムアウトとに応じて新タイ
    ムアウトを計算し、新タイムアウトの値が正である場合
    は、タイマ制御ブロックを新しいタイマ制御ブロック連
    鎖に挿入し、あるいは、新しいタイムアウト値が0に等
    しい場合は、タイマ制御ブロックの連鎖を解除し停止
    し、タイムアウト遅延が経過したことをユーザに通知す
    るステップとを備えたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、ある事
    象の生起を遅延させなければならないとき、1のユー
    ザにより発行されたRESTART オペレーションに応答し
    て、関連するタイマ制御ブロックのタイムスタンプを現
    在時刻に更新するステップをさらに備えたことを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の方法に
    おいて、前記タイマ制御ブロックは一方向リンクにより
    互いに連鎖されたことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 異なる複数のユーザの複数のタイマを制
    御し、各タイマはある事象に関係付けされるとともに、
    データ処理システムのタイマ制御ブロックに関係付けさ
    、そのデータ処理システムでは、対応する事象の生起
    時点がタイマ制御ブロックのタイムアウトフィールド
    で待機するとき、ユーザによりSTARTオペレーションが
    発行され、そのデータ処理システムでは、ある事象の生
    起時点が遅延されたとき、ユーザによりRESTART オペレ
    ーションが発行され、さらに、そのデータ処理システム
    では、その事象が生起されたとき、STOPオペレーション
    がユーザにより発行される装置であって、 前記タイマ制御ブロックは、それぞれ、少なくとも、 フラグ状態フィールドとフラグ連鎖フィールドとを含む
    タイムフラグであって、前記フラグ状態フィールドは、
    START オペレーションごとに"RUNNING" 状態にセットさ
    れて事象が待機状態であることを示すか、STOPオペレー
    ションごとに"STOP"状態にセットされ、事象が既に生起
    されたことを示し、前記フラグ連鎖フィールドはタイマ
    制御ブロックがタイマ連鎖に"CHAINED" または"UNCHAIN
    ED" のいずれであるかを示すタイムフラグと、 START オペレーションごとに現在時刻にセットされ、RE
    START オペレーションごとに現在時刻に更新され、その
    事象を遅延させることができるタイムスタンプフィール
    ドと、 タイムアウト値フィールドと、 アドレスフィールドと に区分され、 前記装置は、 前記タイムアウト値および現在時刻に従って、対応する
    事象の異なるタイマ制御ブロックを分類するためにN個
    の記憶場所を有する循環記憶手段と、 該循環記憶手段の記憶場所を適正な時間間隔で順次
    ドレス指定するアドレス指定手段と、 該アドレス指定手段により指されたタイマ連鎖であっ
    て、同一の時点T、すなわち、START,RESTART またはST
    OPオペレーションが前記事象のタイミングに割り込みを
    設定する前に生起すべ事象に関係付けをした複数のタ
    イマ制御ブロックを備え、前記タイマ制御ブロックは、
    前記アドレスフィールドに、次のタイマ制御ブロックの
    アドレスか、あるいは、前記連鎖の終りを示す特定のコ
    ードをストアすることにより互いに連鎖するタイマ連鎖
    とを備え、 前記装置では、 前記循環記憶手段のアドレス指定された場所に連鎖され
    たタイマ制御ブロックが、適正な時間間隔で読み取ら
    れ、 前記フラグ状態がSTOPである場合、前記タイマ制御ブロ
    ックの連鎖を解除し、前記フラグ状態がSTOPでない場合
    は、現在時刻と、タイムスタンプと、最後のタイムアウ
    トとに従って、新しいタイムアウト値を計算し、タイム
    アウト遅延が経過した場合は制御し、かつ、タイムアウ
    ト値が正である場合はタイマ制御ブロックを新しいタイ
    マ連鎖に挿入するか、あるいは、前記タイマ制御ブロッ
    クが0に等しい場合は前記タイマ制御ブロックを停止
    し、タイムアウト遅延が経過したことを前記ユーザに通
    知することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、前記タ
    イマ制御ブロックは一方向リンクにより互いに連鎖され
    たことを特徴とする装置。
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