JPH096695A - 情報処理システムの通信方法およびプログラム間通信方法 - Google Patents

情報処理システムの通信方法およびプログラム間通信方法

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JPH096695A
JPH096695A JP7158246A JP15824695A JPH096695A JP H096695 A JPH096695 A JP H096695A JP 7158246 A JP7158246 A JP 7158246A JP 15824695 A JP15824695 A JP 15824695A JP H096695 A JPH096695 A JP H096695A
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reception
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JP7158246A
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English (en)
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Nobuyoshi Ando
宣善 安東
Masayuki Orimo
昌之 織茂
Shigeki Hirasawa
茂樹 平澤
Hiroki Nakadai
浩樹 中代
Takashi Hashimoto
尚 橋本
Atsushi Kobayashi
敦 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の情報処理装置に分散された複数のプロ
グラム間において、送信側プログラムが指定した時刻に
受信側プログラムに情報を渡したり起動したりすことが
できる通信方法を提供すること。 【構成】 複数の情報処理装置を接続する通信回線とか
ら構成される情報処理システムの通信方法において、あ
る情報処理装置2の処理実行部30から他の1つの情報
処理装置3内のプログラムあるいは複数の情報処理装置
内のプログラムに情報を送信する際に、送信側プログラ
ムが、受信側プログラムの受信時間を指定した送信情報
を送信し、前記送信情報を受信した情報処理装置3が、
前記送信情報に指定された受信時刻に、受信した送信情
報を受信側プログラムに渡したり、受信側プログラムを
起動するようにしたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機等の情報
処理装置が通信回線(ネットワーク)を介して相互に接
続されてなる情報処理システムの通信方法および単一の
情報処理装置内のプログラム間通信方法に関し、特に、
送信側のプログラムが受信側のプログラムの受信時刻を
指定した情報を送信するようにした情報処理システムの
通信方法および単一の情報処理装置内のプログラム間通
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の情報処理装置と通信回線(ネット
ワーク)とから構成される分散処理システムなどのよう
に、ネットワークを介して情報の伝達が行なわれる情報
処理システムにおいては、従来、送信側の情報処理装置
から受信側の情報処理装置内のプログラムに情報を伝達
する際、送信された情報が受信側の情報処理装置に受信
されると直ちに受信側のプログラムに渡されるか、ある
いは、送信された情報が受信側情報処理装置に受信され
ると該受信側情報処理装置がその情報を自内に一旦蓄え
ておき受信側のプログラムから受信要求があった時点で
該当情報をその受信側プログラムに渡すようにしてい
た。このような方式では、送信された情報は、送信先
(受信側)情報処理装置に届いた時点でプログラムに渡
されるか、受信プログラムが受信要求を出した時点でプ
ログラムに渡されるかしかない。
【0003】また、複数の情報処理装置と通信回線(ネ
ットワーク)とから構成される分散処理システムなどの
ように、ネットワークを介して情報の伝達が行なわれる
情報処理システムにおいては、従来、1つないし複数の
プログラムから1つないし複数のプログラムへ情報を伝
達する際、1つの受信プログラムが受信する情報の順序
を整列させる方法、あるいは複数の受信プログラムが受
信する情報の順序をその複数の受信プログラムで同じに
する方法としては、情報処理学会誌Vol.34 No.11 1341-
1349「放送型通信アルゴリズム」(滝沢誠,中村章人)
に記載されている方法がある。また、その他の方法とし
ては、情報の送り側が送信情報に通番を付与し、それを
受信した情報処理装置が通番順に受信情報を整列させプ
ログラムに渡す方法がある。また、従来、単一の計算機
内において、指定された時間に指定されたプログラムを
起動する方法としては、計算機のオペレーティングシス
テム(OS)の一つであるUNIXのatコマンドがある。atコ
マンドは、引数に起動時間および起動するプログラム名
を与えておき、atコマンドが入力されると、引数で指定
された起動時間に指定されたプログラムが起動されると
いうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術によれば、送信元情報処理装置から受信側情
報処理装置内のプログラムに情報を伝達する際の従来方
法では、送信された情報が送信先情報処理装置に受信さ
れると直ちに受信側のプログラムに渡されるか、あるい
は、送信された情報が送信先情報処理装置に受信される
と送信先処理装置がその情報を自内に一旦蓄えておき、
受信側のプログラムから受信要求があった時に該当情報
をそのプログラムに渡すようにしているため、送信され
た情報は、送信先情報処理装置に届いた時点でプログラ
ムに渡されるか、受信プログラムが受信要求を出した時
点でプログラムに渡されるかしかなく、送信側が指定し
た時刻に送信先プログラムに渡すことはできない。これ
を従来技術で実現しようとするならば、送信側プログラ
ムが、受信側プログラムに対して、そこに届くまでの時
間を計算し、受信して欲しい時刻よりもその計算時間分
前に送らなければならない。しかし、この方法でも、正
確に希望時間に送信先プログラムに情報が渡るとは限ら
ない。また、前記した従来技術によれば、1つないし複
数のプログラムから複数のプログラムへ情報を伝達する
際、複数の受信プログラムが同時に同時刻に情報を受信
することはできない。
【0005】これを従来技術で実現しようとするなら
ば、送信側プログラムが、それぞれの受信側プログラム
に対して、そこに届くまでの時間を計算し、受信して欲
しい時刻よりもその計算時間分前に送らなければならな
い。しかし、この方法でも、正確に希望時間に送信先プ
ログラムに情報が渡るとは限らない。また、送信先プロ
グラムが多数である場合に、送信元プログラムが一斉に
送信処理をしなければならず、とりわけ送信情報量が多
い場合に、負荷が大きくなる。また、前記した従来技術
によれば、atコマンドでは、atコマンドで指定するプロ
グラムを指定した時刻に起動することはできるが、同一
プログラムに対して連続して情報を渡すことはできな
い。また、起動できるプログラムは送信側プログラムと
同一の情報処理装置内にあるものに限られる。
【0006】また、動画データや音声再生データといっ
た時間的に連続性のある情報の送受信において、従来の
技術では、受信側の受信したタイミングで即情報が再生
されるので、情報の伝送に少しでも遅延が起きると、再
生された動画や音声が本来送信側が意図したタイミング
で再生されない。また、受信側の計算機の処理能力に依
存した早さで情報が再生されるため、やはり、本来送信
側が意図したタイミングで再生されない。本発明の目的
は、複数の情報処理装置に分散された複数のプログラム
間において、送信側プログラムが指定した時刻に受信側
プログラムに情報を渡すことができる通信方法を提供す
ること、送信側プログラムが指定した時刻に受信側プロ
グラムを起動することができる通信方法を提供すること
にある。また、本発明の別の目的は、送信側プログラム
が送信する情報を受信するプログラムが多数あった場合
に、送信側プログラムが指定した時刻に受信側プログラ
ムが一斉に情報を受信することができる通信方法を提供
することにある。また、本発明の別の目的は、送信側プ
ログラムが送信する情報を受信するプログラムが多数あ
った場合に、送信側プログラムが指定した時刻に受信側
プログラムを一斉に起動することができる通信方法を提
供することにある。また、本発明の別の目的は、情報処
理装置内の複数のプログラム間において、送信側プログ
ラムが指定した時刻に受信側プログラムに情報を渡すこ
と、または送信側プログラムが指定した時刻に受信側プ
ログラムを起動することができる通信方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のような構成を有している。 (1)それぞれが少なくとも1つのプログラムを具備す
る複数の情報処理装置と、前記情報処理装置を接続する
通信回線とから構成される情報処理システムの通信方法
において、ある情報処理装置内のプログラムから他の1
つの情報処理装置内のプログラムあるいは他の複数の情
報処理装置内のプログラムに情報を送信する際に、送信
側プログラムが、受信側プログラムの受信時刻を指定し
た送信情報を送信し、前記送信情報を受信した情報処理
装置が、前記送信情報に指定された受信時刻に、受信し
た送信情報をプログラムに渡す、あるいは、前記送信情
報に指定された受信時刻に、プログラムを起動させ受信
した送信情報をそのプログラムに渡すことを特徴とす
る。
【0008】(2)前記(1)において、前記送信情報
を受信した情報処理装置が、前記送信情報に指定された
受信時刻に、プログラムを起動させるとともに、受信し
た送信情報をそのプログラムに渡すことを特徴とする。 (3)それぞれが少なくとも1つのプログラムを具備す
る複数の情報処理装置と、前記情報処理装置を接続する
通信回線とから構成される情報処理システムの通信方法
において、ある情報処理装置内のプログラムから前記1
つの情報処理装置内のプログラムあるいは複数の情報処
理装置内のプログラムに情報を送信する際に、送信側プ
ログラムが、受信側プログラムの受信時刻を指定した送
信情報を送信し、送信情報を受信した情報処理装置が受
信した送信情報を記憶しておき、前記情報処理装置内の
プログラムが前記送信情報の受信を要求した際に、送信
情報に付せられた受信時刻と情報処理装置が具備する時
計の時刻とを比較し、送信情報に付せられた受信時刻が
情報処理装置が具備する時計の時刻よりも遅れているか
あるいは同じであれば、前記受信情報を受信要求を出し
たプログラムに渡すことを特徴とする。 (4)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の情報
処理システムの通信方法において、送信先情報処理装置
が送信情報を受信しなかった場合に、送信元情報処理装
置が送信情報を保管し、指定時刻までに前記保管送信情
報の再送処理を行なうことを特徴とする。
【0009】(5)それぞれが少なくとも1つのプログ
ラムを具備する複数の情報処理装置と、前記情報処理装
置を接続する通信回線とから構成される情報処理システ
ムの通信方法において、ある情報処理装置内のプログラ
ムから他の1つの情報処理装置内のプログラムあるいは
他の複数の情報処理装置内のプログラムに対して時系列
データを連続して送信する際に、送信側プログラムが、
それぞれの送信データに受信側プログラムの受信時刻を
指定し、そのデータを受信した情報処理装置が、受信し
た各々のデータを、それに指定された受信時刻にプログ
ラムに渡す、あるいは、前記データに指定された受信時
刻に、プログラムを起動させ受信した各々のデータをそ
のプログラムに渡すことを特徴とする。 (6)前記(5)において、送信側プログラムが、それ
ぞれの送信データに受信側プログラムの受信時刻を指定
する際に、一連のデータのうちの2番目以降のデータに
対しては、1番目のデータに指定した受信時刻との相対
的な時間を受信時刻として指定し、一方の受信側情報処
理装置が、1番目のデータに指定された受信時刻と2番
目以降のデータに指定された相対的な時間とから、それ
ぞれのデータの、プログラムに渡すべき時刻を算出する
ことを特徴とする。
【0010】(7)少なくとも1つのプログラムを具備
する情報処理装置のプログラム間の通信方法において、
情報処理装置内のあるプログラムからその情報処理装置
内の別のプログラムあるいは同じプログラムに情報を送
信する際に、送信側プログラムが、受信側プログラムの
受信時刻を指定した送信情報を送信し、前記送信情報を
受信した情報処理装置が、前記送信情報に指定された受
信時刻に、受信した送信情報をプログラムに渡すことを
特徴とする。 (8)前記(7)において、前記送信情報を受信した情
報処理装置が、前記送信情報に指定された受信時刻に、
プログラムを起動させるとともに、受信した送信情報を
そのプログラムに渡すことを特徴とする。
【0011】(9)少なくとも1つのプログラムを具備
する情報処理装置のプログラム間の通信方法において、
情報処理装置内のあるプログラムからその情報処理装置
内の別のプログラムあるいは同じプログラムに情報を送
信する際に、送信側プログラムが受信側プログラムの受
信時刻を指定した送信情報を送信し、送信情報を受信し
た情報処理装置が受信した送信情報を記憶しておき、前
記情報処理装置内のプログラムが前記送信情報の受信を
要求した際に、送信情報に付せられた受信時刻と情報処
理装置が具備する時計の時刻とを比較し、送信情報に付
せられた受信時刻が情報処理装置が具備する時計の時刻
よりも遅れているかあるいは同じであれば、前記受信情
報を受信要求を出したプログラムに渡すことを特徴とす
る。 (10)前記(1)ないし(9)いずれか1項におい
て、受信時刻あるいは受信側情報処理装置が用いる時刻
として、利用者が独自に設定する仮想的な時刻を用いる
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】前記(1)ないし(3)のいずれかの手段によ
れば、複数の情報処理装置に分散された複数のプログラ
ム間における情報の伝送について、送信側プログラムが
指定した時刻に受信側プログラムに情報を渡すことがで
きる。また、複数の情報処理装置に分散された複数のプ
ログラムにおいて、送信側プログラムが指定した時刻に
受信側プログラムを起動することができる。また、複数
の情報処理装置に分散された複数のプログラム間におけ
る情報の伝送について、送信側プログラムが送信する情
報を受信するプログラムが多数あった場合に、送信側プ
ログラムが指定した時刻に受信側プログラムが一斉に情
報を受信することができる。また、複数の情報処理装置
に分散された複数のプログラムにおいて、送信側プログ
ラムが送信する情報を受信するプログラムが多数あった
場合に、送信側プログラムが指定した時刻に受信側プロ
グラムを一斉に起動することができる。また、指定時刻
順に情報を整列させるため、複数の受信プログラムが同
じ順序で情報を受信することができる
【0013】前記(7)ないし(9)いずれかの手段に
よれば、情報処理装置内の複数のプログラム間における
情報の伝送について、送信側プログラムが指定した時刻
に受信側プログラムに情報を渡すことができる。また、
送信側プログラムが指定した時刻に受信側プログラムを
起動することができる。また、送信側プログラムが送信
する情報を受信するプログラムが多数あった場合に、送
信側プログラムが指定した時刻に受信側プログラムが一
斉に情報を受信することができる。また、送信側プログ
ラムが送信する情報を受信するプログラムが多数あった
場合に、送信側プログラムが指定した時刻に受信側プロ
グラムを一斉に起動することができる。また、指定時刻
順に情報を整列させるため、複数の受信プログラムが同
じ順序で情報を受信することができる。また、前記
(4)の手段によれば、配送されるべき指定時刻が与え
られているので、送信側が送信順序やタイミングをスケ
ジューリングすることができ、また、受信側が受信可能
状態でない場合やネットワークが不通である場合にも再
送することもできるので、送信側や受信側の負荷、ネッ
トワークの負荷、受信側の状態等を考慮した好適な送信
ができる。とりわけ、送信先プログラム数が多い場合
や、送信情報量が多い場合に、送信側プログラムの処理
負荷を抑えることができる。
【0014】また、前記(5)または(6)の手段によ
れば、動画データや音声再生データといった時間的に連
続性のある情報の送受信において、情報の伝送遅延や、
受信側の計算機の処理能力に依存することなく送信側の
意図する早さで情報を再生することができる。また、前
記(10)の手段によれば、利用者が独自に設定する様
々な仮想的な時刻を用いることができ、利用者の利用形
態に合わせた通信方法が可能となる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の一実施例である複数の情
報処理装置を通信媒体(ネットワーク)を介して相互に
接続して構成した情報処理システムの概略構成図であ
る。図1において、1は通信媒体(ネットワーク)、2
および3は情報処理装置である。各情報処理装置2およ
び3はそれぞれ通信媒体1に接続されており、相互に他
の情報処理装置との間で通信媒体1を介して通信を行
う。通信媒体1としては、LAN,WAN,wirel
ess等の通信回線を用いることができる。情報処理装
置2には、送信部10、受信部20、処理実行部30が
含まれている。また、情報処理装置2は、時間を管理す
る時計25を保持している。時計25としては、計算機
が保持している内蔵時計や、ユーザが作成した仮想的な
任意の時計を用いることができる。また、情報処理装置
3は情報処理装置2と同様の構成を有しており、情報処
理装置3における送信部40、受信部50、時計55、
処理実行部60は、それぞれ情報処理装置2における送
信部10、受信部20、時計25、処理実行部30と同
様の機能を有している。また、図1では、1つの情報処
理装置にそれぞれ1つの送信部、1つの受信部しか図示
していないが、1つの情報処理装置内に複数の送信部、
受信部があってもよい。また、1つの情報処理装置内に
複数の処理実行部があってもよい。
【0016】図2は、図1に示す情報処理装置2の詳細
な構成を示すブロック図である。図2では情報処理装置
2を例にして情報処理装置の構成について説明するが、
他の情報処理装置も同様の構成を有している。情報処理
装置2には、送信部10、受信部20、時計25、処理
実行部30が含まれている。送信部10は、その内部
に、自情報処理装置の処理実行部30からのメッセージ
送信依頼を受け付けてメッセージの送信を管理する送信
管理部11、メッセージの再送制御を行う送信メッセー
ジ管理部12を含んでいる。送信メッセージ管理部12
は、再送メッセージを一時記憶しておくための送信メッ
セージキュー13を備えている。送信管理部11、送信
メッセージ管理部12は図2中では1つしか示していな
いが、複数あってもよい。また、1つの送信メッセージ
管理部12が複数の送信メッセージキュー13を具備し
ていてもよい。
【0017】受信部20は、その内部に、自情報処理装
置の処理実行部30へのメッセージを受信する受信管理
部21、自情報処理装置の処理実行部30へのメッセー
ジの送信制御を行う受信メッセージ管理部22を含んで
いる。受信メッセージ管理部22は、その内部に、受信
メッセージを一時記憶しておくための受信メッセージキ
ュー23を備えている。受信管理部21、受信メッセー
ジ管理部22は図2中では1つしか示していないが、複
数あってもよい。また、1つの受信メッセージ管理部2
2が複数の受信メッセージキュー23を具備していても
よい。送信メッセージキュー13あるいは受信メッセー
ジキュー23は、情報処理装置内のメモリ上に作成して
もよいし、情報処理装置が管理するハードディスクや磁
気テープ等の外部記憶装置内に作成してもよい。
【0018】時計25は、各情報処理装置が時間を管理
するための時計である。1つの情報処理装置に複数の時
計があっても構わない。この時計から、年、月、日、
時、分、秒などを単位とする時刻を得ることができる。
この時計が示す時刻は、現在の時刻であってもよいし、
ユーザが設定する仮想的な時刻であってもよい。処理実
行部30は、例えば、ユーザにより作成、あるいは利用
されるユーザプログラム、アプリケーションプログラム
などを処理を実行する。処理実行部30は、また、実行
した処理の結果、あるいは、処理のために必要な情報の
参照要求を、必要に応じて他の情報処理装置に送信す
る。
【0019】図3は、通信媒体1を介して伝送されるメ
ッセージのフォーマット例を示す図である。図3に示さ
れるように、メッセージ70は、通信媒体1を介して各
情報処理装置の処理実行部30間で伝送されるデータを
保持するデータ部75の他に、制御情報として、送信先
の情報処理装置,受信部のアドレスを保持する送信先ア
ドレス部71、送信先処理実行部を識別するための識別
子を保持する送信先処理実行部識別子部72、送信先処
理実行部に本メッセージが渡される時刻を保持する受信
指定時刻部73、メッセージの送信元の情報処理装置,
送信部のアドレスおよび送信元処理実行部の識別子を保
持する送信元アドレス部74を有している。なお、メッ
セージ70には、他に、通信中に発生するエラーの検出
に用いられる情報等が含まれるが、これらについては、
本発明と直接関係するものではないので省略してある。
【0020】図4は、メッセージ70における送信指定
時刻部73のフォーマットの一例を示す図である。送信
指定時刻部73はメッセージ70を受信側の処理実行部
(送信先処理実行部)に渡す時刻を示している。図4
は、この送信指定時刻部73が付されたメッセージ70
が、1996年1月1日23時20分30秒に送信先処
理実行部に渡されることを指定していることを示してい
る。今の例では、年、月、日、時、分、秒を指定してい
るが、フォーマットはこれに限るものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更し得る。
【0021】次に、以上説明した情報処理装置により実
現されるメッセージの送受信処理について、図5を用い
て説明する。図5において、情報処理装置2および3、
送信部10および40、受信部20および50は同様の
構成をしており、また、送信管理部11および41、送
信メッセージ管理部12および42、受信管理部21お
よび51、受信メッセージ管理部42および52、時計
25および55、送信メッセージキュー13および4
3、受信メッセージキュー23および53は、それぞれ
機能的に同等である。
【0022】本実施例では、送信元の情報処理装置2の
処理実行部30から送信先の情報処理装置3の処理実行
部60へのメッセージの送受信処理について説明する
が、これ以外の情報処理装置および処理実行部からの送
信、またはこれ以外の情報処理装置および処理実行部へ
の送信であっても同様の処理が行なわれる。また、ここ
では送受信が行なわれる処理実行部はそれぞれ異なる情
報処理装置内に存在しているが、それぞれが同じ情報処
理装置内に存在していてもよく、このときも同様の処理
が行なわれる。また、送受信が行なわれる処理実行部は
同一であってもよく、このときも同様の処理が行なわれ
る。すなわちある処理実行部が自分自身に対してメッセ
ージを送信してもよい。また、送受信が行われる処理実
行部が、同じ情報処理装置内に存在する場合、メッセー
ジの伝送は必ずしも通信媒体1を介する必要はなく、送
信部から直接受信部に渡してもよい。このとき用いられ
るメッセージのフォーマットには、図3に示すフォーマ
ットを用いることができるが、送信先アドレス部71内
の送信先情報処理装置のアドレスあるいは送信元アドレ
ス部74内の送信元情報処理装置のアドレスは必ずしも
必要ではない。
【0023】まず、送信元情報処理装置の送信処理につ
いて説明する。送信元情報処理装置2の処理実行部30
は、他の情報処理装置、例えば情報処理装置3に通知す
べき処理結果であるデータ、あるいは、例えば情報処理
装置3の処理実行部60への問い合わせがあると、その
データを、送信先である情報処理装置3および受信部5
0の送信先アドレス部71、処理実行部60を識別する
ための識別子部72、受信指定時刻部73の時刻の指定
とともにメッセージとして出力する。本実施例におい
て、処理実行部30が出力したメッセージは、送信部1
0が有する送信管理部11に渡される。
【0024】図6は、送信元情報処理装置2から送信先
情報処理装置3にメッセージを送信する際の送信元情報
処理装置2における送信部10内の送信管理部11の処
理手順を示すフローチャートである。送信部10内の送
信管理部11は、まず、送信先アドレスの指定を伴った
送信メッセージ70を処理実行部30から受け取る(ス
テップ101)。送信メッセージ70中の送信先アドレ
ス部71を参照し、対応する送信先へ送信メッセージ7
0を送信する(ステップ102)。送信先情報処理装置
3から受信確認のメッセージをもらい、送信先情報処理
装置3が受信したか否かを確認する(ステップ10
3)。受信確認のメッセージをもらって受信したことが
確認されるとステップ105に進み、受信したことが確
認できなかった場合には、ステップ104に進む(ステ
ップ103)。送信先情報処理装置が受信したことを確
認できない場合とは、送信先がメッセージ受け取り可能
状態でないとの応答を受信した場合、あるいは、受信確
認のメッセージが一定時間内に戻ってこない場合、ある
いは通信障害が発生した場合、等がある。
【0025】送信先情報処理装置が受信したことを確認
できなかった場合には、送信メッセージをメッセージ送
信管理部12に渡し(ステップ104)、送信メッセー
ジ管理部12はそのメッセージを送信メッセージキュー
13に格納し、処理を終える。一方、送信先情報処理装
置が受信したことを確認できた場合には、さらに、その
確認メッセージの内容から、送信メッセージの送信先到
着がメッセージの受信指定時刻部73に指定された時刻
に間に合ったかの判断を行い(ステップ105)、もし
間に合わなかったのであれば送信元処理実行部30にエ
ラーを通知してメッセージを破棄し(ステップ10
6)、送信処理を終える。送信メッセージの送信先到着
がメッセージの受信指定時刻部73に指定された時刻に
間に合った場合には正常終了する。
【0026】なお、図6において、送信先の情報処理装
置がメッセージを受け取ったかどうかの確認が不要であ
れば、ステップ102を終えると直ちに処理を終了して
もよい。また、再送処理が不要であれば、送信先情報処
理装置から受信確認のメッセージをもらい、送信先情報
処理装置が送信メッセージ受信できなかった場合には
(ステップ103;NO)、ステップ104ではなく直接
ステップ106へ進むようにしてもよい。
【0027】次に、送信メッセージの再送処理について
説明する。図7は、再送メッセージを送信する際の送信
メッセージ管理部13の処理手順を示したフローチャー
トである。まず、再送処理実行間隔として予め指定され
た一定時間待つ(ステップ201)。次に、送信メッセ
ージキュー13内のメッセージの個数カウンタiに0を
代入する(ステップ202)。送信メッセージキュー1
3のメッセージ有無を調べ、もしなければステップ20
1に戻り、あればステップ204に進む(ステップ20
3)。送信メッセージキュー13にメッセージがあれ
ば、メッセージの個数をMとし(ステップ204)、次
にiにi+1の値を代入し(ステップ205)、i番目の送
信メッセージを送信メッセージキュー13から1つ複製
して取り出し、再送する(ステップ206)。送信先情
報処理装置から受信確認のメッセージをもらい、送信先
情報処理装置が受信したことを確認するとステップ21
0に進み、そうでなければステップ208に進む(ステ
ップ207)。
【0028】送信先情報処理装置が受信したことを確認
できなかった場合(ステップ207;NO)には、そのメ
ッセージの再送回数を調べ予め決められた規定回数まで
達したかどうか判断し(ステップ208)、規定回数に
達した場合(ステップ208;YES)には送信元処理実
行部にエラー通知し、メッセージを送信メッセージキュ
ー13から削除した後(ステップ209)、ステップ2
12へ進む。もしまだ規定回数に達していない場合(ス
テップ208;NO)には、ステップ205に戻り、iをi
+1に更新してi+1番目の送信メッセージの再送を試み
る。
【0029】ステップ207で、送信先情報処理装置が
受信したことを確認できた場合(ステップ207;YE
S)には、確認メッセージの内容から、送信メッセージ
の送信先到着がメッセージの受信指定時刻部73に指定
された時刻に間に合ったどうかの判断をし(ステップ2
10)、もし送信メッセージの送信先到着がメッセージ
に指定された時刻に間に合わなかった(ステップ21
0;YES)のであれば送信元処理実行部30にエラーを
通知しメッセージを送信メッセージキュー13から削除
し(ステップ209)、ステップ212に進む。指定時
刻に間にあった場合には(ステップ210;NO)、i番
目のメッセージを削除し(ステップ211)、ステップ
212に進む。
【0030】ステップ212では、送信メッセージキュ
ー13内に格納されている全ての送信メッセージの再送
処理を試みたかどうか(i=Mかどうか)を判断し、まだ
再送処理を試みていない送信メッセージがある場合には
(i<Mの場合;ステップ212;NO)ステップ205に
戻り、全てのメッセージの再送処理を試みた場合(i=M
の場合;ステップ212;YES)にはステップ201に
戻り、次の再送処理が始まるのを待つ。
【0031】次に、受信側情報処理装置の受信処理につ
いて説明する。送信元情報処理装置2から送信された送
信メッセージは、受信側(送信先)処理装置3の受信部
50内の受信管理部51によって受信処理される。図8
は、メッセージ受信時の受信管理部51の処理手順を示
したフローチャートである。受信管理部51がメッセー
ジを受信すると(ステップ301)、まず、該受信メッ
セージ内にある受信指定時刻部73の内容と自情報処理
装置が保持する時計の現在時刻とを比較し(ステップ3
02)、メッセージが指定時刻よりも遅れて到着してい
ないか判断する(ステップ303)。もし遅れて到着し
たのであれば(ステップ303;YES)、メッセージの
到着が指定時刻に間に合わなかったことを送信元に通知
し(ステップ305)、受信したメッセージを破棄して
(ステップ306)、処理を終了する。もし、間に合っ
て到着した場合には、受信メッセージを受信メッセージ
管理部52に渡し(ステップ304)、処理を終了す
る。
【0032】次に、受信側の情報処理装置3における受
信メッセージの処理実行部60への受渡し処理について
説明する。受信メッセージの処理実行部60への受渡し
は受信メッセージ管理部52が行なう。図9は、受信メ
ッセージ管理部52が処理実行部60へ受信メッセージ
を受渡す際の処理手順を示したフローチャートである。
受信メッセージ管理部52は、まず、受信メッセージの
処理実行部への受渡し処理実行間隔として予め指定され
た一定時間、あるいは新しいメッセージが受信管理部5
1から渡されるまで待つ(ステップ401)。新しい受
信メッセージが渡されたか否かを判定し(ステップ40
2)、新しい受信メッセージが渡された場合には(ステ
ップ402;YES)、受信メッセージキュー53に当該
受信メッセージを格納し、受信メッセージキュー53内
のメッセージのそれぞれの受信指定時刻部73の内容を
調べ、受信メッセージを受信指定時刻の早い順に整列さ
せる(ステップ403)。このとき、もし受信指定時刻
が同じメッセージがあれば、受信したメッセージをその
直前あるいはその直後に挿入するといった規則を予め決
めておき、その規則に従って整列処理を行なう。
【0033】ステップ403の後、あるいはステップ4
01で予め指定されたごく短い一定時間がきた後、ステ
ップ404に進む。ステップ404では、受信メッセー
ジキュー53内の先頭の受信メッセージの受信指定時刻
部73を調べる。そして、該受信指定時刻部73が示す
時刻と自情報処理装置が保持する時計の現在時刻とを比
較し、自情報処理装置が保持する時計の現在時刻が先頭
の受信メッセージの受信指定時刻を過ぎていないかを判
断する(ステップ405)。自情報処理装置が保持する
時計の現在時刻が先頭の受信メッセージの受信指定時刻
を過ぎているか、もしくは同じであれば(ステップ40
5;YES)、受信メッセージキュー53の先頭から順に
該当メッセージを探し、そのメッセージを先頭から順
に、受信メッセージの送信先処理実行部識別子部72に
指定された処理実行部に渡すとともにキューから削除し
(ステップ406)、ステップ401に戻る。なお、ス
テップ404において、自情報処理装置が保持する時計
の現在時刻が先頭の受信メッセージの受信指定時刻にま
だ達していなければ(ステップ404;NO)そのままス
テップ401に戻る。
【0034】以上、第1の実施例について説明したが、
本発明はこの実施例に限定されるものではない。例え
ば、送信メッセージの具体的なフォーマットは前記実施
例に限るものではなく、図10に示すように、指定時刻
に対して通番をつけてもよく、図9のステップ403の
処理において、同じ指定時刻をもつメッセージが複数あ
った場合に通番の順に整列させるようにしてもよい。
【0035】また、図9のステップ406の処理を次の
ように変更してもよい。自情報処理装置が保持する時計
の現在時刻が受信メッセージキュー53内の先頭の受信
メッセージの受信指定時刻部73に指定された送信指定
時刻を過ぎているか、もしくは同じであれば、受信メッ
セージキュー53の先頭から順に該当メッセージを探
し、受信メッセージの送信先処理実行部識別子部72に
指定された処理実行部を起動させ、該処理実行部に対し
該当メッセージを先頭から順に渡すとともに受信メッセ
ージキュー53からそれを削除し、ステップ401に戻
るようにする。
【0036】また、送信元処理実行部が複数の処理実行
部に対して同一メッセージを同一指定時刻で送信した場
合、各々の受信側情報処理装置では第1の実施例で説明
した処理と同様の処理が行なわれ、複数の情報処理装置
内の処理実行部に指定時刻に同一メッセージを一斉に渡
すか、あるいは指定処理実行部を一斉に起動させ同一メ
ッセージを一斉に渡すことができる。さらに、送信元処
理実行部が時間的に連続性のある複数のメッセージを各
々に受信指定時刻を指定して送信する際、その受信指定
時刻順に送らなかった場合においても、その送信順序に
関係なく、受信側情報処理装置が指定時刻順にメッセー
ジを整列させ、指定時刻順に処理実行部がメッセージを
受けとることができる。これは、複数の受信側処理実行
部が複数の情報処理装置内にある場合についても同様で
ある。
【0037】(実施例2)次に第2の実施例について説
明する。第2の実施例についても第1の実施例とほぼ同
様の処理が行なわれるので、異なる部分のみを説明す
る。図11は、第2の実施例における、受信メッセージ
管理部52が処理実行部60へ受信メッセージを受渡す
際の処理手順を示したフローチャートである。受信メッ
セージ管理部52は、処理実行部からメッセージ受信要
求がくるか、あるいは新しいメッセージが受信管理部5
1から渡されるまで待つ(ステップ501)。新しい受
信メッセージが渡された場合には(ステップ502;YE
S)、受信メッセージキュー53に受信メッセージを格
納し、受信メッセージキュー53内のメッセージのそれ
ぞれの受信指定時刻部73の内容を調べ、受信メッセー
ジを受信指定時刻の早い順に整列させる(ステップ50
3)。ここで、もし受信指定時刻が同じメッセージがあ
れば、受信したメッセージをその直前あるいはその直後
に挿入するといった規則を予め決めておき、その規則に
従って整列処理を行なう。その後ステップ501へ戻
る。処理実行部からメッセージ受信要求がきた場合には
(ステップ502;NO)、ステップ504に進み、受信
メッセージキュー53内の先頭の受信メッセージの受信
指定時刻部73を調べる(ステップ504)。そして、
自情報処理装置が保持する時計の現在時刻とを比較し、
自情報処理装置が保持する時計の現在時刻が先頭の受信
メッセージの受信指定時刻を過ぎているか否かを判断す
る(ステップ505)。
【0038】自情報処理装置が保持する時計の現在時刻
が先頭の受信メッセージの受信指定時刻を過ぎている
か、もしくは同じであれば(ステップ505;YES)、
受信メッセージキュー53の先頭から順に受信要求を出
した処理実行部宛の該当メッセージを探し、そのメッセ
ージを先頭から順に、受信メッセージの送信先処理実行
部識別子部72で指定された処理実行部に渡すとともに
そのメッセージをキューから削除し(ステップ50
6)、ステップ501に戻る。自情報処理装置が保持す
る時計の現在時刻が先頭の受信メッセージの受信指定時
刻に来ていない場合には(ステップ505;NO)、その
ままステップ501に戻る。この第2の実施例において
も、上述した第1の実施例と同様の変更が可能である。
【0039】(実施例3)次に第3の実施例について説
明する。一般に、受信処理実行部60が常にメッセージ
を受信可能状態であるとは限らない。そのような場合に
は、受信メッセージ管理部52は受信処理実行部60へ
のメッセージの受渡しを一時延期しなければならない。
第3の実施例は受信側の処理実行部が受信不可能な場合
を考慮したものである。第3の実施例についても第1の
実施例とほぼ同様の処理が行なわれるので、異なる部分
のみを説明する。第3の実施例では、受信メッセージ管
理部52は処理実行部60が受信可能かどうかを判定す
る手段を有しており、第1の実施例における図9のステ
ップ406または第2の実施例における図11のステッ
プ506で行なわれる処理を以下のように変更する。受
信メッセージキュー53の先頭から順に該当メッセージ
を探し、そのメッセージを先頭から順に、受信メッセー
ジの送信先処理実行部識別子部72に指定された処理実
行部が受信可能状態であるかどうかを調べ、受信可能状
態であればそのメッセージを処理実行部に渡すとともに
そのメッセージをキューから削除する。また、受信可能
状態でなければ、そのメッセージをそのままキューに保
存しておく。全ての該当メッセージの処理が終了する
と、ステップ406またはステップ506の処理を終え
て、ステップ401に戻る。
【0040】(実施例4)次に第4の実施例について説
明する。第4の実施例は、動画データや音声再生用デー
タなどを受信側情報処理装置に送信し、そのデータを指
定時刻に処理実行部に渡して再生させるための通信方法
に関するものである。一般に動画データや音声再生用デ
ータのようなデータは時系列的に分割可能であり、送信
元処理実行部は送信すべきデータ全体を時系列的に分割
し、それらをメッセージとして連続的に送信する。一
方、受信側処理実行部はそのメッセージを連続的に受信
し、連続的に再生処理する。例えば、アニメーションの
動画は一般にセルと呼ばれる1枚の絵の集まりであり、
それを時系列的に順々に映し出すことで動画が再生され
るが、送信元処理実行部はこのようなデータを1枚の絵
毎のデータに時系列的に分割し、それらをメッセージと
して連続的に送信し、受信側処理実行部ではそのメッセ
ージを連続的に受信し、連続的に再生処理する。第4の
実施例では、送信すべきデータとして動画データや音声
再生用データを例として説明しているが、送信データが
これに限定されるものではないのは言うまでもない。ま
た、送信データが時系列的に分割可能であると限定され
るものでもなく、どのようなデータを送信してもよいの
は言うまでもない。第4の実施例についても第1の実施
例〜第3の実施例とほぼ同様の処理が行なわれるので、
異なる部分のみを以下に説明する。
【0041】図12は、第4の実施例で用いられる、複
数の情報処理装置間で送受信が行なわれるメッセージ8
0のフォーマット例を示す図である。第1の実施例〜第
3の実施例で用いたメッセージのフォーマットと異なる
部分のみを説明する。メッセージ80では、新たに連続
メッセージ識別子部81および受信指定相対時刻部82
とが追加される。連続メッセージ識別子部81は、複数
の種類の動画データや音声再生用データなどの、時系列
的に分割された一連のメッセージを受信した受信側情報
処理装置がその分割前のデータの種類を識別するための
識別子を保持している。この識別子は、送信元処理実行
部によって付与される。同じデータから分割されて生成
されたメッセージは、同じ識別子が付与される。受信指
定相対時刻部82は、受信指定時間を相対的な時間とし
て保持している。相対的な受信指定時間とは、送信元処
理実行部が一連のメッセージのうちの最初のメッセージ
に付した受信指定時刻からの相対的な時間である。この
受信指定相対時刻は送信元処理実行部によって付せられ
る。この受信指定相対時刻には、例えば、分、秒、ミリ
秒などの単位で表現された時間が指定される。
【0042】次に、送信元処理実行部30が行なう処理
について説明する。送信元処理実行部30は、一連の連
続するメッセージの送信に際し、複数種類の動画データ
や音声再生用データなどの時系列的に分割された一連の
メッセージを受信した受信側情報処理装置がその分割前
のデータの種類を識別するための識別子を、メッセージ
80中の連続メッセージ識別子部81に付与し、さら
に、一連のメッセージ送信の最初のメッセージには、受
信側処理実行部がそのメッセージを受信する時刻を受信
指定時刻部73に指定し、さらに、一連のメッセージ送
信の2番目以降のメッセージには、一連のメッセージ群
のうち最初のメッセージとして送信するメッセージに指
定した受信指定時間からの相対的な時間として受信指定
時刻を受信指定相対時刻部82に指定して、メッセージ
を送信する。ただし、上記最初のメッセージには、受信
指定時刻部73の指定は行なうが、受信指定相対時刻部
82には何も指定しない。また、2番目以降のメッセー
ジには、受信指定相対時刻部82の指定は行なうが、受
信指定時刻部73には何も指定しない。
【0043】通番部76には、送信元処理実行部が送信
したある一連のメッセージに対する通番を付与する。こ
れは、受信側でメッセージ抜けをチェックするためのも
のであり、受信側がこの通番の順序でメッセージを処理
実行部に渡すことを指示しているわけではない。なお、
一連のメッセージのうち最後のメッセージに対しては、
通番部76に、受信側情報処理装置がこれが最後のメッ
セージであると識別できる情報を通番とともに付与す
る。これら以外の、送信先アドレス部71、送信先処理
実行部識別子部72、送信元アドレス部74、および、
データ部75の指定は、第1の実施例〜第3の実施例の
場合と同様である。
【0044】次に、受信側情報処理装置の受信部50の
処理について説明する。受信側情報処理装置の受信部5
0では、上記のメッセージ80を受信した際に、そのメ
ッセージに付せられた受信指定時刻あるいは相対受信指
定時刻の内容を調べ、メッセージを処理実行部60に渡
す時刻を計算し、その時刻にメッセージ80が渡るよう
に制御する。受信部50は、一連のメッセージの全てを
受信しなくとも、受信した一部のメッセージから順々に
処理を行ない、上記制御を行なうことができる。第4の
実施例では、図8に示した受信管理部51の受信処理の
フローチャートのうちのステップ301で行なわれる処
理を以下のように変更する。受信部50は、連続メッセ
ージ識別子部81で識別される一連のメッセージ群のう
ちの最初のメッセージを受信した際に、そのメッセージ
に指定された受信指定時刻部73と連続メッセージ識別
子部81との対応を自装置内に記憶しておく。なお、受
信部50は、連続メッセージ識別子部81で識別される
一連のメッセージ群のうち、どのメッセージが最初のメ
ッセージであるかは、メッセージの受信指定時刻部73
に時刻が指定されていること、あるいは通番部76に格
納された通番によって判定可能である。
【0045】また、受信部50は、連続メッセージ識別
子部81で識別される一連のメッセージ群のうちの2番
目以降のメッセージを受信すると、自装置内に記憶して
おいた連続メッセージ識別子部81と受信指定時刻部7
3との対応情報と、受信メッセージに付せられた連続メ
ッセージ識別子部81と受信指定相対時刻部82との情
報とから、その受信メッセージの受信指定時刻を計算
し、その値をそのメッセージの受信指定時刻部73に書
き込む。また、受信部50は、連続メッセージ識別子部
81で識別される一連のメッセージ群のうちの最後のメ
ッセージを受信した際には、上記処理を行なうととも
に、自装置内に記憶しておいた受信指定時刻部73と連
続メッセージ識別子部81との対応情報を削除する。な
お、最初のメッセージが受信される前に2番目以降のメ
ッセージを受信した場合には、最初のメッセージ受信さ
れるまでそのメッセージはそのまま自装置内に記憶して
おく。
【0046】また、受信部50はメッセージの通番抜け
をチェックしており、全てのメッセージを受信する前に
最後のメッセージを受信した場合には、まだ受信してい
ないメッセージが来るまで、自装置内に記憶しておいた
受信指定時刻部73と連続メッセージ識別子部81との
対応情報を削除せずそのまま記憶しておく。この情報
は、受信指定時刻部73になると、受信部50によって
削除される。上述した変更されたステップ301以外の
処理は、第1の実施例あるいは第2の実施例と同様に行
なう。以上説明した第4の実施例によれば、第1の実施
例〜第3の実施例による効果と同様の効果が得られる。
【0047】(実施例5)次に第5の実施例について説
明する。第5の実施例は、一連のメッセージのうちの最
初のメッセージが処理実行部に渡されてからの相対的な
時間でその後のメッセージの受信指定時刻が決定される
という通信方法に関するものである。第5の実施例は第
4の実施例とほぼ同様の処理が行なわれるので、異なる
部分についてのみ説明する。本実施例における受信側情
報処理装置の受信メッセージ管理部は、一連のメッセー
ジの最初のメッセージが処理実行部に渡された時刻を記
憶しておく手段を有する。次に、受信側情報処理装置の
受信部50の処理について説明する。第5の実施例で
は、図8に示した受信管理部51の受信処理のフローチ
ャートのうちのステップ301で行なわれる処理は、前
述した第4の実施例のステップ301の処理と同様であ
る。
【0048】また、第5の実施例では、図9に示した、
受信メッセージ管理部52の処理のフローチャートのう
ち、ステップ406およびステップ403の処理を以下
のように変更する。まず、ステップ406の処理に、以
下のような処理を追加する。一連のメッセージのうちの
最初のメッセージが処理実行部に渡されると直ちにその
現在の時計55の時刻を記憶し、さらに、その時点で受
信メッセージキュー53内にある全てのメッセージの受
信指定時刻部73の値を、次のような処理によって変更
する。記憶したその時点の時計55の時刻と、各々のメ
ッセージに付せられた受信指定相対時刻部82とから、
新たにそのメッセージの受信指定時刻を算出し、その値
を受信指定時刻部73に上書きする。
【0049】次に、ステップ403の処理を、以下のよ
うに変更する。受信メッセージキュー53に受信メッセ
ージを格納する際、ステップ406で記憶された、一連
のメッセージのうちの最初のメッセージが処理実行部に
渡された時刻と、各々のメッセージに付せられた受信指
定相対時刻部82とから、新たにそのメッセージの受信
指定時刻を算出し、その値を受信指定時刻部73に上書
きする。そして、受信メッセージキュー53内のメッセ
ージのそれぞれの受信指定時刻部73の内容を調べ、受
信メッセージを受信指定時刻の早い順に整列させる。以
上、本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、その趣旨
を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは言うまでもな
い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)複数の情報処理装置に分散された複数のプログラ
ム間における情報の伝送について、送信側プログラムが
指定した時刻に受信側プログラムに情報を渡すことがで
きる。 (2)複数の情報処理装置に分散された複数のプログラ
ムにおいて、送信側プログラムが指定した時刻に受信側
プログラムを起動することができる。 (3)複数の情報処理装置に分散された複数のプログラ
ム間における情報の伝送について、送信側プログラムが
送信する情報を受信するプログラムが多数あった場合
に、送信側プログラムが指定した時刻に受信側プログラ
ムが一斉に情報を受信することができる。
【0051】(4)複数の情報処理装置に分散された複
数のプログラムにおいて、送信側プログラムが送信する
情報を受信するプログラムが多数あった場合に、送信側
プログラムが指定した時刻に受信側プログラムを一斉に
起動することができる。 (5)指定時刻順に情報を整列させるため、複数の受信
プログラムが同じ順序で情報を受信することができる。 (6)配送されるべき指定時刻が与えられているので、
送信側が送信順序やタイミングをスケジューリングする
ことができ、また、受信側が受信可能状態でない場合や
ネットワークが不通である場合にも再送することもでき
るので、送信側や受信側の負荷、ネットワークの負荷、
受信側の状態等を考慮した好適な送信ができる。とりわ
け、送信先プログラム数が多い場合や、送信情報量が多
い場合に、送信側プログラムの負荷を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の情報処理システムの概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1における情報処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1において通信媒体を介して伝送されるメッ
セージのフォーマットを示す図である。
【図4】図1における通信媒体を介して伝送されるメッ
セージが保持する受信指定時刻部のフォーマットの一例
を示す図である。
【図5】図1における情報処理システムの詳細な構成を
示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施例における、送信管理部が
メッセージを送信する際の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の第1の実施例における、送信メッセー
ジ管理部がメッセージを再送する際の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施例における、受信管理部が
メッセージを受信する際の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の第1の実施例における、受信メッセー
ジ管理部がメッセージを処理実行部に渡す際の処理手順
を示すフローチャートである。
【図10】本発明における通信媒体を介して伝送される
メッセージのフォーマット例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例における、受信メッセ
ージ管理部がメッセージを処理実行部に渡す際の処理手
順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第4の実施例における、通信媒体を
介して伝送されるメッセージのフォーマット例を示す図
である。
【符号の説明】
1:通信媒体(ネットワーク)、2,3:情報処理装
置、10,40:送信部、11:送信管理部、12:送
信メッセージ管理部、13:送信メッセージキュー、2
0,50:受信部、21:受信管理部、22:受信メッ
セージ管理部、23:受信メッセージキュー、25,5
5:時計、30,60:処理実行部、70:送信メッセ
ージ、71:送信先アドレス部、72:送信先処理実行
部識別子部、73:受信指定時刻部、74:送信元アド
レス部、75:データ部、76:通番部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中代 浩樹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 橋本 尚 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 小林 敦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが少なくとも1つのプログラム
    を具備する複数の情報処理装置と、前記複数の情報処理
    装置を相互に接続する通信回線とから構成される情報処
    理システムの通信方法において、ある情報処理装置内の
    プログラムから他の1つの情報処理装置内のプログラム
    あるいは他の複数の情報処理装置内のプログラムに情報
    を送信する際に、送信側のプログラムが、受信側プログ
    ラムの受信時刻を指定した送信情報を送信し、前記送信
    情報を受信した情報処理装置が、前記送信情報に指定さ
    れた受信時刻に、受信した送信情報を当該情報処理装置
    内のプログラムに渡すことを特徴とする情報処理システ
    ムの通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理システムの通信
    方法において、前記送信情報を受信した情報処理装置
    が、前記送信情報に指定された受信時刻に、プログラム
    を起動させるとともに、受信した送信情報をそのプログ
    ラムに渡すことを特徴とする情報処理システムの通信方
    法。
  3. 【請求項3】 それぞれが少なくとも1つのプログラム
    を具備する複数の情報処理装置と、前記複数の情報処理
    装置を相互に接続する通信回線とから構成される情報処
    理システムの通信方法において、ある情報処理装置内の
    プログラムから前記1つの情報処理装置内のプログラム
    あるいは複数の情報処理装置内のプログラムに情報を送
    信する際に、送信側プログラムが、受信側プログラムの
    受信時刻を指定した送信情報を送信し、送信情報を受信
    した情報処理装置が受信した送信情報を記憶しておき、
    前記情報処理装置内のプログラムが前記送信情報の受信
    を要求した際に、送信情報に付せられた受信時刻と情報
    処理装置が具備する時計の時刻とを比較し、情報処理装
    置が具備する時計の時刻が送信情報に付せられた受信時
    刻よりも過ぎているかあるいは同じであれば、受信要求
    を出したプログラムに前記送信情報を渡すことを特徴と
    する情報処理システムの通信方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    情報処理システムの通信方法において、受信側情報処理
    装置が送信情報を受信しなかった場合に、送信元情報処
    理装置が送信情報を保管し、指定時刻までに前記保管送
    信情報の再送処理を行なうことを特徴とする情報処理シ
    ステムの通信方法。
  5. 【請求項5】それぞれが少なくとも1つのプログラムを
    具備する複数の情報処理装置と、前記情報処理装置を接
    続する通信回線とから構成される情報処理システムの通
    信方法において、ある情報処理装置内のプログラムから
    他の1つの情報処理装置内のプログラムあるいは他の複
    数の情報処理装置内のプログラムに対して時系列データ
    を連続して送信する際に、送信側プログラムが、それぞ
    れの送信データに受信側プログラムの受信時刻を指定
    し、そのデータを受信した情報処理装置が、受信した各
    々のデータを、それに指定された受信時刻にプログラム
    に渡す、あるいは、前記データに指定された受信時刻に
    プログラムを起動させ受信した各々のデータをそのプロ
    グラムに渡すことを特徴とする情報処理システムの通信
    方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載された情報処理システムの
    通信方法において、送信側プログラムが、それぞれの送
    信データに受信側プログラムの受信時刻を指定する際
    に、一連のデータのうちの2番目以降のデータに対して
    は、1番目のデータに指定した受信時刻との相対的な時
    間を受信時刻として指定し、一方の受信側情報処理装置
    が、1番目のデータに指定された受信時刻と2番目以降
    のデータに指定された相対的な時間とから、それぞれの
    データの、プログラムに渡すべき時刻を算出することを
    特徴とする情報処理システムの通信方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのプログラムを具備する
    情報処理装置のプログラム間の通信方法において、前記
    情報処理装置内のあるプログラムからその情報処理装置
    内の別のプログラムあるいは同じプログラムに情報を送
    信する際に、送信側プログラムが、受信側プログラムの
    受信時刻を指定した送信情報を送信し、前記送信情報を
    受信した情報処理装置が、前記送信情報に指定された受
    信時刻に、受信した送信情報をプログラムに渡すことを
    特徴とする情報処理装置のプログラム間通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の情報処理装置のプログラ
    ム間通信方法において、前記送信情報を受信した情報処
    理装置が、前記送信情報に指定された受信時刻に、プロ
    グラムを起動させるとともに、受信した送信情報をその
    プログラムに渡すことを特徴とする情報処理装置のプロ
    グラム間通信方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのプログラムを具備する
    情報処理装置のプログラム間の通信方法において、情報
    処理装置内のあるプログラムからその情報処理装置内の
    別のプログラムあるいは同じプログラムに情報を送信す
    る際に、送信側プログラムが受信側プログラムの受信時
    刻を指定した送信情報を送信し、送信情報を受信した情
    報処理装置が、受信した送信情報を記憶しておき、前記
    情報処理装置内のプログラムが前記送信情報の受信を要
    求した際に、送信情報に付せられた受信時刻と情報処理
    装置が具備する時計の時刻とを比較し、情報処理装置が
    具備する時計の時刻が送信情報に付せられた受信時刻よ
    りも過ぎているかあるいは同じであれば、前記受信情報
    を受信要求を出したプログラムに渡すことを特徴とする
    情報処理装置のプログラム間通信方法。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項9いずれか1項に
    記載の通信方法において、受信時刻あるいは受信側情報
    処理装置が用いる時刻として、利用者が独自に設定する
    仮想的な時刻を用いることを特徴とする通信方法。
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