JP5524026B2 - エレメント端末および通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークを介して機器を管理および制御する技術に関する。
外部の通信ネットワークに接続されている通信機器(外部機器)と、NAT(Network Address Translation)機能を有するアクセス制御装置の配下にある内部の通信ネットワークに接続されている通信機器(内部機器)との通信を実現するための技術仕様としてTR069が知られている(例えば、下記の非特許文献1参照)。
本仕様では、外部機器は、内部機器に通知すべき情報を蓄積し、NAT配下の各内部機器が一定の周期で外部機器にアクセスすることにより、外部機器がそれまで蓄積している情報を、内部機器からアクセスされたタイミングで内部機器へ送信する。また、本仕様では、内部機器にイベントが発生した場合にも外部機器にアクセスすることにより、外部機器は、内部機器の状態を迅速に把握することができる。また、そのタイミングで、通知すべき情報が外部機器内に蓄積されていれば、蓄積している情報を内部機器へ送信することもできる。
TR069 CPE WAN Management Protocol v1.1
ところで、数十万台にもなる内部機器(エレメント端末)を、通信ネットワークを介して、外部機器(管理制御装置)によって管理・制御する場合、当該管理制御装置の負荷上昇を抑えるため、各エレメント端末からのアクセスの周期を長くする場合がある。この場合、例えば1秒間隔で100万台のエレメント端末がそれぞれ順番に管理制御装置にアクセスするとすれば、それぞれのエレメント端末のアクセス周期は10日以上になる。
しかし、アクセス周期があまりに長いと、管理制御装置から特定のエレメント端末に早急に通知すべき情報が発生したとしても、次にエレメント端末からアクセスされるまでは、管理制御装置はその情報をエレメント端末に伝えることができない。そのため、エレメント端末に発生した障害を復旧する必要がある場合など、急を要する作業が滞る場合がある。
また、エレメント端末にイベントが発生することで、次のアクセス周期よりも前に、エレメント端末が管理制御装置へアクセスする場合もあるが、イベント自体はそれほど頻繁に発生するものではなく、管理制御装置からエレメント端末に早急に通知すべき情報が発生した場合に、都合よくエレメント端末内にイベントが発生する可能性は低い。
さらに、エレメント端末にイベントが発生した場合、発生したイベントの種類によっては、そのイベントに応じた対策を、管理制御装置からエレメント端末に迅速に指示したい場合があり、そのような場面で、管理制御装置からエレメント端末へ迅速に情報を伝達できないことは特に不便である。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、管理制御装置の負荷上昇を低く抑えつつ、通知が必要な情報をより迅速にエレメント端末に伝達できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決するための手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、通信ネットワークに接続されるエレメント端末であって、
前記通信ネットワークを介して、当該エレメント端末を管理する管理制御装置へ接続要求を送信する周期をカウントするためのタイマ値を格納するタイマ値格納部と、
前記タイマ値格納部内のタイマ値を読み出して、当該タイマ値が示す周期をカウントするカウンタと、
前記カウンタによって前記タイマ値が示す周期のカウントが終了する都度、前記接続要求を、前記通信ネットワークを介して前記管理制御装置へ送信する接続要求送信部と、
当該エレメント端末に発生したイベントを検出するイベント検出部と、
前記イベント検出部によってイベントが検出された場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を、予め定められた最小値までの範囲内で、より短い周期を示す値に変更するタイマ値変更部と
を備え、
前記接続要求送信部は、
前記イベント検出部によってイベントが検出された場合に、前記接続要求を、前記通信ネットワークを介して前記管理制御装置へさらに送信し、
前記タイマ値変更部は、
前記通信ネットワークを介して、前記管理制御装置から処理要求がない旨を示すメッセージを受信した場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を、予め定められた最大値までの範囲内で、より長い周期を示す値に変更することを特徴とするエレメント端末を提供する。
本発明のエレメント端末によれば、管理制御装置の負荷上昇を低く抑えつつ、通知が必要な情報をより迅速にエレメント端末に伝達できるようにすることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る通信システム10の構成を示すシステム構成図である。 第1の実施形態におけるエレメント端末20の構成の一例を示すブロック図である。 イベントの例を説明するための説明図である。 接続要求30のデータ構造の一例を示す図である。 応答メッセージ31のデータ構造の一例を示す図である。 コマンドの例を説明するための説明図である。 第1の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。 エレメント端末20からの周期アクセスを説明するためのシーケンス図である。 第1の実施形態において管理制御装置12から処理要求が送信された場合のエレメント端末20によるアクセス間隔の変化を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施形態においてイベントが発生した場合のエレメント端末20によるアクセス間隔の変化を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態において管理制御装置12から処理要求が送信された場合のエレメント端末20によるアクセス間隔の変化を説明するためのシーケンス図である。 第3の実施形態におけるエレメント端末20の構成の一例を示すブロック図である。 第1の定数格納部28に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 第3の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態におけるエレメント端末20の構成の一例を示すブロック図である。 第2の定数格納部29に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 第4の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。 エレメント端末20の機能を実現するコンピュータ40のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
まず、本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム10の構成を示すシステム構成図である。通信システム10は、管理制御装置12、複数のアクセス制御装置14、および、複数のエレメント端末20を備える。
管理制御装置12およびそれぞれのアクセス制御装置14は、インターネット等の通信回線11に接続されている。また、それぞれのアクセス制御装置14は、例えば、それぞれの施設13内に設けられ、施設13内の通信回線15を介して複数のエレメント端末20に接続されている。それぞれのエレメント端末20は、例えばモデムやホームゲートウェイ等である。
それぞれのアクセス制御装置14は、通信回線15に接続されている通信機器(図1では例えばエレメント端末20)から開始される、通信回線15に接続されている通信機器と通信回線11に接続されている通信機器(図1では例えば管理制御装置12)との間の通信を許可する一方で、それぞれのアクセス制御装置14は、通信回線11に接続されている通信機器から開始される、通信回線15に接続されている通信機器と通信回線11に接続されている通信機器との間の通信を禁止する制御を行う。
本実施形態において、アクセス制御装置14は、例えばNAT(Network Address Translation)ルータである。また、他の例として、アクセス制御装置14は、アドレス変換を行わないファイアウォール等であってもよい。
管理制御装置12は、オペレータ16によって操作され、各エレメント端末20へ通知する情報や処理の要求等をオペレータ16から受け付けて、管理制御装置12内のメモリに蓄積する。そして、管理制御装置12は、エレメント端末20との通信が確立した場合に、メモリ内に蓄積していた情報をエレメント端末20へ送信する。
また、管理制御装置12は、アクセス制御装置14を介してそれぞれのエレメント端末20と通信するため、それぞれのエレメント端末20から通信が開始されなければ、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20と通信を行うことができない。そのため、各エレメント端末20は、所定の時間間隔やエレメント端末20においてイベントが発生したタイミングで管理制御装置12へアクセスして管理制御装置12との通信路を確立し、管理制御装置12から必要な情報の提供を受ける。
図2は、第1の実施形態におけるエレメント端末20の構成の一例を示すブロック図である。エレメント端末20は、メッセージ処理部21、接続要求部22、カウンタ23、タイマ値格納部24、イベント検出部25、タイマ値変更部26、および機能部27を有する。
機能部27は、エレメント端末20に特有の処理を実行する機能ブロックである。エレメント端末20が、例えばホームゲートウェイである場合、機能部27は、パソコンなどの各種端末をネットワーク化して制御したり、通信・放送メディアから受け取った情報を各種端末に受け渡す処理等を行う。また、機能部27は、リセットや、パラメータの設定/読出等の指示をメッセージ処理部21から受信した場合に、当該指示に従って処理を行い、その処理結果をメッセージ処理部21に通知する。
イベント検出部25は、エレメント端末20の筐体の蓋が開いているか否か等を検出するセンサ200からの信号、ならびに、機能部27のCPU利用率およびメモリ空き容量等を監視する。そして、イベント検出部25は、エレメント端末20の筐体の蓋が開いている旨を示す信号をセンサ200から受信した場合や、エレメント端末20のCPU利用率が予め定められた閾値を越えた場合、エレメント端末20のメモリ空き容量が予め定められた閾値を下回った場合等に、そのイベントを識別するイベントIDを接続要求部22に通知すると共に、イベントが発生した旨をタイマ値変更部26に通知する。
イベントとイベントIDの関係を例示すると、例えば図3のようになる。本実施形態においてイベントIDとしては、例えば図3に示すように、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」、エレメント端末20のCPU利用率が予め定められた閾値を越えたことを示す「E002」、エレメント端末20内のメモリの空き容量が予め定められた閾値を下回ったことを示す「E003」、エレメント端末20の筐体の蓋が開いていることを示す「E004」等がある。
タイマ値格納部24には、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ接続要求を送信する周期をカウントするためのタイマ値が格納されている。タイマ値変更部26は、タイマ値の最大値および最小値を予め保持しており、イベントが発生した旨の通知をイベント検出部25から受けた場合、または、メッセージ処理部21からタイマ値を最小値に変更する旨の指示を受けた場合に、タイマ値格納部24内のタイマ値が最小値になっていなければ、タイマ値格納部24内のタイマ値を最小値に変更する。
また、タイマ値変更部26は、メッセージ処理部21からタイマ値を最大値に戻す旨の指示を受けた場合に、タイマ値格納部24内のタイマ値が最大値になっていなければ、タイマ値格納部24内のタイマ値を最大値に戻す。ここで、タイマ値の最小値とは、例えば10分程度の時間をカウンタ23がカウントするための値であり、タイマ値の最大値とは、例えば1日程度の時間をカウンタ23がカウントするための値である。
カウンタ23は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、当該タイマ値が示す周期をカウントする。カウントが終了した場合、カウンタ23は、タイマ値のカウントが終了した旨を接続要求部22に通知し、再びタイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して当該タイマ値が示す周期のカウントを再開する。また、タイマ値格納部24内のタイマ値が更新された場合、カウンタ23は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、当該タイマ値が示す周期のカウントを開始する。
接続要求部22は、カウンタ23からタイマ値のカウントが終了した旨の通知を受けた場合、あるいは、イベント検出部25からイベントIDの通知を受けた場合に、接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する。
接続要求には、例えば図4に示すように、管理制御装置12のアドレスである宛先アドレス300、エレメント端末20のアドレスである送信元アドレス301、送信元のエレメント端末20を識別するエレメントID302、および当該接続要求のトリガとなったイベントを識別するイベントID303が含まれる。なお、本実施形態において、送信元アドレス301は、アクセス制御装置14によって予め定められたアドレスに書き換えられる。
メッセージ処理部21は、接続要求部22によって送信された接続要求に応答して、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12から送信された応答メッセージを受信する。応答メッセージには、例えば図5に示すように、エレメント端末20のアドレスである宛先アドレス310、管理制御装置12のアドレスである送信元アドレス311、および管理制御装置12からの指示を識別するコマンドID312が含まれる。なお、アクセス制御装置14によって、宛先アドレス310が予め定められたアドレスからエレメント端末20のアドレスに書き換えられた後に、応答メッセージ31は、エレメント端末20に渡される。
管理制御装置12からの指示の内容とコマンドIDの関係を例示すると、例えば図6のようになる。コマンドIDとしては、エレメント端末20をリセットする指示を示す「C001」、パラメータの設定指示を示す「C002」、パラメータの読出指示を示す「C003」、処理要求の送信が終了したことを示す「C004」、処理要求がない旨を示す「C005」等がある。
また、応答メッセージ31のコマンドID312に、例えば、パラメータの設定指示を示す「C002」が格納されている場合、応答メッセージ31内には、設定対象のパラメータの値毎に、当該パラメータの設定箇所を示す情報等が必要に応じて付加される。
メッセージ処理部21は、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12から送信された応答メッセージを受信した場合に、当該応答メッセージに格納されているコマンドIDを抽出する。そして、当該コマンドIDが、リセット(C001)やパラメータの設定(C002)/読出(C003)等の処理の要求に対応するものである場合、メッセージ処理部21は、当該要求された処理を機能部27に指示する。
そして、コマンドに対する処理結果を機能部27から受け取った場合、メッセージ処理部21は、当該処理結果を含み、イベントIDとして個別応答を示す「E004」を含むメッセージを作成し、作成したメッセージをアクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する。
また、管理制御装置12から送信された応答メッセージに格納されているコマンドIDが、処理要求送信終了に対応する「C004」である場合、メッセージ処理部21は、タイマ値を最小値に変更するようタイマ値変更部26に指示する。
また、管理制御装置12から送信された応答メッセージに格納されているコマンドIDが、処理要求なしに対応する「C005」である場合、メッセージ処理部21は、タイマ値を最大値に変更するようタイマ値変更部26に指示する。
図7は、第1の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。例えば、所定の設定が施された後に電源が投入される等のタイミングで、エレメント端末20は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を最大値に初期化する(S100)。タイマ値格納部24内のタイマ値が更新されたため、カウンタ23は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、当該タイマ値が示す周期のカウントを開始する(S101)。
次に、カウンタ23は、タイマ値のカウントが終了したか否かを判定する(S102)。タイマ値のカウントが終了した場合(S102:Yes)、カウンタ23は、その旨を接続要求部22に通知する。接続要求部22は、図4で説明した接続要求を作成する。この場合、接続要求のイベントIDの欄には、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」が格納される。
次に、接続要求部22は、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S103)。そして、カウンタ23は、再びタイマ値格納部24内のタイマ値を読み出し、読み出したタイマ値が示す周期のカウントを再開し(S104)、再びステップS102に示した処理を実行する。
ステップS102において、タイマ値のカウントが終了していない場合(S102:No)、メッセージ処理部21は、管理制御装置12から応答メッセージを受信したか否かを判定する(S105)。応答メッセージを受信した場合(S105:Yes)、メッセージ処理部21は、受信した応答メッセージ内のコマンドIDを抽出し、抽出したコマンドIDが「処理要求なし」を示すものであるか否かを判定する(S106)。
応答メッセージ内のコマンドIDが「処理要求なし」を示すものである場合(S106:Yes)、メッセージ処理部21は、タイマ値を最大値に変更するようタイマ値変更部26に指示を出す。タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最大値となっているか否かを判定する(S107)。タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最大値となっている場合(S107:Yes)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
一方、タイマ値格納部24内のタイマ値が最大値ではない場合(S107:No)、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を最大値に変更する(S108)。タイマ値格納部24内のタイマ値が更新されたため、カウンタ23は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出し、読み出したタイマ値が示す周期のカウントを再開し(S109)、再びステップS102に示した処理を実行する。
ステップS106において、応答メッセージ内のコマンドIDが「処理要求なし」を示すものでない場合(S106:No)、メッセージ処理部21は、応答メッセージ内のコマンドIDが「処理要求送信終了」を示すものであるか否かを判定する(S110)。
応答メッセージ内のコマンドIDが「処理要求送信終了」を示すものである場合(S110:Yes)、メッセージ処理部21は、タイマ値を最小値に変更するようタイマ値変更部26に指示を出す。タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっているか否かを判定する(S111)。タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっている場合(S111:Yes)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
一方、タイマ値格納部24内のタイマ値が最小値ではない場合(S111:No)、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を最小値に変更する(S112)。タイマ値格納部24内のタイマ値が更新されたため、カウンタ23は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出し、読み出したタイマ値が示す周期のカウントを再開し(S113)、再びステップS102に示した処理を実行する。
ステップS110において、応答メッセージ内のコマンドIDが「処理要求送信終了」を示すものでない場合(S110:No)、応答メッセージ内のコマンドIDは処理の要求を示すものであるため、メッセージ処理部21は、個別処理を実行し(S114)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
なお、ステップS114の個別処理では、メッセージ処理部21は、応答メッセージ内のコマンドIDに対応する処理を機能部27に指示し、機能部27は、当該指示に対応する処理を実行する。そして、機能部27は、処理結果をメッセージ処理部21へ送信し、メッセージ処理部21は、当該処理結果を示す情報を含むメッセージを作成して管理制御装置12へ送信する。
ステップS105において、応答メッセージを受信していない場合(S105:No)、イベント検出部25は、イベントが発生したか否かを判定する(S115)。イベントが発生していない場合(S115:No)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
イベントが発生した場合(S115:Yes)、イベント検出部25は、イベントIDを接続要求部22に通知すると共に、イベントが発生した旨をタイマ値変更部26に通知する。接続要求部22は、図4で説明した接続要求を作成する。この場合、接続要求のイベントIDの欄には、発生したイベントの内容に応じたIDが格納される。接続要求部22は、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S116)。
次に、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっているか否かを判定する(S117)。タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっている場合(S117:Yes)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
一方、タイマ値格納部24内のタイマ値が最小値ではない場合(S117:No)、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を最小値に変更する(S118)。タイマ値格納部24内のタイマ値が更新されたため、カウンタ23は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出す。そして、カウンタ23は、読み出したタイマ値が示す周期のカウントを再開し(S119)、再びステップS102に示した処理を実行する。
次に、図8のシーケンス図を用いて、エレメント端末20が管理制御装置12に周期的にアクセスし、管理制御装置12からは処理要求が送信されない場合の通信システム10の動作について説明する。なお、管理制御装置12は、エレメント端末20に通知すべき処理要求があれば、当該エレメント端末20のエレメントIDに対応付けて処理の要求を、管理制御装置12内のメモリに保持している。また、図8のシーケンスの開始時点においてタイマ値は最大値になっているものとする。
まず、エレメント端末20は、タイマ値のカウントが終了したことを検出し(S200)、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」を有する接続要求を作成し、作成した接続要求を、通信回線15を介してアクセス制御装置14へ送信する(S201)。
アクセス制御装置14は、エレメント端末20から受信した接続要求に含まれる宛先アドレスと送信元アドレスの組をセッション情報として、アクセス制御装置14内のメモリに登録する(S202)。そして、アクセス制御装置14は、エレメント端末20から受信した接続要求に含まれる送信元アドレスを、予め定められたアドレスに書き換え(S203)、送信元アドレスが書き換えられた接続要求を、当該接続要求の宛先の管理制御装置12へ、通信回線11を介して送信する(S204)。
管理制御装置12は、受信した接続要求に含まれているエレメントIDに対応付けられている処理の要求がメモリ内に登録されていないことを検出し、処理要求がない旨を示す「C005」を有する応答メッセージ(図5参照)を作成し、作成した応答メッセージを、通信回線15を介してアクセス制御装置14へ送信する(S205)。
アクセス制御装置14は、管理制御装置12から受信した応答メッセージの送信元アドレスと同一のアドレスが、宛先アドレスとして登録されているセッション情報を、アクセス制御装置14内のメモリ内で特定する。そして、アクセス制御装置14は、管理制御装置12から受信した応答メッセージの宛先アドレスを、特定したセッション情報に送信元アドレスとして登録されているアドレス(すなわち、図8のエレメント端末20のアドレス)に書き換え(S206)、宛先アドレスを書き換えた応答メッセージを、通信回線15を介してエレメント端末20へ送信する(S207)。
エレメント端末20は、受信した応答メッセージ内に、処理要求がない旨を示すコマンドIDが含まれているため、切断要求をアクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S208〜S210)。管理制御装置12は、受信した切断要求に対して切断応答を返す(S211〜S213)。切断応答を受信した場合、エレメント端末20は、タイマ値が最大値でなければ最大値に戻し、最大値となっているタイマ値のカウントを再開する(S214)。
アクセス制御装置14は、切断応答を中継した場合に、当該切断応答の中継に用いたセッション情報をメモリから削除する(S215)。なお、アクセス制御装置14は、最後の中継から所定時間(例えば3分)以上経過したセッション情報をメモリから削除する処理も実行する。
次に、図9のシーケンス図を用いて、エレメント端末20が管理制御装置12に周期的にアクセスし、管理制御装置12から処理要求が送信される場合の通信システム10の動作について説明する。なお、図9のシーケンスの開示時点において、タイマ値は最大値となっているものとする。また、図9では、説明が煩雑になるのを避けるために、アクセス制御装置14におけるセッション管理やアドレス変換については、図8と同様であるため説明を省略している。
まず、管理制御装置12に、オペレータ16からエレメント端末20への処理の要求が登録される(S220)。エレメント端末20は、タイマ値のカウントが終了したことを検出し(S221)、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」を有する接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S222、S223)。
管理制御装置12は、受信した接続要求に含まれているエレメントIDに対応付けられている処理の要求がメモリ内に登録されていることを検出し、登録されている処理の要求を示すコマンドID(例えば「C002」)を有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S224、S225)。
エレメント端末20は、受信した応答メッセージ内のコマンドIDに示された処理を実行し(S226)、処理結果を示す個別応答をアクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S227、S228)。管理制御装置12は、エレメント端末20宛の処理の要求がメモリ内に残っていれば、引き続き、登録されている処理の要求を示すコマンドIDを有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S229、S230)。
メモリ内のエレメント端末20宛の処理の要求を全てエレメント端末20へ送信し終えた場合、管理制御装置12は、処理要求の送信終了を示す「C004」を有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S231、S232)。エレメント端末20は、切断要求を管理制御装置12へ送信し(S233、S234)、管理制御装置12から切断応答を受信する(S235、S236)。
次に、エレメント端末20は、タイマ値を最小にしてタイマ値のカウントを再開する(S237)。この処理は、図7で説明した、ステップS110(Yes)、ステップS111(No)、ステップS112、およびステップS113の処理に対応する。
そして、最小値のタイマ値に対応する時間t1のカウントが終了した場合(S238)、エレメント端末20は、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」を有する接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S239、S240)。
エレメント端末20宛の処理要求がメモリ内に蓄積されていなければ、管理制御装置12は、処理要求がない旨を示す「C005」を有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S241、S242)。エレメント端末20は、切断要求を管理制御装置12へ送信し(S243、S244)、管理制御装置12から切断応答を受信する(S245、S246)。
次に、エレメント端末20は、タイマ値を最大にしてタイマ値のカウントを再開する(S247)。この処理は、図7で説明した、ステップS106(Yes)、ステップS107(No)、ステップS108、およびステップS109の処理に対応する。
そして、最大のタイマ値に対応する時間t0のカウントが終了した場合(S248)、エレメント端末20は、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」を有する接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S249、S250)。
このように、エレメント端末20は、管理制御装置12から処理を要求された場合に、管理制御装置12への次回のアクセスまでの時間を短く変更する。これにより、管理制御装置12がエレメント端末20に処理を要求した後に、短期間で再びエレメント端末20との通信路を確立することができるため、エレメント端末20に要求した処理によってエレメント端末20に発生した状態変化をより迅速に収集することができ、次の処理要求の実施もより迅速に行うことができる。また、処理が必要なエレメント端末のみの次回アクセスの間隔を短く変更するので、サーバに対する全体の負荷はほぼ変えることなく、必要なエレメントに対して迅速な処理が可能となる。
次に、図10のシーケンス図を用いて、エレメント端末20がイベントの発生に伴って管理制御装置12にアクセスする場合の通信システム10の動作について説明する。なお、図10では、説明が煩雑になるのを避けるために、アクセス制御装置14におけるセッション管理やアドレス変換については、図8と同様であるため説明を省略している。
まず、エレメント端末20は、イベントの発生を検出し(S260)、検出したイベントに対応するイベントID(例えば「E002」)を有する接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S261、S262)。
エレメント端末20宛の処理要求がメモリ内に蓄積されていなければ、管理制御装置12は、処理要求がない旨を示す「C005」を有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S263、S264)。そして、エレメント端末20は、切断要求を管理制御装置12へ送信し(S265、S266)、管理制御装置12から切断応答を受信し(S267、S268)、タイマ値を最小にしてタイマ値のカウントを再開する(S269)。
その間に、管理制御装置12では、オペレータ16が、エレメント端末20から送信された接続要求に含まれているイベントIDに基づいて、当該イベントIDに対応するイベントへの対処処理を決定し、決定した処理の要求を管理制御装置12のメモリ内に蓄積する(S270)。
最小のタイマ値に対応する時間t1のカウントが終了した場合(S271)、エレメント端末20は、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」を有する接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S272、S273)。管理制御装置12は、登録されている処理の要求を示すコマンドID(例えば「C002」)を有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S274、S275)。
エレメント端末20は、受信した応答メッセージ内のコマンドIDに示された処理を実行し(S276)、処理結果を示す個別応答をアクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S277、S278)。
管理制御装置12は、エレメント端末20宛の処理の要求がメモリ内に残っていれば、引き続き、登録されている処理の要求を示すコマンドIDを有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S279、S280)。これ以降の処理は、図9で説明したステップS231以降の処理と同様であるため、説明を省略する。
このように、エレメント端末20は、イベントが発生した場合に、管理制御装置12への次回のアクセスまでの時間を短く変更する。これにより、短期間で再びエレメント端末20との通信路を確立することができるため、イベントの発生によって必要となった処理の内容を、管理制御装置12からエレメント端末20へより迅速に伝達することができる。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の通信システム10によれば、管理制御装置12の負荷上昇を低く抑えつつ、通知が必要な情報をより迅速にそれぞれのエレメント端末20に伝達することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、タイマ値のカウント終了による接続要求に対して、管理制御装置12から処理要求なしの応答メッセージを受信した場合に、タイマ値を最大値に変更するが、本実施形態では、タイマ値を徐々に大きくする点が異なる。
図11は、第2の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。なお、以下に説明する点を除き、図11において、図7と同じ符号を付した処理は、図7における処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS107において、タイマ値格納部24内のタイマ値が最大値ではない場合(S107:No)、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値に予め定められた定数αを加算する(S120)。定数αとは、例えば30分程度の時間をカウンタ23がカウントするための値である。
次に、タイマ値変更部26は、定数αが加算されたタイマ値が、予め定められた最大値を越えたか否かを判定する(S121)。定数αが加算されたタイマ値が、予め定められた最大値を越えた場合(S121:Yes)、タイマ値変更部26は、ステップS108に示した処理を実行する。一方、定数αが加算されたタイマ値が、予め定められた最大値を越えていない場合(S121:No)、タイマ値変更部26は、定数αが加算されたタイマ値でタイマ値格納部24内のタイマ値を更新し、カウンタ23は、ステップS109に示した処理を実行する。
次に、図12のシーケンス図を用いて、管理制御装置12から処理要求が送信された場合の通信システム10の動作について説明する。なお、以下に説明する点を除き、図12のシーケンス図において、図9のシーケンス図と同じ符号を付した処理は、図9における処理と同様であるため説明を省略する。
まず、管理制御装置12は、メモリ内のエレメント端末20宛の処理の要求を全てエレメント端末20へ送信し終えた場合に、処理要求の送信終了を示す「C004」を有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S231、S232)。エレメント端末20は、切断要求を管理制御装置12へ送信し(S233、S234)、管理制御装置12から切断応答を受信する(S235、S236)。
次に、エレメント端末20は、タイマ値を最小にしてタイマ値のカウントを再開する(S237)。そして、最小値のタイマ値に対応する時間t1のカウントが終了した場合(S238)、エレメント端末20は、タイマ値のカウント終了に伴う定期アクセスを示す「E001」を有する接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S239、S240)。
エレメント端末20宛の処理要求がメモリ内に蓄積されていなければ、管理制御装置12は、処理要求がない旨を示す「C005」を有する応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージを、アクセス制御装置14を介してエレメント端末20へ送信する(S241、S242)。そして、エレメント端末20は、切断要求を管理制御装置12へ送信し(S243、S244)、管理制御装置12から切断応答を受信する(S245、S246)。
次に、エレメント端末20は、現時点でのタイマ値に予め定められた定数αを加算し、定数αを加算したタイマ値のカウントを再開する(S251)。この処理は、図11で説明した、ステップS106(Yes)、ステップS107(No)、ステップS120、ステップS121(No)、およびステップS109の処理に対応する。
以降、タイマ値のカウントが終了するたびに(S238)、エレメント端末20は、接続要求を送信し(S239、S240)、管理制御装置12から処理要求なしの応答メッセージを受信し(S241、S242)、最大値までの範囲内で、現時点でのタイマ値に予め定められた定数αを加算し、定数αを加算したタイマ値のカウントを再開する(S252)。
このように、管理制御装置12から処理要求を受信した場合には、それ以降、管理制御装置12から処理要求が送信されなくても、タイマ値を一気に最大値に変更せずに、徐々に最大値に近づける処理を行う。
ここで、例えば、エレメント端末20に障害が発生した場合、管理制御装置12のオペレータ16とエレメント端末20のユーザとが連絡を取りながら、エレメント端末20の状態の変化を確認しつつ、オペレータ16が次にエレメント端末20にどのような設定変更を実行するかを決定する場合がある。そのような場合には、エレメント端末20に設定変更等の処理が要求された直後は、オペレータ16は、管理制御装置12を介してさらに次の処理をエレメント端末20に要求したい場合がある。
しかし、エレメント端末20が短期間で管理制御装置12にアクセスことを繰り返すとすれば、管理制御装置12の処理負荷が高くなってしまう。そこで、本実施形態では、エレメント端末20に設定変更等の処理が要求された直後は、短期間で管理制御装置12に再度アクセスさせ、処理が要求されてからの時間の経過に応じて、管理制御装置12へのアクセス間隔を、徐々に最大値に戻すようにする。これにより、エレメント端末20への迅速な処理の要求と、管理制御装置12の処理負荷の低減とを両立することができる。
なお、本実施形態において、タイマ値変更部26は、タイマ値を最小値から定数αずつ最大値まで増加させるが、本発明はこれに限られず、タイマ値を最小値から定数αずつ所定回数(例えば5回)増加させた後は、タイマ値を最大値に変更してもよい。また、他の例として、タイマ値変更部26は、タイマ値を最小値のまま所定回数(例えば5回)管理制御装置12へアクセスした後に、タイマ値を最大値に変更してもよい。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、イベントが発生した場合に、イベントの重要度に関わらずタイマ値を最小値に変更するが、本実施形態では、発生したイベントの重要度に応じて、タイマ値を小さくする度合いを変える。
図13は、第3の実施形態におけるエレメント端末20の構成の一例を示すブロック図である。エレメント端末20は、メッセージ処理部21、接続要求部22、カウンタ23、タイマ値格納部24、イベント検出部25、タイマ値変更部26、機能部27、および第1の定数格納部28を有する。なお、以下に説明する点を除き、図13において、図2と同じ符号を付した構成は、図2における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
第1の定数格納部28には、例えば図14に示すように、重要度280に対応付けて、当該重要度280のイベントが発生した場合にタイマ値から差し引く第1の定数281、および、当該重要度280に該当するイベントのイベントID282が予め格納されている。
重要度が高いイベントとは、例えば、冗長構成を組んでいないエレメント端末20が故障した場合など、ユーザに即座に影響を与えるイベントである。また、重要度が中程度のイベントとは、例えば、冗長構成を組んでいるエレメント端末20の中の1台が故障した場合など、放置するとユーザに影響を与えるイベントである。また、重要度が低いイベントとは、例えば、エレメント端末20の筐体の蓋が開くなど、ユーザに直接影響を与えないイベントである。
重要度が高いイベントに対応する定数Aとしては、例えば、最大値と最小値の差分が設定される。また、重要度が中程度のイベントに対応する定数Bとしては、定数Aよりも小さい値が設定される。また、重要度が低いイベントに対応する定数Cとしては、定数Bよりも小さい値が設定される。
イベント検出部25は、イベントが発生した場合に、発生したイベントのイベントIDを接続要求部22およびタイマ値変更部26に通知する。タイマ値変更部26は、イベントIDをイベント検出部25から通知された場合に、第1の定数格納部28を参照し、イベント検出部25から通知されたイベントIDに対応付けられている第1の定数を抽出する。
そして、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24からタイマ値を読み出し、読み出したタイマ値から、抽出した第1の定数を差し引く。第1の定数を差し引いたタイマ値が最小値を下回っていなければ、タイマ値変更部26は、第1の定数を差し引いたタイマ値でタイマ値格納部24内のタイマ値を更新し、下回っていればタイマ値を最小値に変更する。
図15は、第3の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。なお、以下に説明する点を除き、図15において、図7と同じ符号を付した処理は、図7における処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS115において、イベントが発生した場合(S115:Yes)、イベント検出部25は、イベントIDを接続要求部22およびタイマ値変更部26に通知する。接続要求部22は、図4で説明した接続要求を作成する。この場合、接続要求のイベントIDの欄には、発生したイベントの内容に応じたIDが格納される。接続要求部22は、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S116)。
次に、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっているか否かを判定する(S117)。タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっている場合(S117:Yes)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
一方、タイマ値格納部24内のタイマ値が最小値ではない場合(S117:No)、タイマ値変更部26は、イベント検出部25から通知されたイベントIDに基づいて第1の定数格納部28を参照し、イベント検出部25から通知されたイベントIDに対応付けられている第1の定数を抽出する(S130)。そして、タイマ値変更部26は、ステップS117において読み出したタイマ値から、ステップS130において抽出した第1の定数を差し引く(S131)。
次に、タイマ値変更部26は、第1の定数が差し引かれたタイマ値が、最小値を下回ったか否かを判定する(S132)。第1の定数が差し引かれたタイマ値が最小値を下回った場合(S132:Yes)、タイマ値変更部26は、ステップS118に示した処理を実行する。一方、第1の定数が差し引かれたタイマ値が最小値を下回っていない場合(S132:No)、タイマ値変更部26は、第1の定数が差し引かれたタイマ値でタイマ値格納部24内のタイマ値を更新し、カウンタ23は、ステップS119に示した処理を実行する。
このように、発生したイベントの重要度が高い場合に、タイマ値をより小さく変更することにより、重要度の高いイベントに対して、エレメント端末20のアクセス周期を短くすることができるため、より迅速な対処が可能となる。
以上、本発明の第3の実施形態について説明した。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第1の実施形態では、イベントが発生するたびに、イベントの重要度に関わらずタイマ値を最小値に変更するが、本実施形態では、発生したイベントの重要度に応じて、重要度の高いイベントが発生した場合には、即座にタイマ値を最小値に変更し、重要度の低いイベントが発生した場合には、イベントが所定回数以上発生するまでタイマ値を最小値に変更しない。
図16は、第4の実施形態におけるエレメント端末20の構成の一例を示すブロック図である。エレメント端末20は、メッセージ処理部21、接続要求部22、カウンタ23、タイマ値格納部24、イベント検出部25、タイマ値変更部26、機能部27、および第2の定数格納部29を有する。なお、以下に説明する点を除き、図16において、図2と同じ符号を付した構成は、図2における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
第2の定数格納部29には、例えば図17に示すように、重要度290に対応付けて、当該重要度290のイベントに割り当てられる第2の定数291、および当該重要度290に該当するイベントのイベントID292が予め格納されている。
重要度が高いイベントに対応する定数aとしては、例えば3が設定される。また、重要度が中程度のイベントに対応する定数bとしては、定数aよりも小さい値(例えば2)が設定される。また、重要度が低いイベントに対応する定数cとしては、定数bよりも小さい値(例えば1)が設定される。
イベント検出部25は、イベントが発生した場合に、発生したイベントのイベントIDを接続要求部22およびタイマ値変更部26に通知する。タイマ値変更部26は、イベントIDをイベント検出部25から通知された場合に、第2の定数格納部29を参照し、イベント検出部25から通知されたイベントIDに対応付けられている第2の定数を抽出する。
タイマ値変更部26は、初期値として0が格納される累積値を予め保持しており、抽出した第2の定数を当該累積値に加算する。そして、第2の定数が加算された累積値が、予め定められた閾値以上となった場合に、累積値を0にリセットすると共に、タイマ値格納部24内のタイマ値を最小値に変更する。本実施形態において、予め定められた閾値は、重要度が最も高いイベントが発生した場合に、常に累積値が閾値以上となるように、重要度が最も高いイベントに対応付けられている第2の定数以下の値であることが好ましい。
図18は、第4の実施形態におけるエレメント端末20の動作の一例を示すフローチャートである。なお、以下に説明する点を除き、図18において、図7と同じ符号を付した処理は、図7における処理と同様であるため説明を省略する。
まず、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を最大値に初期化すると共に(S100)、累積値を0に初期化する(S135)。
また、ステップS115において、イベントが発生した場合(S115:Yes)、イベント検出部25は、イベントIDを接続要求部22およびタイマ値変更部26に通知する。接続要求部22は、図4で説明した接続要求を作成し、作成した接続要求を、アクセス制御装置14を介して管理制御装置12へ送信する(S116)。
次に、タイマ値変更部26は、タイマ値格納部24内のタイマ値を読み出して、タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっているか否かを判定する(S117)。タイマ値格納部24内のタイマ値が既に最小値となっている場合(S117:Yes)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
一方、タイマ値格納部24内のタイマ値が最小値ではない場合(S117:No)、タイマ値変更部26は、イベント検出部25から通知されたイベントIDに基づいて第2の定数格納部29を参照し、イベント検出部25から通知されたイベントIDに対応付けられている第2の定数を抽出する(S136)。そして、タイマ値変更部26は、抽出した第2の定数と累積値とを加算する(S137)。
次に、タイマ値変更部26は、第2の定数が加算された累積値が、予め定められた閾値以上となったか否かを判定する(S138)。第2の定数が加算された累積値が閾値以上となった場合(S138:Yes)、タイマ値変更部26は、累積値を0にリセットし(S139)、ステップS118に示した処理を実行する。一方、第2の定数が加算された累積値未満である場合(S138:No)、カウンタ23は、再びステップS102に示した処理を実行する。
このように、重要度が高いイベントについては、イベントが発生するたびにタイマ値を最小値に変更するが、重要度が低いイベントについては、イベントが発生しても、累積点数が閾値を越えるまではタイマ値を最小値に変更しない。これにより、管理制御装置12へのアクセス周期を短くするイベントを制限することができ、管理制御装置12の負荷上昇を低く抑えることができる。
以上、本発明の第4の実施形態について説明した。
なお、上記第1、第2、第3、または第4の実施形態におけるエレメント端末20は、例えば図19に示すような構成のコンピュータ40によって実現される。図19は、エレメント端末20の機能を実現するコンピュータ40のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)42、ROM(Read Only Memory)43、通信インターフェイス(I/F)44、および入出力インターフェイス(I/F)45を備える。
CPU41は、ROM43に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM43は、プログラムやデータ等を格納する。通信インターフェイス44は、通信回線15を介して他の機器からデータを受信してCPU41へ送ると共に、CPU41が生成したデータを、通信回線15を介して他の機器へ送信する。
CPU41は、入出力インターフェイス45を介して、ディスプレイやスピーカ等の出力装置、および、キーパッド等の入力装置を制御する。CPU41は、入出力インターフェイス45を介して入力装置からデータを取得し、生成したデータを、入出力インターフェイス45を介して出力装置へ出力する。
コンピュータ40が第1または第2の実施形態におけるエレメント端末20として機能する場合、コンピュータ40のCPU41は、RAM42上にロードされたプログラムを実行することにより、メッセージ処理部21、接続要求部22、カウンタ23、イベント検出部25、タイマ値変更部26、および機能部27の各機能を実現する。また、RAM41には、タイマ値格納部24内のデータが格納される。
また、コンピュータ40が第3の実施形態におけるエレメント端末20として機能する場合、ROM43には、第1の定数格納部28内のデータがさらに格納される。また、コンピュータ40が第4の実施形態におけるエレメント端末20として機能する場合、ROM43には、第2の定数格納部29内のデータがさらに格納される。
コンピュータ40のCPU41は、これらのプログラムをROM43から読み取って実行するが、他の例として、通信回線15やアクセス制御装置14を介して他の装置からこれらのプログラムを取得してもよい。
また、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10・・・通信システム、11・・・通信回線、12・・・管理制御装置、13・・・施設、14・・・アクセス制御装置、15・・・通信回線、16・・・オペレータ、20・・・エレメント端末、21・・・メッセージ処理部、22・・・接続要求部、23・・・カウンタ、24・・・タイマ値格納部、25・・・イベント検出部、26・・・タイマ値変更部、27・・・機能部、28・・・第1の定数格納部、29・・・第2の定数格納部、30・・・接続要求、31・・・応答メッセージ、40・・・コンピュータ、41・・・CPU、42・・・RAM、43・・・ROM、44・・・通信インターフェイス、45・・・入出力インターフェイス

Claims (7)

  1. 通信ネットワークに接続されるエレメント端末であって、
    前記通信ネットワークを介して、当該エレメント端末を管理する管理制御装置へ接続要求を送信する周期をカウントするためのタイマ値を格納するタイマ値格納部と、
    前記タイマ値格納部内のタイマ値を読み出して、当該タイマ値が示す周期をカウントするカウンタと、
    前記カウンタによって前記タイマ値が示す周期のカウントが終了する都度、前記接続要求を、前記通信ネットワークを介して前記管理制御装置へ送信する接続要求送信部と、
    当該エレメント端末に発生したイベントを検出するイベント検出部と、
    前記イベント検出部によってイベントが検出された場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を、予め定められた最小値までの範囲内で、より短い周期を示す値に変更するタイマ値変更部と
    を備え、
    前記接続要求送信部は、
    前記イベント検出部によってイベントが検出された場合に、前記接続要求を、前記通信ネットワークを介して前記管理制御装置へさらに送信し、
    前記タイマ値変更部は、
    前記通信ネットワークを介して、前記管理制御装置から処理要求がない旨を示すメッセージを受信した場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を、予め定められた最大値までの範囲内で、より長い周期を示す値に変更することを特徴とするエレメント端末。
  2. 請求項1に記載のエレメント端末であって、
    前記タイマ値変更部は、
    前記通信ネットワークを介して、前記管理制御装置から処理要求を含むメッセージを受信し、当該メッセージに処理要求送信終了を示す情報が含まれている場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を最値に変更することを特徴とするエレメント端末。
  3. 請求項1または2に記載のエレメント端末であって、
    当該エレメント端末に発生するそれぞれのイベントを識別するイベントIDに対応付けて、当該イベントの重要度が高いほど、長い値を示す第1の定数を格納する第1の定数格納部をさらに備え、
    前記タイマ値変更部は、
    前記イベント検出部によってイベントが検出された場合に、当該イベントのイベントIDに対応付けられている第1の定数を前記第1の定数格納部から抽出し、抽出した第1の定数を、前記タイマ値格納部内のタイマ値から差し引いた値を、変更後のタイマ値として前記タイマ値格納部に格納することを特徴とするエレメント端末。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のエレメント端末であって、
    当該エレメント端末に発生するそれぞれのイベントを識別するイベントIDに対応付けて、当該イベントの重要度が高いほど、長い値を示す第2の定数を格納する第2の定数格納部をさらに備え、
    前記タイマ値変更部は、
    前記イベント検出部によってイベントが検出された場合に、当該イベントのイベントIDに対応付けられている第2の定数を前記第2の定数格納部から抽出し、抽出した第2の定数を、今回のイベント発生前までの間に累積された第2の定数の累積値に加算し、加算後の前記累積値が、予め定められた閾値以上となった場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を最値に変更することを特徴とするエレメント端末。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のエレメント端末であって、
    前記タイマ値変更部は、
    前記通信ネットワークを介して、前記管理制御装置から処理要求がない旨を示すメッセージを受信した場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を、予め定められた最大値に戻すことを特徴とするエレメント端末。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載のエレメント端末であって、
    前記タイマ値変更部は、
    前記通信ネットワークを介して、前記管理制御装置から処理要求がない旨を示すメッセージを受信した場合に、前記タイマ値格納部内のタイマ値を、予め定められた最大値までの範囲内で、より長い周期を示す値に徐々に変更することを特徴とするエレメント端末。
  7. 第1の通信ネットワークに接続されている複数のエレメント端末と、
    第2の通信ネットワークに接続されており、前記複数のエレメント端末のそれぞれを管理および制御する管理制御装置と、
    前記第1の通信ネットワークおよび前記第2の通信ネットワークに接続されているアクセス制御装置と
    を備える通信システムであって、
    前記アクセス制御装置は、
    前記第1の通信ネットワークに接続されている通信機器から開始される、前記第1の通信ネットワークに接続されている通信機器と前記第2の通信ネットワークに接続されている通信機器との間の通信を許可する一方で、
    前記第2の通信ネットワークに接続されている通信機器から開始される、前記第1の通信ネットワークに接続されている通信機器と前記第2の通信ネットワークに接続されている通信機器との間の通信を禁止し、
    前記複数のエレメント端末のそれぞれは、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のエレメント端末であることを特徴とする通信システム。
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