JPH08249213A - 多重タイマ装置 - Google Patents

多重タイマ装置

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JPH08249213A
JPH08249213A JP7055799A JP5579995A JPH08249213A JP H08249213 A JPH08249213 A JP H08249213A JP 7055799 A JP7055799 A JP 7055799A JP 5579995 A JP5579995 A JP 5579995A JP H08249213 A JPH08249213 A JP H08249213A
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JP
Japan
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Application number
JP7055799A
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English (en)
Inventor
Takafumi Masuda
孝文 増田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないハードウェア量で、かつソフトウェア
による処理の負担をかけない高多重度の多重タイマ装置
を提供する。 【構成】 タイマのカウントの基準となる信号を発生す
る周期タイミング発生器1と、周期タイミング発生器が
発生する信号によってカウントを行うタイマカウンタ2
と、カウント値に対応して設けられ、それぞれが複数の
タイマIDを記憶可能な複数の記憶領域からなるタイマ
ID登録エリア3と、カウント値に対応する記憶領域に
そのタイマのタイマIDを記憶するタイマID登録手段
4と、カウント値に対応する記憶領域に記憶されている
タイマIDを読み出して、タイムアウトを通知し、合わ
せてタイマIDの削除要求を出力するタイムアウト通知
手段5と、タイマIDの削除要求によってそのタイマI
Dを記憶領域から削除するタイマID削除手段6とを有
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレームリレーなど、多
重化された通信プロトコル制御で使用される高多重度の
多重タイマ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の端末間で通信を行う通信制御装置
等では、通信動作の状態を監視したり障害を検出するた
めに複数のタイマが設けられている。これら複数のタイ
マは多重タイマ装置によって時分割多重でそれぞれカウ
ントされる。従来の多重タイマ装置には、CPU等の処
理装置を用いてソフトウェアによる処理で実現したもの
と、タイマのカウントをハードウェアで実現したものと
があった。
【0003】ソフトウェアによる処理で実現した多重タ
イマ装置は、メモリ上に所定の時間のカウントを行うた
めのタイマカウントエリアを多重化するタイマの数だけ
設け、タイマのカウントを行うための基準となる周期的
な割り込みごとに、CPUが全てのタイマカウントエリ
アに記憶された値からそれぞれ「1」ずつ減算すること
で各タイマのカウントを行っていた。そして、タイマカ
ウントエリアに記憶された値が「0」となった時、その
タイマのタイムアウトを認識していた。
【0004】また、ハードウェアで実現した多重タイマ
装置は、所定の時間のカウントを行い、その時間が経過
したときにタイムアウト通知を出力するタイマを、多重
度の数だけ用意する構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の多重タイマ装置のうち、ソフトウェアによる
処理で実現した多重タイマ装置の場合、処理装置によっ
て全てのタイマカウントエリアの値をそれぞれ減算し、
さらに全てのタイマカウントエリアの値が「0」になっ
たか否かの判定を行うため、多重度数に比例して減算処
理と判定処理とが増加し、CPUの処理に大きな負担が
かかる問題があった。
【0006】また、ハードウェアで実現した多重タイマ
装置の場合、ハードェアによって構成されるタイマを多
重度の数だけ用意する必要があるため、多重度数が多く
なると、ハードウェアの量が膨大になる問題があった。
【0007】特に、フレームリレーなどの通信用のプロ
トコル制御では、使用されるタイマの種類が国際標準で
決められており、さらに近年多重度を高めたプロトコル
が標準化されて使用するタイマ数が飛躍的に増加してい
るため、従来の多重タイマ装置では要求される多重度に
対応することが困難になっていた。
【0008】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、少ない
ハードウェア量で、かつソフトウェアによる処理の負担
をかけない高多重度の多重タイマ装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の多重タイマ装置は、複数のタイマ設定要求およ
び解除要求に対して各タイマの設定および解除をそれぞ
れ行い、各タイマのタイムアウト発生に対してそれぞれ
のタイムアウトを通知する多重タイマ装置であって、前
記タイマのカウントの基準となる周期的な信号を発生す
る周期タイミング発生器と、前記周期タイミング発生器
が発生する前記信号によってカウントを行い、任意のカ
ウント値までのカウントを繰り返すタイマカウンタと、
前記タイマカウンタのカウント値毎に対応して設けら
れ、それぞれが複数のタイマを識別するためのタイマI
Dを記憶可能な記憶領域を、前記カウント値の数だけ備
えたタイマID登録エリアと、タイマを使用している装
置からのタイマ設定要求時に、前記タイマカウンタのカ
ウント値に対応する記憶領域に該タイマを示すタイマI
Dを記憶するタイマID登録手段と、前記タイマカウン
タのカウント毎に、該カウント値に対応する記憶領域に
記憶されているタイマIDを読み出して、該タイマID
を有するタイマを使用している装置にタイムアウトを通
知し、合わせて該タイマIDの削除要求を出力するタイ
ムアウト通知手段と、前記タイムアウト通知手段からの
タイマIDの削除要求によって該タイマIDを前記記憶
領域から削除するタイマID削除手段とを有することを
特徴とする。このとき、前記タイマID削除手段は、タ
イマを使用している装置からの該タイマの解除要求によ
って、該タイマのタイマIDを前記タイマID登録エリ
アから削除してもよい。
【0010】
【作用】上記のように構成された本発明の多重タイマ装
置は、タイマを使用している装置からタイマ設定の要求
がなされると、そのときのタイマカウンタのカウント値
からタイマID登録エリアの対応する記憶領域に要求さ
れたタイマのタイマIDがタイマID登録手段によって
記憶される。
【0011】タイマカウンタは任意のカウント値までの
カウントを繰り返し実施しているので、上記タイマ設定
の要求がされた時と同じカウント値が再び出力される。
このとき、タイムアウト通知手段によってタイマID登
録エリアの対応する記憶領域からタイマIDを読み出す
ことで、そのタイマが任意のカウント値に相当する時間
が経過してタイムアウトしたと判断される。
【0012】そして、タイムアウトしたタイマは、タイ
マID削除手段によって、タイマID登録エリアからそ
のタイマIDが削除されることで、動作が停止したこと
になる。
【0013】したがって、複数のタイマのカウントを行
う多重タイマを、多重度に依存せずに、1つのタイマカ
ウンタと、タイマIDを記憶する手段と、タイマIDの
登録手段と、タイムアウトを通知する手段と、タイマI
Dを削除する手段とで実現することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の多重タイマ装置の構成を示
すブロック図である。図1において、多重タイマ装置
は、タイマのカウントを行うための基準となる周期的な
タイミング信号を発生する周期タイミング発生器1と、
周期タイミング発生器1が発生したタイミング信号にし
たがってカウントアップするタイマカウンタ2と、各タ
イマを識別するためのタイマIDが記憶されるタイマI
D登録エリア3と、タイマを使用する装置(以下タイマ
使用者と称す)からのタイマ設定要求に応じてそのタイ
マのタイマIDをタイマID登録エリア3に登録するタ
イマID登録手段4と、タイマID登録エリア3に登録
されているタイマIDを読み出してタイマ使用者にタイ
ムアウトを通知するタイムアウト通知手段5と、タイマ
使用者からのタイマ設定解除要求、またはタイムアウト
通知手段5から出力されるタイマID削除要求によって
タイマIDをタイマID登録エリア3から削除するタイ
マID削除手段6とから構成されている。
【0016】タイマID登録エリア3には、タイマID
を登録するための複数の記憶領域が設けられ、各記憶領
域はタイマカウンタ2がカウントするカウント値毎にそ
れぞれ割り当てられている。各記憶領域にはその記憶容
量に応じてそれぞれ複数のタイマIDを登録することが
可能であり、タイマIDの登録、読み出し、および削除
はこれら複数の記憶領域に対して行われる。
【0017】また、上記周期タイミング発生器1、タイ
マカウンタ2、タイマID登録手段4、タイムアウト通
知手段5、およびタイマID削除手段6は不図示の制御
装置のソフトウェアにしたがって動作する。なお、周期
タイミング発生器1、およびタイマカウンタ2はソフト
ウェアによる処理で実現する必要はなくハードウェアで
実現してもよい。
【0018】このような構成において、次に上記多重タ
イマ装置の動作について図2を用いて説明する。図2は
図1に示した多重タイマ装置の動作を説明する動作概念
図である。図2では、タイマカウンタ2がn回カウント
アップしたときにタイムアウトとなる5つのタイマ(第
1のタイマ〜第5のタイマ)の処理を行う場合の動作を
示している。また、各タイマの処理動作はそれぞれのタ
イマ使用者からタイマ設定の要求がなされたときに実施
され、タイマIDは、例えばタイマ使用者によって付与
されてタイマ設定要求と一緒に多重タイマ装置に送られ
る。なお、図2の数値線上の値はタイマカウンタ2のカ
ウント値を示している。
【0019】図2において、タイマカウンタ2のカウン
ト値が「0」の時点の動作から説明する。まず、タイマ
使用者から第1のタイマの設定が要求されると、タイマ
ID登録手段4はこの時点のタイマカウンタ2のカウン
ト値を読取り、タイマID登録エリア3の中のカウント
値「0」に対応する記憶領域に、第1のタイマのタイマ
IDである第1のタイマIDを登録する。ここで、タイ
マカウンタ2がカウントアップしてカウント値が「1」
となると、カウント値が「0」の間に発生したタイマの
設定要求は第1のタイマだけなのでタイマID登録エリ
ア3のカウント値「0」に対応する記憶領域には第1の
タイマIDだけが登録される。
【0020】次に、タイマカウンタ2のカウンタ値が
「1」の間にタイマ使用者から第2のタイマおよび第3
のタイマの設定が要求されると、タイマID登録手段4
はタイマID登録エリア3の中のカウント値「1」に対
応する記憶領域に第2のタイマIDと第3のタイマID
とを登録する。以下同様にして、タイマID登録手段4
はカウント値が「2」の時に発生した第4のタイマの設
定要求に対してタイマID登録エリア3の中のカウント
値「2」に対応する記憶領域に第4のタイマIDを登録
し、カウント値が「n−1」の時に発生した第5のタイ
マの設定要求に対してカウント値「n−1」に対応する
記憶領域に第5のタイマIDを登録する。なお、タイム
アウト通知手段5はタイマカウンタ2がカウントアップ
する度にそれぞれのカウント値に対応する記憶領域の内
容をモニタしているが、タイマID登録エリア3の中の
各記憶領域の内容はタイマカウンタ2がカウントアップ
した直後にモニタするため、ここまでは各記憶領域にタ
イマIDが登録されていないと判断している。
【0021】次に、タイマカウンタ2のカウント値が
「n−1」から再び「0」になると、タイムアウト通知
手段5によってタイマID登録エリア3の中のカウント
値「0」に対応する記憶領域の内容が読み出される。こ
のときカウント値「0」に対応する記憶領域には第1の
タイマIDが登録されているため、タイムアウト通知手
段5は第1のタイマがタイムアウトしたことをタイマ使
用者に対して通知する。あわせて、タイムアウト通知手
段5はタイマID削除手段6に対して第1のタイマID
の削除を要求し、タイマID削除手段6はタイムアウト
通知手段5の要求にしたがってタイマID登録エリア3
から第1のタイマIDを削除する。
【0022】同様にして、タイマカウンタ2のカウント
値が「0」から「1」になるとき、タイムアウト通知手
段5はタイマID登録エリア3の中のカウント値「1」
に対応する記憶領域に登録されている第2のタイマID
および第3のタイマIDから各タイマのタイムアウトを
それぞれのタイマ使用者に通知し、タイマID削除手段
6に第2のタイマIDおよび第3のタイマIDの削除を
要求する。そして、タイマID削除手段6はタイマID
登録エリア3からカウント値「1」に対応する記憶領域
に記憶された第2のタイマIDと第3のタイマIDとを
削除する。以下、タイマカウンタ2のカウント値が
「1」から「2」になるとき、および「n−2」から
「n−1」になるときも同様に動作して第4のタイマ、
および第5のタイマのタイムアウトが通知され、各タイ
マIDもそれぞれ削除される。これらの動作を連続的に
繰り返すことによって多重タイマを実現する。
【0023】したがって、各タイマのカウント処理はタ
イマの多重度に依存せずに1つのタイマカウンタ2で行
うことができるため、ソフトウェアによる処理、あるい
はハードウェア量を大幅に軽減することができる。
【0024】また、高多重度の多重タイマを1つのタイ
マカウンタと、タイマIDを記憶する手段と、タイマI
Dの登録手段と、タイムアウトを通知する手段と、タイ
マIDを削除する手段とで実現することができるため、
少ないハードウェア量で、かつソフトウェアによる処理
にも負担をかけない多重タイマ装置を得ることができ
る。
【0025】なお、タイマID削除手段6は、タイマ使
用者からのタイマ設定解除要求によってもタイマIDの
削除を行う。これは、例えば異常検出のためのタイマの
ようにタイムアウトする前に監視していた装置が正常に
動作すれば、そのタイマが不要になることによる。この
ような場合にタイマ使用者からタイマID削除手段6に
対してタイマ設定解除が要求され、タイマID削除手段
6がタイマID登録エリア3のタイマIDを削除するこ
とで、そのタイマは動作を停止したことになる。
【0026】次に、多重タイマ装置を構成するタイマI
D登録手段4、タイムアウト通知手段5、およびタイマ
ID削除手段6の処理動作の詳細についてそれぞれ説明
する。
【0027】図3は図1に示した多重タイマ装置のタイ
マID登録手段の処理手順を示すフローチャート、図4
は図1に示した多重タイマ装置のタイムアウト通知手段
の処理手順を示すフローチャート、および図5は図1に
示した多重タイマ装置のタイマID削除手段の処理手順
を示すフローチャートである。
【0028】まず、図3を参照してタイマID登録手段
4が行うタイマID登録処理について説明する。図3に
おいて、タイマ使用者からタイマ設定要求があると、タ
イマID登録手段4はタイマID登録エリア3の中の現
在のタイマカウンタ2のカウント値に対応する記憶領域
にタイマIDが登録可能か否かを判断する(ステップS
1)。対応する記憶領域にタイマIDが登録可能な場
合、タイマID登録手段4は設定要求されたタイマのタ
イマIDを登録する(ステップS2)。また、対応する
記憶領域に空きがないときはオーバフローをタイマ使用
者に通知する(ステップS3)。
【0029】次に、図4を参照してタイムアウト通知手
段5が行うタイムアウト通知処理について説明する。図
4において、タイマカウンタ2がカウントアップする
と、タイムアウト通知手段5は、タイマID登録エリア
3の中の現在のカウント値に対応する記憶領域にタイマ
IDが登録されているか否かを判断する(ステップS
4)。現在のカウント値に対応する記憶領域にタイマI
Dが登録されている場合、タイムアウト通知手段5は登
録されているタイマIDを読みだす(ステップS5)。
そして、読みだしたタイマIDのタイマがタイムアウト
したことをタイマ使用者に通知し(ステップS6)、そ
のタイマIDをタイマID登録エリア3から削除するよ
うにタイマID削除手段6に要求する(ステップS
7)。また、現在のカウント値に対応する記憶領域にタ
イマIDが登録されていない場合は、タイムアウト通知
手段5は処理を終了する。
【0030】最後に図5を参照してタイマID削除手段
6が行うタイマID削除処理について説明する。図5に
おいて、タイマ使用者からのタイマ設定解除要求、また
はタイムアウト通知手段5からタイマID削除要求があ
ると、タイマID削除手段6はタイマID登録エリア3
の中に削除要求されたタイマIDが登録されているか否
かを判断する(ステップS8)。削除要求されたタイマ
IDが登録されている場合、タイマID削除手段6はそ
のタイマIDを削除し(ステップS9)、削除要求され
たタイマIDが登録されていない場合はタイマ使用者に
対して異常を通知して(ステップS10)処理を終了す
る。
【0031】なお、本実施例では、タイマカウンタ2が
n回カウントアップしたときにタイムアウトとなる複数
のタイマからなる多重タイマ装置を例にして説明してい
るが、他のカウント数でタイムアウトするタイマで多重
タイマを構成する場合は、そのカウント数を繰返しカウ
ントするタイマカウンタを用意し、その他の構成は本実
施例と同様な多重タイマ装置を構成すればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0033】請求項1に記載のものにおいては、タイマ
の多重度に依存せずに、高多重度の多重タイマを1つの
タイマカウンタと、タイマIDを記憶する手段と、タイ
マIDの登録手段と、タイムアウトを通知する手段と、
タイマIDを削除する手段とで実現することができるた
め、少ないハードウェア量で、かつソフトウェアによる
処理にも負担をかけない多重タイマ装置を得ることがで
きる。
【0034】また、請求項2に記載のものにおいては、
タイマID削除手段が、タイマを使用している装置から
のタイマ設定の解除要求によってそのタイマのタイマI
DをタイマID登録エリアから削除することで、タイム
アウト以前に不要となったタイマの動作を停止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重タイマ装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示した多重タイマ装置の動作を説明する
動作概念図である。
【図3】図1に示した多重タイマ装置のタイマID登録
手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した多重タイマ装置のタイムアウト通
知手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示した多重タイマ装置のタイマID削除
手段の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 同期タイミング発生器 2 タイマカウンタ 3 タイマID登録エリア 4 タイマID登録手段 5 タイムアウト通知手段 6 タイマID削除手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタイマ設定要求および解除要求に
    対して各タイマの設定および解除をそれぞれ行い、各タ
    イマのタイムアウト発生に対してそれぞれのタイムアウ
    トを通知する多重タイマ装置であって、 前記タイマのカウントの基準となる周期的な信号を発生
    する周期タイミング発生器と、 前記周期タイミング発生器が発生する前記信号によって
    カウントを行い、任意のカウント値までのカウントを繰
    り返すタイマカウンタと、 前記タイマカウンタのカウント値毎に対応して設けら
    れ、それぞれが複数のタイマを識別するためのタイマI
    Dを記憶可能な記憶領域を、前記カウント値の数だけ備
    えたタイマID登録エリアと、 タイマを使用している装置からのタイマ設定要求時に、
    前記タイマカウンタのカウント値に対応する記憶領域に
    該タイマを示すタイマIDを記憶するタイマID登録手
    段と、 前記タイマカウンタのカウント毎に、該カウント値に対
    応する記憶領域に記憶されているタイマIDを読み出し
    て、該タイマIDを有するタイマを使用している装置に
    タイムアウトを通知し、合わせて該タイマIDの削除要
    求を出力するタイムアウト通知手段と、 前記タイムアウト通知手段からのタイマIDの削除要求
    によって該タイマIDを前記記憶領域から削除するタイ
    マID削除手段とを有することを特徴とする多重タイマ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多重タイマ装置におい
    て、 前記タイマID削除手段は、タイマを使用している装置
    からの該タイマの解除要求によって、該タイマのタイマ
    IDを前記タイマID登録エリアから削除することを特
    徴とする多重タイマ装置。
JP7055799A 1995-03-15 1995-03-15 多重タイマ装置 Pending JPH08249213A (ja)

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