JPH05158748A - タイマ方式および通信制御装置 - Google Patents

タイマ方式および通信制御装置

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JPH05158748A
JPH05158748A JP3327331A JP32733191A JPH05158748A JP H05158748 A JPH05158748 A JP H05158748A JP 3327331 A JP3327331 A JP 3327331A JP 32733191 A JP32733191 A JP 32733191A JP H05158748 A JPH05158748 A JP H05158748A
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time
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哲也 鈴鹿
Masao Kunimoto
雅夫 国本
Noboru Mizuhara
登 水原
Naomi Sugita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タイムアウト監視に要する情報処理量を低減し
た複数タイマからなるタイマ方式を提供することにあ
る。 【構成】各タイマのスタート時に、タイマ停止の都度更
新される要求識別番号と、タイムアウト時刻とを含むス
タート要求事象(530)を生成し、タイマ設定値に応
じて設けられたタイマキュー(520)に順次に登録す
る。各タイマキューにグループ化して登録されたスター
ト要求事象の内、最先のスタート要求事象のみをタイム
アウト監視の対象(503)とする。タイムアウトの検
出は、現時刻(501)とスタート要求事象のタイムア
ウト時刻とを比較することによって行なわれ、既にタイ
マ停止となった無効スタート要求事象は、要求識別番号
が最新の値か否かの判断によって検出される。 【効果】実際にタイムアウト監視の対象となるタイマの
数を限定することにより、多数のタイマを少ない負荷量
で制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイマ方式および通信
制御装置に関し、さらに詳しくは、1つの制御装置で複
数の時間監視要求を処理するのに好適なタイマ方式、お
よびそれを採用した通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】HDLC手順等を行なう通信制御装置で
は、相手局からの応答を一定時間監視するために、論理
回線(以下、「リンク」と呼ぶ)毎にタイマが必要とな
る。すなわち、通信制御装置においては、リンク毎に監
視要求によってタイマをスタートさせ、応答確認時にタ
イマストップし、タイムアウト時に監視フレームを送信
するといったタイマ制御を、複数のリンクに並列的に実
現する必要がある。
【0003】この種のタイマは、一定周期で割込み信号
を発生するパルス発生器と、複数ののカウンタ手段と、
制御装置とからなり、タイマスタート時に、制御装置が
カウンタにタイムアウト時間に応じたカウント値を設定
し、カウンタを起動する。カウンタの設定値は、パルス
発生器から一定周期で出力されるタイマ割込み信号の発
生タイミングで、1ずつデクリメントされ、カウンタ値
がゼロとなったタイミングでタイムアウト信号が出力さ
れる。
【0004】従来、複数のタイマを実現する方式とし
て、例えば、次のような方式が知られている。
【0005】従来方式1:最も基本的な方式であり、必
要とするタイマの数だけカウンタを用意し、タイマ設定
値がセットされた複数のカウンタを、タイマ割込み信号
発生の都度、並列的にデクリメント動作させる。各タイ
マの最小計測時間は、タイマ割込み信号の発生間隔と等
しい。
【0006】従来方式2:例えば、情報処理学会第32
回(昭和61年前期)全国大会2D−8「デ−タ通信に
おけるタイマ制御方式」において報告された方式であ
り、必要とするタイマ数だけカウンタ領域を用意し、1
つの演算器が、タイマ割込み信号受信の都度、活性状態
にある全てのタイマカウンタ領域に対して、デクリメン
ト動作とタイムアウトチェックを順次に行う。各タイマ
の最小計測時間は、タイマ割込み信号の発生間隔と等し
い。
【0007】従来方式3:例えば、特開平01−215
160号公報で提案された方式であり、必要とするタイ
マ数だけカウンタ領域を用意し、処理対象となるタイマ
カウンタ領域を指すためのポインタを設ける。タイマ割
込み信号発生の都度、演算器が、上記ポインタで指示さ
れた特定のタイマカウンタ領域に対してタイマ処理(デ
クリメント動作とタイムアウトチェック)を行った後、
次に処理対象となるタイマカウンタ領域を指すようにポ
インタの値を更新する。全てのカウンタ領域についてタ
イマ処理が一巡するのは、タイマ数だけタイマ割込み信
号が発生した時であり、各タイマの最小計測時間は、タ
イマ割込み信号の周期とタイマ数との積に相当する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子情報通信学
会研究報告SSE88−166「ATMプロトコル処理
方式の検討」に報告されたレイヤ2LSIのように、多
数のリンクに対するプロトコル処理を高速に実行できる
通信制御装置(以下、この種の装置を「高速・高多重通
信装置」と呼ぶ)に対する需要が高まってきている。高
速・高多重通信装置においては、リンク数の増大要求と
高速処理要求の両面からくるタイマ処理のための負荷増
加が問題となっきている。
【0009】然るに、上述した従来方式1は、各タイマ
をタイマ割込み発生時に個別に動作させることを前提と
しているために、複数のタイマ処理を並列的に行うため
には複数の演算器が必要となり、タイマ数が増加に比例
してハ−ドウェア量が増加するという欠点がある。
【0010】また、従来方式2、3では、全てのタイマ
カウンタを1つの演算器で制御することを前提としてい
るため、タイマ数に比例してタイマ処理のための負荷が
増加し、演算器の性能によって、実現できるタイマの数
が制約されるという問題がある。このため、例えば、通
信制御装置の内部記憶装置(内部RAM)上にタイマカ
ウンタ領域の全てを収容することができない程度にリン
ク数が増加した場合、タイマカウンタ情報を、タイマ割
込み発生の都度、外部記憶装置から内部RAMに転送す
るのに要するオーバーヘッドが、通信能力を著しく低下
させるという問題がある。
【0011】本発明の目的は、少ないハ−ドウェア量で
多数のタイマを実現できる改良されたタイマ方式を提供
することにある。
【0012】本発明の他の目的は、多数のタイマを少な
い情報処理量で管理できる高速化にてきしたタイマ方式
を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、リンク対応に設けた
通信制御用タイマを高速に制御できるようにした複数リ
ンクを制御する通信制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるタイマ方式では、同種のタイマ、例え
ば、タイムアウト時間の設定値が同一の複数のタイマを
1つのグループとして、各グループ対応にタイマキュー
を用意し、タイマスタート要求が発生した時、タイマ処
理に必要な制御情報を含むスタート要求事象(制御情報
ブロック)を、スタート要求発生順に、そのタイマの属
するグループと対応するタイマキューに登録し、タイム
アウト監視は、各タイマキューの先頭のスタート要求事
象を対象として行うことを特徴とする。
【0015】また、本発明によるタイマ方式の他の特徴
は、各タート要求事象に、タイムアウト監視の対象にな
る前にタイマストップとなって既に無効にあるスタート
要求事象と、タイムアウト監視の対象とすべき他の有効
スタート要求事象とを判別するための識別情報を与えて
おき、タイマキューから取り出された時、上記識別情報
によって有効と判断されたスタート要求事象のみをタイ
ムアウト監視の対象とすることにある。上記識別情報
は、例えば、各タイマ毎にタイマストップの都度更新さ
れるカウント情報の如く、タイマスタートに伴って1つ
のスタート要求事象がタイマキューに登録された後、該
当タイマがストップした場合、既にタイマキューに登録
されているスタート要求事象の持つ識別情報の値が、該
当タイマの最新の識別情報と異なるようにしたものであ
る。
【0016】本発明のタイマ方式の更に他の特徴は、各
タイマ要求事象にタイムアウト時刻情報を設定してお
き、有効なタイマ要求事象がタイマキューから取り出さ
れた時、該タイマ要求事象のタイムアウト時刻と現在時
刻との差をタイマ監視の対象時間とすることにある。
【0017】本発明による通信制御装置は、上述したタ
イマキューが、通信制御装置と上位装置との共有のメモ
リ領域に形成され、上記共有メモリ領域から読み出され
た各タイマキューの先頭のスタート要求事象に基づくタ
イムアウト監視のためのデータ処理が、該通信制御装置
の内部メモリ領域を利用して実行されるようにしたこと
を特徴とする。
【0018】
【作用】本発明によれば、各タイマキューには、それぞ
れ同一タイマ設定値をもつ複数のスタート要求事象がタ
イマ監視要求の発生順に登録されているため、同一のタ
イマキューでタイムアウトの発生は必ず登録順となる。
従って、先入れ先出し形式で先頭のスタート要求事象の
みをタイムアウトの監視対象としても、それがタイムア
ウトとなる前にタイマキュー内の残りのスタート要求事
象がタイムアウトとなるおそれはない。
【0019】本発明によれば、同時に稼働するタイマの
数に関係なく、タイマ割込み発生時にタイムアウト監視
処理の対象とすべきタイマの最大数がタイマの種類数、
あるいは、タイマキューの数に限定されるため、タイマ
数が増加してもタイマ制御のための情報処理負荷量は少
なくて済み、1つの制御手段で多数のタイマを制御でき
る。このため、タイマ制御情報ブロックあるいはタイマ
キューを外部の記憶装置あるいは他の装置との共有のメ
モリ領域に形成した場合でも、これらのメモリに対する
アクセス頻度は少ないため、タイマ制御速度への影響は
少ない。
【0020】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0021】図1は本発明のタイマ方式を適用した通信
制御システムの全体構成図であり、通信制御装置100
は、バス300を介して上位システム200に接続され
ている。上位システム200は、上位プロセッサ210
と、通信制御装置100との間でのデータ受渡し領域と
して使用されるメインメモリ(共有メモリ)220とか
らなっている。
【0022】通信制御装置100は、通信回線110と
のインタフェースを構成する回線制御部120と、上位
プロセッサ210とのインタフェースを構成する上位イ
ンタフェース130と、内部プロセッサ(CPU)15
0と、上記内部CPU150が実行する命令セットを記
憶するための命令メモリ140と、上記内部CPU15
0のワークメモリとして利用される内部RAM170
と、上記内部CPU150に一定周期で割込み信号を供
給する発振器160と、これらの要素を結合する内部バ
ス180とからなっている。上位インタフェース130
は、上位プロセッサとの間でコマンドの要求及び実行結
果をやりとりするコマンドインタフェース132と、メ
インメモリ220と内部バス180との間でデータ転送
を行うDMAC131とからなる。
【0023】本発明では、タイマに関する情報記憶エリ
アとして、メインメモリ220上にタイマ情報記憶エリ
ア510とタイマキューエリア520が、また、内部R
AM170上にタイムアウト監視情報記憶エリア500
が設けてある。但し、上記タイマ情報記憶エリア510
とタイマキューエリア520は、内部CPU150によ
ってアクセスされる情報を記憶しているため、メモリ容
量が許す限り、本来的には内部RAM170に設けるこ
とが望ましい。
【0024】上記タイマ情報記憶エリア510には、T
1からTnまでのn個文のタイマ情報ブロックがセット
されている。各タイマ情報ブロック510−jはそれぞ
れ1個のタイマと対応しており、図2に示すように、タ
イマ識別番号511と、タイマ設定値(タイムアップ時
間)512と、グループ番号513と、スタート識別番
号514とを含んでいる。
【0025】本実施例では、上記タイマ情報によって定
義されるタイマを、タイマ設定値512に応じて、m
(n > m)個のグループ(1,2,・・・,m)に分
類する。例えば、LAPD(Link Access Procedure on
the D-channel)プロトコルでは、各リンク毎にT20
0とT203の2種類のタイマが必要となる。タイマT
203の設定値は全リンク共通に10秒である。一方、
タイマT200の設定値はリンクによって異なり、1秒
または3秒の何れかである。従って、LAPDのプロト
コルの通信制御装置では、リンク数の2倍に等しい個数
のタイマが必要であり、これら複数のタイマは、タイマ
設定値によって3つのグループ(10秒:T203、1
秒:T200、3秒:T200)に分けられる。
【0026】本発明では、必要とされるタイマ個数に応
じた個数のタイマ情報ブロックT1〜Tnをメモリエリ
ア520に用意し、各タイマ情報ブロック510−jに
は、タイマ識別番号511と、そのタイマが利用される
リンクに応じて決まるタイマ設定値(タイムアップ時
間)512およびグループ番号513を予め設定してお
く。
【0027】通信制御装置における各タイマは、例え
ば、リンクに対するメッセージ送信の都度起動され、相
手装置から応答があった時、あるいはタイムアップした
時に停止される。従って、タイマ(T200、T20
3)の動作は、図3に示すように動作(稼働)状態と停止
状態の繰り返しとなる。
【0028】本発明では、多数のタイマに起こるこのよ
うな頻繁な稼働、停止の繰返し動作を効率的に行うため
に、タイマのグループ数に応じた個数のタイマキュー5
20−1〜520−mを設けておき、何れかのタイマ
(T200、またはT203)に起動要求が発生した
時、そのタイマのグループ番号513に対応したキュー
に該タイマのスタート要求事象を示す制御デ−タ530
を登録する。
【0029】各タイマキューには、通信制御装置の複数
のリンクで発生するスタート要求事象が発生順に次々と
登録されるが、1つのキューに着目すれば、登録される
スタート要求事象は全て同一のタイマ設定値を持つた
め、先に登録されたスタート要求事象から順にタイムア
ップ時刻が来るよう順序付けられている。従って、先入
れ先出し形式で各タイマキュー530から最早のスター
ト要求事象を内部RAM500に取り込み、取り出され
た最早のスタート要求事象503が示すタイマ設定値に
対してタイマ監視動作を行うようすれば、タイマ監視の
対象をタイマキューの個数m以内の少数のものに限定で
きる。
【0030】1つのリンクにおいて、例えば、タイマス
タート要求事象Aが未だタイマキューに残っている期間
内に相手装置からの応答があった場合、タイマは一旦ス
トップ状態になる。もし、そのタイマが再び起動されれ
ば、新たなスタート要求事象Bが上記タイマキューに登
録される。この場合、スタート要求事象Aがタイマキュ
ーから取り出された時、これは既にストップされたタイ
マに対応する無効要求のものであるから、タイムアップ
監視対象から除外し、上記タイマキューから次のスター
ト要求事象を取り出す必要がある。
【0031】本発明では、タイマキューから取り出され
たスタート要求事象が有効なものか否かを判断できるよ
うにするために、各スタート要求事象に識別番号(以
下、スタート識別番号という)を与え、各タイマ毎の最
新のスタート識別番号514の値を各タイマ情報ブロッ
ク510に記憶しておくようにする。
【0032】各タイマ情報ブロック510に記憶する上
記スタート識別番号510は、初期値を例えば「0」と
しておき、図3に示すように、タイマが動作状態から停
止状態に移行した時点、すなわち既に発行済のスタート
要求事象を無効とする時点で1ずつインクリメントす
る。また、タイマを起動するとき、タイマキューに登録
するスタート要求事象には、上記タイマ情報ブロック5
10から読み出したスタート識別番号510の値を付与
しておく。このようにスタート識別番号の値をタイマス
タートの都度更新しておくと、タイマキューから取り出
されたスタート要求事象の持つスタート識別番号とタイ
マ情報ブロック510が現在記憶しているスタート識別
番号510とを比較することによって、スタート要求が
有効(一致した場合)か無効(不一致の場合)かを判断
できる。
【0033】各スタート要求事象530には、図4に示
すように、タイマ識別番号531と、タイムアウト時刻
532と、スタート識別番号533と与える。上記タイ
マ識別番号531には、タイマ情報ブロック510で記
憶されているタイマ識別番号504の値を用い、タイム
アウト時刻532には、スタート要求発生時点での現在
時刻に上記タイマ情報ブロックで記憶しているタイマ値
512を加算した値を用いる。
【0034】上記スタート要求事象は、グループ番号が
示すタイマキュー520に、発生した順に登録される。
メインメモリ上でFIFO形式のタイマキューを構成す
るために、図4の実施例では、各タイマキュー毎にエン
キューポインタ(例えば522−1)とデキューポイン
タ(例えば521−1)を設け、エンキューポインタの
値を、同一キューで次に発生したスタート要求事象を格
納するためのメモリアドレスを指示するように、また、
デキューポインタ(例えば521−1)の値を、次に読
み出すべきスタート要求事象のメモリアドレスを指示す
るように、キューアクセスの都度更新しておく。
【0035】内部RAM170上のタイムアウト監視情
報エリア500は、現時刻カウンタ501と、それぞれ
タイマキュー対応に設けられた最早スタート要求事象エ
リア503、およびタイマカウンタ502からなる。現
時刻カウンタ501のカウンタ値は、通信制御装置10
0が動作中は、内部CPU150によって、発振器16
0の出力パルスに同期して一定周期毎にカウントアップ
されており、現在の時刻に相当する値を記憶している。
【0036】最早スタート要求事象エリア503は、タ
イムアウト監視の対象としてタイマキュー530から取
り出された、各グループ内の最も早く発生(キュー登
録)したスタート要求事象を記憶する。タイマカウンタ
502(TGC)は、各最早スタート要求事象対応に設
置され、最早スタート要求事象に設定れたタイムアウト
時刻532と現時刻カウンタ501が示す現在時刻との
差、すなわち、そのタイマがタイムアウトするまでの残
り時間に相当するカウント値を記憶している。
【0037】内部CPU150は、これらのタイマカウ
ンタの値を、発振器160の出力パルスに同期して一定
周期毎に順次にカウントダウンする。対応する最早スタ
ート要求事象とタイマ情報ブロックのスタート識別番号
一致したまま、タイマカウンタのカウント値が0になっ
た時点でタイムアウトと判断する。各タイマの最小計測
時間は、タイマ割込みの発生間隔と等しい。
【0038】通信制御装置100は、フレーム送受信時
の手順処理において、上述したタイマのスタート及びス
トップ手順を以下のように実行する。
【0039】図5は、タイマTjに関するスタート手順
を示すフローチャートである。内部CPU150は、タ
イマTjのタイマ情報ブロック510−j、すなわち、
タイマ識別番号j(511−j)、タイマ値TOTi
(512−j)、グループ番号i(513−j)、スタ
ート識別番号SIDj(514−j)をメインメモリか
ら読み込む(ステップ601)。次に、グループiに属
するタイマの中に既に動作中のものがあるかどうか、す
なわち、グループiに関して最早スタート要求事象50
3−i(以下、ESEi:Earliest Start Eventと呼
ぶ)、またはタイマキュー520−i(以下、TQi:
Timer Ququeと呼ぶ)に有効なスタート要求事象が存在
するか否かを判断する(ステップ602)。
【0040】グループiに関してESEiまたは有効T
Qiが存在しない場合、すなわち、グループiに関して
動作状態にあるタイマが今回発生したタイマTjだけの
場合は、ステップ603において、上記タイマ情報51
0−jに基づいてESEi(503−i)を作成し、タ
イマカウンタ502−iにカウンタ値を設定する。すな
わち、タイマ識別番号(504−i)がj、スタート識
別番号(505−i)がSIDjのESEiを作成し、
タイマカウンタTGCi(502−i)にタイマTjが
タイムアウトするまでの残り時間(タイマ値TOTi
(512−j))を設定する。
【0041】グループiに関して既に動作状態のタイマ
が存在する場合は、タイマTjに関するスタート要求事
象を作成(ステップ604)した後、これをキューTQ
i(520−i)に登録する(ステップ605)。上記
スタート要求事象(530−i−l)は、タイマ識別番
号(531−i−l)がj、スタート識別番号(533
−i−l)がSIDj、タイムアウト時刻(532−i
−l)が現時刻カウンタ値TCにタイマ値TOTiを加
えた値となっている。また、キューTQiへの登録は、
エンキューポインタ(522−i)のアドレスに基づい
て行われる。
【0042】以上のタイマスタート処理により、グルー
プ内で最初にスタートしたタイマについては直ちにタイ
ムアウト監視の対象とされ、その他の場合は、タイマキ
ュー520中にスタート時刻順に登録され、タイムアウ
ト監視の対象となるのを待つことになる。
【0043】図6は、タイマTjをストップする手順を
示したフローチャートである。内部CPU150は、タ
イマTjのタイマ情報510−j、すなわち、グループ
番号i(513−j)と、スタート識別番号SIDj
(514−j)とをメインメモリ220から読み込む
(ステップ701)。ストップの対象がESEiである
場合は、ESEiを削除する(ステップ703)。この
場合、タイマ情報Tjのスタート識別番号(513−
j)はインクリメントしてもしなくても良い。TQi
(520−i)中のスタート要求事象がストップの対象
と成っている場合は、タイマ情報Tjのスタート識別番
号(513−j)を1だけインクリメントする。図7
は、発振器160が一定周期毎に発生するタイマ割込み
信号に応答して内部CPU150が実行するタイムアウ
ト監視処理のフローチャートを示す。
【0044】先ず、現時刻カウンタ(TC)501をイ
ンクリメントし、TCのカウンタ値を現在時刻に更新す
る(ステップ801)。次いで、グループを指定するた
めのパラメータiを初期値0にした後(ステップ80
2)、タイムアウト監視処理の対象となるグループiを
選択する(ステップ803)。以下の処理(ステップ8
04〜813)は、グループiについて記述したもので
あるが、この処理がすべてのグループ(i=1〜m)に
ついて実行された時、タイムアウト監視処理を終了する
(ステップ814、815)。
【0045】先ず、グループiにおいてタイムアウト監
視対象となっているスタート要求事象ESEi(503
−i)が既に存在するか否かを判定し(ステップ80
4)、ESEiが存在しない場合は、タイマキューTQ
i(520−i)のデキューポインタの指す位置にスタ
ート要求事象が在るか否かをチェックする(ステップ8
05)。もし、TQiに取り出すべき事象が存在しない
場合は、グループiに対する処理を終了し、ステップ8
14に進む。
【0046】TQiに取り出すべき事象が在れば、先頭
事象を取り出し、新たなESEiとし(ステップ80
6)、該ESEiが既にストップされたものであるかど
うかを判定する(ステップ807)。これは、ESEi
がタイマTjにおける最新のスタート要求事象であるか
どうか、すなわち、ESEiのスタート識別番号SID
e(506−i)とタイマ情報Tjのスタート識別番号
SIDj(514−j)とが一致するか否かをチェック
すればよい。一致しない場合は、ESEiは既にストッ
プしたタイマに関するものと判断し、ESEiを削除し
て(ステップ810)、これに代わる新たなESEiの
登録処理を繰り返す(ステップ805、806)。スタ
ート識別番号を利用することにより、タイマストップ発
生時に、タイマキュー内でストップ対象となるスタート
要求事象を検索、削除する必要がなくなる。
【0047】ストップしていないESEiに対しては、
タイムアウト時刻TO(505−i)と現時刻カウンタ
値TC(501)とを比較して、既にタイムアウトして
いないかどうかを検査する(ステップ808)。既にタ
イムアウトしていると判断された場合は、タイムアウト
イベントを作成し(ステップ809)、ESEiの削除
(ステップ810)と、新たなESEiの設定処理に戻
る(ステップ805)。
【0048】現時点でESEiがタイムアウトしていな
い場合は、タイマカウンタTGCi(502−i)にタ
イムアウトまでの残り時間[TO(505−i)−TC
(501)]を設定し(ステップ811)、次のグルー
プの処理に進む(ステップ814)。
【0049】本実施例において、スタート要求事象は、
それがタイマキュー中にある期間Tはタイムアウト監視
の対象外となっている。上記期間Tは、スタート要求事
象が最早スタート要求事象に設定された時点で、タイム
アウト時刻(532)と現時刻(501)との差分をと
ることによって補われる。
【0050】ステップ804においてタイムアウト監視
対象となったESEiについては、タイムアウトまでの
残り時間が既にタイマカウンタTGCi(502−i)
に設定済となっている。このESEiについては、内部
CPU150は、単にTGCiをデクリメントした後
(ステップ812)、TGCiが「0」となったか否か
を検査する。もし、「0」の場合は、タイムアウトにな
ったものと判断し、タイムアウトイベントの作成した後
(ステップ809)、ステップ810に進。「0」でな
い場合は、次のグループの処理に進(ステップ81
4)。
【0051】本発明の構成によれば、タイムアウト監視
のために一定周期でデクリメント動作すべきカウンタの
数は、タイマのグループ数以下となる。従って、動作中
の全てのタイマについてタイムアウト監視処理を行う従
来方式に比べ、本発明のタイマ方式はデ−タ処理量を著
しく低減できる。
【0052】(実施例2)次に、タイマキュー520の
構成と、タイマストップ処理のアルゴリズムを変えた本
発明の他の実施例について述べる。
【0053】実施例1のタイマキュー520は、図4に
示したように、スタート要求事象を個々のトランザクシ
ョンとするキュー構造としていたが、実施例2では、タ
イマ情報ブロック510の双方向リストによってタイマ
キュー520を実現したものである。
【0054】この場合のタイマ情報ブロック510’
は、例えば、図8に示すように、実施例1のタイマ情報
(タイマ識別番号511’、タイマ値512’、グルー
プ番号513’)に加えて、タイムアウト時刻514’
と、双方向リスト構成のためのポインタ(前方ポインタ
515’と後方ポインタ516’)を付加した構成とな
っている。
【0055】タイマTjの前方ポインタ515’−j
は、グループi内で、タイマTjより1つ前にスタート
したタイマを指示している。後方ポインタ516’−j
は、グループi内で、タイマTjより1つ後にスタート
したタイマを指示している。エンキューポインタ52
2’−jは、グループiで、最後にスタートしたタイマ
を指示している。デキューポインタ521’−jは、グ
ループi、まだタイムアウト監視の対象となっていない
タイマのうちの最初にスタートしたタイマを指示してい
る。
【0056】タイマキューのデータ構造を変更したこと
に伴って、タイマスタート処理、タイマストップ処理、
タイムアウト監視処理は、以下の点で実施例1と異な
る。
【0057】図9は、タイマTjをスタートする手順の
フローチャートを示す。図5のタイマスタート処理と比
較すると、タイマキューの更新において、個々のタイマ
情報ブロックにポインタを設定し、双方向リストを実現
している点が異なる。
【0058】ステップ604’、605’において、タ
イマキューTQi(520’−i)の最後部、すなわ
ち、エンキューポインタ(522’−i)が指すタイマ
情報ブロックの次に、今回スタートしたタイマ情報ブロ
ックTj(510’)を追加する。対象とするタイマ情
報ブロックの前方ポインタ515’の値としてエンキュ
ーポインタ522’−iの値を設定し(ステップ60
4’)、エンキューポインタの指すタイマ情報ブロック
の後方ポインタ516’にタイマ情報ブロックTjのア
ドレスを設定する(ステップ605’)。
【0059】図10は、タイマTjをストップする手順
のフローチャートを示す。図6のタイマスタート処理で
は、スタート識別番号514を更新した後(ステップ7
04)、スタート要求事象を無効にすることによって、
タイマストップを実現していた。これに対して、図10
の方式では、スタート要求事象そのものをタイマキュー
TQi(520’−i)から削除している(ステップ7
04’、705’、706’)。この結果、図7のタイ
ムアウト監視フローチャートにおいて、タイマストップ
の検査ステップ807を省略できる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、タイムアウト監視対象となるタイマの数が、
動作中のタイマ数に比較して減少するため、タイマ監視
に要する情報処理量を著しく低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイマ方式を適用した通信制御装置の
構成の1例を示す図。
【図2】タイマ情報ブロックの構成を示す図。
【図3】タイマ動作とスタート識別番号の関係を示す
図。
【図4】スタート要求事象の構成と管理方法を説明する
ための図。
【図5】タイマスタート処理の1実施例を示すフローチ
ャート。
【図6】タイマストップ処理の1実施例を示すフローチ
ャート。
【図7】タイムアウト監視処理の1実施例を示すフロー
チャート。
【図8】タイマ情報ブロックの他の実施例を示す図。
【図9】タイマスタート処理の他の実施例を示すフロー
チャート。
【図10】タイマストップ処理の他の実施例を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
100・・・通信制御装置、210・・・上位プロセッサ、2
20・・・メインメモリ、170・・・内部RAM、510・・
・タイマ情報、520・・・タイマキュー、500・・・タイ
ムアウト監視情報、501・・・現時刻カウンタ、502・
・・タイマカウンタ、503・・・最早スタート要求事象。
530・・・スタート要求事象。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田 直巳 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信情報事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイムアウト時間の設定値が同一の複数の
    タイマを1つのグループとして、各グループ対応にタイ
    マキューを用意しておき、タイマスタート要求が発生し
    た時、タイマ処理に必要な制御情報を含むスタート要求
    事象を、タイマスタート要求発生順に、そのタイマの属
    するグループと対応するタイマキューに登録し、タイム
    アウト監視は、各タイマキューの先頭のスタート要求事
    象を対象として行うことを特徴とするタイマ方式。
  2. 【請求項2】前記各タート要求事象に、タイムアウト監
    視の対象になる前にタイマストップとなって既に無効に
    あるスタート要求事象と、タイムアウト監視の対象とす
    べき他の有効スタート要求事象とを判別するための識別
    情報を与えておき、タイマキューから取り出された時、
    上記識別情報によって有効と判断されたスタート要求事
    象のみを前記タイムアウト監視の対象とすることを特徴
    とする請求項1に記載のタイマ方式。
  3. 【請求項3】前記識別情報が、各タイマ毎にタイマスト
    ップの都度更新されるカウント情報からなることを特徴
    とする請求項2に記載のタイマ方式。
  4. 【請求項4】前記各タイマ要求事象にタイムアウト時刻
    情報を設定しておき、有効なタイマ要求事象がタイマキ
    ューから取り出された時、該タイマ要求事象に設定され
    たタイムアウト時刻と現在時刻との差をタイマ監視の対
    象時間とすることを特徴とする請求項1、2、または3
    に記載のタイマ方式。
  5. 【請求項5】複数のタイマを1つの制御手段で制御する
    タイマ方式において、各タイマに対応して設けられたタ
    イマ情報記憶領域と、タイムアウト時間の種類に対応し
    て設けられた少なくとも1つのタイマキュー領域とを有
    し、タイマスタート要求が発生した時、上記制御手段
    が、上記タイマ情報記憶領域から読み出したタイマ処理
    に必要な制御情報を含むスタート要求事象を、タイマス
    タート要求発生順に、そのタイマの属するグループと対
    応するタイマキュー領域に登録し、周期的に行うタイム
    アウト監視処理は、各タイマキュー領域の先頭のスター
    ト要求事象を対象として行うことを特徴とするタイマ方
    式。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のタイマ方式において、現
    在時刻をカウントするためのカウンタ手段と、前記タイ
    マキュー領域に対応して設けられたタイマカウンタ領域
    とを有し、前記制御手段が、前記タイマキューに登録す
    る各スタート要求事象にタイムアウト時刻を設定してお
    き、前記各タイマキューから取り出された先頭のスター
    ト要求事象に設定されたタイムアウト時刻と上記カウン
    タ手段が示す現在時刻との差に相当する時間情報を上記
    タイマカウンタ領域に設定した後、該タイマカウンタ領
    域によって前記タイムアウト監視処理を実行することを
    特徴とするタイマ方式。
  7. 【請求項7】前記各タイマ情報記憶領域がスタート要求
    毎に異なる値をもつ識別情報を記憶しており、前記制御
    手段が、前記タイマキューに登録する各スタート要求事
    象に上記タイマ情報記憶領域から読み出した上記識別情
    報を設定し、前記各タイマキューから取り出された先頭
    のスタート要求事象の識別情報と上記タイマ情報記憶領
    域が記憶する識別情報とに基づいて、該スタート要求事
    象の有効性を判断することを特徴とするタイマ方式。
  8. 【請求項8】複数のリンクを有する通信制御装置におい
    て、各リンクの通信制御に必要とされるタイムアウト時
    間の設定値に応じて、複数のタイマを複数のグループに
    分類し、各グループ対応にタイマキューを用意してお
    き、タイマスタート要求が発生した時、タイマ処理に必
    要な制御情報を含むスタート要求事象を、タイマスター
    ト要求発生順に、そのタイマの属するグループと対応す
    るタイマキューに登録し、タイムアウト監視は、各タイ
    マキューの先頭のスタート要求事象を対象として行うよ
    うにしたことを特徴とする通信制御装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の通信制御装置において、
    前記タイマキューが、該通信制御装置と上位装置との共
    有のメモリ領域に形成され、上記共有メモリ領域から読
    み出された各タイマキューの先頭のスタート要求事象に
    基づくタイムアウト監視のためのデータ処理が、該通信
    制御装置の内部メモリ領域を利用して実行されることを
    特徴とする通信制御装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の通信制御装置におい
    て、各タイマに対応するタイマ制御情報ブロックが前記
    共有メモリ領域に記憶され、タイマスタート要求が発生
    した時、上記通信制御装置が、上記タイマ制御情報ブロ
    ックから読み出した制御情報に基づいて生成したスター
    ト要求事象を前タイマキュー領域に登録することを特徴
    とする通信制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249213A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Nec Corp 多重タイマ装置
US5734641A (en) * 1994-06-10 1998-03-31 Fujitsu Limited Device and method for discriminating timeout
JP2009151498A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Canon Inc ネットワークタイマ管理方法及び装置
JP2012178643A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Kyocera Corp 通信装置及び通信装置の制御方法

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