JPH11143723A - タイマ管理装置及び方法 - Google Patents

タイマ管理装置及び方法

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Publication number
JPH11143723A
JPH11143723A JP9311778A JP31177897A JPH11143723A JP H11143723 A JPH11143723 A JP H11143723A JP 9311778 A JP9311778 A JP 9311778A JP 31177897 A JP31177897 A JP 31177897A JP H11143723 A JPH11143723 A JP H11143723A
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JP
Japan
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timer
buffer
task
management table
timer management
Prior art date
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Application number
JP9311778A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishiga
寛 石賀
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NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頻度の少ない用途のためにタイマバッファが
占有されることなく、解放されているタイマバッファ#
があれば用途を問わず使用可能とする。 【解決手段】 内部に複数のカウンタ部(タイマバッフ
ァ)を有し、ハードウェア10により所定の周期にて全
タイマバッファが更新されるハードウェアタイマ11
と、ソフトウェアからの指示によりハードウェアタイマ
の割り付け・解放を行い、ハードウェアタイマ11のタ
イムアウト発生にてハードウェア10より割り込みを受
けるタイマ管理アプリケーション15と、タイマ管理ア
プリケーション15によってタイマバッファの空き状態
が記憶・更新される空きタイマ管理テーブル16とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードウェアによ
り、一定周期毎に更新されるタイマカウンタを有するコ
ンピュータシステムに係り、特に複数のタイマカウンタ
を有するコンピュータシステムにおけるハードウェアタ
イマの管理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、特開昭56
−099538号公報に記載のものがある。特開昭56
−099538号公報に記載の発明は、複数回線を処理
する通信制御装置のタイマ管理方法に関するものであ
り、この通信制御装置は、複数の回線に対して、それぞ
れにハードウェアタイマカウンタ部(タイマバッファ)
が設けられ、ソフトウェアによりハードウェアタイマの
セット・リセットが可能な通信制御装置であって、任意
の通信回線にてソフトウェアへの報告事象が発生した場
合、回線制御ハードウェアは、該当する回線(ハードウ
ェアタイマカウンタ部)に対してハードウェアタイマが
設定されているか否かをチェックし、タイマが設定され
ている場合にはタイマをリセットするという技術(制御
方法)が開示されている。
【0003】即ち、従来の技術である特開昭56−09
9538号公報に記載の発明は、ハードウェアタイマの
リセット機能をハードウェアに持たせ、ソフトウェアへ
の報告事象発生時にハードウェアタイマのリセットを行
うことにより、ソフトウェアのダイナミックステップを
削減させ、通信制御装置(ハードウェアタイマ)の実効
効率を高める効果を有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術(特開昭56−099538号公報に記載の発
明)では、ハードウェアタイマのタイマバッファに通信
回線の応答待ちといった使用用途が割り当てられている
ため、システム設計者が使用用途に応じて、システム設
計時にタイマバッファ番号(以下、番号を#と略す)を
あらかじめ予約/確保しておく必要があり、使用頻度が
低いタイマバッファ#も確保しておかなければならない
ため、空いているタイマバッファ#があっても、他の用
途に割り当てることができず、タイマリソースを圧迫す
るという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、頻度の少ない用
途のためにタイマバッファが占有されることなく、解放
されているタイマバッファ#があれば用途を問わず使用
可能としたハードウェアタイマの管理装置及び方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のタイマ管理装置は、所定周期にてタイマ値
の更新が行われる複数のタイマバッファと、前記タイマ
バッファにおけるタイマ値の更新を行うと共に、前記タ
イマバッファのタイムアウトを検出すると割り込みパル
スを発生するタイマバッファ制御手段と、前記タイマバ
ッファの各種の状態を記憶するタイマ管理テーブルと、
前記タイマ管理テーブルへの記録及び更新を行うタイマ
管理アプリケーションと、オペレーティングシステム,
複数のタスク,並びに前記タイマ管理アプリケーション
を実行する中央処理装置と、を備えて構成されることを
特徴とするものである。
【0007】また、本発明のタイマ管理方法は、空きタ
イマ管理テーブルに基づいて各種の処理が為されるタイ
マ管理方法において、タイマ管理アプリケーションは、
ソフトウェアからのタイマバッファ起動要求により前記
空きタイマ管理テーブルを参照して空いているタイマバ
ッファを前記ソフトウェアに対して順次に割り当て、前
記ソフトウェアからのハードウェアタイマ停止要求時に
は、前記タイマバッファを解放し、前記タイマバッファ
のタイムアウト時には、前記タイマバッファを使用して
いるソフトウェアヘの事象報告及びタイマバッファの解
放し、前記空きタイマ管理テーブルに対し、タイマバッ
ファの空き状態の変化に応じて記録及び更新を行う、こ
とを特徴とするものである。
【0008】上記本発明は、ハードウェアタイマとソフ
トウェアヘの報告事象を固定で割り付けず、使いたい時
に空いているハードウェアタイマを割り当て、ソフトウ
ェアからのタイマ停止によりハードウェアタイマの使用
が終了した際には、ハードウェアタイマの割付けを解放
し、タイムアウト時には停止時と同様にハードウェアタ
イマを解放することで、ソフトウェアへの事象通知を行
う動的なタイマ管理を行う。
【0009】即ち、空きタイマ管理テーブル及び空きタ
イマ管理テーブル・スロットカウンタ、タスク情報テー
ブルによりタイマバッファの空き状態、タスクが使用し
ているタイマバッファ番号をタイマ管理アプリケーショ
ンにて把握できるため、ハードウェアタイマのそれぞれ
のタイマバッファに使用用途を割り当てないことで、頻
度の少ない用途のためにタイマバッファが占有されるこ
となく、解放されているタイマバッファがあれば用途を
問わず有効に使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明のタイマ管理装置の実施の形
態を示すブロック図である。また、図2はタイマ管理ア
プリケーション15とタイマ管理テーブル16の関係を
示したブロック図であり、図3はタイマ管理テーブル1
8のファイルフォーマットを示した図であり、図4はタ
イマ管理アプリケーション15の各処理部の処理内容を
示したフローチャートである。尚、図1,図2,図3,
並びに図4は、本発明の最良の形態を示したものであ
る。
【0012】図1において、ハードウェアタイマ11内
にはn個(nは2以上の整数)のタイマバッファがあ
り、#0〜#n−1にて番号付けされている。タイマバ
ッファにはソフトウェアからの値の書き込みが可能であ
る。ハードウェアタイマ11についてはハードウェア1
0により所定周期にて監視が行われており、タイマ値が
設定されているタイマバッファについて、所定周期にて
タイマ値の更新が行われる。
【0013】ハードウェア10は、ハードウェアタイマ
11のタイムアウトを検出すると、タイムアウトバッフ
ァ12に、ハードウェアタイマ11内のタイムアウトが
検出されたタイマバッファの番号を記録すると共に、中
央処理装置13に対して割り込みパルス1Aを発生させ
る。
【0014】中央処理装置13はソフトウェア(オペレ
ーティングシステム14と、タスク17−1,17−
2,・・・,17−m(mは2以上の整数)とタイマ管
理アプリケーション15)を実行する。オペレーティン
グシステム14は、タスク17−1,17−2,・・
・,17−m,並びにタイマ管理アプリケーション15
の実行をスケジューリングする。また、オペレーティン
グシステム14は、割り込みパルス1Aに基づいて中央
処理装置13が実行するタイマアウト割り込みについ
て、図2にて示すタイマ管理アプリケーション15内の
タイマアウト部15−2をスケジューリングする。
【0015】タイマ管理テーブル16はタイマ管理アプ
リケーション15によりハードウェアタイマ11の全タ
イマバッファの空き状態が記録・更新される。
【0016】図2はタイマ管理アプリケーション15と
タイマ管理テーブル16の関係を示した図である。
【0017】図2に示す如くに、タイマ管理アプリケー
ション15は、タイマ取得部15−1,タイムアウト部
15−2,並びにタイマ解放部15−3の3つの処理プ
ログラムにて構成されている。
【0018】タイマ取得部15−1は、タスク17−
1,17−2,・・・,または17−mによって、ハー
ドウェアタイマ11を使用する必要が生じた場合にコー
ルされる。コールされることにより処理を開始したタイ
マ取得部15−1は、先ずタイマ管理テーブル16より
空きタイマバッファ#を参照し、ハードウェアタイマ1
1の該当するタイマバッファ#(空きタイマバッファ
#)に、タイマ取得部15−1をコールしたタスクより
指定されたタイマ値をセットする。
【0019】タイムアウト部15−2は、ハードウェア
タイマ11を構成するタイマバッファにタイムアウトが
発生するとオペレーティングシステム14によりコール
される。コールされることにより処理を開始したタイム
アウト部15−2は、タイマ管理テーブル16より、前
記タイマバッファ(タイムアウトの発生したタイマバッ
ファ)を起動したタスク番号を参照し、このタスクヘ事
象通知し、タイマ解放部15−3をコールする。
【0020】タイマ解放部15−3は、タスク171,
172,・・・,17−m,またはタイムアウト部15
−2よりコールされ、タスクよりコールされた場合には
コールしたタスクのタスク番号、タイムアウト部15−
2よりコール(指定)された場合には指定されたタイム
アウトの発生したタイマバッファ#が記録されているタ
イマ管理テーブル16内の該当する情報を削除する。
【0021】図3はタイマ管理テーブル16のファイル
フォーマットを示した図である。
【0022】図3において、空きタイマ管理テーブル1
6−1は空いているタイマバッファの番号を示し、スロ
ット数はタイマバッファ数と同じnで、各スロットには
空いているタイマバッファの番号が格納される。空きタ
イマ管理テーブル16−1の初期値は、先頭スロットか
らn−1,n−2,・・・,0(最終スロット)となっ
ている。
【0023】空きタイマ管理テーブル・スロットカウン
タ16−2は、空きタイマ管理テーブルの使用スロット
数を示す。空きタイマ管理テーブル・スロットカウンタ
16−2の初期値はnとなる。
【0024】タスク情報テーブル16−3の各スロット
は、タイマバッファ#と対応し、例えば、あるタスクが
タイマバッファ#n−1を使用している時には、タスク
情報テーブル16−3のスロット#n−1に前記タスク
の番号が記録される。
【0025】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図4,図5,図6,及び図7を参照して詳細に説明
する。
【0026】図4はタイマ管理アプリケーション15の
各処理部の処理内容を示したフローチャートである。ま
た、図5,図6,及び図7は空きタイマ管理テーブル1
6−1及び空きタイマ管理テーブル・スロットカウンタ
16−2の状態変化を示した図である。尚、図5の50
は初期化直後の状態を示している。
【0027】一例として、図1の構成によるシステムが
起動した後、タスク17−1及びタスク17−2におい
て、ハードウェアタイマ11を使用するケースが発生し
た場合における本発明の動作を例に説明を行う。
【0028】システム起動後、タスク17−1及びタス
ク17−2にてハードウェアタイマ11を使用するケー
スが発生し、タスク17−1及びタスク17−2の設定
するタイマ値が、タスク17−1>タスク17−2であ
ったとすると、先ずタスク17−1にてタイマ取得部1
5−1がコールされ、タイマ取得部15−1は空きタイ
マ管理テーブル・スロットカウンタ16−2の示すスロ
ット番号−1=n−1=(空きタイマ管理テーブル16
−1の最終スロット番号)の内容を参照し、空きタイマ
管理テーブルスロット・カウンタ16−2を更新する
(ステップ40及びステップ44)。
【0029】本例は、現在、システム起動直後の状態、
即ち全データが初期化された状態であるため、空きタイ
マ管理テーブル16−1の最終スロットの内容は0であ
る。よって、タスク17−1はタイマバッファ#0を使
うことになる(ステップ41)。タイマ取得部15−1
は上記動作を完了後、タスク情報テーブルのスロット#
0に、タスク17−1のタスク番号を記録し(ステップ
42)、タイマバッファ#0をタスク17−1より指定
されたタイマ値にて起動させる(ステップ43)。尚、
このときの空きタイマ管理テーブル16−1及び空きタ
イマ管理テーブルスロット・カウンタ16−2は、図5
の51で示される通りである。
【0030】タイマ取得部15−1よりコールリターン
したタスク17−1は、オペレーティングシステム14
に待機状態を宣言し、オペレーティングシステム14に
より実行状態がタスク17−2に切り替えられる。
【0031】タスク17−2もハードウェアタイマ11
を使用するため、タイマ取得部15−1をコールする。
タイマ取得部15−1は、前出のステップ40の場合と
同様に、空きタイマ管理テーブル・スロットカウンタ1
6−2の示すスロット番号−1にて空きタイマ管理テー
ブルの使用可能スロット番号を算出するが、タスク17
−1でのタイマ取得部15−1の処理にて、空きタイマ
管理テーブル・スロットカウンタ16−2が、既にn−
1されているので、(n−1)−1=(最終スロットよ
り1つ前のスロット番号の空きタイマ管理テーブルの内
容)を参照することになる。
【0032】本例では全データ初期化後、ハードウェア
タイマ11のタイムアウトは発生していないので、空き
タイマ管理テーブル16−1の(最終スロット−1)の
内容は1である。よって、タスク17−2はタイマバッ
ファ#1を使うことになる(ステップ41)。そして、
タイマ取得部15−1は上記動作を完了後、タスク情報
テーブル16−3のスロット#1にタスク17−2のタ
スク番号を記録し(ステップ42)、タイマバッファ#
1をタスク17−2より指定されたタイマ値にて起動さ
せる(ステップ43)。尚、このときの空きタイマ管理
テーブル16−1及び空きタイマ管理テーブルスロット
・カウンタ16−2は、図6の52で示される通りであ
る。
【0033】タイマ取得部15−1よりコールリターン
したタスク17−2は、オペレーティングシステム14
に待機状態を宣言し、オペレーティングシステム14に
より実行状態がタスク17−3に切り替えられる。
【0034】本例ではタイムアウト時間(=タイマ値)
をタイマバッファ#0よりタイマバッファ#1の方が早
いと規定しているため、タスク17−3の実行中にタイ
マバッファ#1がタイムアウトし、ハードウェア10よ
り割り込みパルス1Aが中央処理装置13に出力される
ことになる。割り込みパルス1Aは中央処理装置13に
てオペレーティングシステム14にハードウェアタイム
アウト事象として通知され、これに基づいてオペレーテ
ィングシステム14はタイムアウト部15−2を起動す
る。
【0035】タイムアウト部15−2は、タイムアウト
バッファ12にてタイムアウトしたタイマバッファ#を
参照する(ステップ45)。この場合、タイムアウトし
たタイマバッファ#は1であるため、タイムアウト部1
5−2は、タスク情報テーブル16−3のスロット#1
を参照する(ステップ46)。タスク情報テーブル16
−3のスロット#1の内容にはタスク17−2のタスク
番号が書き込まれているため、タイムアウト部15−2
は後述するタイマ解放部15−3をコール後、オペレー
ティングシステム14に対し、タスク17−2の待機状
態解除を通知する(ステップ47,48)。尚、このと
きの空きタイマ管理テーブル16−1及び空きタイマ管
理テーブルスロット・カウンタ16−2は、図6の53
で示される通りである。
【0036】これにより、オペレーティングシステム1
4は、タスク17−2の待機状態を解除し、再実行す
る。オペレーティングシステム14がタスク17−2を
再実行中に、ハードウェアタイマ11のタイマバッファ
#0がタイムアウトすると、前述と同様にオペレーティ
ングシステム14は、タイムアウト部15−2を起動す
る。
【0037】タイムアウト部15−2は、タイムアウト
バッファ12にてタイムアウトしたタイマバッファ#を
参照する(ステップ45)。今回タイムアウトしたタイ
マバッファ#は0であるため、タイムアウト部15−2
はタスク情報テーブル16−3のスロット#0を参照す
る(ステップ46)。タスク情報テーブル16−3のス
ロット#0の内容にはタスク17−1のタスク番号が書
き込まれているため、タイムアウト部15−2は後述す
るタイマ解放部15−3をコール後、オペレーティング
システム14に対し、タスク17−1の待機状態解除を
通知する(ステップ47,48)。尚、このときの空き
タイマ管理テーブル16−1及び空きタイマ管理テーブ
ルスロット・カウンタ16−2は、図7の54で示され
る通りである。
【0038】これにより、オペレーティングシステム1
4は、前述と同様にタスク17−1の待機状態を解除
し、再実行する。
【0039】一方、タイマ解放部15−3は、タスクか
らのコール時にはタスク情報テーブル16−3より、タ
スク番号が記録されているスロット#を検索する。検索
したスロット#はタイマバッファ#と等しいので、ハー
ドウェアタイマ11のタイマバッファ#に停止の設定を
行い(ステップ49)、空きタイマ管理テーブル・スロ
ットカウンタ16−2の示すスロット#の空きタイマ管
理テーブル16−1にタイマバッファ#を書き込み、空
きタイマ管理テーブル・スロットカウンタ16−2の内
容に1を加算する(ステップ4A)。
【0040】また、タイムアウト部15−2からのコー
ル時には、タイムアウト部15−2より指定される、タ
イマバッファ#に停止の設定を行い、空きタイマ管理テ
ーブルに対して、タスクからのコール時と同様の更新作
業を行う(ステップ4B,4C)。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、上記本発明によれ
ば、空きタイマ管理テーブル及び空きタイマ管理テーブ
ル・スロットカウンタ、タスク情報テーブルによりタイ
マバッファの空き状態、タスクが使用しているタイマバ
ッファ#をタイマ管理アプリケーションにて把握できる
ため、ハードウェアタイマのそれぞれのタイマバッファ
に使用用途を割り当てないことで頻度の少ない用途のた
めにタイマバッファが占有されることなく、解放されて
いるタイマバッファ#があれば用途を問わず使用するこ
とができ、これにより、ハードウェアタイマの動的な管
理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイマ管理装置の実施の形態を示した
ブロック図である。
【図2】タイマ管理アプリケーション15とタイマ管理
テーブル16の関係を示したブロック図である。
【図3】タイマ管理テーブル16のファイルフォーマッ
トを示した図である。
【図4】タイマ管理アプリケーション15の各処理部の
処理内容を示したフローチャートである。
【図5】空きタイマ管理テーブル16−1及び空きタイ
マ管理テーブル・スロットカウンタ16−2の状態変化
を示した図である。
【図6】空きタイマ管理テーブル16−1及び空きタイ
マ管理テーブル・スロットカウンタ16−2の状態変化
を示した図である。
【図7】空きタイマ管理テーブル16−1及び空きタイ
マ管理テーブル・スロットカウンタ16−2の状態変化
を示した図である。
【符号の説明】
10 ハードウェア(タイマバッファ制御手段) 11 ハードウェアタイマ 12 タイムアウトバッファ 13 中央処理装置 14 オペレーティングシステム 15 タイマ管理アプリケーション 16 タイマ管理テーブル 1A 割り込みパルス 15−1 タイマ取得部 15−2 タイムアウト部 15−3 タイマ解放部 16−1 空きタイマ管理テーブル 16−2 空きタイマ管理テーブル・スロットカウンタ 16−3 タスク情報テーブル 17−1 タスク 17−2 タスク 17−3 タスク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】初期化時にハードウェアタイマの全タイマ
    バッファ番号が登録され、タイマバッファの空き状態を
    管理する空きタイマ管理テーブルと、 初期化時に空いているタイマバッファの数が書き込ま
    れ、その内容が示すスロット番号の空きタイマ管理テー
    ブルを参照することにより、空いているタイマバッファ
    番号を読み出す空きタイマ管理テーブル・スロットカウ
    ンタと、 どのタスクがどのタイマバッファ番号を使用しているか
    を管理するタスク情報テーブルと、 を備えたことを特徹とするタイマ管理装置。
  2. 【請求項2】処理タスクからのタイマ起動指示によって
    起動され、前記空きタイマ管理テーブル及び前記空きタ
    イマ管理テーブル・スロットカウンタより空いているタ
    イマバッファ番号を参照し、タスク情報テーブルに処理
    タスクのタスク番号を記憶して、前記空きタイマ管理テ
    ーブル及び前記空きタイマ管理テーブル・スロットカウ
    ンタの更新を行うタイマ取得部と、 前記タイマバッファのタイムアウト発生時に起動し、前
    記タスク情報テーブルよりタイムアウトした前記タイマ
    バッファ番号を使用していた処理タスクを割り出し、前
    記処理タスクの待機状態を解除するタイムアウト部と、 前記処理タスクからのタイマ停止指示にて、または前記
    タイムアウト部からコールされることにより、前記空き
    タイマ管理テーブルに停止またはタイムアウトしたタイ
    マバッファ番号を再登録するタイマ解放部と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のタイマ管理
    装置。
  3. 【請求項3】所定周期にてタイマ値の更新が行われる複
    数のタイマバッファと、 前記タイマバッファにおけるタイマ値の更新を行うと共
    に、前記タイマバッファのタイムアウトを検出すると割
    り込みパルスを発生するタイマバッファ制御手段と、 前記タイマバッファの各種の状態を記憶するタイマ管理
    テーブルと、 前記タイマ管理テーブルへの記録及び更新を行うタイマ
    管理アプリケーションと、 オペレーティングシステム,複数のタスク,並びに前記
    タイマ管理アプリケーションを実行する中央処理装置
    と、 を備えたことを特徴とするタイマ管理装置。
  4. 【請求項4】前記オペレーティングシステムは、前記割
    り込みパルスにより前記中央処理装置が実行するタイマ
    アウト割り込みに基づいて前記タイマ管理アプリケーシ
    ョンをスケジューリングすることを特徴とする請求項3
    に記載のタイマ管理装置。
  5. 【請求項5】前記タイマ管理アプリケーションは、タイ
    マ取得部,タイムアウト部,並びにタイマ解放部の3つ
    の処理プログラムにて構成されることを特徴とする請求
    項4に記載のタイマ管理装置。
  6. 【請求項6】前記タイマ取得部は、前記タイマバッファ
    を使用する必要が生じた場合に前記タスクからコールさ
    れ、コールしたタスクにより指定されたタイマ値を、前
    記タイマバッファにセットし、 前記タイムアウト部は、前記タイマバッファにタイムア
    ウトが発生すると前記オペレーティングシステムにより
    コールされ、前記タイマ管理テーブルより前記タイムア
    ウトの発生したタイマバッファを起動したタスク番号を
    参照し、前記タスク番号に相当するタスクヘ事象通知す
    ると共に、後述のタイマ解放部をコールし、 前記タイマ解放部は、前記タスクまたは前記タイムアウ
    ト部よりコールされ、タスクよりコールされた場合には
    コールしたタスクのタスク番号、タイムアウト部よりコ
    ールされた場合には指定されたタイムアウトの発生した
    タイマバッファが記録されているタイマ管理テーブル内
    の該当する情報を削除する、 ことを特徴とする請求項5に記載のタイマ管理装置。
  7. 【請求項7】前記タイマ管理テーブルは、空きタイマ管
    理テーブル,空きタイマ管理テーブルスロットカウン
    タ,並びにタスク情報テーブルにより構成されることを
    特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のタイマ管理
    装置。
  8. 【請求項8】空きタイマ管理テーブルに基づいて各種の
    処理が為されるタイマ管理方法において、 タイマ管理アプリケーションは、 ソフトウェアからのタイマバッファ起動要求により、前
    記空きタイマ管理テーブルを参照して空いているタイマ
    バッファを前記ソフトウェアに対して順次に割り当て、 前記ソフトウェアからのハードウェアタイマ停止要求時
    には、前記タイマバッファを解放し、 前記タイマバッファのタイムアウト時には、前記タイマ
    バッファを使用しているソフトウェアヘの事象報告及び
    タイマバッファの解放し、 前記空きタイマ管理テーブルに対し、タイマバッファの
    空き状態の変化に応じて記録及び更新を行う、 ことを特徴とするタイマ管理方法。
  9. 【請求項9】前記タイマ管理アプリケーションは、タイ
    マ取得部,タイムアウト部,並びにタイマ解放部の3つ
    の処理プログラムにて構成されることを特徴とする請求
    項8に記載のタイマ管理方法。
  10. 【請求項10】前記タイマ取得部は、前記タイマバッフ
    ァを使用する必要が生じた場合に前記タスクからコール
    され、コールしたタスクにより指定されたタイマ値を、
    前記タイマバッファにセットし、 前記タイムアウト部は、前記タイマバッファにタイムア
    ウトが発生すると前記オペレーティングシステムにより
    コールされ、前記タイマ管理テーブルより前記タイムア
    ウトの発生したタイマバッファを起動したタスク番号を
    参照し、前記タスク番号に相当するタスクヘ事象通知す
    ると共に、後述のタイマ解放部をコールし、 前記タイマ解放部は、前記タスクまたは前記タイムアウ
    ト部よりコールされ、タスクよりコールされた場合には
    コールしたタスクのタスク番号、タイムアウト部よりコ
    ールされた場合には指定されたタイムアウトの発生した
    タイマバッファが記録されているタイマ管理テーブル内
    の該当する情報を削除する、 ことを特徴とする請求項9に記載のタイマ管理方法。
  11. 【請求項11】前記タイマ管理テーブルは、空きタイマ
    管理テーブル,空きタイマ管理テーブルスロットカウン
    タ,並びにタスク情報テーブルにより構成されることを
    特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載のタイマ管
    理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021048964A1 (ja) * 2019-09-12 2021-03-18

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