JP2853643B2 - 通信システムにおける応答監視装置 - Google Patents

通信システムにおける応答監視装置

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JP2853643B2
JP2853643B2 JP8069878A JP6987896A JP2853643B2 JP 2853643 B2 JP2853643 B2 JP 2853643B2 JP 8069878 A JP8069878 A JP 8069878A JP 6987896 A JP6987896 A JP 6987896A JP 2853643 B2 JP2853643 B2 JP 2853643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信装置に
対するデータ通信において、監視タイマによりデータ通
信の監視を行う通信システムにおける応答監視装置に関
する。
【0001】
【従来の技術】実開昭62−86750号公報には、デ
ータ長が可変なデータの通信を行うときの応答監視の技
術が記載されている。
【0002】この技術においては、まず、送信処理部が
送信するデータを送信バッファに格納しながらデータの
終結制御文字を検出することにより、データ長をカウン
トしてデータの先頭に付加する。次に、受信処理部がこ
のデータ長に基づいて応答監視の時間を算出し、それを
監視タイマのタイマ間隔として設定することにより、伝
送するデータのデータ長に応じた応答監視を行ってい
る。
【0003】また、特開平2−135949号公報に
は、伝送するデータのデータ長を意識せずに、データ長
が可変なデータの通信を行うときの応答監視の技術が記
載されている。
【0004】この技術においては、監視タイマが所定時
間内に送受信される情報フレームの数より次の所定時間
内に送受信が見込まれる情報フレームの数を予測するこ
とにより、受信可監視フレームを送信するまでの監視タ
イマのタイマ間隔を決定する。そして、情報フレームを
受信したときに監視タイマを起動し、決定したタイマ間
隔を経過すると受信可監視フレームを送信するようにす
る。この方法によれば、データ送信を行いながらデータ
長に応じたタイマ間隔を設定することができ、データ終
結制御文字を検出するまでデータ送信を行えないという
問題点は解消される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の技
術では、情報フレーム受信毎に監視タイマを起動しなけ
ればならず、複数の通信装置に対してデータ通信を行う
通信システムにおいては、このような頻繁な監視タイマ
の起動は過負荷の原因になるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、複数の通信装置に対して
データ通信を行う通信システムにおける応答監視を効率
よく行うことにある。
【0007】本発明の他の目的は、複数の通信装置に対
してデータ通信を行う通信システムにおいて、応答監視
のために必要な処理を最小限に抑えることにある。
【0008】また本発明の他の目的は、複数の通信装置
に対してデータ通信を行う通信システムにおいて、応答
監視のために必要なデータの量を最小限に抑えることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の通信シス
テムにおける応答監視装置は、複数の通信装置へデータ
を送信するとともに、複数の通信装置の各々からそのデ
ータに対する応答データを受信しているかを一括して監
視する通信システムにおける応答監視装置であって、応
答データまたはタイマ通知を受信した場合には、該応答
データ及び該タイマ通知の数をカウントすることにより
タイムアウトを検出する応答監視部と、監視タイマが予
め設定されたタイマ間隔を経過する毎に前記応答監視部
にタイマ通知を送信するタイマ制御部とから構成されて
いる。
【0010】本発明の第二の通信システムにおける応答
監視装置は、複数の通信装置へデータを送信するととも
に、複数の通信装置の各々からそのデータに対する応答
データを受信しているかを一括して監視する通信システ
ムにおける応答監視装置であって、応答データまたはタ
イマ通知を受信した場合には、該応答データ及び該タイ
マ通知の数をカウントすることによりタイムアウトを検
出するとともに、全ての送信要求に対する全ての応答デ
ータを受信しかつ応答データに対する送信を要求してい
なければタイマの停止を要求する応答監視部と、前記応
答監視部から受信したタイマ停止要求に応じて監視タイ
マを停止するとともに、該監視タイマが予め設定された
タイマ間隔を経過する毎に前記応答監視部にタイマ通知
を送信するタイマ制御部とから構成されている。
【0011】本発明の第三の通信システムにおける応答
監視装置は、複数の通信装置へデータを送信するととも
に、複数の通信装置の各々からそのデータに対する応答
データを受信しているかを一括して監視する通信システ
ムにおける応答監視装置であって、応答データの送信を
要求する場合には、監視タイマが起動されていなければ
タイマの起動を要求するとともに、応答データの送信を
要求し、応答データまたはタイマ通知を受信した場合に
は、該応答データ及び該タイマ通知の数をカウントする
ことによりタイムアウトを検出するとともに、全ての応
答データの受信あるいはタイムアウトの検出により送信
要求中の応答データがなくなればタイマの停止を要求す
る応答監視部と、前記応答監視部から受信したタイマ起
動要求に応じて監視タイマを起動し、前記応答監視部か
ら受信したタイマ停止要求に応じて監視タイマを停止す
るとともに、該監視タイマが予め設定されたタイマ間隔
を経過する毎に前記応答監視部にタイマ通知を送信する
タイマ制御部とから構成されている。
【0012】本発明の第四の通信システムにおける応答
監視装置は、複数の通信装置へデータを送信するととも
に、複数の通信装置の各々からそのデータに対する応答
データを受信しているかを一括して監視する通信システ
ムにおける応答監視装置であって、該複数の通信装置に
対する応答データの送信要求を作成するデータ処理部
と、前記データ処理部が作成した全ての送信要求につい
てそれぞれの送信要求毎の識別子およびタイマカウンタ
を保持する応答監視テーブルと、前記データ処理部から
送信要求を受けた場合には、監視タイマが起動されてい
なければタイマの起動を要求するとともに、応答データ
の送信を要求した後、該送信要求の識別子およびタイマ
カウンタを1レコードとして前記応答監視テーブルに登
録し、該送信要求に対する応答データを受信した場合に
は、該タイマカウンタに予め設定した値を加算するとと
もに、該応答データが該送信要求に対する最後の応答デ
ータであれば前記応答監視テーブルにおける該送信要求
に対するレコードを削除し、タイマ通知を受信した場合
には、該タイマカウンタから予め設定した値を減算して
その結果タイマカウンタが負となればタイムアウトとし
て前記応答監視テーブルにおける該送信要求に対するレ
コードを削除し、上記応答データを受信した場合あるい
はタイマ通知を受信した場合において、前記応答監視テ
ーブルに全くレコードがなく前記データ処理部から送信
要求を受けていなければタイマの停止を要求する応答監
視部と、前記応答監視部から受けた送信要求、タイマ起
動要求およびタイマ停止要求を送信する送信処理部と、
前記送信処理部から受信したタイマ起動要求に応じて監
視タイマを起動し、前記送信処理部から受信したタイマ
停止要求に応じて監視タイマを停止するとともに、該監
視タイマが予め設定されたタイマ間隔を経過する毎にタ
イマ通知を送信するタイマ制御部と、複数の通信装置か
ら送信された応答データおよび前記タイマ制御部から送
信されたタイマ通知を受信する受信処理部とから構成さ
れている。
【0013】本発明の第五の通信システムにおける応答
監視装置は、第四の通信システムにおける応答監視装置
において、前記応答監視部は、前記データ処理部から送
信要求を受けた場合には、監視タイマが起動されていな
ければタイマの起動を要求するとともに、応答データの
送信を要求した後、該送信要求の識別子およびタイマカ
ウンタを1レコードとして前記応答監視テーブルに登録
し、該送信要求に対する応答データを受信した場合に
は、該タイマカウンタに予め設定したカウントアップ値
を加算するとともに、該応答データが該送信要求に対す
る最後の応答データであれば前記応答監視テーブルにお
ける該送信要求に対するレコードを削除し、n個の応答
データに対して1個送信されるタイマ通知を受信した場
合には、該タイマカウンタから該カウンタアップ値のn
倍の値を減算してその結果タイマカウンタが負となれば
タイムアウトとして前記応答監視テーブルにおける該送
信要求に対するレコードを削除し、上記応答データを受
信した場合あるいはタイマ通知を受信した場合におい
て、前記応答監視テーブルに全くレコードがなく前記デ
ータ処理部から送信要求を受けていなければタイマの停
止を要求することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例について、
図を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例における通信シ
ステムにおける応答監視装置の構成を示す図である。こ
こでは、通信装置101と通信装置102とからなる通
信システムについて説明する。
【0016】ここで、通信装置101に着目すると、本
発明の一実施例における通信システムにおける応答監視
装置は、通信装置102に対する応答データの送信要求
を作成するデータ処理部103と、データ処理部103
が作成した全ての送信要求についてそれぞれの送信要求
毎の識別子およびタイマカウンタを保持する応答監視テ
ーブル105と、応答データの送信を要求する場合に
は、監視タイマが起動されていなければタイマの起動を
要求するとともに、応答データの送信を要求し、応答デ
ータまたはタイマ通知を受信した場合には、応答データ
及びタイマ通知の数をカウントすることによりタイムア
ウトを検出するとともに、全ての送信要求に対する全て
の応答データを受信しかつ応答データに対する送信を要
求していなければタイマの停止を要求する応答監視部1
04と、応答監視部104から受けた送信要求、タイマ
起動要求およびタイマ停止要求を送信する送信処理部1
06と、送信処理部106から受信したタイマ起動要求
に応じて監視タイマを起動し、タイマ停止要求に応じて
監視タイマを停止するとともに、監視タイマが予め設定
されたタイマ間隔を経過する毎にタイマ通知を送信する
タイマ制御部108と、通信装置102から送信された
応答データおよびタイマ制御部108から送信されたタ
イマ通知を受信する受信処理部107とから構成されて
いる。
【0017】次に、本発明の一実施例の通信システムに
おける応答監視装置の動作を図1〜図5を参照して説明
する。
【0018】なお、本実施例においては、通信装置10
1が通信装置102へデータを送信した後、通信装置1
02に対して応答データの送信を要求した時に、その応
答データのタイムアウトを検出する場合を考える。
【0019】データ処理部103は、通信装置102か
らの応答データの送信を要求するとき、通信装置102
からの応答データに対する送信要求を応答監視部104
に渡す。
【0020】応答監視部104は、この送信要求を受け
(ステップ201)、通信装置101が通信装置102
に対し既に別の送信要求を送信しているために監視タイ
マが起動済みかどうかをタイマ起動フラグにより判断す
る(ステップ202)。ここで、監視タイマが起動され
ていない場合は、タイマ起動要求を送信処理部106に
渡す(ステップ203)。このとき、応答監視部104
は、送信要求元である通信装置101の要求元識別子お
よびこの送信要求の要求識別子を設定するとともに、タ
イマ制御部108がタイマ通知を行うタイマ間隔を環境
定義テーブルより取得して指定する。また、応答監視部
104は、通信装置101における全ての送信要求に対
し、送信要求先である通信装置102の要求先識別子、
この送信要求の要求識別子および環境定義テーブルより
取得したタイマカウンタの初期値を1レコードとして応
答監視テーブル105に登録する(ステップ204)。
さらに、応答監視部104は、送信要求元である通信装
置101の要求元識別子、送信要求先である通信装置1
02の要求先識別子およびこの送信要求の要求識別子を
設定して、送信要求を送信処理部106に渡す(ステッ
プ205)。
【0021】送信処理部106は、応答監視部104よ
り受け取ったタイマ起動要求にしたがってタイマ制御部
108に対し監視タイマの起動を要求するとともに、応
答監視部104より受け取った送信要求にしたがって通
信装置102に対し応答データの送信を要求する。
【0022】通信装置102は、通信装置101内の送
信処理部106が送信した送信要求を受信すると、送信
要求において設定された要求元識別子を応答データの送
信先を示す応答先識別子として、送信要求において設定
された要求先識別子を応答データの送信元を示す応答元
識別子として、さらに送信要求において設定された要求
識別子を応答データに設定し、通信装置101に送信す
る。
【0023】通信装置101内の受信制御部107は、
通信装置102が送信した応答データを受信すると、こ
の応答データを応答監視部104に渡す。
【0024】応答監視部104は、この応答データを受
け(ステップ301)、この応答データにおいて設定さ
れた要求識別子を持つレコードを応答監視テーブル10
5の中から検索する(ステップ302)。そして、検索
されたレコードのタイマカウンタを予め設定されたカウ
ントアップ幅だけカウントアップする(ステップ30
3)。このとき、応答監視部104は、この応答データ
が最終の応答データかどうかをデータ終結制御文字を検
出することにより判断する(ステップ304)。この応
答データが最終の応答データの場合は、タイムアウトが
発生せずに応答データの受信が完了したことになるの
で、応答監視部104は、応答監視テーブル105にお
けるこの応答データに対応するレコードを削除する(ス
テップ305)。また、応答監視テーブル105に登録
されたレコードの数が0件になった場合(ステップ30
6)、データ処理部103がもはや送信を要求しなけれ
ば、応答監視部104はタイマ停止要求を送信処理部1
06に渡す(ステップ307)。
【0025】通信装置101が通信装置102からの応
答データの送信を要求してから通信装置102からの応
答データを受信し終わるまでの間、タイマ制御部108
は、受信処理部107に対し一定間隔でタイマ通知を送
信する。
【0026】受信処理部107は、このタイマ通知を受
信し、応答監視部104に渡す。
【0027】応答監視部104は、このタイマ通知を受
け(ステップ401)、このタイマ通知において設定さ
れた要求識別子を持つレコードを応答監視テーブル10
5の中から検索する(ステップ402)。そして、検索
されたレコードのタイマカウンタを予め設定されたカウ
ントダウン幅だけカウントダウンする(ステップ40
3)と同時に、タイマカウンタの値を調べる(ステップ
404)。ここで、タイマカウンタの値が0以下の場
合、応答データの受信がされておらずタイマカウンタが
減少し続けていると考えられるので、応答監視部104
は、応答監視テーブル105を検索して得た要求先識別
子とタイマ通知に設定された要求識別子を設定してデー
タ処理部103にタイムアウト通知を渡す(ステップ4
05)。このとき、この応答データの監視は終了するの
で、応答監視部104は、応答監視テーブル105にお
けるこの応答データに対応するレコードを削除する(ス
テップ406)。また、応答監視テーブル105に登録
されたレコードの数が0件になった場合(ステップ40
7)、データ処理部103がもはや送信を要求しなけれ
ば、応答監視部104はタイマ停止要求を送信処理部1
06に渡す(ステップ408)。
【0028】図5は、タイマカウンタの制御を具体的な
例によって示したものである。なお、タイマカウンタの
初期値、タイマ通知を送信する間隔、タイマカウンタの
カウントアップ幅およびカウントダウン幅は、応答デー
タを受信する間隔等に基づいて利用者が自由に設定でき
る。これにより、応答データが受信されなくなってから
タイムアウトを検出するまでの時間を調整することがで
きる。
【0029】例えば、タイマ通知を送信する間隔を応答
データの受信間隔と同じ時間間隔でタイマ通知を送信す
るように設定したとする。しかし、応答データを受信す
る間隔が短く応答データのデータ量が多いときは、送信
されるタイマ通知の回数も多くなり、通信路における過
負荷の原因となってしまう。
【0030】この過負荷を軽減するために、図5では、
二つの応答データに対し一つのタイマ通知が送信される
ようにしている。具体的には、応答データを受信する間
隔が2秒、タイマ通知を送信する間隔が4秒という設定
である。このとき、受信タイマカウンタのカウントアッ
プ幅を1とすると、カウントダウン幅は2とする必要が
ある。また、図5では、通信装置101から通信装置1
02に対し二つの送信要求AおよびBを送信する場合を
考えている。ここで、応答データA1、A2、A3およ
びA4は送信要求Aに対する応答データであり、応答デ
ータB1は送信要求Bに対する応答データである。この
とき、送信要求Aに対する応答データが応答データA4
までしか受信されなかった場合のタイマカウンタの制御
について、a〜cの3タイプの例を示す。
【0031】タイプaは、送信要求Aに対する応答デー
タの受信がされなくなってからタイムアウトが検出され
るまでの時間を4秒とする場合の例である。この場合
は、タイマカウンタの初期値を1とすればよい。応答デ
ータA1〜A2を受信するとタイマカウンタを1ずつカ
ウントアップして3とし、タイマ通知1を受信するとタ
イマカウンタを2だけカウントダウンして1とする。さ
らに、応答データA3〜A4を受信するとタイマカウン
タを1ずつカウントアップして3とし、タイマ通知2を
受信するとタイマカウンタを2だけカウントダウンして
1とする。10秒後に応答データが停止したとすると、
タイマ通知3を受信したときに、タイマカウンタをさら
に2だけカウントダウンして(−1)とする。つまり、
最後の応答データを受信してから4秒後にタイムアウト
を検出する。
【0032】しかしこの場合、送信要求Bについて考え
ると、送信要求Bを送信したときタイマカウンタは初期
値の1に設定されるが、同時にタイマ通知を受信するの
でタイマカウンタは2だけカウントダウンされ(−1)
となる。すなわち、送信要求を送信するとすぐにタイム
アウトを検出してしまい、送信要求に対する応答データ
の受信がされたかどうか分からないという問題点が生じ
る。
【0033】このような問題を解決するためには、タイ
プbのように、タイマカウンタの初期値を例えばタイマ
カウンタのカウントダウン幅と同じ2に設定すればよ
い。この場合、送信要求Aに対する最後の応答データを
受信してからタイムアウトが検出されるまでの時間は8
秒となる。
【0034】送信要求Aに対する最後の応答データを受
信してからタイムアウトが検出されるまでの時間を長く
するには、タイプcのように、タイマカウンタの初期値
を大きくすればよい。
【0035】以上をまとめると、以下のようになる。
【0036】 前提条件:応答データの受信間隔=n秒 二つのタイマ通知を受信する間に受信する応答データ数=m 設定値:タイマ通知の受信間隔=n×m秒 タイマカウンタの初期値=s(s≧m) タイマカウンタのカウントアップ幅=1 タイマカウンタのカウントダウン幅=m 最後の応答データを受信してからタイムアウトを検出するまでの時間 =最大(s+m)×n/m秒 以上により、本発明の一実施例である通信システムにお
ける応答監視装置の処理は終了する。
【0037】なお、本実施例では、通信装置101が通
信装置102へデータを送信した後に通信装置102に
対して応答データの送信を要求した場合について考えた
が、通信装置102が通信装置101へデータを送信し
た後に通信装置101に対して応答データの送信を要求
した場合においても、通信装置102内に本実施例と同
様の構成を備えることにより、その応答データのタイム
アウトを検出することが可能となる。
【0038】本発明の一実施例である通信システムにお
ける応答監視装置によれば、一つの通信装置における全
ての送信要求に対する応答データを一つの監視タイマに
より監視することにより、応答監視のために必要な処理
を最小限に抑えることができるという効果を有してい
る。
【0039】また、応答データを受信する間隔に基づい
てタイマ通知を送信する間隔を設定することにより、応
答監視のために必要なデータの量を最小限に抑えること
ができるという効果を有している。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信シス
テムにおける応答監視装置は、複数の通信装置に対して
データ通信を行う通信システムにおける応答監視を効率
よく行うことができるという効果を有している。
【0041】また、複数の通信装置に対してデータ通信
を行う通信システムにおいて、応答監視のために必要な
処理を最小限に抑えることができるという効果を有して
いる。
【0042】さらに、複数の通信装置に対してデータ通
信を行う通信システムにおいて、応答監視のために必要
なデータの量を最小限に抑えることができるという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である通信システムに
おける応答監視装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は本発明の一実施例である通信システムに
おける応答監視装置において、送信要求を送信する際の
応答監視部の処理を示す流れ図である。
【図3】図3は本発明の一実施例である通信システムに
おける応答監視装置において、応答データを受信する際
の応答監視部の処理を示す流れ図である。
【図4】図4は本発明の一実施例である通信システムに
おける応答監視装置において、タイマ通知を受信する際
の応答監視部の処理を示す流れ図である。
【図5】図5は本発明の一実施例である通信システムに
おける応答監視装置におけるタイマカウンタの制御を具
体的な例によって示す図である。
【符号の説明】
101 通信装置 102 通信装置 103 データ処理部 104 応答監視部 105 応答監視テーブル 106 送信処理部 107 受信処理部 108 タイマ制御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信装置へデータを送信するとと
    もに、複数の通信装置の各々からそのデータに対する応
    答データを受信しているかを一括して監視する通信シス
    テムにおける応答監視装置であって、 応答データまたはタイマ通知を受信した場合には、該応
    答データ及び該タイマ通知の数をカウントすることによ
    りタイムアウトを検出する応答監視部と、 監視タイマが予め設定されたタイマ間隔を経過する毎に
    前記応答監視部にタイマ通知を送信するタイマ制御部と
    を備えることを特徴とする通信システムにおける応答監
    視装置。
  2. 【請求項2】 複数の通信装置へデータを送信するとと
    もに、複数の通信装置の各々からそのデータに対する応
    答データを受信しているかを一括して監視する通信シス
    テムにおける応答監視装置であって、 応答データまたはタイマ通知を受信した場合には、該応
    答データ及び該タイマ通知の数をカウントすることによ
    りタイムアウトを検出するとともに、全ての送信要求に
    対する全ての応答データを受信しかつ応答データに対す
    る送信を要求していなければタイマの停止を要求する応
    答監視部と、 前記応答監視部から受信したタイマ停止要求に応じて監
    視タイマを停止するとともに、該監視タイマが予め設定
    されたタイマ間隔を経過する毎に前記応答監視部にタイ
    マ通知を送信するタイマ制御部とを備えることを特徴と
    する通信システムにおける応答監視装置。
  3. 【請求項3】 複数の通信装置へデータを送信するとと
    もに、複数の通信装置の各々からそのデータに対する応
    答データを受信しているかを一括して監視する通信シス
    テムにおける応答監視装置であって、 応答データの送信を要求する場合には、監視タイマが起
    動されていなければタイマの起動を要求するとともに、
    応答データの送信を要求し、応答データまたはタイマ通
    知を受信した場合には、該応答データ及び該タイマ通知
    の数をカウントすることによりタイムアウトを検出する
    とともに、全ての応答データの受信あるいはタイムアウ
    トの検出により送信要求中の応答データがなくなればタ
    イマの停止を要求する応答監視部と、 前記応答監視部から受信したタイマ起動要求に応じて監
    視タイマを起動し、前記応答監視部から受信したタイマ
    停止要求に応じて監視タイマを停止するとともに、該監
    視タイマが予め設定されたタイマ間隔を経過する毎に前
    記応答監視部にタイマ通知を送信するタイマ制御部とを
    備えることを特徴とする通信システムにおける応答監視
    装置。
  4. 【請求項4】 複数の通信装置へデータを送信するとと
    もに、複数の通信装置の各々からそのデータに対する応
    答データを受信しているかを一括して監視する通信シス
    テムにおける応答監視装置であって、 該複数の通信装置に対する応答データの送信要求を作成
    するデータ処理部と、 前記データ処理部が作成した全ての送信要求についてそ
    れぞれの送信要求毎の識別子およびタイマカウンタを保
    持する応答監視テーブルと、 前記データ処理部から送信要求を受けた場合には、監視
    タイマが起動されていなければタイマの起動を要求する
    とともに、応答データの送信を要求した後、該送信要求
    の識別子およびタイマカウンタを1レコードとして前記
    応答監視テーブルに登録し、該送信要求に対する応答デ
    ータを受信した場合には、該タイマカウンタに予め設定
    した値を加算するとともに、該応答データが該送信要求
    に対する最後の応答データであれば前記応答監視テーブ
    ルにおける該送信要求に対するレコードを削除し、タイ
    マ通知を受信した場合には、該タイマカウンタから予め
    設定した値を減算してその結果タイマカウンタが負とな
    ればタイムアウトとして前記応答監視テーブルにおける
    該送信要求に対するレコードを削除し、上記応答データ
    を受信した場合あるいはタイマ通知を受信した場合にお
    いて、前記応答監視テーブルに全くレコードがなく前記
    データ処理部から送信要求を受けていなければタイマの
    停止を要求する応答監視部と、 前記応答監視部から受けた送信要求、タイマ起動要求お
    よびタイマ停止要求を送信する送信処理部と、 前記送信処理部から受信したタイマ起動要求に応じて監
    視タイマを起動し、前記送信処理部から受信したタイマ
    停止要求に応じて監視タイマを停止するとともに、該監
    視タイマが予め設定されたタイマ間隔を経過する毎にタ
    イマ通知を送信するタイマ制御部と、 複数の通信装置から送信された応答データおよび前記タ
    イマ制御部から送信されたタイマ通知を受信する受信処
    理部とを備えることを特徴とする通信システムにおける
    応答監視装置。
  5. 【請求項5】 前記応答監視部は、前記データ処理部か
    ら送信要求を受けた場合には、監視タイマが起動されて
    いなければタイマの起動を要求するとともに、応答デー
    タの送信を要求した後、該送信要求の識別子およびタイ
    マカウンタを1レコードとして前記応答監視テーブルに
    登録し、該送信要求に対する応答データを受信した場合
    には、該タイマカウンタに予め設定したカウントアップ
    値を加算するとともに、該応答データが該送信要求に対
    する最後の応答データであれば前記応答監視テーブルに
    おける該送信要求に対するレコードを削除し、n個の応
    答データに対して1個送信されるタイマ通知を受信した
    場合には、該タイマカウンタから該カウンタアップ値の
    n倍の値を減算してその結果タイマカウンタが負となれ
    ばタイムアウトとして前記応答監視テーブルにおける該
    送信要求に対するレコードを削除し、上記応答データを
    受信した場合あるいはタイマ通知を受信した場合におい
    て、前記応答監視テーブルに全くレコードがなく前記デ
    ータ処理部から送信要求を受けていなければタイマの停
    止を要求することを特徴とする請求項4記載の通信シス
    テムにおける応答監視装置。
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