JP3371349B2 - 制御処理装置 - Google Patents
制御処理装置Info
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B19/02—Programme-control systems electric
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Stored Programmes (AREA)
Description
により被制御機器の制御処理を行う制御処理装置に関す
る。
制御処理装置では、初期処理後は、プログラム実行処
理、入出力処理および周辺サービス処理からなる制御処
理を高速に繰り返し実行して、被制御機器の動作制御を
行っていた。
に本装置に接続されたツール端末等からの変更通知を受
けると、周辺サービス処理タイミングにおいて直ちにプ
ログラム変更処理を行い、その変更処理後はまず運転開
始前処理を行って、その後プログラム実行による制御処
理を再開していた。
御処理装置では、一般にはこのプログラム変更処理はス
キャンタイムと較べてはるかに時間がかかり、しかもオ
ペレータがツール端末等を用いてランダムなタイミング
でプログラム変更要求を入力するので、被制御機器やそ
のシステムの動作に悪影響を及ぼすおそれがある、とい
う問題があった。
ビス処理タイミングでそのプログラム変更要求を受ける
と、直ぐにその周辺サービス処理タイミングでプログラ
ム変更処理を行ってしまうため、直ぐにそのタイミング
で周辺サービス処理タイムが長くなり、スキャンタイム
自体がが長くなってしまい、その間に入力や制御の状態
等が変化しても直ぐに被制御機器や被制御機器を含むシ
ステムの動作状態を制御できず、悪影響を及ぼすおそれ
があった。
れたもので、制御処理中にプログラムを変更する場合で
も、制御している稼働システムに悪影響を及ぼさない制
御処理装置を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、ユーザプログラム実行処
理、入出力処理、周辺サービス処理等をサイクリックに
繰り返し実行して被制御機器の動作制御を行うととも
に、周辺サービス処理中にユーザプログラムの変更処理
を行うことが可能な制御処理装置であって、 上記ユーザ
プログラムの変更処理を禁止するか否かの状態を設定す
る変更禁止期間設定手段と、上記変更禁止期間設定手段
の設定状態とユーザプログラムの変更処理が要求されて
いるか否かの状態とを判断し、その判断に基づいて、周
辺サービス処理中にユーザプログラムの変更処理を行う
制御処理手段と、を具備し、 上記制御処理手段は、 上記
変更禁止期間設定手段の設定状態が禁止状態であるとき
にユーザプログラムの変更処理が要求されている状態と
判断した場合にはユーザプログラムの変更処理を行わ
ず、上記変更禁止期間設定手段の設定状態が禁止状態で
なくなったと判断した後にユーザプログラムの変更処理
を行うことを特徴とする。
実行処理、入出力処理、周辺サービス処理等をサイクリ
ックに繰り返し実行して被制御機器の動作制御を行うと
ともに、周辺サービス処理中にユーザプログラムの変更
処理を行うことが可能な制御処理装置であって、 上記ユ
ーザプログラムの変更処理を禁止するか否かの状態を設
定する変更禁止期間設定手段と、 上記周辺サービス処理
中に、サービスする周辺処理の内容と変更禁止期間設定
手段の設定状態とユーザプログラムの変更処理が要求さ
れているか否かの状態とを判断し、その判断に基づいて
ユーザプログラムの変更処理を行う制御処理手段と、 を
具備し、 上記制御処理手段は、 上記ユーザプログラムの
変更処理が要求されていない状態と判断した場合にはサ
ービスする周辺処理の内容を実行し、上記ユーザプログ
ラムの変更処理が要求されている状態と判断し、かつ変
更禁止期間設定手段の設定状態が禁止状態であると判断
した場合にはユーザプログラムの変更処理を行わず、上
記ユーザプログラムの変更処理が要求されている状態と
判断し、かつ変更禁止期間設定手段の設定状態が禁止状
態でないと判断した場合にはユーザプログラムの変更処
理を行うことを特徴とする。
求項2記載の制御処理装置において、変更禁止期間設定
手段の設定は、ユーザプログラムの設定命令に基づいて
行われることを特徴とする。
御処理装置において、ユーザプログラムの設定命令は、
ユーザプログラム中にタイマ命令を挿入し、そのタイマ
の駆動時間を利用してユーザプログラムの変更処理の禁
止期間を設定することを特徴とする。
御処理装置において、ユーザプログラムの設定命令は、
ユーザプログラム中に特定の入力接点の条件を挿入し、
その入力接点の特定の変化によりユーザプログラムの変
更処理の禁止期間を設定することを特徴とする。
御処理装置において、制御処理手段は、変更禁止期間設
定手段の設定状態が禁止状態である場合にはユーザプロ
グラムのプログラム変更コマンドを登録し、変更禁止期
間設定手段の設定状態が禁止状態でない場合にはプログ
ラム変更コマンドの登録の有無を判断し、登録があれば
その登録されたプログラム変更コマンドにしたがってユ
ーザプログラムの変更処理を行うことを特徴とする。
実行処理、入出力処理、周辺サービス処理等をサイクリ
ックに繰り返し実行して被制御機器の動作制御を行うと
ともに、周辺サービス処理中にユーザプログラムの変更
処理を行うことが可能な制御処理装置であって、 上記ユ
ーザプログラム実行処理で実行されるユーザプログラム
中に設けられ、ユーザプログラム変更処理の禁止期間の
開始および終了を指示する専用命令と、 上記周辺サービ
ス処理中に、専用命令の指示によるユーザプログラム変
更処理の禁止期間であるか否かの状態とユーザプログラ
ムの変更処理が要求されているか否かの状態とを判断
し、その判断に基づいてユーザプログラムの変更処理を
行う制御処理手段と、 を具備し、 上記制御処理手段は、
上記ユーザプログラムの変更処理が要求されている状態
と判断した場合に、上記専用命令の指示によるユーザプ
ログラム変更処理の禁止期間が開始された状態と判断し
たときにはユーザプログラムの変更処理を行わず、上記
専用命令の指示によるユーザプログラム変更処理の禁止
期間が終了した状態と判断した後にユーザプログラムの
変更処理を行うことを特徴とする。
禁止期間を任意に設定できるようにし、その変更禁止期
間内にプログラム変更要求を受けた場合は、プログラム
変更処理を行わず、当該変更禁止期間経過後にプログラ
ム変更処理を行うようにする。
示フラグと、プログラム中に設けられ、特定の入力接点
の特定の変化により所定時間だけ禁止期間指示フラグを
オンに設定したり、複数の処理が同時にオンになってい
る間だけ禁止期間指示フラグをオンに設定するフラグ設
定命令とにより行ったり、また特定の入力接点の特定の
変化によりプログラムの変更禁止期間の開始を指示する
変更禁止期間開始命令および変更禁止期間終了命令等に
より行う。
ラム実行処理、入出力処理および周辺サービス処理等を
サイクリックに繰り返し実行して被制御機器の動作を制
御し、プログラム変更処理を周辺サービス処理中に行う
プログラマブルコントローラに好適である。
の実施形態を図面に基づいて説明する。
プログラマブルコントローラの第1実施形態の構成を示
す。
1に示すように、マイクロプロセッサ(MPU)11
と、MPU11で実行されるユーザプログラムが格納さ
れたユーザプログラムメモリ12と、MPU11のシス
テムプログラムが格納されたシステムメモリ13と、M
PU11のワークエリアとして使用されるワークメモリ
14と、外部機器との間で交換する入出力(I/O)デ
ータを記憶するI/Oメモリ15と、外部機器と接続さ
れてデータの入出力処理を行うI/Oユニット16と、
ツール端末2等の外部機器と接続されるI/Fユニット
17と、から構成されている。
を指示する変更禁止期間指示フラグAを設定するフラグ
設定部11aと、フラグ設定部11aにおける変更禁止
期間指示フラグAのオン・オフ状態に基づきユーザプロ
グラムを実行等して被制御機器である外部機器の動作を
制御する制御処理部11bとを有している。
グラムメモリ12に格納されたユーザプログラムには、
通常の命令の他に、フラグ設定部11aに変更禁止期間
指示フラグAを設定させるフラグ設定命令を設けてい
る。
のプログラミングや変更、パラメータの設定等を行うも
ので、この第1実施形態では、プログラマブルコントロ
ーラ1に対しプログラム変更要求等の各種コマンドを送
信するように構成されている。
ザプログラム中に設けられた第1実施形態のフラグ設定
命令について説明する。
中に設けられた第1実施形態のフラグ設定命令の一例お
よびその動作を示す。
命令M1の構成を示している。
ッチ(SW)1が立上がった後、5秒間程度は100m
s毎にパルスが入力するため、その間のパルスの取りこ
ぼしを防ぐため、スイッチ1の立上がり後5秒間はユー
ザプログラムの変更を禁止するように、スイッチ1の立
上がりによりMPU11のフラグ設定部11aに変更禁
止期間指示フラグAをオンにセットするように出力する
と共に、5秒間タイマ(Tim)を走らせてその5秒間
経過後に変更禁止期間指示フラグAをオフにセットする
ように、ラダー言語で記述されて構成されている。
チ(SW)1や、タイマ(Tim)の駆動時間は、ツー
ル端末2等によりユーザが任意に設定可能である。
による本装置における各種データのタイミングチャート
を示している。
1が立上がると、その後5秒間程度は100ms毎にパ
ルスが入力するので、フラグ設定命令M1によりタイマ
(Tim)を5秒間程走らせて、その5秒間は変更禁止
期間指示フラグAをオンにセットした状態を示してい
る。
ール端末2等によって、このフラグ設定命令M1のスイ
ッチ(SW)1や、タイマ(Tim)の駆動時間を任意
に設定できるので、フラグ設定命令M1によりプログラ
ム変更禁止期間を任意の入力条件に基づき、任意の時間
だけ設定することが可能になる。
に係るプログラマブルコントローラの動作について説明
する。
マブルコントローラの全体処理を示す。
は、立ち上げ後、まずは初期処理を行い、次いで以下に
示す処理をサイクリックに実行して、被制御機器に対し
駆動制御を行う。
ザプログラムメモリやI/Oバス等の異常等をチェック
する自己診断処理を行い(ステップ100)、次にユー
ザプログラムメモリ12に格納されたユーザプログラム
を先頭の命令からエンド命令まで1スキャン実行するプ
ログラム実行処理を行い(ステップ200)、次にI/
Oメモリ15とI/Oユニット16との間で入出力デー
タのリフレッシュ処理を行い(ステップ300)、最後
にツール端末2等からのコマンドに基づいて周辺サービ
ス処理を実行する(ステップ400)、という一連の処
理を高速にサイクリックに繰返し実行して、被制御機器
の動作制御を行う。
ローラでは、上記ステップ400の周辺サービス処理中
に、本コントローラ1に接続されたツール端末2等から
プログラム変更コマンドを受けて、次の図4に示す手順
によりプログラム変更処理を行っており、この周辺サー
ビス処理中にプログラム変更処理が行われると、一時的
に1スキャンタイムが非常に長くなり、プログラムの運
転による制御動作が停止した状態になる。
トローラにおけるプログラム変更処理を示す。
に図3に示す制御処理中のステップ400の周辺サービ
ス処理中に、本装置に接続されたツール端末2等からプ
ログラム変更コマンドを受けた場合に実行するもので、
ツール端末2等からコマンドを受けると、まず、そのコ
マンドに基づきサービスする周辺処理の内容をチェック
して(ステップ410)、そのコマンドがユーザプログ
ラムの変更処理を要求しているか否かを判断する(ステ
ップ420)。
の変更処理であると判断した場合には(ステップ420
“Yes”)、続いてプログラムの変更処理が禁止状態
に設定されている否か、すなわちMPU11のフラグ設
定部11aに変更禁止期間指示フラグが設定されている
か否かを判断して(ステップ430)、フラグ設定部1
1aに変更禁止期間指示フラグが“オン”と設定されて
いる場合には(ステップ430“Yes”)、現在のタ
イミングはプログラムの変更禁止状態にあることを示し
ているので、そのプログラム変更コマンドをワークメモ
リ14等の所定エリアに登録して(ステップ435)、
この図4に示すステップ400の周辺サービス処理を終
了する。
のプログラム変更処理を行わずに、次サイクルの制御処
理に移るため、図3に示すステップ100の自己診断処
理からステップ400の周辺サービス処理を繰り返し行
うようにする。
11aの変更禁止期間指示フラグが“オン”に設定され
ていれば、ユーザプログラムの変更処理を禁止でき、そ
の間は通常のサイクルタイムで被制御機器の動作を制御
することが可能になるので、被制御機器やその被制御機
器を含むシステムの稼働に悪影響を与えないようにする
ことができる。
止期間指示フラグが“オフ”に設定されている場合には
(ステップ430“No”)、現在のタイミングはプロ
グラムの変更可能状態にあることを示しているので、続
いてワークエリア14等の所定エリアをチェックしにい
って、プログラム変更コマンドの登録があるか否かを判
断する(ステップ440)。そして、プログラム変更コ
マンドが登録されていれば(ステップ440“Ye
s”)、そのプログラム変更コマンドにしたがってユー
ザプログラムメモリ12に格納されたユーザプログラム
の変更処理を行う一方(ステップ450)、プログラム
変更コマンドが登録されていなければ(ステップ440
“No”)、そのままこの図4に示すステップ400の
周辺サービス処理を終了して、ユーザプログラムのプロ
グラム変更処理を行わずに次サイクルの処理に移り、図
3に示すステップ100の自己診断処理からステップ4
00の周辺サービス処理を繰り返し行うようにする。
更コマンドが登録されていれば、フラグ設定部11aに
変更禁止期間指示フラグの“オフ”のタイミング、すな
わちプログラム変更を行っても被制御機器やそのシステ
ムに悪影響を及ぼさないタイミングの周辺サービス処理
中に、ユーザプログラムの変更処理を実行することがで
き、ユーザプログラムを変更しても被制御機器やそのシ
ステムに悪影響を与えないようにすることができる。
で、ツール端末2等から受けたコマンドがユーザプログ
ラムの変更処理でないと判断した場合には(ステップ4
20“No”)、まずはそのコマンドにしたがって当該
コマンドが示す周辺サービス処理を実行し(ステップ4
25)、続いてワークエリア14等の所定エリアを見に
いって、以前のサイクルでプログラム変更コマンドの登
録されているか否かを判断する(ステップ440)。
れていれば(ステップ440“Yes”)、以前のサイ
クルでプログラム変更コマンドを受けたが、フラグ設定
部11aに変更禁止期間指示フラグが“オン”に設定さ
れており、ユーザプログラムの変更処理を実行できなか
った、ということを示しているので、その登録されてい
るプログラム変更コマンドにしたがってユーザプログラ
ムメモリ12に格納されたユーザプログラムの変更処理
を行うと共に、その処理後、変更禁止期間指示フラグを
“オフ”にリセットする一方(ステップ440)、プロ
グラム変更コマンドが登録されていなければ(ステップ
440“No”)、そのままこの図4に示すステップ4
00の周辺サービス処理を終了して、ユーザプログラム
のプログラム変更処理を行わずに次サイクルの処理に移
り、上記の場合と同様に、図3に示すステップ100の
自己診断処理からステップ400の周辺サービス処理を
繰り返し行うようにする。
処理実行中にプログラム変更要求が入っても、予め定め
た任意のプログラム変更禁止期間では、プログラムの変
更処理を禁止できるので、被制御機器やそれを含むシス
テムに重大な影響を及ぼすことを防止できると共に、シ
ステムの一時的なプロテクトしても利用できる。
ログラム変更要求がきた場合には、そのプログラム変更
要求を記憶しておき、プログラム変更停止期間経過後に
自動的にプログラム変更要求が実行されるので、プログ
ラム変更要求の発行操作を繰り変えし行う必要がなくな
り、プログラム変更要求の操作上も手間が省ける。
ローラの第2実施形態を説明する。この第2実施形態
は、上記第1実施形態と同様に、フラグ設定部11aに
おける変更禁止期間指示フラグの設定によりプログラム
変更禁止期間を設定するものだが、上記第1実施例とは
異なり、フラグ設定命令にタイマを用いていないことを
特徴としている。
のハード構成、およびその周辺サービス処理等の制御処
理は、上記第1実施形態と同一であるため、以下、上記
第1実施形態のハード構成を用いて、この第2実施形態
特有なフラグ設定命令M2と、その命令M2の実行によ
る本装置の動作について説明する。
におけるユーザプログラム中に設けられたフラグ設定命
令M2およびその動作を示す。
理1、処理2、処理3を非同期に並行して実行している
際に、その3つの処理1〜3が同時に処理を行う場合に
は、各処理1〜3のタイミングの精度が厳しくなるの
で、ユーザプログラムの内容を変更を禁止するように、
ユーザプログラム内に設定するフラグ設定命令M2を示
している。
示すように、処理1、処理2、処理3の処理中を示す実
行中フラグF1〜F3の同時オンにより、フラグ設定部
11aにおける変更禁止期間指示フラグに出力をして
“オン”に設定する出力を行うように構成されている。
タイミングチャートを示しており、上記(a)でも説明
したように、処理1から処理3の実行中フラグF1〜F
3がオンにセットされている場合のみ、変更禁止期間指
示フラグAがオンに設定され、その間、制御処理部11
bは、周辺サービス処理中でもそのユーザプログラムを
変更しないようにする。
記フラグ設定命令M2により、制御処理実行中にプログ
ラム変更要求が入っても、予め定めた任意のプログラム
変更禁止期間では、プログラムの変更処理を禁止できる
ので、被制御機器やそれを含むシステムに重大な影響を
及ぼすことを防止できると共に、システムの一時的なプ
ロテクトしても利用できる。
ログラム変更要求がきた場合には、そのプログラム変更
要求を記憶しておき、プログラム変更停止期間経過後に
自動的にプログラム変更要求が実行されるので、プログ
ラム変更要求の発行操作を繰り変えし行う必要がなくな
り、手間がかからなくなる。
する。この第3実施形態は、上記第1実施形態および第
2実施形態と異なり、MPU11の制御処理部11bが
フラグ設定部11aにおける禁止区間指示フラグAの設
定により、プログラム変更停止期間を認識して制御処理
を実行するのではなく、フラグ設定部11aを使用せず
に、プログラム変更禁止期間を指示する専用命令である
変更禁止期間開始命令M3および変更禁止期間終了命令
M4を予めユーザプログラム内に作り込んでおくことを
特徴としている。
のハード構成、およびその周辺サービス処理等の制御処
理は、上記第1実施形態と同一であるため、以下、上記
第1実施形態の構成を示す図1においてフラグ設定部1
1aを考えないようにして、この第3実施形態特有なプ
ログラム変更禁止期間の開始および終了を指示する変更
禁止期間開始命令M3および変更禁止期間終了命令M4
と、その命令M3,M4の実行による本装置の動作につ
いて説明する。
におけるユーザプログラム中に設けられた変更禁止期間
開始命令M3、変更禁止期間終了命令M4、およびその
動作を示す。
3、および変更禁止期間終了命令M4の構成を示してお
り、変更禁止期間開始命令M3はスイッチ(SW)2の
オンにより“FUN(a)”の内容であるプログラム変
更禁止状態に設定する一方、変更禁止期間終了命令M4
はスイッチ(SW)2のオフにより“FUN(b)”の
内容であるプログラム変更禁止状態を解除するように構
成されている。
3、および変更禁止期間終了命令M4によるタイミング
チャートを示しており、上記(a)でも説明したよう
に、スイッチ(SW)2のオンによりプログラム変更禁
止状態に設定され、スイッチ(SW)2のオフによりプ
ログラム変更禁止状態が解除され、スイッチ(SW)2
のオン中のみ、たとえツール端末2等からプログラム変
更要求が入力したとしても、そのプログラム変更要求を
登録するのみで、ユーザプログラムの変更が禁止され、
スイッチ(SW)2がオフになったときにそのプログラ
ム変更要求に従ってユーザプログラムの変更処理を行う
ことを示している。
3中のスイッチと、変更禁止期間終了命令M4中のスイ
ッチとは、同じスイッチ2で説明したが、本発明では、
他の異なる特定のスイッチを設定しても良く、またその
オン・オフも自由にユーザがプログラミング時に設定で
きるものとする。
ログラム変更禁止専用命令M3により、上記第1実施形
態および第2実施形態と同様に、制御処理実行中にプロ
グラム変更要求が入っても、予め定めた任意のプログラ
ム変更禁止期間では、プログラムの変更処理を禁止でき
るので、被制御機器やそれを含むシステムに重大な影響
を及ぼすことを防止できると共に、システムの一時的な
プロテクトしても利用できる。
ログラム変更要求がきた場合には、そのプログラム変更
要求を記憶しておき、プログラム変更停止期間経過後に
自動的にプログラム変更要求が実行されるので、プログ
ラム変更要求の発行操作を繰り変えし行う必要がなくな
り、手間がかからなくなる。
処理実行中にプログラム変更要求が入っても、予め定め
た任意のプログラム変更禁止期間では、プログラムの変
更処理を禁止できるので、被制御機器やそれを含むシス
テムに重大な影響を及ぼすことを防止できると共に、シ
ステムの一時的なプロテクトしても利用できる。
ログラム変更要求がきた場合には、そのプログラム変更
要求を記憶しておき、プログラム変更停止期間経過後に
自動的にプログラム変更要求が実行されるので、プログ
ラム変更要求の発行操作を繰り変えし行う必要がなくな
る。
ルコントローラの第1実施形態の構成を示すブロック
図。
グ設定命令M1の一例およびその動作を示す説明図。
ラの全体処理を示すフローチャート。
けるプログラム変更処理を示すフローチャート。
グ設定命令M2の一例およびその動作を示す説明図。
グラム変更禁止専用命令M3の一例およびその動作を示
す説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】 ユーザプログラム実行処理、入出力処
理、周辺サービス処理等をサイクリックに繰り返し実行
して被制御機器の動作制御を行うとともに、周辺サービ
ス処理中にユーザプログラムの変更処理を行うことが可
能な制御処理装置であって、 上記ユーザプログラムの変更処理を禁止するか否かの状
態を設定する 変更禁止期間設定手段と、上記変更禁止期間設定手段の設定状態とユーザプログラ
ムの変更処理が要求されているか否かの状態とを判断
し、その判断に基づいて、周辺サービス処理中にユーザ
プログラムの変更処理を行う 制御処理手段と、 を具備し、 上記制御処理手段は、 上記変更禁止期間設定手段の設定状態が禁止状態である
ときにユーザプログラムの変更処理が要求されている状
態と判断した場合にはユーザプログラムの変更処理を行
わず、上記変更禁止期間設定手段の設定状態が禁止状態
でなくなったと判断した後にユーザプログラムの変更処
理を行う ことを特徴とする制御処理装置。 - 【請求項2】 ユーザプログラム実行処理、入出力処
理、周辺サービス処理等をサイクリックに繰り返し実行
して被制御機器の動作制御を行うとともに、周辺サービ
ス処理中にユーザプログラムの変更処理を行うことが可
能な制御処理装置であって、 上記ユーザプログラムの変更処理を禁止するか否かの状
態を設定する変更禁止期間設定手段と、 上記周辺サービス処理中に、サービスする周辺処理の内
容と変更禁止期間設定手段の設定状態とユーザプログラ
ムの変更処理が要求されているか否かの状態とを判断
し、その判断に基づいてユーザプログラムの変更処理を
行う制御処理手段と、 を具備し、 上記制御処理手段は、 上記ユーザプログラムの変更処理が要求されていない状
態と判断した場合にはサービスする周辺処理の内容を実
行し、上記ユーザプログラムの変更処理が要求されてい
る状態と判断し、かつ変更禁止期間設定手段の設定状態
が禁止状態であると判断した場合にはユーザプログラム
の変更処理を行わず、上記ユーザプログラムの変更処理
が要求されている状態と判断し、かつ変更禁止期間設定
手段の設定状態が禁止状態でないと判断した場合にはユ
ーザプログラムの変更処理を行う ことを特徴とする制御
処理装置。 - 【請求項3】 上記変更禁止期間設定手段の設定は、ユ
ーザプログラムの設定命令に基づいて行われることを特
徴とする請求項1または請求項2記載の制御処理装置。 - 【請求項4】 上記ユーザプログラムの設定命令は、ユ
ーザプログラム中にタイマ命令を挿入し、そのタイマの
駆動時間を利用してユーザプログラムの変更処理の禁止
期間を設定することを特徴とする請求項3記載の制御処
理装置。 - 【請求項5】 上記ユーザプログラムの設定命令は、ユ
ーザプログラム中に特定の入力接点の条件を挿入し、そ
の入力接点の特定の変化によりユーザプログラムの変更
処理の禁止期間を設定することを特徴とする請求項3記
載の制御処理装置。 - 【請求項6】 上記制御処理手段は、上記変更禁止期間
設定手段の設定状態が禁止状態である場合にはユーザプ
ログラムのプログラム変更コマンドを登録し、上記変更
禁止期間設定手段の設定状態が禁止状態でない場合には
プログラム変更コマンドの登録の有無を判断し、登録が
あればその登録されたプログラム変更コマンドにしたが
ってユーザプログラムの変更処理を行うことを特徴とす
る請求項2記載の制御処理装置。 - 【請求項7】 ユーザプログラム実行処理、入出力処
理、周辺サービス処理等をサイクリックに繰り返し実行
して被制御機器の動作制御を行うとともに、周辺サービ
ス処理中にユーザプログラムの変更処理を行うことが可
能な制御処理装置であって、 上記ユーザプログラム実行処理で実行されるユーザプロ
グラム中に設けられ、ユーザプログラム変更処理の禁止
期間の開始および終了を指示する専用命令と、 上記周辺
サービス処理中に、専用命令の指示によるユーザプログ
ラム変更処理の禁止期間であるか否かの状態とユーザプ
ログラムの変更処理が要求されているか否かの状態とを
判断し、その判断に基づいてユーザプログラムの変更処
理を行う制御処理手段と、 を具備し、 上記制御処理手段は、 上記ユーザプログラムの変更処理が要求されている状態
と判断した場合に、上記専用命令の指示によるユーザプ
ログラム変更処理の禁止期間が開始された状態と判断し
たときにはユーザプログラムの変更処理を行わず、上記
専用命令の指示によるユーザプログラム変更処理の禁止
期間が終了した状態と判断した後にユーザプログラムの
変更処理を行う ことを特徴とする制御処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18536195A JP3371349B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 制御処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP18536195A Expired - Fee Related JP3371349B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 制御処理装置 |
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