JP2566593B2 - ビニル系化合物の懸濁重合用の分散安定剤 - Google Patents

ビニル系化合物の懸濁重合用の分散安定剤

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明はビニル系化合物、特に塩化ビニルまたはこれ
と共重合し得る他の単量体を含む単量体混合物(以下、
塩化ビニル系モノマーと総称する)を水性媒体中で懸濁
重合する際に用いられる分散安定剤に関する。
B.従来の技術 工業的に塩化ビニル系樹脂を製造する場合、水性媒体
中で分散安定剤の存在下に塩化ビニル系モノマーを分散
させ、油溶性触媒を用いて重合を行なう懸濁重合法が広
く実施されている。一般に該樹脂の品質を支配する因子
としては重合率、水−モノマー比、重合温度、触媒の種
類および量、重合槽の型式、攪拌速度あるいは分散安定
剤の種類、量等が挙げられるが、中でも分散安定剤の種
類による影響が非常に大きいことが知られている。
塩化ビニル系モノマーの懸濁重合用分散安定剤に要求
される性能としては(i)少量の使用で高い分散力を示
し、得られる塩化ビニル系重合体粒子の粒径分布をでき
るだけシヤープにする働きのあること、(ii)可塑剤の
吸収速度を大きくして加工性を容易にするため、および
重合体粒子中に残存する塩化ビニルモノマーの除去を容
易にするため、更には成型品中のフイツシユアイ等の生
成を防止するため各重合体粒子をできるだけ均一にしか
も多孔性にする働きがあること、(iii)充てん比重の
大きい重合体粒子をつくる働きがあることなどが挙げら
れる。
C.発明が解決しようとする問題点 従来、ビニル系化合物の懸濁重合用分散安定剤として
はメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
セルロース誘導体あるいは部分けん化ポリビニルアルコ
ール等がそれぞれ単独又は併用して使用されている。し
かしこれらは塩化ビニル系重合体粒子を多孔性にする能
力が低く、可塑剤吸収速度が遅いとか残留塩化ビニルモ
ノマーの除去がしにくいという欠点があつた。
また、これらの欠点を改良する目的で、けん化度60モ
ル%以下、好ましくは25〜55モル%の水不溶性でかつ油
溶性のポリビニルアルコール(以下、ポリビニルアルコ
ールをPVAと略記する)を従来公知の分散剤とともに併
用使用する方法が提案されている。しかし、けん化度60
モル%以下のPVAは油溶性であっても塩化ビニル系モノ
マーには不溶性であり、そのためか、多孔性の塩化ビニ
ル系樹脂は得られるものの、充てん比重が低下しやすい
という致命的な欠点があつた。
また、酢酸ビニルと無水マレイン酸とを約等モル共重
合して得られる共重合体あるいはこれらのけん化物を従
来公知のPVAとともに使用する方法も提案されている。
しかしこの共重合体はあまりにも親水性が強すぎるため
か多孔性の塩化ビニル系樹脂が得られにくいという欠点
があった。
D.問題点を解決するための手段 本発明者らはかかる欠点を克服し、上述の(i)〜
(iii)の要求性能を同時に満足する分散安定剤を開発
するために鋭意研究した結果、おどろくべきことに従来
公知の重合用分散剤として用いられるメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースなどのセルロース誘導体、ゼラチン、
あるいはPVAなどの水溶性高分子を主分散剤(A)とし
て用い、側鎖にアミノ基、アンモニウム基またはカルボ
キシル基を0.01〜10モル%含有し、ビニルエステル単位
のけん化度が0〜40モル%のビニルエステル系重合体
(但し、エチレン・ビニルエステル共重合体およびその
部分けん化物を除く)を重合用助剤(B)として併用し
た分散安定剤を用いる時は、再現性よくほぼ同一の粒径
分布をもち、粒径分布がシヤープで、各粒子が多孔性で
しかも均一性にすぐれ、更に充てん比重も大きい等、前
述の(i)〜(iii)の性能をすべて満足させることを
見いだし本発明を完成させるに到つた。
本発明で用いられる側鎖にアミノ基、アンモニウム基
またはカルボキシル基を0.01〜10モル%含有し、ビニル
エステル単位のけん化度が0〜40モル%のビニルエステ
ル系重合体は、以下に示すアミノ基またはアンモニウム
基あるいはカルボシキル基を含有するモノマーとビニル
エステルモノマーとの共重合、更に部分的けん化により
得ることができる。
上述のアミノ基あるいはアンモニウム基を含有するモ
ノマーとしては、以下のような一般式(I)〜(V)な
どに示すモノマーが挙げられる。
[ここでnは0〜3、mは1〜10、R1、R2、R6、R7
R8は水素原子またはメチル基、R3、R4は低級アルキル基
(置換基を含んでもよい)、Xはアンモニウム窒素と塩
を形成する陰性の基、Aはアミンあるいはアンモニウム
窒素原子と、(I)式中のアミド基の窒素原子あるいは
(III)式中の酸素原子とを連結する基をそれぞれ示
す。] また、本方法において用いられるアミノ基あるいはア
ンモニウム基を有する重合性単量体のうち(I)式で表
わされる単量体の具体例としては、例えばN−(1,1−
ジメチル−3−ジメチルアミノプロピル)(メタ)アク
リルアミド、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミ
ノブチル)(メタ)アクリルアミド、N−(1−メチル
−1,3−ジフエニル−3−ジエチルアミノプロピル)
(メタ)アクリルアミド、N−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)(メタ)アクリルアミド、N−(2−ジメチル
アミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N−(4−ジ
メチルアミノブチル)(メタ)アクリルアミド、および
これらをハロゲン化アルキルとりわけ塩化メチルあるい
は塩化エチル、またはジメチル硫酸、p−トルエンスル
ホン酸メチル等の四級化剤で四級化した単量体が挙げら
れる。
また(II)式で表わされる単量体の具体例としては、
例えばN−ビニルイミダゾール、2−メチル−N−ビニ
ルイミダゾールおよびそれらを上述の四級化剤によって
四級化した単量体が挙げられる。
また(III)式で表わされる単量体の具体例として
は、例えば、ビニル−3−ジメチルアミノプロピルエー
テル、ビニル−2−ジメチルアミノエチルエーテル、ビ
ニル−4−ジメチルアミノブチルエーテル、イソプロペ
ニル−3−ジメチルアミノプロピルエーテル、イソプロ
ペニル−2−ジメチルアミノエチルエーテル、アリル−
3−ジメチルアミノプロピルエーテル、アリル−2−ジ
メチルアミノエチルエーテル、アリル−4−ジメチルア
ミノブチルエーテルおよびそれらを上述の四級化剤によ
って四級化した単量体が挙げられる。
また(IV)式で表わされる単量体の具体例としてはア
リルジメチルアミン、メタアリルジメチルアミン、3−
ブテンジメチルアミンおよびそれらを上述の四級化剤に
よって四級化した単量体が挙げられる。
更に(V)式で表わされる単量体の具体例としては、
例えば、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ジエ
チルジアリルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
またカルボキシル基を含有するモノマーとしては、ク
ロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、(メ
タ)アクリル酸などの単量体およびその塩が挙げられ
る。
ビニルエステル系重合体のアミノ基あるいはアンモニ
ウム基またはカルボキシル基の含有率は0.01〜10モル%
の範囲が良く、さらに好ましくは0.1〜5モル%の範囲
が良い。アミノ基あるいはアンモニウム基またはカルボ
キシル基の含有率が0.01モル%未満の場合には、塩化ビ
ニル系樹脂の充てん比重が小さくなり、また10モル%を
越える場合には、塩化ビニル系樹脂の充てん比重も小さ
くなり、かつ、ポロシテイーも低下するために好ましく
ない。
本方法において使用されるビニルエステル系重合体と
しては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ギ酸ビニル
が挙げられるが経済的にみて酢酸ビニルが好ましい。
本発明に用いられる側鎖にアミノ基あるいはアンモニ
ウム基またはカルボキシル基を0.01〜10モル%含有し、
ビニルエステル単位のけん化度が0〜40モル%であるビ
ニルエステル系重合体は、ビニルエステル単位とビニル
アルコール単位とを合計で50モル%以上含有し、かつ、
アミノ基あるいはアンモニウム基またはカルボキシル基
を10モル%以下含有しているものが好ましい。また場合
によりプロピレン、スチレン、アルキルビニルエーテ
ル、アクリル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数
は1〜10)、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(ア
ルキル基の炭素数は1〜10)、などを10モル%未満含有
しているものも使用しうる。
本発明で用いられる重合用助剤(B)である、側鎖に
アミノ基、アンモニウム基またはカルボキシル基を含有
するビニルエステル系重合体のビニルエステル単位のけ
ん化度としては0〜40モル%が必要であり、さらに好ま
しくは、10モル%以下が良い。けん化度が40モル%を越
えると塩化ビニル系モノマーに全く不溶性となるために
塩化ビニル系樹脂の充てん比重が低下するので好ましく
ない。
また、重合用助剤(B)の重合度は50以上のものが好ま
しい。
本発明で用いられる主分散剤(A)としてはメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体、ゼラチン、あるいはPVAな
どの水溶性高分子が挙げられるが、なかでもPVAが好ま
しい。
PVAを主分散剤(A)として用いる場合には、けん化
度65〜95モル%、重合度200〜3000のPVAが好ましい。上
述の主分散剤(A)として用いられるPVAとしてはカル
ボキシル基、スルホン酸基等のアニオン性基、アミノ
基、アンモニウム基等のカチオン性基、環状あるいは非
環状アミド基、長鎖アルキル基等を10モル%以下の少量
含有するものも使用することができる。
本発明の分散安定剤は主分散剤(A)と側鎖にアミノ
基あるいはアンモニウム基またはカルボキシル基を0.01
〜10モル%含有し、ビニルエステル単位のけん化度が0
〜40モル%のビニルエステル系重合体を重合体を重合用
助剤(B)として併用して使用することが必要である
が、(A)と(B)の重量比率が(A)/(B)=90/1
0〜30/70、さらに好ましくは(A)/(B)=80/20〜4
0/60の範囲から選ばれることが好ましい。この範囲から
外れる場合には、場合により、上述の(i)〜(iii)
の性能と重合安定性を同時に満足することができないこ
とがある。
上記の方法で得られる分散安定剤を用いて塩化ビニル
単独またはこれを主体とし、これと共重合しうるモノマ
ーとの混合物を懸濁重合する際には、塩化ビニルモノマ
ーまたはこれと共重合しうるモノマーとの混合物を水中
に分散させ分散安定剤の存在下に油溶性触媒の存在下で
行なわれる。
分散安定剤の添加方法は、通常は、主分散剤(A)は
水溶液として重合系に添加され、重合用助剤(B)は、
粉末のまま、もしくは塩化ビニル系モノマーに溶解させ
て仕込むか、水分散体を主分散剤(A)仕込時に同時に
仕込む方法が採用される。
分散安定剤は塩化ビニルモノマーまたはこれを主体と
しこれと共重合しうるモノマーとの混合物に対して0.01
〜0.2重量%、好ましくは0.03〜0.07重量%使用され
る。
又、懸濁重合に際して用いられる触媒は油溶性の触媒で
あればいずれでもよく、例えばベンゾイルパーオキサイ
ド、ラウロイルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオ
キシジカーボネート、2,2′−アゾイソブチロニトリ
ル、2,2′−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリルあ
るいはこれらの混合物が使用される。
重合温度は30〜100℃程度の範囲から選択される。
重合時に1種または2種以上のノニオン系界面活性剤
及び/またはアニオン系界面活性剤を併用することもで
きる。
以上、主としては塩化ビニルの重合について説明して
きたが、本発明の分散安定剤は必ずしも塩化ビニルの重
合用に限定されるものではなく、塩化ビニリデン、アル
キルビニルエーテル、酢酸ビニル、アクリル酸およびそ
のエステル、メタアクリル酸およびそのエステル、マレ
イン酸およびその無水物、イタコン酸、スチレン、塩化
ビニル、アクリロニトリル、イソプレン、イソブテン、
ブタジエンなどのα−オレフインおよびエチレンなどの
群からなる1種または2種以上の成分を含有するビニル
系化合物の懸濁重合用にも用いられる。
E.作用および発明の効果 本発明の分散安定剤は主分散剤(A)と重合用助剤
(B)として側鎖にアミノ基あるいはアンモニウム基ま
たはカルボキシル基を0.01〜10モル%含有し、ビニルエ
ステル単位のけん化度が0〜40モル%のビニルエステル
系重合体とを併用してなり、特に、(A)と(B)との
併用割合が、重量比で(A)/(B)=90/10〜30/70の
場合、さらに好ましくは(A)/(B)=80/20〜40/60
の場合には、これを用いて塩化ビニル系モノマーを懸濁
重合する場合、再現性よくほぼ同一の粒径分布をもち、
粒径分布がシヤープで、各粒子が多孔性でしかも均一性
にすぐれ、更に充てん比重も大きい塩化ビニル系樹脂粒
子が得られることが特徴である。
このような顕著な効果が得られる理由については不明
であるが、以下のように推定される。即ち、本発明の分
散安定剤の主分散剤(A)は塩化ビニルの懸濁重合時、
塩化ビニルの液滴に吸着して保護コロイド性を発揮し、
重合安定性をよくして粒子径分布を均一にする作用を有
するにの対し、重合用助剤(B)としてのビニルエステ
ル系重合体は、塩化ビニルモノマー滴に溶解あるいは分
散して塩化ビニルモノマー滴の内側から作用し、粒子の
多孔性、均一性を高めるためと考えられる。
以下に実施例をあげて本発明を更にくわしく説明する
が本発明の分散安定剤はこれらの実施例のみに限定され
るものではない。実施例中、部は重量部を示す。
実施例1〜4,比較例1〜7 100lグラスライニングオートクレーブに脱イオン水15
0部、[表−1,2]に示す各種の分散安定剤およびジ−2
−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート0.2部を仕
込み、オートクレーブ内を50mmHgとなるまで脱気して酸
素を除いた後、塩化ビニルモノマーを100部仕込み、回
転数400rpmで攪拌下に57℃に昇温して重合を行った。
重合開始時、オートクレーブ内の圧力は8.0kg/cm2Gで
あったが、重合開始7時間後に4.0kg/cm2Gとなったの
で、この時点で重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマ
ーをパージし、内容物を取り出し脱水乾燥した。
塩化ビニル樹脂の重合収率は85%で、平均重合度は11
00であった。
得られた塩化ビニル樹脂の性能を表−3に示す。
(1)粒径分布:タイラ−メツシユ基準の金網を使用し
て乾式篩分析により測定した。
(2)充てん比重:JIS K6721−1959によって測定した。
(3)粒子多孔性の均一性:塩化ビニル樹脂100部、ジ
オクチルフタレート50部、ジブチル錫マレエート1部、
セチルアルコール1部、チタン白0.25部、カーボンブラ
ツク0.1部の混合物を150℃のロールで所定時間混練し、
肉厚0.2mmのシートを作成しこれに光を透過させて100cm
2当りのシート中に含まれるフイツシユ・アイの数を数
えた。フイツシユ・アイが短時間のうちになくなるもの
ほど粒子多孔性の均一性がよいことを示している。
(4)可塑剤吸収性:プラストグラフに接続させたプラ
ネタリーミキサーを用い、80℃に保った容器内に塩化ビ
ニル樹脂100部、ジオクチルフタレート50部を投入し、
攪拌しながら各時間毎の混練トルクを記録し、混練トル
クが低下した点における混練時間で表示する。
(5)残留塩化ビニルモノマー:塩化ビニル樹脂の一定
量をテトラヒドロフランに溶解してガスクロマトグラフ
により塩化ビニル樹脂中の塩化ビニルモノマー含有量を
定量した。
実施例5〜8 分散剤の種類と使用量を表−4(主として、(A)/
(B)の重量比を変更した)に示すように変更した以外
は、実施例1〜4と同様に行った。
得られた塩化ビニルの性能を表−5に示す。
実施例9〜11,比較例8 分散剤の種類と使用量を表−6(主として、ビニルエ
ステル系重合体のけん化度を変更した。)に示すように
変更した以外は実施例1〜4と同様に行った。得られた
塩化ビニル樹脂の性能を表−7に示す。
比較例9〜14 分散剤の種類と使用量を表−8に示すように変更した
以外は実施例1〜4と同様に行った。得られた塩化ビニ
ル樹脂の性能を表−9に示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性高分子からなる主分散剤(A)と、
    側鎖にアミノ基、アンモニウム基またはカルボキシル基
    を0.01〜10モル%含有し、ビニルエステル単位のけん化
    度が0〜40モル%であるビニルエステル系重合体(但
    し、エチレン・ビニルエステル共重合体およびその部分
    けん化物を除く)からなる重合用助剤(B)とを併用し
    てなるビニル系化合物の懸濁重合用の分散安定剤。
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