JP2566160Y2 - 静止画映像記録再生装置 - Google Patents
静止画映像記録再生装置Info
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- JP2566160Y2 JP2566160Y2 JP1991098824U JP9882491U JP2566160Y2 JP 2566160 Y2 JP2566160 Y2 JP 2566160Y2 JP 1991098824 U JP1991098824 U JP 1991098824U JP 9882491 U JP9882491 U JP 9882491U JP 2566160 Y2 JP2566160 Y2 JP 2566160Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばデジタルオー
ディオテープ(以下、DATという)等の記録媒体に、
撮像した被写体の画情報を記録するとともにモニターに
再生表示させる静止画映像記録再生装置に係り、特に上
記画情報の記録に対応させて該被写体の色度情報を記録
し、該色度情報をモニター上にスーパーインポーズし、
乃至は該色度情報を利用してモニター上の表示映像の色
補正を行う装置に関する。
ディオテープ(以下、DATという)等の記録媒体に、
撮像した被写体の画情報を記録するとともにモニターに
再生表示させる静止画映像記録再生装置に係り、特に上
記画情報の記録に対応させて該被写体の色度情報を記録
し、該色度情報をモニター上にスーパーインポーズし、
乃至は該色度情報を利用してモニター上の表示映像の色
補正を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科技工士は擬歯を形成する際に
必要な歯に関する形と色の情報を別々の面から得てい
た。すなわち、歯の形はレントゲン写真等から、また歯
の色は正確を期すべく色彩色度計等で測定された色度情
報から得ている。一方、歯科医では歯の撮影を行い、こ
れを静止画映像装置で再生して歯の治療具合を患者に見
せるという方法が採られている。そこで、この映像を歯
科技工士への歯の情報として用いるという方法が考えら
れる。
必要な歯に関する形と色の情報を別々の面から得てい
た。すなわち、歯の形はレントゲン写真等から、また歯
の色は正確を期すべく色彩色度計等で測定された色度情
報から得ている。一方、歯科医では歯の撮影を行い、こ
れを静止画映像装置で再生して歯の治療具合を患者に見
せるという方法が採られている。そこで、この映像を歯
科技工士への歯の情報として用いるという方法が考えら
れる。
【0003】ところで、近年、デジタル情報の記録、再
生用としてデジタルオーディオテープ(以下、DATと
いう)レコーダが利用されつつある。このDATのフォ
ーマットは規格化されており、各トラックにはメインデ
ータ領域、サブコードデータ領域その他トラッキングの
ための領域が形成されている。
生用としてデジタルオーディオテープ(以下、DATと
いう)レコーダが利用されつつある。このDATのフォ
ーマットは規格化されており、各トラックにはメインデ
ータ領域、サブコードデータ領域その他トラッキングの
ための領域が形成されている。
【0004】上記メインデータ領域に加えてサブコード
データ領域の記憶情報を利用したDATレコーダが種々
提案されている。例えば、サブコード情報を用いて高速
サーチを可能にする技術(特開平2−94149号公
報)、インデックス情報をサブコードデータ領域のデー
タを用いて修復する技術(特開平1−264683号公
報)、サブコード中の正しいデータのみ読み取って再生
する技術(特開平2−11585号公報)が提案されて
いる。
データ領域の記憶情報を利用したDATレコーダが種々
提案されている。例えば、サブコード情報を用いて高速
サーチを可能にする技術(特開平2−94149号公
報)、インデックス情報をサブコードデータ領域のデー
タを用いて修復する技術(特開平1−264683号公
報)、サブコード中の正しいデータのみ読み取って再生
する技術(特開平2−11585号公報)が提案されて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記したように、歯の
映像を歯科技工士への歯の情報として利用する場合、映
像信号に変換され、映像装置上に再生された歯の色は正
確さに欠けるという問題がある。これを解決するため
に、例えばDAT上のメインデータ領域に撮影画情報
を、サブコードデータ領域に色度情報を記録し、必要時
に再生し、ないしは再生映像の色補正を施す方法が考え
られる。ところで、上記従来のDATレコーダに関する
技術は、サブコードデータ領域のデータを利用したもの
ではあるが、該サブデータは色度情報に関するものでは
なく、また、それを積極的に再生させ、あるいはサブデ
ータでメインデータ再生時の色補正を行うものではな
い。
映像を歯科技工士への歯の情報として利用する場合、映
像信号に変換され、映像装置上に再生された歯の色は正
確さに欠けるという問題がある。これを解決するため
に、例えばDAT上のメインデータ領域に撮影画情報
を、サブコードデータ領域に色度情報を記録し、必要時
に再生し、ないしは再生映像の色補正を施す方法が考え
られる。ところで、上記従来のDATレコーダに関する
技術は、サブコードデータ領域のデータを利用したもの
ではあるが、該サブデータは色度情報に関するものでは
なく、また、それを積極的に再生させ、あるいはサブデ
ータでメインデータ再生時の色補正を行うものではな
い。
【0006】この考案は、上記に鑑みてなされたもの
で、撮像した画情報を該撮像画の色度情報とともに対応
付けて記録させ、必要時に両情報を再生し、ないしは色
度情報で再生された歯映像の色補正を行う静止画映像記
録再生装置を提供することを目的とする。
で、撮像した画情報を該撮像画の色度情報とともに対応
付けて記録させ、必要時に両情報を再生し、ないしは色
度情報で再生された歯映像の色補正を行う静止画映像記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案に係る静止画映
像記録再生装置は、被写体を撮像する撮像手段と、撮像
した画情報を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上
記被写体の特定の個所の色を測定し、色に関する情報を
得る色情報検出手段と、得られた色に関する情報を上記
記録媒体の記録画情報と対応付けて記録する色情報記録
手段と、モニター装置と、上記記録媒体に記録された画
情報を映像信号にして上記モニター装置に再生させる再
生制御手段とを備え、上記色情報を上記映像信号に重畳
して上記モニター装置に出力するようにしたものである
(請求項1)。
像記録再生装置は、被写体を撮像する撮像手段と、撮像
した画情報を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上
記被写体の特定の個所の色を測定し、色に関する情報を
得る色情報検出手段と、得られた色に関する情報を上記
記録媒体の記録画情報と対応付けて記録する色情報記録
手段と、モニター装置と、上記記録媒体に記録された画
情報を映像信号にして上記モニター装置に再生させる再
生制御手段とを備え、上記色情報を上記映像信号に重畳
して上記モニター装置に出力するようにしたものである
(請求項1)。
【0008】また、色度情報記録手段からの色情報に基
づいて映像信号の色補正を行う色補正手段を備えたもの
である(請求項2)。
づいて映像信号の色補正を行う色補正手段を備えたもの
である(請求項2)。
【0009】また、この考案に係る静止画映像記録再生
装置は、被写体を撮像する撮像手段と、撮像した画情報
を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上記被写体の
特定の個所の色を測定し、色に関する情報を得る色情報
検出手段と、得られた色に関する情報を上記記録媒体の
記録画情報と対応付けて記録する色情報記録手段と、モ
ニター装置と、上記記録媒体に記録された画情報を映像
信号にして上記モニター装置に再生させる再生制御手段
と、上記色情報記録手段からの色情報に基づいて映像信
号の色補正を行う色補正手段とを備えたものである(請
求項3)。
装置は、被写体を撮像する撮像手段と、撮像した画情報
を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上記被写体の
特定の個所の色を測定し、色に関する情報を得る色情報
検出手段と、得られた色に関する情報を上記記録媒体の
記録画情報と対応付けて記録する色情報記録手段と、モ
ニター装置と、上記記録媒体に記録された画情報を映像
信号にして上記モニター装置に再生させる再生制御手段
と、上記色情報記録手段からの色情報に基づいて映像信
号の色補正を行う色補正手段とを備えたものである(請
求項3)。
【0010】また、色情報を得る手段として色彩色差計
を用いたものである(請求項4)。
を用いたものである(請求項4)。
【0011】
【作用】請求項1記載の考案によれば、撮像手段で撮像
された被写体は画情報記録手段により記録媒体に書き込
まれ、一方、上記被写体の特定の個所の色を測定して得
られた色に関する情報が、色度情報記録手段により上記
記録媒体に上記記録画情報と対応付けられて記録され
る。そして、上記記録媒体に記録された画情報は映像信
号に変換されてモニター装置に再生される。このとき、
上記色情報は、例えば数値等の文字データとして上記映
像信号に重畳されて上記モニター装置に出力され、スー
パーインポーズされる。
された被写体は画情報記録手段により記録媒体に書き込
まれ、一方、上記被写体の特定の個所の色を測定して得
られた色に関する情報が、色度情報記録手段により上記
記録媒体に上記記録画情報と対応付けられて記録され
る。そして、上記記録媒体に記録された画情報は映像信
号に変換されてモニター装置に再生される。このとき、
上記色情報は、例えば数値等の文字データとして上記映
像信号に重畳されて上記モニター装置に出力され、スー
パーインポーズされる。
【0012】請求項2記載の考案によれば、被写体の映
像は、色情報記録手段からの色情報によって色補正を施
されてモニターに再生される。
像は、色情報記録手段からの色情報によって色補正を施
されてモニターに再生される。
【0013】請求項3記載の考案によれば、記録媒体に
記録された画情報は映像信号に変換されてモニター装置
に再生される。このとき、被写体の映像は、色情報記録
手段からの色情報によって色補正を施されてモニターに
再生される。
記録された画情報は映像信号に変換されてモニター装置
に再生される。このとき、被写体の映像は、色情報記録
手段からの色情報によって色補正を施されてモニターに
再生される。
【0014】請求項4記載の考案によれば、色情報は色
彩色差計により測定される。
彩色差計により測定される。
【0015】
【実施例】図1は、この考案に係る静止画映像記録再生
装置の実施例を示すブロック図である。図に示すよう
に、静止画映像記録再生装置は色彩色差計2、色彩色差
計2の測光部3、撮像装置4、DATレコーダ5、色信
号補正回路6、映像信号処理回路7及びモニターテレビ
8から構成されている。
装置の実施例を示すブロック図である。図に示すよう
に、静止画映像記録再生装置は色彩色差計2、色彩色差
計2の測光部3、撮像装置4、DATレコーダ5、色信
号補正回路6、映像信号処理回路7及びモニターテレビ
8から構成されている。
【0016】色彩色差計2の測光部3は、本装置が歯科
における患者の治療歯の形と色データの再生用として用
いられる場合には、患者の治療歯の色測定を行うもので
ある。歯の色は擬歯作成の上で高い精度が要求される。
ここでは、測色手段として公知の色彩色差計等が用いら
れ、例えば白色光を測定位置(口部1治療対象の歯)に
照射し、該測定位置からの反射光を複数の色フィルター
で分光抽出等するものである。色彩色差計2は測光部3
での分光抽出データを取り込んで所定の色空間での色度
情報に変換するものである。撮像装置4は、例えば電子
スチルカメラ等の静止画撮像装置が用いられ、上記測光
位置の治療対象の歯を含む、例えば口部1の全体を被写
体としてを撮像するものである。該撮像装置4には、そ
の撮像範囲の略中央に、例えば枠状のエリアマークが設
けられており、撮像時に測光対象がこのエリアマーク内
に収まるようにして撮影が行われる。
における患者の治療歯の形と色データの再生用として用
いられる場合には、患者の治療歯の色測定を行うもので
ある。歯の色は擬歯作成の上で高い精度が要求される。
ここでは、測色手段として公知の色彩色差計等が用いら
れ、例えば白色光を測定位置(口部1治療対象の歯)に
照射し、該測定位置からの反射光を複数の色フィルター
で分光抽出等するものである。色彩色差計2は測光部3
での分光抽出データを取り込んで所定の色空間での色度
情報に変換するものである。撮像装置4は、例えば電子
スチルカメラ等の静止画撮像装置が用いられ、上記測光
位置の治療対象の歯を含む、例えば口部1の全体を被写
体としてを撮像するものである。該撮像装置4には、そ
の撮像範囲の略中央に、例えば枠状のエリアマークが設
けられており、撮像時に測光対象がこのエリアマーク内
に収まるようにして撮影が行われる。
【0017】DATレコーダ5は内部に、入力データを
DATに書き込み、かつ読み出すための信号処理手段、
テープ駆動系、記録ヘッド及びこれらの動作を制御する
コンピュータ等の制御部を備え、上記色彩色差計2及び
撮像装置4で得られた色度情報、測光位置情報及び被写
体の画情報をDATに記録し、必要時に再生するもので
ある。DATは、前述したように規格化されたフォーマ
ットのトラックTを有する。
DATに書き込み、かつ読み出すための信号処理手段、
テープ駆動系、記録ヘッド及びこれらの動作を制御する
コンピュータ等の制御部を備え、上記色彩色差計2及び
撮像装置4で得られた色度情報、測光位置情報及び被写
体の画情報をDATに記録し、必要時に再生するもので
ある。DATは、前述したように規格化されたフォーマ
ットのトラックTを有する。
【0018】図2は該トラックTの構成を示すもので、
それぞれのトラックTは、中央部分に画情報を記録する
ためのメインデータ領域MA、周辺部に頭出し信号、プ
ログラムナンバー、テープ始端からの絶対時間等のデー
タが記録可能にされたサブコードデータ領域SA、上記
両領域間であってトラッキング制御用の信号を記録する
ATF領域等が形成されている。なお、サブコードデー
タ領域SAのデータは、メインデータ領域MAのデータ
と同様記録再生しうるようになっている。そして、DA
Tレコーダ5は、撮像装置4から取り込まれた画情報を
メインデータ領域MAに書き込ませ、色彩色差計2から
取り込まれた色度情報と測光位置情報とを上記画情報と
同一トラックTのサブコードデータ領域SAに書き込ま
せるように内部の制御部によって制御される。また、画
情報と色度情報とを同一トラック上に記録することによ
り両情報の書き込み動作が迅速となり、かつ読み出しも
同時に行えるので、後述の再生制御が容易となる。
それぞれのトラックTは、中央部分に画情報を記録する
ためのメインデータ領域MA、周辺部に頭出し信号、プ
ログラムナンバー、テープ始端からの絶対時間等のデー
タが記録可能にされたサブコードデータ領域SA、上記
両領域間であってトラッキング制御用の信号を記録する
ATF領域等が形成されている。なお、サブコードデー
タ領域SAのデータは、メインデータ領域MAのデータ
と同様記録再生しうるようになっている。そして、DA
Tレコーダ5は、撮像装置4から取り込まれた画情報を
メインデータ領域MAに書き込ませ、色彩色差計2から
取り込まれた色度情報と測光位置情報とを上記画情報と
同一トラックTのサブコードデータ領域SAに書き込ま
せるように内部の制御部によって制御される。また、画
情報と色度情報とを同一トラック上に記録することによ
り両情報の書き込み動作が迅速となり、かつ読み出しも
同時に行えるので、後述の再生制御が容易となる。
【0019】色信号補正回路6はDATレコーダ5から
読み出された画情報と色度情報とから再生映像の、特に
色相、採度が忠実に再現されるように色補正を施すもの
である。すなわち、色信号補正回路6は色彩色差計2及
び測光部3の特性及びモニターテレビ8の色特性に関す
るデータが予め記憶されており、かかる記憶データに基
づいて上記画情報である例えばR,G,Bの各信号に補
正を施す。この色補正は上記測光位置情報に基づく範
囲、すなわち前記エリアマーク内の画情報についてのみ
行われる。なお、色差情報が画情報にスーパーインポー
ズされるときは、表示された色度情報のみで色情報を確
認することができるので、特に色補正を施すことなく再
生してもよい。
読み出された画情報と色度情報とから再生映像の、特に
色相、採度が忠実に再現されるように色補正を施すもの
である。すなわち、色信号補正回路6は色彩色差計2及
び測光部3の特性及びモニターテレビ8の色特性に関す
るデータが予め記憶されており、かかる記憶データに基
づいて上記画情報である例えばR,G,Bの各信号に補
正を施す。この色補正は上記測光位置情報に基づく範
囲、すなわち前記エリアマーク内の画情報についてのみ
行われる。なお、色差情報が画情報にスーパーインポー
ズされるときは、表示された色度情報のみで色情報を確
認することができるので、特に色補正を施すことなく再
生してもよい。
【0020】映像信号処理回路7は上記R,G,B信号
を輝度信号C及び色差信号Yに変換するとともに、テレ
ビ信号としてのNTSC信号に変換して出力するもので
ある。また、映像信号処理回路7は内部にキャラクタジ
ェネレータ71を有し、DATレコーダ5から送入され
た色度情報を該キャラクタジェネレータ71を介して、
文字、数字等の文字データに変換し、更に画信号に重畳
(スーパーインポーズ)して、モニターテレビ8に出力
するものである。モニターテレビ8は映像信号処理回路
7からの信号を再生表示するものである。なお、上記映
像信号処理回路7は、操作スイッチ72を備え、該操作
スイッチ72がオンされると、スーパーインポーズを行
い、オフにされると、撮像された画信号のみが再生され
るようにしている。
を輝度信号C及び色差信号Yに変換するとともに、テレ
ビ信号としてのNTSC信号に変換して出力するもので
ある。また、映像信号処理回路7は内部にキャラクタジ
ェネレータ71を有し、DATレコーダ5から送入され
た色度情報を該キャラクタジェネレータ71を介して、
文字、数字等の文字データに変換し、更に画信号に重畳
(スーパーインポーズ)して、モニターテレビ8に出力
するものである。モニターテレビ8は映像信号処理回路
7からの信号を再生表示するものである。なお、上記映
像信号処理回路7は、操作スイッチ72を備え、該操作
スイッチ72がオンされると、スーパーインポーズを行
い、オフにされると、撮像された画信号のみが再生され
るようにしている。
【0021】図3は、モニターテレビ8上に再生映像の
静止画を示すもので、図(a)は色度情報がスーパーイ
ンポーズされた状態、図(b)は画映像のみ表示された
状態を示している。
静止画を示すもので、図(a)は色度情報がスーパーイ
ンポーズされた状態、図(b)は画映像のみ表示された
状態を示している。
【0022】同図(a)において、100は測光位置情
報に基づいて表示されるマーカで、前述した撮像装置4
に設けられたエリアマークに相当するものである。10
1は該マーカ100内の色度情報をX値,Y値で表わし
た文字,数値である。そして、操作スイッチ72がオフ
にされると、同図(b)のようにマーカ100及び文
字,数値101は画面から消去される。
報に基づいて表示されるマーカで、前述した撮像装置4
に設けられたエリアマークに相当するものである。10
1は該マーカ100内の色度情報をX値,Y値で表わし
た文字,数値である。そして、操作スイッチ72がオフ
にされると、同図(b)のようにマーカ100及び文
字,数値101は画面から消去される。
【0023】なお、測光部3は、その測光位置が上記マ
ーカ表示位置に対応するように撮像装置4に装着された
形で撮像動作と同時的に測光が行われるのが好ましい。
あるいはマーカ100を測光位置情報に基づいて再生画
面上で測光位置へ移動可能にしうるようにしてもよい。
ーカ表示位置に対応するように撮像装置4に装着された
形で撮像動作と同時的に測光が行われるのが好ましい。
あるいはマーカ100を測光位置情報に基づいて再生画
面上で測光位置へ移動可能にしうるようにしてもよい。
【0024】また、本実施例では、記録媒体としてDA
Tを用いて説明したが、これに限定されず、光磁気ディ
スク、フロッピィーディスク等でもよく、画情報と色度
情報とが対応付けられて記録されればよい。更に、被写
体としては歯に限らず、画情報と該画情報の色データと
が必要な被写体全般に適用可能である。
Tを用いて説明したが、これに限定されず、光磁気ディ
スク、フロッピィーディスク等でもよく、画情報と色度
情報とが対応付けられて記録されればよい。更に、被写
体としては歯に限らず、画情報と該画情報の色データと
が必要な被写体全般に適用可能である。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、撮像手段で撮像された被写体の画情報と該被写体の
色情報とを対応付けて記録するようにしたので、画情報
と色情報を同時に記録しうるとともに、両情報の管理が
容易となる。また、モニター装置への再生時に上記色情
報を上記映像信号に重畳してモニターに出力するように
したので、定量的に色の判断ができるとともに、モニタ
ー装置上で判断し得ない色に対しても色情報を取り違え
ることがなくなる。
ば、撮像手段で撮像された被写体の画情報と該被写体の
色情報とを対応付けて記録するようにしたので、画情報
と色情報を同時に記録しうるとともに、両情報の管理が
容易となる。また、モニター装置への再生時に上記色情
報を上記映像信号に重畳してモニターに出力するように
したので、定量的に色の判断ができるとともに、モニタ
ー装置上で判断し得ない色に対しても色情報を取り違え
ることがなくなる。
【0026】また、モニター装置への重畳又は単独再生
時において、上記色情報で映像の色補正をするので、よ
り忠実な色再現が可能となる。
時において、上記色情報で映像の色補正をするので、よ
り忠実な色再現が可能となる。
【0027】更に、色情報を色彩色差計で測定すること
により高精度の色情報が得られ、精度の要求される対象
に対しても充分適用可能となる。
により高精度の色情報が得られ、精度の要求される対象
に対しても充分適用可能となる。
【図1】この考案に係る静止画映像記録再生装置の実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図2】記録媒体であるDATのトラックTの構成を示
す。
す。
【図3】モニターテレビ8上に再生映像の静止画を示す
もので、図(a)は色度情報がスーパーインポーズされ
た状態、図(b)は画映像のみ表示された状態を示して
いる。
もので、図(a)は色度情報がスーパーインポーズされ
た状態、図(b)は画映像のみ表示された状態を示して
いる。
1 歯を含む口部 2 色彩色差計 3 測光部 4 撮像装置 5 DATレコーダ 6 色信号補正回路 7 映像信号処理回路(再生制御手段) 71 キャラクタジェネレータ 72 操作スイッチ 8 モニターテレビ 100 マーカ 101 文字,数値 T トラック MA メインデータ領域 SA サブコードデータ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐々木 元 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)考案者 本田 努 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段と、撮像した
画情報を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上記被
写体の特定の個所の色を測定し、色に関する情報を得る
色情報検出手段と、得られた色に関する情報を上記記録
媒体の記録画情報と対応付けて記録する色情報記録手段
と、モニター装置と、上記記録媒体に記録された画情報
を映像信号にして上記モニター装置に再生させる再生制
御手段とを備え、上記色情報を上記映像信号に重畳して
上記モニター装置に出力することを特徴とする静止画映
像記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の静止画映像記録再生装置
において、上記色情報記録手段からの色情報に基づいて
映像信号の色補正を行う色補正手段を備えた静止画映像
記録再生装置。 - 【請求項3】 被写体を撮像する撮像手段と、撮像した
画情報を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上記被
写体の特定の個所の色を測定し、色に関する情報を得る
色情報検出手段と、得られた色に関する情報を上記記録
媒体の記録画情報と対応付けて記録する色情報記録手段
と、モニター装置と、上記記録媒体に記録された画情報
を映像信号にして上記モニター装置に再生させる再生制
御手段と、上記色情報記録手段からの色情報に基づいて
映像信号の色補正を行う色補正手段とを備えたことを特
徴とする静止画映像記録再生装置。 - 【請求項4】 前記色情報を得る手段は、色彩色差計で
あることを特徴とする請求項1又は3記載の静止画映像
記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098824U JP2566160Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 静止画映像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098824U JP2566160Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 静止画映像記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548485U JPH0548485U (ja) | 1993-06-25 |
JP2566160Y2 true JP2566160Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=14230051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991098824U Expired - Lifetime JP2566160Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 静止画映像記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566160Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02312480A (ja) * | 1989-05-29 | 1990-12-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオフロッピーカメラ |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991098824U patent/JP2566160Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02312480A (ja) * | 1989-05-29 | 1990-12-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオフロッピーカメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548485U (ja) | 1993-06-25 |
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