JPH0548485U - 静止画映像記録再生装置 - Google Patents

静止画映像記録再生装置

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JPH0548485U
JPH0548485U JP9882491U JP9882491U JPH0548485U JP H0548485 U JPH0548485 U JP H0548485U JP 9882491 U JP9882491 U JP 9882491U JP 9882491 U JP9882491 U JP 9882491U JP H0548485 U JPH0548485 U JP H0548485U
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康裕 森本
弘和 鳴戸
武司 尾越
元 佐々木
努 本田
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ミノルタカメラ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像した画情報を該撮影画の色度情報ととも
に対応付けて記録させ、必要時に両情報を再生する静止
画映像記録再生装置を提供する。 【構成】 被写体1を撮像する撮像手段4と、撮像した
画情報を記録媒体に記録する画情報記録手段5と、上記
被写体の一部の色度情報を得る手段2,3と、得られた
色度情報を上記記録媒体の記録画情報と対応付けて記録
する色度情報記録手段5と、モニター装置8と、上記記
録媒体に記録された画情報を映像信号にして上記モニタ
ー装置に再生させる再生制御手段7とを備え、上記色度
情報を上記映像信号に重畳してモニターに出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばデジタルオーディオテープ(以下、DATという)等の 記録媒体に、撮像した被写体の画情報を記録するとともにモニターに再生表示さ せる静止画映像記録再生装置に係り、特に上記画情報の記録に対応させて該被写 体の色度情報を記録し、該色度情報をモニター上にスーパーインポーズし、乃至 は該色度情報を利用してモニター上の表示映像の色補正を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯科技工士は擬歯を形成する際に必要な歯に関する形と色の情報を別々 の面から得ていた。すなわち、歯の形はレントゲン写真等から、また歯の色は正 確を期すべく色彩色度計等で測定された色度情報から得ている。一方、歯科医で は歯の撮影を行い、これを静止画映像装置で再生して歯の治療具合を患者に見せ るという方法が採られている。そこで、この映像を歯科技工士への歯の情報とし て用いるという方法が考えられる。
【0003】 ところで、近年、デジタル情報の記録、再生用としてデジタルオーディオテー プ(以下、DATという)レコーダが利用されつつある。このDATのフォーマ ットは規格化されており、各トラックにはメインデータ領域、サブコードデータ 領域その他トラッキングのための領域が形成されている。
【0004】 上記メインデータ領域に加えてサブコードデータ領域の記憶情報を利用したD ATレコーダが種々提案されている。例えば、サブコード情報を用いて高速サー チを可能にする技術(特開平2−94149号公報)、インデックス情報をサブ コードデータ領域のデータを用いて修復する技術(特開平1−264683号公 報)、サブコード中の正しいデータのみ読み取って再生する技術(特開平2−1 1585号公報)が提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように、歯の映像を歯科技工士への歯の情報として利用する場合、映 像信号に変換され、映像装置上に再生された歯の色は正確さに欠けるという問題 がある。これを解決するために、例えばDAT上のメインデータ領域に撮影画情 報を、サブコードデータ領域に色度情報を記録し、必要時に再生し、ないしは再 生映像の色補正を施す方法が考えられる。ところで、上記従来のDATレコーダ に関する技術は、サブコードデータ領域のデータを利用したものではあるが、該 サブデータは色度情報に関するものではなく、また、それを積極的に再生させ、 あるいはサブデータでメインデータ再生時の色補正を行うものではない。
【0006】 この考案は、上記に鑑みてなされたもので、撮像した画情報を該撮像画の色度 情報とともに対応付けて記録させ、必要時に両情報を再生し、ないしは色度情報 で再生された歯映像の色補正を行う静止画映像記録再生装置を提供することを目 的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る静止画映像記録再生装置は、被写体を撮像する撮像手段と、撮 像した画情報を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上記被写体の一部の色度 情報を得る手段と、得られた色度情報を上記記録媒体の記録画情報と対応付けて 記録する色度情報記録手段と、モニター装置と、上記記録媒体に記録された画情 報を映像信号にして上記モニター装置に再生させる再生制御手段とを備え、上記 色度情報を上記映像信号に重畳してモニターに出力するようにしたものである( 請求項1)。
【0008】 また、色度情報記録手段から読み出されて再生された色度情報に基づいて映像 信号の色補正を行う色度補正手段を備えたものである(請求項2)。
【0009】 更に、色度情報を得る手段として色彩色差計を用いたものである(請求項3) 。
【0010】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、撮像手段で撮像された被写体は画情報記録手段 により記録媒体に書き込まれ、一方、上記被写体の一部の色度情報は色度情報記 録手段により上記記録媒体に上記記録画情報と対応付けられて記録される。そし て、上記記録媒体に記録された画情報は映像信号に変換されて上記モニター装置 に再生される。このとき、上記色度情報は、例えば数値等の文字データとして上 記映像信号に重畳されてモニター装置に出力され、スーパーインポーズされる。
【0011】 請求項2記載の考案によれば、被写体の映像は、色度情報記録手段から読み出 されて再生された色度情報によって色補正を施されてモニターに再生される。
【0012】 請求項3記載の考案によれば、色度情報は色彩色差計により測定される。
【0013】
【実施例】
図1は、この考案に係る静止画映像記録再生装置の実施例を示すブロック図で ある。 図に示すように、静止画映像記録再生装置は色彩色差計2、色彩色差計2の測 光部3、撮像装置4、DATレコーダ5、色信号補正回路6、映像信号処理回路 7及びモニターテレビ8から構成されている。
【0014】 色彩色差計2の測光部3は、本装置が歯科における患者の治療歯の形と色デー タの再生用として用いられる場合には、患者の治療歯の色測定を行うものである 。歯の色は擬歯作成の上で高い精度が要求される。ここでは、測色手段として公 知の色彩色差計等が用いられ、例えば白色光を測定位置(口部1治療対象の歯) に照射し、該測定位置からの反射光を複数の色フィルターで分光抽出等するもの である。色彩色差計2は測光部3での分光抽出データを取り込んで所定の色空間 での色度情報に変換するものである。撮像装置4は、例えば電子スチルカメラ等 の静止画撮像装置が用いられ、上記測光位置の治療対象の歯を含む、例えば口部 1の全体を被写体としてを撮像するものである。該撮像装置4には、その撮像範 囲の略中央に、例えば枠状のエリアマークが設けられており、撮像時に測光対象 がこのエリアマーク内に収まるようにして撮影が行われる。
【0015】 DATレコーダ5は内部に、入力データをDATに書き込み、かつ読み出すた めの信号処理手段、テープ駆動系、記録ヘッド及びこれらの動作を制御するコン ピュータ等の制御部を備え、上記色彩色差計2及び撮像装置4で得られた色度情 報、測光位置情報及び被写体の画情報をDATに記録し、必要時に再生するもの である。DATは、前述したように規格化されたフォーマットのトラックTを有 する。
【0016】 図2は該トラックTの構成を示すもので、それぞれのトラックTは、中央部分 に画情報を記録するためのメインデータ領域MA、周辺部に頭出し信号、プログ ラムナンバー、テープ始端からの絶対時間等のデータが記録可能にされたサブコ ードデータ領域SA、上記両領域間であってトラッキング制御用の信号を記録す るATF領域等が形成されている。なお、サブコードデータ領域SAのデータは 、メインデータ領域MAのデータと同様記録再生しうるようになっている。そし て、DATレコーダ5は、撮像装置4から取り込まれた画情報をメインデータ領 域MAに書き込ませ、色彩色差計2から取り込まれた色度情報と測光位置情報と を上記画情報と同一トラックTのサブコードデータ領域SAに書き込ませるよう に内部の制御部によって制御される。また、画情報と色度情報とを同一トラック 上に記録することにより両情報の書き込み動作が迅速となり、かつ読み出しも同 時に行えるので、後述の再生制御が容易となる。
【0017】 色信号補正回路6はDATレコーダ5から読み出された画情報と色度情報とか ら再生映像の、特に色相、採度が忠実に再現されるように色補正を施すものであ る。すなわち、色信号補正回路6は色彩色差計2及び測光部3の特性及びモニタ ーテレビ8の色特性に関するデータが予め記憶されており、かかる記憶データに 基づいて上記画情報である例えばR,G,Bの各信号に補正を施す。この色補正 は上記測光位置情報に基づく範囲、すなわち前記エリアマーク内の画情報につい てのみ行われる。なお、色差情報が画情報にスーパーインポーズされるときは、 表示された色度情報のみで色情報を確認することができるので、特に色補正を施 すことなく再生してもよい。。
【0018】 映像信号処理回路7は上記R,G,B信号を輝度信号C及び色差信号Yに変換 するとともに、テレビ信号としてのNTSC信号に変換して出力するものである 。また、映像信号処理回路7は内部にキャラクタジェネレータ71を有し、DA Tレコーダ5から送入された色度情報を該キャラクタジェネレータ71を介して 、文字、数字等の文字データに変換し、更に画信号に重畳(スーパーインポーズ )して、モニターテレビ8に出力するものである。モニターテレビ8は映像信号 処理回路7からの信号を再生表示するものである。なお、上記映像信号処理回路 7は、操作スイッチ72を備え、該操作スイッチ72がオンされると、スーパー インポーズを行い、オフにされると、撮像された画信号のみが再生されるように している。
【0019】 図3は、モニターテレビ8上に再生映像の静止画を示すもので、図(a)は色 度情報がスーパーインポーズされた状態、図(b)は画映像のみ表示された状態 を示している。
【0020】 同図(a)において、100は測光位置情報に基づいて表示されるマーカで、 前述した撮像装置4に設けられたエリアマークに相当するものである。101は 該マーカ100内の色度情報をX値,Y値で表わした文字,数値である。そして 、操作スイッチ72がオフにされると、同図(b)のようにマーカ100及び文 字,数値101は画面から消去される。
【0021】 なお、測光部3は、その測光位置が上記マーカ表示位置に対応するように撮像 装置4に装着された形で撮像動作と同時的に測光が行われるのが好ましい。ある いはマーカ100を測光位置情報に基づいて再生画面上で測光位置へ移動可能に しうるようにしてもよい。
【0022】 また、本実施例では、記録媒体としてDATを用いて説明したが、これに限定 されず、光磁気ディスク、フロッピィーディスク等でもよく、画情報と色度情報 とが対応付けられて記録されればよい。更に、被写体としては歯に限らず、画情 報と該画情報の色データとが必要な被写体全般に適用可能である。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、撮像手段で撮像された被写体の画情 報と該被写体の色度情報とを対応付けて記録するようにしたので、画情報と色度 情報を同時に記録しうるとともに、両情報の管理が容易となる。また、モニター 装置への再生時に上記色度情報を上記映像信号に重畳してモニターに出力するよ うにしたので、定量的に色の判断ができるとともに、モニター装置上で判断し得 ない色に対しても色情報を取り違えることがなくなる。
【0024】 また、モニター装置への再生時に上記色度情報で映像の色補正をするので、よ り忠実な色再現が可能となる。
【0025】 更に、色度情報を色彩色差計で測定することにより高精度の色度情報が得られ 、精度の要求される対象に対しても充分適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る静止画映像記録再生装置の実施
例を示すブロック図である。
【図2】記録媒体であるDATのトラックTの構成を示
す。
【図3】モニターテレビ8上に再生映像の静止画を示す
もので、図(a)は色度情報がスーパーインポーズされ
た状態、図(b)は画映像のみ表示された状態を示して
いる。
【符号の説明】
1 歯を含む口部 2 色彩色差計 3 測光部 4 撮像装置 5 DATレコーダ 6 色信号補正回路 7 映像信号処理回路(再生制御手段) 71 キャラクタジェネレータ 72 操作スイッチ 8 モニターテレビ 100 マーカ 101 文字,数値 T トラック MA メインデータ領域 SA サブコードデータ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 尾越 武司 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)考案者 佐々木 元 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)考案者 本田 努 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段と、撮像した
    画情報を記録媒体に記録する画情報記録手段と、上記被
    写体の一部の色度情報を得る手段と、得られた色度情報
    を上記記録媒体の記録画情報と対応付けて記録する色度
    情報記録手段と、モニター装置と、上記記録媒体に記録
    された画情報を映像信号にして上記モニター装置に再生
    させる再生制御手段とを備え、上記色度情報を上記映像
    信号に重畳してモニターに出力することを特徴とする静
    止画映像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の静止画記録再生装置にお
    いて、色度情報記録手段から読み出されて再生された色
    度情報に基づいて映像信号の色補正を行う色度補正手段
    を備えた静止画映像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記色度情報を得る手段は、色彩色差計
    であることを特徴とする請求項1記載の静止画映像記録
    再生装置。
JP1991098824U 1991-11-29 1991-11-29 静止画映像記録再生装置 Expired - Lifetime JP2566160Y2 (ja)

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JPH0548485U true JPH0548485U (ja) 1993-06-25
JP2566160Y2 JP2566160Y2 (ja) 1998-03-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02312480A (ja) * 1989-05-29 1990-12-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオフロッピーカメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02312480A (ja) * 1989-05-29 1990-12-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオフロッピーカメラ

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