JPH0338987A - スチルビデオカメラとその再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はスチルビデオカメラ及びその再生装置に関し、
特に撮像素子から出力されるアナログ画像信号をディジ
タル画像信号に変換して外部メモリに記録するよう構成
されたスチルビデオカメラと、このスチルビデオカメラ
により外部メモリに記録されたディジタル画像信号を映
像信号に変換する再生装置に関する。

〈従来の技術〉 近年、従来のフィルム式カメラに代わって、被写体から
の光画像信号を撮像素子により電気画像信号に変換し、
該電気画像信号をフィルムに相当する外部メモリに記憶
する構成のスチルビデオカメラが開発されており、外部
メモリに記憶した電気画像信号をモニタで再生して見た
り、プリントでハードコピーしたりするようになってい
る。

かかるスチルビデオカメラの外部メモリとして一般に採
用されているのは、磁気ディスクであり、この場合、例
えば光学レンズを通過して得られる光画像信号を、ＣＣ
Ｄ等の撮像素子で光電変換し、該変換によって得られる
電気画像信号をアナログ処理した後、磁気ヘッド等を用
いて電磁変換して磁気ディスクに磁気記録している。

また、再生時には、磁気ディスクに記録された磁気信号
を電磁変換しアナログ処理してモニタに写し出したりし
ている。

しかしながら、このように磁気ディスクに磁気記録する
方式では、カメラ、再生装置共に磁気ディスクの回転駆
動機構を要するため、大型化、コストアップ化を避けら
れず、業務用はともかく、民生用としての普及を遅らせ
る原因になっている。

この点に鑑み、撮像素子によって得られる電気画像信号
をＡ／Ｄ変換したディジタル信号を、半導体メモリに記
憶するようにしたものが本出願人により提案されており
（特開昭５９−１８３５８２号公報参照）、これによれ
ば、磁気ディスクの場合のような駆動機構も不要である
ため、カメラ。

再生装置の小型軽量化、コストダウンを図れる。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上記のようにディジタル画像データを半導体
メモリに記録する構成のスチルビデオカメラでは、第４
図に示すように、光学系１を介して得られた被写体の光
画像信号が結像される撮像素子２から、撮像素子駆動回
路３からの転送パルスにより電気画像信号に変換し、ア
ナログ処理回路４で信号処理した後、撮像素子２の一画
素に対応する信号をＡ／Ｄ変換器５によりＡ／Ｄ変換し
、得られたディジタル画像信号を、ディジタル処理回路
６で信号処理しインターフェース７を介して半導体から
なる外部メモリ８に記録する。これら一連の動作は、制
御ブロック９及びクロック発生回路１０により所定タイ
ミングで行われる。

また、このようにして外部メモリ８に記録されたディジ
タル画像データの再生は、第５図に示すよう、再生装置
に外部メモリ８をセットすることにより、インターフェ
ース１１を介して再生装置内に取り込まれ、ディジタル
処理回路１２で信号処理された後、一画素づつＤ／Ａ変
換器１３によりＤ／Ａ変換され、アナログ処理回路１４
で信号処理され画像信号として取り出される。これら一
連の動作は、制御ブロック１５及びクロック発生回路１
６によりカメラ側と同一の駆動タイミングで行われる。

ここで、一画素づつＡ／Ｄ及びＤ／Ａ変換する前記駆動
タイミング、即ち、クロック発生回路１０゜１６から発
生される基準クロック信号Ｓ、、Ｓ！の周波数は、カメ
ラ側の撮像素子２の画素数により決定される。

このため、画素数の異なる撮像素子を使用しているそれ
ぞれのスチルビデオカメラで一画素づつＡ／Ｄ変換され
て記録されているディジタル画像データを再生する場合
、再生装置側のＤ／Ａ変換の駆動タイミングを制御する
基準クロック信号Ｓ２の周波数が異なってくるので、同
一の再生装置でそれぞれのディジタル画像データを再生
することは難しく専用の再生装置が必要になる。また、
−枚の外部メモリ内に画素数の異なる撮像素子を使用し
たカメラからの画像データが混在しているとＤ／Ａ変換
のタイミングに合った画素数のものは適切に再生ができ
るが、それ以外のものは適切な再生ができないという問
題がある。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、撮像素子の
画素数が異なる別々のスチルビデオカメラにより記録さ
れたディジタル画像データを、同一の再生装置で再生で
きるようにすることを目的とする。

〈課題を解決するための手段〉 このため本発明は、光学レンズにより得られる被写体の
光画像信号を、撮像素子により電気画像信号に変換し、
前記撮像素子の画素数によって決まる周波数のクロック
信号に同期させて、前記電気画像信号を順次Ａ／Ｄ変換
器によりＡ／Ｄ変換して得られるディジタル画像信号を
、カメラ本体に着脱自由に接続される外部メモリに記録
するよう構成されたスチルビデオカメラにおいて、前記
外部メモリに記録されるディジタル画像信号の一画像毎
に、撮像素子の画素数データを記録する画素数データ記
録手段を備えて構成した。

また、外部メモリから入力したディジタル画像信号を、
所定周波数のクロック信号に同期させて順次Ｄ／Ａ変換
器によりＤ／Ａ変換して映像信号を得る再生装置におい
て、請求項１記載のスチルビデオカメラで画像を記録し
た外部メモリからの画素数データに応じて前記クロック
信号の周波数を変更する周波数変更手段を備えて構成し
た。

〈作用〉 かかる構成によると、−画像毎にディジタル画像信号と
共にそのカメラに使用されている撮像素子の画素数デー
タが外部メモリに記録される。

再生装置は、外部メモリに記録されている前記画素数デ
ータに応じてクロック信号の周波数を変更することによ
り、記録されているディジタル画像信号のＡ／Ｄ変換の
タイミングと同一のタイミングでＤ／Ａ変換を行う。

これにより、１台の再生装置で、画素数の異なる撮像素
子を使用している別々のスチルビデオカメラで撮影した
画像を正確に再生することができるようになる。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

本実施例のスチルビデオカメラのシステム構成を示す第
１図において、本システムは、制御ブロック２１及びク
ロック発生回路２２により制御され、レンズ、絞り、シ
ャッタ等から構成される光学系２３からの光画像信号が
、撮像素子駆動回路２４からの転送パルスによって制御
されるＣＣＤ等の撮像素子２５によりアナログの電気画
像信号に変換される。

このアナログ画像信号は、アナログ処理回路２６で信号
処理された後、Ａ／Ｄ変換器２７でディジタル画像デー
タに変換される。そして、Ａ／Ｄ変換器２７からのディ
ジタル画像データは、ディジタル処理回路２８で信号処
理された後、インターフェース２９を介して、カメラ本
体に着脱自由に接続される外部メモリとしてのメモリカ
ード３０に書き込まれる。

ここで、アナログ画像信号のＡ／Ｄ変換タイミングは、
使用している撮像素子２５の画素数によって制御ブロッ
ク２１で決定され、該制御ブロック２１からの指令によ
りクロック発生回路２２から決定された周波数の基準ク
ロック信号Ｓ３がＡ／Ｄ変換器２７に出力され、前記基
準クロック信号Ｓ３に同期して撮像素子２５の一画素づ
つＡ／Ｄ変換されるように構成されている。

また、ディジタル画像信号をインターフェース２９を介
してメモリカード３０に書き込む際には、制御ブロック
２１から使用している撮像素子２５の画素数データの信
号Ｓ４が、記録するディジタル画像信号と共にインター
フェース２９を介してメモリカード３０に書き込まれる
。これにより、メモリカード３０内には、第２図に示す
よう、一画面分の記録領域Ａ内の先頭領域Ｂに画素数を
示すデータが記録され、その後の領域Ｃに一画面分の画
像データが記録され、−画像毎に撮像素子２５の画素数
データが記録される。従って、制御ブロック２１が画素
数データ記録手段に相当する。

このように、ディジタル画像信号の一画像毎に撮像素子
の画素数データを記録するスチルビデオカメラを用いて
ディジタル画像が記録されたメモリカード３０からディ
ジタル画像を再生する場合には、第３図に示す再生装置
を用いて行う。

かかる再生装置では、再生装置にメモリカード３０をセ
ットすると、制御ブロック３１はインターフェース３２
を介して再生しようとする一画像分のデータの中からそ
の画像を撮影したスチルビデオカメラに使用されている
撮像素子２５の画素数データを読み込む（図中信号Ｓ、
で示す）。

制御ブロック３１は、読み込んだ画素数データに基づい
てＤ／Ａ変換タイくングを決定しクロック発生回路３３
にコントロール信号Ｓ＆を出力し、クロック発生回路３
３からＤ／Ａ変換器３４に、記録時のＡ／Ｄ変換タイミ
ングと同じ周波数を有する基準クロック信号Ｓ、を発生
する。従って、制御ブロック３１が周波数変更手段に相
当する。

これにより、メモリカード３０からインターフェース３
２を介して取り入れられ、従来と同様にディジタル処理
回路３５で信号処理された画像信号は、撮影したカメラ
側のＡ／Ｄ変換タイミングと同しタイミングでＤ／Ａ変
換器３４でＤ／Ａ変換され、アナログ処理回路３６で信
号処理されて画像信号として出力される。向、必要なら
ば、読み込んだ画素数データに基づいてインターフェー
ス３２．ディジタル処理回路３５．アナログ処理回路３
６等への各クロック信号Ｓ、、Ｓ、、Ｓ、、の周波数も
切り換えるようにしてもよい。

Ｄ／Ａ変換の基準クロック信号Ｓ、の周波数の決定は、
再生する一画像毎に付属する画素数データに基づいて行
われる。

従って、画素数の異なる撮像素子を使用している別々の
スチルビデオカメラで撮影したものでも、１台の再生装
置で再生が可能となる。また、同一のメモリカード内に
、撮像素子の画素数の違うカメラからのディジタル画像
データを屋在させても正確な再生ができるようになる。

尚、外部メモリに記録する際、画素数データの代わりに
Ａ／Ｄ変換器に与えるクロック信号の周波数を示すデー
タを記録するようにしても同等の効果を得ることができ
る。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、−画像毎に撮像素
子の画素数データを記録するようにしたので、画素数デ
ータに基づいてＤ／Ａ変換のタイミングを設定する基準
クロック信号の周波数を自動的に変更できる再生装置を
使用して再生すれば、同一の外部メモリ内に撮像素子の
画素数が異なる別々のスチルビデオカメラで撮影したデ
ィジタル画像データが混在していても、再生時に一台の
再生装置で対応することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスチルビデオカメラの一実施例を示す
ブロック構成図、第２図は同上実施例のスチルビデオカ
メラで記録されたメモリカード内の記録状態を示す図、
第３図は本発明の再生装置の一実施例を示すブロック構
成図、第４図は従来のスチルビデオカメラのブロック構
成図、第５図は従来の再生装置のプロ・ンク構成図であ
る。 ２１、３１・・・制御ブロック　　２２．３３・・・ク
ロック発生回路　　２３・・・光学系　　２４・・・撮
像素子駆動回路２５・・・撮像素子　　２７・・・Ａ／
Ｄ変換器　　３０・・・メモリカード　　３４・・・Ｄ
／Ａ変換器　　Ｓ、、Ｓ、・・・基準クロック信号

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光学レンズにより得られる被写体の光画像信号を
   、撮像素子により電気画像信号に変換し、前記撮像素子
   の画素数によって決まる周波数のクロック信号に同期さ
   せて、前記電気画像信号を順次Ａ／Ｄ変換器によりＡ／
   Ｄ変換して得られるディジタル画像信号を、カメラ本体
   に着脱自由に接続される外部メモリに記録するよう構成
   されたスチルビデオカメラにおいて、前記外部メモリに
   記録されるディジタル画像信号の一画像毎に、撮像素子
   の画素数データを記録する画素数データ記録手段を備え
   たことを特徴とするスチルビデオカメラ。
2. （２）外部メモリから入力したディジタル画像信号を、
   所定周波数のクロック信号に同期させて順次Ｄ／Ａ変換
   器によりＤ／Ａ変換して映像信号を得る再生装置におい
   て、請求項１記載のスチルビデオカメラで画像を記録し
   た外部メモリからの画素数データに応じて前記クロック
   信号の周波数を変更する周波数変更手段を備えているこ
   とを特徴とする再生装置。