JPH06276470A - デジタルビデオカメラの記録方式及び再生方式 - Google Patents
デジタルビデオカメラの記録方式及び再生方式Info
- Publication number
- JPH06276470A JPH06276470A JP5085164A JP8516493A JPH06276470A JP H06276470 A JPH06276470 A JP H06276470A JP 5085164 A JP5085164 A JP 5085164A JP 8516493 A JP8516493 A JP 8516493A JP H06276470 A JPH06276470 A JP H06276470A
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- JP
- Japan
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- data
- camera
- recording
- video
- mode
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- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＶＴＲとしての撮影と、カメラとしての撮影
の双方を可能にする記録方式及び再生方式を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 １はデータブロック開始を表すスタート符
号、２はビデオデータを表す識別符号、３はカメラデー
タを表す識別符号、４は続くデータ長を表す符号、５は
圧縮されたビデオデータ、６はカメラデータである。
の双方を可能にする記録方式及び再生方式を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 １はデータブロック開始を表すスタート符
号、２はビデオデータを表す識別符号、３はカメラデー
タを表す識別符号、４は続くデータ長を表す符号、５は
圧縮されたビデオデータ、６はカメラデータである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルビデオカメラ
の記録方式及び再生方式に関するものである。
の記録方式及び再生方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、光学記録式のカメラと、アナログ
磁気記録式の携帯用ＶＴＲが広く用いられている。カメ
ラは記録の用途、及び芸術性を持った写真の創造に用い
られる。一方、ＶＴＲは、主に時間の流れを主軸とした
記録に、その用途の重点が置かれている。記録の用途に
おいては、画像の高精細度の観点からは、現在の技術で
はカメラの方が優れていると言えるが、それを除けばＶ
ＴＲの方が記録用としては情報量が多いため有用であ
る。芸術性に関しては、各々その求めるところが全く異
なる。カメラでは静止した１枚の絵としての美しさを求
めるため、撮影に際して、画角，構図，露出，絞り，フ
ィルタワーク等の条件を十分吟味し、シャッタを切る。
こうして得られた写真は、変化ではなく、１番美しい一
瞬を記録したものであり、ゆっくり鑑賞されるものであ
る。これに対して、ＶＴＲでの芸術表現は基本的に、構
図の変化，明るさの変化，画角の変化等の時間的な変化
を用いて表現されるものである。
磁気記録式の携帯用ＶＴＲが広く用いられている。カメ
ラは記録の用途、及び芸術性を持った写真の創造に用い
られる。一方、ＶＴＲは、主に時間の流れを主軸とした
記録に、その用途の重点が置かれている。記録の用途に
おいては、画像の高精細度の観点からは、現在の技術で
はカメラの方が優れていると言えるが、それを除けばＶ
ＴＲの方が記録用としては情報量が多いため有用であ
る。芸術性に関しては、各々その求めるところが全く異
なる。カメラでは静止した１枚の絵としての美しさを求
めるため、撮影に際して、画角，構図，露出，絞り，フ
ィルタワーク等の条件を十分吟味し、シャッタを切る。
こうして得られた写真は、変化ではなく、１番美しい一
瞬を記録したものであり、ゆっくり鑑賞されるものであ
る。これに対して、ＶＴＲでの芸術表現は基本的に、構
図の変化，明るさの変化，画角の変化等の時間的な変化
を用いて表現されるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の項で説明
したように、芸術性を持った写真表現は、ビデオの動画
像とは相容れないものである。このことを理解している
ユーザーは、動画での芸術表現及び記録行為と、静止画
での芸術表現の両方を行いたいときに、ＶＴＲとカメラ
の両方を携帯する必要があった。
したように、芸術性を持った写真表現は、ビデオの動画
像とは相容れないものである。このことを理解している
ユーザーは、動画での芸術表現及び記録行為と、静止画
での芸術表現の両方を行いたいときに、ＶＴＲとカメラ
の両方を携帯する必要があった。
【０００４】しかし被写体には、動画としても静止画と
しても撮影意欲を涌かせるようなものがあるため、ユー
ザーはＶＴＲとカメラを取り替えながら撮影することに
なり、非常に作業が煩雑であった。また作業中に時間が
経過してしまうこともあり、時間変化に敏感な被写体で
は、撮影の機会を失うことにもなっていた。
しても撮影意欲を涌かせるようなものがあるため、ユー
ザーはＶＴＲとカメラを取り替えながら撮影することに
なり、非常に作業が煩雑であった。また作業中に時間が
経過してしまうこともあり、時間変化に敏感な被写体で
は、撮影の機会を失うことにもなっていた。
【０００５】本発明はかかる従来の課題を解決するため
になされたもので、ＶＴＲとしての撮影と、カメラとし
ての撮影の双方を可能にする記録方式及び再生方式を提
供することを目的とする。
になされたもので、ＶＴＲとしての撮影と、カメラとし
ての撮影の双方を可能にする記録方式及び再生方式を提
供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、記録媒体への映像記録がデジタル記録
方式を用いる携帯可能なビデオカメラにおいて、撮影時
に、動画記録と静止画記録を選択することが可能であ
り、この選択に応じた識別信号を付加し、再生時に動画
記録されたものと静止画記録されたものとを別個に識別
して再生することを可能としたことを特徴とするデジタ
ルビデオカメラの記録方式及び再生方式である。
めに、本発明は、記録媒体への映像記録がデジタル記録
方式を用いる携帯可能なビデオカメラにおいて、撮影時
に、動画記録と静止画記録を選択することが可能であ
り、この選択に応じた識別信号を付加し、再生時に動画
記録されたものと静止画記録されたものとを別個に識別
して再生することを可能としたことを特徴とするデジタ
ルビデオカメラの記録方式及び再生方式である。
【０００７】
【作用】本発明は、デジタル記録を用いたＶＴＲの特性
を生かし、同一の撮影機器を用いて、ＶＴＲとしての撮
影と、カメラとしての撮影とを可能にしている。
を生かし、同一の撮影機器を用いて、ＶＴＲとしての撮
影と、カメラとしての撮影とを可能にしている。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を用いたＶＴＲの動作，記録方
式，再生方式について説明する。まず、本実施例のＶＴ
Ｒ装置にはビデオモードとカメラモードの切り換えが付
いている。
式，再生方式について説明する。まず、本実施例のＶＴ
Ｒ装置にはビデオモードとカメラモードの切り換えが付
いている。
【０００９】初めに、これがビデオモードであるときの
動作，記録を説明する。本ＶＴＲ装置はビデオモードに
対して、オートフォーカス，オートアイリス，オートホ
ワイトバランス等の、通常のアナログＶＴＲと同様の機
能を持つ。画像はＣＣＤ等の撮像素子によって捕らえら
れ、デジタル化される。取り込まれた１駒の画像は、Ｎ
ＴＳＣ方式の１フィールドに対応するものであり、従っ
て１秒間に６０フィールドが取り込まれる。取り込まれ
た画像は、Ｙ，Ｃの各信号に分離され、各々、例えば直
交変換符号化，ハフマン符号化等の符号化処理を施さ
れ、１フィールド毎に圧縮データ化される。圧縮された
データは、その先頭にこれが“動画像のフィールドデー
タであることを示すヘッダ”を付けられ、ビデオテープ
等の媒体上に記録される。
動作，記録を説明する。本ＶＴＲ装置はビデオモードに
対して、オートフォーカス，オートアイリス，オートホ
ワイトバランス等の、通常のアナログＶＴＲと同様の機
能を持つ。画像はＣＣＤ等の撮像素子によって捕らえら
れ、デジタル化される。取り込まれた１駒の画像は、Ｎ
ＴＳＣ方式の１フィールドに対応するものであり、従っ
て１秒間に６０フィールドが取り込まれる。取り込まれ
た画像は、Ｙ，Ｃの各信号に分離され、各々、例えば直
交変換符号化，ハフマン符号化等の符号化処理を施さ
れ、１フィールド毎に圧縮データ化される。圧縮された
データは、その先頭にこれが“動画像のフィールドデー
タであることを示すヘッダ”を付けられ、ビデオテープ
等の媒体上に記録される。
【００１０】次に、カメラモードについて説明する。本
実施例の装置はカメラモードに対して、フォーカス，シ
ャッタスピード，絞り調整等、通常の光学式カメラと同
様の機能を持つ。撮像素子から取り込まれるデジタル原
画像は、ここでは、ＮＴＳＣ方式のフィールドデータ２
つに相当するフレームデータである。カメラモードにお
いては、１枚のフレーム画像をゆっくりと鑑賞すること
が前提であるので、これを圧縮せず、生のままでデータ
を媒体上に記録する。この時、これが“カメラモードに
よる生のフレームデータであることを示すヘッダ”を、
そのデータの先頭に付加する。
実施例の装置はカメラモードに対して、フォーカス，シ
ャッタスピード，絞り調整等、通常の光学式カメラと同
様の機能を持つ。撮像素子から取り込まれるデジタル原
画像は、ここでは、ＮＴＳＣ方式のフィールドデータ２
つに相当するフレームデータである。カメラモードにお
いては、１枚のフレーム画像をゆっくりと鑑賞すること
が前提であるので、これを圧縮せず、生のままでデータ
を媒体上に記録する。この時、これが“カメラモードに
よる生のフレームデータであることを示すヘッダ”を、
そのデータの先頭に付加する。
【００１１】こうしてＶＴＲとしてのデータと、カメラ
としてのデータとが混在する形で媒体に記録される。
としてのデータとが混在する形で媒体に記録される。
【００１２】再生時には、同様にビデオモードとカメラ
モードを選択する。初めに、ビデオモード再生時の説明
をする。ビデオの再生は、媒体からビデオモードのヘッ
ダを有する圧縮されたフィールドデータを読み出し，連
続的に復号，画像表示することによって行われる。媒体
上にカメラモードのデータがあった場合は、これをスキ
ップし、次のビデオモードのデータが見つかるまでは直
前のビデオ画面を保持する。
モードを選択する。初めに、ビデオモード再生時の説明
をする。ビデオの再生は、媒体からビデオモードのヘッ
ダを有する圧縮されたフィールドデータを読み出し，連
続的に復号，画像表示することによって行われる。媒体
上にカメラモードのデータがあった場合は、これをスキ
ップし、次のビデオモードのデータが見つかるまでは直
前のビデオ画面を保持する。
【００１３】カメラモード再生時は、カメラモードを示
すヘッダを検索して、１フレーム分のデータを読み出
し、これを表示する。画面更新の要求があるまでこの画
面を保持する。
すヘッダを検索して、１フレーム分のデータを読み出
し、これを表示する。画面更新の要求があるまでこの画
面を保持する。
【００１４】図１に、本発明による記録をテープに行っ
た場合の例を示す。図１において、１はデータブロック
開始を表すスタート符号、２はビデオデータを表す識別
符号、３はカメラデータを表す識別符号、４は続くデー
タ長を表す符号、５は圧縮されたビデオデータ、６はカ
メラデータである。
た場合の例を示す。図１において、１はデータブロック
開始を表すスタート符号、２はビデオデータを表す識別
符号、３はカメラデータを表す識別符号、４は続くデー
タ長を表す符号、５は圧縮されたビデオデータ、６はカ
メラデータである。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、同一の撮影機器及び媒体を用いて、ビデオカ
メラとカメラの両者の機能を達成でき、しかも両者を分
離して再生することが可能となる。
とにより、同一の撮影機器及び媒体を用いて、ビデオカ
メラとカメラの両者の機能を達成でき、しかも両者を分
離して再生することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例であるシステムにおけるテー
プ上に記録されたデータの様子を説明する図である。
プ上に記録されたデータの様子を説明する図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 記録媒体への映像記録がデジタル記録方
式を用いる携帯可能なビデオカメラにおいて、撮影時
に、動画記録と静止画記録を選択することが可能であ
り、この選択に応じた識別信号を付加し、再生時に動画
記録されたものと静止画記録されたものとを別個に識別
して再生することを可能としたことを特徴とするデジタ
ルビデオカメラの記録方式及び再生方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5085164A JPH06276470A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | デジタルビデオカメラの記録方式及び再生方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5085164A JPH06276470A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | デジタルビデオカメラの記録方式及び再生方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06276470A true JPH06276470A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13851027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5085164A Pending JPH06276470A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | デジタルビデオカメラの記録方式及び再生方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06276470A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0998328A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Olympus Optical Co Ltd | 高精細電子カメラ |
| WO1998009436A1 (en) * | 1996-08-30 | 1998-03-05 | Sony Corporation | Device, method, and medium for recording still picture and animation |
| WO2001061998A1 (en) * | 2000-02-21 | 2001-08-23 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Video recorder/player, and method of video recording and playback |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP5085164A patent/JPH06276470A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0998328A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Olympus Optical Co Ltd | 高精細電子カメラ |
| WO1998009436A1 (en) * | 1996-08-30 | 1998-03-05 | Sony Corporation | Device, method, and medium for recording still picture and animation |
| US6356709B1 (en) | 1996-08-30 | 2002-03-12 | Sony Corporation | Device, method, and medium for recording still picture and animation |
| WO2001061998A1 (en) * | 2000-02-21 | 2001-08-23 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Video recorder/player, and method of video recording and playback |
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