JP2694930B2 - カメラ一体型vtr - Google Patents

カメラ一体型vtr

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JP2694930B2
JP2694930B2 JP2163912A JP16391290A JP2694930B2 JP 2694930 B2 JP2694930 B2 JP 2694930B2 JP 2163912 A JP2163912 A JP 2163912A JP 16391290 A JP16391290 A JP 16391290A JP 2694930 B2 JP2694930 B2 JP 2694930B2
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孝 曽我
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラ一体型VTRに係り、特にFM映像信号を
記録するFM領域の他に、ディジタルデータを記録するデ
ィジタル領域を有するテープフォーマットのテープカセ
ットを使用するカメラ一体型VTRに関する。
〔従来の技術〕
一般に、ムービーカメラは通常の使用方法でも楽しい
映像が得られるが、ムービーカメラと一緒に撮った写真
及びムービーカメラのカメラマンの写真等をムービー画
面に挿入できれば、より楽しさが広がる。
従来のムービーカメラは、撮ったテープの好きな部分
に新しい映像を挿入することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のムービーカメラでテープの好き
な部分に新しい映像を挿入する場合には、その挿入部分
だけもとの映像が消えてしまうという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、既
に記録した映像信号を消去することなく、テープの好き
な部分に新しい静止画の映像信号を挿入することがで
き、且つ再生時に必要に応じて前記挿入した静止画を再
生することができるカメラ一体型VTRを提供することを
目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成する為に、FM映像信号を記
録するFM領域の他に、ディジタルデータを記録するディ
ジタル領域を有するテープフォーマットのテープカセッ
トを使用し、該テープカセットのテープのFM領域及びデ
ィジタル領域にFM映像信号及びディジタルデータを記録
再生するカメラ一体型VTRにおいて、被写体を撮影して
得た映像信号をディジタル映像信号に変換するA/D変換
器と、1画面分のディジタル映像信号を記憶する記憶手
段と、静止画取込みモード及び静止画挿入モードを設定
するモード設定手段と、前記静止画取込みモードが設定
され且つ録画スイッチがONになると、直ちに前記ディジ
タル領域にインデックス信号を打ち込むとともに、前記
A/D変換器からの1画面分のディジタル映像信号を前記
記憶手段に記憶させ、その後、前記テープを一定量巻き
戻したのち再度給送し、前記記憶手段に記憶させたディ
ジタル映像信号を、前記巻き戻した位置からインデック
ス信号を打ち込んだ位置までの前記テープの複数トラッ
クのディジタル領域に記憶させ、再生時に前記静止画挿
入モードが設定されると、前記複数トラックのディジタ
ル領域に記憶されている1画面分のディジタル映像信号
を前記記憶手段に記憶させ、前記インデックス信号が打
ち込まれた位置で該記憶手段に記憶された1画面分のデ
ィジタル映像信号に基づいて静止画の映像信号を再生さ
せるとともに、テープ走行を前記静止画挿入モードが手
動解除されるまで又は所定時間が経過するまで停止させ
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕 本発明によれば、FM映像信号を記録するFM領域の他
に、ディジタルデータを記録するディジタル領域を有す
るテープフォーマットのテープカセットを使用し、この
テープカセットに対して記録再生ができるカメラ一体型
VTRを前提とし、テープの好きな部分に静止画を挿入す
る場合には、1画面分の映像信号をFM映像信号としてで
はなく、ディジタル映像信号として前記ディジタル領域
に記録するようにしている。
これにより、既に記録されているFM映像信号を消去す
ることなく、新たなディジタル映像信号を記録すること
ができる。尚、1トラック分のディジタル領域のみでは
1画面分のディジタル映像信号は全て記録することがで
きないため、複数のトラックのディジタル領域に分けて
記録する。
また、再生時に静止画を挿入する場合には、前記複数
のトラックのディジタル領域に記録されている1画面分
のディジタル映像信号を読み出して一旦記憶手段に記憶
させ、その記憶された1画面分のディジタル映像信号に
基づいて静止画を再生するようにしている。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係るカメラ一体型VTR
の好ましい実施例を詳説する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明に係るカメラ一体
型VTRの録画時及び再生時における要部ブロック図で、
テープカセットとして8mmビデオカセットを使用するビ
デオカメラに関して示している。
まず、8mmビデオテープのテープフォーマットについ
て簡単に説明すると、第5図に示すように、ビデオテー
プ10は、その上端と下端にそれぞれ頭出し用の補助トラ
ックとオーディオ用の補助トラックとが設けられ、これ
らのトラックの間に、回転ヘッドドラムによって記録再
生するエリアが設けられている。
このエリアは、FMビデオ信号とFMオーディオ信号が記
録されるFMエリア(テープ巻付角にして180゜)と、PCM
オーディオ信号が記録されるディジタル(PCM)エリア
(テープ巻付角にして36゜)とから構成されており、更
にPCMエリアの上端には、6.8H(H:水平走査線)分のPCM
アフレコマージン及びV−Pguardエリアが設けられ、そ
の一部をID(identification)情報を記録するためのID
エリアとして使用する事も考えられている。
さて、第1図において、写真12の静止画を挿入する場
合には、モード選択スイッチ14によって静止画取込みモ
ードを設定し、録画スイッチをONにする。撮影レンズ16
を通って入射した光は、撮像デバイス(CCD撮像素子)1
8の受光面に結像され、各センサで光の強さに応じた量
の信号電荷に変換される。この信号電荷は、順次読み出
され、映像信号処理回路20に出力される。
映像信号処理回路20は、ホワイトバランス回路、γ補
正回路、マトリクス回路、エンコーダ回路等を含み、こ
れらの回路によって所定の信号処理を行ったのち、映像
信号をA/D変換器22に出力する。
A/D変換器22は入力するアナログ映像信号をディジタ
ル映像信号に変換し、このディジタル映像信号をメモリ
24に出力し、メモリ24は1画面分のディジタル映像信号
を記憶する。
コントローラ26は、静止画取込みモードのときに録画
スイッチがONされると、記録信号処理回路28、記録アン
プ30及び磁気ヘッド32を介してテープ10のIDエリア(第
5図参照)に直ちにインデックス信号を打ち込み、その
後テープを一定量巻き戻したのち、前記磁気ヘッド32が
テープ10のPCMエリアを走査するタイミング毎に前記メ
モリ24から一定量のディジタル映像信号を読み出し、こ
れを記録信号処理回路28、記録アンプ30及び磁気ヘッド
32を介してテープのPCMエリアに記録させる。尚、1画
面分のディジタル映像信号が複数トラックのPCMエリア
に分割されて記録されたのち、前記インデックス信号が
くるように前記テープの巻き戻し量が決められている。
次に、上記のようにして1画面分のディジタル映像信
号が記録されたテープを再生する場合について説明す
る。
第2図において、再生時にはテープ10に記録された信
号が磁気ヘッド32及びプリアンプ34を介して再生信号処
理回路36及びディジタル再生信号処理回路38に加えられ
る。
再生信号処理回路36は入力するFM映像信号を所定方式
の映像信号に復調し、これを切替スイッチ40の接点40A
に出力する。また、ディジタル再生信号処理回路36は、
複数トラックのPCMエリアのディジタル映像信号を入力
して1画面分のディジタル映像信号を一旦記憶し、これ
を所定方式の映像信号に変換して切替スイッチ40の接点
40Bに出力する。
切替スイッチ40はノーマル再生時にはその可動接片40
Cを接点40Aに接続し、再生信号処理回路36から出力され
る動画の映像信号をビデオ出力端子42に導き、静止画挿
入モードが設定され且つテープ10のIDエリアからインデ
ックス信号が読み取られると、前記可動接片40Cを接点4
0Bに接続し、ディジタル再生処理回路38から出力される
静止画の映像信号をビデオ出力端子42に導く。
尚、静止画の再生中はテープ10の走行は停止させ、静
止画挿入モードが解除されると、再びノーマル再生に戻
るように構成されている。また、再生時の静止画挿入モ
ードの設定は、モード選択スイッチ14によって行われる
が、このモード選択スイッチ14は、静止画挿入時におけ
るワイプ、フェードIN/OUT等の挿入方式も選択できるよ
うになっている。
次に、第3図及び第4図に従って静止画記録シーケン
ス及び静止画再生シーケンスについて詳説する。
第3図に示すように静止画記録を行う場合には、先ず
VTR再生を行い(ステップ100)、静止画取込みモードが
設定されると(ステップ102)、モード選択スイッチに
よって選択可能なワイプパターンを入力する(ステップ
104)。
続いて、再生されている動画を見ながら静止画を挿入
したいところで録画スイッチをONにすると(ステップ10
6)、テープのIDエリアにインデックス信号を書き込む
8ステップ108)。撮像部では入力する映像信号のA/D変
換、メモリへの書き込み等のディジタル画像信号処理を
行い(ステップ110)、一方、VTR部ではテープを一定量
巻き戻す(ステップ112)。
次に、上記メモリに記憶されているディジタル画像信
号を、テープの複数トラックのPOMエリアに分けて書き
込む(ステップ114)。尚、ディジタル画像信号のスタ
ート/エンドを判別するためのスタート/エンドフラ
グ、及び前記ワイプ情報も書き込まれる。その後、静止
画取込みモードが解除されているか否かを判別し(ステ
ップ116)、解除されていない場合にはステップ104に戻
り、上記と同様にして2枚目以降の静止画の取り込みを
実行し、解除された場合には終了する。
上記のようにしてディジタル映像信号が記録されたテ
ープを再生する場合には、第4図に示すように先ずVTR
再生を行い(ステップ200)、静止画挿入モードが設定
されているか否かを判別する(ステップ202)。
ここで、静止画挿入モードが設定されている場合に
は、PCMエリアより1画面分のディジタル画像信号及び
ワイプ情報の読み込みを行い(ステップ204)、続いて
メモリに記憶された1画面分のディジタル画像信号の読
み出し及び読み出したディジタル画像信号のD/A変換等
のディジタル画像処理を実行する(ステップ206)。そ
の後、静止画挿入のインデックス信号を入力すると(ス
テップ208)、静止画をワイプINし(ステップ210)、テ
ープ走行を停止させてVTR再生を一時停止にし(ステッ
プ202)、静止画挿入モードが解除されるまで静止画を
再生する(ステップ214)。
そして、静止画挿入モードが解除されると、ステップ
200に戻り、再びVTR(動画)の再生が行われる。
尚、静止画像挿入モードの解除は、スイッチ操作によ
って手動で行うようにしてもよいし、一定時間(例えば
5秒程度)静止画を再生したのち、自動的に解除される
ようにしてもよい。また、本実施例ではインデックスの
打ち込みにより、テープの好きな部分に静止画情報を挿
入するようにしたが、これに限らず、静止画情報をテー
プのPCMエリアに次々に書き込み、ビデオテープに写真
のアルバムとしての機能をもたせるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るカメラ一体型VTRに
よれば、既に記録した映像信号を消去することなく、テ
ープの好きな部分に新しい静止画の映像信号を挿入する
ことができ、且つ再生時に必要に応じて挿入した静止画
を再生することができ、動画+静止画という新しいビデ
オの楽しみ方ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明に係るカメラ一体型
VTRの録画時及び再生時における要部ブロック図、第3
図及び第4図はそれぞれ前記録画時及び再生時の動作シ
ーケンスを示すフローチャート、第5図は8mmビデオテ
ープのテープフォーマットを示す図である。 10……ビデオテープ、 14……モード選択スイッチ、16……撮影レンズ、 18……撮像デバイス、22……A/D変換器、 24……メモリ、26……コントローラ、 36……再生信号処理回路、 38……ディジタル再生信号処理回路、 40……切替スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM映像信号を記録するFM領域の他に、ディ
    ジタルデータを記録するディジタル領域を有するテープ
    フォーマットのテープカセットを使用し、該テープカセ
    ットのテープのFM領域及びディジタル領域にFM映像信号
    及びディジタルデータを記録再生するカメラ一体型VTR
    において、 被写体を撮影して得た映像信号をディジタル映像信号に
    変換するA/D変換器と、 1画面分のディジタル映像信号を記憶する記憶手段と、 静止画取込みモード及び静止画挿入モードを設定するモ
    ード設定手段と、 前記静止画取込みモードが設定され且つ録画スイッチが
    ONになると、直ちに前記ディジタル領域にインデックス
    信号を打ち込むとともに、前記A/D変換器からの1画面
    分のディジタル映像信号を前記記憶手段に記憶させ、そ
    の後、前記テープを一定量巻き戻したのち再度給送し、
    前記記憶手段に記憶させたディジタル映像信号を、前記
    巻き戻した位置からインデックス信号を打ち込んだ位置
    までの前記テープの複数トラックのディジタル領域に記
    憶させ、再生時に前記静止画挿入モードが設定される
    と、前記複数トラックのディジタル領域に記憶されてい
    る1画面分のディジタル映像信号を前記記憶手段に記憶
    させ、前記インデックス信号が打ち込まれた位置で該記
    憶手段に記憶された1画面分のディジタル映像信号に基
    づいて静止画の映像信号を再生させるとともに、テープ
    走行を前記静止画挿入モードが手動解除されるまで又は
    所定時間が経過するまで停止させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ一体型VTR。
JP2163912A 1990-06-21 1990-06-21 カメラ一体型vtr Expired - Lifetime JP2694930B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS639380A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録装置
JPH01318375A (ja) * 1988-06-20 1989-12-22 Pioneer Electron Corp カメラ一体型磁気記録再生装置

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