JPH09326991A - 画像記録方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択した１画面の静止画像の検索が困難であ
る。 【解決手段】 連続撮影モードで記録した静止画像の中
から１画面分の静止画像を選択して、その選択した静止
画像を再生装置１０１により再生して画像データの中か
らＡＵＸ領域を検出し、そこに、Ｎフレームの静止画像
が記録されていることを示すＮフレームフラグをメモリ
読み書き制御スイッチ１０４，１０６の制御により書き
込み、記録装置１０２により該当する静止画像データと
多重化して記録媒体１０３に重畳記録する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録方法及び
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、デジタルビデオカメラ等の画像記
録装置は、テレビジョン信号の動画像をデジタル記録す
る以外に、モード切換スイッチを切り換えることによっ
て、動画像を記録する記録媒体と同じ記録媒体に、１フ
レーム分のテレビジョン信号のデータからなる静止画像
をＭフレーム（Ｍ＞１）の間、数秒間に亘って繰り返し
て、或いはＮフレーム分（Ｍ≧Ｎ＞１）繰り返してデジ
タル記録するモードを持つものがある。

【０００３】図２は、従来のこの種の画像記録装置に用
いられる記録再生の信号処理系の概略構成を示すブロッ
ク図である。同図において、図示しない撮像素子等によ
って取り込まれてテレビジョン信号に変換された画像信
号は、デジタル画像データ信号入力端子２０１から入力
される。この入力された信号を符号化回路２０２で符号
化して、フォーマット化回路２０３で誤り訂正符号や音
声データ、サブコードデータ等の付属データに対する多
重化を行い、記録フォーマットに従ってフォーマット化
して、複数（ｎ）個のトラックメモリ２０４1，２０４
2，…２０４nを有する記録用メモリ群２０４にトラック
単位ごとに順次転送し、その後、この記録用メモリ群２
０４から順次読み出しを行って、これら符号化されたビ
ットストリーム状のデジタル画像データを記録装置制御
回路２０５により制御される記録装置２０６で記録媒体
２０７に記録する。以上が記録系である。

【０００４】再生系は上述した記録系の逆を辿り、記録
媒体２０７に記録されている画像データを再生装置制御
回路２０８により制御される再生装置２０９で再生し、
複数（ｎ）個のトラックメモリ２１０1，２１０2，…２
１０nを有する再生用メモリ群２１０に転送されたトラ
ック単位のデータを順次読み出し、フォーマット復号化
回路２１１でサブコードを読み出したり、誤り訂正を行
ったりする。そして、付属データ信号検出回路２１２で
得られたヘッダ情報等を用いて復号化回路２１３で画像
データ複合化を行い、デジタル画像データ信号出力端子
２１４から再生されたデジタル画像データを得ることに
よって、記録媒体から２０７からの画像データを再生す
ることができる。

【０００５】また、図示しないカメラ部から取り込んだ
画像データを、動画像として記録するか、または１フレ
ームの静止画像として記録するかを、図示しないモード
切換スイッチを切り換えることによって選択することが
できる。

【０００６】この静止画像を記録するモード（以下、静
止画モードと記述する）には、図３（ａ），（ｂ）に示
されるように、同一の１フレームの符号化されたデータ
を複数フレームに亘って繰り返し記録する方法の他に、
動画像の記録のように連続したシーンの画像を１フレー
ムずつ続けて取り込み、１フレームないしは複数フレー
ムずつ記録することで、静止画像の連続撮影を行うよう
な撮影方法（以下、連続撮影モードと記述する）があ
る。

【０００７】このようにして取り込んだ静止画像データ
を繰り返し数秒間記録することで、再生時の動画像の中
で静止画像を表現して、特殊な効果を得ることができ
る。そして、これら静止画モードで撮影されたデータを
再生する場合を考慮して、静止画モードで撮影されたデ
ータに付随して、図４に示されるような、例えば、磁気
テープ等の記録媒体にヘリカルスキャン記録した場合
の、各トラックパターンにおける記録フォーマット上の
サブコードエリア４０３と呼ばれる領域の中の決められ
た場所に、静止画モードのデータであることを示すフラ
グ（以下、静止画フラグと記述する）を記録して動画像
データと区別している。このフラグは、モード切換スイ
ッチからの信号を図２の記録モード信号入力端子２１５
から入力して、モード判別回路２１６でモード判別し
後、静止画フラグ書込回路２１７で静止画像データのサ
ブコードとして記録フォーマットの決められた位置に記
録される。

【０００８】なお、図４において、４０１は画像データ
を記録するビデオエリア、４０２は音声データを記録す
るオーディオエリアである。

【０００９】図３（ａ）は、記録されている静止画像デ
ータと静止画フラグを再生したときの、検出される時間
的な関係の一例を示し、同図（ｂ）は、静止画像データ
の記録を開始したと同時に静止画フラグを数秒間記録し
た場合のデータを再生して検出したときの一例を示す。

【００１０】図４に示すサブコードエリア４０３に書き
込まれる第１の静止画フラグの他に、１フレームの静止
画像データをＮフレームずつ繰り返し記録して、それを
１画面の静止画像処理単位とした画像データに付けられ
る第２のフラグ（以下、Ｎフレームフラグと記述する）
も存在する。このＮフレーム分の静止画像データを示す
Ｎフレームフラグは、該当する静止画像データが図２の
記録媒体２０７に記録されるときにフォーマット化回路
２０３で多重化され、図４のビデオエリア４０１におけ
る静止画像データの中のＡＵＸ領域に書き込まれ、この
Ｎフレームで表わされる１画面の静止画像を検索すると
きに用いられる。

【００１１】再生装置２０９の再生開始／停止の制御
は、再生開始／停止信号入力端子２１８から入力した再
生開始／停止信号が再生装置制御回路２０８に入力され
ることにより行われる、

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置にあっては、静止画モードのうち、図３
（ｂ）に示される連続撮影モードを行ったとき、図４の
サブコードエリア４０３にＭフレーム分の静止画像記録
を示す静止画フレームは記録されるが、図４のビデオエ
リア４０１における静止画像データ内のＡＵＸ領域にＮ
フレーム分の静止画像記録を示すＮフレームフラグは記
録されない。

【００１３】従って、この連続したシーンの各静止画像
の中から、１画面の静止画像の検索や画像取り込み等を
行おうとした場合、静止画フラグのみでは、一度の連続
撮影モードで記録された一連の静止画像データのまとま
りを検索することはできるが、その中から選択した１画
面のＮフレームフラグで示されるべき静止画像のみの検
索を正確に行うことは不可能であるという問題点があっ
た。

【００１４】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、選択した１画面の静止画像の検索を容易
にした画像記録方法及び装置を提供しようとするもので
ある。

【００１５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１記載の画像記録方法は、モードを切り換える
ことによって、テレビジョン信号の動画像と静止画像と
を同一の記録媒体に記録することができる画像記録方法
であって、Ｍ単位画面分（Ｍ＞１）の間、１単位画面分
の静止画像が繰り返し記録された部分に、静止画像記録
部分であることを示す第１のフラグ信号と、１単位画面
分の静止画像をＮ単位画面分（Ｍ≧Ｎ＞１）に亘って繰
り返し記録しているデータであることを示す第２のフラ
グ信号とを画像データと共に記録し、連続したシーンの
画像を１単位画面ずつの静止画像データとして順次取り
込み、その各１単位画面分ずつの静止画像データをＮ単
位画面ずつ記録することで静止画像の連続撮影を行い、
そのＮ単位画面ずつＭ単位画面分の間記録された静止画
像データを示すフラグの領域に、前記第１のフラグ信号
を静止画像データと共に記録し、前記静止画像の連続撮
影終了後に、その連続する静止画像の各画面の中から、
ある静止画像を１画面選択したとき、その選択された静
止画像データの記録されている領域に、前記第２のフラ
グ信号を、その選択されたＮ単位画面の静止画像データ
と共に記録することを特徴とするものである。

【００１６】また、同じ目的を達成するために請求項２
記載の画像記録方法は、モードを切り換えることによっ
て、テレビジョン信号の動画像と静止画像とを同一の記
録媒体に記録することができる画像記録方法であって、
Ｍ単位画面分（Ｍ＞１）の間、１単位画面分の静止画像
が繰り返し記録された部分の付属データとして、静止画
像記録部分であることを示す第１のフラグ信号を決めら
れた記録領域に記録し、更に、１単位画面分の静止画像
をＮ単位画面分に亘って繰り返し記録して、そのＮ単位
画面を１画面分の記録単位とする記録方式を用いた場合
は、その記録されているＮ単位画面からなる１画面分の
データであることを示す第２のフラグ信号を、その該当
する画像データに多重化して記録し、更に、連続したシ
ーンの画像を１単位画面ずつの静止画像データとして順
次取り込み、その各１単位画面分ずつの静止画像データ
をＮ単位画面ずつ記録することで静止画像の連続撮影を
行い、そのＮ単位画面ずつＭ単位画面分の間記録された
静止画像データを示すフラグの領域に、前記第１のフラ
グ信号を静止画像データの付属データとして記録し、前
記静止画像の連続撮影終了後に、その連続する静止画像
の各画面の中から、ある静止画像を１画面選択したと
き、その選択された静止画像データを一旦再生して再生
用メモリに書き込み、その静止画像データの中の第２の
フラグの領域を書き換えて、記録用メモリに第２のフラ
グデータを含んだ静止画像の転送方法を用いて、その選
択された静止画像データの中に含まれるフラグの領域
に、前記第２のフラグ信号を書き込むことで、その選択
された静止画像データと第２のフラグを多重化して記録
することを特徴とするものである。

【００１７】また、同じ目的を達成するために請求項３
記載の画像記録装置は、モードを切り換えることによっ
て、テレビジョン信号の動画像と静止画像とを同一の記
録媒体に記録することができる画像記録装置であって、
Ｍ単位画面分（Ｍ＞１）の間、１単位画面分の静止画像
が繰り返し記録された部分に静止画像記録部分であるこ
とを示す第１のフラグ信号と１単位画面分の静止画像を
Ｎ単位画面分（Ｍ≧Ｎ＞１）に亘って繰り返し記録して
いるデータであることを示す第２のフラグ信号とを画像
データと共に記録する第１の記録手段と、連続したシー
ンの画像を１単位画面ずつの静止画像データとして順次
取り込みその各１単位画面分ずつの静止画像データをＮ
単位画面ずつ記録することで静止画像の連続撮影を行う
連続撮影手段と、そのＮ単位画面ずつＭ単位画面分の間
記録された静止画像データを示すフラグの領域に前記第
１のフラグ信号を静止画像データと共に記録する第２の
記録手段と、前記静止画像の連続撮影終了後にその連続
する静止画像の各画面の中からある静止画像を１画面選
択する画面選択手段と、該画面選択手段により静止画像
を１画面選択したときその選択された静止画像データの
記録されている領域に前記第２のフラグ信号をその選択
されたＮ単位画面の静止画像データと共に記録する第３
の記録手段とを具備したことを特徴とするものである。

【００１８】更に、同じ目的を達成するために請求項４
記載の画像記録装置は、モードを切り換えることによっ
て、テレビジョン信号の動画像と静止画像とを同一の記
録媒体に記録することができる画像記録装置であって、
Ｍ単位画面分（Ｍ＞１）の間１単位画面分の静止画像が
繰り返し記録された部分の付属データとして静止画像記
録部分であることを示す第１のフラグ信号を決められた
記録領域に記録する記録手段と、１単位画面分の静止画
像をＮ単位画面分（Ｍ≧Ｎ＞１）に亘って繰り返し記録
してそのＮ単位画面を１画面分の記録単位とする記録方
式を用いた場合はその記録されているＮ単位画面からな
る１画面分のデータであることを示す第２のフラグ信号
をその該当する画像データに多重化して記録する第１の
記録手段と、連続したシーンの画像を１単位画面ずつの
静止画像データとして順次取り込みその各１単位画面分
ずつの静止画像データをＮ単位画面ずつ記録することで
静止画像の連続撮影を行う連続撮影手段と、そのＮ単位
画面ずつＭ単位画面分の間記録された静止画像データを
示すフラグの領域に前記第１のフラグ信号を静止画像デ
ータの付属データとして記録する第２の記録手段と、前
記静止画像の連続撮影終了後にその連続する静止画像の
各画面の中からある静止画像を１画面選択する画面選択
手段と、該画面選択手段により静止画像を１画面選択し
たときその選択された静止画像データを一旦再生して再
生用メモリに書き込む書き込み手段と、その静止画像デ
ータの中の第２のフラグの領域を書き換えて記録用メモ
リに第２のフラグデータを含んだ静止画像の転送方法を
用いてその選択された静止画像データの中に含まれるフ
ラグの領域に前記第２のフラグ信号を書き込むことでそ
の選択された静止画像データと第２のフラグを多重化し
て記録する第３の記録手段とを具備したことを特徴とす
るものである。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１に基づき説明する。図１は、本発明の一実施の形態に
係る画像記録装置における記録再生の信号処理系の概略
構成を示すブロック図であり、同図中、１０１は再生装
置、１０２は記録装置、１０３は記録媒体である。再生
装置１０１は、第１のメモリ読み書き制御スイッチ１０
４の入力側に接続されている。該第１のメモリ読み書き
制御スイッチ１０４の出力側は、複数（ｎ）個のトラッ
クメモリ１０５1，１０５2，…１０５nを有する再生用
メモリ群１０５の入力側に接続されている。該再生用メ
モリ群１０５の出力側は、第２のメモリ読み書き制御ス
イッチ１０６の入力側に接続されている。該第２のメモ
リ読み書き制御スイッチ１０６の出力側は、フラグ書き
換え回路１０７の一方の入力側に接続されている。該フ
ラグ書き換え回路１０７の他方の入力側には、フラグ書
き換え制御回路１０８の一方の出力側が接続されてい
る。該フラグ書き換え制御回路１０８の他方の出力側
は、再生装置１０１の入力側に接続されている。また、
フラグ書き換え制御回路１０８の入力側には、フラグ書
き換え命令信号入力端子１０９が接続されている。

【００２０】また、フラグ書き換え回路１０７の出力側
は、第３のメモリ読み書き制御スイッチ１１０の入力側
に接続されている。該第３のメモリ読み書き制御スイッ
チ１１０の出力側は、複数（ｎ）個のトラックメモリ１
１１1，１１１2，…１１１nを有する記録用メモリ群１
１１の入力側に接続されている。該記録用メモリ群１１
１の出力側は、第４のメモリ読み書き制御スイッチ１１
２の入力側に接続されている。該第４のメモリ読み書き
制御スイッチ１１２の出力側は、記録装置１０２の入力
側に接続されている。

【００２１】次に、上記構成になる本実施の形態に係る
画像記録装置の動作を説明する。

【００２２】ここで、図３に示される通り、連続撮影モ
ードで撮影された静止画像データは、１フレームの静止
画像がＮフレームずつ、合計Ｍフレームの間に亘って記
録されている。この静止画像データには、Ｍフレームの
間静止画像が記録されていることを示す静止画フラグは
図４のサブコードエリア４０３に記録されているが、１
フレームの静止画像がＮフレーム繰り返し記録されてい
ることを示すＮフレームフラグは、静止画像データ中の
ＡＵＸデータとして記録されていない。

【００２３】連続して記録されている静止画像の中から
１つの画面のみを選択して、その選択した画面の記録さ
れているＮフレーム分のデータに、このＮフレームフラ
グを付けて記録するために、以下のような操作を行う。

【００２４】まず、Ｎフレームフラグを書き込む静止画
像を選択したならば、その選択した１シーンの静止画像
の記録されている先頭のトラックまで記録媒体１０３を
コマ送り操作等を用いて進め、その後、フラグ書き換え
命令信号をフラグ書き換え命令信号入力端子１０９から
フラグ書き換え制御回路１０８に送る。このフラグ書き
換え命令信号を受けたフラグ書き換え制御回路１０８
は、これに応じて記録媒体１０３から選択した静止画像
を再生するように再生装置１０１を動作させる。この再
生装置１０１により再生された静止画像データは、１ト
ラック分のデータごとに一旦再生用メモリ群１０５の中
の各トラックメモリ１０５1，１０５2，…１０５nに順
次書き込まれる。

【００２５】そして、各トラックメモリ１０５1，１０
５2，…１０５nに格納された１トラック分の静止画像デ
ータは、次の記録用メモリに順次送られるが、そのとき
にＡＵＸデータ領域に含まれる、１フレームの静止画像
がＮフレーム分繰り返し記録されていることを示すＮフ
レームフラグをフラグ書き換え回路１０７によって書き
換えてから、静止画像データと多重化して記録用メモリ
群１１１の中の各トラックメモリ１１１1，１１１2，…
１１１nに順次転送していく。この各トラックメモリ１
１１1，１１１2，…１１１nに順次転送されてきた各ト
ラック分の静止画像データを記録装置１０２を用いて記
録媒体１０３に記録することで、Ｎフレームフラグを立
てることができる。

【００２６】このときの静止画像データとＮフレームフ
ラグとの関係は、図３（ｂ）に示される。

【００２７】このように、選択した静止画像は、次のシ
ーンの静止画像データ上に上書きされ、その上書きされ
たデータに対してＮフレームフラグが付けられることに
なる。

【００２８】この処理の後、選択した静止画像の次のシ
ーンの静止画像データが上書きによって消滅してしまう
が、選択した静止画像の検索等を正確に行うことができ
る。

【００２９】なお、本実施の形態においては、画像デー
タ転送のためのメモリには、トラック単位で処理するこ
とができるメモリを例示して説明したが、これに限られ
るものではなく、フレーム単位処理することができるメ
モリを用いてもよい。

【００３０】

【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像記録方
法及び装置によれば、連続撮影モードにより撮影された
静止画像の幾つかのシーンの中から１つのシーンを選択
して、その選択した静止画像データに対してＮフレーム
の静止画像が記録されていることを示すＮフレームフラ
グを記録することで、選択した静止画像の検索、取り込
み等の処理を容易に行うことができる。これにより、例
えば、動く物体等を連続撮影した後、その幾つかの画面
の中から最も撮影者の意図を反映する位置で物体の写っ
ている画面を後で選択して、１枚の静止画像として処理
する際に、検索等を容易に行うことができるという効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態に係る画像記録装置
における記録再生の信号処理系の概略構成を示すブロッ
ク図である。

【図２】従来の画像記録装置における記録再生の信号処
理系の概略構成を示すブロック図である。

【図３】静止画像データと静止画フラグ及びＮフレーム
フラグとの関係を示す図である。

【図４】記録媒体にヘリカルスキャン記録を行ったとき
のトラックパターン上における画像データの記録フォー
マットの一例を示す図である。

【符号の説明】

１０１ 再生装置 １０２ 記録装置 １０３ 記録媒体 １０４ 第１のメモリ読み書き制御スイッチ １０５ 再生用メモリ群 １０５1 再生用メモリ １０５2 再生用メモリ １０５ｎ 再生用メモリ １０６ 第２のメモリ読み書き制御スイッチ １０７ フラグ書き換え回路 １０８ フラグ書き換え制御回路 １０９ フラグ書き換え命令信号入力端子 １１０ 第３のメモリ読み書き制御スイッチ １１１ 記録用メモリ群 １１１1 記録用メモリ １１１2 記録用メモリ １１１ｎ 記録用メモリ １１２ 第４のメモリ読み書き制御スイッチ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 モードを切り換えることによって、テレ
   ビジョン信号の動画像と静止画像とを同一の記録媒体に
   記録することができる画像記録方法であって、Ｍ単位画
   面分（Ｍ＞１）の間、１単位画面分の静止画像が繰り返
   し記録された部分に、静止画像記録部分であることを示
   す第１のフラグ信号と、１単位画面分の静止画像をＮ単
   位画面分（Ｍ≧Ｎ＞１）に亘って繰り返し記録している
   データであることを示す第２のフラグ信号とを画像デー
   タと共に記録し、連続したシーンの画像を１単位画面ず
   つの静止画像データとして順次取り込み、その各１単位
   画面分ずつの静止画像データをＮ単位画面ずつ記録する
   ことで静止画像の連続撮影を行い、そのＮ単位画面ずつ
   Ｍ単位画面分の間記録された静止画像データを示すフラ
   グの領域に、前記第１のフラグ信号を静止画像データと
   共に記録し、前記静止画像の連続撮影終了後に、その連
   続する静止画像の各画面の中から、ある静止画像を１画
   面選択したとき、その選択された静止画像データの記録
   されている領域に、前記第２のフラグ信号を、その選択
   されたＮ単位画面の静止画像データと共に記録すること
   を特徴とする画像記録方法。
2. 【請求項２】 モードを切り換えることによって、テレ
   ビジョン信号の動画像と静止画像とを同一の記録媒体に
   記録することができる画像記録方法であって、Ｍ単位画
   面分（Ｍ＞１）の間、１単位画面分の静止画像が繰り返
   し記録された部分の付属データとして、静止画像記録部
   分であることを示す第１のフラグ信号を決められた記録
   領域に記録し、更に、１単位画面分の静止画像をＮ単位
   画面分に亘って繰り返し記録して、そのＮ単位画面を１
   画面分の記録単位とする記録方式を用いた場合は、その
   記録されているＮ単位画面からなる１画面分のデータで
   あることを示す第２のフラグ信号を、その該当する画像
   データと共に記録し、更に、連続したシーンの画像を１
   単位画面ずつの静止画像データとして順次取り込み、そ
   の各１単位画面分ずつの静止画像データをＮ単位画面ず
   つ記録することで静止画像の連続撮影を行い、そのＮ単
   位画面ずつＭ単位画面分の間記録された静止画像データ
   を示すフラグの領域に、前記第１のフラグ信号を静止画
   像データの付属データとして記録し、前記静止画像の連
   続撮影終了後に、その連続する静止画像の各画面の中か
   ら、ある静止画像を１画面選択したとき、その選択され
   た静止画像データを一旦再生して再生用メモリに書き込
   み、その静止画像データの中の第２のフラグの領域を書
   き換えて、記録用メモリに第２のフラグデータを含んだ
   静止画像の転送方法を用いて、その選択された静止画像
   データの中に含まれるフラグの領域に、前記第２のフラ
   グ信号を書き込むことで、その選択された静止画像デー
   タと第２のフラグを多重化して記録することを特徴とす
   る画像記録方法。
3. 【請求項３】 モードを切り換えることによって、テレ
   ビジョン信号の動画像と静止画像とを同一の記録媒体に
   記録することができる画像記録装置であって、Ｍ単位画
   面分（Ｍ＞１）の間、１単位画面分の静止画像が繰り返
   し記録された部分に静止画像記録部分であることを示す
   第１のフラグ信号と、１単位画面分の静止画像をＮ単位
   画面分（Ｍ≧Ｎ＞１）に亘って繰り返し記録しているデ
   ータであることを示す第２のフラグ信号とを画像データ
   と共に記録する第１の記録手段と、連続したシーンの画
   像を１単位画面ずつの静止画像データとして順次取り込
   みその各１単位画面分ずつの静止画像データをＮ単位画
   面ずつ記録することで静止画像の連続撮影を行う連続撮
   影手段と、そのＮ単位画面ずつＭ単位画面分の間記録さ
   れた静止画像データを示すフラグの領域に前記第１のフ
   ラグ信号を静止画像データと共に記録する第２の記録手
   段と、前記静止画像の連続撮影終了後にその連続する静
   止画像の各画面の中からある静止画像を１画面選択する
   画面選択手段と、該画面選択手段により静止画像を１画
   面選択したときその選択された静止画像データの記録さ
   れている領域に前記第２のフラグ信号をその選択された
   Ｎ単位画面の静止画像データと共に記録する第３の記録
   手段とを具備したことを特徴とする画像記録装置。
4. 【請求項４】 モードを切り換えることによって、テレ
   ビジョン信号の動画像と静止画像とを同一の記録媒体に
   記録することができる画像記録装置であって、Ｍ単位画
   面分（Ｍ＞１）の間１単位画面分の静止画像が繰り返し
   記録された部分の付属データとして静止画像記録部分で
   あることを示す第１のフラグ信号を決められた記録領域
   に記録する記録手段と、１単位画面分の静止画像をＮ単
   位画面分（Ｍ≧Ｎ＞１）に亘って繰り返し記録してその
   Ｎ単位画面を１画面分の記録単位とする記録方式を用い
   た場合はその記録されているＮ単位画面からなる１画面
   分のデータであることを示す第２のフラグ信号をその該
   当する画像データと共に記録する第１の記録手段と、連
   続したシーンの画像を１単位画面ずつの静止画像データ
   として順次取り込みその各１単位画面分ずつの静止画像
   データをＮ単位画面ずつ記録することで静止画像の連続
   撮影を行う連続撮影手段と、そのＮ単位画面ずつＭ単位
   画面分の間記録された静止画像データを示すフラグの領
   域に前記第１のフラグ信号を静止画像データの付属デー
   タとして記録する第２の記録手段と、前記静止画像の連
   続撮影終了後にその連続する静止画像の各画面の中から
   ある静止画像を１画面選択する画面選択手段と、該画面
   選択手段により静止画像を１画面選択したときその選択
   された静止画像データを一旦再生して再生用メモリに書
   き込む書き込み手段と、その静止画像データの中の第２
   のフラグの領域を書き換えて記録用メモリに第２のフラ
   グデータを含んだ静止画像の転送方法を用いてその選択
   された静止画像データの中に含まれるフラグの領域に前
   記第２のフラグ信号を書き込むことでその選択された静
   止画像データと第２のフラグを多重化して記録する第３
   の記録手段とを具備したことを特徴とする画像記録装
   置。