JP2564880B2 - 歯車転造工具 - Google Patents
歯車転造工具Info
- Publication number
- JP2564880B2 JP2564880B2 JP6622888A JP6622888A JP2564880B2 JP 2564880 B2 JP2564880 B2 JP 2564880B2 JP 6622888 A JP6622888 A JP 6622888A JP 6622888 A JP6622888 A JP 6622888A JP 2564880 B2 JP2564880 B2 JP 2564880B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- die
- gear
- plate
- tooth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H5/00—Making gear wheels, racks, spline shafts or worms
- B21H5/02—Making gear wheels, racks, spline shafts or worms with cylindrical outline, e.g. by means of die rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Gear Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は歯車転造に関するもので、歯車の歯を無垢の
ブランク(被加工物)より転造成形すると同時に歯車歯
部の両端部に面取部を成形する歯車転造装置に関するも
ので、歯車の塑性加工に広く利用されるものである。
ブランク(被加工物)より転造成形すると同時に歯車歯
部の両端部に面取部を成形する歯車転造装置に関するも
ので、歯車の塑性加工に広く利用されるものである。
(従来の技術) 本発明に係る従来技術としては、実開昭60−24437号
公報がある。
公報がある。
このものはワークの歯面を転造加工する転造ラツク及
びダイスの各歯面のうち、被加工物の面取部に対向する
部位に突起部を形成する歯車転造工具である。
びダイスの各歯面のうち、被加工物の面取部に対向する
部位に突起部を形成する歯車転造工具である。
然し前記歯部の面取加工方法は面取部分の寸法精度が
正確に形成が困難でダレ易いために、前記歯車転造工具
の改良として第6図の特願昭62−076950号に示すように
転造ダイス11の歯部側面に外ひろがりのテーパー12を設
け、拘束板13の転造ダイスに接触する面にもテーパーを
設け、拘束板の転造ダイスに接触する面にダイスの歯形
と同一で面取部を有する歯形を凸状に彫刻し、取付板に
てダイスの両側面に前記拘束板に取付ける歯車転造工具
である。
正確に形成が困難でダレ易いために、前記歯車転造工具
の改良として第6図の特願昭62−076950号に示すように
転造ダイス11の歯部側面に外ひろがりのテーパー12を設
け、拘束板13の転造ダイスに接触する面にもテーパーを
設け、拘束板の転造ダイスに接触する面にダイスの歯形
と同一で面取部を有する歯形を凸状に彫刻し、取付板に
てダイスの両側面に前記拘束板に取付ける歯車転造工具
である。
(発明が解決しようとする課題) しかし前記拘束板を面取部に使用した歯車転造工具で
冷間転造を行うと、転造時の歯幅方向の力により、ダイ
ス拘束板が開いてそのスシマ14にバリが発生し易く、特
に面取部と歯部の境にバリが発生するという問題点があ
つた。
冷間転造を行うと、転造時の歯幅方向の力により、ダイ
ス拘束板が開いてそのスシマ14にバリが発生し易く、特
に面取部と歯部の境にバリが発生するという問題点があ
つた。
本発明は歯車転造工具を使用して冷間歯車転造を行つ
ても、ダイスと拘束板との間にバリの発生しない歯車転
造工具を技術的課題とするものである。
ても、ダイスと拘束板との間にバリの発生しない歯車転
造工具を技術的課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は
次のとおりである。すなわち、冷間歯車転造を行う転造
ダイスを有する歯車転造工具に於いて、転造ダイスと前
記転造ダイスの側面に設けた拘束板を一体とし、前記拘
束板と一体となつた転造ダイスの歯面境をテーパーある
いは円弧状とするものである。
次のとおりである。すなわち、冷間歯車転造を行う転造
ダイスを有する歯車転造工具に於いて、転造ダイスと前
記転造ダイスの側面に設けた拘束板を一体とし、前記拘
束板と一体となつた転造ダイスの歯面境をテーパーある
いは円弧状とするものである。
(作用) 前記技術的手段は次のように作用する。すなわち、拘
束板付転造ダイスの歯部の境界はテーパー面又は円弧面
で形成されており、又他方側の拘束板に設けた歯部も前
記転造ダイスの歯部にスキマなく入り込んでいるため
に、拘束板付転造ダイスと拘束板とを固着して転造加工
すれば、材料の流れが従来のような転造ダイスと拘束板
とのスキマがないために流れ出ることがなく、従つて塑
性加工された歯車の端面にバリの発生がないものであ
る。
束板付転造ダイスの歯部の境界はテーパー面又は円弧面
で形成されており、又他方側の拘束板に設けた歯部も前
記転造ダイスの歯部にスキマなく入り込んでいるため
に、拘束板付転造ダイスと拘束板とを固着して転造加工
すれば、材料の流れが従来のような転造ダイスと拘束板
とのスキマがないために流れ出ることがなく、従つて塑
性加工された歯車の端面にバリの発生がないものであ
る。
(実施例) 以下実施例について説明する。
第3図に示すように銅電極1を銅材よりワイヤカツト
により内歯車1aを製作し、NC加工により歯面部1bをつけ
る。
により内歯車1aを製作し、NC加工により歯面部1bをつけ
る。
この銅電極1を使用して放電加工により第1図に示す
拘束板付転造ダイス2を製作する。前記拘束板付転造ダ
イス2は歯幅方向への材料流れを抑える拘束板部3,歯形
部4,面取成形を行う面取成形部5よりなつている。
拘束板付転造ダイス2を製作する。前記拘束板付転造ダ
イス2は歯幅方向への材料流れを抑える拘束板部3,歯形
部4,面取成形を行う面取成形部5よりなつている。
又前記拘束板付転造ダイス2の歯部にすきまなく入れ
こむことが出来る拘束板7を第4図に示し、7aは歯部
で、これにより反対側の歯幅方向の材料の流れを抑える
ものである。
こむことが出来る拘束板7を第4図に示し、7aは歯部
で、これにより反対側の歯幅方向の材料の流れを抑える
ものである。
第5図は本実施例の歯車転造工具の断面図で、6はス
リーブで、8は前記拘束板7を抑える拘束板押え、9は
ネジ9aにより強固に固着するスリーブナツトである。
リーブで、8は前記拘束板7を抑える拘束板押え、9は
ネジ9aにより強固に固着するスリーブナツトである。
スリーブ6に拘束板付転造ダイス3を挿入し、上側拘
束板7を拘束板押え8を介してナツト9にて強固に固着
し、ワーク10を転造加工する。
束板7を拘束板押え8を介してナツト9にて強固に固着
し、ワーク10を転造加工する。
この場合ダイスと拘束板とは一体であり、又上側拘束
板もすきまなく固定してあるために、材料の流れはスキ
マに逃げることがなく従つてバリの発生はないものであ
る。
板もすきまなく固定してあるために、材料の流れはスキ
マに逃げることがなく従つてバリの発生はないものであ
る。
本発明は次の効果を有する。すなわち、 (1)歯車の面取加工を転造時に同時に加工することが
極めて容易であり、 (2)冷間歯車転造時にダイスと拘束板間に発生するバ
リを抑えることができ、 (3)ダイスの歯強度を大幅に強化することができる。
極めて容易であり、 (2)冷間歯車転造時にダイスと拘束板間に発生するバ
リを抑えることができ、 (3)ダイスの歯強度を大幅に強化することができる。
第1図は本実施例の外観斜視図、第2図は第1図のA〜
A断面図、第3図は銅電極よりなる内歯車の外観斜視
図、第4図は上側拘束板、第5図は本実施例を使用した
歯車転造工具の一部省略した断面図、第6図は従来例の
断面図である。 2……転造ダイス, 3……転造ダイスと一体の拘束板付ダイス, 5……テーパー又は円弧面, 7……他方側の拘束板。
A断面図、第3図は銅電極よりなる内歯車の外観斜視
図、第4図は上側拘束板、第5図は本実施例を使用した
歯車転造工具の一部省略した断面図、第6図は従来例の
断面図である。 2……転造ダイス, 3……転造ダイスと一体の拘束板付ダイス, 5……テーパー又は円弧面, 7……他方側の拘束板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−203230(JP,A) 特開 昭57−112939(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】回転する被加工物の歯車と噛合つて被加工
物の歯面を転造加工する転造ダイスを取付けた歯車転造
工具において、転造ダイスの一方側の拘束板を転造ダイ
スと一体とした拘束板付転造ダイスと、他方側の拘束板
は転造ダイスの歯部にすきまなく嵌め込み部を有する構
造とし、前記拘束板付転造ダイスの拘束板と歯面の境界
をテーパー,又は円弧状とした歯車転造工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6622888A JP2564880B2 (ja) | 1988-03-21 | 1988-03-21 | 歯車転造工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6622888A JP2564880B2 (ja) | 1988-03-21 | 1988-03-21 | 歯車転造工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01241343A JPH01241343A (ja) | 1989-09-26 |
JP2564880B2 true JP2564880B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=13309779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6622888A Expired - Fee Related JP2564880B2 (ja) | 1988-03-21 | 1988-03-21 | 歯車転造工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564880B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3369494A1 (de) * | 2017-03-02 | 2018-09-05 | Leifeld Metal Spinning AG | Umformrolle sowie vorrichtung und verfahren zum umformen |
-
1988
- 1988-03-21 JP JP6622888A patent/JP2564880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01241343A (ja) | 1989-09-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |