JP2564355B2 - 印字記録装置 - Google Patents
印字記録装置Info
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- JP2564355B2 JP2564355B2 JP9037988A JP9037988A JP2564355B2 JP 2564355 B2 JP2564355 B2 JP 2564355B2 JP 9037988 A JP9037988 A JP 9037988A JP 9037988 A JP9037988 A JP 9037988A JP 2564355 B2 JP2564355 B2 JP 2564355B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドットイメージデータをもとにプリントを行
う印字記録装置に係り、特に印字記録が不可能になった
記録素子を検出して、印字可能な記録素子で全記録素子
が印字不可能になる迄印字記録を行うことができるよう
にした印字記録装置に関するものである。
う印字記録装置に係り、特に印字記録が不可能になった
記録素子を検出して、印字可能な記録素子で全記録素子
が印字不可能になる迄印字記録を行うことができるよう
にした印字記録装置に関するものである。
従来画像フレームバッファ等からの画像データを入力
し、その画像データをドットマトリクスプリンタでプリ
ントする印字記録装置において、印字記録を行う複数の
記録素子がそれぞれ記録可能か否かの検出手段を設け、
記録不可能な記録素子を検出するようにしたものは知ら
れている。そして、これは複数の記録素子の1つの記録
素子が印字不可能になった時にはエラー警告をして、印
字記録を中断するようにしている。
し、その画像データをドットマトリクスプリンタでプリ
ントする印字記録装置において、印字記録を行う複数の
記録素子がそれぞれ記録可能か否かの検出手段を設け、
記録不可能な記録素子を検出するようにしたものは知ら
れている。そして、これは複数の記録素子の1つの記録
素子が印字不可能になった時にはエラー警告をして、印
字記録を中断するようにしている。
しかしながら、上記従来例では、未だ印字記録が可能
な記録素子が存在するにも拘わらず印字を中断し、エラ
ー警告をし、記録素子の交換を促すようにしているの
で、印字可能な記録素子を無駄にしているという問題点
があった。
な記録素子が存在するにも拘わらず印字を中断し、エラ
ー警告をし、記録素子の交換を促すようにしているの
で、印字可能な記録素子を無駄にしているという問題点
があった。
本発明の目的は上記従来例の問題を解消し、印字記録
が可能な記録素子を使用して例えば全ての記録素子が印
字記録不可能になる迄印字記録を続け、従来例の無駄を
なくし、少しでも多くの印字記録を行える印字記録装置
を提供することにある。
が可能な記録素子を使用して例えば全ての記録素子が印
字記録不可能になる迄印字記録を続け、従来例の無駄を
なくし、少しでも多くの印字記録を行える印字記録装置
を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、少なくとも最
大印字記録幅における記録ヘッドの1走査分以上のイメ
ージデータを格納し得るイメージデータ記憶手段と、イ
メージデータに基づきプリントを行う複数の記録素子を
備えた記録ヘッドと、記録ヘッドの複数の記録素子がそ
れぞれ記録可能か否かを検出する破壊検出手段と、破壊
検出手段による検出結果に基づき印字可能な記録素子の
連続のうち最大の連続記録素子群を選択する最大連続記
録素子群選択手段と、最大連続記録素子群選択手段によ
り選択された記録素子群により印字記録を続ける印字記
録制御手段とを備えることを特徴とするものである。
大印字記録幅における記録ヘッドの1走査分以上のイメ
ージデータを格納し得るイメージデータ記憶手段と、イ
メージデータに基づきプリントを行う複数の記録素子を
備えた記録ヘッドと、記録ヘッドの複数の記録素子がそ
れぞれ記録可能か否かを検出する破壊検出手段と、破壊
検出手段による検出結果に基づき印字可能な記録素子の
連続のうち最大の連続記録素子群を選択する最大連続記
録素子群選択手段と、最大連続記録素子群選択手段によ
り選択された記録素子群により印字記録を続ける印字記
録制御手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、破壊検出手段によって記録ヘッドの
複数の記録素子が記録可能か否か検出される。
複数の記録素子が記録可能か否か検出される。
そして、この検出の結果印字可能な記録素子の連続の
うち最大の連続記録素子群が選択され、この最大連続記
録素子群によって印字記録が続けられる。
うち最大の連続記録素子群が選択され、この最大連続記
録素子群によって印字記録が続けられる。
従って、例えば全ての記録素子が印字記録不可能とな
る迄印字記録を行うことができる。
る迄印字記録を行うことができる。
以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつつ説明す
る。
る。
第1図は本発明の実施の一形態を示すブロック図であ
る。
る。
図において、Aは少くとも最大印字記録幅における記
録ヘッドの1走査分以上のイメージデータを格納し得る
イメージデータ記録手段、Bはイメージデータに基づき
プリントを行う複数の記録素子を備えた記録ヘッド、C
は記録ヘッドBの複数の記録素子がそれぞれ記録可能か
否かを検出する破壊検出手段、Dは破壊検出手段Cによ
る検出結果に基づき印字可能な記録素子の連続のうち最
大の連続記録素子群を選択する最大連続記録素子群選択
手段、Eは最大連続記録素子群選択手段により選択され
た記録素子群により印字記録を続ける印字記録制御手段
である。
録ヘッドの1走査分以上のイメージデータを格納し得る
イメージデータ記録手段、Bはイメージデータに基づき
プリントを行う複数の記録素子を備えた記録ヘッド、C
は記録ヘッドBの複数の記録素子がそれぞれ記録可能か
否かを検出する破壊検出手段、Dは破壊検出手段Cによ
る検出結果に基づき印字可能な記録素子の連続のうち最
大の連続記録素子群を選択する最大連続記録素子群選択
手段、Eは最大連続記録素子群選択手段により選択され
た記録素子群により印字記録を続ける印字記録制御手段
である。
次に、第2図は本発明にかかる印字記録装置の一実施
例の概略構成を示すブロック図である。
例の概略構成を示すブロック図である。
図において、1はプリントイメージデータを水平方向
(プリント方向)の1ライン毎に送出するホストコンピ
ューター又は、データ転送装置で、ホストコンピュータ
1からのプリンタへの各ライン毎のイメージデータは制
御部2からのトリガ信号14によって所定の周波数のクロ
ックレートで転送される。
(プリント方向)の1ライン毎に送出するホストコンピ
ューター又は、データ転送装置で、ホストコンピュータ
1からのプリンタへの各ライン毎のイメージデータは制
御部2からのトリガ信号14によって所定の周波数のクロ
ックレートで転送される。
2はプリンタ全体の制御を行う制御部で、例えばマイ
クロプロセッサ等のMPU2−1、MPU2−1の制御プログラ
ムや後述するフローチャートに示す制御手段、データ等
を格納しているROM2−2、ワークエリアとして使用さ
れ、記録可能素子数や紙サイズに応じたデータ数を記憶
する領域等を含むRAM2−3、RAM2−3に内蔵された紙送
りカウンタ2−4、MPU2−1の指示に対応して計時を行
い、指示された時間を計時すると、MPU2−1に割り込み
信号を出力するタイマ2−5、各種データ及び制御信号
の入出力を行うI/Oポート2−6を備えている。
クロプロセッサ等のMPU2−1、MPU2−1の制御プログラ
ムや後述するフローチャートに示す制御手段、データ等
を格納しているROM2−2、ワークエリアとして使用さ
れ、記録可能素子数や紙サイズに応じたデータ数を記憶
する領域等を含むRAM2−3、RAM2−3に内蔵された紙送
りカウンタ2−4、MPU2−1の指示に対応して計時を行
い、指示された時間を計時すると、MPU2−1に割り込み
信号を出力するタイマ2−5、各種データ及び制御信号
の入出力を行うI/Oポート2−6を備えている。
3はホストコンピュータ1より送出されたイメージデ
ータを少なくとも印字ヘッドの記録素子数分(本実施例
では64ライン分)格納するイメージバッファメモリでホ
ストコンピューター又はデータ転送位置1からのイメー
ジデータは制御部2の制御により順次イメージバッファ
メモリ3に格納される。
ータを少なくとも印字ヘッドの記録素子数分(本実施例
では64ライン分)格納するイメージバッファメモリでホ
ストコンピューター又はデータ転送位置1からのイメー
ジデータは制御部2の制御により順次イメージバッファ
メモリ3に格納される。
4は1ライン分の受信するイメージデータ数を設定出
来るカウンタ4−1を備え、制御部2が設定したデータ
数を受信すると検出信号16を制御部2に出力する受信回
路である。
来るカウンタ4−1を備え、制御部2が設定したデータ
数を受信すると検出信号16を制御部2に出力する受信回
路である。
5はイメージバッファメモリ3より印字ヘッド6の記
録可能素子数に対応するライン分(例えば64ライン分)
のデータを垂直方向に1列ずつ(64ドット)読み出し、
印字ヘッド6の印字位置に対応して出力するデータコン
バータである。5−1はコンバート用カウンタであり、
記録可能な記録素子数から制御部2が任意に設定でき
る。同様に5−2はイメージバッファメモリ3のどのア
ドレスからデータコンバートをするかを設定する先頭ア
ドレスレジスタであり、5−3は複数の記録素子内のど
の位置へデータコンバートを行うかを設定できる上端位
置レジスタである。
録可能素子数に対応するライン分(例えば64ライン分)
のデータを垂直方向に1列ずつ(64ドット)読み出し、
印字ヘッド6の印字位置に対応して出力するデータコン
バータである。5−1はコンバート用カウンタであり、
記録可能な記録素子数から制御部2が任意に設定でき
る。同様に5−2はイメージバッファメモリ3のどのア
ドレスからデータコンバートをするかを設定する先頭ア
ドレスレジスタであり、5−3は複数の記録素子内のど
の位置へデータコンバートを行うかを設定できる上端位
置レジスタである。
印字ヘッド6は、縦方向に64ドットの記録素子を1列
に配置し、水平方向に走査して印字記録を行う例えばサ
ーマルヘッドや、インクジェット等の記録用ヘッドであ
る。
に配置し、水平方向に走査して印字記録を行う例えばサ
ーマルヘッドや、インクジェット等の記録用ヘッドであ
る。
7はデータコンバータ5からのプリントデータに基づ
いて印字ヘッド6の各記録素子を駆動するドライバであ
り、7−1は印字可能な印字記録素子のどの印字記録素
子を駆動するかを設定する駆動可否レジスタである。
いて印字ヘッド6の各記録素子を駆動するドライバであ
り、7−1は印字可能な印字記録素子のどの印字記録素
子を駆動するかを設定する駆動可否レジスタである。
8は印字ヘッド6を搭載したキャリッジを水平方向に
走査するキャリッジモータ、9は制御部2のデータをも
とにキャリッジモータの駆動を行うキャリッジモータド
ライバである。10は印字ヘッド6の記録素子のピッチ分
の単位で紙送りを実行できる紙送りモータで、11は紙送
りモータ10を駆動するドライバである。キャリッジモー
タ8と紙送りモータ10は本実施例においてはステッピン
グモータで構成されている。12は印字ヘッド破壊検出装
置であり、記録が不可能になった記録素子を検出するこ
とができる。13は紙のサイズを指示することが可能な例
えばキーパネル等に設けたキーによる情報入力部であ
り、A4やB5などの紙サイズが指定できるものである。15
はホストコンピュータ又はデータ転送装置1から指示さ
れる紙サイズなどのコマンドの信号であり、情報入力部
13からだけでなく、ホストコンピュータ1からも紙サイ
ズ指示が出来る。
走査するキャリッジモータ、9は制御部2のデータをも
とにキャリッジモータの駆動を行うキャリッジモータド
ライバである。10は印字ヘッド6の記録素子のピッチ分
の単位で紙送りを実行できる紙送りモータで、11は紙送
りモータ10を駆動するドライバである。キャリッジモー
タ8と紙送りモータ10は本実施例においてはステッピン
グモータで構成されている。12は印字ヘッド破壊検出装
置であり、記録が不可能になった記録素子を検出するこ
とができる。13は紙のサイズを指示することが可能な例
えばキーパネル等に設けたキーによる情報入力部であ
り、A4やB5などの紙サイズが指定できるものである。15
はホストコンピュータ又はデータ転送装置1から指示さ
れる紙サイズなどのコマンドの信号であり、情報入力部
13からだけでなく、ホストコンピュータ1からも紙サイ
ズ指示が出来る。
第3図は本発明が適用される印字記録装置の外観斜視
図であり、17は印字ヘッド6を搭載したキャリッジであ
り、ガイドバー20に沿って駆動される。18は記録媒体、
19は紙送りモータに接続され記録媒体18を搬送するプラ
テンである。
図であり、17は印字ヘッド6を搭載したキャリッジであ
り、ガイドバー20に沿って駆動される。18は記録媒体、
19は紙送りモータに接続され記録媒体18を搬送するプラ
テンである。
第4図は本実施例の制御手順の一例を示すフローチャ
ート図でありこのフローチャート図に従って本実施例を
詳細に説明する。
ート図でありこのフローチャート図に従って本実施例を
詳細に説明する。
まずステップS1で、紙幅によるデータ受信ドット数を
カウンタ4−1へ代入する。ステップS2でイメージバッ
ファメモリ3のアドレスを初期化しステップS3でRAM2−
3内にある紙送りカウンタ2−4をクリアする。ステッ
プS4で印字ヘッド破壊検出装置12から記録可能素子を求
める。
カウンタ4−1へ代入する。ステップS2でイメージバッ
ファメモリ3のアドレスを初期化しステップS3でRAM2−
3内にある紙送りカウンタ2−4をクリアする。ステッ
プS4で印字ヘッド破壊検出装置12から記録可能素子を求
める。
次に、ステップS5でその中から垂直方向に最大である
連続記録素子数Xを求め、又同時にその連続記録素子の
上端の素子位置Yを求める。次に、ステップS6で紙送り
カウンタ2−4に「Y−1」を加える。ステップS7で、
一頁の印字が終了したか否かの判断をして、終了の場合
には次処理へ進む。終了でないときには、ステップS8で
信号14を出力しホストコンピュータ1からイメージデー
タが所定の周波数で送られてくるので、受信回路4で受
信し1ラインデータを入力する。受信回路4から受信終
了信号16が制御部2に出力されるとステップS9で黒ドッ
トが有るか無いかの判別をして有る場合にはステップS1
0へ進み、そこで紙送りカウンタ2−4が“0"か否かの
判別をして、“0"でない場合にはステップS11で紙送り
を開始し紙送りの割り込みを可能にする。
連続記録素子数Xを求め、又同時にその連続記録素子の
上端の素子位置Yを求める。次に、ステップS6で紙送り
カウンタ2−4に「Y−1」を加える。ステップS7で、
一頁の印字が終了したか否かの判断をして、終了の場合
には次処理へ進む。終了でないときには、ステップS8で
信号14を出力しホストコンピュータ1からイメージデー
タが所定の周波数で送られてくるので、受信回路4で受
信し1ラインデータを入力する。受信回路4から受信終
了信号16が制御部2に出力されるとステップS9で黒ドッ
トが有るか無いかの判別をして有る場合にはステップS1
0へ進み、そこで紙送りカウンタ2−4が“0"か否かの
判別をして、“0"でない場合にはステップS11で紙送り
を開始し紙送りの割り込みを可能にする。
そして、ステップS12でコンバート用カウンタ5−1
へXの値を代入し、ステップS13でイメージバッファメ
モリ3の先頭アドレスをデータコンバータ5内の先頭ア
ドレスレジスタ5−2に格納する。さらに、ステップS1
8で上端位置レジスタ5−3にYの値を代入する。S19で
駆動可否レジスタ7−1をX、Yの値により設定する。
へXの値を代入し、ステップS13でイメージバッファメ
モリ3の先頭アドレスをデータコンバータ5内の先頭ア
ドレスレジスタ5−2に格納する。さらに、ステップS1
8で上端位置レジスタ5−3にYの値を代入する。S19で
駆動可否レジスタ7−1をX、Yの値により設定する。
さらに、ステップS20で「X−1」ライン分のイメー
ジデータを入力する。ステップs21で紙送り中か否かの
判断をして、紙送り中の場合には紙送りが終了する迄待
ち続け紙送りが終了したら、ステップS22で印字動作を
開始する。ステップS23で紙送りカウンタ2−4へXを
代入しステップS24で紙送りを開始し割り込みを可とす
る。
ジデータを入力する。ステップs21で紙送り中か否かの
判断をして、紙送り中の場合には紙送りが終了する迄待
ち続け紙送りが終了したら、ステップS22で印字動作を
開始する。ステップS23で紙送りカウンタ2−4へXを
代入しステップS24で紙送りを開始し割り込みを可とす
る。
ところでステップS9で、黒ドットが存在しなかったと
きにはステップS14に進みイメージバッファメモリ3の
アドレスの初期化を行いステップS15で紙送りカウンタ
に+1を加えステップS16で紙送り中ならば紙送りを続
行して(ステップS17)、ステップS17へ戻る。
きにはステップS14に進みイメージバッファメモリ3の
アドレスの初期化を行いステップS15で紙送りカウンタ
に+1を加えステップS16で紙送り中ならば紙送りを続
行して(ステップS17)、ステップS17へ戻る。
また、紙送り割り込み処理では、ステップS25におい
て紙送りモータを1ステップ駆動してステップS26で紙
送りカウンタ2−4のカウント値を1減ずる。ステップ
S27で紙送りカウンタが“0"か否かの判断をして“0"の
時にはステップS28で割り込みを不可として割り込み処
理を終了する。このようにして、複数の記録素子の中で
印字不可能となった記録素子が発生しても残りの印字可
能な記録素子で印字記録を行っていくことが可能であ
る。
て紙送りモータを1ステップ駆動してステップS26で紙
送りカウンタ2−4のカウント値を1減ずる。ステップ
S27で紙送りカウンタが“0"か否かの判断をして“0"の
時にはステップS28で割り込みを不可として割り込み処
理を終了する。このようにして、複数の記録素子の中で
印字不可能となった記録素子が発生しても残りの印字可
能な記録素子で印字記録を行っていくことが可能であ
る。
〔他の実施例1〕 前記実施例では、制御部2が印字ヘッド破壊検出装置
12から破壊した記録素子を検出し、ドライバ7の駆動可
否レジスタ7−1の設定を行うことにより破壊した記録
素子の駆動を行わないようにしたがドライバ7内にこの
駆動可否レジスタ7−1が存続しなくても良く、例えば
第5図に示す様にコンバート可否レジスタ5−4をデー
タコンバータ5に設け、複数の記録素子に1対1対応さ
せて駆動しない記録素子に関してはこのレジスタを否の
状態にするようにしてもよい。このときの制御部2の制
御は前記実施例の第4図示フローチャートのステップS1
9における駆動可否レジスタへの設定のかわりに、コン
バート可否レジスタ5−4への設定とすればよい。そう
するとイメージバッファメモリ3から印字ヘッドドライ
バ7へデータをコンバートする時に駆動しない記録素子
に対応するデータは無条件に白データとなり駆動されな
いこととなる。
12から破壊した記録素子を検出し、ドライバ7の駆動可
否レジスタ7−1の設定を行うことにより破壊した記録
素子の駆動を行わないようにしたがドライバ7内にこの
駆動可否レジスタ7−1が存続しなくても良く、例えば
第5図に示す様にコンバート可否レジスタ5−4をデー
タコンバータ5に設け、複数の記録素子に1対1対応さ
せて駆動しない記録素子に関してはこのレジスタを否の
状態にするようにしてもよい。このときの制御部2の制
御は前記実施例の第4図示フローチャートのステップS1
9における駆動可否レジスタへの設定のかわりに、コン
バート可否レジスタ5−4への設定とすればよい。そう
するとイメージバッファメモリ3から印字ヘッドドライ
バ7へデータをコンバートする時に駆動しない記録素子
に対応するデータは無条件に白データとなり駆動されな
いこととなる。
〔他の実施例2〕 上述した実施例では2例共、記録素子に1対1に対応
したレジスタを、駆動ドライバ7あるいはデータコンバ
ータ5内に設けることにより、破壊した記録素子や使用
しない記録素子を駆動することを避けた例を示したが、
当然この様なカウンタやレジスタを一切用いない実施例
も可能である。
したレジスタを、駆動ドライバ7あるいはデータコンバ
ータ5内に設けることにより、破壊した記録素子や使用
しない記録素子を駆動することを避けた例を示したが、
当然この様なカウンタやレジスタを一切用いない実施例
も可能である。
このような実施例のブロック図を第6図に示し、その
制御手順の一例を第7図のフローチャートに示す。この
フローチャートに従って説明をする。
制御手順の一例を第7図のフローチャートに示す。この
フローチャートに従って説明をする。
ステップS1ないしステップS6迄は前述の2つの実施例
と全く同様である。
と全く同様である。
そして、ステップS7であらかじめ、イメージバッファ
メモリ3の先頭アドレスをデータコンバータ5の先頭ア
ドレスレジスタ5−2へ格納し、ステップS8で先頭アド
レスで示されるイメージバッファメモリ3から「Y−
1」ライン分RAM2−3に空白データを格納する。この後
ステップS9ないしステップS18迄は前述の2つの実施例
と同様に行い、ステップS19で「64−X−(Y−1)」
ライン分の空白データをRAM2−3内に格納する。
メモリ3の先頭アドレスをデータコンバータ5の先頭ア
ドレスレジスタ5−2へ格納し、ステップS8で先頭アド
レスで示されるイメージバッファメモリ3から「Y−
1」ライン分RAM2−3に空白データを格納する。この後
ステップS9ないしステップS18迄は前述の2つの実施例
と同様に行い、ステップS19で「64−X−(Y−1)」
ライン分の空白データをRAM2−3内に格納する。
そして、ステップS20で紙送り中でなければステップS
21で印字動作を開始し、ステップS22で紙送りカウンタ
へXを代入しステップS23で紙送りを開始する。ところ
で、紙送りの割り込み処理に関しては前述の2つの実施
例におけるステップS25ないしステップS28の処理と同様
であるので、重複説明を避けるためここでは触れない。
21で印字動作を開始し、ステップS22で紙送りカウンタ
へXを代入しステップS23で紙送りを開始する。ところ
で、紙送りの割り込み処理に関しては前述の2つの実施
例におけるステップS25ないしステップS28の処理と同様
であるので、重複説明を避けるためここでは触れない。
この様にして、破壊した記録素子や使用しない記録素
子に1対1に対応するイメージバッファメモリを空白デ
ータを埋めていくことにより前述の実施例で使用したレ
ジスタやカウンタなどを用いずに本発明を実施すること
ができる。
子に1対1に対応するイメージバッファメモリを空白デ
ータを埋めていくことにより前述の実施例で使用したレ
ジスタやカウンタなどを用いずに本発明を実施すること
ができる。
〔他の実施例3〕 上記実施例は、3例共に印字データの受信前に記録素
子の破壊検出動作を行って記録可能な素子の最大連続ド
ット数分受信し印字を行うようにしたが、印字動作中に
も破壊検出を行いながら印字することも可能である。こ
の場合には第2図に示した図RAM2−3内に記録素子に対
応した記録素子破壊時用イメージバッファアドレス退避
RAMと記録素子破壊FLAG1および2を設け印字終了後の紙
送りをする前に印字前の記録素子破壊FLAG1と印字後の
記録素子破壊FLAG2により印字中に記録素子の破壊が起
きたか否かの判断をし、次の処理を行っていくようにす
ればよい。この制御手順の一例を第8図のフローチャー
トに示す。
子の破壊検出動作を行って記録可能な素子の最大連続ド
ット数分受信し印字を行うようにしたが、印字動作中に
も破壊検出を行いながら印字することも可能である。こ
の場合には第2図に示した図RAM2−3内に記録素子に対
応した記録素子破壊時用イメージバッファアドレス退避
RAMと記録素子破壊FLAG1および2を設け印字終了後の紙
送りをする前に印字前の記録素子破壊FLAG1と印字後の
記録素子破壊FLAG2により印字中に記録素子の破壊が起
きたか否かの判断をし、次の処理を行っていくようにす
ればよい。この制御手順の一例を第8図のフローチャー
トに示す。
このフローチャートに従って上記内容を詳しく説明す
る。
る。
ステップS1ないしS3迄は前述の3つの実施例と同様で
ある。ステップS4でRAM2−3内にあらかじめ設定した記
録素子破壊時用イメージバッファアドレス退避エリアを
初期化しておく。次にステップS5で同じRAM2−3にある
記録素子破壊FLAG1および2を共にクリアする。次にス
テップS6で印字ヘッド破壊検出装置12により記録可能素
子を求めFLAG1に格納する。そして、ステップS7に進み
記録可能素子の垂直最大連続ドット数Xを求め、又上端
位置Yを求めるステップS8ないしステップS23迄は前に
述べた一実施例のステップS6ないしステップS21(第4
図参照)と同様である。ステップS24で印字動作を開始
しかつ印字割り込みを可としステップS25で印字動作が
終了する迄待つ。印字が終了した場合にはステップS26
で記録素子破壊FLAG2がオンになっているか判断しオフ
の場合には新たに破壊した記録素子がないことからステ
ップS30、ステップS31へ進む。ステップS30では紙送り
カウンタ2−4へXを代入し、ステップS31では紙送り
を開始する。オンの場合にはステップS27で破壊検出装
置12により破壊した記録素子を検知し、記録可能素子を
求めFLAG1に格納する。ステップS28で記録素子破壊FLAG
2をクリアし、ステップS29で破壊してしまった記録素子
の破壊位置を前記記録素子破壊時用イメージバッファア
ドレス退避エリアから計算し再び残りの可能な記録素子
により印字記録を行う。
ある。ステップS4でRAM2−3内にあらかじめ設定した記
録素子破壊時用イメージバッファアドレス退避エリアを
初期化しておく。次にステップS5で同じRAM2−3にある
記録素子破壊FLAG1および2を共にクリアする。次にス
テップS6で印字ヘッド破壊検出装置12により記録可能素
子を求めFLAG1に格納する。そして、ステップS7に進み
記録可能素子の垂直最大連続ドット数Xを求め、又上端
位置Yを求めるステップS8ないしステップS23迄は前に
述べた一実施例のステップS6ないしステップS21(第4
図参照)と同様である。ステップS24で印字動作を開始
しかつ印字割り込みを可としステップS25で印字動作が
終了する迄待つ。印字が終了した場合にはステップS26
で記録素子破壊FLAG2がオンになっているか判断しオフ
の場合には新たに破壊した記録素子がないことからステ
ップS30、ステップS31へ進む。ステップS30では紙送り
カウンタ2−4へXを代入し、ステップS31では紙送り
を開始する。オンの場合にはステップS27で破壊検出装
置12により破壊した記録素子を検知し、記録可能素子を
求めFLAG1に格納する。ステップS28で記録素子破壊FLAG
2をクリアし、ステップS29で破壊してしまった記録素子
の破壊位置を前記記録素子破壊時用イメージバッファア
ドレス退避エリアから計算し再び残りの可能な記録素子
により印字記録を行う。
ところで割り込み処理で紙送り処理を行うステップS3
2、S40、S41、S42、およびS43は前述の実施例と同様で
ある。
2、S40、S41、S42、およびS43は前述の実施例と同様で
ある。
ステップS32で紙送り処理でないと判断されたときに
はステップS33で印字ヘッドを駆動しステップS34で、破
壊検出装置12により破壊した記録素子を検知しFLAG1と
比較し、ステップS35で新たに破壊してしまった記録素
子があるか否かを判断し否の場合にはステップS38へ進
む。ある場合にはステップS36で破壊した記録素子に対
応したイメージバッファアドレス退避用RAMに現在の印
字位置を格納する。そして、ステップS37で記録素子破
壊FLAG2をオンにし、ステップS38で印字終了か否かを判
断して終了の場合にはステップS39で印字割り込みを不
可として割り込み処理を終了する。この実施例によれば
破壊した記録素子の未印字部についても再度、記録可能
な記録素子により印字記録をすることで、全ての記録素
子が印字できなくなる迄印字記録することが可能にな
る。
はステップS33で印字ヘッドを駆動しステップS34で、破
壊検出装置12により破壊した記録素子を検知しFLAG1と
比較し、ステップS35で新たに破壊してしまった記録素
子があるか否かを判断し否の場合にはステップS38へ進
む。ある場合にはステップS36で破壊した記録素子に対
応したイメージバッファアドレス退避用RAMに現在の印
字位置を格納する。そして、ステップS37で記録素子破
壊FLAG2をオンにし、ステップS38で印字終了か否かを判
断して終了の場合にはステップS39で印字割り込みを不
可として割り込み処理を終了する。この実施例によれば
破壊した記録素子の未印字部についても再度、記録可能
な記録素子により印字記録をすることで、全ての記録素
子が印字できなくなる迄印字記録することが可能にな
る。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、印
字記録が可能な記録素子を使用して、例えば全ての記録
素子が印字記録不可能になる迄印字記録を続けることが
でき、少しでも多くの印字記録を行える印字記録装置を
得ることができる。もちろん、所定割合の記録素子の残
存量を定めておき、その時点で交換を促すようにしても
よい。
字記録が可能な記録素子を使用して、例えば全ての記録
素子が印字記録不可能になる迄印字記録を続けることが
でき、少しでも多くの印字記録を行える印字記録装置を
得ることができる。もちろん、所定割合の記録素子の残
存量を定めておき、その時点で交換を促すようにしても
よい。
第1図は本発明の実施の一形態を示すブロック図、 第2図は本発明にかかる印字記録装置の一実施例の概略
構成を示すブロック図、 第3図は本発明が適用されるプリンタの外観図、 第4図は本発明実施例の制御手順の一例を示すフローチ
ャート、 第5図は本発明の他の実施例1の概略構成を示す図、 第6図は本発明の他の実施例2の概略構成を示すブロッ
ク図、 第7図は本発明の他の実施例2の制御手順の一例を示す
フローチャート、 第8図は本発明の他の実施例3の制御手順の一例を示す
フローチャートである。 1……ホストコンピュータ又はデータ転送装置、 2……制御部、 3……イメージバッファメモリ、 4……受信回路、 4−1……カウンタ、 4−2……黒ドット判別回路、 5……データコンバータ、 5−1……コンバート用カウンタ、 5−2……先頭アドレスレジスタ、 5−3……上端位置レジスタ、 5−4……コンバート可否レジスタ、 6……印字ヘッド、 7……ドライバ、 7−1……駆動可否レジスタ、 8……キャリッジモータ、 9……キャリッジモータドライバ、 10……紙送りモータ、 11……駆動ドライバ、 12……印字ヘッド破壊検出装置、 13……情報入力部、 14……トリガ信号、 15……コマンド信号、 16……受信信号。
構成を示すブロック図、 第3図は本発明が適用されるプリンタの外観図、 第4図は本発明実施例の制御手順の一例を示すフローチ
ャート、 第5図は本発明の他の実施例1の概略構成を示す図、 第6図は本発明の他の実施例2の概略構成を示すブロッ
ク図、 第7図は本発明の他の実施例2の制御手順の一例を示す
フローチャート、 第8図は本発明の他の実施例3の制御手順の一例を示す
フローチャートである。 1……ホストコンピュータ又はデータ転送装置、 2……制御部、 3……イメージバッファメモリ、 4……受信回路、 4−1……カウンタ、 4−2……黒ドット判別回路、 5……データコンバータ、 5−1……コンバート用カウンタ、 5−2……先頭アドレスレジスタ、 5−3……上端位置レジスタ、 5−4……コンバート可否レジスタ、 6……印字ヘッド、 7……ドライバ、 7−1……駆動可否レジスタ、 8……キャリッジモータ、 9……キャリッジモータドライバ、 10……紙送りモータ、 11……駆動ドライバ、 12……印字ヘッド破壊検出装置、 13……情報入力部、 14……トリガ信号、 15……コマンド信号、 16……受信信号。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも最大印字記録幅における記録ヘ
ッドの1走査分以上のイメージデータを格納し得るイメ
ージデータ記憶手段と、 前記イメージデータに基づきプリントを行う複数の記録
素子を備えた記録ヘッドと、 該記録ヘッドの複数の記録素子がそれぞれ記録可能か否
かを検出する破壊検出手段と、 該破壊検出手段による検出結果に基づき印字可能な記録
素子の連続のうち最大の連続記録素子群を選択する最大
連続記録素子群選択手段と、 該最大連続記録素子群選択手段により選択された記録素
子群により印字記録を続ける印字記録制御手段とに備え
ることを特徴とする印字記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9037988A JP2564355B2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 印字記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9037988A JP2564355B2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 印字記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01262160A JPH01262160A (ja) | 1989-10-19 |
JP2564355B2 true JP2564355B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=13996934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9037988A Expired - Fee Related JP2564355B2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 印字記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564355B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-14 JP JP9037988A patent/JP2564355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01262160A (ja) | 1989-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |