JP2984156B2 - 記録方法およびその装置 - Google Patents

記録方法およびその装置

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JP2984156B2 JP30445692A JP30445692A JP2984156B2 JP 2984156 B2 JP2984156 B2 JP 2984156B2 JP 30445692 A JP30445692 A JP 30445692A JP 30445692 A JP30445692 A JP 30445692A JP 2984156 B2 JP2984156 B2 JP 2984156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の印字ドットを持
つ印字機構を有する記録装置に係り、特に熱転写プリン
タ・インクジェットプリンタ等で文字のフォントを印字
するために主走査方向と垂直に配置されたドットを有す
る印字機構に対する記録方法およびその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印字機構を備えた記録装
置で、複数の印字ヘッドのうち、1ドットでも不良のド
ットが発生すると、当該ドットが印字ドットであっても
印字されないため、同一ドット行に白抜けが発生した状
態で印字していた。このため、印字する対象が文字であ
る場合、印字文字の同一ドット行が白線状に印字されて
しまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記のよう
な事態が発生した場合、ユーザは、装置本体を修理に出
すか、別の文書編集装置あるいは印字データをプリンタ
に転送して印字させている。従って、修理に時間がかか
ったり、急ぎの印字には間に合わない等の不測の事態に
即応できない等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、所定数ドット配列された記録ヘッドの
不良ドット位置を記憶し、該記憶された不良ドット位置
から1走査印字時に使用する記録ヘッドの中の有効ドッ
ト幅を決定して、所定幅のビットマップデータを記録ヘ
ッド中の有効ドット幅で走査するとともに、記録媒体の
ラインフィード両を可変搬送制御することにより、所定
数ドット配列された記録ヘッドに不良ドットが発生して
も、記録ヘッド中の有効ドット幅分のドット列を利用し
て可変搬送される記録媒体上に複数回走査印字をくり返
して所定幅のビットマップデータを白抜けすることなく
正常に印字することができること、および記憶された前
記複数の不良ドット位置を参照して、第1の不良ドット
位置から第2の不良ドット位置までの第1のドット幅ま
たは両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット位置ま
での第2の、第3のドット幅と記録対象のビットマップ
サイズ幅を比較照合して、第1のドット幅または第2の
ドット幅または第3のドット幅のいずれかを有効ドット
幅を決定することにより、所定数ドット配列された記録
ヘッドに不良ドットが発生しても、記録ヘッド中で所定
ドット幅のビットマップデータを可変搬送される記録媒
体上に1走査で印字することができる可能な有効ドット
幅を確保して所定ドット幅のビットマップデータを短時
間に印字終了させることができる記録方法および記録装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録方法
は、所定数ドット配列された記録ヘッドの内の不良ドッ
ト位置を記憶し、記憶された不良ドット位置から1主走
査印字時に使用する前記記録ヘッド中の有効ドット幅を
決定し、この有効ドット幅に基づいて、所定ドット幅の
ビットマップデータを転送し、前記有効ドット幅に対応
しない部分に対しては、無効データを転送し、前記有効
ドット幅に基づいて、記録媒体をラインフィード方向に
可変に搬送させながら前記ビットマップデータを順次印
字させるものである。
【0006】また、前記有効ドット幅の決定は、記憶さ
れた前記複数の不良ドット位置を参照して、第1の不良
ドット位置から第2の不良ドット位置までの第1のドッ
ト幅または両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット
位置までの第2の、第3のドット幅と記録対象のビット
マップサイズ幅を比較照合して、第1のドット幅または
第2のドット幅または第3のドット幅のいずれかを有効
ドット幅とする様に構成したものである。
【0007】本発明に係る記録装置は、所定数ドット配
列された記録ヘッドの内の不良ドット位置を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶された不良ドット位置か
ら1主走査印字時に使用する前記記録ヘッド中の有効ド
ット幅を決定する決定手段と、前記決定手段により決定
された有効ドット幅に基づいて、所定ドット幅のビット
マップデータを転送し、前記有効ドット幅に対応しない
部分に対しては、無効データを転送する転送手段と、前
記決定手段により決定された有効ドット幅に基づいて、
記録媒体をラインフィード方向に可変に搬送させながら
前記ビットマップデータを前記記録ヘッドにより順次印
字させる制御手段とを有するものである。
【0008】また、前記決定手段は、記憶された前記複
数の不良ドット位置を参照して、第1の不良ドット位置
から第2の不良ドット位置までの第1のドット幅または
両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット位置までの
第2の、第3のドット幅と記録対象のビットマップサイ
ズ幅を比較照合して、第1のドット幅または第2のドッ
ト幅または第3のドット幅のいずれかを有効ドット幅と
する様に構成したものである。
【0009】
【作用】本発明に係る記録方法においては、所定数ドッ
ト配列された記録ヘッドの内の不良ドット位置を記憶
し、記憶された不良ドット位置から1主走査印字時に使
用する前記記録ヘッド中の有効ドット幅を決定し、この
有効ドット幅に基づいて、所定ドット幅のビットマップ
データを転送し、前記有効ドット幅に対応しない部分に
対しては、無効データを転送し、前記有効ドット幅に基
づいて、記録媒体をラインフィード方向に可変に搬送さ
せながら前記ビットマップデータを順次印字させ、所定
数ドット配列された記録ヘッドに不良ドットが発生して
も、記録ヘッド中の有効ドット幅分のドット列を利用し
て可変搬送される記録媒体上に複数回走査印字をくり返
して所定幅のビットマップデータを白抜けすることなく
正常に印字させることを可能とする。
【0010】また、前記有効ドット幅の決定は、記憶さ
れた前記複数の不良ドット位置を参照して、第1の不良
ドット位置から第2の不良ドット位置までの第1のドッ
ト幅または両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット
位置までの第2の、第3のドット幅と記録対象のビット
マップサイズ幅を比較照合して、第1のドット幅または
第2のドット幅または第3のドット幅のいずれかを有効
ドット幅として、所定数ドット配列された記録ヘッドに
不良ドットが発生しても、記録ヘッド中で所定ドット幅
のビットマップデータを可変搬送される記録媒体上に1
走査で印字することができる可能な有効ドット幅を確保
して所定ドット幅のビットマップデータを短時間に印字
終了させることを可能とする。
【0011】本発明に係る記録装置においては、所定数
ドット配列された記録ヘッドの内の不良ドット位置を記
憶手段に記憶し、該記憶された不良ドット位置から決定
手段が1主走査印字時に使用する前記記録ヘッド中の有
効ドット幅を決定し、該決定された有効ドット幅に基づ
いて、制御手段が所定ドット幅のビットマップデータを
転送し、前記有効ドット幅に対応しない部分に対して
は、無効データを転送する転送手段と、前記決定手段に
より決定された有効ドット幅に基づいて、記録媒体をラ
インフィード方向に可変に搬送させながら前記ビットマ
ップデータを前記記録ヘッドにより順次印字させて、所
定数ドット配列された記録ヘッドに不良ドットが発生し
ても、記録ヘッド中の有効ドット幅分のドット列を利用
して可変搬送される記録媒体上に複数回走査印字をくり
返して所定幅のビットマップデータを白抜けすることな
く正常に印字させることを可能とする。
【0012】また、前記決定手段は、記憶された前記複
数の不良ドット位置を参照して、第1の不良ドット位置
から第2の不良ドット位置までの第1のドット幅または
両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット位置までの
第2の、第3のドット幅と記録対象のビットマップサイ
ズ幅を比較照合して、第1のドット幅または第2のドッ
ト幅または第3のドット幅のいずれかを有効ドット幅と
して、所定数ドット配列された記録ヘッドに不良ドット
が発生しても、記録ヘッド中で所定ドット幅のビットマ
ップデータを可変搬送される記録媒体上に1走査で印字
することができる可能な有効ドット幅を確保して所定ド
ット幅のビットマップデータを短時間に印字終了させる
ことを可能とする。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す記録装置の外
観を示す要部外観斜視図であり、例えばインクジェット
記録装置(IJRA)の場合を示す。
【0014】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011〜5010を介し
てリードスクリュー5005の螺旋溝5004に対して
係合するキャリッジHCはピン(図示しない)を有し、
矢印a,b方向に往復移動される。このキャリッジHC
には、インクジェットカートリッジIJCが搭載されて
いる。5002は紙押さえ板であり、キャリッジ移動方
向にわたって紙Pをプラテン5000に対して押圧す
る。5007,5008はフォトカプラで、キャリッジ
HCのレバー5006のこの域での存在を確認して、駆
動モータ5013の回転方法切り換え等を行うためのホ
ームポジション検知手段として機能する。5016は記
録ヘッドIJHの全面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材、5015はこのキャップ内を吸引
する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、部材5019により前後方向に移動可能とな
る。5018は本体支持板で、上記クリーニングブレー
ド5017,部材5019を支持する。5012は吸引
回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジHC
と係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モ
ータ5013からの駆動力がクラッチ切り換え等の公知
の伝達手段で移動制御される。5003はガイドレール
である。
【0015】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きた時に、リードスクリュー5005の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングで所望の動作を行うように構
成されていればよい。
【0016】このように構成された各記録装置におい
て、図示しないインタフェースを介してホストコンピュ
ータより記録情報が入力されると、上述したように文
字,線分のパターン発生処理がRAM等の記憶領域を介
してなされて、各記録装置のエンジンに対応したデータ
単位にビットマップデータが読み出されて、記録媒体に
記録される。
【0017】図2は、図1に示した記録装置の制御構成
を説明するブロック図である。 図において、1Aはシ
ステム全体の制御を行うCPUで、記憶装置1Bに記憶
されるプログラムに従って制御する。なお、CPU1A
は本発明にかかる決定手段,切出し手段,搬送制御手
段,ヘッド制御手段としても機能する。記憶装置1B
は、その中にプログラムを実行していく上で必要なワー
ク1Gと、不良ドットの位置を記憶する不良ドット位置
記憶部1Hとを含んでいる。1Cは表示装置、1Dは印
字や表示に用いる文字のフォントを記憶するCGとす
る。1Eは印字機構、1Fは文字,記号等を入力する入
力装置、不良ドットの位置を入力する。その値は、不良
ドット位置記憶部1Hに記憶される。入力手段1Fは本
発明の指定手段としても機能する。また、印字機構1E
には搬送手段としての駆動モータを備えている。
【0018】このように構成された記録装置において、
入力装置1Fによりラインフィード方向に所定数ドット
配列された記録ヘッドの不良ドット位置を指定して、不
良ドット位置記憶部1Hに指定された不良ドット位置を
記憶させているので、CPU1Aは記憶された不良ドッ
ト位置から1主走査行印字時に使用する前記記録ヘッド
中の有効ドット幅を決定でき、さらに、決定した有効ド
ット幅に基づいて所定ドット幅のビットマップデータを
切り出し可能となる。これに応じて、印字機構1Eは前
記有効ドット幅に応じて順次記録媒体を前記ラインフィ
ード方向に所定量搬送するように搬送手段の駆動を制御
するとともに、CPU1Aにより順次切り出される前記
ビットマップデータに基づく前記記録ヘッドの駆動を制
御するので、所定数ドット配列された記録ヘッド中の任
意のドットが記録不良ドットとなっても、不良ドットを
除く正常記録可能な最適なドットで所定ドット幅のビッ
トマップデータを代替記録させることを可能とする。
【0019】また、CPU1Aは不良ドット位置記憶部
1Hに記憶された複数の不良ドット位置を参照して、第
1の不良ドット位置から第2の不良ドット位置までの第
1のドット幅または両端ドット位置から両端の近傍の不
良ドット位置までの第2,第3のドット幅と記録対象の
フォントサイズ幅を比較照合して、第1のドット幅また
は第2のドット幅または第3のドット幅のいずれかを有
効ドット幅とするので、所定数ドット配列された記録ヘ
ッド中の任意のドットが記録不良ドットとなる場合で
も、フォントサイズ幅を越える有効ドット幅を確保し
て、1行分のフォントデータを1回で記録することを可
能とする。
【0020】図3は本発明の一実施例を示す記録方法に
おける不良ドット代替印字処理状態を示す模式図であ
る。なお、本実施例では、図1に示したインクジェット
カートリッジIJCに配設される記録ヘッドが64ドッ
ト(キャリッジの走査方向と直交する方向にドット配列
されている)であり、例えば下位のドット(22ドット
目)が不良ドットであると仮定する。
【0021】図において、(a)は印字完了状態を示
し、(b)は第1の分割印字ドットを示し、例えば印字
ドット幅H(本実施例では21)で、入力文字「A,
B,C」の上位21ドット分を印字した状態に対応し、
この際、22ドット以降のデータは、NULLとして印
字しない構成となっている。(c)は第2の分割印字ド
ットを示し、例えば印字ドット幅Hで入力文字「A,
B,C」の上位22〜43ドット分を印字した状態に対
応し、この際、上位22ドット以降のデータは、NUL
Lとして印字しない構成となっている。(d)は第3の
分割印字ドットを示し、例えば印字ドット幅Hで入力文
字「A,B,C」の上位44〜64ドット分を印字した
状態に対応し、この際、上位22ドット以降のデータ
は、NULLとして印字しない構成となっている。な
お、このような不良ドット印字処理時は、通常の行送り
量の約1/3のピッチで送るための駆動パルスデータが
プラテン駆動用のステッピングモータに出力される。本
実施例ではCPU1Aが印字機構1Eの図示しないモー
タコントローラに当該駆動パルスデータを転送して、不
良ドット印字処理時には、通常の行送り量の約1/3の
ピッチでプラテンを駆動制御している。
【0022】以下、図4に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る記録方法について説明する。
【0023】図4は本発明の一実施例を示す記録方法に
おける不良ドット印字処理手順を示すフローチャートで
ある。なお、(1) 〜(11)は各ステップを示す。
【0024】入力装置1Fより印字開始が指示される
と、先ず、後述するようにドット間を設定する(1) 。次
いで、印字すべき1行の文字をCG1Dのデータに基づ
いて印字データに変換する(2) 。その後、印字ドット幅
Hが「64」かどうかを判断し(3) 、YESならば、す
なわち不良ドットがない場合は、ステップ(4) に進み、
印字データを印字機構1Eにすべて転送し、ステップ(1
0)以降に進む。
【0025】一方、ステップ(3) の判定で、NOならば
(既に不良ドット位置情報が不良ドット位置記憶部1H
に対して入力装置1Fから設定入力されている場合)転
送する文字のブロック番号TC(本実施例ではTCの値
は「O〜3」までカウントアップされる)を「0」に設
定する(5) 。次いで、CG1Dに基づく文字の切り出し
とNULL埋め処理を行う(6) 。
【0026】つまり、印字機構1Eは、64ドットある
が、不良ドットまでのデータしか印字しない。そのた
め、不良ドット以降には、印字データとしては何も印字
しないNULLデータを送る必要がある。例えば図3の
(a)に示す印字データの場合に、印字すべき1行の文
字に、本実施例では22ドット目が不良ドットであるの
で、印字データを3分割して印字機構1Eに転送する必
要がある。そこで、図3の(b)に示すように1ドット
目から21ドット目までの文字フォントデータを作成
し、次いで、図3の(c)に示すように22ドット目か
ら43ドット目までの文字フォントデータを作成し、さ
らに図3の(d)に示すように44ドット目から64ド
ット目までの文字フォントデータを作成し、印字を行
う。ところで、印字ヘッドの機構自体は、64ドット分
の印字ドットが存在するので、最初の21ドット以降の
ドットについては、NULLデータ、つまり空白を印字
するデータを送る必要がある(図3の(b)〜(d)参
照)。
【0027】次いで、印字すべき印字データを印字機構
1Eに転送し(7) 、文字のブロック番号TCを「1」イ
ンクリメントする(8) 。なお、TCは前述のとおりブロ
ック番号であり、TCが「0」の時、最初のブロック
(図3の(b)印字時)に対応し、TCが「1」の時、
第2のブロック(図3の(c)印字時)に対応し、TC
が「2」の時、第3のブロック(図3の(d)印字時)
にそれぞれ対応する。また、1行を複数のブロックに分
けて印字する場合には、印字機構1Eに送る行送り量
(副走査方向送り量)は、印字ドット間を考慮して、量
を調整する。つまり、図3の(b)〜(d)のように分
割してデータ転送しても、得られる結果が図3の(a)
となる。なお、1行に当たるブロックをすべて転送し終
えた後には、あらかじめ設定されている1行の行送り量
を送るように、印字機構1Eにおける行送り量が補正設
定されることは言うまでもない。
【0028】次いで、ブロック番号TCと印字ドット幅
Hとを乗算し、その値が64(最大ドット幅の値)を越
えたかどうかを判定する(9) 。これは、単に分割された
ブロックの転送が、1行分を終了したかどうかを判断
し、NOならばブロック番号TCの示すブロックの文字
のきりだしと、NULLデータ埋め処理を繰り返す。
【0029】一方、ステップ(9) の判定でYESの場合
は、文章のすべてが転送終了かどうかを判断し(10)、Y
ESならば文字印字処理を終了し、NOならばどの行を
印字転送するかを示す行ポインタを更新し(11)、新たな
1行のデータを転送すべくステップ(2) に戻る。
【0030】以下、図5,図6を参照しながら、図4の
ステップ(1) に示したドット間設定処理動作について説
明する。
【0031】図5は、図1に示した不良ドット位置記憶
部1Hの構成を説明する模式図である。
【0032】この図に示されるように、記録ヘッドの各
1ドットに対応して、1アドレスを有し、その中のデー
タが「0」の場合正常ドットとし、「1」の場合には、
不良ドットする。また、不良ドット位置記憶部1Hの先
頭番地をHDAとする。さらに、本実施例では記録ヘッ
ドが64ドット構成なので、不良ドット位置記憶部1H
は64個のデータを格納可能に構成されている。
【0033】図6は本発明に係る記録方法における第1
のドット間設定処理の詳細手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1) 〜(5) は各ステップを示す。
【0034】本実施例では、ヘッドの上端から不良ドッ
トまでの間を印字ドット間とする。
【0035】先ず、不良ドットを検索するためのカウン
タCNTと、記憶装置1B上で、不良ドット位置のデー
タを記憶している場所のポインタを示すPNTを不良ド
ット位置記憶部1Hの先頭アドレスHDAに初期設定す
る(1) 。次いで、ポインタPNTの指し示すデータが1
かどうかを判断し(2) 、YESならば(5) 以降に進み、
NOならばカウンタCNT,ポインタPNTをそれぞれ
「1」インクリメントし(3) 、カウンタCNTの値が
「64」に一致するかどうかを判定し(4) 、NOならば
ステップ(2) に戻り、YESならば、すべての印字ドッ
トについて、チェックが済んだことになるので、印字ド
ット幅HをカウンタCNTの値に設定し(5) 、処理を終
了する。これにより、すべてのドットが正常ならば、印
字ドット幅Hは「64」となり、ステップ(4) の処理
で、カウンタCNTが「64」でない時は、ステップ
(2) の処理に戻り、次のドットの設定状態を検索し、ポ
インタPNTが示すドットの内容が「1」の場合、ステ
ップ(5) で印字ドット幅Hとして、カウンタCNTの内
容を印字ドット幅Hとして設定する。本実施例では、2
2ドット目が不良となるので、カウンタCNTは「2
1」であり、結果として印字ドット幅Hが「21」とな
る。
【0036】なお、上記実施例では、記録ヘッドの最上
位ドット目から不良ドットまでの間を印字する場合につ
いて説明したが、上端から不良ドット,不良ドット間,
不良ドット間から下端ドットまでのいずれかで、印字し
ようとしている文字の高さ分のドットがある場合には、
そのドット間で印字をした方が、1行を何度かに分割し
て印字しなくても良くなるので、印字時間を短縮でき
る。つまり、記録ヘッドには64ドットあるが、印字し
ようとしている文字は32ドットである場合で、かつ最
上位ドット目から22ドット目が不良ドットであるとす
ると、上端からは21ドットしか、印字できないが、下
端との間では42ドット分も印字できるドットがある。
この場合には、不良ドットと下端との間で印字を行った
方が、一度に印字できるので、早く印字が終了する。以
下、この場合について図7,図8等を参照しながら詳述
する。
【0037】図7は本発明に係る記録方法における第2
のドット間設定処理の詳細手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1) 〜(12)は各ステップを示す。
【0038】先ず、不良ドットを検索するためのカウン
タCNTと、記憶装置1B上で、不良ドット位置のデー
タを記憶している場所のポインタを示すPNTを不良ド
ット位置記憶部1Hの先頭アドレスHDAに初期設定す
る(1) 。次いで、変数CNTAを「0」に初期化する
(2) 。これは、前の正常ドットの位置を示す。次いで、
ポインタPNTの示す情報が「1」かどうかを判断し
(3) 、「0」の場合(NOの場合)、正常なのでカウン
タCNT,ポインタPNTをそれぞれ「1」インクリメ
ントし(4) 、カウンタCNTの値が「64」に一致する
かどうかを判定し(5) 、NOならばステップ(3) に戻
り、YESならば、変数HHにカウンタCNTの内容か
ら変数CNTAの内容を差し引いた値をセットする(6)
。次いで、変数HHの値が印字すべき文字の文字高さ
のドット量CH(本実施例では文字が32ドットなの
で、「32」)以上かどうかを判定し(7) 、NOならば
印字ドット幅Hに「0」をセットして(8) 、処理を終了
し、YESならばステップ(12)に進み、印字ドット幅H
に変数HHの内容をセットして、処理を終了する。
【0039】一方、ステップ(3) の判定でYESの場合
は、変数HHにカウンタCNTの内容から変数CNTA
の内容を差し引いた値をセットする(9) 。上述したよう
に、本実施例では22ドット目が不良ドットとしている
ので、CNTAは「0」、カウンタCNTには「21」
が入っているので、変数HHには「21」が設定される
こととなる。
【0040】次いで、変数HHの値が印字すべき文字の
文字高さのドット量CH(本実施例では文字が32ドッ
トなので、「32」)以上かどうかを判定し(10)、NO
ならば変数CNTAの内容に変数CNTを「1」インク
リメントしたものを代入し、(11)、ステップ(4) に戻
る。
【0041】なお、本実施例ではステップ(11)により変
数CNTAが「22」となる。
【0042】一方、ステップ(10)でYESならば、ステ
ップ(12)に進み、印字ドット幅Hに変数HHお内容をセ
ットする。
【0043】これにより、不良ドットがない時は、変数
HHの内容が「64」となり、印字ドット幅Hも「6
4」となる。一方、22ライン目が不良の場合、変数H
Hの内容が「42」となり、印字ドット幅Hも「42」
となる。
【0044】このように、印字ドット幅Hが「0」の時
は、不良ドット間に、文字高さのドット量CHで指定さ
れたドット幅が取れないこととなるので、この処理を抜
けた後に、後で図6に示した処理を行い、上端から不良
ドットまでの間で印字を行えば良い。
【0045】なお、上記図7に示す処理を実行する場
合、図4に示す処理を下記のように変更する必要があ
る。
【0046】すなわち、図4のステップ(6) で、1行の
文字を展開した後、印字機構1Eにデータを送る際に、
変数CNTAの示す分だけデータをシフトする必要があ
る。すなわち、図8に示すように、上位ドット側にNU
LLデータを埋める際に、文字高さのドット量CHより
も大きい分、下位ドット側にもNULLデータを埋める
必要がある。また、印字開始の位置が、通常と違うの
で、1行印字後の、行送り量も最初の1行目は変更する
必要がある。
【0047】なお、上記実施例では、1文字分のドット
幅を検索したが、印字最大ドット幅を検出した方が、イ
メージ等を印刷する際には有効である。特に、複数行を
まとめて展開し、一度に複数行を印字できるようになっ
ている印字機構を備える文字処理装置の場合である。例
えば通常の1行の文字高さを48ドットとし、記録ヘッ
ドのドット数を240ドットとすると、行を詰めた場合
には5行、行間を文字高さと同じだけとった場合でも、
3行印字可能である。このような印字ヘッドの場合、文
字高さの概念はなく、イメージで240ドット分印字す
る。この場合、不良ドットが発生した場合には、最大ド
ット幅を検出し、その幅で印字できるようにする。その
場合について、図9に示すフローチャートを参照しなが
ら詳述する。
【0048】図9は本発明に係る記録方法における第3
のドット間設定処理の詳細手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1) 〜(13)は各ステップを示す。
【0049】また、本実施例では記録ヘッドのドット数
を240ドットとし、最大有効ドット幅を示す変数HH
Mと、その時の最初のドット位置を示すポインタPNT
Mを使用する。
【0050】先ず、不良ドットを検索するためのカウン
タCNTと、記憶装置1B上で、不良ドット位置のデー
タを記憶している場所のポインタを示すPNTを不良ド
ット位置記憶部1Hの先頭アドレスHDAに初期設定す
る(1) 。次いで、変数CNTAを「0」に初期化する
(2) 。これは、前の正常ドットの位置を示す。
【0051】次いで、変数HHMおよびポインタPNT
Mの内容を「0」とする(3) 。次いで、ポインタPNT
の示す情報が「1」かどうかを判断し(4) 、「0」の場
合(NOの場合)、正常なのでカウンタCNT,ポイン
タPNTをそれぞれ「1」インクリメントし(5) 、カウ
ンタCNTの値が「240」に一致するかどうかを判定
し(6) 、NOならばステップ(4) に戻り、次のドットが
不良ドットであるかどうかを判定し、YESならばステ
ップ(10)に進み、不良ドットまでのドット幅HHを計算
(HH=CNT−CNTA)する。次いで、変数HHが
それまでの最大有効ドット幅HHMよりも大きいかどう
かを判定し(11)、NOならばステップ(13)以降に進み、
YESならば変数HHMとそのときの最初の正常ドット
位置を示すポインタPNTMを更新する(12)。次いで、
次の正常ドットと思われる位置をセットするため、変数
CNTAを「1」インクリメントし(13)、次の不良ドッ
トを探すべくステップ(5) に戻る。
【0052】一方、ステップ(6) の判定でYESなら
ば、そこまでのドット幅を求め(HH=CNT−CNT
A)変数HHにセットする(7) 。変数HHがそれまでの
最大有効ドット幅HHMよりも大きいかどうかを判定し
(8) 、NOならば処理を終了し、YESならば最大有効
ドット幅HHMとその時の正常ドットの開始位置を示す
ポインタPNTMを更新して(9) 、処理を終了する。な
お、すべて正常な場合には、最大有効ドット幅HHMに
は「240」がセットされ、ポインタPNTMに「0」
をセットして、処理を終了する。
【0053】この場合にも、なお、上記図9に示す処理
を実行する場合、図4に示す処理を下記のように変更す
る必要がある。
【0054】すなわち、図4のステップ(2) において、
1行分ではなく、240ドット分のデータが作成され
る。また、ステップ(3) において、印字ドット幅Hでは
なく、最大有効ドット幅HHMが「240」かどうかと
いう条件になる。また、ステップ(6) の処理も、印字ド
ットの開始が、ポインタPTMの内容に「1」で示され
るドットから、変数HHMで示される、ドットから最大
有効ドット幅HHMで示されるドット幅分だけ切り出
し、印字ドットの上端からポインタPTMで示すドット
位置までと、ポインタPNTMの内容と最大有効ドット
幅HHMTと「1」とを加えたドット位置から印字ドッ
トの下端まではNULLデータを埋める必要がある。そ
のため、ステップ(9) の判定条件は、TC*HHM>2
40かどうかを判定する構成となる。
【0055】このように本発明に係る記録方法によれ
ば、所定数ドット配列された記録ヘッドの不良ドット位
置を指定し、該指定された不良ドット位置を記憶し、記
憶された不良ドット位置から1主走査印字時に使用する
前記記録ヘッド中の有効ドット幅を決定し、この有効ド
ット幅に基づいて所定ドット幅のビットマップデータを
切り出し、前記有効ドット幅に応じて記録媒体を前記ラ
インフィード方向に搬送させながら該切り出されたビッ
トマップデータを順次連結印字させるので、所定数ドッ
ト配列された記録ヘッド中の任意のドットが記録不良ド
ットとなっても、不良ドットを除く正常記録可能な最適
なドットで所定ドット幅のビットマップデータを代替記
録させることを可能とする。
【0056】また、ビットマップデータが所定ドット幅
のフォントデータとして、有効ドット幅に応じて記録媒
体を前記ラインフィード方向に搬送させながら該切り出
されたフォントデータを順次連結印字させるので、所定
数ドット配列された記録ヘッド中の任意のドットが記録
不良ドットとなっても、不良ドットを除く正常記録可能
な最適なドットで所定ドット幅のフォントデータを代替
記録させることを可能とする。
【0057】なお、上記実施例では、記録ヘッドの構成
が64/240の何れか固定の場合を示したが、これは
他のドット数となる記録ヘッドを備えた文字処理装置に
も適用可能である。
【0058】また、上記実施例ではCG1Dに基づく出
力ドットデータ展開時のバッファ構成が、1行(64ド
ット分)幅で確保する構成の場合について説明したが、
複数行の出力ドットデータ展開終了後、有効ドット分
(例えば64ドットまたは240ドット)データ転送す
る装置にも本発明を適用できることはいうまでもない。
【0059】さらに、上記実施例では、不良ドットを指
定する場合に、入力装置1Fからキー入力する場合につ
いて説明したが、ディップスイッチ等で不良ドットの指
定を行えるよう構成されていても良い。
【0060】また、テストプリントモードを設けて、キ
ャリッジに着脱自在の安価なセンサを設けて、自動検出
した結果に応じて、不良ドット位置記憶部1Hにその結
果を設定する構成であっても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
方法によれば、所定数ドット配列された記録ヘッドの内
の不良ドット位置を記憶し、記憶された不良ドット位置
から1主走査印字時に使用する前記記録ヘッド中の有効
ドット幅を決定し、この有効ドット幅に基づいて、所定
ドット幅のビットマップデータを転送し、前記有効ドッ
ト幅に対応しない部分に対しては、無効データを転送
し、前記有効ドット幅に基づいて、記録媒体をラインフ
ィード方向に可変に搬送させながら前記ビットマップデ
ータを順次印字させるので、所定数ドット配列された記
録ヘッドに不良ドットが発生しても、記録ヘッド中の有
効ドット幅分のドット列を利用して可変搬送される記録
媒体上に複数回走査印字をくり返して所定幅のビットマ
ップデータを白抜けすることなく正常に印字させること
ができる。
【0062】また、前記有効ドット幅の決定は、記憶さ
れた前記複数の不良ドット位置を参照して、第1の不良
ドット位置から第2の不良ドット位置までの第1のドッ
ト幅または両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット
位置までの第2の、第3のドット幅と記録対象のビット
マップサイズ幅を比較照合して、第1のドット幅または
第2のドット幅または第3のドット幅のいずれかを有効
ドット幅とするので、所定数ドット配列された記録ヘッ
ドに不良ドットが発生しても、記録ヘッド中で所定ドッ
ト幅のビットマップデータを可変搬送される記録媒体上
に1走査で印字することができる可能な有効ドット幅を
確保して所定ドット幅のビットマップデータを短時間に
印字終了させることができる。
【0063】本発明に係る記録装置によれば、所定数ド
ット配列された記録ヘッドの内の不良ドット位置を記憶
手段に記憶し、該記憶された不良ドット位置から決定手
段が1主走査印字時に使用する前記記録ヘッド中の有効
ドット幅を決定し、該決定された有効ドット幅に基づい
て、制御手段が所定ドット幅のビットマップデータを転
送し、前記有効ドット幅に対応しない部分に対しては、
無効データを転送する転送手段と、前記決定手段により
決定された有効ドット幅に基づいて、記録媒体をライン
フィード方向に可変に搬送させながら前記ビットマップ
データを前記記録ヘッドにより順次印字させるので、所
定数ドット配列された記録ヘッドに不良ドットが発生し
ても、記録ヘッド中の有効ドット幅分のドット列を利用
して可変搬送される記録媒体上に複数回走査印字をくり
返して所定幅のビットマップデータを白抜けすることな
く正常に印字させることができる。
【0064】また、前記決定手段は、記憶された前記複
数の不良ドット位置を参照して、第1の不良ドット位置
から第2の不良ドット位置までの第1のドット幅または
両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット位置までの
第2の、第3のドット幅と記録対象のビットマップサイ
ズ幅を比較照合して、第1のドット幅または第2のドッ
ト幅または第3のドット幅のいずれかを有効ドット幅と
するので、所定数ドット配列された記録ヘッドに不良ド
ットが発生しても、記録ヘッド中で所定ドット幅のビッ
トマップデータを1走査で印字することができる可能な
有効ドット幅を確保して所定ドット幅のビットマップデ
ータを短時間に印字終了させる所定数ドット配列された
記録ヘッドに不良ドットが発生しても、記録ヘッド中で
所定ドット幅のビットマップデータを可変搬送される記
録媒体上に1走査で印字することができる可能な有効ド
ット幅を確保して所定ドット幅のビットマップデータを
短時間に印字終了させることができる。
【0065】従って、記録ヘッドに不良ドットが発生し
ても、出力対象のビットマップデータを記録媒体に白抜
けすることなく正常に記録できる等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す記録装置の外観を示す
要部外観斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置の制御構成を説明するブ
ロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示す記録方法における第1
の不良ドット代替印字処理状態を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施例を示す記録方法における不良
ドット印字処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示した不良ドット位置記憶部の構成を説
明する模式図である。
【図6】本発明に係る記録方法における第1のドット間
設定処理の詳細手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明に係る記録方法における第2のドット間
設定処理の詳細手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の一実施例を示す記録方法における第2
の不良ドット代替印字処理状態を示す模式図である。
【図9】本発明に係る記録方法における第3のドット間
設定処理の詳細手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1A CPU 1B 記憶装置 1C 表示装置 1D CG 1E 印字機構 1F 入力装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/255 B41J 2/01 B41J 2/30 B41J 2/51 B41J 2/355

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数ドット配列された記録ヘッドの
    不良ドット位置を記憶し、記憶された不良ドット位置
    から1主走査印字時に使用する前記記録ヘッド中の有効
    ドット幅を決定し、 この有効ドット幅に基づいて所定ドット幅のビットマ
    ップデータを転送し、前記有効ドット幅に対応しない部
    分に対しては、無効データを転送し、前記有効ドット幅に基づいて、記録媒体をラインフィー
    ド方向に可変に搬送させながら前記 ビットマップデータ
    を順次印字させることを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】 前記有効ドット幅の決定は、記憶された
    前記複数の不良ドット位置を参照して、第1の不良ドッ
    ト位置から第2の不良ドット位置までの第1のドット幅
    または両端ドット位置から両端の近傍の不良ドット位置
    までの第2の、第3のドット幅と記録対象のビットマッ
    プサイズ幅を比較照合して、第1のドット幅または第2
    のドット幅または第3のドット幅のいずれかを有効ドッ
    ト幅とする様に構成したことを特徴とする請求項1に記
    載の記録方法。
  3. 【請求項3】 所定数ドット配列された記録ヘッドの内
    の不良ドット位置を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された不良ドット位置から1主走査
    印字時に使用する前記記録ヘッド中の有効ドット幅を決
    定する決定手段と、 前記決定手段により決定された有効ドット幅に基づい
    て、所定ドット幅のビットマップデータを転送し、前記
    有効ドット幅に対応しない部分に対しては、無効データ
    を転送する転送手段と、 前記決定手段により決定された有効ドット幅に基づい
    て、記録媒体をラインフィード方向に可変に搬送させな
    がら前記ビットマップデータを前記記録ヘッドにより順
    次印字させる制御手段と、 を有す ることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、記憶された前記複数の
    不良ドット位置を参照して、第1の不良ドット位置から
    第2の不良ドット位置までの第1のドット幅または両端
    ドット位置から両端の近傍の不良ドット位置までの第2
    の、第3のドット幅と記録対象のビットマップサイズ幅
    を比較照合して、第1のドット幅また は第2のドット幅
    または第3のドット幅のいずれかを有効ドット幅とする
    様に構成したことを特徴とする請求項3に記載の記録装
    置。
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