JPH05309839A - インクジェット記録装置及び記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及び記録方法

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JPH05309839A
JPH05309839A JP4140936A JP14093692A JPH05309839A JP H05309839 A JPH05309839 A JP H05309839A JP 4140936 A JP4140936 A JP 4140936A JP 14093692 A JP14093692 A JP 14093692A JP H05309839 A JPH05309839 A JP H05309839A
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    • B41J2/2135Alignment of dots

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリッジに取り付ける際の各記録ヘッドの
ノズル配列方向の取り付け誤差を補正し、常に良好な記
録画質を得るとともに、ノズルを効率的に利用すること
ができる、インクジェット記録装置を提供する。 【構成】 テスト印字を行い、入力された印字ズレ量か
ら、各記録ヘッドにおいて使用できる最大のノズル数お
よびノズル位置を求める。さらに、使用するノズル数
は、紙送り制御の最小単位と比較され、双方での最適条
件から決定される。印字の際には、使用ノズルの制御動
作を行なうとともに、紙送り量を、使用するノズル数に
対応する印字幅に設定することにより、印字を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置及び記録方法に関するものであり、複数のノズルを有
する着脱可能な記録ヘッドを複数個用い、記録ヘッドと
記録媒体とを相対的に移動させ、白黒印字記録、カラー
印字記録を行なうもので、特に、各記録ヘッドのノズル
配列方向の印字位置ズレ補正を行なうインクジェット記
録装置及び記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に対して移動するキャリッジ上
に、複数のノズルを有する着脱可能な記録ヘッドを複数
個搭載したインクジェット記録装置においては、各記録
ヘッドによる印字が重ねられる。しかし、複数の記録ヘ
ッドをキャリッジに装着する際に、各記録ヘッドの取り
付け誤差などによって、印字位置がズレてしまうと、印
字品質を損なうこととなる。例えば、カラー印字記録を
行なうとき、記録ヘッド間の取り付け誤差があると、印
字位置ズレが起こり、各色のインク滴を正確に重ね合わ
せることができず、混色、色ムラ等が発生することとな
る。この画質上の問題は、記録ヘッドの解像度が向上す
るほど、顕著になってゆく。
【0003】プリンタに搭載される記録ヘッドの寿命
が、半永久的であれば、工場出荷時に取り付け位置の調
整を行なえばよく、一度だけの調整で済む。しかし、記
録ヘッドが交換可能なユニットとして構成されている場
合、記録ヘッドのユニットごとの機械的な公差、取り付
け方法等により、必ずしも毎回同じ位置に、記録ヘッド
のユニットが固定されるとは限らず、特に、上述した位
置ズレの問題が発生しやすい。
【0004】また、記録ヘッドの取り付け精度は、記録
ヘッドの解像度向上にしたがい、非常に高精度を要求さ
れる。複数個の記録ヘッドを個々に搭載する方式では、
位置ズレなく搭載することは、非常に難しくなってきて
いる。
【0005】各記録ヘッドの位置合わせを行なう1つの
方法として、機械的な調整機構を付加することが考えら
れる。しかし、キャリッジ構成部が高価になるととも
に、大きくなってしまうという欠点がある。また、各記
録ヘッドごとの調整作業が非常に難しく、調整を行なう
都度、印字して確認しなければならず、時間がかかって
しまうという問題があった。
【0006】従来、記録媒体と相対的に移動するキャリ
ッジ上に、複数のノズルを有する記録ヘッドを複数個搭
載し、その記録ヘッド間のノズル配列方向の印字位置ズ
レを補正するマルチノズルインクジェット記録装置に
は、例えば、特開昭62−77951号公報に開示され
ているものがある。
【0007】このインクジェット記録装置においては、
搭載する記録ヘッドの数をN個とした時、少なくともN
−1個の記録ヘッドには、実際の印字に使用する一定数
より多い数のノズルを設け、各記録ヘッド間のノズル配
列方向の印字位置を合わせ、一定数のノスルを選択して
印字位置ズレを補正するものであった。
【0008】この従来の方法では、選択されるノズル数
は、常に一定(例えば、24)であり、位置ズレの最大
量を考慮して、この一定数より多い数のノズルを余分に
設けておかなければならない。したがって、記録ヘッド
の位置ズレが小さく取り付けられた場合には、余分に設
けたノズルの無駄が多くなる。
【0009】また、記録ヘッドの解像度が高くなればな
るほど余分に設けるノズルの数は多くなるから、通常印
字に使用されないノズル数は、さらに増えることにな
り、記録ヘッドのコストアップはもちろん、記録ヘッド
の記録能力を充分に使うことができないという問題があ
る。
【0010】一方、上述のようなマルチノズルインクジ
ェット記録装置において、位置ズレを検出する方法とし
て、実際に印字し、その印字結果により、位置ズレを補
正することが考えられる。この方法に関する従来技術と
しては、特開昭62−109657号公報、特開平2−
243373号公報に記載された技術がある。これらの
文献は、往復印字の際の印字位置合わせ技術に関するも
ので、実際に印字を行なって印字位置ズレを検出し、位
置ズレ補正を行なうものである。これらの方法では、印
字位置ズレがなくなるまで、往、復の印字を印字タイミ
ングを変えながら印字位置ズレがなくなるまで、テスト
印字を行なうものであった。この従来の技術は、カラー
印字の際の印字位置ズレ補正にも用いることができる。
【0011】しかし、この従来の技術では、印字位置ズ
レがなくなるまで、数回キャリッジをスキャンさせて、
最適と思われる値を入力することになるが、印字位置ズ
レが大きい場合、このスキャンおよび印字の回数が多く
なり、印字位置ズレ補正を行なうためだけに1枚の記録
紙を使ってしまう場合もあり、無駄が生じるという問題
がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点に鑑みてなされたもので、キャリッジに取り付ける
際の各記録ヘッドのノズル配列方向の取り付け誤差を補
正し、常に良好な記録画質を得るとともに、ノズルを効
率的に利用することができるインクジェット記録装置お
よび記録方法を提供することを目的とするものである。
また、取り付け誤差の補正を行なう際のテスト記録を、
効率よく行なうことも目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1記載
の発明においては、N本のノズルを1列に配置した着脱
可能な記録ヘッドを複数個用いて印字記録を行なうイン
クジェット記録装置において、N本のノズルのうち、複
数の記録ヘッドの共通印字領域に基づいて選択されるn
本のノズルをそれぞれ使用して印字させる記録ヘッド制
御手段を有することを特徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載のインクジェット記録装置において、選択されるノ
ズルの本数nが、複数の記録ヘッドの共通印字領域に印
字できるノズルの最大本数であることを特徴とするもの
である。
【0015】請求項3記載の発明においては、請求項1
または2記載のインクジェット記録装置において、選択
されたn本のノズルによる印字幅だけ記録ヘッドと記録
媒体との相対的移動を行なう制御手段を有することを特
徴とするものである。
【0016】請求項4記載の発明においては、N本のノ
ズルを1列に配置した着脱可能なインクジェット記録ヘ
ッドを複数個用いて印字記録を行なうインクジェット記
録方法において、N本のノズルのうち、複数の記録ヘッ
ドの共通印字領域に基づいて選択したn本のノズルをそ
れぞれ使用して印字させることを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項5記載の発明においては、請求項4
記載のインクジェット記録方法において、選択されるノ
ズルの本数nを、複数の記録ヘッドの共通印字領域に印
字できるノズルの最大本数とすることを特徴とするもの
である。
【0018】請求項6記載の発明においては、請求項4
または5記載のインクジェット記録方法において、選択
されるノズルの本数nを、記録ヘッドと記録媒体との相
対的移動の最小移動単位をも条件として決定された本数
とすることを特徴とするものである。
【0019】請求項7記載の発明においては、請求項4
乃至6記載のインクジェット記録方法において、印字位
置ズレ量がないと判定された場合、N本のノズルをすべ
て使用して印字を行なうことを特徴とするものである。
【0020】請求項8記載の発明においては、N本のノ
ズルを1列に配置した着脱可能な記録ヘッドを複数個用
いて印字記録を行なうインクジェット記録方法におい
て、1つの記録ヘッドにおいて選択したノズルに対し
て、他の記録ヘッドにおいて選択されるノズルを、ノズ
ル配列方向にずらしながら印字し、1つの記録ヘッドに
対する他の記録ヘッドの印字位置ズレ量を認識可能とす
ることを特徴とするものである。
【0021】請求項9記載の発明においては、N本のノ
ズルを1列に配置した着脱可能な記録ヘッドを複数個用
いて印字記録を行なうインクジェット記録方法におい
て、1つの記録ヘッドにおいて選択したノズルに対し
て、他の記録ヘッドにおいて選択されるノズルを、ノズ
ル配列方向にずらしながら印字し、1つの記録ヘッドに
対する他の記録ヘッドの印字位置ズレ量を認識可能と
し、記録ヘッドのN本のノズルのうち、印字位置ズレ量
に応じて複数の記録ヘッドが共通した領域に印字できる
n本のノズルをそれぞれ選択し、かつ、n本のノズルに
よる印字幅だけ記録ヘッドと記録媒体との相対的移動を
行なうことを特徴とするものである。
【0022】
【作用】本発明によれば、請求項1または4記載の発明
においては、N本のノズルのうち、複数の記録ヘッドの
共通印字領域に基づいて選択されるn本のノズルをそれ
ぞれ使用したから、記録ヘッドの取り付け誤差を吸収で
きる。さらに、使用するノズル数nを任意に設定し、そ
の印字幅だけ記録媒体の相対的移動を行なうことによ
り、任意の印字幅でグラフィック記録を行なうことがで
きる。
【0023】また、請求項2または5記載の発明におい
ては、印字に使用するノズルの本数nを、複数の記録ヘ
ッドの共通印字領域に印字できるノズルの最大本数とす
ることにより、印字幅を最大とし、効率よく印字記録を
行なうことができる。
【0024】請求項3記載の発明においては、使用する
ノズルの本数nが記録ヘッドの取り付けごとにばらつい
ていても、選択されたn本のノズルによる印字幅だけ記
録ヘッドと記録媒体との相対的移動を行なうから、切れ
目のない印字記録を可能とし、グラフィック記録にも適
している。
【0025】請求項6記載の発明においては、複数の記
録ヘッドが共通した位置に印字できるノズルの本数n
を、記録ヘッドと記録媒体との相対的移動の最小移動単
位をも条件として決定するようにしたから、記録媒体の
相対的移動の最小移動単位が1ドットでない場合であっ
ても、印字位置ズレ量を吸収したノズル数nを設定でき
るとともに、連続したグラフィック記録を可能としてい
る。
【0026】請求項6記載の発明においては、印字位置
ズレ量がないと判定された場合、N本のノズルをすべて
使用することにより、位置ズレ補正用として使用しなか
った無駄なノズルがなくなり、1回のスキャンで記録で
きる幅が広くとれるから、さらに高速な印字処理が可能
となる。
【0027】請求項8記載の発明においては、1つの記
録ヘッドにおいて選択したノズルに対して、他の記録ヘ
ッドにおいて選択されるノズルを、ノズル配列方向にず
らしながら印字するから、1回あるいは数回のスキャン
印字のみから位置ズレ量を認識することができ、他のテ
スト印字のための充分な余白が確保できる。さらに、記
録ヘッド交換後も、このモードを実行し、印字の位置ズ
レ量を補正すれば、常に高画質を維持することができ
る。
【0028】請求項9記載の発明においては、記録ヘッ
ドにおいて選択したノズルの本数nを、あらかじめ設定
された値ではなく、補正テスト印字モードによる印字か
ら認識された記録ヘッド間の位置ズレの度合いにより、
使用するノズル数nをその都度決定し、使用するノズル
の本数に対する印字幅だけ記録ヘッドと記録媒体との相
対的移動を行なうようにしたから、記録ヘッドの取り付
け状態に合った印字位置ズレの補正を可能とすることが
できる。
【0029】
【実施例】図1は、本発明のインクジェット記録装置の
一実施例を示すシステム構成図である。図中、1はイン
クジェット記録装置、2はホストコンピュータ、3はC
PU、4はワークRAM、5はフォントROM、6はプ
ログラムROM、7はEEPROM、8はインタフェー
ス、9は操作パネル、10はメモリコントローラ、11
はイメージRAM、12はヘッドコントローラ、13は
記録ヘッド、14はモータコントローラ、15はモー
タ、16はI/Oコントローラ、17はセンサ、18は
共通バスである。
【0030】インクジェット記録装置1は、ホストコン
ピュータ2と接続され、両者の間でデータのやりとりを
行なう。CPU3は、ワークRAM4、フォントROM
5、プログラムROM6およびEEPROM7と接続さ
れており、これらを用いて動作する。また、共通バス1
8にも接続されており、共通バス18を通じてインクジ
ェット記録装置1内の各部を制御する。ワークRAM4
は、CPU3の作業用の記憶領域として用いられる。フ
ォントROM5には、印字すべき文字のイメージ形式の
データが格納されている。プログラムROM6には、C
PU3の動作を指示するプログラムが格納されている。
EEPROM7は、不揮発性のメモリであって、電源を
遮断しても内容は保持されるので、システムの動作モー
ドなどの各種の設定値や、後述する記録ヘッド間の取り
付け誤差のデータも格納される。
【0031】インタフェース8は、共通バス18とホス
トコンピュータ2に接続され、ホストコンピュータ2と
のデータの送受を直接行なう。操作パネル9は、共通バ
ス18に接続され、ユーザからの各種の入力を受け付け
たり、ユーザに対して各種状態やメッセージを表示す
る。
【0032】メモリコントローラ10は、イメージRA
M11、共通バス18およびヘッドコントローラ12に
接続され、イメージRAM11を制御する。イメージR
AM11には、記録すべきデータがイメージの形式で蓄
積される。このイメージRAM11内は、各記録ヘッド
に対応する領域に分けておくことができる。
【0033】ヘッドコントローラ12は、記録ヘッド1
3、共通バス18およびメモリコントローラ12に接続
され、記録ヘッド13の制御を行なう。記録ヘッド13
の制御は、少なくとも各記録ヘッドの各ノズルからのイ
ンクの吐出タイミングやインクの温度等の制御を含むも
のである。また、後述するような、ノズルの選択情報に
基づく使用ノズルの制御など、CPU3の制御の一部を
代わりに行なうものであってもよい。記録ヘッド13
は、N本のノズルを有する複数のヘッドからなってい
る。例えば、カラー印字の場合であれば、ブラックK、
シアンC、マゼンタM、イエローYの4個の記録ヘッド
から構成される。
【0034】モータコントローラ14は、モータ15お
よび共通バス18に接続され、モータ15の制御を行な
う。モータ15は、記録ヘッド13の載置されたキャリ
ッジと、記録媒体、例えば、記録用紙との相対移動を行
なう。I/Oコントローラ16は、各種のセンサ17お
よび共通バス18に接続され、各種のセンサ17の制御
並びにセンスデータの取得を行なう。センサ17には、
例えば用紙端検出や、用紙幅検出、インク量検出などが
ある。
【0035】共通バス18は、CPU3、インタフェー
ス8、操作パネル9、メモリコントローラ10、ヘッド
コントローラ12、モータコントローラ14およびI/
Oコントローラ16を接続し、各種のデータやコントロ
ール信号を伝送する。
【0036】これら上述した構成は、機能的に分けてい
るが、イメージRAM11とワークRAM4を同じRA
Mとするなどの変形も可能である。
【0037】図1のシステムの動作を説明する。CPU
3は、プログラムROM6に格納されているプログラム
にしたがって、EEPROM7に格納されている設定値
などを参照しながら動作する。その際、必要に応じてワ
ークRAM4を用いる。EEPROM7に格納されてい
る設定値等は、操作パネル9を用いて設定される。ま
た、CPU3は、I/Oコントローラ16を介してセン
サ17からの情報を得て、記録可能か否かのチェックを
したり、モータコントローラ14に対してキャリッジの
移動や記録用紙の送りなどを指示して記録位置合わせ等
を行なう。
【0038】ホストコンピュータ2から、記録すべきデ
ータ、例えば、画像情報や、文字コード等が送られてく
ると、インタフェース8で受信し、受信データをCPU
3へ転送する。CPU3では、受信データを記録できる
イメージデータに変換する。例えば、受信したデータが
文字コードであれば、フォントROM5を用いて、当該
文字のイメージデータに変換する。変換されたイメージ
データは、直接ヘッドコントローラ12に渡されるか、
または、メモリコントローラ10を介してイメージRA
M11に一旦格納される。イメージRAM11に格納さ
れた場合は、CPU3またはヘッドコントローラ12の
指示にしたがい、メモリコントローラ10によって呼び
出され、ヘッドコントローラ12に送られる。記録すべ
きイメージデータを受け取ったヘッドコントローラ12
は、記録ヘッド13を制御して実際の記録を行なうこと
となる。これらの一連の動作は、CPU3によって管理
されるが、インタフェース8やフォントROM5から、
イメージRAM11やヘッドコントローラ12へのデー
タの転送や、イメージRAM11からヘッドコントロー
ラ12へのデータの転送は、DMAなどを用いることも
可能である。
【0039】図2は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施例におけるキャリッジ周辺の概略構成図であ
る。図中、21は記録ヘッドユニット、22はキャリッ
ジ、23は記録媒体、24はトランスポートローラであ
る。キャリッジ22には、複数個の記録ヘッドユニット
21が搭載されており、記録ヘッドユニット21は、そ
れぞれが、または複数個が一体となって着脱可能に構成
されている。また、記録ヘッドユニット21には、N本
のノズルが設けられている。キャリッジ22は左右にス
キャン動作し、記録ヘッドユニット21が有するN本の
ノズルの内のn本分(n≦N)の幅の記録を行なう。こ
の記録は、キャリッジ22に搭載されている複数個の記
録ヘッドユニット21を駆動し、各記録ヘッドユニット
21から噴射されるインクのドットを重ね合わせて、画
像を形成して行く。記録ヘッドユニット21として、イ
ンク色が、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4
個の記録ヘッドを用いることにより、カラー画像が形成
されることになる。以降の説明では、この4色の記録ヘ
ッドを用いたカラーインクジェット記録装置を前提とし
て説明するが、これに限らず、複数の記録ヘッドを用い
たインクジェット記録装置であれば同様の動作を行なわ
せることができる。例えば、ブラックの記録ヘッド複数
個を用いて、階調記録を行なわせることも考えられる。
【0040】キャリッジ22の1回のスキャン動作が終
了すると、トランスポートローラ24により、記録ヘッ
ドユニット21の記録に使用したノズルn本分だけ、ま
たは記録媒体23が送られる。この動作を繰り返し、1
枚の記録紙印字を終了する。
【0041】この実施例では、記録媒体の上下方向の移
動は、記録媒体の側を移動したが、キャリッジ22を移
動させて構成することも可能である。また、この移動量
は、ノズルのn本分に限らず、例えば空白のみのスキャ
ンの分も一括して送ったり、ホストコンピュータ2から
の指示によって移動量を変えることが可能であるし、ま
たCPU3の制御の内容によっても変化し、例えば、記
録媒体のフィード時や、あらかじめ決まったフォーマッ
トにしたがって記録する際の記録媒体の位置決め時など
は、CPU3からの指示にしたがった記録媒体の移送を
行なう。
【0042】図3は、記録ヘッドの取り付け状態の一例
を示す概略図である。同図において、上下方向が紙送り
方向、左右方向がスキャン印字方向であり、記録ヘッド
ユニットは、左からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色の順に配置されているものとする。また、各
記録ヘッドユニットのノズルは、説明の都合上、上から
No.1、No.2、...、No.Nとする。
【0043】上述したように、複数の記録ヘッドユニッ
トをキャリッジに装着する際に、記録ヘッドのユニット
ごとの機械的な公差、および取り付け誤差等により、各
記録ヘッドの間で、相対的なズレが生じる。例えば、記
録ヘッドユニットのノズル配列方向の取り付け状態が、
図3のようになった場合、基準となる色をブラックとす
ると、シアン、マゼンダは、それぞれ相対的なズレ量と
して、−1ドット、+2ドットとなる。このような場合
に、記録ヘッドの全てのノズルを用いて印字した場合
は、印字ズレを生じてしまうこととなる。
【0044】以下、この印字ズレのテスト方法および補
正方法を、記録ヘッド取り付け状態が図3の場合をもと
に、具体的に説明する。まず、テスト印字モードについ
て説明する。CPU3は、メモリコントローラ10に対
して、基準となる色、例えばブラックの記録ヘッドの中
央部の8本のノズルを用いて記録できるように、対応す
るイメージRAM11のアドレスに、ノズル配列方向に
8ドット分のデータを書き込むよう指示する。ブラック
以外の他の色のデータについては、データを書き込むメ
モリアドレスを、1ドット分ずつノズル配列方向にずら
しながら、8ドット分ずつ書き込む制御を行なう。
【0045】図5は、イメージRAM内のテスト印字デ
ータの配列例を示す概念図である。図5(A)は、ブラ
ックに対応するイメージRAM内のテスト印字データの
配列例、図5(B)は、シアンに対応するイメージRA
M内のテスト印字データの配列例である。
【0046】上述のイメージRAM11への書き込みが
終了すると、ブラックに対応するイメージRAM11上
には、図5(A)の黒丸の位置にデータが書き込まれ
る。また、ブラック以外の、例えばシアンについては、
図5(B)の黒丸の位置にデータが書き込まれる。マゼ
ンタ、イエローについても同様にデータの書き込みが行
なわれる。
【0047】スキャン方向の記録位置は、ブラックのド
ット位置に対して、各色のドットが1列隣にドット位置
が来るように、印字タイミングが制御される。または、
イメージRAM11内のアドレスを1列分ずらすことに
よっても実現できる。
【0048】図5では、テスト印字データは、各記録ヘ
ッドにつき8ドットであり、相対的にずらす範囲を、−
4ドットから+4ドットとし、計9通りのパターンを生
成している。ここでは、テスト印字ドット数を、8ドッ
トとしたが、任意に増減することができる。また、相対
的にずらす範囲についても拡大または縮小でき、理論的
には、N−(印字データ数)通りのパターンが生成で
き、ズレ量が見込まれる範囲に設定すればよい。一般的
に、補正作業は短時間で終了させる必要があり、1スキ
ャン内で各色ごとの組み合わせができるのが最良である
ため、テスト印字ドットはあまり多くしないほうが効率
的である。また、相対的なズレを容易に確認できるよう
にするため、ブラックとシアン、ブラックとマゼンダ、
ブラックとイエローの3ブロックの印字構成にするのが
好ましい。
【0049】図6は、テスト印字モードによる印字結果
の一例を示す模式図である。図3に示されているような
取り付け誤差が存在する場合、テスト印字により、上述
の処理ののち、実際に印字を行なうと、図6に示すよう
になる。図6は、ブラックと各色インクの組み合わせご
とに、3回のスキャンによりテスト印字を行なった例で
ある。実際のドット間のピッチは小さいので、拡大して
模式的に示している。印字されるパターンは、ブラック
が固定され、他の色が1ドットずつずれた9通りのパタ
ーンである。各パターンに対して、説明の都合上、左か
ら1、2、...、9と番号を付す。この番号も、テス
トのパターンの下または上に印字することもできる。図
6では、3回のスキャンによりテスト印字を行なった
が、3回分のテスト印字を横に並べて、1回のスキャン
により、印字することも可能である。
【0050】図6に示されている印字結果より、ブラッ
クとシアンでは番号4において、またブラックとマゼン
ダでは番号7において、さらにブラックとイエローでは
番号5において、2列の印字がずれることなく印字され
ている。
【0051】上述のテスト印字においては、2列のドッ
トの相対的なズレの範囲を−4から+4として印字し
た。すなわち、番号5において2列のドットが合ってい
る場合は、基準色のブラックに対し、色ズレがないこと
を示しており、ブラックの記録ヘッドとの相対的な取り
付け誤差がないことになる。ここでは、イエローの記録
ヘッドは、ブラックの記録ヘッドに対して取り付け誤差
がないといえる。同様に、シアンの記録ヘッドは−1ド
ット、マゼンタの記録ヘッドは+2ドット、それぞれブ
ラックの記録ヘッドに対して、相対的に取り付け誤差が
あることがわかる。
【0052】次に、位置ズレ補正の方法について説明す
る。ユーザまたは保守員は、このテスト印字を見て、位
置ズレの量をシステムに入力する。具体的には、2列の
印字が合っている位置の番号を、操作パネル9より入力
すればよい。例えば、図6のブラックとシアンのテスト
印字結果では、番号4を入力する。この番号から、シス
テムは容易にブラックとの相対的な取り付け誤差を認識
することができる。なお、テスト印字の下に番号が印字
されていれば、入力が容易になる。また、操作パネル9
上の特定のスイッチを、その数分押すように構成しても
よい。さらに、光電変換素子を搭載し、光学的にテスト
印字を読み取ることによって、自動的に位置ズレを認識
するようにしてもよい。
【0053】各記録ヘッドのズレ量が分かると、そのズ
レ量から、各記録ヘッドの使用するノズルの数、使用す
るノズルの位置を決定する。これらは、簡単な演算によ
り求めることができる。この演算は、CPU3により行
なわれるが、ヘッドコントローラ12によって行なうよ
うに構成することも可能である。
【0054】図6に示されたテスト印字結果の入力値か
ら、基準となるブラックの記録ヘッドに対し、−方向の
最大のズレは、シアンの記録ヘッドで、ズレ量は−1ド
ットである。また、+方向の最大のズレは、マゼンタの
記録ヘッドで、ズレ量は+2ドットである。これらの値
から、各記録ヘッドにおいて、全ての記録ヘッドが共通
した位置に印字できるノズルの本数は、全ノズル数をN
本とした場合、最大N−3本となる。
【0055】また、各記録ヘッドの使用するノズル位置
が、各ズレ量の値によって決定される。例えば、ブラッ
クの記録ヘッドでは、ブラックの記録ヘッドを基準とし
た、−方向の最大のズレ量分だけ上部のノズルが使用で
きず、また、+方向の最大のズレ量分だけ下部のノズル
が使用できないことになるから、ノズルNo.2からN
−2のN−3本のノズルが使用可能になる。同様に、シ
アンの記録ヘッドを基準にすると、−方向の最大ズレ量
は0、+方向の最大ズレ量は+3であるので、使用可能
なノズルは、ノズルNo.1からN−3である。以下、
マゼンタの記録ヘッドは、ノズルNo.4からN、イエ
ローの記録ヘッドは、ノズルNo.2からN−2までが
使用可能である。
【0056】図4は、使用ノズル数、使用ノズル位置の
説明図である。図4に黒丸で示されているノズルが、使
用可能なノズルである。このように、各記録ヘッドの印
字する位置およびドット数を合わせることができる。
【0057】上述の例では、(N−3)本のノズルを用
いて記録を行なえるが、実際には、紙送りの最小単位量
が1ドット単位で設定できない場合がある。この場合、
使用できるノズルの最大数と、紙送りの最小単位量とを
比較し、最適な条件が選択される。例えば、使用できる
ノズルの最大数の(N−3)本分の紙送りができず、
(N−4)本分の紙送りが出来るのであれば、使用ノズ
ル数を(N−4)とし、使用するノズル位置も再配置が
行なわれる。この場合、各記録ヘッドの使用可能なノズ
ルの上または下の1本を使用しないようにする。
【0058】各記録ヘッドの使用ノズル数、使用ノズル
位置は、EEPROM7に、記録ヘッド間の取り付け誤
差のデータとして書き込まれる。
【0059】以上の一連の補正処理により、印字の際の
各記録ヘッドの使用ノズル数、使用ノズル位置が決定さ
れ、記録ヘッド交換作業に伴う印字ズレ補正作業がない
限り、ここで決定された値を基に印字動作を行なう。
【0060】上述の使用ノズル数は、印字に使用できる
最大数であって、紙送りができる値であれば、この最大
数より少ないノズルを用いることも、もちろん可能であ
る。しかし、グラフィック印字などでは、一回のスキャ
ンで印字できる幅が大きいほど高速に印字できるから、
使用できるノズルすべてを用いた方が、高速に印字で
き、有効である。
【0061】図7は、印字ズレ補正の動作フロー図であ
る。上述の印字ズレの補正の手順をまとめると、図7の
ようになる。まず、ステップ31において、テスト印字
のための記録紙を給紙する。つづいて、ステップ32に
おいて、図5に示されているようにイメージRAM11
へテストデータを格納する。そして、ステップ33にお
いてキャリッジを動かして、ステップ34においてテス
ト印字を行なう。
【0062】テスト印字後は、ユーザまたは保守員から
の印字ズレ量の入力待ちとなる。ステップ35において
印字ズレ量の入力回数をカウントする。上述のカラーの
場合は、3回の入力が行なわれることになる。また、入
力待ちの間、時間を監視し、3回の入力がなされるま
で、ステップ41において、あらかじめ決められている
指定時間を超えていないかがチェックされる。
【0063】3回の印字ズレ量の入力がなされると、ス
テップ36において、入力された印字ズレ量の値と、紙
送り量などから、ノズル使用数およびノズル使用位置を
決定する。そして、決定した値を、ステップ37におい
て、EEPROMへセットする。
【0064】これらのセットした値をユーザまたは保守
員に知らせるため、ステップ38において最適値の紙送
りを実行し、ステップ39において補正値に基づいて1
スキャンだけ印字し、最後にステップ40において、テ
ストに用いた記録紙を排出して位置ズレ補正の動作を終
了する。
【0065】また、途中、ステップ35において3回の
印字ズレ量の入力がなく、しかもステップ41において
指定時間をオーバーしてしまった場合、補正の必要はな
いものとして、あらかじめ決まっている値、すなわちデ
フォルトの値をセットして、位置ズレ補正の動作を終了
する。
【0066】このように、テスト印字で、印字位置ズレ
があまりないと判断された場合、あるいは、印字位置ズ
レが気にならないと判断された場合は、印字ズレ補正は
行なわれず、デフォルトの設定情報にしたがい、印字動
作が行なわれる。
【0067】また、通常の印字を見て、印字位置ズレが
あまり気にならない場合は、テスト印字および補正モー
ドを起動する必要はなく、デフォルトの設定情報に従
い、印字動作が行なわれる。
【0068】デフォルトの設定としては、記録ヘッドの
N本のノズルすべてを用いるように設定することが考え
られる。印字ズレがなければ、記録ヘッドの最大印字幅
を用いることができ、効率よく印字を行なうことができ
る。
【0069】また、デフォルトの設定を用いずに、ユー
ザまたは保守員が、それぞれの記録ヘッドにおいて使用
するノズルの数および位置を、すべて操作パネルから入
力できるようにすることも可能である。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、キャリッジに取り付ける際の各記録ヘッドの
ノズル配列方向の取り付け誤差による印字位置ズレを、
1/2ドット以下に抑え、機械的な取り付け微調整機構
が不要であって、記録ヘッドユニットの取り付け機構部
を簡素化でき、さらに、紙送り量をも考慮したノズルの
選択を行なうことによって、常に高速で良好なグラフィ
ック印字画質を得ることができる。
【0071】また、記録ヘッドの取り付け誤差が発生し
ない場合には、補正用として考慮されているノズルを
も、通常印字に使用することにより、記録ヘッドの処理
能力を充分に使え、コストパフォーマンスの高い、プリ
ンタシステムを提供できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェット記録装置の一実施例
を示すシステム構成図である。
【図2】 本発明のインクジェット記録装置の一実施例
におけるキャリッジ周辺の概略構成図である。
【図3】 記録ヘッドの取り付け状態の一例を示す概略
図である。
【図4】 使用ノズル数、使用ノズル位置の説明図であ
る。
【図5】 イメージRAM内のテスト印字データの配列
例を示す概念図である。
【図6】 テスト印字モードによる印字結果の一例を示
す模式図である。
【図7】 印字ズレ補正の動作フロー図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置、2 ホストコンピュー
タ、3 CPU、4 ワークRAM、5 フォントRO
M、6 プログラムROM、7 EEPROM、8 イ
ンタフェース、9 操作パネル、10 メモリコントロ
ーラ、11 イメージRAM、12 ヘッドコントロー
ラ、13 記録ヘッド、14 モータコントローラ、1
5 モータ、16 I/Oコントローラ、17 セン
サ、18 共通バス、21 記録ヘッドユニット、22
キャリッジ、23 記録媒体、24トランスポートロ
ーラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/055 3/54 B41M 5/00 A 9221−2H 9012−2C B41J 3/04 103 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N本のノズルを1列に配置した着脱可能
    な記録ヘッドを複数個用いて印字記録を行なうインクジ
    ェット記録装置において、N本のノズルのうち、複数の
    記録ヘッドの共通印字領域に基づいて選択されるn本の
    ノズルをそれぞれ使用して印字させる記録ヘッド制御手
    段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 選択されるノズルの本数nが、複数の記
    録ヘッドの共通印字領域に印字記録できるノズルの最大
    本数であることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
    ット記録装置。
  3. 【請求項3】 選択されたn本のノズルによる印字幅だ
    け記録ヘッドと記録媒体との相対的移動を行なう制御手
    段を有するすることを特徴とする請求項1または2記載
    のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 N本のノズルを1列に配置した着脱可能
    なインクジェット記録ヘッドを複数個用いて印字記録を
    行なうインクジェット記録方法において、N本のノズル
    のうち、複数の記録ヘッドの共通印字領域に基づいて選
    択したn本のノズルをそれぞれ使用して印字させること
    を特徴とするインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】 選択されるノズルの本数nを、複数の記
    録ヘッドの共通印字領域に印字できるノズルの最大本数
    とすることを特徴とする請求項4記載のインクジェット
    記録方法。
  6. 【請求項6】 選択されるノズルの本数nを、記録ヘッ
    ドと記録媒体との相対的移動の最小移動単位をも条件と
    して決定された本数とすることを特徴とする請求項4ま
    たは5記載のインクジェット記録方法。
  7. 【請求項7】 印字位置ズレ量がないと判定された場
    合、N本のノズルをすべて使用して印字を行なうことを
    特徴とする請求項4乃至6記載のインクジェット記録方
    法。
  8. 【請求項8】 N本のノズルを1列に配置した着脱可能
    な記録ヘッドを複数個用いて印字記録を行なうインクジ
    ェット記録方法において、1つの記録ヘッドにおいて選
    択したノズルに対して、他の記録ヘッドにおいて選択さ
    れるノズルを、ノズル配列方向にずらしながら印字し、
    1つの記録ヘッドに対する他の記録ヘッドの印字位置ズ
    レ量を認識可能とすることを特徴とするインクジェット
    記録方法。
  9. 【請求項9】 N本のノズルを1列に配置した着脱可能
    な記録ヘッドを複数個用いて印字記録を行なうインクジ
    ェット記録方法において、1つの記録ヘッドにおいて選
    択したノズルに対して、他の記録ヘッドにおいて選択さ
    れるノズルを、ノズル配列方向にずらしながら印字し、
    1つの記録ヘッドに対する他の記録ヘッドの印字位置ズ
    レ量を認識可能とし、記録ヘッドのN本のノズルのう
    ち、印字位置ズレ量に応じて複数の記録ヘッドが共通し
    た領域に印字できるn本のノズルをそれぞれ選択し、か
    つ、n本のノズルによる印字幅だけ記録ヘッドと記録媒
    体との相対的移動を行なうことを特徴とするインクジェ
    ット記録方法。
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