JP3311904B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP3311904B2
JP3311904B2 JP16121095A JP16121095A JP3311904B2 JP 3311904 B2 JP3311904 B2 JP 3311904B2 JP 16121095 A JP16121095 A JP 16121095A JP 16121095 A JP16121095 A JP 16121095A JP 3311904 B2 JP3311904 B2 JP 3311904B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図39〜図44) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図38) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータ等
の上位装置に接続されこの上位装置からのデータを印刷
する印刷装置(プリンタ装置)に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、図39に示すように、プリンタ
装置(印刷装置)100は、上位装置であるホストコン
ピュータ110に接続され、このホストコンピュータ1
10からデータを受信すると、ジョブ印刷を実行してそ
のデータを所定の用紙に印刷する。
【0004】このようなプリンタ装置100は、通常、
モノクロ印刷エンジン101,両面機構部102,ホッ
パ103,104,カセット105,トレー106,ス
タッカ107,オペレータパネル108を有して構成さ
れている。ここで、モノクロ印刷エンジン101は、所
定の用紙に対してモノクロ印刷を行なう機構であり、両
面機構部102は、所定の用紙に対して両面印刷を行な
うべくその用紙を反転させるための機構である。
【0005】また、ホッパ103,104は、それぞれ
所定サイズの普通紙を印刷用の用紙として格納するもの
であり、カセット105は、あるジョブ印刷の完了後で
次のジョブ印刷への移行前に送り出されてジョブ印刷を
区切るために用いられる色紙を格納するものであり、ト
レー106およびスタッカ107は、いずれも印刷され
た用紙を排出される部分である。
【0006】さらに、オペレータパネル108は、プリ
ンタ装置100に対して各種指示を入力するための制御
用キーやスイッチのほか、プリンタ装置100の動作状
態を表示するための表示部等を有するものである。な
お、図39中、符号111はホストコンピュータ110
にそなえられたメインコンソールで、このメインコンソ
ール111は、制御用キー,スイッチ,表示部などをそ
なえ、オペレータが必要に応じてホストコンピュータ1
10の動作に介入したりその動作を監視したりするため
に用いられるものである。
【0007】さて、図39に示すごとく構成されたプリ
ンタ装置100において、ホストコンピュータ110か
ら送られてきたデータに誤り(データエラー)があった
場合の動作を、図40に示すフローチャート(ステップ
A11〜A14)に従って説明する。この図40に示す
ように、プリンタ装置100は、ホストコンピュータ1
10からデータを受信すると(ステップA11)、ジョ
ブ印刷を実行してそのデータを所定の用紙に印刷する
(ステップA12)。
【0008】ジョブ印刷中にデータエラーが発生すると
(ステップA13)、ホストコンピュータ110のメイ
ンコンソール111上の表示部、または、プリンタ装置
100のオペレータパネル108上の表示部に、ホスト
からのデータに誤りがあったことが、メッセージとして
表示される(ステップA14)。これにより、オペレー
タは、ホストからのデータに誤りがあったことを知るこ
とができるようになっている。ただし、データエラーが
発生した場合、ジョブ印刷は継続して行なわれ、オペレ
ータが表示部に表示されたメッセージによりデータエラ
ーの発生を確認した場合には、ジョブ印刷を終了した後
に印刷結果を参照してデータエラーの発生箇所の確認お
よび修正等の処置を行なっている。
【0009】また、図39に示すごとく構成されたプリ
ンタ装置100において、ジョブ印刷中にホストコンピ
ュータ110やオペレータによりジョブがキャンセルさ
れた場合の動作を、図41に示すフローチャート(ステ
ップA21〜A26)に従って説明する。この図41に
示すように、プリンタ装置100は、ホストコンピュー
タ110からデータを受信すると、ジョブ印刷を実行し
てそのデータを所定の用紙に印刷する(ステップA2
1)。
【0010】ジョブ印刷中に、ホストコンピュータ11
0やオペレータによりそのジョブがキャンセルされる
と、プリンタ装置100において既に受信しているが未
だ印刷していないページ(データ)をクリアするととも
に(ステップA22)、両面機構部102に用紙が存在
するか否かを判断する(ステップA23)。両面機構部
102では、片面のみ印刷された複数枚の用紙が一時的
に溜められてからこれらの用紙が反転されてモノクロ印
刷エンジン101へ送られ、もう一方の面の印刷が行な
われるようになっている。このような両面機構部102
を用い、ジョブとして両面印刷を行なっている際に、ジ
ョブがキャンセルされると、両面機構部102内に、片
面のみ印刷された複数枚の用紙(未完成用紙)が残る場
合が生じる。
【0011】このような場合、ステップA23でYES
判定となり、その未完成用紙をトレー106もしくはス
タッカ107に排出した後(ステップA24)、プリン
タ装置100のオペレータパネル108上の表示部に、
未完成状態の用紙が出力されたことが、メッセージとし
て表示される(ステップA25)。この後、次のジョブ
印刷が実行される(ステップA26)。
【0012】これにより、オペレータは、未完成状態の
用紙出力があったことを知ることができ、これを確認し
たオペレータは、図42に示すように、正常な出力(正
常なジョブ印刷結果)から未完成用紙を取り除いてい
る。さらに、図39に示すごとく構成されたプリンタ装
置100において、ジョブ印刷中にジャム(用紙詰ま
り)が発生した場合の動作を、図43に示すフローチャ
ート(ステップA31〜A34)に従って説明する。
【0013】この図43に示すように、プリンタ装置1
00は、ホストコンピュータ110からデータを受信す
ると、ジョブ印刷を実行してそのデータを所定の用紙に
印刷する(ステップA31)。ジョブ印刷中に、ジャム
が発生すると、オペレータがそのジャムに対する処置を
行なってジャムを解除してから、ホストコンピュータ1
10からプリンタ装置100へ、ジャムメッセージ(ジ
ャムが発生した旨を知らせるためのメッセージ)を印刷
するためのページデータが送付され、ジョブ出力中にジ
ャムが発生したことを示す用紙が挿入される(ステップ
A32,図44参照)。この後、図44に示すように、
ジャムページのリカバリ印刷が行なわれ(ステップA3
3)、ジョブ印刷が継続して行なわれる(ステップA3
4)。
【0014】プリンタ装置100によるジョブ出力が終
了すると、オペレータは、出力された用紙をチェック
し、ジャムリスタートメッセージを発見すると、その前
後の出力にページ抜けがないかどうか確認している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプリンタ装置100では、ジョブ印刷中にデータエラ
ーが発生した場合、そのデータエラー発生メッセージ
が、ホストコンピュータ110のメインコンソール11
1上の表示部、または、プリンタ装置100のオペレー
タパネル108上の表示部に表示されるだけで、データ
エラーが印刷結果中のどのページどの位置でどのように
起こったのかが判りにくく、オペレータがそのデータエ
ラーを発見して修正するのに手間取ることがある。
【0016】また、ジョブキャンセルにより未完成用紙
が出力された場合その旨のメッセージがプリンタ装置1
00のオペレータパネル108上の表示部に表示され
る。オペレータは、その表示を確認すると、正常な出力
用紙の間に挟まれた未完成用紙を確認して取り除く作業
を行なうが、未完成用紙の位置を直ちに判別することは
難しく、その作業に手間取ってしまう。
【0017】さらに、プリンタ装置100によるジョブ
印刷を終了すると、オペレータは、出力された全ての用
紙をチェックし、ジャムメッセージを発見すると、その
前後の出力にページ抜けがないかどうかを確認してい
る。プリンタ装置100においてページ抜けは重大な問
題であり、このようなページ抜けを確認するために全て
の用紙をチェックする作業は、オペレータとって極め
て大きい負担になるという課題もあった。
【0018】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、データエラー発生用紙,未完成用紙,ジャム
メッセージ印刷用紙などのチェック対象用紙の位置を印
刷出力結果の中から直ちに判別できるようにして、オペ
レータの負担を軽減するとともに、印刷出力結果の信頼
性の向上をはかった印刷装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1に示す本発明の印刷装置は、所定の
用紙に対して複数の印刷色での印刷を行なう印刷機構1
と、この印刷機構1による印刷動作を制御する制御部2
とをそなえるとともに、印刷機構1による印刷動作中
に、オペレータによる確認対象となるチェック対象用紙
を印刷出力する契機を検知する検知部3をそなえて構成
されている。
【0020】そして、検知部3により前記契機が検知さ
れると、制御部2が、該当チェック対象用紙に対してそ
のチェック対象用紙を他の印刷出力用紙と区別するため
の色付け印刷を施すように、印刷機構1を制御し、前記
色付け印刷により印刷する色付け情報として、チェック
対象の契機となる事象毎に前記色付け印刷の色を指定す
る色指定部と、前記色付け印刷を施す位置を指定する位
置指定部とがそなえられている。なお、前記チェック対
象用紙が上位装置から送信されてきた印刷データについ
てデータエラーの発生した用紙である場合、検知部3
は、前記データエラーの発生を前記契機として検知す
る。
【0021】また、前記チェック対象用紙がジョブキャ
ンセル指示による印刷中断に伴って出力される未完成用
紙である場合、検知部3は、前記ジョブキャンセル指示
を前記契機として検知する。さらに、前記チェック対象
用紙がジャム解除後に印刷出力されるジャムメッセージ
印刷用紙である場合、検知部3は、上位装置からのジャ
ムメッセージ情報の受信を前記契機として検知すること
もできるし、ジャム検出を前記契機として検知すること
もできる。
【0022】また、前記チェック対象用紙が上位装置か
ら送信されてきた印刷データについてデータエラーの発
生した用紙である場合、前記色付け印刷を、前記チェッ
ク対象用紙上における前記データエラーの発生位置に施
してもよい。一方、前記色付け印刷により印刷する色
を、上位装置からの指示により指定するように構成して
もよい。
【0023】また、前記チェック対象用紙に対して前記
色付け印刷を施す位置を、上位装置からの指示により指
定するように構成してもよい。この他、前記チェック対
象用紙に対して前記色付け印刷を施す位置として、ジャ
ムを起こし難い位置を予め指定することもできる。
【0024】さらに、前記色付け印刷を行なうために必
要な色付け情報を保存する不揮発性の記憶部をそなえて
もよい。
【0025】
【作用】図1にて上述した本発明の印刷装置では、チェ
ック対象用紙に対して色付け印刷が施されるので、オペ
レータは、そのチェック対象用紙を他の印刷出力用紙と
容易に区別することができる。このとき、前記色付け印
刷を行なう際の色を、色指定部により印刷装置側から指
定することで、任意の色によってチェック対象用紙と他
の印刷出力用紙との区別を可能にしている。また、前記
色付け印刷を施す位置を、位置指定部により印刷装置側
から指定することで、チェック対象用紙上の任意の位置
に前記色付け印刷を行なうことができる。なお、データ
エラーの発生を契機として該当チェック対象用紙に対す
る色付け印刷を行なうことにより、データエラー情報を
オペレータにとって判り易くすることができる。このと
き、色付け印刷を、チェック対象用紙上におけるデータ
エラーの発生位置に施すことにより、データエラーの発
生したページやその発生位置およびその発生状況をオペ
レータにとって判り易くすることができる。
【0026】また、ジョブキャンセル指示を契機として
チェック対象用紙である未完成用紙に対する色付け印刷
を行なうことにより、オペレータは、未完成用紙と正常
出力用紙との判別を容易に行なうことが可能になる。
らに、上位装置からのジャムメッセージ情報の受信もし
くはジャム検出を契機としてチェック対象用紙であるジ
ャムメッセージ印刷用紙に対する色付け印刷を行なうこ
とにより、オペレータは、ジャムメッセージ印刷用紙の
有無およびその位置(つまりジャム発生の有無およびジ
ャム発生位置)を容易に確認することができる。
【0027】一方、前記色付け印刷を行なう際の色を
位装置から指定することで、任意の色によってチェッ
ク対象用紙と他の印刷出力用紙との区別を可能にして
よい。また、前記色付け印刷を施す位置を、上位装置か
ら指定することで、チェック対象用紙上の任意の位置に
前記色付け印刷を行なうことできる。特に、チェック
対象用紙に対する色付け印刷位置として、ジャムを起こ
し難い位置を予め指定しておくことにより、チェック対
象用紙に対する色付け印刷のためにジャムが発生してし
まうのを防止できる。
【0028】さらに、色付け印刷に必要な色付け情報を
不揮発性の記憶部に保存しておくことにより、電源再投
入時には、その記憶部内の情報を参照するだけで、色付
け情報を再設定することなく、チェック対象用紙に対す
る色付け印刷について前回と同様の運用を行なうことが
できる。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例としての印刷装置(プリ
ンタ装置)の概略構成を示す模式図で、この図2に示す
ように、本実施例のプリンタ装置10も、図39にて説
明したプリンタ装置(符号100参照)と概略的にはほ
ぼ同様に構成されている。つまり、プリンタ装置(印刷
装置)10は、上位装置であるホストコンピュータ(単
にホストという場合もある)20に接続され、このホス
トコンピュータ20からデータを受信すると、ジョブ印
刷を実行してそのデータを所定の用紙に印刷するように
なっている。
【0030】そして、プリンタ装置10は、通常、カラ
ー印刷エンジン11,両面機構部(反転部)12,ホッ
パ13,14,カセット15,トレー16,スタッカ1
7,オペレータパネル18を有して構成されている。こ
こで、カラー印刷エンジン(印刷機構)11は、所定の
用紙に対して2色以上の色によるカラー印刷を行なう機
構である。本実施例のプリンタ装置10と図39に示し
たプリンタ装置100との間で機構的に大きく異なる点
は、本実施例のプリンタ装置10が、カラー印刷エンジ
ン11によりカラー印刷を行なう多色刷り印刷機能を有
しているのに対して、図39に示したプリンタ装置10
0はモノクロ印刷を行なっている点である。なお、カラ
ー印刷エンジン11の詳細な構成は、図3を参照しなが
ら後述する。
【0031】また、両面機構部12は、所定の用紙に対
して両面印刷を行なうべくその用紙を反転させるための
機構であり、ホッパ13,14は、それぞれ所定サイズ
の普通紙を印刷用の用紙として格納するものであり、カ
セット15は、あるジョブ印刷の完了後で次のジョブ印
刷への移行前に送り出されてジョブ印刷を区切るために
用いられる色紙を格納するものであり、トレー16およ
びスタッカ17は、いずれも印刷された用紙を排出され
る部分である。
【0032】さらに、オペレータパネル18は、図5に
示すように、プリンタ装置10に対して各種動作状態等
を設定するための設定用スイッチ群18Aと、プリンタ
装置10に対して各種指示を入力するための制御用スイ
ッチ群18Bと、プリンタ装置10内において生じたジ
ャムや故障等の発生位置を表示するための絵表示部18
Cと、各種メッセージを表示するためのメッセージ表示
部18Dと、プリンタ装置10内において生じた異常に
対応するエラー番号等を表示する状態表示部18Eとを
有している。
【0033】ここで、設定用スイッチ群18Aには、テ
ンキーやファンクションキーが含まれており、この設定
用スイッチ群18Aにおけるテンキーは、図9〜図14
にて後述するごとく、本実施例では色指定部および位置
指定部としても機能するようになっている。制御用スイ
ッチ群18Bには、印刷動作を開始/再開させるための
スタートスイッチ18aや印刷動作を停止させるための
ストップスイッチ18bやリセットスイッチ18cのほ
か、ホストコンピュータ20からの指示によりプリンタ
装置10で実行されているジョブ印刷をキャンセルする
ためのジョブキャンセルスイッチ18dなどが含まれて
いる。
【0034】また、メッセージ表示部18Dは、エラー
メッセージ等の表示を行なうほか、例えば図9〜図14
に示すように、チェック対象用紙に対しての色付け印刷
の各種条件(印刷色,印刷位置等)を設定する際に必要
な情報を表示するものである。なお、図2中、符号21
はホストコンピュータ20にそなえられたメインコンソ
ール(単にコンソールという場合もある)で、このメイ
ンコンソール21は、制御用キー,スイッチ,表示部な
どをそなえ、オペレータが必要に応じてホストコンピュ
ータ20の動作に介入したりその動作を監視したりする
ために用いられるものである。
【0035】図3は、図2により概略構成について説明
した本実施例のプリンタ装置10の内部構成を、より具
体的に示す模式的な側面図である。なお、図3中、図2
にて既述の符号と同一の符号は同の一部分を示している
ので、その詳細な説明は省略する。以下の説明では、こ
の図3を参照しながら、カラー印刷エンジン11の構成
と、ジャム(用紙詰まり)を検出するための用紙検出セ
ンサ32の配置とについて詳細に説明する。
【0036】図3に示すように、カラー印刷エンジン1
1は、定着器11Aのほかに、4つの現像ユニット11
K,11C,11M,11Yをそなえて構成されてい
る。これらの現像ユニット11K,11C,11M,1
1Yは、それぞれ、ブラック(K),イエロー(Y),
マゼンタ(M),シアン(C)の各色による印刷を行な
うためのもので、転写ドラム(感光体)11a,前帯電
部11b,光学部11c,現像部11d,転写部11e
を有して構成されている。各現像ユニット11K,11
C,11M,11Yを構成する上記部分11a〜11e
は、極めて一般的なものであるので、その詳細な説明は
省略する。
【0037】また、用紙検出センサ32としては、例え
ばフォトセンサ等の光学式センサが用いられ、図3に示
すように、多数の用紙検出センサ32が、プリンタ装置
10内部で用紙の搬送されるルートに沿う箇所で、且
つ、特にジャムの生じやすい部分に配置されている。用
紙検出センサ32は、具体的には、ホッパ13,14お
よびカセット15からの用紙取出部(ピックアップ部)
や、用紙の搬送ルートの分岐部や、定着器11Aの前後
や、各現像ユニット11K,11C,11M,11Yに
おける転写ドラム11aの前後や、両面機構部12の入
出口および内部や、トレー16およびスタッカ17への
用紙排出部などに配置されている。
【0038】さらに、図3において、30はプリンタ装
置10の動作に必要な電力を各部分に供給するための電
源、31はカラー印刷エンジン11による印刷動作を含
むプリンタ装置10全体の動作を制御するための制御部
(プリンタコントローラ)である。図4は、制御部31
の機能構成を含む、本実施例のプリンタ装置10の制御
系の構成を示すブロック図である。この図4において
も、既述の符号と同一の符号は同一の部分を示している
ので、その詳細な説明は省略する。
【0039】図4に示すように、制御部31は、ホスト
コンピュータ20からの印刷データやコマンドを受信
し、オペレータパネル18から入力・設定された条件や
指示等に従ってホストコンピュータ20からの印刷デー
タを印刷すべく、カラー印刷エンジン11を含むプリン
タ基本部(Basic Printer Module)33を制御するもの
である。
【0040】この制御部31は、メモリ31a,データ
解析部31b,描画処理部31c,ビットマップメモリ
(BMM)31d,検知部31e,バックアップRAM
31fを有して構成されている。ここで、メモリ31a
は、ホストコンピュータ20からの印刷データや、印刷
データの解析に必要な各種データ〔APTANファイ
ル,ATT(AlphanumericTranslation Table),KT
T(Kanji Translation Table),マージ規則等〕や、オ
ペレータパネル18から入力・設定された各種条件等
や、オペレータパネル18のメッセージ表示部18D上
に表示すべきメッセージ等を記憶するものである。
【0041】また、データ解析部31bは、ホストコン
ピュータ20からの印刷データを、メモリ31aに記憶
されている各種データに基づいて解析するもので、その
解析により印刷データのエラー(データエラー;詳細に
ついては後述)が発生した場合には、その旨をホストコ
ンピュータ20および後述する検知部31eに通知する
機能も有している。
【0042】描画処理部31cは、メモリ31aから印
刷データを受信し、その印刷データを、データ解析部3
1bによる印刷データの解析結果に基づいてビットマッ
プメモリ31d上に展開・描画するものである。そし
て、検知部31eは、カラー印刷エンジン11による印
刷動作中に、オペレータによる確認対象となるチェック
対象用紙を印刷出力する契機を検知するものである。な
お、図1による説明では、制御部と検知部とを別体とし
て図示しているが、本実施例では、図4に示す通り、検
知部31eの機能を制御部31に含んだ構成となってい
る。また、バックアップRAM31fは、図6〜図8に
て後述するごとく、チェック対象用紙に対する色付け印
刷を行なうために必要な色付け情報を保存する不揮発性
の記憶部である。
【0043】本実施例の検知部31eは、ホストコン
ピュータ20からの印刷データについてデータエラーが
発生した場合、制御部31がジョブキャンセル指示を
受けた場合、プリンタ装置10内でジャムが発生した
場合の3つを、チェック対象用紙の印刷出力契機として
検知するようになっている。このとき、検知部31eに
おいて、前記項目のデータエラー発生は、データ解析
部31bからのデータエラー発生信号により検知され
る。
【0044】また、検知部31eにおいて、前記項目
のジョブキャンセル指示は、制御部31に入力されるジ
ョブキャンセル信号により検知される。このジョブキャ
ンセル信号としては、オペレータがメインコンソール2
1を操作することによりホストコンピュータ20からプ
リンタ装置10へ送信されるものと、オペレータがプリ
ンタ装置10のジョブキャンセルスイッチ18dを操作
することにより制御部31へ直接的に入力されるものと
がある。
【0045】さらに、検知部31eにおいて、前記項目
のジャムの発生は、ホストコンピュータ20からのジ
ャムメッセージ情報の受信により検知されるか、もしく
は、プリンタ装置10内部の各所に前述(図3参照)の
ごとく配置された用紙検出センサ32からの信号により
直接的に検知される。制御部31は、プリンタ装置10
内部でのジャムの発生が用紙検出センサ32により検知
された場合、ジャムが発生した旨をオペレータパネル1
8におけるメッセージ表示部18Dに表示させる機能を
有するとともに、ジャムが発生した旨をホストコンピュ
ータ20へ報告する機能も有している。
【0046】また、本実施例の制御部31は、前述した
検知部31eにより前記項目〜のチェック対象用紙
印刷出力契機が検知された場合、次のような制御を行な
う機能を有している。即ち、制御部31は、検知部31
eにより前記項目のデータエラー発生がされた場合、
そのデータエラーを含む印刷データを印刷されたデータ
エラー発生ページ(チェック対象用紙)に対して、その
用紙を他の印刷出力用紙と区別するための色付け印刷を
施すように、カラー印刷エンジン11を制御している。
【0047】また、制御部31は、検知部31eにより
前記項目のジョブキャンセル指示を検知した場合、そ
のジョブキャンセル指示による印刷中断に伴って印刷出
力される未完成用紙(チェック対象用紙)に対して、そ
の用紙を他の印刷出力用紙と区別するための色付け印刷
を施すように、カラー印刷エンジン11を制御してい
る。
【0048】さらに、制御部31は、検知部31eによ
り前記項目のジャム発生を検知した場合、ジャム解除
後に印刷出力されるジャムメッセージ印刷用紙(ジャム
が発生した旨のメッセージを印刷された用紙;チェック
対象用紙)に対して、その用紙を他の印刷出力用紙と区
別するための色付け印刷を施すように、カラー印刷エン
ジン11を制御している。
【0049】ところで、本実施例のプリンタ装置10で
は、チェック対象用紙に対する色付け印刷を行なうに際
して、その色や印刷位置を予め指定できるようになって
いる。この色指定および位置指定は、前述したデータエ
ラー発生ページ,未完成用紙,ジャムメッセージのそれ
ぞれについて、ホストコンピュータ20、もしくは、プ
リンタ装置10のオペレータパネル18から行なえる。
【0050】例えば、データエラー発生ページに対する
色付け情報(色指定情報および位置指定情報)は、
図6(a)に示すように、ホストコンピュータ20から
プリンタ装置10の制御部31へ送信してもよいし、図
6(b)に示すように、オペレータパネル18から制御
部31へ入力設定してもよい。なお、オペレータパネル
18からの入力手法については図9,図10により後述
する。
【0051】また、未完成用紙に対する色付け情報(
色指定情報および位置指定情報)も、図7(a)に示
すように、ホストコンピュータ20からプリンタ装置1
0の制御部31へ送信してもよいし、図7(b)に示す
ように、オペレータパネル18から制御部31へ入力設
定してもよい。なお、オペレータパネル18からの入力
手法については図11,図12により後述する。
【0052】同様に、ジャムメッセージ印刷用紙に対す
る色付け情報(色指定情報および位置指定情報)
も、図8(a)に示すように、ホストコンピュータ20
からプリンタ装置10の制御部31へ送信してもよい
し、図8(b)に示すように、オペレータパネル18か
ら制御部31へ入力設定してもよい。なお、オペレータ
パネル18からの入力手法については図13,図14に
より後述する。
【0053】そして、図6〜図8に示すように、ホスト
コンピュータ20もしくはオペレータパネル18から設
定された色付け情報は、制御部31内のメモリ31aに
一旦格納され、電源断時等にはバックアップRAM31
fに保存されるようになっている。通常の運用時(電源
再投入時)には、バックアップRAM31fに保存され
た色付け情報を参照してメモリ31a上に読み出し、そ
の色付け情報に基づいてチェック対象用紙に対する色付
け印刷が行なわれるようになっている。
【0054】図6(b)に示すごとくデータエラー発生
ページに対する色付け情報をオペレータパネル18から
の入力設定する際には、例えば図9,図10に示すよう
な表示がオペレータパネル18のメッセージ表示部18
D上で行なわれ、オペレータが、その表示を参照して図
5に示した設定用スイッチ群18A中のテンキー等を操
作する。
【0055】図9は、データエラー発生ページに対する
印刷色を設定する際の、メッセージ表示部18Dにおけ
る表示状態を示している。図9に示す表示状態で、
“1”〜“7”の番号を設定用スイッチ群18A中のテ
ンキーにより選択することにより、黄,桃,水,赤,
緑,青,黒の7色の中から1色を印刷色として指定する
ことができる。図9では、番号“4”を選択し、赤が印
刷色として指定された状態が示されており、指定された
内容は表示反転等(図9中では網掛け表示)によりメッ
セージ表示部18D上で明確化されている。
【0056】また、図10(a),(b)は、いずれ
も、データエラー発生ページに対する色付け位置を設定
する際の、メッセージ表示部18Dにおける表示状態を
示している。図10(a)の上段もしくは図10(b)
に示すように、色付け位置の設定に際しては、まず、そ
の色付け位置を、オペレータが認識し易い任意の位置
(図15および図18にて後述する位置)に設定するモ
ード、もしくは、予め指定されている所定位置(図16
にて後述する位置)に自動設定するモードのいずれか一
方を指定する。
【0057】図10(a)は、データエラー発生ページ
の色付け位置を任意の位置に設定するモードを選択した
場合の表示例を示している。つまり、図10(a)に示
す例では、番号“1”を設定用スイッチ群18A中のテ
ンキーにより選択することにより、色付け位置を任意の
位置に設定するモードが選択されている。このモードを
選択すると、次に図10(a)の下段に示すような表示
がメッセージ表示部18D上になされる。
【0058】そして、“1”〜“4”の番号を設定用ス
イッチ群18A中のテンキーにより選択することによ
り、全周〔図15(a)参照〕,左右〔図15(b)参
照〕,上下〔図15(c)参照〕,データエラー発生箇
所(図18参照)のうちの1つを色付け位置として指定
することができる。図10(a)では、番号“2”を選
択し、図15(b)に示すように、チェック対象用紙
(データエラー発生ページ)40の左右位置に色付けを
行なうモードを指定した状態が示されている。
【0059】図10(b)は、データエラー発生ページ
の色付け位置を自動設定するモードを選択した場合の表
示例を示している。つまり、図10(b)に示す例で
は、番号“2”を設定用スイッチ群18A中のテンキー
により選択することにより、色付け位置を自動設定する
モードが選択されている。この場合、色付け位置は、制
御部31によりジャムが発生しにくい位置(ジャム率低
減位置)に自動的に制御される。
【0060】ここで、ジャム率低減位置とは、具体的に
は図16に示すような位置である。例えば図17に示す
ように、色付けを、チェック対象用紙40の用紙送り方
向に直交する用紙幅方向(転写ドラム11aの回転軸と
平行な方向)の全部に亘って行なった場合、用紙40が
転写ドラム11aから分離しにくいため、ジャムが発生
しやすくなる。これに対して、図16に示すように、色
付けを、チェック対象用紙40の用紙送り方向に平行な
用紙縦方向(転写ドラム11aの回転軸と直交する方
向)の全部に亘って行なった場合、用紙40は、図17
に示す例よりも、転写ドラム11aからずっと分離しや
すく、ジャム率は大幅に低減する。
【0061】なお、上述した色付け位置の指定に際して
も、指定された内容は表示反転等〔図10(a),
(b)中では網掛け表示〕によりメッセージ表示部18
D上で明確化されている。また、後述するごとく、デー
タエラーとして“Data Lost Error ”が発生した場合に
は、図19(a),(b)に示すように、色付けを、デ
ータのはみ出した側の全幅に亘って行なうようにする。
【0062】また、図15〜図17において、符号40
はデータエラー発生ページ,未完成用紙,ジャムメッセ
ージ印刷用紙等のチェック対象用紙を示している。図1
8,図19における符号40もチェック対象用紙を示し
ているが、これらの図18,図19におけるチェック対
象用紙40は、特にデータエラー発生ページ限定され
る。
【0063】図11は、未完成用紙に対する印刷色を設
定する際の、メッセージ表示部18Dにおける表示状態
を示している。図11に示す表示状態で、“1”〜
“7”の番号を設定用スイッチ群18A中のテンキーに
より選択することにより、黄,桃,水,赤,緑,青,黒
の7色の中から1色を印刷色として指定することができ
る。図11では、番号“4”を選択し、赤が印刷色とし
て指定された状態が示されており、指定された内容は表
示反転等(図11中では網掛け)によりメッセージ表示
部18D上で明確化されている。
【0064】また、図12(a),(b)は、いずれ
も、未完成用紙に対する色付け位置を設定する際の、メ
ッセージ表示部18Dにおける表示状態を示している。
図12(a)の上段もしくは図12(b)に示すよう
に、色付け位置の設定に際しては、まず、その色付け位
置を、オペレータが認識し易い任意の位置(図15)に
設定するモード、もしくは、予め指定されている所定位
置(図16にて前述した位置)に自動設定するモードの
いずれか一方を指定する。
【0065】図12(a)は、未完成用紙の色付け位置
を任意の位置に設定するモードを選択した場合の表示例
を示している。つまり、図12(a)に示す例では、番
号“1”を設定用スイッチ群18A中のテンキーにより
選択することにより、色付け位置を任意の位置に設定す
るモードが選択されている。このモードを選択すると、
次に図12(a)の下段に示すような表示がメッセージ
表示部18D上になされる。
【0066】そして、“1”〜“3”の番号を設定用ス
イッチ群18A中のテンキーにより選択することによ
り、全周〔図15(a)参照〕,左右〔図15(b)参
照〕,上下〔図15(c)参照〕のうちの1つを色付け
位置として指定することができる。図12(a)では、
番号“2”を選択し、図15(b)に示すように、チェ
ック対象用紙(未完成用紙)40の左右位置に色付けを
行なうモードを指定した状態が示されている。
【0067】図12(b)は、未完成用紙の色付け位置
を自動設定するモードを選択した場合の表示例を示して
いる。つまり、図12(b)に示す例では、番号“2”
を設定用スイッチ群18A中のテンキーにより選択する
ことにより、色付け位置を自動設定するモードが選択さ
れている。この場合、色付け位置は、制御部31によ
り、図16に示した、ジャムが発生しにくい位置(ジャ
ム率低減位置)に自動的に制御される。
【0068】なお、色付け位置の指定に際しても、指定
された内容は表示反転等〔図12(a),(b)中では
網掛け〕によりメッセージ表示部18D上で明確化され
ている。図13は、ジャムメッセージ印刷用紙に対する
印刷色を設定する際の、メッセージ表示部18Dにおけ
る表示状態を示している。図13に示す表示状態で、
“1”〜“7”の番号を設定用スイッチ群18A中のテ
ンキーにより選択することにより、黄,桃,水,赤,
緑,青,黒の7色の中から1色を印刷色として指定する
ことができる。図13では、番号“4”を選択し、赤が
印刷色として指定された状態が示されており、指定され
た内容は表示反転等(図13中では網掛け)によりメッ
セージ表示部18D上で明確化されている。
【0069】また、図14(a),(b)は、いずれ
も、ジャムメッセージ印刷用紙に対する色付け位置を設
定する際の、メッセージ表示部18Dにおける表示状態
を示している。図14(a)の上段もしくは図14
(b)に示すように、色付け位置の設定に際しては、ま
ず、その色付け位置を、オペレータが認識し易い任意の
位置(図15)に設定するモード、もしくは、予め指定
されている所定位置(図16にて前述した位置)に自動
設定するモードのいずれか一方を指定する。
【0070】図14(a)は、ジャムメッセージ印刷用
紙の色付け位置を任意の位置に設定するモードを選択し
た場合の表示例を示している。つまり、図14(a)に
示す例では、番号“1”を設定用スイッチ群18A中の
テンキーにより選択することにより、色付け位置を任意
の位置に設定するモードが選択されている。このモード
を選択すると、次に図14(a)の下段に示すような表
示がメッセージ表示部18D上になされる。
【0071】そして、“1”〜“3”の番号を設定用ス
イッチ群18A中のテンキーにより選択することによ
り、全周〔図15(a)参照〕,左右〔図15(b)参
照〕,上下〔図15(c)参照〕のうちの1つを色付け
位置として指定することができる。図14(a)では、
番号“2”を選択し、図15(b)に示すように、チェ
ック対象用紙(ジャムメッセージ印刷用紙)40の左右
位置に色付けを行なうモードを指定した状態が示されて
いる。
【0072】図14(b)は、ジャムメッセージ印刷用
紙の色付け位置を自動設定するモードを選択した場合の
表示例を示している。つまり、図14(b)に示す例で
は、番号“2”を設定用スイッチ群18A中のテンキー
により選択することにより、色付け位置を自動設定する
モードが選択されている。この場合、色付け位置は、制
御部31により、図16に示した、ジャムが発生しにく
い位置(ジャム率低減位置)に自動的に制御される。
【0073】なお、色付け位置の指定に際しても、指定
された内容は表示反転等〔図14(a),(b)中では
網掛け〕によりメッセージ表示部18D上で明確化され
ている。また、上述した印刷色や色付け位置の指定例で
は、データエラー発生ページ,未完成用紙,ジャムメッ
セージ印刷用紙のいずれに対しても、赤で左右位置に印
刷するように指定した例が示されているが、チェック対
象用紙の種類毎に異なる色で異なる位置に色付けを行な
うようにすることもできる。
【0074】次に、上述のごとく構成され色付け情報を
設定された本実施例のプリンタ装置10による色付け動
作を、データエラー発生時,ジョブキャンセル指示時
(未完成用紙発生時),ジャム発生時(ジャムメッセー
ジ出力時)の3つに分けて説明する。 (A)データエラー発生時の色付け動作 本実施例で色付け対象となるデータエラーは、“Data C
heck”の抑止が可能なエラーであり、具体的には、以下
に説明する(a)“Unprintable Character 1”,
(b)“Unprintable Character 2”,(c)“Multip
le Characters ”,(d)“Data Lost Error ”の4種
類である。
【0075】ここで、“Data Check”とは、印刷デー
タ、または、チャネルスキップを含むコマンドにエラー
が検出された場合に、プリンタ装置10(制御部31)
からホストコンピュータ20へ報告される情報である。
データエラーが発生した場合、プリンタ装置10は、
“Data Check”をホストコンピュータ20へ送信し、セ
ンス情報を設定し印刷を停止する。
【0076】しかし、プリンタ装置10には、上述のよ
うな“Data Check”の出力を抑止するモード(Block Da
ta Check)があり、このモードでは、データエラーにつ
いては“Data Check”の出力を抑止し、ホストコンピュ
ータ20への報告もセンス情報の設定も行なわず、プリ
ンタ装置10におけるジョブを停止することなく継続し
て行なう。本実施例のプリンタ装置10では、このよう
な“Data Check”の出力抑止モードが設定されているも
のとする。
【0077】“Unprintable Character 1”は、印刷デ
ータにより指定された1バイト系コードの文字(英数文
字,仮名等)中に、ATT(Alphanumeric Translation
Table)上で未定義の文字が存在した場合に発生するエ
ラーである。このエラーについて、プリンタ装置10の
電源投入後のATT0を例にとって説明する。ATT0
の初期文字コード状態は、例えば図20に示すようにな
っているが、このATT0の状態で、例えばコードX
“2A”を選択すると、ATT0にそのコードに対応す
る文字が割り当てられておらず未定義であるため、デー
タエラーが発生することになる。このエラーが発生した
印刷部分はブランク出力となる。
【0078】“Unprintable Character 2”は、“Unpr
intable Character1”と同様、印刷データにより指定さ
れた2バイト系コードの文字(漢字等)中に、KTT
(Kanji Translation Table;2バイト系文字変換テーブ
ル)上で未定義の文字が存在した場合に発生するエラー
である。このエラーが発生した印刷部分もブランク出力
となる。
【0079】“Multiple Characters ”は、許されてい
ないマージの組合せがあった場合に発生するエラーであ
る。一般に、印刷処理に際しては、2種類の文字を組み
合わせ重ね合わせて印刷するマージ処理が行なわれる場
合があるが、このマージ処理については、組合せ可能な
文字の組合せがマージ規則として予め決められている。
従って、印刷データ中にマージ処理の指示が含まれてい
る場合、そのマージ処理がマージ規則に反しないか否か
を制御部31(データ解析部31b)で判断している。
このエラーが発生した印刷部分では1行目の文字のみが
印刷される。
【0080】“Data Lost Error ”は、用紙からはみ出
した行に印刷される文字が存在していた時に発生するエ
ラーである。一般に、印刷処理に際しては、例えば図2
1に示すように、ページ内の行制御のためのFCB(Fo
rms Control Buffer)に、行ピッチとチャネル番号とか
らなるキャリッジコードを1ページの行数分並べて設定
し、1ページの構成とチャネル位置とを定義している。
FCBに設定されるデータのフォーマットは、具体的に
は図22に示すような8ビット構成になっており、最初
の2ビットはリザーブビット、次の2ビットは行ピッチ
設定用ビットで、ここでは、この行ピッチ設定用ビット
により、図22中に示すように4種類の行ピッチを設定
できるようになっている。また、最後の4ビットがチャ
ネル番号設定用ビットで、“skip to channel ”系コマ
ンドにより、このビットに設定されたチャネル位置に移
動できるようになっている。なお、図21中、“Lpi ”
は行/インチ(Lines per inch)を意味している。
【0081】このとき、図23に示すように、用紙長よ
りも長い印刷領域(FCB長)が前述したFCBに設定
されると、用紙に対して印刷できない行が存在する場合
がある。もし、このように印刷不可能な行に文字データ
が存在すると、“Data LostError ”が発生することに
なる。上述のようなデータエラーが発生した際の、本実
施例のプリンタ装置10の動作を、図24〜図29によ
り説明する。まず、図24に示すフローチャート(ステ
ップS11〜S14)および図25〜図28に示す概略
図により、データエラー発生時におけるプリンタ装置1
0の基本的な動作について説明する。
【0082】図25に示すように、プリンタ装置10
は、ホストコンピュータ20から印刷データを受信する
と、図26に示すように、ジョブ印刷を開始する(ステ
ップS11)。このとき、図26に示すように、正常に
印刷された用紙(図中参照)は、プリンタ装置10の
スタッカ17に排出される。そのジョブ印刷処理に当た
り、ホストコンピュータ20からの印刷データに、前述
したようなデータエラーが発生したことが検知部31e
(図4参照)により検知されると(ステップS12)、
図27に示すように、データエラーの発生がホストコン
ピュータ20に通知され、その旨が、ホストコンピュー
タ20のメインコンソール21もしくはプリンタ装置1
0のオペレータパネル18(メッセージ表示部18D)
に表示される(ステップS13)。
【0083】このとき、前述した通り、本実施例では、
プリンタ装置10が“Data Check”の出力抑止モードに
設定されており、“Data Check”の出力抑止が可能なデ
ータエラーが発生した場合、ジョブ印刷は継続され、チ
ェック対象用紙となるデータエラー発生ページに対し、
前述のごとく予め指定された色付け情報(色,位置)に
従って、データエラー情報の色付け印刷が行なわれる
(ステップS14)。
【0084】つまり、図29によって後で詳述するよう
に、制御部31は、ホストコンピュータ20やオペレー
タパネル18からメモリ31aに設定された色付け情
報、もしくは、バックアップRAM31fから読み出さ
れメモリ31aに格納された色付け情報を参照し、指定
の色で指定位置に色付け印刷を行なうようにデータエラ
ー発生ページのビットマップをビットマップメモリ31
dに作成し、その印刷をカラー印刷エンジン11に指示
している。
【0085】このようにして印刷されたデータエラー発
生ページは、図27にで示すごとく、スタッカ17に
排出される。この後、プリンタ装置10では、図28に
示すごとく、ホストコンピュータ20から印刷データを
受信しながら、継続的にジョブ印刷が行なわれ、スタッ
カ17のデータエラー発生ページの上には、正常に印刷
された用紙(図中参照)が順次排出されてゆく。
【0086】なお、図10(a)にて前述した色付け位
置の任意設定を行なった場合、データエラー発生ページ
40に対する色付け位置は、例えば図15(a)〜
(c)に示すパターンの中から選択され、データエラー
発生ページ40が他の印刷出力用紙と重なった状態でも
容易に確認できるようになっている。また、図10
(b)にて前述した色付け位置の自動設定を行なった場
合、図16に示す位置に色付けが行なわれ、データエラ
ー発生ページ40と他の印刷出力用紙とを容易に区別で
きるようにしながら、ジャムの発生も確実に抑制できる
ようになっている。
【0087】また、図10(a)にて前述した色付け位
置の任意設定に際して、データエラー発生箇所を色付け
位置として選択した場合には、前述したデータエラー
“Unprintable Character 1”,“Unprintable Charac
ter 2”,“Multiple Characters ”については、図1
8に示すように、そのデータエラーが発生した箇所に色
付けが行なわれるとともに、前述したデータエラー“Da
ta Lost Error ”については、図19に示すように、デ
ータのはみ出した側の全幅に亘って色付けが行なわれ
る。
【0088】これにより、オペレータは、データエラー
発生ページのどの位置にデータミスが発生しているかを
容易に判断できるほか、“Data Lost Error ”について
は用紙からデータのはみ出した方向(どのようにデータ
ロストエラーが発生しているか)を容易に判断すること
ができる。さて、次に、図29に示すフローチャート
(ステップS21〜S36)に従って、本実施例のプリ
ンタ装置10の動作をより詳細に説明する。
【0089】ホストコンピュータ20から印刷データが
送信され(ステップS21)、その印刷データをプリン
タ装置10で受信すると(ステップS22)、プリンタ
装置10では、まず、データ解析部31bにより、受信
した印刷データの解析を行なう(ステップS23)。そ
して、データ解析により印刷データにエラーが発生した
か否かを判定する(ステップS24)。この判定は、前
述したように、例えば、データ解析部31bからのデー
タエラー発生信号を受ける検知部31eによって行なわ
れる。エラーが発生しなかった場合(ステップS24で
NO判定の場合)には、ステップS27へ移行して通常
の印刷動作が行なわれる。一方、エラーが発生した場合
(ステップS24でYES判定の場合)には、その旨を
ホストコンピュータ20へ報告するとともに(ステップ
S25)、メモリ31aもしくはバックアップRAM3
1fを参照して、そのエラーに対する色付け情報(色,
位置)を設定する(ステップS26)。
【0090】そして、正常な印刷を行なう場合も、デー
タエラー発生に伴う色付け印刷を行なう場合も、印刷デ
ータに関する情報が描画処理部31cへ送信された後
(ステップS27)、この描画処理部31cにより、各
色(Y,M,C,K)毎にビットマップメモリ31dへ
の描画が行なわれ(ステップS28〜S35)、ビット
マップメモリ31dに描画されて作成されたビットマッ
プに基づいて、カラー印刷エンジン11による印刷が実
行される(ステップS36)。
【0091】なお、描画処理部31cによるステップS
28〜S35の処理では、まず、ビットマップメモリ3
1dのイエロー(Y)用の領域に描画を行なうか否かを
判断し(ステップS28)、行なう場合には、その領域
に印刷データを設定する(ステップS29)。以下同様
の処理が、マゼンタ(M;ステップS30,S31),
シアン(C;ステップS32,S33),ブラック
(K;ステップS34,S35)についても行なわれ
る。
【0092】ここで、より具体的な例(データエラーと
して“Unprintable Character 1”が発生した場合)に
ついて説明する。ホストコンピュータ20からプリンタ
装置10に対して、書込コマンドで、黄色で文字コード
X“4040 B0A1 FFFF”を描画する依頼が印刷データとし
て送信されたものとする。なお、上記文字コード中、
“4040”は空白を指定し、“BOA1”は漢字の“亜”を指
定し、“FFFF”は未定義部分となっている。また、ここ
では、データエラー発生時の色付けに際しては、青色に
よりデータエラー発生箇所に行なうモードが予め指定さ
れているものとする。
【0093】プリンタ装置10で上述のような文字コー
ドを受信すると、データ解析部31bにてその印刷デー
タの解析を行ない、X“4040”=空白、X“BOA1”=
“亜”として描画処理部31cに印刷を通常通り依頼す
る。これに対し、X“FFFF”は未定義部分であるので、
データエラー“Unprintable Character 1”が検知さ
れ、その印刷部分に対して、データエラー発生時の色情
報(青色)を設定した空白文字の印刷を行なうように描
画処理部31cに依頼する。
【0094】描画処理部31cでは、印刷依頼に従っ
て、図29により前述した通り、Y,M,C,Kの色毎
にビットマップメモリ31dへの描画が行なわれ、その
描画結果が、カラー印刷エンジン11によりデータエラ
ー発生ページに対して印刷される。これにより、X“40
40”は空白として、X“BOA1”は漢字“亜”として印刷
され、X“FFFF”は青色の空白として印刷されることに
なる。
【0095】このように、データエラーの発生を契機と
してデータエラー発生ページ40に対する色付け印刷を
行なうことにより、オペレータが、そのページ40を他
の印刷出力用紙と容易に区別できるので、そのデータエ
ラー発生ページ40の確認に際してのオペレータの負担
を大幅に軽減できるとともに、印刷出力結果の信頼性が
大幅に向上することになる。
【0096】また、データエラー発生箇所に色付けを行
なうことにより、オペレータは、データエラー発生ペー
ジ40を参照するだけで、データエラーの発生位置やそ
の発生状況を直ちに判断することができ、ジョブの修正
効率を大幅に向上できる利点もある。さらに、色付け印
刷に必要な色付け情報をバックアップRAM31fに保
存しておくことにより、電源再投入時には、そのバック
アップRAM31f内の情報を参照するだけで、色付け
情報を再設定することなく、データエラー発生ページ4
0に対する色付け印刷について前回と同様の運用を行な
えるので、色付け情報を一々再設定する必要がなく、オ
ペレータに負担をかけることもない。
【0097】(B)ジョブキャンセル指示時(未完成用
紙発生時)の色付け動作 ジョブキャンセル指示を受けた際の、本実施例のプリン
タ装置10の動作を、図30〜図33により説明する。
まず、図30に示すフローチャート(ステップS41〜
S46)に従って、ジョブキャンセル時におけるプリン
タ装置10の基本的な動作について説明する。
【0098】図30に示すように、プリンタ装置10
は、ホストコンピュータ20から印刷データを受信する
と、ジョブ印刷を実行する(ステップS41)。このジ
ョブ印刷実行中に、ホストコンピュータ20もしくはオ
ペレータパネル18からジョブキャンセルのコマンドを
受けたことが検知部31eにより検知されると、まず、
メモリ31a上のジョブキャンセル対象の受信済未印刷
ページデータをクリアしてから(ステップS42)、両
面機構部12に片面だけ印刷された用紙(チェック対象
用紙となる未完成用紙)が存在するか否かが、制御部3
1によって判断される(ステップS43)。
【0099】両面機構部12では、片面のみ印刷された
複数枚の用紙が一時的に溜められてからこれらの用紙が
反転されてカラー印刷エンジン11へ送られ、もう一方
の面の印刷が行なわれるようになっている。このような
両面機構部12を用い、ジョブとして両面印刷を行なっ
ている際に、ジョブがキャンセルされると、両面機構部
12内に、片面のみ印刷された複数枚の未完成用紙が残
る場合が生じる。
【0100】未完成用紙が存在しない場合(ステップS
43でNO判定の場合)には、ステップS46へ移行し
て次のジョブ印刷を実行するが、未完成用紙が存在して
いる場合(ステップS43でYES判定の場合)には、
チェック対象用紙となる未完成用紙の全てに対し、前述
のごとく予め指定された色付け情報(色,位置)に従っ
て、色付け印刷が行なわれる(ステップS44)。
【0101】つまり、制御部31は、ホストコンピュー
タ20やオペレータパネル18からメモリ31aに設定
された色付け情報、または、バックアップRAM31f
から読み出されメモリ31aに格納された色付け情報を
参照し、指定の色で指定位置に色付け印刷を行なうよう
に未完成用紙についてのビットマップをビットマップメ
モリ31dに作成し、その印刷をカラー印刷エンジン1
1に指示している。
【0102】このようにして、図31に示すごとく、指
定色で指定位置(図31では左右位置を選択した場合)
に色付けを施された未完成用紙40が、正常に印刷出力
された用紙の間に挟まれた状態で印刷出力される。そし
て、制御部31は、未完成用紙が排出された旨を、プリ
ンタ装置10のオペレータパネル18(メッセージ表示
部18D)に表示した後(ステップS45)、次のジョ
ブ印刷の実行へ移行する(ステップS46)。
【0103】ここで、図32を参照し、図30にて前述
した本実施例のプリンタ装置10の動作について、ホス
トコンピュータ20とプリンタ装置10との間の情報の
やり取りを把握しながら説明する。ホストコンピュータ
20からジョブデータ(印刷データ)が送出されると
(図32の参照)、プリンタ装置10側では、通常印
刷処理が行なわれる。この通常印刷処理中に、オペレー
タが、ホストコンピュータ20のメインコンソール21
上のスイッチ(図示せず)、もしくは、プリンタ装置1
0のジョブキャンセルスイッチ18dを操作することに
より、ジョブキャンセルコマンドが発行された場合(図
32のまたは′参照)、プリンタ装置10は、未完
成用紙印刷処理に移行する。この未完成用紙印刷処理
は、図31のステップS42〜S45の処理として説明
した通りである。なお、未完成用紙に対する色付け印刷
処理を行なう際には、前述した通り、バックアップRA
M31fに保存されている色付け情報を参照する(図3
2の参照)。
【0104】未完成用紙印刷処理を終えると、プリンタ
装置10は、ホストコンピュータ20に対してジョブキ
ャンセル報告を行ない(図32の参照)、この報告を
受信したホストコンピュータ20は、次のジョブデータ
(印刷データ)を送出し(図32の参照)、プリンタ
装置10により次の通常印刷処理が実行されることにな
る。
【0105】なお、図12(a)にて前述した色付け位
置の任意設定を行なった場合、未完成用紙40に対する
色付け位置は、例えば図15(a)〜(c)に示すパタ
ーンの中から選択され、未完成用紙40が他の印刷出力
用紙と重なった状態でも容易に確認できるようになって
いる。例えば、図31には、色付け位置として用紙の左
右位置を指定した場合の用紙出力状態が示され、図33
では、色付け位置として用紙の全周位置を指定した場合
の用紙出力状態が示されている。また、図12(b)に
て前述した色付け位置の自動設定を行なった場合、図1
6に示す位置に色付けが行なわれ、未完成用紙40と他
の印刷出力用紙とを容易に区別できるようにしながら、
ジャムの発生も確実に抑制できるようになっている。
【0106】このように、ジョブキャンセルコマンドの
発行を契機として未完成用紙40に対する色付け印刷を
行なうことにより、オペレータが、その用紙40を他の
印刷出力用紙と容易に区別できるので、その未完成用紙
40の確認に際してのオペレータの負担を大幅に軽減で
きるとともに、印刷出力結果の保証に大きな効果をもた
らすことになる。
【0107】また、色付け印刷に必要な色付け情報をバ
ックアップRAM31fに保存しておくことにより、電
源再投入時には、そのバックアップRAM31f内の情
報を参照するだけで、色付け情報を再設定することな
く、未完成用紙40に対する色付け印刷について前回と
同様の運用を行なえるので、色付け情報を一々再設定す
る必要がなく、オペレータに負担をかけることもない。
【0108】(C)ジャム発生時(ジャムメッセージ出
力時)の色付け動作 ジャム発生時の、本実施例のプリンタ装置10の動作
を、図34〜図38により説明する。まず、図34に示
すフローチャート(ステップS51〜S54)に従っ
て、ジャム発生時におけるプリンタ装置10の基本的な
動作について説明する。
【0109】図34に示すように、プリンタ装置10
は、ホストコンピュータ20から印刷データを受信する
と、ジョブ印刷を実行する(ステップS51)。このジ
ョブ印刷実行中に、プリンタ装置10内部でのジャムの
発生が用紙検出センサ32および検知部31eにより検
知されると、オペレータがそのジャムに対する処置を行
なってジャムを解除してから、ジャムが発生したことを
示すジャムメッセージを印刷すると同時に、そのジャム
メッセージ印刷用紙(チェック対象用紙)に対し、前述
のごとく予め指定された色付け情報(色,位置)に従っ
て、色付け印刷が行なわれる(ステップS52)。
【0110】つまり、制御部31は、ホストコンピュー
タ20やオペレータパネル18からメモリ31aに設定
された色付け情報、または、バックアップRAM31f
から読み出されメモリ31aに格納された色付け情報を
参照し、指定の色で指定位置に色付け印刷を行なうよう
にジャムメッセージ印刷用紙についてのビットマップを
ビットマップメモリ31dに作成し、その印刷をカラー
印刷エンジン11に指示している。
【0111】そして、ジャムが発生したページについ
て、ジャムリカバリ印刷を行なった後(ステップS5
3)、ジョブ印刷が継続して行なわれる(ステップS5
4)。このようにして、図35に示すごとく、指定色で
指定位置(図31では左右位置を選択した場合)に色付
けを施されたジャムメッセージ印刷用紙40と、リカバ
リページ41とが、正常に印刷出力された用紙の間に挟
まれた状態で印刷出力される。
【0112】ここで、図36および図37を参照し、図
34にて前述した本実施例のプリンタ装置10の動作に
ついて、ホストコンピュータ20とプリンタ装置10と
の間の情報のやり取りを把握しながら説明する。通常、
ホストコンピュータ20から送出されるデータの中に
は、「ジャムメッセージの印刷指示」といった情報は無
いため、これから印刷する用紙がジャムメッセージを印
刷されるべき用紙であるか否かの判別をプリンタ装置1
0で行なうことができない。このため、図36には、ホ
ストコンピュータ20からジャムメッセージ印刷時に、
「ジャムメッセージの印刷指示」であるジャムメッセー
ジ情報を受けるインタフェースをプリンタ装置10に設
け、その情報の受信を契機に色付け印刷を行なう例が図
示されている。
【0113】ホストコンピュータ20からジョブデータ
(印刷データ)が送出されると(図36の参照)、プ
リンタ装置10側では、通常印刷処理が行なわれる。こ
の通常印刷処理中に、ジャムが発生すると、プリンタ装
置10は、ホストコンピュータ20に対してジャム報告
を行なう(図36の参照)。そして、ジャム報告を受
けたホストコンピュータ20からプリンタ装置10に
は、前述したジャムメッセージ情報とともに、印刷すべ
きジャムメッセージが送出される(図36の参照)。
プリンタ装置10では、ジャムメッセージ情報を受信し
たことを契機にして、プリンタ装置10は、ジャムメッ
セージ印刷処理に移行する。このジャムメッセージ印刷
処理は、図34のステップS52の処理として説明した
通りである。なお、ジャムメッセージ印刷用紙に対する
色付け印刷処理を行なう際には、前述した通り、バック
アップRAM31fに保存されている色付け情報を参照
する(図36の参照)。
【0114】ジャムメッセージ印刷処理を終えると、プ
リンタ装置10は、ホストコンピュータ20から送信さ
れてきたリカバリページ(図36の参照)について通
常印刷処理を行なって、図34のステップS53に対応
するジャムリカバリ印刷を行なった後、ホストコンピュ
ータ20からのジョブデータを継続的に受け(図36の
参照)、通常印刷処理を続行する。
【0115】ところで、プリンタ装置10にてジャムの
発生を検出した場合、次にホストコンピュータ20から
送付されるページ(印刷データ)は、ジャムメッセージ
であることは明確である。従って、プリンタ装置10内
でのジャム発生検出を契機に色付け印刷を行なうこと
で、「ジャムメッセージの印刷指示」であるジャムメッ
セージ情報をホストコンピュータ20から受けるインタ
フェースを設けることなく、ジャムメッセージ印刷用紙
に対する色付け印刷を行なうことが可能であり、その例
が図37に図示されている。
【0116】ホストコンピュータ20からジョブデータ
(印刷データ)が送出されると(図37の参照)、プ
リンタ装置10側では、通常印刷処理が行なわれる。こ
の通常印刷処理中に、ジャムが発生すると、プリンタ装
置10は、ホストコンピュータ20に対してジャム報告
を行なうとともに(図37の参照)、ジャムメッセー
ジ印刷処理へ移行する。
【0117】そして、プリンタ装置10は、ホストコン
ピュータ20からジャムメッセージを受信すると(図3
7の参照)、ホストコンピュータ20へのジャム報告
を行なった後の最初のページに対して、ジャムメッセー
ジの印刷を行なうとともに色付け印刷処理を行なう。こ
の処理は、図34のステップS52の処理として説明し
た通りである。なお、このときも、ジャムメッセージ印
刷用紙に対する色付け印刷処理を行なう際には、前述し
た通り、バックアップRAM31fに保存されている色
付け情報を参照する(図37の参照)。
【0118】ジャムメッセージ印刷処理を終えると、図
36に示した例と全く同様に、プリンタ装置10は、ホ
ストコンピュータ20から送信されてきたリカバリペー
ジ(図37の参照)について通常印刷処理を行なっ
て、図34のステップS53に対応するジャムリカバリ
印刷を行なった後、ホストコンピュータ20からのジョ
ブデータを継続的に受け(図37の参照)、通常印刷
処理を続行する。
【0119】なお、図14(a)にて前述した色付け位
置の任意設定を行なった場合、ジャムメッセージ印刷用
紙に対する色付け位置は、例えば図15(a)〜(c)
に示すパターンの中から選択され、ジャムメッセージ印
刷用紙40が他の印刷出力用紙と重なった状態でも容易
に確認できるようになっている。例えば、図35には、
色付け位置として用紙の左右位置を指定した場合の用紙
出力状態が示され、図38では、色付け位置として用紙
の全周位置を指定した場合の用紙出力状態が示されてい
る。また、図14(b)にて前述した色付け位置の自動
設定を行なった場合、図16に示す位置に色付けが行な
われ、ジャムメッセージ印刷用紙40と他の印刷出力用
紙とを容易に区別できるようにしながら、ジャムの発生
も確実に抑制できるようになっている。
【0120】このように、ジャム発生を契機としてジャ
ムメッセージ印刷用紙40に対する色付け印刷を行なう
ことにより、オペレータは、ジャムメッセージ印刷用紙
40の有無およびその位置(つまりジャム発生の有無お
よびジャム発生位置)を容易に確認できるので、そのジ
ャム発生位置の確認に際してのオペレータの負担を大幅
に軽減できるとともに、ジャムによるページ抜けのチェ
ックを確実に行なえるなどの利点も得られる。
【0121】また、色付け印刷に必要な色付け情報をバ
ックアップRAM31fに保存しておくことにより、電
源再投入時には、そのバックアップRAM31f内の情
報を参照するだけで、色付け情報を再設定することな
く、未完成用紙に対する色付け印刷について前回と同様
の運用を行なえるので、色付け情報を一々再設定する必
要がなく、オペレータに負担をかけることもない。
【0122】なお、上述した実施例では、プリンタ装置
10にカラー印刷エンジン11をそなえ、チェック対象
用紙40に対する色付け情報として、色を指定できるよ
うにした場合について説明しているが、本発明は、モノ
クロ印刷エンジンをそなえた場合にも適用することがで
きる。この場合、印刷色が黒であれば、黒色による印刷
しか行なえないが、図15(a)〜(c),図16,図
18,図19に示した位置に色付け印刷を行なうこと
で、オペレータはチェック対象用紙を容易に確認するこ
とができ、上記実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0123】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の印刷装置
によれば、オペレータが、そのチェック対象用紙を他の
印刷出力用紙と容易に区別でき、そのチェック対象用紙
の位置を印刷出力結果の中から直ちに判別できるので、
オペレータの負担を大幅に軽減できるとともに、印刷出
力結果の信頼性が大幅に向上するという効果がある。ま
た、任意の色によってチェック対象用紙を他の印刷出力
用紙と区別できるように指定できるほか、チェック対象
用紙上の任意の位置に色付け印刷を行なうように指定で
きるので、オペレータにとって確認しやすい色や位置で
の色付け印刷を設定でき、チェック対象用紙の確認をよ
り確実に行なえ、オペレータの負担を大幅に軽減でき
る。
【0124】特に、データエラー情報をオペレータにと
って判り易くすることができるので、そのデータエラー
発生用紙の確認に際してのオペレータの負担を大幅に軽
減できるほか、データエラーの発生位置や発生状況をオ
ペレータにとって判り易くすることができるので、ジョ
ブの修正効率が大幅に向上するという効果もある。
【0125】また、オペレータは、未完成用紙と正常出
力用紙との判別を容易に行なえるので、未完成用紙の確
認に際してのオペレータの負担を大幅に軽減できるとと
もに、印刷出力結果の保証に大きな効果をもたらすこと
になる。さらに、オペレータは、ジャムメッセージ印刷
用紙の有無およびその位置を容易に確認できるので、ジ
ャム発生位置の確認に際してのオペレータの負担を大幅
に軽減できるとともに、ジャムによるページ抜けのチェ
ックを確実に行なえるという効果もある。
【0126】
【0127】このとき、チェック対象用紙に対する色付
け印刷位置として、ジャムを起こし難い位置を予め指定
しておくことにより、チェック対象用紙に対する色付け
印刷のためにジャムが発生するのを確実に防止すること
もできる。また、色付け印刷に必要な色付け情報を不揮
発性の記憶部に保存しておくことにより、電源再投入時
には、チェック対象用紙に対する色付け印刷について前
回と同様の運用を行なえるので、色付け情報を一々再設
定する必要がなく、オペレータに負担をかけることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての印刷装置の概略構成
を示す模式図である。
【図3】本実施例の印刷装置の内部構成を具体的に示す
模式的な側面図である。
【図4】本実施例の印刷装置の制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】本実施例の印刷装置におけるオペレータパネル
の構成を示す図である。
【図6】(a),(b)はデータエラー発生ページに対
する色付け情報の設定手法を説明するためのブロック図
である。
【図7】(a),(b)は未完成用紙に対する色付け情
報の設定手法を説明するためのブロック図である。
【図8】(a),(b)はジャムメッセージ印刷用紙に
対する色付け情報の設定手法を説明するためのブロック
図である。
【図9】データエラー発生ページに対する印刷色を設定
する際のメッセージ表示を示す図である。
【図10】(a),(b)はデータエラー発生ページに
対する色付け位置を設定する際のメッセージ表示を示す
図である。
【図11】未完成用紙に対する印刷色を設定する際のメ
ッセージ表示を示す図である。
【図12】(a),(b)は未完成用紙に対する色付け
位置を設定する際のメッセージ表示を示す図である。
【図13】ジャムメッセージ印刷用紙に対する印刷色を
設定する際のメッセージ表示を示す図である。
【図14】(a),(b)はジャムメッセージ印刷用紙
に対する色付け位置を設定する際のメッセージ表示を示
す図である。
【図15】(a)〜(c)はいずれもオペレータによる
色付け位置任意設定時に選択される位置パターンを示す
図である。
【図16】ジャム発生を起こしにくい色付け位置を説明
するための図である。
【図17】ジャム発生を起こし易い色付け位置を説明す
るための図である。
【図18】データエラー発生箇所への色付け印刷例を示
す図である。
【図19】(a),(b)はいずれもデータロストエラ
ー発生時の色付け印刷例を示す図である。
【図20】ATTの初期文字コード状態を示すととも
に、文字コード未定義のために発生するデータエラーに
ついて説明するための図である。
【図21】FCBについて説明するための図である。
【図22】FCBに設定されるデータフォーマットを説
明するための図である。
【図23】データロストエラーについて説明するための
図である。
【図24】データエラー発生時における本実施例の印刷
装置の基本的な動作について説明するためのフローチャ
ートである。
【図25】データエラー発生時における本実施例の印刷
装置の基本的な動作について説明するための図である。
【図26】データエラー発生時における本実施例の印刷
装置の基本的な動作について説明するための図である。
【図27】データエラー発生時における本実施例の印刷
装置の基本的な動作について説明するための図である。
【図28】データエラー発生時における本実施例の印刷
装置の基本的な動作について説明するための図である。
【図29】データエラー発生時における本実施例の印刷
装置の動作を詳細に説明するためのフローチャートであ
る。
【図30】ジョブキャンセル時における本実施例の印刷
装置の基本的な動作について説明するためのフローチャ
ートである。
【図31】本実施例における未完成用紙の印刷出力状態
を示す図である。
【図32】ジョブキャンセル時における本実施例の印刷
装置の動作について説明するための図である。
【図33】本実施例における未完成用紙の印刷出力状態
を示す図である。
【図34】ジャム発生時における本実施例の印刷装置の
基本的な動作について説明するためのフローチャートで
ある。
【図35】本実施例におけるジャムメッセージ印刷用紙
の印刷出力状態を示す図である。
【図36】ジャム発生時における本実施例の印刷装置の
動作について説明するための図である。
【図37】ジャム発生時における本実施例の印刷装置の
動作について説明するための図である。
【図38】本実施例におけるジャムメッセージ印刷用紙
の印刷出力状態を示す図である。
【図39】一般的な印刷装置の概略構成を示す模式図で
ある。
【図40】一般的な印刷装置におけるデータエラー発生
時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図41】一般的な印刷装置におけるジョブキャンセル
時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図42】ジョブキャンセル時の未完成用紙の印刷出力
状態を示す図である。
【図43】一般的な印刷装置におけるジャム発生時の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図44】ジャム発生時のジャムメッセージ印刷用紙や
リカバリページの印刷出力状態を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷機構 2 制御部 3 検知部 10 プリンタ装置(印刷装置) 11 カラー印刷エンジン(印刷機構) 11A 定着器 11K,11C,11M,11Y 現像ユニット 11a 転写ドラム(感光体) 11b 前帯電部 11c 光学部 11d 現像部 11e 転写部 12 両面機構部 13,14 ホッパ 15 カセット 16 トレー 17 スタッカ 18 オペレータパネル 18A 設定用スイッチ群 18B 制御用スイッチ群 18C 絵表示部 18D メッセージ表示部 18E 状態表示部 18a スタートスイッチ 18b ストップスイッチ 18c リセットスイッチ 18d ジョブキャンセルスイッチ 20 ホストコンピュータ(上位装置) 21 メインコンソール 30 電源 31 制御部 31a メモリ 31b データ解析部 31c 描画処理部 31d ビットマップメモリ 31e 検知部 31f バックアップRAM(不揮発性の記憶部) 32 用紙検出センサ 33 プリンタ基本部 40 チェック対象用紙(データエラー発生ページ,未
完成用紙,ジャムメッセージ印刷用紙) 41 リカバリページ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−47999(JP,A) 特開 平2−95880(JP,A) 特開 昭59−155071(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 B41J 29/46 G06F 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の用紙に対して複数の印刷色での印
    刷を行なう印刷機構と、 該印刷機構による印刷動作を制御する制御部と 該印刷機構による印刷動作中に、オペレータによる確認
    対象となるチェック対象用紙を印刷出力する契機を検知
    する検知部をそなえた印刷装置であって、 該検知部により前記契機が検知されると、該制御部が、
    該当チェック対象用紙に対してそのチェック対象用紙を
    他の印刷出力用紙と区別するための色付け印刷を施すよ
    うに、該印刷機構を制御し、 前記色付け印刷により印刷する色付け情報として、チェ
    ック対象の契機となる事象毎に前記色付け印刷の色を指
    定する色指定部と、 前記色付け印刷を施す位置を指定する位置指定部とがそ
    なえられた ことを特徴とする、印刷装置。
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