JP2563464Y2 - 垂直搬送装置におけるスプロケット取り付け構造 - Google Patents
垂直搬送装置におけるスプロケット取り付け構造Info
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- JP2563464Y2 JP2563464Y2 JP4545592U JP4545592U JP2563464Y2 JP 2563464 Y2 JP2563464 Y2 JP 2563464Y2 JP 4545592 U JP4545592 U JP 4545592U JP 4545592 U JP4545592 U JP 4545592U JP 2563464 Y2 JP2563464 Y2 JP 2563464Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建築現場等に設置さ
れ、荷物を昇降搬送する垂直搬送装置に関する。
れ、荷物を昇降搬送する垂直搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の垂直搬送装置は、図1に示すよう
に、左右に細長形状となる基板31の左右それぞれに支
柱32,32が立設され、該左右の支柱32,32の間
に支柱32に沿ってローラ33aを介して昇降自在にキ
ャリッジ33が設けられ、該キャリッジ33に荷物Aが
載置されるようになっている。そして、前記支柱32の
上部に固着するワイヤロープ34が、キャリッジ33の
上部に設けたプーリ35、前記支柱32の上部に設けら
れたプーリ36、前記基板31に設けられたプーリ37
を順次経て基板31に設けられた駆動モータ38の出力
軸に固着するドラム39に連結した構成となり、駆動モ
ータ38を作動することで、ワイヤロープ34を巻き取
ったり、繰り出したりして、キャリッジ33が昇降動さ
れるようになっている。このような垂直搬送装置である
と、駆動モータ38を作動してドラム39でワイヤロー
プ34を巻き取ったり、繰り出したりするが、ワイヤロ
ープ34を巻き取っていくと、徐々にワイヤロープ34
が巻き付き、巻き径が大きくなっていくと共に、ワイヤ
ロープ34を繰り出していくと、徐々にワイヤロープ3
4が繰り出され、巻き径が小さくなっていく。このた
め、ドラム39の一回転によるキャリッジ33の昇降動
の移動量が異なり、キャリッジ33を昇降動する際、駆
動モータ38の制御が複雑なものとなり、キャリッジ3
3の停止位置精度が低下するという問題があった。
に、左右に細長形状となる基板31の左右それぞれに支
柱32,32が立設され、該左右の支柱32,32の間
に支柱32に沿ってローラ33aを介して昇降自在にキ
ャリッジ33が設けられ、該キャリッジ33に荷物Aが
載置されるようになっている。そして、前記支柱32の
上部に固着するワイヤロープ34が、キャリッジ33の
上部に設けたプーリ35、前記支柱32の上部に設けら
れたプーリ36、前記基板31に設けられたプーリ37
を順次経て基板31に設けられた駆動モータ38の出力
軸に固着するドラム39に連結した構成となり、駆動モ
ータ38を作動することで、ワイヤロープ34を巻き取
ったり、繰り出したりして、キャリッジ33が昇降動さ
れるようになっている。このような垂直搬送装置である
と、駆動モータ38を作動してドラム39でワイヤロー
プ34を巻き取ったり、繰り出したりするが、ワイヤロ
ープ34を巻き取っていくと、徐々にワイヤロープ34
が巻き付き、巻き径が大きくなっていくと共に、ワイヤ
ロープ34を繰り出していくと、徐々にワイヤロープ3
4が繰り出され、巻き径が小さくなっていく。このた
め、ドラム39の一回転によるキャリッジ33の昇降動
の移動量が異なり、キャリッジ33を昇降動する際、駆
動モータ38の制御が複雑なものとなり、キャリッジ3
3の停止位置精度が低下するという問題があった。
【0003】そこで、上述の問題を解消するため、本出
願人は先に図2に示す垂直搬送装置を出願した。すなわ
ち、左右に細長形状となる基板41と、該基板41の左
右に設けられた左右の支柱42,42と、該左右の支柱
42,42の上部を連結するビーム部材43と、前記左
右の支柱42,42の間にローラ44aを介して昇降自
在となるキャリッジ44とからなる垂直搬送装置におい
て、支柱42の上部に固着するローラチェーン45が、
前記キャリッジ44に設けた上部スプロケット46、前
記支柱42の上部に設けたスプロケット47、前記基板
41に設けたスプロケット49、該基板41に設けた駆
動モータ50の出力側に減速機51を介して連結した駆
動用スプロケット52、該基板41に固着するブラケッ
ト48に設けたスプロケット53、前記キャリッジ44
に設けた下部スプロケット54を順次経て前記基板41
にブラケット48を介して連結した構成となり、駆動モ
ータ50を正逆駆動して駆動用スプロケット52を正逆
回転させることで、ローラチェーン45を介してキャリ
ッジ44が昇降動されるようになっている。このように
垂直搬送装置を構成することで、駆動用スプロケット5
2が一回転する際のローラチェーン45の移動量が常に
一定となり、キャリッジ44の昇降動を駆動モータ50
の回転を制御するだけの簡易な制御でキャリッジ44の
停止位置精度の向上ができる。
願人は先に図2に示す垂直搬送装置を出願した。すなわ
ち、左右に細長形状となる基板41と、該基板41の左
右に設けられた左右の支柱42,42と、該左右の支柱
42,42の上部を連結するビーム部材43と、前記左
右の支柱42,42の間にローラ44aを介して昇降自
在となるキャリッジ44とからなる垂直搬送装置におい
て、支柱42の上部に固着するローラチェーン45が、
前記キャリッジ44に設けた上部スプロケット46、前
記支柱42の上部に設けたスプロケット47、前記基板
41に設けたスプロケット49、該基板41に設けた駆
動モータ50の出力側に減速機51を介して連結した駆
動用スプロケット52、該基板41に固着するブラケッ
ト48に設けたスプロケット53、前記キャリッジ44
に設けた下部スプロケット54を順次経て前記基板41
にブラケット48を介して連結した構成となり、駆動モ
ータ50を正逆駆動して駆動用スプロケット52を正逆
回転させることで、ローラチェーン45を介してキャリ
ッジ44が昇降動されるようになっている。このように
垂直搬送装置を構成することで、駆動用スプロケット5
2が一回転する際のローラチェーン45の移動量が常に
一定となり、キャリッジ44の昇降動を駆動モータ50
の回転を制御するだけの簡易な制御でキャリッジ44の
停止位置精度の向上ができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述の垂直搬送装置で
あると、前記キャリッジ44に設けた上部スプロケット
46、前記支柱42の上部に設けたスプロケット47、
前記基板41に設けたスプロケット49の各スプロケッ
ト間においては、図10に概略的に示すように、各スプ
ロケットが直線上に配置されることが理想であるが、例
えば、図10に破線で示すように、スプロケット46と
スプロケット49とがスプロケット47に対してずれる
と、各スプロケットにわたって巻き付けられるローラチ
ェーン45が歪んだ状態となり、ローラチェーン45が
スプロケット47に偏当りし、ローラチェーン45に局
部的過剰応力や異常摩耗が発生し、破断が生じる恐れが
あった。このため、各部品の加工精度の向上を図ると共
に、組み立て時に各スプロケットの位置合せ等による調
整を行っている。しかし、垂直搬送装置においては、設
置、解体を頻繁に繰り返すため、その度に各スプロケッ
ト間の位置合せ等の調整を行わなくてはならず、その作
業に大巾な工数が掛かってしまうという問題があった。
本考案は、これらの問題を解消することを、その課題と
している。
あると、前記キャリッジ44に設けた上部スプロケット
46、前記支柱42の上部に設けたスプロケット47、
前記基板41に設けたスプロケット49の各スプロケッ
ト間においては、図10に概略的に示すように、各スプ
ロケットが直線上に配置されることが理想であるが、例
えば、図10に破線で示すように、スプロケット46と
スプロケット49とがスプロケット47に対してずれる
と、各スプロケットにわたって巻き付けられるローラチ
ェーン45が歪んだ状態となり、ローラチェーン45が
スプロケット47に偏当りし、ローラチェーン45に局
部的過剰応力や異常摩耗が発生し、破断が生じる恐れが
あった。このため、各部品の加工精度の向上を図ると共
に、組み立て時に各スプロケットの位置合せ等による調
整を行っている。しかし、垂直搬送装置においては、設
置、解体を頻繁に繰り返すため、その度に各スプロケッ
ト間の位置合せ等の調整を行わなくてはならず、その作
業に大巾な工数が掛かってしまうという問題があった。
本考案は、これらの問題を解消することを、その課題と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記問題を解
消するため、所定の間隔を有して左右に立設する支柱
2,2と、該左右の支柱2,2にわたって配設し、かつ
支柱2に沿って昇降自在となるキャリッジ5とを備え、
長手方向の一端部を前記支柱2の上部側の固定部に固着
したローラチェーン8の長手方向の他端部を、前記キャ
リッジ5に設けた上部スプロケット9、前記支柱2の上
部側に任意方向に変位自在となる連結機構部を介在して
取り付けたスプロケット10、前記支柱2の下部側の固
定部に設けたスプロケット12、前記支柱2の下部側の
固定部に設けた駆動モータ13の出力側に固着した駆動
用スプロケット15、前記キャリッジ5に設けた下部ス
プロケット17を順次経て前記支柱2の下部側の固定部
に連結した構成にする。
消するため、所定の間隔を有して左右に立設する支柱
2,2と、該左右の支柱2,2にわたって配設し、かつ
支柱2に沿って昇降自在となるキャリッジ5とを備え、
長手方向の一端部を前記支柱2の上部側の固定部に固着
したローラチェーン8の長手方向の他端部を、前記キャ
リッジ5に設けた上部スプロケット9、前記支柱2の上
部側に任意方向に変位自在となる連結機構部を介在して
取り付けたスプロケット10、前記支柱2の下部側の固
定部に設けたスプロケット12、前記支柱2の下部側の
固定部に設けた駆動モータ13の出力側に固着した駆動
用スプロケット15、前記キャリッジ5に設けた下部ス
プロケット17を順次経て前記支柱2の下部側の固定部
に連結した構成にする。
【0006】
【作用】支柱の上部側にスプロケットを任意方向に変位
自在となる連結機構部を介在して取り付けたから、各ス
プロケットの位置がずれた時にスプロケットが任意方向
に変位して、ローラチェーンがスプロケットに偏当りす
るのを防止することができる。
自在となる連結機構部を介在して取り付けたから、各ス
プロケットの位置がずれた時にスプロケットが任意方向
に変位して、ローラチェーンがスプロケットに偏当りす
るのを防止することができる。
【0007】
【実施例】まず、本考案の垂直搬送装置の概略について
説明すると、図3、図4、図5に示すように、左右に細
長形状となる基板1を備え、該基板1の左右両端それぞ
れに支柱2,2を立設する。該支柱2は、3本の棒部材
3aと3本の棒部材3aを連結する連結部材3bとから
ラーメン構造に形成する支柱体3を上下方向に積み重ね
て形成したものである。そして、前記左右の支柱2,2
の上部をビーム部材4で連結すると共に、左右の支柱
2,2の間に昇降自在にキャリッジ5を配設する。該キ
ャリッジ5は、棒部材3aを転動するローラ6aを有す
る左右それぞれに設けられる昇降体6,6と、該左右の
昇降体6,6の間に配設するキャリッジ本体7とからな
り、該キャリッジ本体7に荷物Aを載置する構成となっ
ている。そして、長手方向の一端部を前記支柱2の上部
側に固着するローラチェーン8の長手方向の他端部を、
前記昇降体6の上部に設けた上部スプロケット9、支柱
2の上部に設けたスプロケット10、前記支柱2の下部
側の固定部である基板1に設けたスプロケット12、前
記基板1に設けた駆動モータ13の出力軸に減速機14
を介して固着する駆動用スプロケット15、基板1に固
着するブラケット11に設けたスプロケット16、昇降
体6の下部に設けた下部スプロケット17を順次経て、
スプリング18を介して前記ブラケット11に連結する
構成となっている。
説明すると、図3、図4、図5に示すように、左右に細
長形状となる基板1を備え、該基板1の左右両端それぞ
れに支柱2,2を立設する。該支柱2は、3本の棒部材
3aと3本の棒部材3aを連結する連結部材3bとから
ラーメン構造に形成する支柱体3を上下方向に積み重ね
て形成したものである。そして、前記左右の支柱2,2
の上部をビーム部材4で連結すると共に、左右の支柱
2,2の間に昇降自在にキャリッジ5を配設する。該キ
ャリッジ5は、棒部材3aを転動するローラ6aを有す
る左右それぞれに設けられる昇降体6,6と、該左右の
昇降体6,6の間に配設するキャリッジ本体7とからな
り、該キャリッジ本体7に荷物Aを載置する構成となっ
ている。そして、長手方向の一端部を前記支柱2の上部
側に固着するローラチェーン8の長手方向の他端部を、
前記昇降体6の上部に設けた上部スプロケット9、支柱
2の上部に設けたスプロケット10、前記支柱2の下部
側の固定部である基板1に設けたスプロケット12、前
記基板1に設けた駆動モータ13の出力軸に減速機14
を介して固着する駆動用スプロケット15、基板1に固
着するブラケット11に設けたスプロケット16、昇降
体6の下部に設けた下部スプロケット17を順次経て、
スプリング18を介して前記ブラケット11に連結する
構成となっている。
【0008】このような構成において、駆動モータ13
を正逆駆動して、駆動用スプロケット15を正逆回転さ
せると、ローラチェーン8が動いて、昇降体6の上部ス
プロケット9を介してキャリッジ5が昇降動するように
なっている。なお、ローラチェーン8はスプリング18
を介して基板1に設けられたブラケット11に連結して
いるが、これはローラチェーン8にテンションを与える
ためである。
を正逆駆動して、駆動用スプロケット15を正逆回転さ
せると、ローラチェーン8が動いて、昇降体6の上部ス
プロケット9を介してキャリッジ5が昇降動するように
なっている。なお、ローラチェーン8はスプリング18
を介して基板1に設けられたブラケット11に連結して
いるが、これはローラチェーン8にテンションを与える
ためである。
【0009】また、このように構成した垂直搬送装置に
おいては、基板1、左右の支柱2,2、ビーム部材4、
キャリッジ5等に分解可能となり、さらに左右の支柱
2,2は複数個の支柱体3に分解可能となっている。よ
って、使用時これら各部材をねじ等により結合して組み
立てると共に、使用終了時はこれら各部材を分解するこ
とで、垂直搬送装置を建築現場に容易に設置することが
できると共に、次の建築現場に容易に運ぶことができ
る。
おいては、基板1、左右の支柱2,2、ビーム部材4、
キャリッジ5等に分解可能となり、さらに左右の支柱
2,2は複数個の支柱体3に分解可能となっている。よ
って、使用時これら各部材をねじ等により結合して組み
立てると共に、使用終了時はこれら各部材を分解するこ
とで、垂直搬送装置を建築現場に容易に設置することが
できると共に、次の建築現場に容易に運ぶことができ
る。
【0010】次に、本考案による垂直搬送装置における
支柱2の上部に設けたスプロケット10の取り付け構造
について、図6、図7、図8、図9を用いて説明する。
前述の垂直搬送装置において、支柱2の上部の最上部に
積み重ねた支柱体3に水平にアーム部材19の基端部を
固着し、該アーム部材19の先端部に左右方向(図8に
おける左右方向)に水平に開口穴部19aを形成する。
そして、該開口穴部19aに任意方向に変位自在となる
連結機構部として球面ブッシュ部材20を介在してピン
21を取り付ける。該球面ブッシュ部材20は、図9に
示すように、前記ピン21を圧入する一部球面状の凸側
部材20aと、該凸側部材20aに対向して球面凹部を
有しアーム部材19の開口穴部19aに圧入される凹側
部材20bとからなり、凹側部材20bと凸側部材20
aとを嵌合することで、凸側部材20aが凹側部材20
bに対し任意方向に変位自在となっている。そして、前
記ピン21にブラケット22を取り付けて、該ブラケッ
ト22は、図9に示すように、概略コ字状のスプロケッ
ト保持部22aと、その上部に立設し前記ピン21を挿
着する穴部22cを有する2個のブロック部22b,2
2bとからなり、該ブラケット22のスプロケット保持
部22aにピン23により回転自在にスプロケット10
を取り付けている。
支柱2の上部に設けたスプロケット10の取り付け構造
について、図6、図7、図8、図9を用いて説明する。
前述の垂直搬送装置において、支柱2の上部の最上部に
積み重ねた支柱体3に水平にアーム部材19の基端部を
固着し、該アーム部材19の先端部に左右方向(図8に
おける左右方向)に水平に開口穴部19aを形成する。
そして、該開口穴部19aに任意方向に変位自在となる
連結機構部として球面ブッシュ部材20を介在してピン
21を取り付ける。該球面ブッシュ部材20は、図9に
示すように、前記ピン21を圧入する一部球面状の凸側
部材20aと、該凸側部材20aに対向して球面凹部を
有しアーム部材19の開口穴部19aに圧入される凹側
部材20bとからなり、凹側部材20bと凸側部材20
aとを嵌合することで、凸側部材20aが凹側部材20
bに対し任意方向に変位自在となっている。そして、前
記ピン21にブラケット22を取り付けて、該ブラケッ
ト22は、図9に示すように、概略コ字状のスプロケッ
ト保持部22aと、その上部に立設し前記ピン21を挿
着する穴部22cを有する2個のブロック部22b,2
2bとからなり、該ブラケット22のスプロケット保持
部22aにピン23により回転自在にスプロケット10
を取り付けている。
【0011】このように構成することで、垂直搬送装置
を建築現場に設置する際、前記昇降体6の上部に設けた
上部スプロケット9、支柱2の上部に設けたスプロケッ
ト10、前記基板1に設けたスプロケット12の各スプ
ロケット間において、図11に概略的に示すように、例
えば、上部スプロケット9とスプロケット12とがスプ
ロケット10に対してずれても、球面ブッシュ部材20
により任意方向に変位自在となるスプロケット10が、
その回転軸方向の角度を変更して、各スプロケットに対
しローラチェーン8をできるだけスムースに巻き付ける
ことで、ローラチェーン8がスプロケット10に偏当り
するのを防止し、ローラチェーン8の破断をなくすと共
に、設置時の各スプロケット間の位置合せ等の調整をな
くすことができる。
を建築現場に設置する際、前記昇降体6の上部に設けた
上部スプロケット9、支柱2の上部に設けたスプロケッ
ト10、前記基板1に設けたスプロケット12の各スプ
ロケット間において、図11に概略的に示すように、例
えば、上部スプロケット9とスプロケット12とがスプ
ロケット10に対してずれても、球面ブッシュ部材20
により任意方向に変位自在となるスプロケット10が、
その回転軸方向の角度を変更して、各スプロケットに対
しローラチェーン8をできるだけスムースに巻き付ける
ことで、ローラチェーン8がスプロケット10に偏当り
するのを防止し、ローラチェーン8の破断をなくすと共
に、設置時の各スプロケット間の位置合せ等の調整をな
くすことができる。
【0012】
【考案の効果】支柱の上部側のスプロケットを任意方向
に変位自在になる連結機構部を介在して取り付けたこと
で、スプロケットを任意方向に変位自在とし、支柱の上
部側のスプロケットにおいて、ローラチェーンがスプロ
ケットに偏当りするのを防止することができ、これによ
り、ローラチェーンの破断をなくすと共に、設置時の各
スプロケット間の位置合せ等の調整をなくすことができ
る。よって、設置、解体を頻繁に繰り返す垂直搬送装置
においては、設置の際の作業工数を大巾に減少し、作業
効率の向上を行うことができる。
に変位自在になる連結機構部を介在して取り付けたこと
で、スプロケットを任意方向に変位自在とし、支柱の上
部側のスプロケットにおいて、ローラチェーンがスプロ
ケットに偏当りするのを防止することができ、これによ
り、ローラチェーンの破断をなくすと共に、設置時の各
スプロケット間の位置合せ等の調整をなくすことができ
る。よって、設置、解体を頻繁に繰り返す垂直搬送装置
においては、設置の際の作業工数を大巾に減少し、作業
効率の向上を行うことができる。
【図1】従来の垂直搬送装置の正面図である。
【図2】本出願人の出願に係わる垂直搬送装置の正面図
である。
である。
【図3】本考案の垂直搬送装置の概略正面図である。
【図4】図3の概略側面図である。
【図5】図3の概略斜視図である。
【図6】本考案の垂直搬送装置におけるスプロケット取
り付け部の正面図である。
り付け部の正面図である。
【図7】図5の側面図である。
【図8】図5の上面図である。
【図9】本考案のスプロケット取り付け部の分解斜視図
である。
である。
【図10】従来の各スプロケットの概略配置図である。
【図11】本考案による各スプロケットの概略配置図で
ある。
ある。
1…基板、2…支柱、3…支柱体、3a…棒部材、3b
…連結部材、4…ビーム部材、5…キャリッジ、6…昇
降体、6a…ローラ、7…キャリッジ本体、8…ローラ
チェーン、9…上部スプロケット、10…スプロケッ
ト、11…ブラケット、12…スプロケット、13…駆
動モータ、14…減速機、15…駆動用スプロケット、
16…スプロケット、17…下部スプロケット、18…
スプリング、19…アーム部材、19a…開口穴部、2
0…球面ブッシュ部材、20a…凸側部材、20b…凹
側部材、21…ピン、22…ブラケット、22a…スプ
ロケット保持部、22b…ブロック部、22c…穴部、
23…ピン、31…基板、32…支柱、33…キャリッ
ジ、33a…ローラ、34…ワイヤロープ、35、3
6、37…プーリ、38…駆動モータ、39…ドラム、
41…基板、42…支柱、43…ビーム部材、44…キ
ャリッジ、44a…ローラ、45…ローラチェーン、4
6…上部スプロケット、47…スプロケット、48…ブ
ラケット、49…スプロケット、50…駆動モータ、5
1…減速機、52…駆動用スプロケット、53…スプロ
ケット、54…下部スプロケット。
…連結部材、4…ビーム部材、5…キャリッジ、6…昇
降体、6a…ローラ、7…キャリッジ本体、8…ローラ
チェーン、9…上部スプロケット、10…スプロケッ
ト、11…ブラケット、12…スプロケット、13…駆
動モータ、14…減速機、15…駆動用スプロケット、
16…スプロケット、17…下部スプロケット、18…
スプリング、19…アーム部材、19a…開口穴部、2
0…球面ブッシュ部材、20a…凸側部材、20b…凹
側部材、21…ピン、22…ブラケット、22a…スプ
ロケット保持部、22b…ブロック部、22c…穴部、
23…ピン、31…基板、32…支柱、33…キャリッ
ジ、33a…ローラ、34…ワイヤロープ、35、3
6、37…プーリ、38…駆動モータ、39…ドラム、
41…基板、42…支柱、43…ビーム部材、44…キ
ャリッジ、44a…ローラ、45…ローラチェーン、4
6…上部スプロケット、47…スプロケット、48…ブ
ラケット、49…スプロケット、50…駆動モータ、5
1…減速機、52…駆動用スプロケット、53…スプロ
ケット、54…下部スプロケット。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の間隔を有して左右に立設する支柱
2,2と、該左右の支柱2,2にわたって配設し、かつ
支柱2に沿って昇降自在となるキャリッジ5とを備え、
長手方向の一端部を前記支柱2の上部側に固着したロー
ラチェーン8の長手方向の他端部を、前記キャリッジ5
に設けた上部スプロケット9、前記支柱2の上部側に任
意方向に変位自在となる連結機構部を介在して取り付け
たスプロケット10、前記支柱2の下部側の固定部に設
けたスプロケット12、前記支柱2の下部側の固定部に
設けた駆動モータ13の出力側に固着した駆動用スプロ
ケット15、前記キャリッジ5に設けた下部スプロケッ
ト17を順次経て前記支柱2の下部側の固定部に連結し
たことを特徴とする垂直搬送装置におけるスプロケット
取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4545592U JP2563464Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 垂直搬送装置におけるスプロケット取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4545592U JP2563464Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 垂直搬送装置におけるスプロケット取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066387U JPH066387U (ja) | 1994-01-25 |
JP2563464Y2 true JP2563464Y2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=12719828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4545592U Expired - Lifetime JP2563464Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 垂直搬送装置におけるスプロケット取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563464Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200460088Y1 (ko) * | 2010-02-05 | 2012-05-02 | 서홍태 | 경사도 조절용 승강 장치 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4545592U patent/JP2563464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066387U (ja) | 1994-01-25 |
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