JP2563335B2 - 脱水洗濯機の防振装置 - Google Patents
脱水洗濯機の防振装置Info
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- JP2563335B2 JP2563335B2 JP62135159A JP13515987A JP2563335B2 JP 2563335 B2 JP2563335 B2 JP 2563335B2 JP 62135159 A JP62135159 A JP 62135159A JP 13515987 A JP13515987 A JP 13515987A JP 2563335 B2 JP2563335 B2 JP 2563335B2
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- Japan
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- dehydration
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は衣類等の洗濯・脱水を行う脱水洗濯機の防
振装置に関するものである。
振装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の脱水洗濯機は、例えば第10図のような構
造になっていた。図において、1は脱水洗濯機の本体、
2は周壁に複数個の脱水孔3を形成した洗濯兼脱水槽、
4は洗濯兼脱水槽2を内部に回転自在に設置した洗濯受
槽、5は洗濯兼脱水槽2の中央内底部に設けた撹拌翼、
6は伝達機構部で、内部に洗濯時の減速ギアおよび洗濯
・脱水の切換クラッチ、脱水時のブレーキを内蔵してい
る。7は前記外槽4の底部に取付けられたモータで、こ
のモータ7の動力はモータプーリ8、ベルト9、インペ
ラプーリ10を介して伝達機構部6に伝達される。11は本
体1より吊り下げられた防振機構で、洗濯受槽4を本体
1から懸垂防振支持している。
造になっていた。図において、1は脱水洗濯機の本体、
2は周壁に複数個の脱水孔3を形成した洗濯兼脱水槽、
4は洗濯兼脱水槽2を内部に回転自在に設置した洗濯受
槽、5は洗濯兼脱水槽2の中央内底部に設けた撹拌翼、
6は伝達機構部で、内部に洗濯時の減速ギアおよび洗濯
・脱水の切換クラッチ、脱水時のブレーキを内蔵してい
る。7は前記外槽4の底部に取付けられたモータで、こ
のモータ7の動力はモータプーリ8、ベルト9、インペ
ラプーリ10を介して伝達機構部6に伝達される。11は本
体1より吊り下げられた防振機構で、洗濯受槽4を本体
1から懸垂防振支持している。
この構成の脱水洗濯機は、被脱水物の偏りによる脱水
起動時の洗濯受槽4の水平方向及び垂直方向の振動を防
振機構11により減衰させ、洗濯受槽4の本体1への衝突
を抑制しているが、防振機構11による摩擦減衰のみでは
水平方向の振動に対して不十分であるため、洗濯受槽4
が振れ回って本体1に衝突したり、安全スイッチ(図示
せず)を作動させて運転を停止させたりして正常な脱水
作用が行われないことがあった。
起動時の洗濯受槽4の水平方向及び垂直方向の振動を防
振機構11により減衰させ、洗濯受槽4の本体1への衝突
を抑制しているが、防振機構11による摩擦減衰のみでは
水平方向の振動に対して不十分であるため、洗濯受槽4
が振れ回って本体1に衝突したり、安全スイッチ(図示
せず)を作動させて運転を停止させたりして正常な脱水
作用が行われないことがあった。
このような問題を解決するために発生者らは第11図に
示すような構成の脱水洗濯機の防振装置をすでに提案し
ている。第11図において、第10図の従来例と同部材には
同一符号を付しその説明を省略する。12はコイルスプリ
ング13の取付け部で、多角形の本体の各画に対向して設
けられ洗濯受槽4に一体に成形されている。13は線材の
断面形状が円形のコイルスプリングで、本体1の内壁と
洗濯受槽4の側壁との間に弾接介在し、その一端は取付
け部12に止着され、他端には摺動体14が装着されてい
る。この摺動体14は本体1の内壁に摺動可能に弾接して
いる。
示すような構成の脱水洗濯機の防振装置をすでに提案し
ている。第11図において、第10図の従来例と同部材には
同一符号を付しその説明を省略する。12はコイルスプリ
ング13の取付け部で、多角形の本体の各画に対向して設
けられ洗濯受槽4に一体に成形されている。13は線材の
断面形状が円形のコイルスプリングで、本体1の内壁と
洗濯受槽4の側壁との間に弾接介在し、その一端は取付
け部12に止着され、他端には摺動体14が装着されてい
る。この摺動体14は本体1の内壁に摺動可能に弾接して
いる。
先にも説明したように、脱水洗濯機は脱水起動時に洗
濯物の偏りで洗濯受槽4が水平方向に大きく振れ回り、
振動を発生することがあるが前記のような構成にするこ
とにより振れ回りによる洗濯受槽4の変位量が大きくな
ると、コイルスプリング13は大きな反力を洗濯受槽4に
与え、洗濯受槽4の振れ回り振動を抑制し、また、洗濯
受槽4の振れ回りに摺動体14がほぼ追従して摺動し、本
体1の内壁と摺動体14との間の摩擦力で洗濯受槽4の振
れ回り振動を減衰させることができる。このコイルスプ
リング13の反力と摺動体14の摺動摩擦の両作用により、
正常な脱水起動ができるようになっている。
濯物の偏りで洗濯受槽4が水平方向に大きく振れ回り、
振動を発生することがあるが前記のような構成にするこ
とにより振れ回りによる洗濯受槽4の変位量が大きくな
ると、コイルスプリング13は大きな反力を洗濯受槽4に
与え、洗濯受槽4の振れ回り振動を抑制し、また、洗濯
受槽4の振れ回りに摺動体14がほぼ追従して摺動し、本
体1の内壁と摺動体14との間の摩擦力で洗濯受槽4の振
れ回り振動を減衰させることができる。このコイルスプ
リング13の反力と摺動体14の摺動摩擦の両作用により、
正常な脱水起動ができるようになっている。
発明が解決しようとする問題点 上記のように、既に提案している構成のものは、洗濯
機の防振装置として顕著な作用効果を有するものである
が、以下に述べるような問題点を有している。
機の防振装置として顕著な作用効果を有するものである
が、以下に述べるような問題点を有している。
すなわち、第10図に示すようにコイルスプリング13の
一端を洗濯受槽4に止着し、もう一端には摺動体14を取
付けて摺動可能にしているため、脱水行程中等に洗濯受
槽4が振れ回り運動を起すコイルスプリング13は圧縮方
向と曲げ方向の力を受けて両方向に変形し、コイルスプ
リング13の線材にはねじり応力と曲げ応力との合応力が
加わることになる。この合応力は非常に大きいもので、
耐食性を考慮してコイルスプリング13をステンレスで作
成した場合、ステンレスは疲労限度が低いために耐久性
に問題を生じた。もちろん、線径を太くし、線材に加わ
る応力を低下させる対策も考えられるが、ばね定数が大
きくなり、脱水起動した後の脱水定常時に本体1へ脱水
回転の振動が伝わりやすくなるという新たな問題が発生
する。つまり、バネの剛性が高いため、剛性の低いバネ
を使用した場合に吸収される振動が吸収しきれなくな
り、洗濯受槽4の高速回転による振動が本体1に伝わり
やすくなるということである。
一端を洗濯受槽4に止着し、もう一端には摺動体14を取
付けて摺動可能にしているため、脱水行程中等に洗濯受
槽4が振れ回り運動を起すコイルスプリング13は圧縮方
向と曲げ方向の力を受けて両方向に変形し、コイルスプ
リング13の線材にはねじり応力と曲げ応力との合応力が
加わることになる。この合応力は非常に大きいもので、
耐食性を考慮してコイルスプリング13をステンレスで作
成した場合、ステンレスは疲労限度が低いために耐久性
に問題を生じた。もちろん、線径を太くし、線材に加わ
る応力を低下させる対策も考えられるが、ばね定数が大
きくなり、脱水起動した後の脱水定常時に本体1へ脱水
回転の振動が伝わりやすくなるという新たな問題が発生
する。つまり、バネの剛性が高いため、剛性の低いバネ
を使用した場合に吸収される振動が吸収しきれなくな
り、洗濯受槽4の高速回転による振動が本体1に伝わり
やすくなるということである。
本発明は、このようなコイルスプリングの耐久性の問
題を解決し、脱水起動時の洗濯受槽の振れ回り振動を減
衰させ、しかも、脱水定常時においては本体への振動伝
達を減少させて、円滑な脱水運転が行えるようにするこ
とを目的とするものである。
題を解決し、脱水起動時の洗濯受槽の振れ回り振動を減
衰させ、しかも、脱水定常時においては本体への振動伝
達を減少させて、円滑な脱水運転が行えるようにするこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 前記目的を達成するための本発明の技術的手段は、本
体と、本体内に防振機構により懸垂支持された洗濯受槽
と、前記本体の側壁と前記洗濯受槽の側壁との間に弾接
介在し、一端に本体の側壁と摺動する摺動体が装着さ
れ、他端が洗濯受槽に取付けられたコイルスプリングと
からなり、前記コイルスプリングの線材をその断面形状
が長径と短径を有する非円形とするとともに、線材の長
径側をコイルスプリングの巻き径方向としてコイルスプ
リングの耐久性の改善を図ったものである。
体と、本体内に防振機構により懸垂支持された洗濯受槽
と、前記本体の側壁と前記洗濯受槽の側壁との間に弾接
介在し、一端に本体の側壁と摺動する摺動体が装着さ
れ、他端が洗濯受槽に取付けられたコイルスプリングと
からなり、前記コイルスプリングの線材をその断面形状
が長径と短径を有する非円形とするとともに、線材の長
径側をコイルスプリングの巻き径方向としてコイルスプ
リングの耐久性の改善を図ったものである。
作用 上記の構成とすることにより、コイルスプリングの線
材にかかる応力を低減させ、耐久性を向上させるととも
に、脱水起動時の振れ回り振動を抑制し、また起動後の
脱水定常時の本体の振動を抑制することが可能となるも
のである。
材にかかる応力を低減させ、耐久性を向上させるととも
に、脱水起動時の振れ回り振動を抑制し、また起動後の
脱水定常時の本体の振動を抑制することが可能となるも
のである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。なお、第1図〜第4図において、従来例と同一部
材のものについては同一符号を付しその説明を省略し、
異る部材について以下に説明する。
する。なお、第1図〜第4図において、従来例と同一部
材のものについては同一符号を付しその説明を省略し、
異る部材について以下に説明する。
15は本体1と洗濯受槽4との間に弾接介在する複数個
のコイルスプリングで、その線材の断面形状は長径と短
径を有する非円形(以下、単に非円形という)であり、
実施例では第4図に示すように長方形となっている。そ
して、線材の長径側が巻き径の方向となるようにコイル
状に巻かれている。このコイルスプリング15はその一端
が洗濯受槽4の取付け部16に取付けられ、他端には摺動
体17が装着されている。また、この摺動体17は本体1の
内面に摺動可能に弾接されている。
のコイルスプリングで、その線材の断面形状は長径と短
径を有する非円形(以下、単に非円形という)であり、
実施例では第4図に示すように長方形となっている。そ
して、線材の長径側が巻き径の方向となるようにコイル
状に巻かれている。このコイルスプリング15はその一端
が洗濯受槽4の取付け部16に取付けられ、他端には摺動
体17が装着されている。また、この摺動体17は本体1の
内面に摺動可能に弾接されている。
以上のように構成された脱水洗濯機について、以下そ
の動作を説明する。
の動作を説明する。
一般に脱水起動時に洗濯受槽4は第1図に示すように
矢印a方向に大きく振れ回り振動を起こす。このとき、
コイルスプリング15は曲げ方向(x方向)と圧縮方向
(y方向)に変形することになり、コイルスプリング15
の線材は前者からは曲げ応力,後者からはねじり応力を
受けることになる。ここで、本実施例では従来用いてい
た断面形状が円形のコイルスプリング13と圧縮方向(y
方向)のバネ定数が同等となるようにコイルスプリング
15の断面形状を非円形とし、その長径側が巻き径方向
(x方向)となるようにしているため、x方向に対して
剛性が高く、断面形状が円形のものに比べて線材にかか
る曲げ応力を低減させることができる。y方向の変形に
よって発生するねじり応力は若干増大するが、コイルス
プリング15の巻き数を若干増すことにより調整すれば断
面形状が円形のものと同等にすることができる。したが
って、曲げ応力を低減させられる分だけ合応力を低減で
き、疲労限の低いステンレス材を線材として用いても耐
久性に問題は発生しない。さらに、上述のように本実施
例のコイルスプリング15はx方向に剛性が高いため、洗
濯受槽4が振れ回ると摺動体が追従良く摺動し、本体1
の内壁と摺動体17との間の摩擦力により振れ回り振動を
低減することができ、結果として、断面形状が円形のも
のに比べて脱水起動時の振れ回り振動を減少させること
ができる。
矢印a方向に大きく振れ回り振動を起こす。このとき、
コイルスプリング15は曲げ方向(x方向)と圧縮方向
(y方向)に変形することになり、コイルスプリング15
の線材は前者からは曲げ応力,後者からはねじり応力を
受けることになる。ここで、本実施例では従来用いてい
た断面形状が円形のコイルスプリング13と圧縮方向(y
方向)のバネ定数が同等となるようにコイルスプリング
15の断面形状を非円形とし、その長径側が巻き径方向
(x方向)となるようにしているため、x方向に対して
剛性が高く、断面形状が円形のものに比べて線材にかか
る曲げ応力を低減させることができる。y方向の変形に
よって発生するねじり応力は若干増大するが、コイルス
プリング15の巻き数を若干増すことにより調整すれば断
面形状が円形のものと同等にすることができる。したが
って、曲げ応力を低減させられる分だけ合応力を低減で
き、疲労限の低いステンレス材を線材として用いても耐
久性に問題は発生しない。さらに、上述のように本実施
例のコイルスプリング15はx方向に剛性が高いため、洗
濯受槽4が振れ回ると摺動体が追従良く摺動し、本体1
の内壁と摺動体17との間の摩擦力により振れ回り振動を
低減することができ、結果として、断面形状が円形のも
のに比べて脱水起動時の振れ回り振動を減少させること
ができる。
次に、脱水定常時には摺動体17はほとんど動かないた
め、圧縮方向(y方向)のバネ定数を従来と同等にした
コイルスプリング15を使用している本実施例では、脱水
定常時に洗濯受槽4から本体1への振動伝達を増大させ
ることはない。
め、圧縮方向(y方向)のバネ定数を従来と同等にした
コイルスプリング15を使用している本実施例では、脱水
定常時に洗濯受槽4から本体1への振動伝達を増大させ
ることはない。
なお、本実施例のコイルスプリング15の線材の断面形
状は第4図に示す長方形(b>a)としたが、第5図に
示すような長円形や、第6図に示すような角に丸みがあ
る長方形等でもよく、要は、断面形状の長手方向を巻き
径方向とすれば良いものである。
状は第4図に示す長方形(b>a)としたが、第5図に
示すような長円形や、第6図に示すような角に丸みがあ
る長方形等でもよく、要は、断面形状の長手方向を巻き
径方向とすれば良いものである。
さらに、本実施例のコイルスプリング15には、等ピッ
チの円筒形コイルスプリング15を用いたが、第9図のよ
うに、圧縮方向の荷重−変位特性が非線形となるコイル
スプリングを用いた場合は洗濯受槽4の振動が大きな場
合大きな抑制力を作用させることができるため、脱水起
動時には洗濯受槽4の振動を抑制し、脱水定常時には本
体1への振動伝達を一層低減させることができる。弾性
体が非線形の荷重−変位特性を有する実施例としては、
第7図のように円筒形コイルスプリング20のピッチを不
等にし、線材の断面形状を長方形にしたもの、第8図の
ように円錐形のコイルスプリング21にし、線材の断面形
状を長方形にしたものがある。
チの円筒形コイルスプリング15を用いたが、第9図のよ
うに、圧縮方向の荷重−変位特性が非線形となるコイル
スプリングを用いた場合は洗濯受槽4の振動が大きな場
合大きな抑制力を作用させることができるため、脱水起
動時には洗濯受槽4の振動を抑制し、脱水定常時には本
体1への振動伝達を一層低減させることができる。弾性
体が非線形の荷重−変位特性を有する実施例としては、
第7図のように円筒形コイルスプリング20のピッチを不
等にし、線材の断面形状を長方形にしたもの、第8図の
ように円錐形のコイルスプリング21にし、線材の断面形
状を長方形にしたものがある。
また、本実施例においては、コイルスプリング15の一
端を洗濯受槽4に止着し、他端に取付けた摺動体17を本
体1内壁に弾接しているが、逆に、コイルスプリング15
の一端を本体1の内壁に止着し、他端に取付けた摺動体
17を洗濯受槽4側壁に弾接させた構成としても同様な効
果を得ることができる。
端を洗濯受槽4に止着し、他端に取付けた摺動体17を本
体1内壁に弾接しているが、逆に、コイルスプリング15
の一端を本体1の内壁に止着し、他端に取付けた摺動体
17を洗濯受槽4側壁に弾接させた構成としても同様な効
果を得ることができる。
発明の効果 本発明は、本体の側壁と洗濯受槽との側壁との間に弾
接介在し、一端に本体の側壁と摺動する摺動体が装着さ
れ、他端が洗濯受槽に取付けられたコイルスプリングの
線材を、その断面形状が長径と短径を有する非円形とす
るとともに、線材の長径側をコイルスプリングの巻き径
方向とすることにより、コイルスプリングの耐久性を向
上させることができ、また、脱水起動時における洗濯受
槽の振れ回りに対する抑制作用を向上させ、しかも脱水
定常においては洗濯受槽から本体への振動が吸収され、
円滑な脱水ができる。しかも、従来と同じ本体で洗濯受
槽の直径をより大きくし大容量化をはかったり、反対に
従来と同じ洗濯受槽で本体をより小さくしコンパクト化
をはかることもできる。
接介在し、一端に本体の側壁と摺動する摺動体が装着さ
れ、他端が洗濯受槽に取付けられたコイルスプリングの
線材を、その断面形状が長径と短径を有する非円形とす
るとともに、線材の長径側をコイルスプリングの巻き径
方向とすることにより、コイルスプリングの耐久性を向
上させることができ、また、脱水起動時における洗濯受
槽の振れ回りに対する抑制作用を向上させ、しかも脱水
定常においては洗濯受槽から本体への振動が吸収され、
円滑な脱水ができる。しかも、従来と同じ本体で洗濯受
槽の直径をより大きくし大容量化をはかったり、反対に
従来と同じ洗濯受槽で本体をより小さくしコンパクト化
をはかることもできる。
第1図は本発明の脱水洗濯機の防振装置の一実施例を示
す要部斜視図、第2図は同防振装置を用いた脱水洗濯機
の正面断面図、第3図は同平面図、第4図は同防振装置
のコイルスプリングの断面図、第5図は、第6図,第7
図,第8図はコイルスプリングの他の実施例を示す断面
図、第9図はコイルスプリングの荷重−変位特性図、第
10図は従来の脱水洗濯機の正面断面図、第11図は発明者
らがすでに提案した脱水洗濯機の要部断面図である。 1……本体、4……洗濯受槽、11……防振機構、15,18,
19,20,21……コイルスプリング、17……摺動体。
す要部斜視図、第2図は同防振装置を用いた脱水洗濯機
の正面断面図、第3図は同平面図、第4図は同防振装置
のコイルスプリングの断面図、第5図は、第6図,第7
図,第8図はコイルスプリングの他の実施例を示す断面
図、第9図はコイルスプリングの荷重−変位特性図、第
10図は従来の脱水洗濯機の正面断面図、第11図は発明者
らがすでに提案した脱水洗濯機の要部断面図である。 1……本体、4……洗濯受槽、11……防振機構、15,18,
19,20,21……コイルスプリング、17……摺動体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−109163(JP,A) 特開 昭51−109162(JP,A) 実公 昭38−26729(JP,Y1)
Claims (3)
- 【請求項1】本体と、本体内に防振機構により懸垂防振
支持された洗濯受槽と、前記本体の側壁と前記洗濯受槽
の側壁との間に弾接介在し、一端に本体の側壁と摺動す
る摺動体が装着され、他端が洗濯受槽に取付けられたコ
イルスプリングとからなり、前記コイルスプリングの線
材をその断面形状が長径と短径を有する非円形とすると
ともに、線材の長径側をコイルスプリングの巻き径方向
とした脱水洗濯機の防振装置。 - 【請求項2】線材の断面形状を長方形とした特許請求の
範囲第1項記載の脱水洗濯機の防振装置。 - 【請求項3】線材の断面形状を楕円形とした特許請求の
範囲第1項記載の脱水洗濯機の防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62135159A JP2563335B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 脱水洗濯機の防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62135159A JP2563335B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 脱水洗濯機の防振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63296798A JPS63296798A (ja) | 1988-12-02 |
JP2563335B2 true JP2563335B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=15145199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62135159A Expired - Lifetime JP2563335B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 脱水洗濯機の防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563335B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109385831B (zh) | 2017-08-04 | 2021-04-27 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP62135159A patent/JP2563335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63296798A (ja) | 1988-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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