JP2563303B2 - メカニズムの支持装置 - Google Patents

メカニズムの支持装置

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JP2563303B2
JP2563303B2 JP62033057A JP3305787A JP2563303B2 JP 2563303 B2 JP2563303 B2 JP 2563303B2 JP 62033057 A JP62033057 A JP 62033057A JP 3305787 A JP3305787 A JP 3305787A JP 2563303 B2 JP2563303 B2 JP 2563303B2
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JP
Japan
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substrate
coil spring
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support substrate
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博行 落
慎也 菅原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はCDプレーヤ等のメカニズムの支持装置に関す
る。
従来の技術 従来、CDプレーヤ等のメカニズムは外部衝撃による振
動をメカニズムに伝えないためにメカニズム基板を支持
基板上にバネ等の支持部材でフローティングする構造が
用いられている。
以下、従来の上記フローティング構造を有するメカニ
ズムの支持装置について図面を用いて説明する。
第2図は従来のメカニズムの支持装置を示す断面図で
ある。第2図において、1は支持基板、2は第3図に示
すように支持基板1上に3ケ所切り起こされた切り起こ
し片、3はメカニズム基板、4はメカニズム基板3を支
持するコイルバネ、5はメカニズム基板3に設けられた
取りつけ部、7はメカニズム基板3の振動を吸収しおさ
えるダンピングゴム、8は取りつけネジである。以上の
ような構成において、第2図および第4図に示すように
コイルバネ4の下端部を3ケ所の切り起し片2に装着
し、この切り起し片2により位置決めされたコイルバネ
4上にメカニズム基板3に取り付けられた取り付け部5
を載置し、ダンピングゴム7を取り付けネジ8と取り付
け部5の間に介在させて、取付けネジ8を支持基板1に
固定することによりメカニズム基板3はダンピングゴム
7とコイルバネ4により支持基板1上にフローティング
される。
以上の構成より支持基板1に伝わった外部衝撃はメカ
ニズム基板3に伝えられることを防止される。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来例では、第4図に示すよう
に、3ケ所の切り起こし片2に対しコイルバネ4の内径
部を係合させるため、切り起こし片2とコイルバネ4は
点接触になってしまい、かつ切り起こし片2の3ケ所の
加工のバラツキにより、正確に各接点が同心円上で係合
することができない。また、コイルバネ4の抜け止め機
構がないため、組立作業時に於てもコイルバネ4がはず
れ易く不便なものとなっている。
本発明は上記問題点に鑑みてバネの位置出しを正確に
行ない、かつ抜け止めを行なえるようにしたメカニズム
の支持装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のメカニズムの支
持装置は支持基板と、メカニズムが載置されたメカニズ
ム基板と、前記支持基板に植立され支持基板面との当接
部の径をその上部の径より小径にした係止部を有する円
柱状の支柱と、前記係止部の上部の径より小さい下端部
内径をもち前記係止部により支持基板側に係止され上端
部でメカニズム基板の下面を支持するコイルバネとを備
え、前記メカニズム基板を前記コイルバネにより支持基
板上にフローティングしたものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、3ケ所の切り起こしを円柱状の支柱にする
ことより、バネとの接触が点接触から線接触にかわり、
さらに同心度も大きく向上し安定した係合が得られる。
また、支柱の外周に係止部を設けることにより、そこで
バネがひっかかり、抜け止めとして作用する。
実施例 第1図は本発明の一実施例のメカニズムの支持装置を
示す断面図である。
第1図において、11は支持基板、13はメカニズムが載
置されたメカニズム基板、14は支持基板11にかしめられ
た円柱状の支柱、15は支持基板11とメカニズム基板13間
に配置されるフローティング用のコイルバネである。
また、円柱状の支柱14の下部にはコイルバネ15を係止
するテーパ状に形成した係止部14aが設けられており、
コイルバネ15の下部内径は前記係止部14aの外形寸法よ
りも小さく構成されている。17は支柱14とメカニズム基
板13間に介在されるダンピングゴム、18は支柱14の上部
のめねじ部に取りつけられメカニズム基板13の抜け防止
のための取り付けネジである。
以上のような構成において、その組立て手順を説明す
る。まず、支柱14を支持基板11にかしめ、この支柱14に
コイルバネ15を装着し、コイルバネ15の下部を前記係止
部14aに圧入することで係止部14aのテーパ形状によりコ
イルバネ15の下端部は支持基板11の上面に位置規制され
る。
次に、メカニズム基板13にダンピングゴム17を装着し
た状態でコイルバネ15上にメカニズム基板13を載置し、
その後、取り付けネジ18を支柱14に固定する。
以上のような構成によりメカニズム基板13は支持基板
11上にコイルバネ15とダンピングゴム17によりフローテ
ィングされる。
以上のように本実施例によれば円柱状の支柱14の下部
に係止部14aを一体に形成し、コイルバネ15の下部のリ
ングの内径が係止部14aの外径寸法より小さくし圧入す
るように構成したことにより、係止部14aの外径となる
円形とコイルバネ15の下部のリングが線接触するため、
コイルバネが、支柱の中心に対して偏心することなく安
定した係合が得られ、かつ抜け防止となる。
なお係止部14aの形状はテーパ状に限らず、第1図b
に示すように、コイルバネの線径程度の幅にわたる段付
き形状でもよい。
また、実施例では支柱14を基板11にかしめ後コイルバ
ネ15を圧入しているが、支柱14をかしめるときに同時に
取付けてもよいものである。
発明の効果 本発明は、支持基板に支柱をかしめ、その下部にテー
パ状の係止部を形成し、コイルバネを前記係止部に圧入
固定することにより、支柱中心に対し偏心のない位置に
バネを位置決めでき、さらに抜け止めも行なえる。その
ため、メカニズム基板組込の際、バネが安定自立してお
り、きわめて作業性がよく、バネの位置出しも十分でき
ており、安定したメカニズムのフローティングを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の実施例のフローティング構造の断
面図、第2図は従来のフローティング構造を示す断面
図、第3図は従来のフローティング構造の支持基板切り
起こし部の斜視図で、第4図は従来のフローティング構
造の切り起こし部とコイルバネの関係を示す平面図であ
る。 11……支持基板、13……メカニズム基板、14……支柱、
14a……係止部、15……コイルバネ、17……ダンピング
ゴム、18……取り付けネジ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持基板と、メガニズムが載置されたメカ
    ニズム基板と、前記支持基板に植立され支持基板面との
    当接部の径をその上部の径より小径にした係止部を有す
    る円柱状の支柱と、前記係止部の上部の径より小さい下
    端部内径をもち前記係止部により支持基板側に係止され
    上端部で前記メカニズム基板の下面を支持するコイルバ
    ネとを備え、前記メカニズム基板を前記コイルバネによ
    り支持基板上にフローティングしたことを特徴とするメ
    カニズムの支持装置。
JP62033057A 1987-02-16 1987-02-16 メカニズムの支持装置 Expired - Lifetime JP2563303B2 (ja)

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JPS63200197A JPS63200197A (ja) 1988-08-18
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JPS5745006U (ja) * 1980-08-26 1982-03-12
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