JPS596471Y2 - マルチプッシュボタン付腕時計 - Google Patents

マルチプッシュボタン付腕時計

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Publication number
JPS596471Y2
JPS596471Y2 JP1978090285U JP9028578U JPS596471Y2 JP S596471 Y2 JPS596471 Y2 JP S596471Y2 JP 1978090285 U JP1978090285 U JP 1978090285U JP 9028578 U JP9028578 U JP 9028578U JP S596471 Y2 JPS596471 Y2 JP S596471Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
holder
elastic body
push
module
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978090285U
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English (en)
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JPS556876U (ja
Inventor
英朝生 山県
Original Assignee
シチズン時計株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シチズン時計株式会社 filed Critical シチズン時計株式会社
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Publication of JPS556876U publication Critical patent/JPS556876U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマルチプッシュボタン付腕時計、更に詳しくは
、例えば計算、クロノグラフ、アラーム、ローカルタイ
ム等の多機能を有し、液晶又はLED等により表示する
に好適なマルチプッシュボタン付腕時計に関するもので
ある。
従来、かかるマルチプッシュボタン付腕時計として、例
えば実開昭53−13170号公報に示す構造のものが
知られている。
この構造は第1図に示すようにボタン1が上下動可能に
装着されたガラス2と、ボタン操作によって弾性変形さ
せられる弾性体3とを外胴4と内胴5によって扶持固定
してなり、前記弾性体3を保持する弾性体ホルダー6は
モジュール7と弾性体3との間に装着されている。
そこで、ボタン1を押圧すると、弾性体3が変形してそ
の突出部3aが下方に移動し、突出部3aがモジュール
7の上面に形威された接点パターンに接触してスイッチ
の導通が行われるようになっている。
しかしながら、前記の如く弾性体ホルダー6はモジュー
ル7と弾性体3との間に装着されているため、ボタン1
を押圧する力は直接弾性体ホルダー6を介してモジュー
ル7に加わり、接点寿命を著しく低下させると共に、モ
ジュール自体に悪影響を及ぼす欠点があった。
本考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので、接点寿
命の向上及びモジュールの品質を劣化させることのない
マルチプッシュボタン付腕時計を提供することを目的と
する。
以下本考案を図示の実施例により説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す要部断面図である。
内胴10には段部10aが形威されており、この段部1
0aに順次弾性体ホルダ11,導電ゴム12、防水パッ
キン13、上胴14が積重ねられ、これらの部品11〜
14は内胴10とこの内胴10にばね15で係合された
外胴16により扶持固定されている。
前記弾性体ホルダ11には多数の穴11 aが形或され
ており、この穴11 aに導電ゴム12の突出部12a
が臨み、この突出部12 aの先端は内胴10内に装着
固定されたモジュール17の上面に形或された接点パタ
ーンに対向している。
前記上胴14にはプッシュボタンホルダ18のフック部
18 aが保合固定されており、このプッシュボタンホ
ルダ18には前記弾性体ホルダ11の穴11 aに対応
した位置に内方に突出したストツパ18 bを有する穴
18 Cが設けられている。
このプッシュボタンホルダ18の穴18 Cには下部に
ストツパ18bの内径より大きな外径を有するつば19
aが形威されたプッシュボタン19が上下動可能に装
着されている。
そして、プッシュボタンホルダ18の上面にはプッシュ
ボタン19のつば19 aより小径の穴を有する化粧板
20が接着、ろう付け、ねじ止め等で固定され、プッシ
ュボタン19の抜け止めを防止している。
また本実施例においては、プッシュボタン19の1つ1
9Aは、化粧板20によりプッシュボタンホルダ18に
固定されたガイドパイプ21によって覆われている。
このようにガイドパイプ21を設けると、隣接するプッ
シュボタン19を押圧するときに不用意にこのプッシュ
ボタン19Aが押圧されることが防止されるので、この
ようなガイドパイプ付のプッシュボタン19Aは、例え
ば時計表示機能を計算表示機能に切換る場合の切換ボタ
ンとして用いる。
図中、22はガラスで、パッキン23を介して上胴14
の内周に固定されている。
そこで、プッシュボタン19を押圧すると、導電ゴム1
2は防水パッキン13を介して変形し、導電ゴム12の
突出部12 a先端がモジュール17の上面に形或され
た接点パターンに接触してスイッチの導通が行われる。
この場合、プッシュボタン19を押圧する押圧力は弾性
体ホルダ11で受けるが、弾性体ホルダ11は内胴10
の段部10 aで支持されているので、モジュール17
に必要以上の力が加えられることがない。
次にかかる構威より威る腕時計の組立について説明する
まずケースに組込む前にプッシュボタン機構を組立てお
く。
プッシュボタン機構の組立は、プッシュボタンホルダ1
8の穴18 Cにプッシュボタン19を挿入し、化粧板
20をプッシュボタンホルダ18の上面に固定すること
によりプッシュボタンはワンパック構造となる。
この状態においてプッシュボタン19はプッシュボタン
ホルダ18の中で上下に作動可能であり、下方はっぱ部
18bに、上方は化粧板20にプッシュボタン19のつ
ば部19aが係合して抜け止めとなる。
次にワンパックとなったプッシュボタンホルダ18のフ
ック部18 aを上胴14に係合させ固定する。
このように、プッシュボタン19の上下動は、プッシュ
ボタンホルダ18のストツパ18bと化粧板20によっ
て規制されるので、プッシュボタンホルダ18に複数の
プッシュボタン19を挿入し、化粧板20をプッシュボ
タンホルダ18に固定するのみでプッシュボタン19は
プッシュボタンホルダ18に保持させることができ、組
立作業性に優れている。
以上で準備作業は完了し、次にケースに取付ける。
内胴10の段部10 aに弾性体ホルダ11を載置し、
その上に導電ゴム12及び防水パッキン13を載置した
後、さらにその上に前記の如くワンバックとなったプッ
シュボタン機構が取付けられた上胴14を載せ、外胴1
6を内胴10にばね15を介して保合固定させることに
より組立てられる。
第3図は本考案の他の実施例を示す要部断面図で、第4
図は第3図の一部部品の分解斜視断面図である。
本実施例は前記実施例と同様な構或よりなり、ただ異な
る点は導電ゴム12及び防水パッキン13の外周下面に
それぞれ位置決め用ピン12b,13aを形或し、これ
らのピン12b,13aに対応して弾性体ホルダ11に
係合穴1l b,11 Cを形威したことにある。
そこで、内胴10に組込む前に弾性体ホルダ11の係合
穴11 bに導電ゴム12の位置決めピン12 bを圧
入し、その上より弾性体ホルダ11の係合穴11 Cに
防水パッキン13の位置決めピン13aを圧大して、弾
性体ホルダ11に導電ゴム12及び防水パッキン13を
一体に結合させておく。
そこで導電ゴム12及び防水パッキン13が結合された
弾性体ホルダ11を内胴10の段部10 aに載置し、
その上にプッシュボタン19、プッシュボタンホルダ1
8、化粧板20が組込まれた上胴14を載置し、外胴1
6を内胴10に係合させることにより組立ることかでき
る。
このように位置決めピン12b,13aを設けておくと
、予め弾性体ホルダ11に導電ゴム12及び防水パッキ
ン13を組立ておくことができるので、組立が容易とな
ると共に、分解時に部品が飛散して紛失することもなく
なる。
なお、上記実施例にはプッシュボタン19により押圧変
形されるものとして、導電ゴム12と防水パッキン13
の2部品を用いたが、従来の如く1個の弾性体を用いて
もよい。
しかし、本実施例の如く弾性体を2個の部品で形或する
と、一方には導電性に優れた導電ゴム12を使用するこ
とができ、他方には防水性に優れた防水パッキン13を
使用できるようになる。
即ち、それぞれ目的に応じた特性を十分発揮するので、
機能的に優れたものが得られると共に、導電ゴム12及
び防水パッキン13を薄く形或することができ、腕時計
の薄型化が図れる。
また上胴14とプッシュボタンホルダ18は一体に一部
品で形威してもよい。
以上の説明から明らかな如く、本考案になるマルチプッ
シュボタン付腕時計は、プッシュボタン機構がモジュー
ルより分離され内胴と外胴とで保持固定されているので
、プッシュボタンを押圧する押圧力は内胴で受けモジュ
ールに加えられることがなくなり、接点寿命が向上する
と共に、モジュールの品質低下をきたすこともない。
またプッシュボタンホルダに複数のプッシュボタンを挿
入し、その後に化粧板をプッシュボタンホルダに固定す
るのみでプッシュボタンはプッシュボタンホルダに保持
されるので、非常に作業性に優れている。
【図面の簡単な説明】
図はマルチプッシュボタン付腕時計を示し、第1図は従
来例の要部断面図、第2図は本考案の一実施例を示す要
部断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す要部断面
図、第4図は第3図の一部部品の分解斜視断面図である
。 10・・・・・・内胴、10 a・・・・・・段部、1
1・・・・・・弾性体ホルダ、12・・・・・・通電ゴ
ム、13・・・・・・防水パッキン、14・・・・・・
上胴、16・・・・・・外胴、17・・・・・・モジュ
ール、18・・・・・・プッシュボタンホルダ、19・
・・・・・プッシュボタン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)つばを有する複数のプッシュボタンと、下部に前
    記プッシュボタンのつばより小径のストツパを有し前記
    プッシュボタンが上下動自在に挿入される穴が形威され
    たプッシュボタンホルダと、このプッシュボタンホルダ
    の穴に対応した位置に前記プッシュボタンのつばより小
    径でプッシュボタンが上下動可能な穴が形威され前記プ
    ッシュボタンホルダの上面に固定された化粧板と、モジ
    ュールが収納された内胴と、この内胴に直接載置され前
    記モジュールの接点パターンに対応した位置に穴を有す
    る弾性体ホルダと、この弾性体ホルダに保持され前記プ
    ッシュボタンの操作により弾性変形させられて前記モジ
    ュールの接点パターンのスイッチを導通させる弾性体と
    、前記内胴に固定される外胴とからなり、前記弾性体ホ
    ルダ、前記弾性体、前記プッシュボタンホルダ又はこの
    プッシュボタンホルダに固定された上胴は、前記内胴と
    前記外胴により扶持固定されてなるマルチプッシュボタ
    ン付腕時計。
  2. (2)弾性体は通電ゴムと防水パッキンよりなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のマルチプッシュボタン付
    腕時計。
JP1978090285U 1978-06-29 1978-06-29 マルチプッシュボタン付腕時計 Expired JPS596471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978090285U JPS596471Y2 (ja) 1978-06-29 1978-06-29 マルチプッシュボタン付腕時計

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978090285U JPS596471Y2 (ja) 1978-06-29 1978-06-29 マルチプッシュボタン付腕時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS556876U JPS556876U (ja) 1980-01-17
JPS596471Y2 true JPS596471Y2 (ja) 1984-02-28

Family

ID=29018478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978090285U Expired JPS596471Y2 (ja) 1978-06-29 1978-06-29 マルチプッシュボタン付腕時計

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JP (1) JPS596471Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193258A (ja) * 1975-02-14 1976-08-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193258A (ja) * 1975-02-14 1976-08-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS556876U (ja) 1980-01-17

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