JPS6225739Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6225739Y2 JPS6225739Y2 JP1980003242U JP324280U JPS6225739Y2 JP S6225739 Y2 JPS6225739 Y2 JP S6225739Y2 JP 1980003242 U JP1980003242 U JP 1980003242U JP 324280 U JP324280 U JP 324280U JP S6225739 Y2 JPS6225739 Y2 JP S6225739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead plate
- winding stem
- battery
- annular
- annular end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電池時計におけるリード板固定装置に
関する。
関する。
電池のマイナス極と接するリード板の固定手段
には一般に第1図に示すような構造が採用されて
いる。つまりこの組立に当つては、まず地板4に
植設された受足10を基準に巻真受5を組込み、
その上にリード板をのせ、その環状端部3aを巻
真受5に凸設したボス5aと嵌合させることによ
つて固定する。次いでその上に回路基板6を受足
10を基準として組込み、そのマイナスパターン
6aとリード板3とを導通させた上、回路受7を
介して受ネジ9で締めつける構造を採つている。
なお、図中符号11は絶縁板を示す。
には一般に第1図に示すような構造が採用されて
いる。つまりこの組立に当つては、まず地板4に
植設された受足10を基準に巻真受5を組込み、
その上にリード板をのせ、その環状端部3aを巻
真受5に凸設したボス5aと嵌合させることによ
つて固定する。次いでその上に回路基板6を受足
10を基準として組込み、そのマイナスパターン
6aとリード板3とを導通させた上、回路受7を
介して受ネジ9で締めつける構造を採つている。
なお、図中符号11は絶縁板を示す。
しかしながらこの構造では、リード板3の厚み
がたかだか0.15〜0.25mm程度である関係上、巻真
受5のボス5aの高さをあまり大きくすることは
できず、このためリード板3の環状端部3aとボ
ス5aとの嵌合が不完全となつて、正確な位置決
め固定ができないばかりか、環状端部3aの一部
が受足10と接触して短絡状態となつたり、ある
いは締付時に環状端部3aによつてボス5aをつ
ぶしてしまうといつた不都合を生じていた。
がたかだか0.15〜0.25mm程度である関係上、巻真
受5のボス5aの高さをあまり大きくすることは
できず、このためリード板3の環状端部3aとボ
ス5aとの嵌合が不完全となつて、正確な位置決
め固定ができないばかりか、環状端部3aの一部
が受足10と接触して短絡状態となつたり、ある
いは締付時に環状端部3aによつてボス5aをつ
ぶしてしまうといつた不都合を生じていた。
本考案は上述した付都合な点を解消することを
意図するもので、比較的厚い巻真受の厚さを利用
してリード板を容易かつ正確に位置決めし得る新
たな装置を提供するものである。
意図するもので、比較的厚い巻真受の厚さを利用
してリード板を容易かつ正確に位置決めし得る新
たな装置を提供するものである。
以下本考案の詳細を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の一実施例を示しており、第1
図と同一部材には同一符号が付してある。しかし
て本考案の特徴とする点は巻真受5とリード板3
の環状端部3aとの係合部分にあり、図中符号5
bはボス5aの外周に穿設した同心円状の溝、3
bはリード板3の環状端部3bの内周縁から下方
に折り曲げ形成した立下り部を示している。
図と同一部材には同一符号が付してある。しかし
て本考案の特徴とする点は巻真受5とリード板3
の環状端部3aとの係合部分にあり、図中符号5
bはボス5aの外周に穿設した同心円状の溝、3
bはリード板3の環状端部3bの内周縁から下方
に折り曲げ形成した立下り部を示している。
上述した実施例において、組立工程を説明する
と、リード板3はその環状端部3aを受足10に
挿通して巻真受5の上面に乗せ、左右に若干移動
させれば環状端部3aの内周縁から下方に大きく
延びる立下り部3bが環状溝5bによつて浮きた
たせられたボス5aの外周縁と直ちに接触して位
置決めされ、そのまま環状溝5b内に係止され
る。
と、リード板3はその環状端部3aを受足10に
挿通して巻真受5の上面に乗せ、左右に若干移動
させれば環状端部3aの内周縁から下方に大きく
延びる立下り部3bが環状溝5bによつて浮きた
たせられたボス5aの外周縁と直ちに接触して位
置決めされ、そのまま環状溝5b内に係止され
る。
第3図に示した本考案の第2の実施例では、巻
真受5上の環状溝5bをリード板3の環状端部3
aの外周部分に穿設し、同時にリード板3の立下
り部3bも環状端部3a外周に折曲して形成した
もので、この実施例によれば立下り部3b及び環
状溝5bの径を可及的大きくすることができて、
組立時の係合位置決めが容易となる。
真受5上の環状溝5bをリード板3の環状端部3
aの外周部分に穿設し、同時にリード板3の立下
り部3bも環状端部3a外周に折曲して形成した
もので、この実施例によれば立下り部3b及び環
状溝5bの径を可及的大きくすることができて、
組立時の係合位置決めが容易となる。
尚、環状端部3aに設ける立下り部3bは必ず
しも連続したものである必要はなく、例えばこの
立下り部3bをリード板3と対向する位置に一つ
と、その両側に2個設けるようにしても良い。
しも連続したものである必要はなく、例えばこの
立下り部3bをリード板3と対向する位置に一つ
と、その両側に2個設けるようにしても良い。
以上述べたように本考案によれば、巻真受上に
穿設する環状溝を巻真受の厚み分だけ十分深くす
ることができ、リード板の環状端部に折り曲げ形
成する立下り部もこれに応じて十分長くすること
ができるから、リード板を巻真受けの所定の位置
に容易かつ確実に位置決め係止することができる
と同時に、受足との接触によつて生じるリード板
の短絡を未然に防ぐことができる。
穿設する環状溝を巻真受の厚み分だけ十分深くす
ることができ、リード板の環状端部に折り曲げ形
成する立下り部もこれに応じて十分長くすること
ができるから、リード板を巻真受けの所定の位置
に容易かつ確実に位置決め係止することができる
と同時に、受足との接触によつて生じるリード板
の短絡を未然に防ぐことができる。
第1図は従来例を示す一部断面図、第2図は本
考案の一実施例を示す斜視図、第3図は本考案の
別の実施例を示す一部断面図である。 3……リード板、3a……環状端部、3b……
立下り部、4……地板、5……巻真受、5a……
ボス、5b……環状溝、6……回路基板、6a…
…マイナスパターン、7……回路受、9……受ネ
ジ、10……受足。
考案の一実施例を示す斜視図、第3図は本考案の
別の実施例を示す一部断面図である。 3……リード板、3a……環状端部、3b……
立下り部、4……地板、5……巻真受、5a……
ボス、5b……環状溝、6……回路基板、6a…
…マイナスパターン、7……回路受、9……受ネ
ジ、10……受足。
Claims (1)
- 地板に植設した受足を基準に巻真受、回路ブロ
ツクとともに電池リード板の環状端を固定する形
式の電池時計において、上記巻真受面に受足を中
心とする環状溝を穿設するとともに上記リード板
の環状端縁に形成した立下り部を上記環状溝に嵌
合係上したことを特徴とする電池時計におけるリ
ード板固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980003242U JPS6225739Y2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980003242U JPS6225739Y2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56105883U JPS56105883U (ja) | 1981-08-18 |
JPS6225739Y2 true JPS6225739Y2 (ja) | 1987-07-01 |
Family
ID=29600020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980003242U Expired JPS6225739Y2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6225739Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047907U (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-24 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716152Y2 (ja) * | 1974-05-08 | 1982-04-05 | ||
JPS5821074Y2 (ja) * | 1975-12-05 | 1983-05-04 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | デンシウデドケイノ デンチリ−ドバンノコウゾウ |
-
1980
- 1980-01-14 JP JP1980003242U patent/JPS6225739Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047907U (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56105883U (ja) | 1981-08-18 |
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