JPH02121306A - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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Publication number
JPH02121306A
JPH02121306A JP3212889A JP3212889A JPH02121306A JP H02121306 A JPH02121306 A JP H02121306A JP 3212889 A JP3212889 A JP 3212889A JP 3212889 A JP3212889 A JP 3212889A JP H02121306 A JPH02121306 A JP H02121306A
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JP
Japan
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coil
core
base
magnetic core
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP3212889A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kobayashi
宏彰 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH02121306A publication Critical patent/JPH02121306A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中央磁心部の周囲を側壁部により囲繞して成
るいわゆるつぼ形コアにコイルを嵌挿し、該コアの開口
部に基台を接合して構成されるコイル装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明はつぼ形コアにコイルを嵌挿し、該コアの開口部
に基台を接合して成るコイル装置において、上記基台中
央に予めコイルが嵌挿されて固定位置決めされる突起部
を設け、コアと基台との接合時、該突起部がコアの中央
磁心部により打抜かれて構成することにより、コイルの
基台への取付け、及びコアの基台への接合を容易にかつ
正確にできるようにして、組立て作業効率の向上を図る
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来のっぽ形コアを用いたコイル装置においては、例え
ば実開昭57−150919号公報に開示されるように
、つぼ形コアの下面、即ち中央磁心部及び周壁部の端面
を同一平面に形成し、このコアをコイル嵌挿した状態で
基台に平面状に当接固定して構成していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のコイル装置においては、コアと基台を単
に平面状に当接させるため、ずれ易く位置決めが困難で
、この接合固定に手数を要する等の不都合がある。
これを解消するために、コアと基台を保合状態で接合す
る組合せ方法が考えられる。即ち、第8図に示すように
、つぼ形コア(31)の中央磁心部(32)を周壁部(
33)の高さよりも高く延長し、これに対して基台(3
4)には中央磁心部(32)の延長端部に対応する凹面
(35)を設けてこの凹面(35)に中央磁心部(32
)の延長端部を挿入係合するか、あるいは第9図に示す
ように、中央磁心部(32)を周壁部(33)の高さよ
りも高く延長したままで、周壁部(33)を部分的に中
央磁心部(32)と同一の高さに形成しく同図において
四隅に設置した突部(36) )、これに対して基台(
34)の周縁部には段面部(37)を形成して、この段
面部(37)にコア(31)の突部(36)を係合する
ことにより、コア(31)と基台(34)とが位置決め
された状態で係合されることになる。
しかし、第8図に示すコイル装置の場合、コア(31)
において中央磁心部(32)の端面と周壁部(33)の
端面とに高低差があるため、コア(31)の上下面の平
行度を出す場合及び上面の反りを補正する場合の研磨に
おいて基準面が不安定となり、コア(31)と基台(3
4)とのおさまりが悪いという不都合がある。
次に、第9図に示すコイル装置は、周壁部(33)に設
けた突部(36)により第8図で示す装置の上記不都合
点を解消したものである。
第8図及び第9図ともコイル(3日)を基台(34)に
設けた凹面部(39)内に載置したのち、コア(3I)
を基台(34)に接合するようにしている。凹面部(3
9)は製造上幾分コイル(38)の外径よりも広く形成
されている。コア(31)を基台(34)に接合する際
、コア(31)の中央磁心部(32)をコイル(38)
の中心孔(38a)に挿入するが、このときコイル(3
8)の中心は必ずしも基台(34)の凹面部(39)上
の中心にあるとは限らない(凹面部(39)はコイル(
38)の外径よりも幾分広めに形成されており、載置時
、その中心がずれている可能性がある。)ため、たとえ
コア(3I)の外周部を基台(34)の外周部とを一敗
させても中央磁心部(32)がコイル(38)の中心孔
(38a)に挿入されない場合がある。この場合、中央
磁心部(32)の先端面をコイル(38)上を幾分か円
周上にすべらせてその中心孔(38a)をさくり当てた
のち挿入しなければならないため、非常にめんどうであ
り、組立て作業効率上好ましくない。また、コイル(3
8)の中心と中央磁心部(32)の中心とがずれ易いた
めコイル特性を著しく低下させてしまうという不都合も
ある。
本発明は、このような点に鑑み成されたもので、その目
的とするところはコイルの基台への取付は時、コイルを
容易に位置決めかつ固定することが可能で、コアの基台
への接合時、コイルの設置精度を低下させることなく容
易に接合可能にすると共に、組立て作業効率も向上させ
ることができるコイル装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のコイル装置は、基台(力中央に予めコイル(1
)が嵌挿される突起部(16)を設けて、コア(2)と
基台(7)との接合前にコイル(1)を基台(7)に位
置決めかつ固定した後、コア(2)と基台(力との接合
時、コア(2)の中央磁心部(3)により上記突起部(
16)を打抜くようにして接合させるようにする。
〔作用〕
上述の本発明の構成によれば、コア(2)の基台(7)
への接合時、コイル(1)は突起部(16)により基台
(7)に位置決めかつ固定されているため、コア(2)
及び基台(7)での位置合わせ、例えばコア(2)の外
周と基台(7)の外周とを合わせれば必ず中央磁心部(
3)とコイル(1)の中心孔(IC)とが合致する。そ
の結果、中央磁心部(3)の端面でコイル(1)の中心
孔(IC)をさがすという作業が省略でき、組立て作業
効率が大幅に向上する。また、コイル(1)の中心と中
央磁心部(3)の中心との設置精度が非常に高いため、
コイル特性の劣化を引き起すことがない。
[実施例〕 以下、第1図〜第7図を参照しながら本発明によるコイ
ル装置の実施例を説明する。
第1図は、本実施例に係るコイル装置の構成を示す分解
斜視図である。
この図において、(1)はコイルを示し、本例のものは
銅等の金属箔を接着剤と共に巻込んで形成したラミネー
トコイルで、内周と外周のそれぞれの一部分の金属箔を
表出させて内周の端子電極面(1a)と外周の端子電極
面(1b)を形成した2端子コイルである。
(2)はコアで、中央にコイル(1)の内径とほぼ同径
の中央磁心部(3)が突出形成され、その磁心部(3)
の周囲には後述する基台(7)のコイル載置面(10)
の外径とほぼ同径で深さが磁心部(3)の高さと同じと
された凹面部(4)が形成されて、その周囲が連続する
側壁部(5)となるつぼ形となっている。そしてこの側
壁部(5)のうち、相対する二つの壁(5a) 、 (
5b)の下面中央に、後述する基台(7)の電極取付部
(lla)及び(llb)の高さよりも深く形成された
凹部(6a)及び(6b)を有する。このコア(2)は
磁性材を焼成して形成しである。
そして、本例のコア(2)においては、中央磁心部(3
)の側面、即ちコイル(1)の内周の端子電極面(1a
)と対向する部面に切欠状、即ち円形状の一部を直線状
に切欠して形成した切欠部(3a)を設けてあり、コイ
ル(1)を嵌挿した状態でその内周端子電極面(la)
との間に所要の間隙aが形成されるように成されている
(第6図り参照)。また、このコア(2)は外形がほぼ
四角形状に形成されて中央磁心部(3)の切欠部(3a
)に対応する面の一角部を切落状の傾斜面(2a)に形
成しである。
(7)はコア(2)に接合される基台で、本例の基台(
7)は、磁性材粉を混入した高分子材によって形成され
るもので、周囲に上記コア(2)の側壁部(5)が嵌合
可能とされる段部(8)を有し、この段部(8)外周の
下段面はコア載置面(9)とされ、段部(8)の上面は
ドーナツ板状のコイル載置面(10)とされている。こ
のコイル載置面(10)の直径方向、即ちコイル(1)
の内周の端子電極面(1a)と外周の端子電極面(lb
)とにそれぞれ対応する面には、それぞれ二つの電極取
付部(lla)及び(llb)がコイル載置面(10)
の内周から基台(7)の外側に亘って設けられ、この二
つの電極取付部(lla)及び(llb)には導電金属
片から成る電極(12a)及び(12b)が取付けられ
ている。
この電極(12a)及び(12h)の形状は、第2図及
び第5図に示すように、コイル(1〕の内周の端子電極
面(1a)に対応する電極(12a)においては、基台
(7)の下面を通り、基台(7)の外側に設けた溝(1
3a)に係合する係止片(14a)の一端から連続して
立上がり、更に基台(7)の中心側に向かって屈曲した
形状を有し、その屈曲面(15a)はコイル載置面(1
0)の上面に表出するようになされている。一方、コイ
ル(1)の外周の端子電極面(1b)に対応する電極(
12b)においては、基台(7)の下面を通り、基台(
7)の外側に設けた溝(13b)に係合する係止片(1
4b)の一端から連続して立上がり、更に基台(7)の
外側に向かって屈曲した形状を有し、その屈曲面(15
b)はコイル載置面(10)の上記屈曲面(15a)と
反対の上面に表出するようになされている。
また、コイル載置面(10)の中央には突起部(16)
が設けられている。この突起部(16)は、第4図に示
すように上下二つの円すい台を互いの底面において接合
し、更に第2図に示すように上側の円すい台の電極(1
2a)側面を直線状に切欠いたような形状になっている
。上側の円すい台の高さf、はコイル(1)の高さ2z
と同じとされている。そしてその接合面においてコイル
載置面(10)の内周と接合されており、その結合部(
17)には数個のスリット(18)が形成されている。
尚、基台(7)裏面の突起部(16)の存する位置には
凹部(19)が形成されている。
また、基台(7)は電極(12a)が表出する外側面の
一角部、即ちコア(2)を基台(7)に載置したとき、
コア(2)の傾斜面(2a)と対応する一角部が切落状
の傾斜面(7a)に形成されている。
次に、上述のコア(2)、コイル(1)及び基台(7)
の組立て方を第6図に基づいて説明する。
まず、同図A及びBに示すように基台(7)のコイル載
置面(10)上にコイル(1)を載置する。このとき、
コイル(1)の中心孔(IC)が基台(7)の突起部(
16)に嵌挿されるようにする。この場合、突起部(1
6)はコイル(1)の固定位置決定のガイドとして機能
する。
即ち、コイル(1)を載置した時点でコイル(1)の中
心は、コイル載置面(10)の中心に位置決めされる。
そして、コイル(1)の内周、外周の端子電極面(1a
)及び(lb)をそれぞれ電極(12a)及び(12b
)に対応させてクリーム半田S等でそれぞれ接着し、電
気的に接続する。
その後、コア(2)を基台(7)にかぶせる。このとき
、コア(1)の外側面と基台(7)の外側面、特に傾斜
面(2a)と傾斜面(7a)とが一致するようにしてコ
ア(2)を基台(7)にかぶせるようにする。コイル(
1)は突起部(16)によりその中心がコイル載置面(
10)の中心上合致するように位置決めされているため
それぞれの外側面を合わせながらかぶせるだけで同図C
に示すようにコア(2)の中央磁心部(3)はコイル(
1)の中心孔位置と合致すると共に中央磁心部(3)の
下端面と突起部(16)の上端面とが当接する。次に同
図りに示すようにコア(2)を基台(7)側に押圧する
ようにしてかぶせていくと、突起部(16)はコイル載
置面(10)との結合部(17)において凹部(19)
側に破断し、基台(7)下方へ除去される。結合部(1
7)にスリット(18)を設けであるので突起部(16
)とコイル載置面(10)の内周との結合強度は弱くな
っており、簡単に突起部(16)を破断させることがで
きる。
突起部(16)が破断すると、中央磁心部(3)は突起
部(16)の破断によって形成された穴(21)内に嵌
挿入すると共に、コア(2)の側壁部(5)は基台(7
)のコア載置面(10)と接合する。
また、中央磁心部(3)の切欠部(3a)を電極(12
a)の位置に対応させることによりコイル(1)内周の
端子電極面(1a)と電極(12a)との半田Sによる
接続部が間際a内に存するようになるため該接続部が支
障となることなく、コア(2)と基台(7)とがコイル
(1)を内蔵した状態で確実に合体できる。この中央磁
心部(3)の切欠部(3a)と電極(12a)との対応
は、上述したように、コア(2)を基台(7)にかぶせ
る時、コア(2)の傾斜面(2a)と基台(7)の1頃
斜面(7a)とを合致させるようにすればよい。
このようにしてコイル(1)に対してコア(2)と基台
(7)とにより閉磁路が形成され、チョークコイルが構
成される。
上述の如く本例によれば基台(7)にコイル(1)の固
定位置決定用の突起部(16)を設けるようにし、合体
時、コア(2)の中央磁心部(3)により押圧除去され
るように構成したので、コイル(1)を基台(7)に載
置した際、上記突起部(16)により、コイル(1)の
位置決めが同時に行なわれるため、コア(2)を基台(
7)にかぶせる際、コイル(1)の中心孔(IC)を中
央磁心部(3)でさぐりながらかぶせる必要がなく、容
易に合体させることができ、組立て作業効率が向上する
と共に、コイル(1)が中心位置よりずれるということ
がないため、コイル特性の劣化を招来することがない。
〔発明の効果〕
本発明に係るコイル装置は、基台中央に予めコイルが嵌
挿されて固定位置決めされる突起部を設け、コアと基台
との接合時、該突起部がコアの中央磁心部により打抜か
れるようにしたので、コイルの基台への取付は及びコア
の基台への接合が容易にかつ正確にでき、組立て作業効
率の向上が図れると共に、コイル特性の劣化をも阻止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るコイル装置を示す分解斜視図、
第2図は基台を示す平面図、第3図は第2図のA−A線
上の断面図、第4図は第2図のB−B線上の断面図、第
5図は電極の形状を示す斜視図、第6図は本実施例にお
ける組立てを第2図のA−A線上にて示す作用断面図、
第7図は本実施例の組立て後を第2図B−B線上で示す
断面図、第8図は従来例を示す分解斜視図、第9図は他
の従来例を示す分解斜視図である。 (1)はコイル、(la) 、 (lb)は端子電極面
、(2)はコア、(3)は中央磁心部、(4)は凹面部
、(5)は側壁部、(7)は基台、(8)は段部、(9
)はコア載置面、(10)はコイル載置面、(12a)
 、 (12b)は電極、(16)は突起部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  中央磁心部の周囲を側壁部により囲繞して成るコアに
    コイルを嵌挿し、該コアの開口部に基台を接合して構成
    されるコイル装置において、  上記基台中央に予めコイルが嵌挿されて固定位置決め
    される突起部を設け、コアと基台との接合時、該突起部
    がコアの中央磁心部により打抜かれて成ることを特徴と
    するコイル装置。
JP3212889A 1989-02-10 1989-02-10 コイル装置 Pending JPH02121306A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014513436A (ja) * 2011-05-05 2014-05-29 ホガナス アクチボラグ (パブル) 誘導鉄心、圧縮装置、及び製造方法
JP2016506626A (ja) * 2012-12-19 2016-03-03 ホガナス アクチボラグ (パブル) 誘導鉄心
CN108074705A (zh) * 2016-11-18 2018-05-25 三星电机株式会社 绕线型电感器

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