JP2561413B2 - 半導体装置 - Google Patents
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- JP2561413B2 JP2561413B2 JP5033419A JP3341993A JP2561413B2 JP 2561413 B2 JP2561413 B2 JP 2561413B2 JP 5033419 A JP5033419 A JP 5033419A JP 3341993 A JP3341993 A JP 3341993A JP 2561413 B2 JP2561413 B2 JP 2561413B2
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- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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- H10D12/212—Gated diodes having PN junction gates, e.g. field controlled diodes
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Description
リ・オフ型の縦型パワー素子に関する。
雑誌IEEEエレクトロン・デバイス・レターズに掲載
されたトレンチ・j−MOSトランジスタ(“Character
isticsof Trench j-MOS Power Transistors" BERNARD
A. MacIVER. STEPHEN J. VALERI,KAILASH C. JAIN, JAM
ES C. ERSKINE, REBECCA ROSSEN, IEEE ELECTRON DEVIC
ELETTERS, VOL.10, NO.8, p.380-382, AUGUST 1989)を
紹介する。図27〜図29は、上記文献に記載されてい
た素子構造を示す図であり、図27は素子の表面構造
図、図28および図29は、それぞれ図27中の線分A
−A′ないし線分B−B′で切り出し、それぞれの矢印
の方向に見た断面図である。
ンである。図中、番号81は基板であるn+型ドレイン
領域、82はn型のチャネル領域、83はn+型ソース
領域である。84は絶縁膜、85は導電性多結晶シリコ
ンからなるゲート電極、86は層間絶縁膜である。以
下、84、85、86を併せて「絶縁ゲート」87と呼
ぶことにする。絶縁ゲート87は基板の表面から側壁を
垂直に掘り込まれた溝の内部に形成されており、底部は
ドレイン領域81に達している。88はp型領域で、チ
ャネル領域中に形成され、絶縁ゲート87の近くに設け
られている。93はソース電極である金属で、ソース領
域83とオーミックコンタクトしている。95はゲート
電極85にオーミックコンタクトする電極金属で、以下
「MOSゲート」と呼ぶ。98はp型領域88とオーミ
ックコンタクトする電極金属で、以下「接合ゲート」と
呼ぶことにする。91はドレイン電極であり、ドレイン
領域81とオーミックコンタクトする金属である。ドレ
イン電極91は上記の文献には明示されていなかった
が、理解を容易にするために付加した。上記の文献に示
された素子では、チャネル領域82の比抵抗は0.98
Ω−cmで、これは不純物濃度にして約5×1015cm
3に相当する。図29中に示すチャネル長Lは6μm、
チャネル厚みaは3μm、絶縁ゲート自身の厚みbは2
μmである。
ン電極91には正の電位が印加され、ソース電極93は
接地(0V)される。この素子はMOSゲートと接合ゲ
ートという2つの制御電極をもつ四端子素子である。ま
た、両者を接続して三端子素子として使用することもで
きる。三端子素子として駆動した場合の電流・電圧特性
を上記の文献から引用して図30に示す。図30には両
ゲート電位を−16〜0Vまで、2V刻みで印加した時
の特性曲線を示している。素子はノーマリ・オン型であ
り、ゲートの負電位が強いほど主電流は抑制される。ま
た、四端子素子としての電流・電圧特性を、同じく前記
文献から引用して図31に示す。これはMOSゲートの
電位を固定し、接合ゲートの電位を変化させた場合の図
である。同図にはMOSゲートに+16Vを印加した場
合と、−16Vを印加した場合を同時に示している。M
OSゲートに正電位を印加した場合、非常に低いオン抵
抗を示す。これは、図29の絶縁ゲート膜界面に誘起さ
れた蓄積層が、n+型ドレイン領域81とn+型ソース領
域83をつなぐ導電路となるからである。この時、接合
ゲートの電位は、電流・電圧特性に顕著な影響は及ぼさ
ない。MOSゲートに負電位を印加した場合、電流・電
圧特性は接合ゲートに与える電位によって変化する。図
31には接合ゲートに−3.5〜0Vまで、0.5V刻み
で印加した時の特性曲線を示している。この状態におけ
る動作機構を簡単に説明する。まず接合ゲートが0Vで
ある場合、特性曲線の線形領域、すなわちドレイン電位
が低い領域においては、MOSゲートに負電位を印加し
た時点で絶縁ゲート87近傍のチャネル領域82には空
乏層が形成され、そこで発生した正孔によってゲート絶
縁膜界面には反転層が形成される。反転層の存在はゲー
ト電極からの電界を遮蔽する。そのために空乏層の広が
り具合はJFETの場合と異なり、一定の範囲にとどま
る。その値は、前述の文献におけるデータから換算する
と片側約0.4μmで、チャネル領域には差し引き2μ
m程度の中性領域が残る。主電流はチャネル内に残った
中性領域を流れる。そしてドレイン電位が高くなるとチ
ャネル領域は通常の長チャネルJFETと同様ピンチオ
フ状態となり、電流値は飽和する。次に接合ゲートに負
電位、すなわち逆バイアスを印加してゆくと、p型領域
88からの空乏層が、p型領域88に近接する絶縁ゲー
トに到達する。すると絶縁膜界面の反転層の正孔の一部
がp型領域88へと流れ、絶縁膜界面の電位は接合ゲー
トの電位に影響されるようになる。これによってチャネ
ル領域の空乏領域は広がり、チャネル領域内の導電路は
狭まって主電流が減少する。上記の文献によれば、この
素子構造の主な利点は、四端子素子として使用したと
き、(1)オン抵抗が低い、(2)接合ゲートによる相
互コンダクタンスが高い、(3)ブロッキング・ゲイン
が高い、(4)スイッチング速度が速い、(5)三端子
素子としても動作する、などである。
ある。まず、この素子構造は高耐圧化に適していない。
先にも述べたように、この素子構造のオン抵抗が低い理
由は、絶縁ゲートがn+型のソース領域とn+型の基板の
両方に接しており、両者をゲート絶縁膜に沿って形成さ
れる蓄積層で連絡するためである。文献における素子の
設計耐圧は60Vであったが、この構造をより耐圧の高
い素子に拡張しようとすると、絶縁ゲートがn+ドレイ
ン領域に接しているこの構造は不可能になる。次に、こ
の素子は本質的に四端子素子であり、必然的に駆動方法
が煩雑になることを免れない。もちろん上述したごと
く、接合ゲートとMOSゲートをつなぎ合わせて三端子
素子として使うこともできるが、図30、図31を比較
して見ればわかるように三端子モードでは、利点である
低いオン抵抗を得られない。さらに、この素子はノーマ
リ・オン特性であり、制御信号を与えないときに主電流
が流れてしまう。よって、この素子を使う装置は別途電
流遮断装置を設けるなど、安全性を確保するために注意
を払わなければならない。
(特開昭57−172765号「静電誘導サイリス
タ」)に開示されたものを紹介する。図32に前記公開
公報を参照して素子の断面図を示す。図32にはこの構
造がU字型絶縁ゲートを応用した素子であることを理解
しやすくするために、前記公開公報に記載されていた構
造の3単位分を図示している。まず構造を説明する。図
中、番号61はp+型アノード領域、62はn-型ベース
領域、63はn+型カソード領域、68はp+型のゲート
領域である。64は絶縁膜であり、前記n-型ベース領
域62、n+型カソード領域63、p+型ゲート領域68
に接している。71はアノード電極、73はカソード電
極で、それぞれp+型アノード領域61、n+型カソード
領域63とオーミックコンタクトしている。65はゲー
ト電極で、p+型ゲート領域68とオーミックコンタク
トしていると共に絶縁膜64とも接している。すなわ
ち、この素子構造は「表面から掘り込まれた溝の中に絶
縁ゲートが形成され、さらにその溝の底部においてゲー
ト電極65がp+型ゲート領域68とつながってい
る」、という構造をなしている。またn-型ベース領域
62のうち、隣合う絶縁ゲートに挾まれた領域を「チャ
ネル領域」と呼ぶことにする。
接地(0Vに)され、アノード電極71には正の電位が
印加される。素子のオフ状態は、ゲート電極65に負電
位を印加し、カソード領域前面のチャネル領域に空乏層
を形成することによって保たれる。すなわち、この素子
も第1の従来例と同様、ノーマリ・オン特性の素子であ
る。素子をオン状態に転ずるには、ゲート電極65に正
の電位を印加する。すると、ベース領域中の空乏層は消
失して電流路が開くとともに、絶縁ゲートの界面には電
子による蓄積層が瞬時に形成され、カソード領域前面の
ポテンシャルを下げ、素子のターン・オンを促進する。
この効果を得るためには、絶縁ゲートと主電流経路との
距離はキャリアの拡散長以内であることが望ましい。ま
た、この蓄積層は導電率が高いので、ゲート電流が素早
く流れるという利点もあり、ターン・オン時間は、この
機構を持たない静電誘導サイリスタより速くなる。ひと
たび、ターン・オンすれば、ゲート電位を解除してもオ
ン状態は持続する。また、ターン・オフはゲート電極に
負電位を印加し、ベース領域62内の少数キャリアを吸
い出し、再びベース領域内に空乏層を形成することで達
成する。
スタに接合ゲートと連動した絶縁ゲートを付加したこと
により、(1)ターン・オン時には絶縁ゲート界面に蓄
積層が形成されることでターン・オン時間が短くなる、
(2)ターン・オフ時には絶縁膜近傍に空乏層が形成さ
れて電流をピンチオフしやすくなるのでターン・オフ時
間も短くなる、などである。
困難な点がある。まず、第1にノーマリ・オン型デバイ
スであること。第2に、基本的にサイリスタなので制御
電極に積極的に遮断信号を与えなければ、素子をオフで
きない。さらに第3に図32の構造では溝の中にゲート
絶縁膜を形成し、さらにその底部にp+型ゲート領域と
のコンタクト穴を形成しなければならない。素子に充分
なブロッキング・ゲインを持たせるためには、絶縁ゲー
トを形成する溝の深さは数μm必要であるが、溝の幅を
図32に示すよりも遥かに広く取ったとしても、このよ
うな凹凸の底部にコンタクト穴を形成することは難し
い。特に電流容量を増やすために、パターンを微細化し
ようとすると、平凡なフォト・エッチング技術では困難
になってくる。
Tを紹介する。これは、例えばIEEEトランザクショ
ン・オン・エレクトロン・デバイセズ(“500-V n-Chan
nelInsulated-Gate Bipolar Transistor with a Trench
Gate Strucuture", H. R.CHANG, B. JAYANT. BALIGA,
IEEE TRANSACTION ON ELECTRON DEVICES. VOL.36,NO.9,
SEPTEMBER 1989)に記載されている。図33は上記従
来例の断面構造図である。まず構造を説明する。図中、
40はp+型コレクタ領域、41はn型ドリフト領域、
42はp型ベース領域、43はn+型エミッタ領域、4
8はp+型のコンタクト領域である。また、44は絶縁
膜、45は導電性多結晶半導体からなるゲート電極、4
6は層間絶縁膜である。以下、これら44、45、46
を併せて「絶縁ゲート」47と呼ぶことにする。絶縁ゲ
ート47は基板の表面から側壁を垂直に掘り込まれた溝
の内部に形成されており、底部はn型ドリフト領域41
に達している。50はコレクタ電極となる金属膜で、p
+コレクタ領域40とオーミックコンタクトしている。
53はエミッタ電極となる金属膜で、n+型エミッタ領
域43ならびにp+型コンタクト領域48とオーミック
コンタクトしている。なお図33中で、絶縁ゲート近傍
に破線で示した領域chはチャネルである。
接地(0Vに)され、コレクタ電極50には正の電位が
印加される。この素子構造はノーマリ・オフ構造で、ゲ
ート電極が0Vの状態ではチャネルが閉じていて主電流
は流れない。素子をオン状態に転ずるには、ゲート電極
に然るべき正の電位を印加して、絶縁ゲート界面に伝導
電子による反転層を形成してチャネルchを開き、n+
型エミッタ領域43からnドリフト領域41へ電子を流
す。すると、p+型コレクタ領域40からもn型ドリフ
ト領域41へ正孔が注入される。そして、耐圧を保持す
るために不純物濃度を低くつくられていたn型ドリフト
領域41は伝導度変調され、低い抵抗で主電流が流れる
ようになる。ドリフト領域42に注入された正孔はドリ
フト領域内で対消滅するか、もしくはp型ベース領域か
らp+型コンタクト領域を通ってエミッタ電極へと流れ
る。素子をオフ状態に転ずるにはゲート電位を0Vにす
ればよい。するとチャネルchが閉じ、電子電流の供給
が止まるのでp+型コレクタ領域からの正孔の注入も止
み、電流は流れなくなる。この素子の利点は、(1)ノ
ーマリ・オフ特性をもち、前述の二つの従来例よりは取
扱い上の安全性を確保できる、(2)基本的な駆動に負
電源を必要としない、(3)電圧制御型デバイスであ
り、入力インピーダンスが高い、(4)電流容量を増や
すためのパターンの微細化を阻む構造的要因がない、な
どである。
ある。まず、図33を見ると、この構造は、p+型コレ
クタ構造40、n-型ドリフト領域41、p型ベース領
域42、n+型エミッタ領域43により、pnpnサイ
リスタを寄生素子として持つ。すなわち通常はゲート電
位の変化に連動して主電流量が変化するが、急激なコレ
クタ電位の変化や正孔の過剰供給が発生すると、この寄
生サイリスタが作動して、ゲート電極は制御能力を失う
可能性がある。また、この素子構造は主電流経路に順バ
イアスのpn接合を有するので、コレクタ電位が0.7
V以下では電流が流れない。すなわち、低オン抵抗化に
原理的な限界を持っている。このことは、前記図32に
示した第2の従来例の構造においても同様である。
従来例では、極めて低いオン抵抗が得られるが、チップ
を大容量化・高耐圧化できないという欠点を持ってい
る。また、第2の従来例では、高耐圧化には問題ない
が、大容量化するための微細化に適さない構造である、
という問題がある。また、第3の従来例では、電圧制御
型であり、ノーマリ・オフ特性を持つという利点を有す
るが、寄生素子の存在によって電流制御能力を失うおそ
れがある、という問題を有している。さらに第2、第3
の従来例では、素子の構造上、低オン抵抗化に限界があ
る、という問題もある。
を解決し、ノーマリ・オフ型で、制御性に優れ、オン抵
抗の低いトランジスタを実現することを目的としてい
る。
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するような
構成をとる。すなわち、請求項1に記載の発明において
は、基板であるコレクタ領域(例えばn型)の表面に同
じ導電型のエミッタ領域を設け、さらに例えばU字型を
した固定絶縁電極を、同じ導電型のエミッタ領域を挾み
込むように配置する。この固定絶縁電極間がチャネル領
域となる。この固定絶縁電極はエミッタ電極と同電位に
保たれていて、かつ隣接するコレクタ領域ならびにチャ
ネル領域に空乏層を形成するような仕事関数の材料、例
えばp型多結晶半導体からなるものである。さらに、コ
レクタ領域と固定絶縁電極の絶縁膜とに接し、エミッタ
領域には接しない反対導電型のインジェクタ領域を設け
た。すなわち、デバイスの遮断時は、固定絶縁電極のつ
くる空乏層によってチャネル領域内に多数キャリア(こ
こでは伝導電子)に対するポテンシャル障壁が形成さ
れ、エミッタ領域とコレクタ領域とは電気的に遮断され
る。また導通時には、外部からインジェクタ領域に適当
な所定の電圧を印加し、インジェクタ領域が接している
固定絶縁電極の絶縁膜界面に少数キャリア(ここでは正
孔)を導入して反転層を形成させることで、固定絶縁電
極のp型多結晶半導体からn型のチャネル領域への電界
を遮蔽して空乏層を後退させることで、多数キャリアに
対するポテンシャル障壁を取り払ってチャネルを開く。
さらにはインジェクタ領域からコレクタ領域へ正孔を注
入することで、コレクタ領域の伝導度を向上させるもの
である。なお、上記のコレクタ領域は、例えば後記図2
におけるコレクタ領域2に相当し、同じくエミッタ領域
はエミッタ領域3に、固定絶縁電極は固定絶縁電極6に
相当する。また、上記インジェクタ領域は、例えば後記
図4におけるp型領域8に相当する。
上記請求項1に記載の発明において、チャネル長をチャ
ネル厚みの2倍以上に設定したものである。なお、チャ
ネル長とは、チャネル領域において固定絶縁電極の絶縁
膜に沿ってエミッタ領域から固定絶縁電極の底部までの
距離であり、チャネル厚みとは、チャネル領域において
対面する絶縁膜間の距離である。この装置は、遮断時に
おいて、コレクタからの電界効果がチャネル領域内に影
響し、多数キャリアに対するポテンシャル障壁を低める
ことによって主電流がリークする、という事態を生じな
いようにしたものである。
上記請求項1または請求項2に記載の発明において、固
定絶縁電極に挾まれたコレクタ領域とエミッタ領域の間
に反対導電型(例えばp型)のベース領域を設けたもの
である。この装置は、電子に対するポテンシャルバリア
である上記ベース領域のポテンシャルを、請求項1の場
合のような空乏層ではなくp型領域と絶縁膜界面によっ
て操作するものである。この場合、ベース領域とインジ
ェクタ領域とはつながっていてもいなくてもよい。ま
た、固定絶縁電極の先端はコレクタ領域に接していて
も、ベース領域の内部にあっても構わない。なお、上記
ベース領域は、例えば、後記図10のp型ベース領域9
に相当する。また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、ベース領域がインジェクタ領域
とつながっているものである。また、請求項5に記載の
発明は、請求項3または請求項4に記載の発明におい
て、ベース領域が固定絶縁電極を覆った形状をしたもの
であり、例えば、後記図11の実施例に相当する。ま
た、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の
いずれかに記載の発明において、インジェクタ領域が固
定絶縁電極よりも深い位置まで存在する形状にしたもの
であり、例えば後記図4の実施例に相当する。
周辺のチャネル領域には、固定絶縁電極材料との仕事関
数差によって空乏層が形成され、これによってチャネル
領域は空乏化されてエミッタ領域とコレクタ領域とは電
気的に遮断されている。また、固定絶縁電極はコレクタ
電位が上昇しても、コレクタ電界でチャネルが開かない
ような構造となっている。すなわち素子構造は初めから
遮断状態である。
される少数キャリアは、絶縁膜界面に溜って、そのまま
ではチャネル領域の空乏層を後退させて主電流がリーク
してしまうが、チャネル領域とは反対導電型のインジェ
クタ領域が絶縁膜界面と接し、さらにインジェクタ領域
に任意の電位を与えるための外部電極(以下“注入電
極”と呼ぶ)ともオーミックコンタクトしているので、
注入電極が接地状態の時には、絶縁膜界面の少数キャリ
アは注入電極に流れ出ることで、絶縁膜界面の電位は上
昇せず、素子は遮断状態を保つ。一方、注入電極に正電
位を印加すると、逆に少数キャリアが絶縁膜界面に流れ
込んで界面の電位を上昇させ、空乏層が後退してチャネ
ル中央部に中性領域が現われて電流が流れる。さらに注
入電位が所定値以上になると、インジェクタ領域とチャ
ネル領域によるpn接合が順バイアスされ、少数キャリ
アがチャネル領域ならびにコレクタ領域に注入されて伝
導度変調されるために、主電流は低いオン抵抗で流れる
ことになる。この時、絶縁膜界面は導電路としてチャネ
ル領域全体に少数キャリア電流を運ぶ働きをする。ター
ン・オフするためには、注入電極の電位を接地もしくは
逆電位にする。本発明においては、素子構造が微細であ
り、チャネル領域の電位が直接に注入電極電位と連動す
る機構になっていることから、単体バイポーラトランジ
スタよりも大きなhFEを期待することができる。そして
オン抵抗が低く、少ないベース電流で多くの主電流を制
御することができる。
る。図1〜図4は、本発明の第1の実施例である。図1
は素子の基本構造を説明するための斜視図、図2は図1
の前面と同じ部分を示す断面図、図3は素子の表面図
で、この図3と上記の図1においては表面の電極(金属
膜)を除いた様子を示している。すなわち、図3は図2
中の線分A−A′を含んで紙面に垂直に切った断面を示
す。逆に図2は図3中の線分A−A′を通って紙面に垂
直な平面で切った断面図である。また、図4は図3中の
線分B−B′を通って紙面に垂直な平面で切った断面図
であり、図2の場合と同様に、図4における線分B−
B′で切った断面図が図3に相当する。なお、この実施
例では半導体をシリコンとして説明する。次に、素子の
構造を説明する。まず図1〜図4中において、1は基板
であるn+型基板領域、2はn型コレクタ領域、3はn+
型エミッタ領域である。また、4はMOS型電極であ
り、高濃度のp型多結晶半導体からなり、かつ後述する
エミッタ電極とオーミックコンタクトしていて、電位が
固定されている。また、5はMOS型電極4とコレクタ
領域2とを絶縁する絶縁膜である。この4と5を併せて
「固定絶縁電極」6と呼ぶことにする。この固定絶縁電
極6は、素子表面から側壁が垂直に掘られた溝の中に形
成されている。n型コレクタ領域2のうち、この固定絶
縁電極6に挾まれた領域を「チャネル領域」7と呼ぶこ
とにする。このチャネル領域7は、絶縁膜5を介して隣
接するMOS型電極4が高濃度のp型半導体であるた
め、仕事関数差によって形成された空乏層によって、チ
ャネル領域には伝導電子に対するポテンシャル障壁が形
成されていて、エミッタ領域3とコレクタ領域2とは初
めから電気的に遮断された状態となっている。また、1
1はコレクタ電極であり、n+型基板領域1とオーミッ
クコンタクトしている。13はエミッタ電極であり、エ
ミッタ領域3とMOS型電極4にオーミックコンタクト
している。すなわち、MOS型電極4の電位はエミッタ
電極13の電位に固定されている。また図中、Hをチャ
ネル厚み、Lをチャネル長と呼ぶ。
絶縁電極6はストライプ状をしており、その両端はp型
領域8(インジェクタ領域)に接している。このように
「固定絶縁電極6とp型領域8に囲まれたチャネル領域
7」は、ひとつの単位セルを形成しており、図3にはこ
のセル4単位分が示されている。なお、「チャネルの状
態によって電流を遮断、もしくは電流量を制御しうる」
という条件を満たしていれば、単位セルを構成する固定
絶縁電極6の形状、エミッタ領域3の形状などは任意で
ある。
8とオーミックコンタクトした電極であり、コレクタ領
域2へ少数キャリアを供給する。これを「注入電極」と
呼ぶことにする。なお、図中の破線は固定絶縁電極6の
存在を示す。また、15は層間絶縁膜である。なお、本
願の図面においては、断面図における固定絶縁電極の絶
縁膜の角部および表面図における絶縁膜の角部は角張っ
て描いてあるが、これらは模式図であり、実際には丸み
を帯びていてもよい。すなわち、電界集中を抑制するた
めにこれら角部に丸みを持たせることは、広く一般に採
用されていることである。
ミッタ電極13は接地(0V)、コレクタ電極11には
正の電位を印加する。まず、遮断状態について説明す
る。注入電極18が接地状態の時、素子は遮断状態であ
る。先にも述べたように、MOS型電極4が高濃度のp
型半導体からできていて、かつエミッタ電極電位に固定
されていることから、固定絶縁電極6の周辺には空乏層
が形成され、チャネル領域7は空乏化されてエミッタ領
域3とコレクタ領域2は電気的に遮断されている構造に
なっている。通常、このようなMOSダイオード的な構
造では、空乏層を広げるべく電圧を印加してもコレクタ
領域中の空乏層で発生したキャリアが絶縁膜界面に溜っ
て反転層を形成し、空乏層は広がらずに絶縁膜界面の電
位が上昇する。しかし、この構造ではその絶縁膜5が、
接地されたp型領域8に接しているので、空乏層で発生
したキャリアは絶縁膜5の界面に到達するが、すぐにp
型領域8を通って素子の外に排除される。すなわち、絶
縁膜界面の電位は上昇せずに固定されていて、空乏層は
コレクタ電位にしたがって広がる。このデバイスがノー
マリ・オフ構造を持つためにチャネルの構造が満たさな
ければならない条件が2つある。まず、その1つはチャ
ネル厚みと不純物濃度との関係である。図5は図2中の
チャネル領域の中央付近である線分C−C′に沿ったチ
ャネル領域のポテンシャル分布を計算した図である。図
5の縦軸はフェルミ準位を基準としたエネルギーバンド
の中心のポテンシャルである。以下、「フェルミ準位を
基準としたエネルギーバンドの中心のポテンシャル」を
単に「ポテンシャル」と呼ぶことにする。ここでは、M
OS型電極4のビルドインポテンシャルを0.6eVと
し、絶縁膜は二酸化珪素で、厚さは100nmとして計
算した。また、両端の破線は、絶縁膜中の電位分布を示
す補助線である。また、中央部の一点鎖線はチャネル領
域7の半導体の中性状態におけるポテンシャルの位置で
ある。図5において、注入電極電位Vjが0Vの状態で
は、チャネルの全域はポテンシャルが正であり、チャネ
ル領域には伝導電子は存在しない。この条件を満たすた
めに、チャネル領域の不純物濃度ND、チャネル厚み
H、絶縁膜厚toxは次の式を満たさなければならない。
テンシャルをP、チャネル領域の半導体の絶縁膜との界
面のポテンシャルをQとすると、絶縁膜中の電界強度E
oxは一定であり、下記(数1)式で示される。
空乏化しているので、その電位分布Vchは下記(数2)
式のような2次曲線でほぼ近似することが出来る。
位電荷、εsiはチャネル領域の半導体の誘電率、xはチ
ャネルのC−C′断面の中央、すなわち図5の横軸の中
央から絶縁膜方向に測った距離、Rはポテンシャルの最
低点である。また、チャネル領域と絶縁膜の界面のポテ
ンシャルQは、下記(数3)式で示される。
(数4)式で示される。
ばならないから、下記(数5)式を満足しなければなら
ない。 εoxEox=εsiEsi …(数5) MOS型電極4のビルドインポテンシャルを0.6e
V、チャネル領域のポテンシャルの最小値Rを、制御信
号のノイズなどで簡単にチャネルが開かないように0.
3eVとし、前記の(数1)式〜(数5)式を満足する
ようなチャネル領域の不純物濃度ND、絶縁膜厚tox、
チャネル厚みHの関係を示したものが図6である。な
お、図6では、絶縁膜厚toxが50nmの場合と100
nmの場合の曲線を示してあるが、各線の左下の領域が
このデバイスの満たすべき条件となる。例えば、上記2
つの絶縁膜厚の何れの場合でも、不純物濃度ND=1×
1014/cm3、チャネル厚みH=2μmは適当な条件
である。
つための2つの目の条件として、チャネル厚みHとチャ
ネル長Lが満たさなければならない条件がある。図7
は、チャネル領域のポテンシャル分布を数値計算した結
果である。ベースとなる平面は、図2のチャネル領域の
エミッタ界面側からチャネル中央部を眺めたものであ
り、縦軸はポテンシャルを示している。図7において
は、等ポテンシャル線を示しているが、図の手前にある
エミッタ領域(図示せず)の影響によってチャネル領域
のポテンシャルが引き下げられている様子が判る。ま
た、側面は絶縁膜との界面であり、図の奥の面は図2の
線分C−C′に一致していて、そこにおけるポテンシャ
ル分布はエミッタ領域の影響を受けておらず、図5のV
j=0の曲線と同等のものとなっている。図6の条件を
満足する何点かの設定で同様の数値計算を行なった結
果、チャネル領域のエミッタ端部におけるポテンシャル
低下の影響は、チャネル長方向にほぼチャネル厚みの1
〜1.5倍のところまでに止まることが判った。一方、
チャネル領域のコレクタ領域に面している部分におい
て、コレクタ電界によってチャネルポテンシャルが引き
下げられる影響もほぼこれと同様であるとして、チャネ
ルがノーマリ・オフ特性、すなわちコレクタ電界が上昇
してもその影響でチャネルが開かないための条件は、
(チャネル長L)/(チャネル厚みH)の比が2〜3以
上であることになる。例えば、チャネルの不純物濃度が
1×1014/cm3、すなわち比抵抗が約40Ω−cm
であり、絶縁膜厚が10nm以下である場合、チャネル
厚みHを2μmとすれば、チャネル長は6μmあれば十
分である。
について説明する。前記の図5において、注入電極電位
Vj=0Vの時は、チャネル領域7のC−C′断面全域
のポテンシャルが正であり、チャネル領域は遮断状態で
ある。注入電極電位Vjが上昇して0.3Vまでになる
と、チャネル領域の中央部にポテンシャルが負の領域が
でき、伝導電子が流れ得る状態となる。このように注入
電極の電位を上げるとチャネル領域のポテンシャルが低
下する理由は、注入電極にオーミックコンタクトしたp
型領域8の電位が上昇することで、p型領域8が接して
いる絶縁膜5の界面に少数キャリアが供給され、これが
固定絶縁電極6のMOS型電極4からチャネル領域への
電界を遮蔽するために、チャネル領域の空乏層が後退す
るためである。さらに注入電位が0.5eV以上になる
と、ポテンシャルもこの一点鎖線より低くなって、チャ
ネル領域7内のバンドの形状は平坦になってゆく。これ
はn型コレクタ領域2とp型領域8との間の接合が順バ
イアス状態になり、コレクタ領域全域が高水準注入状態
になるためである。このとき、正孔は直接にp型領域8
から注入されるほか、絶縁膜5の界面からもコレクタ領
域2へ供給される。すなわち、この条件において絶縁膜
界面は伝導度の高い導電路として正孔電流を運ぶ働きを
する。この段階になると、コレクタ電流の制御は注入電
極電位よりは注入電流に注目した方が理解しやすい。す
なわち、コレクタ領域2に注入される正孔電流量によっ
てコレクタ領域2の導電率が制御され、コレクタ電流量
が制御される。
を説明する。ターン・オフするためには、注入電極18
の電位を接地(0Vに)、もしくは負電位にする。する
とコレクタ領域2およびチャネル領域7に大量に存在し
ていた正孔は消滅するか、もしくはp型領域8を通して
素子外に排除され、再びチャネル領域が空乏層で満たさ
れるようになる。この機構は、例えば静電誘導サイリス
タのターンオフ機構と同様である。ところで、図4では
p型領域8の深さは固定絶縁電極6よりも深く描かれて
いる。このような構成であれば、注入電極に負電位を印
加してターン・オフを速く行なうことができる。しか
し、p型領域8の深さが固定絶縁電極6より浅くても、
デバイスとしては機能する。
バイポーラトランジスタの特性に類似して5極管特性と
なる。コレクタ電流は、注入電極からの電流があれば低
いコレクタ電位でも十分な電流が流れる。コレクタ電位
が大きくなると、固定絶縁電極からコレクタ領域へ伸び
た空乏層により、電流はピンチオフされて電流値は飽和
する。また、注入した正孔電流によってコレクタ電流が
決まることから、バイポーラトランジスタと同様のhFE
(直流電流増幅率)を定義することができる。この素子
では、素子構造が微細であり、チャネル領域の電位が直
接注入電極電位と連動する機構になっていることから、
単体バイポーラトランジスタよりも大きなhFEを期待す
ることができる。
した第1の実施例の製造方法の一例を示す斜視図であ
る。まず、図12のように、基板領域1であるn+型基
板の表面にn型コレクタ領域2がエピタキシャル成長に
よって形成されている。さらにその表面にエミッタ領域
3となるn+型領域と、注入領域8となるp+型領域を形
成する。なお、理解をしやすくするために、ここではp
+型領域8の深さは固定絶縁電極6よりも浅くなるよう
に描いている。次に、図13のように、表面にマスク材
100を形成し、固定絶縁電極用の溝を形成するための
パターンを形成する。これを異方性ドライエッチングに
よってエッチングし、図14のような側壁がほぼ垂直な
溝を掘る。溝の深さは、溝同志の間隔の2〜3倍または
それ以上とする。溝の断面形状、すなわち固定絶縁電極
の形状は、図2或いは図14などには側壁をほぼ垂直に
したU字型の形状を例示しているが、先に示したノーマ
リ・オフのためのチャネルの条件を満たしていれば、断
面形状は樽型、くさび型、菱形などをしていてもよい。
また、溝も垂直でなく斜めに堀込まれたものでも構わな
いし、可能であれば固定絶縁電極は完全に基板の中に埋
設されたものでもよい。
を満たしていれば、必ずしもチャネルの厚みが至るとこ
ろ均一でなくてもよいし、溝の幅も均一である必要はな
い。
て絶縁膜5を形成し、MOS型電極4となる高濃度のp
型ポリシリコンを堆積させる。次に、図16のように、
溝の中にのみp型ポリシリコンが残るようにエッチング
する。次に、図17のように、マスク材100を除去
し、層間絶縁膜と電極を形成して図1〜図4の構造を得
る。なお、注入電極電位が遮断状態のときコレクタ電界
によってチャネルが開かないという条件を満たすなら
ば、固定絶縁電極6はエミッタ電極13と同じ金属によ
って形成しても構わない。
す断面図である。これはチャネル厚みHを、より微細に
形成する方法である。なお、図では説明に関係する表面
領域のみ示している。前述した図13の工程のマスク材
100として薄い酸化膜101、窒化珪素膜102、C
VD酸化膜103の三層膜を用い、図18のように、ま
ずCVD酸化膜103と窒化珪素102をパターニング
する。次に、等方性エッチングによって窒化珪素のみを
エッチングし、図19のような形状とする。その後CV
D酸化膜103を除去し、残った窒化珪素膜102をマ
スクとして図20のようにシリコン基板に溝を形成す
る。この方法によれば、例えばフォトパターニングの限
界が4μmであったとしても、図19の工程で窒化珪素
膜を1μmサイドエッチングすれば、チャネル幅Hを2
μmとすることができる。この方法の利点は、チャネル
構造をより小さく造ることができることであり、チャネ
ル厚みHが小さければ、チャネル長Lをより小さくする
ことが出来る。この方法の利点としては、(1)固定絶
縁電極6のためのトレンチの深さが浅くできて、工程が
簡単になる、(2)チャネル長が短くなるので、それだ
けオン抵抗が低くなる、(3)絶縁膜の表面積が小さく
なるのでhFEが上昇する、などが挙げられる。
方法を示す断面図である。これは素子特性をより向上さ
せるための製造方法である。前記図18の状態からLO
COS酸化を施して図21のようにマスク材の下にバー
ズビーク(くちばし状の形状)を形成する。この後に異
方性ドライエッチングで厚い酸化膜をエッチングし、そ
のまま基板を異方性エッチングして図22の状態とす
る。この間、図19の工程は実施してもしなくてもよ
い。次に、前記図14〜16の工程を実施し、マスク材
103、102、101を除去し、図23のように薄い
酸化膜であるマスク材101の下の基板を露出させる。
この上にポリシリコン膜14を形成し、n型不純物をイ
オン注入した後、ポリシリコンをパターニングして図2
4のようにp型ポリシリコンを露出させる。そしてこれ
を軽くアニールすると、ポリシリコン膜14に接してい
た基板領域にエミッタ領域3が形成され、図24のよう
な形状となる。この方法の利点は、(1)バーズビーク
の分だけエミッタサイズを小さく形成できる、(2)エ
ミッタ領域3と固定絶縁電極6との間に間隔ができるこ
とにより、キャリア対消滅を抑制できる、(3)いわゆ
るポリシリコン・エミッタ構造であることにより、少数
キャリアがエミッタに注入されるのを抑制することで、
より少ない注入電流でコレクタ電流を制御できるように
なる、などである。
の実施例図である。この実施例と図3との相違点は、単
位セルを構成する固定絶縁電極6が「コの字」型をして
いることである。このような構造とすることにより、図
3では2つに分かれていた注入電極は、1つで済むよう
になる。次に、図9は、さらに別の表面構造の実施例図
である。この場合、図9のパターン全体が「セル」とい
うことになる。なお、図中の単位セルは孤立して描かれ
ているが、複数連結して存在していても構わない。
す断面図である。この実施例ではチャネル領域にバイポ
ーラトランジスタのベース領域に相当するp型領域9が
存在する。p型領域9の不純物濃度は通常のバイポーラ
トランジスタのベース領域よりもはるかに低くてよい。
例えば1016cm~3程度の濃度である。不純物濃度が低
くても固定絶縁電極6に挾まれているために、強いコレ
クタ電界に対して遮断特性を保持できる。なお、p型領
域9はp型の注入領域8と接続していても、いなくても
よい。いずれにしろ、絶縁膜5の界面を伝って注入領域
8とp型領域9の間でキャリアの移動が可能である。ま
た、この素子が高いhFEが得られることは、第1の実施
例と同様である。この構造では固定絶縁電極6の周辺は
正孔による蓄積層が形成されていて導電率が低く、注入
電極18から注入された正孔を効率よくチャネル領域へ
運ぶことができる。すなわち、固定絶縁電極6は、通常
のバイポーラトランジスタにおけるベース電極に相当
し、これがエミッタ領域と非常に近接していることから
高いhFEが期待される。なお、この構造において、固定
絶縁電極6の底部がn型コレクタ領域2に接しているこ
とは本質的なことではない。したがって図11のように
ベース領域となるp型領域9が固定絶縁電極6を覆いつ
くしていても構わない。しかし、この場合は、いわゆる
ベース長が長くなるので、素子の電気特性は影響を受け
る。
説明する。例えば図3に示すような固定絶縁電極6の角
部は電界が集中しやすく、実際に製造した場合には多少
丸みを帯びた角になるとしても、素子耐圧を低下させる
一因となり得る。しかし、本構造においては、固定絶縁
電極同志が僅かなチャネル厚みHを隔てて隣り合ってお
り、お互いにかかる電界を分担することから、電界集中
は殆ど無視できる。それでも例えば図3のようなストラ
イプ状のセルをチップに敷き詰めた場合、最も外側では
固定絶縁電極6の側面がむき出しになり、その部分の角
部は強い電界に晒されることになる。これを防ぐために
は、図25に示すように、曲率半径の大きなp型領域1
0を設けるのが一般的である。なお、図25中のp型領
域10は、例えばチップのガードリングの一番内側のリ
ングであり、かつ注入電極とつながるp型領域8と同じ
ものである。しかし、この方法は、この素子の場合に
は、あまりふさわしくない。何故なら導通状態のとき、
p型領域10に近いチャネル領域7は、これから離れた
所よりも正孔の供給が多くなり、局所的に導電率の不均
一が生じ、電流密度の不均一を招くためである。これを
回避するためには、図26のようなパターンを用いる。
図26はチップの角の部の表面パターンを示したもので
ある。図26において、p型領域8は注入電極18に接
続されたものである。3はエミッタ領域で、これが存在
する部分がチップの活性領域である。固定絶縁電極6は
絶縁膜5を省略して描いてある。図26に示すように、
ストライプ状に並んだ固定絶縁電極6の一番外側にあた
るものの側面に、櫛歯状の枝がある。この枝の部分はセ
ル部分と同じ構造になっていて、違うところはエミッタ
領域3を持たないことである。枝の終端部はp型領域8
の中にあり、全体として電界の集中するような「孤立し
た固定絶縁電極の角部」が存在しないような形状になっ
ている。また、Dは図3におけると同様、エミッタ領域
3とp型領域8との距離である。枝の部分の距離D′は
Dとほぼ同じ距離で構わない。また、図25のようにp
型領域10が固定絶縁電極6の側壁に隣接している構成
を取ると、p型領域10の大きさが何らかの理由で設計
変更になった場合にマスクパターンをつくり直さなけれ
ばならない。すなわち、固定絶縁電極6とp型領域8と
の距離が小さすぎれば耐圧緩和機構としての役割を果た
さなくなるし、逆に大きすぎれば最も近いチャネル領域
7の不純物濃度に影響を与えて、素子の電気特性を不安
定なものにしてしまう。しかし、図26のような構造に
すれば、距離DおよびD′を余裕をもって設計しておけ
ば、p型領域8の形状が多少変更になっても問題は生じ
ない。なお、以上の説明では、基板はすべてn型半導体
として説明したが、全ての不純物のタイプが逆であって
も、この構造は機能する。
とめて説明する。まず、本発明と第1の従来例(図27
〜30)との違いであるが、第1の従来例では、絶縁電
極(MOSゲート95)の電位は可変であり、絶縁電極
電位を正にすることで絶縁膜界面に電子の蓄積層を形成
して低いチャネル抵抗を実現するなどのように、絶縁電
極を制御電極として用いている。一方、本発明では、絶
縁電極(固定絶縁電極6)はエミッタ電位に固定されて
おり、基本的に制御電極ではない。この点が決定的に異
なっている。
型デバイスであり、主電流を遮断するためには、積極的
に接合ゲート98ならびにMOSゲート95に負電位を
印加しなければならなかった。しかし、本発明の装置は
ノーマリ・オフ型デバイスであり、それ以外では有り得
ない。したがってオフ状態を保つためには、注入制御用
の電極18は、エミッタ領域3と同電位、すなわち接地
電位で構わない。
域8が絶縁膜5の界面に接していることが必須であり、
これによって絶縁膜5界面の電位を注入制御用の電極1
8の電位によって積極的にコントロールする。これに対
して第1の従来例における接合ゲート98は、デバイス
のオン状態には何ら寄与していない。第1の従来例の文
献に記載されている限りでは、p型領域88は絶縁膜8
4と離れており、たとえ接合ゲート98の電位を正にし
ても、それによって絶縁膜界面の状況を制御することは
出来ない。
ンジェクタ領域からの少数キャリアを供給することによ
ってチャネルを開き、またコレクタ領域ならびにチャネ
ル領域の伝導度を変調する。これに対して第1の従来例
においては、たとえ接合ゲート98に正電位を与え、少
数キャリアの注入を行なっても、モノポーラの主電流を
低オン抵抗で流すために不純物を濃く含んだチャネル領
域82の伝導度には、殆ど影響を与えることが出来な
い。このように第1の従来例がモノポーラデバイスであ
るのに対し、本発明がバイポーラデバイスである点も明
確に異なっている。次に、第2の従来例(図32)との
相違を説明する。
域(p+ゲート領域68)は絶縁電極(ゲート電極6
5)の存在する溝の底部に有り、かつ、その底部で絶縁
電極とオーミックコンタクトしている。この第2の従来
例も、前記第1の従来例と同様に、絶縁電極の電位が可
変であることが本発明と本質的に異なっている。さらに
p型領域の位置が異なり、絶縁電極の電位と連動してい
る点も異なる。勿論、表面構造以外に、第2の従来例に
おいてはp+型アノード領域61からn-型ベース領域6
2へ注入される少数キャリアによって高抵抗のn-型ベ
ース領域62の伝導度を変調して低オン抵抗を実現して
いるのに対し、本発明では陰極側(エミッタ側)の表面
にある主電流経路とは別のp型領域8から少数キャリア
を注入して高抵抗のコレクタ領域1を伝導度変調してい
る点も明確に異なっている。
説明する。
一見似かよっているが、第3の従来例においては、絶縁
電極(ゲート電極45)が電位可変な制御電極であり、
接合領域(p型ベース領域42)の電位が固定されてい
るのに対し、本発明では、逆に、接合領域(p型領域
8)が電位可変の制御電極であり、絶縁電極(MOS型
電極4)の電位が固定されていることが明確に異なる。
さらに、第3の従来例では、主電流経路が絶縁膜界面の
電子による反転層であるのに対し、本発明の第2の実施
例では、チャネル中央部もしくはチャネル全域である点
が異なる。また、第3の従来例では、その伝導度変調機
構が前記第2の従来例と同様であり、本発明とは明確に
異なっている。
主電流経路にpn接合を有しているため、主電流端子間
の電圧がほぼ0.7V以上にならなければ、満足な電流
が流れないという特性が有る。しかし、本発明のデバイ
スでは、そのようなpn接合がないので、さらに低い電
圧でも十分な電流を流すことが出来る。
のような効果が得られる。 (1)ノーマリ・オフ特性をもつ。 (2)電流制御型の三端子素子である。 (3)オン抵抗が低い。 (4)少ない制御電流で大きな主電流を制御できる。 (5)微細化・高耐圧化に適した構造である。 (6)寄生素子を持たない。 (7)従来のLSI製造技術のみで実現が可能である。
断面図。
図。
ャル分布図。
ャネル厚みの関係を示す図。
示す断面図。
示す断面図。
す断面図。
を示す断面図。
を示す断面図。
を示す断面図。
を示す断面図。
を示す断面図。
断面図。
示す断面図。
示す断面図。
を示す断面図。
一部を示す断面図。
一部を示す断面図。
一部を示す断面図。
例の断面図。
の一例の断面図。
場合の電流電圧特性図。
場合の電流電圧特性図。
領域 2…コレクタ領域 11…コレ
クタ電極 3…エミッタ領域 13…エミ
ッタ電極 4…MOS型電極 14…ポリ
シリコン膜 5…絶縁膜 15…層間
絶縁膜 6…固定絶縁電極 100…マス
ク材 7…チャネル領域 101…薄い
酸化膜 8…p型領域(インジェクタ領域) 102…窒化
珪素膜 9…p型領域(ベース領域) 103…CV
D酸化膜 18…注入電極
Claims (6)
- 【請求項1】コレクタ領域である一導電型の半導体基体
の一主面に接して、同一導電型の島状のエミッタ領域を
1個または複数個有し、 前記主面に、前記エミッタ領域を挟んで、溝を1個また
は複数個有し、 前記溝の内部には絶縁膜によって前記コレクタ領域と絶
縁され、かつ、前記エミッタ領域と同電位に保たれた固
定絶縁電極を有し、 前記固定絶縁電極は、前記絶縁膜を介して隣接する前記
コレクタ領域に空乏領域を形成するような仕事関数の導
電性材料から成り、 前記エミッタ領域に隣接する前記コレクタ領域の一部で
あって、前記固定絶縁電極によって挾み込まれたチャネ
ル領域を有し、 さらに、前記固定絶縁電極を取り囲む前記絶縁膜ならび
に前記コレクタ領域に接して、前記エミッタ領域には接
しない、反対導電型のインジェクタ領域を有する半導体
装置であって、 遮断時には、前記チャネル領域に、前記固定絶縁電極の
周辺に形成される前記空乏領域によって多数キャリアに
対するポテンシャル障壁が形成され、前記エミッタ領域
と中性の前記コレクタ領域との間を電気的に遮断し、 導通時には、前記インジェクタ領域に外部から所定の電
位を印加することにより、前記インジェクタ領域が接す
る前記絶縁膜界面へ少数キャリアを導入して反転層を形
成し、前記固定絶縁電極から前記チャネル領域への電界
を遮蔽することによって前記チャネル領域内の前記ポテ
ンシャル障壁を低下させて、前記エミッタ領域と前記コ
レクタ領域とを電気的に導通させ、 さらには、前記インジェクタ領域から前記コレクタ領域
へ少数キャリアが注入されることで前記コレクタ領域の
伝導度を向上させる、ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の半導体装置において、前
記溝の側壁が前記主面に対してほぼ垂直であって、前記
チャネル領域において前記絶縁膜界面に沿った前記エミ
ッタ領域から前記溝の底部までの距離、すなわちチャネ
ル長が、前記チャネル領域において対面する前記絶縁膜
間の距離、すなわちチャネル厚みの少なくとも2倍以上
であることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の半導体装
置において、前記エミッタ領域と、隣接する前記コレク
タ領域との間に反対導電型のベース領域が介在すること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の半導体装置において、前
記ベース領域が前記インジェクタ領域とつながっている
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】請求項3または請求項4に記載の半導体装
置において、前記ベース領域が前記固定絶縁電極を覆っ
ていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
半導体装置において、前記インジェクタ領域が前記主面
から前記半導体基体内部に向かって、前記溝の底部より
も深い位置まで存在することを特徴とする半導体装置。
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