JP2560699B2 - 感熱複写方法および装置 - Google Patents
感熱複写方法および装置Info
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は感熱記録方法および装置に関する。
[従来技術と問題点] 従来、熱を利用する複写装置として、原稿が載置され
る基台に対し、押圧可能に取り付けた可動板に、内部に
光源を有する光源収容ケースを脱着可能に装着し、この
光源収容ケースの開口端に、感熱孔版シートを取り付け
て構成した製版・印刷装置が知られている(例えば、実
開昭59−192355号)。この種の製版・印刷装置による
と、原稿を載置した基台に対し可動板を押圧することに
より、原稿と感熱孔版シートとを密接して重ね合わせ、
この状態のもとで、光源を照射して原稿に描かれた画像
部を発熱させ、この熱で感熱孔版シートに孔を穿つ。以
上により、感熱孔版シートの製版が完了する。しかる
後、感熱孔版シートにインクを塗布し、基台に載置した
記録紙上に孔版印刷を施す。
る基台に対し、押圧可能に取り付けた可動板に、内部に
光源を有する光源収容ケースを脱着可能に装着し、この
光源収容ケースの開口端に、感熱孔版シートを取り付け
て構成した製版・印刷装置が知られている(例えば、実
開昭59−192355号)。この種の製版・印刷装置による
と、原稿を載置した基台に対し可動板を押圧することに
より、原稿と感熱孔版シートとを密接して重ね合わせ、
この状態のもとで、光源を照射して原稿に描かれた画像
部を発熱させ、この熱で感熱孔版シートに孔を穿つ。以
上により、感熱孔版シートの製版が完了する。しかる
後、感熱孔版シートにインクを塗布し、基台に載置した
記録紙上に孔版印刷を施す。
したがって、上述の従来装置では、原稿の複写を得る
のに、製版工程と印刷工程とが必要であり、作業に時間
がかかり、面倒であった。特に印刷工程では、ウェット
なインクを使用するため、取扱いにくかった。
のに、製版工程と印刷工程とが必要であり、作業に時間
がかかり、面倒であった。特に印刷工程では、ウェット
なインクを使用するため、取扱いにくかった。
[発明の目的] この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、単純
化された工程で原稿の複写がとれる感熱記録方法を提供
することを目的とする。
化された工程で原稿の複写がとれる感熱記録方法を提供
することを目的とする。
第2の目的は、このような感熱記録方法を実施する装
置を提供することを目的とする。
置を提供することを目的とする。
[発明の要点] この発明によれば、内部に光源を有する光源収納ケー
スに設けた記録媒体収納部内に、片面に感熱層が形成さ
れたテープ状の感熱記録媒体を巻装収納し、このテープ
状の感熱記録媒体を前記光源収納ケースの開口端に配置
する工程と、前記テープ状の感熱記録媒体の他方の片面
に、画像部が形成された原稿を対向配置する工程と、前
記テープ状の感熱記録媒体と前記原稿とを圧接して重ね
合せた状態の下で、前記光源を駆動して前記原稿上の画
像部を発熱させ、前記テープ状の感熱記録媒体における
対応する感熱層領域を変色記録させる工程と、前記記録
媒体収納部内に巻装収納された前記テープ状の感熱記録
媒体を引出して、前記変色記録された感熱層領域を有す
る前記テープ状の感熱記録媒体を前記光源収納ケースに
設けた切断部で切断する一方で、前記前記光源収納ケー
スの開口端に新たに配置する工程と、を有することを特
徴とする感熱記録方法が提供される。
スに設けた記録媒体収納部内に、片面に感熱層が形成さ
れたテープ状の感熱記録媒体を巻装収納し、このテープ
状の感熱記録媒体を前記光源収納ケースの開口端に配置
する工程と、前記テープ状の感熱記録媒体の他方の片面
に、画像部が形成された原稿を対向配置する工程と、前
記テープ状の感熱記録媒体と前記原稿とを圧接して重ね
合せた状態の下で、前記光源を駆動して前記原稿上の画
像部を発熱させ、前記テープ状の感熱記録媒体における
対応する感熱層領域を変色記録させる工程と、前記記録
媒体収納部内に巻装収納された前記テープ状の感熱記録
媒体を引出して、前記変色記録された感熱層領域を有す
る前記テープ状の感熱記録媒体を前記光源収納ケースに
設けた切断部で切断する一方で、前記前記光源収納ケー
スの開口端に新たに配置する工程と、を有することを特
徴とする感熱記録方法が提供される。
更にこの発明によれば、内部に光源を有する光源収納
ケースと、この光源収納ケースに設けた記録媒体収納部
と、この記録媒体収納部内に巻装収納された、片面に感
熱層が形成されたテープ状の感熱記録媒体と、このテー
プ状の感熱記録媒体を前記光源収納ケースの開口端位置
で保持する保持部と、前記テープ状の感熱記録媒体を切
断するために光源収納ケースに設けた切断部とを備えて
おり、前記記録媒体収納部内に巻装収納された前記テー
プ状の感熱記録媒体を引出して、当該テープ状の感熱記
録媒体を前記光源収納ケースの開口端位置に前記保持部
で保持し、この保持されている前記テープ状の感熱記録
媒体の他方の片面に、画像部が形成された原稿を対向配
置し、このテープ状の感熱記録媒体と前記原稿とを圧接
して重ね合せた状態の下で、前記光源を駆動して前記原
稿上の画像部を発熱させ、前記テープ状の感熱記録媒体
における対応する感熱層領域を変色記録させて前記画像
部に対応した前記テープ状の感熱記録媒体上に像を記録
し、その後、前記記録媒体収納部内から引き出された前
記テープ状の感熱記録媒体を前記切断部で切断するよう
にしたことを特徴とする感熱記録装置が提供される。
ケースと、この光源収納ケースに設けた記録媒体収納部
と、この記録媒体収納部内に巻装収納された、片面に感
熱層が形成されたテープ状の感熱記録媒体と、このテー
プ状の感熱記録媒体を前記光源収納ケースの開口端位置
で保持する保持部と、前記テープ状の感熱記録媒体を切
断するために光源収納ケースに設けた切断部とを備えて
おり、前記記録媒体収納部内に巻装収納された前記テー
プ状の感熱記録媒体を引出して、当該テープ状の感熱記
録媒体を前記光源収納ケースの開口端位置に前記保持部
で保持し、この保持されている前記テープ状の感熱記録
媒体の他方の片面に、画像部が形成された原稿を対向配
置し、このテープ状の感熱記録媒体と前記原稿とを圧接
して重ね合せた状態の下で、前記光源を駆動して前記原
稿上の画像部を発熱させ、前記テープ状の感熱記録媒体
における対応する感熱層領域を変色記録させて前記画像
部に対応した前記テープ状の感熱記録媒体上に像を記録
し、その後、前記記録媒体収納部内から引き出された前
記テープ状の感熱記録媒体を前記切断部で切断するよう
にしたことを特徴とする感熱記録装置が提供される。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を説明す
る。
る。
本実施例に係る感熱複写装置の構成を第1図に示す。
感熱複写装置は本体1と基台2より成り、本体1のハウ
ジングは一体成形された光源収容ケース部3と感熱紙供
給ローラ収容ケース部4とから形成されている。感熱紙
供給ローラ収容ケース部4は図で見て下方に開口してお
り、その内部には、ローラ軸5のまわりに感熱記録紙6
を巻いた感熱紙供給ローラ7が収容される。一方、光源
収容ケース部3も下方に開口しておりその内部の中央に
は感熱記録のため光源として、例えば赤外線を発光する
ランプ8が配置される。このランプ8からの光の照射効
率を高めるため、光源収容ケース部3の内壁にはアルミ
箔などでできた反射板9が形成されている。
感熱複写装置は本体1と基台2より成り、本体1のハウ
ジングは一体成形された光源収容ケース部3と感熱紙供
給ローラ収容ケース部4とから形成されている。感熱紙
供給ローラ収容ケース部4は図で見て下方に開口してお
り、その内部には、ローラ軸5のまわりに感熱記録紙6
を巻いた感熱紙供給ローラ7が収容される。一方、光源
収容ケース部3も下方に開口しておりその内部の中央に
は感熱記録のため光源として、例えば赤外線を発光する
ランプ8が配置される。このランプ8からの光の照射効
率を高めるため、光源収容ケース部3の内壁にはアルミ
箔などでできた反射板9が形成されている。
上記光源収容ケース部3の上方には、本体1を基台2
に対し押し付けるのを容易にするため、グリップ部10が
形成される。一方、光源収容ケース部3の開口端11に
は、前記感熱記録紙6を脱着可能に取付ける取付部たる
ガラス板12が張られており、上記感熱紙供給ローラ7よ
り、感熱記録紙6を引き出して、このガラス板12に沿わ
せることが可能になっている。さらに、複写の際、引き
出した感熱記録紙6を固定するため、ガラス板12の両側
には接着部13が形成されており、また、複写完了後、感
熱記録紙6を切り取るため、カッター14が開口端11近く
のケース側部に設けられている。感熱記録紙6は、熱エ
ネルギーによる物質の物理的または化学的変化を利用し
た画像を記録するものであり、現在、多数種類の感熱記
録紙が開発されており、この発明は、このような種々の
感熱記録紙を適宜選定して使用可能であるが、この実施
例では、一般に地色が白く、外観、感触なども普通紙と
ほとんど同じで、感熱度が良く、記録のコントラストが
高く、鮮明な画像が得られ、また、装置的には、小型で
安価にできる、メンテナンスが要らない、ノンインパク
トであるので、騒音が出ないなど、各種のすぐれた利点
をもつ染料発色型感熱記録紙を使用している。この感熱
記録紙7は、透明または半透明な基層(これはビニー
ル、セロハン等の表面が光沢性をもっているシートや、
ガラス等をうすくのばしたシート等が好ましい。)15
と、無色染料(電子供与体)およびフェノール類その他
の酸性物質(電子受容体)を主成分とする発色性の感熱
層16との2層構造から成り、感熱層16は所定以上の熱エ
ネルギーに反応して黒、青、赤、橙、緑など、いろいろ
な発色調に変色する。なお、感熱層16中に、たとえば、
乳白色の地色材料を含有させておけば、この乳白色の地
色と黒色等に発色した画像部分との間のコントラストを
鮮明にすることができ、好ましい。図示のように、感熱
記録紙6の感熱層16の方が後述する原稿と対向するよう
に、外側に向いている。
に対し押し付けるのを容易にするため、グリップ部10が
形成される。一方、光源収容ケース部3の開口端11に
は、前記感熱記録紙6を脱着可能に取付ける取付部たる
ガラス板12が張られており、上記感熱紙供給ローラ7よ
り、感熱記録紙6を引き出して、このガラス板12に沿わ
せることが可能になっている。さらに、複写の際、引き
出した感熱記録紙6を固定するため、ガラス板12の両側
には接着部13が形成されており、また、複写完了後、感
熱記録紙6を切り取るため、カッター14が開口端11近く
のケース側部に設けられている。感熱記録紙6は、熱エ
ネルギーによる物質の物理的または化学的変化を利用し
た画像を記録するものであり、現在、多数種類の感熱記
録紙が開発されており、この発明は、このような種々の
感熱記録紙を適宜選定して使用可能であるが、この実施
例では、一般に地色が白く、外観、感触なども普通紙と
ほとんど同じで、感熱度が良く、記録のコントラストが
高く、鮮明な画像が得られ、また、装置的には、小型で
安価にできる、メンテナンスが要らない、ノンインパク
トであるので、騒音が出ないなど、各種のすぐれた利点
をもつ染料発色型感熱記録紙を使用している。この感熱
記録紙7は、透明または半透明な基層(これはビニー
ル、セロハン等の表面が光沢性をもっているシートや、
ガラス等をうすくのばしたシート等が好ましい。)15
と、無色染料(電子供与体)およびフェノール類その他
の酸性物質(電子受容体)を主成分とする発色性の感熱
層16との2層構造から成り、感熱層16は所定以上の熱エ
ネルギーに反応して黒、青、赤、橙、緑など、いろいろ
な発色調に変色する。なお、感熱層16中に、たとえば、
乳白色の地色材料を含有させておけば、この乳白色の地
色と黒色等に発色した画像部分との間のコントラストを
鮮明にすることができ、好ましい。図示のように、感熱
記録紙6の感熱層16の方が後述する原稿と対向するよう
に、外側に向いている。
一方、上述の基台2は適当な支持台17上に、スポンジ
板18を形成した構造で、このスポンジ板18上に、複写す
べき原稿19が、文字、図形等の画像部20を上にして載置
される。
板18を形成した構造で、このスポンジ板18上に、複写す
べき原稿19が、文字、図形等の画像部20を上にして載置
される。
次に、上述の構成の感熱複写装置を用いて、原稿19の
複写を感熱記録紙6にとる場合の複写工程について説明
する。
複写を感熱記録紙6にとる場合の複写工程について説明
する。
まず、第2図に示すように、原稿19を基台2のスポン
ジ板18上に、画像部20が表に向くようにして、セットす
る。また、第1図に示すように、感熱記録紙6のセット
を行うために、感熱紙供給ローラ7より必要長の感熱記
録紙6を引き出し、ガラス板12の両端に設けられた接着
部13に固定する。そして、本体1のグリップ部10を把持
して、セットされた感熱記録紙6を基台2にセットされ
た原稿19に対向させ、第3図に示すように、原稿19上に
押し付ける。所定以上、押し付けると、図示しない感圧
機構が作動して、第4図に示すように、ランプ8が点灯
する。このランプ8からの先は、ガラス板12、感熱記録
紙6を透過し、感熱記録紙6と密接に重ね合わせられて
いる原稿19上に照射される。この照射により、原稿19の
表面に形成された画像部20が他の部分より十分高い温度
に発熱し、この熱エネルギーが感熱記録紙6の対応する
感熱層16に発色反応を生じさせる。この結果、感熱記録
紙6には原稿の画像部20を複写した像が形成される。光
照射による感熱複写の完了後、複写された感熱記録紙6
をカッター14で切り取る。
ジ板18上に、画像部20が表に向くようにして、セットす
る。また、第1図に示すように、感熱記録紙6のセット
を行うために、感熱紙供給ローラ7より必要長の感熱記
録紙6を引き出し、ガラス板12の両端に設けられた接着
部13に固定する。そして、本体1のグリップ部10を把持
して、セットされた感熱記録紙6を基台2にセットされ
た原稿19に対向させ、第3図に示すように、原稿19上に
押し付ける。所定以上、押し付けると、図示しない感圧
機構が作動して、第4図に示すように、ランプ8が点灯
する。このランプ8からの先は、ガラス板12、感熱記録
紙6を透過し、感熱記録紙6と密接に重ね合わせられて
いる原稿19上に照射される。この照射により、原稿19の
表面に形成された画像部20が他の部分より十分高い温度
に発熱し、この熱エネルギーが感熱記録紙6の対応する
感熱層16に発色反応を生じさせる。この結果、感熱記録
紙6には原稿の画像部20を複写した像が形成される。光
照射による感熱複写の完了後、複写された感熱記録紙6
をカッター14で切り取る。
上記の感熱複写により、感熱記録紙6の感熱層16に、
原稿19に描かれた画像部20を裏返しにした像、すなわち
鏡像が形成される。ここにおいて、本実施例に従い、感
熱記録紙6の基層15はほぼ透明なシートで構成されてい
る。したがって、基層15を透して複写後の感熱記録紙6
を見ることにより、元の原稿19通りの画像が観察され
る。すなわち、第5図に例示するように、感熱層16を裏
にして感熱記録紙6を見ることにより、原稿19と同じ向
きの文字を読むことができる。また、感熱層16を下にし
て、複写された感熱記録紙6をノート等に貼り着けるこ
とにより、基層15が表面の摩耗等に対する保護層として
働き、複写物を長期間保存することができる。また、反
射のよい白色等の面に貼り着けることにより、透明な像
を得ることができる。
原稿19に描かれた画像部20を裏返しにした像、すなわち
鏡像が形成される。ここにおいて、本実施例に従い、感
熱記録紙6の基層15はほぼ透明なシートで構成されてい
る。したがって、基層15を透して複写後の感熱記録紙6
を見ることにより、元の原稿19通りの画像が観察され
る。すなわち、第5図に例示するように、感熱層16を裏
にして感熱記録紙6を見ることにより、原稿19と同じ向
きの文字を読むことができる。また、感熱層16を下にし
て、複写された感熱記録紙6をノート等に貼り着けるこ
とにより、基層15が表面の摩耗等に対する保護層として
働き、複写物を長期間保存することができる。また、反
射のよい白色等の面に貼り着けることにより、透明な像
を得ることができる。
その他の利点として、上記実施例では感熱紙供給ロー
ラ7を本体1に設けているので、感熱記録紙6のセッテ
ィング等が容易になる。また、原稿19は基台2の上にセ
ットするので、本体1にセットした感熱記録紙6との位
置合せが容易であり、操作しやすい。
ラ7を本体1に設けているので、感熱記録紙6のセッテ
ィング等が容易になる。また、原稿19は基台2の上にセ
ットするので、本体1にセットした感熱記録紙6との位
置合せが容易であり、操作しやすい。
なお、以上の実施例では、感熱記録紙6の感熱層16の
全体が複写すべき原稿19上に形成された画像部20に密接
するようにするために、光源収容ケース部3の開口端11
には、ガラス板12を有している構造となっているが、こ
のガラス板12を廃止し、前記開口端11自体を、感熱記録
紙6を脱着可能に取着けるための取付部として用いても
よい。また、前記実施例では、本体1側にランプ8を配
設し、他方、基台2側に複写すべき原稿19を載置し、こ
れらの間に、感熱記録紙6を介在配置した場合について
説明しているが、これに限定されず、前記実施例の場合
とは逆な位置関係にランプ、複写すべき原稿を配設し、
感熱記録紙の基層および感熱層を所定の向きをもって配
置するようにしてもよい。
全体が複写すべき原稿19上に形成された画像部20に密接
するようにするために、光源収容ケース部3の開口端11
には、ガラス板12を有している構造となっているが、こ
のガラス板12を廃止し、前記開口端11自体を、感熱記録
紙6を脱着可能に取着けるための取付部として用いても
よい。また、前記実施例では、本体1側にランプ8を配
設し、他方、基台2側に複写すべき原稿19を載置し、こ
れらの間に、感熱記録紙6を介在配置した場合について
説明しているが、これに限定されず、前記実施例の場合
とは逆な位置関係にランプ、複写すべき原稿を配設し、
感熱記録紙の基層および感熱層を所定の向きをもって配
置するようにしてもよい。
[発明の効果] この発明の構成によれば、記録媒体収納部(4)内に
巻装収納された前記テープ状の感熱記録媒体(6)を引
出し、光源収納ケース(3)の開口端(11)に配置し、
このテープ状の感熱記録媒体(6)と前記原稿(19)と
を圧接して重ね合せた状態の下で、光源(8)を駆動し
て原稿(19)上の画像部(20)を発熱させ、テープ状の
感熱記録媒体(6)における対応する感熱層領域を変色
記録させて前記画像部(20)に対応したテープ状の感熱
記録媒体(6)上に像を記録し、その後、引続き、記録
媒体収納部(4)内に巻装収納された前記テープ状の感
熱記録媒体(6)を引出し、光源収納ケース(3)の開
口端(11)に配置しながら、別な感熱層領域に別な像を
順次記録することができるばかりでなく、前記テープ状
の感熱記録媒体(6)上に像を記録した後に、前記記録
媒体収納部(4)内から引き出された前記テープ状の感
熱記録媒体(6)を切断部(14)で切断することができ
る。
巻装収納された前記テープ状の感熱記録媒体(6)を引
出し、光源収納ケース(3)の開口端(11)に配置し、
このテープ状の感熱記録媒体(6)と前記原稿(19)と
を圧接して重ね合せた状態の下で、光源(8)を駆動し
て原稿(19)上の画像部(20)を発熱させ、テープ状の
感熱記録媒体(6)における対応する感熱層領域を変色
記録させて前記画像部(20)に対応したテープ状の感熱
記録媒体(6)上に像を記録し、その後、引続き、記録
媒体収納部(4)内に巻装収納された前記テープ状の感
熱記録媒体(6)を引出し、光源収納ケース(3)の開
口端(11)に配置しながら、別な感熱層領域に別な像を
順次記録することができるばかりでなく、前記テープ状
の感熱記録媒体(6)上に像を記録した後に、前記記録
媒体収納部(4)内から引き出された前記テープ状の感
熱記録媒体(6)を切断部(14)で切断することができ
る。
第1図はこの発明の一実施例に係る複写装置の構成を示
す断面図、第2図は基台へ原稿のセッティングを示す断
面図、第3図は本体にセッティングした感熱記録紙と基
台にセットした原稿とを密着させるようすを示す断面
図、第4図は密着下における光照射による写真複写のよ
うすを示す断面図、第5図複写された感熱記録紙の斜視
図である。 1……本体、2……基台、3……光源収容ケース部、6
……感熱記録紙、8……ランプ、11……開口端、15……
透明基層、16……発色性感熱層、19……原稿、20……画
像部。
す断面図、第2図は基台へ原稿のセッティングを示す断
面図、第3図は本体にセッティングした感熱記録紙と基
台にセットした原稿とを密着させるようすを示す断面
図、第4図は密着下における光照射による写真複写のよ
うすを示す断面図、第5図複写された感熱記録紙の斜視
図である。 1……本体、2……基台、3……光源収容ケース部、6
……感熱記録紙、8……ランプ、11……開口端、15……
透明基層、16……発色性感熱層、19……原稿、20……画
像部。
Claims (2)
- 【請求項1】内部に光源を有する光源収納ケースに設け
た記録媒体収納部内に、片面に感熱層が形成されたテー
プ状の感熱記録媒体を巻装収納し、このテープ状の感熱
記録媒体を前記光源収納ケースの開口端に配置する工程
と、 前記テープ状の感熱記録媒体の他方の片面に、画像部が
形成された原稿を対向配置する工程と、 前記テープ状の感熱記録媒体と前記原稿とを圧接して重
ね合せた状態の下で、前記光源を駆動して前記原稿上の
画像部を発熱させ、前記テープ状の感熱記録媒体におけ
る対応する感熱層領域を変色記録させる工程と、 前記記録媒体収納部内に巻装収納された前記テープ状の
感熱記録媒体を引出して、前記変色記録された感熱層領
域を有する前記テープ状の感熱記録媒体を前記光源収納
ケースに設けた切断部で切断する一方で、前記前記光源
収納ケースの開口端に新たに配置する工程と、 を有することを特徴とする感熱記録方法。 - 【請求項2】内部に光源を有する光源収納ケースと、 この光源収納ケースに設けた記録媒体収納部と、 この記録媒体収納部内に巻装収納された、片面に感熱層
が形成されたテープ状の感熱記録媒体と、 このテープ状の感熱記録媒体を前記光源収納ケースの開
口端位置で保持する保持部と、 前記テープ状の感熱記録媒体を切断するために光源収納
ケースに設けた切断部とを備えており、 前記記録媒体収納部内に巻装収納された前記テープ状の
感熱記録媒体を引出して、当該テープ状の感熱記録媒体
を前記光源収納ケースの開口端位置に前記保持部で保持
し、この保持されている前記テープ状の感熱記録媒体の
他方の片面に、画像部が形成された原稿を対向配置し、
このテープ状の感熱記録媒体と前記原稿とを圧接して重
ね合せた状態の下で、前記光源を駆動して前記原稿上の
画像部を発熱させ、前記テープ状の感熱記録媒体におけ
る対応する感熱層領域を変色記録させて前記画像部に対
応した前記テープ状の感熱記録媒体上に像を記録し、そ
の後、前記記録媒体収納部内から引き出された前記テー
プ状の感熱記録媒体を前記切断部で切断するようにした
ことを特徴とする感熱記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61241736A JP2560699B2 (ja) | 1986-10-11 | 1986-10-11 | 感熱複写方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61241736A JP2560699B2 (ja) | 1986-10-11 | 1986-10-11 | 感熱複写方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6394891A JPS6394891A (ja) | 1988-04-25 |
JP2560699B2 true JP2560699B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=17078772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP61241736A Expired - Lifetime JP2560699B2 (ja) | 1986-10-11 | 1986-10-11 | 感熱複写方法および装置 |
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JP (1) | JP2560699B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5249125Y2 (ja) * | 1972-09-22 | 1977-11-09 | ||
JPS5010499A (ja) * | 1973-06-04 | 1975-02-03 | ||
JPS59192355U (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-20 | ぺんてる株式会社 | 感熱孔版原紙の製版・印刷装置 |
-
1986
- 1986-10-11 JP JP61241736A patent/JP2560699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6394891A (ja) | 1988-04-25 |
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