JPH022088A - 熱転写方法 - Google Patents
熱転写方法Info
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- JPH022088A JPH022088A JP63144581A JP14458188A JPH022088A JP H022088 A JPH022088 A JP H022088A JP 63144581 A JP63144581 A JP 63144581A JP 14458188 A JP14458188 A JP 14458188A JP H022088 A JPH022088 A JP H022088A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は熱転写方法に関する。
[従来技術]
従来より、感熱シートを原稿のインク像形成面に密着し
て光線等の熱エネルギを与えて感熱シートの発色層を原
稿のインク像に対応して発色させる熱転写方法が知られ
ている。
て光線等の熱エネルギを与えて感熱シートの発色層を原
稿のインク像に対応して発色させる熱転写方法が知られ
ている。
[発明が解決しようとする課題]
この方法は、感熱発色層を用いるものであるために永い
間保存しておくと、外部光線が蓄積されて発色層全体を
発色させるので、保存性に乏しい欠点がある。
間保存しておくと、外部光線が蓄積されて発色層全体を
発色させるので、保存性に乏しい欠点がある。
また、この方法では、原稿のインク像に太い線と細い線
がある場合に、太い線に吸収される熱エネルギの方が大
であるため、この太い線に対応する発色層が線の周囲部
まで発色されてしまうから、忠実性に乏しい。
がある場合に、太い線に吸収される熱エネルギの方が大
であるため、この太い線に対応する発色層が線の周囲部
まで発色されてしまうから、忠実性に乏しい。
さらに1本出願人の実験によると、例えばカーボン等の
トナーを静電複写した原稿のインク像の転写は、上記の
欠点に8及しなければ、比較的濃く転写できるが、印刷
物である新聞や雑誌の転写は薄くカスれてしまい視読で
きないものとなる。
トナーを静電複写した原稿のインク像の転写は、上記の
欠点に8及しなければ、比較的濃く転写できるが、印刷
物である新聞や雑誌の転写は薄くカスれてしまい視読で
きないものとなる。
すなわち、原稿のイン像の種類により転写濃度が変化し
、転写の熱エネルギ漬を変化させる必要があるという面
倒な問題もある。
、転写の熱エネルギ漬を変化させる必要があるという面
倒な問題もある。
この発明の目的は、保存性に優れ、原稿のインク像を忠
実に転写でき、しかも転写の熱エネルギ′11を変化さ
せることなく、カスれのない鮮明な転写像を得ることが
できる熱転写方法を提供することにある。
実に転写でき、しかも転写の熱エネルギ′11を変化さ
せることなく、カスれのない鮮明な転写像を得ることが
できる熱転写方法を提供することにある。
[課題を解決するためのL段部
この発明の熱転写方法は、−面にホットメルト型接着剤
が被着された透1月シートと、印刷または複写によりイ
ンク像が形成された原稿とを、前記透1!IIシートの
ホットメルト型接着剤の被看面と前記原稿のインク像形
成面とを密着して積層し、前記透’JJシート側から光
線を照射して前記原稿のインク像の少なくとも上層部を
前記透明シートのホットメルト型接着剤に転写する方法
である。
が被着された透1月シートと、印刷または複写によりイ
ンク像が形成された原稿とを、前記透1!IIシートの
ホットメルト型接着剤の被看面と前記原稿のインク像形
成面とを密着して積層し、前記透’JJシート側から光
線を照射して前記原稿のインク像の少なくとも上層部を
前記透明シートのホットメルト型接着剤に転写する方法
である。
[作 用]
この発明の熱転写方法によれば、発色剤等の経時変化す
る要宏を全く用いていないため保存性が良い、しかも、
原稿のインク像をそのままホットメルト接着剤に転写す
る方法であるから、感熱発色層のように原稿のインク像
が吸収した熱エネルギの影響を受けることがないので、
忠実性が良い、また、原稿のインク像は、ホットメルト
型接着剤により上層側のみ、あるいはほとんど全体が転
着されるが、この転着はホットメルト型接着剤の接着力
によって決定され、原稿のインク像に吸収される熱エネ
ルギ量の影響はほとんど受けないので、如何なる種類の
インク像に対してもほぼ同一の熱エネルギによって鮮明
に転写することができる。
る要宏を全く用いていないため保存性が良い、しかも、
原稿のインク像をそのままホットメルト接着剤に転写す
る方法であるから、感熱発色層のように原稿のインク像
が吸収した熱エネルギの影響を受けることがないので、
忠実性が良い、また、原稿のインク像は、ホットメルト
型接着剤により上層側のみ、あるいはほとんど全体が転
着されるが、この転着はホットメルト型接着剤の接着力
によって決定され、原稿のインク像に吸収される熱エネ
ルギ量の影響はほとんど受けないので、如何なる種類の
インク像に対してもほぼ同一の熱エネルギによって鮮明
に転写することができる。
[実施例]
以下、第1図〜第9図を参照して、この発明の一実施例
を説明する。
を説明する。
第1図〜第5図はこの発明の熱転写方法を実施するため
の熱転写装こを示す、この熱転写装ff1lは装置本体
2の下部にホルダ3が第2図に示すように着脱可億に装
着される構成となっている。装置本体2は第1図および
第2図に示すように、3段状の箱形をなし、上方側(第
2図では下方側)の2段を形成する上部ケース2aと、
下方側(第2図では上方側)の段部を形成する下部ケー
ス2bとが図示しないビスにより一体に締結され。
の熱転写装こを示す、この熱転写装ff1lは装置本体
2の下部にホルダ3が第2図に示すように着脱可億に装
着される構成となっている。装置本体2は第1図および
第2図に示すように、3段状の箱形をなし、上方側(第
2図では下方側)の2段を形成する上部ケース2aと、
下方側(第2図では上方側)の段部を形成する下部ケー
ス2bとが図示しないビスにより一体に締結され。
この下部ケース2bを覆うようにホルダ3が装着される
。」一部ケース2aは薄い中空の箱形をなし、第1図に
示すように、その中間段部の両側部に操作レバー4.4
が設けられ、手前側面にはACアダプタの接続部5が設
けられている。上部ケース2aの上段部は中間段部に対
して両側のみが少し小さい箱形をなし、帛3図に示すよ
うに、その内部が中間段部の上部に設けられた上部仕切
板2dにより仕切られ、この内部に電池収納室6が設け
られ、L面には充電用スイッチSa、放電用スイッチS
b、および発光ダイオード7が設けられている。下部ケ
ース2bは中間段部よりも−回り小さい箱形上なし、第
3図に示すように、その内部が中間段部の下部に設けら
れた下部仕切板2eにより仕切られ、これにより光源室
8が形成され、この光源室8内に放電ランプ(光源ラン
プ)9および反射板10が設けられ、両側面には保持部
材11.11が上下方向へスライド可1彪に設けられて
いる。
。」一部ケース2aは薄い中空の箱形をなし、第1図に
示すように、その中間段部の両側部に操作レバー4.4
が設けられ、手前側面にはACアダプタの接続部5が設
けられている。上部ケース2aの上段部は中間段部に対
して両側のみが少し小さい箱形をなし、帛3図に示すよ
うに、その内部が中間段部の上部に設けられた上部仕切
板2dにより仕切られ、この内部に電池収納室6が設け
られ、L面には充電用スイッチSa、放電用スイッチS
b、および発光ダイオード7が設けられている。下部ケ
ース2bは中間段部よりも−回り小さい箱形上なし、第
3図に示すように、その内部が中間段部の下部に設けら
れた下部仕切板2eにより仕切られ、これにより光源室
8が形成され、この光源室8内に放電ランプ(光源ラン
プ)9および反射板10が設けられ、両側面には保持部
材11.11が上下方向へスライド可1彪に設けられて
いる。
以下、各部材について順に説明する。
電池収納室6は電池12を収納するもので、上部ケース
2aの上段左側面に電池76aが設けられ、この電池i
6aに電極板6bが設けられ、奥側(右側)に電極ばね
6Cが設けられている。充電用スイッチSaはスライド
スイッチよりなり。
2aの上段左側面に電池76aが設けられ、この電池i
6aに電極板6bが設けられ、奥側(右側)に電極ばね
6Cが設けられている。充電用スイッチSaはスライド
スイッチよりなり。
放電ランプ9を閃光させるための充電を行なう。
放電用スイッチSbは押釦スイッチ等よりなり、充電完
了後に操作することにより、放電ランプ9を閃光させる
0発光ダイオード7は充電が完了した際に点灯して放電
ランプ9の閃光可鋤な状態を1告するものである。
了後に操作することにより、放電ランプ9を閃光させる
0発光ダイオード7は充電が完了した際に点灯して放電
ランプ9の閃光可鋤な状態を1告するものである。
操作レバー4.4は中間段部の両側面から下面に亘って
設ζすられ、後述する保持部材11.11を上下動させ
るものであり、それぞれ操作釦4aと回動アーム4bと
からなり、ビン4Cにより上部ケース2aに回動可ス七
に取り付けられている。
設ζすられ、後述する保持部材11.11を上下動させ
るものであり、それぞれ操作釦4aと回動アーム4bと
からなり、ビン4Cにより上部ケース2aに回動可ス七
に取り付けられている。
すなわち、操作釦4aは上部ケース2aの両側面に形成
された釦挿入孔2f内に配置され、その下部がビン4C
により回動可部に取り付けられ、このピン4Cを中心に
回動して上部ケース2aの内外へ出没するとともに、通
常はその一部が外部へ突出している0回動アーム4bは
rLJ字状に折り曲げられた板状のもので、上部ケース
2a内の下部仕切板2eに釦挿通孔2fと対応して形成
された切欠部2g内に配置され、その先端が2股に分れ
て下部仕切板2eの下面に延びて当接している。したが
って、操作レバー4は操作釦4aが外側から押されると
、第4図に示すように回動アーム4bがピン4Cを中心
に矢印X方向へ回動し、その先端が下側へ移動する。
された釦挿入孔2f内に配置され、その下部がビン4C
により回動可部に取り付けられ、このピン4Cを中心に
回動して上部ケース2aの内外へ出没するとともに、通
常はその一部が外部へ突出している0回動アーム4bは
rLJ字状に折り曲げられた板状のもので、上部ケース
2a内の下部仕切板2eに釦挿通孔2fと対応して形成
された切欠部2g内に配置され、その先端が2股に分れ
て下部仕切板2eの下面に延びて当接している。したが
って、操作レバー4は操作釦4aが外側から押されると
、第4図に示すように回動アーム4bがピン4Cを中心
に矢印X方向へ回動し、その先端が下側へ移動する。
光源室8は下部ケース2b内に形成される空間であり、
その下部が開放され、この開放された部分に透明ガラス
(透明部材)13が設けられている。放電テンプ9はカ
メラのストロボ用として用いられるキセノンランプ等よ
りなり、上述した放電用スイッチSbの操作により閃光
し、その閃光の度合は原稿作成時も記録紙転写時も同じ
である0反射板lOは放′准ランプ9の上方に配こされ
、放電ランプ9からの光を下側の透明ガラス13側へ反
射する。保持部材11.11は操作レバー4,4の操作
に連動して上下動するものであり、操作レバー4,4に
より押し下げられた際には第4図に示すように後述する
熱転写シー)14を透明ガラス13から下方へ押し下げ
て離間させ、後述する透明な原版用シート(透明シート
)15のセットを可1敞にするとともに、引き上げられ
た際には第5図に示すように透明ガラス13の下面に原
版用シート15を保持する構成となっている。すなわち
、この保持部材11はそれぞれ平板状をなし、その下端
に係止部11aが互いに対向する方向へ「L」字状に折
り曲げられており、両側端には第2図に示すようにガイ
ド部11b、flbが設けられ、上端(第2図では下端
)には当接部11c、11cが設けられ、これら全体が
コイルばね16により常に上方(第2図では下方)へ引
き寄せられている。この場合、下端の係止部11aは第
5図に示すように、原版用シート15の縁を透明ガラス
13の縁に形成された凹部13a内に挟み込んで透明ガ
ラス13の下面に原版用シー)15を押え付ける。なお
、透明ガラス13の凹部13aは係止部11aが原版用
シート15を挟み込んだ状態で、原版用シー)15の中
央より係止部11aが下側へ突出しないように深く形成
されている0両側端のガイド部1 l b。
その下部が開放され、この開放された部分に透明ガラス
(透明部材)13が設けられている。放電テンプ9はカ
メラのストロボ用として用いられるキセノンランプ等よ
りなり、上述した放電用スイッチSbの操作により閃光
し、その閃光の度合は原稿作成時も記録紙転写時も同じ
である0反射板lOは放′准ランプ9の上方に配こされ
、放電ランプ9からの光を下側の透明ガラス13側へ反
射する。保持部材11.11は操作レバー4,4の操作
に連動して上下動するものであり、操作レバー4,4に
より押し下げられた際には第4図に示すように後述する
熱転写シー)14を透明ガラス13から下方へ押し下げ
て離間させ、後述する透明な原版用シート(透明シート
)15のセットを可1敞にするとともに、引き上げられ
た際には第5図に示すように透明ガラス13の下面に原
版用シート15を保持する構成となっている。すなわち
、この保持部材11はそれぞれ平板状をなし、その下端
に係止部11aが互いに対向する方向へ「L」字状に折
り曲げられており、両側端には第2図に示すようにガイ
ド部11b、flbが設けられ、上端(第2図では下端
)には当接部11c、11cが設けられ、これら全体が
コイルばね16により常に上方(第2図では下方)へ引
き寄せられている。この場合、下端の係止部11aは第
5図に示すように、原版用シート15の縁を透明ガラス
13の縁に形成された凹部13a内に挟み込んで透明ガ
ラス13の下面に原版用シー)15を押え付ける。なお
、透明ガラス13の凹部13aは係止部11aが原版用
シート15を挟み込んだ状態で、原版用シー)15の中
央より係止部11aが下側へ突出しないように深く形成
されている0両側端のガイド部1 l b。
11bはそれぞれ下部ケース2bの側面両側に形成され
た各ガイド溝2h、2hに上下動回部に設けられている
。上端の当接部11c、11cはそれぞれ外側へ若干折
り曲げられて傾斜しており。
た各ガイド溝2h、2hに上下動回部に設けられている
。上端の当接部11c、11cはそれぞれ外側へ若干折
り曲げられて傾斜しており。
その各上端が常に上方の操作レバー4の回動アーム4b
に当接している。コイルばね16は、その下端が当接部
11c、llc間における保持部材11の上端に取り付
けられ、上端が操作レバー4の回動アーム4bの2股に
分れた先端間を通してその上方の下部仕切板2eの取付
孔21に取り付けられ、これにより保持部材11を常に
上方へ引き上げている。
に当接している。コイルばね16は、その下端が当接部
11c、llc間における保持部材11の上端に取り付
けられ、上端が操作レバー4の回動アーム4bの2股に
分れた先端間を通してその上方の下部仕切板2eの取付
孔21に取り付けられ、これにより保持部材11を常に
上方へ引き上げている。
ホルダ3は熱転写シート14を装こ本体2に対して取り
付けるものであり、装と本体2の下部に下部ケース2b
を覆って着脱回部に装着される。
付けるものであり、装と本体2の下部に下部ケース2b
を覆って着脱回部に装着される。
すなわち、ホルダ3は第2図に示すように、上方が開放
されたほぼ四角い箱形をなし、その底部には開口3aが
光源室8の透1月ガラス13と対応して設けられ、この
開口3aを挟んで両側にはリール収納部3b、3bが設
けられ、前後壁の上部にはフック部3c、3cが上方へ
突出して設けられている。したがって、ホルダ3はフッ
ク部3c、3cが装置本体2の下面、つまり中間段部の
下部仕切板2eに設けられた係止凹部2j、2j(一方
は図示せず)に係脱可能に係合することにより、装置本
体2の下部に装着される。この場合、底部の開口3aは
光源室8の透明ガラス13よりも大きく形成されており
、ホルダ3が装置木体2に装着された際には、第3図に
示すように開口3aの下面が透明ガラス13の下面と面
一となり、また第4図に示すように保持部材11.11
が押し下げられた際には、開口3aを通して保持部材1
1.11がその下方へ突出する2両側のリール収納部3
b、3bはリール17.17を回転自在に収納する部分
であり、それぞれ仕νJ壁3dによりホルダ3の内部と
仕切られ、外側壁は下側へ向けて狭くなるように傾斜し
、この傾斜した部分の外側壁にリール17の一部を外部
へ露出させる開口3eが形成されており、内部の前後部
にはリール17の各軸部17a、17aを軸支する軸支
部3f、3fが設けられている。この場合、仕切壁3d
はホルダ3が装4本体2の下部に取り付けられた際に保
持部材11および操作レバー4の上下動を妨げないよう
に構成されている。また、軸支部3f、3fはリール1
7が勝手に回転しないようにある程度の摩擦抵抗をもっ
て軸部17a、17aを軸支し、ホルダ3が装4本体2
の下部に取り付けられた際にはL部ケース2aの下部仕
切板2eに突出して設けられた規制突起2k、2kによ
り軸部17a、17aを上下方向にガタ付かないように
押え付ける。リール17.17はそれぞれ熱転写シー)
14が各り一ル収納部3b、3bから開口3aの下側を
通して巻き付けられ、各リール収納部3b、3bから露
出したリール部17b・・・を指等で摩擦抵抗に抗して
回すことにより、熱転写シート14をいずれか一方に巻
き取る。なお、リール17.17はそれぞれ軸支部3f
、3fに摩擦抵抗をもって軸支されているため、各リー
ル17.17に巻き付けられた熱転写シー)14は途中
でたるむことはなく、光源室8の透IJIガラス13の
下面に張り渡される。
されたほぼ四角い箱形をなし、その底部には開口3aが
光源室8の透1月ガラス13と対応して設けられ、この
開口3aを挟んで両側にはリール収納部3b、3bが設
けられ、前後壁の上部にはフック部3c、3cが上方へ
突出して設けられている。したがって、ホルダ3はフッ
ク部3c、3cが装置本体2の下面、つまり中間段部の
下部仕切板2eに設けられた係止凹部2j、2j(一方
は図示せず)に係脱可能に係合することにより、装置本
体2の下部に装着される。この場合、底部の開口3aは
光源室8の透明ガラス13よりも大きく形成されており
、ホルダ3が装置木体2に装着された際には、第3図に
示すように開口3aの下面が透明ガラス13の下面と面
一となり、また第4図に示すように保持部材11.11
が押し下げられた際には、開口3aを通して保持部材1
1.11がその下方へ突出する2両側のリール収納部3
b、3bはリール17.17を回転自在に収納する部分
であり、それぞれ仕νJ壁3dによりホルダ3の内部と
仕切られ、外側壁は下側へ向けて狭くなるように傾斜し
、この傾斜した部分の外側壁にリール17の一部を外部
へ露出させる開口3eが形成されており、内部の前後部
にはリール17の各軸部17a、17aを軸支する軸支
部3f、3fが設けられている。この場合、仕切壁3d
はホルダ3が装4本体2の下部に取り付けられた際に保
持部材11および操作レバー4の上下動を妨げないよう
に構成されている。また、軸支部3f、3fはリール1
7が勝手に回転しないようにある程度の摩擦抵抗をもっ
て軸部17a、17aを軸支し、ホルダ3が装4本体2
の下部に取り付けられた際にはL部ケース2aの下部仕
切板2eに突出して設けられた規制突起2k、2kによ
り軸部17a、17aを上下方向にガタ付かないように
押え付ける。リール17.17はそれぞれ熱転写シー)
14が各り一ル収納部3b、3bから開口3aの下側を
通して巻き付けられ、各リール収納部3b、3bから露
出したリール部17b・・・を指等で摩擦抵抗に抗して
回すことにより、熱転写シート14をいずれか一方に巻
き取る。なお、リール17.17はそれぞれ軸支部3f
、3fに摩擦抵抗をもって軸支されているため、各リー
ル17.17に巻き付けられた熱転写シー)14は途中
でたるむことはなく、光源室8の透IJIガラス13の
下面に張り渡される。
ところで、光源室8の透明ガラス13の下面に装着され
る原版用シート15は、第6図に示すように、透明なポ
リエステルフィルム等からなる樹脂シー ト15aの下
面にホットメルト型接着剤15bを被着したものである
。このホットメルト型接着剤15bはその接着力により
後述する原稿21のインク像21aの上層部が接着する
ものであり、感熱発色層のように原稿21のインク像2
1aが吸収する熱エネルギの影響をほとんど受けない、
この原版用シート15で転写できる原稿21としては、
カーボントナーによるインク像が形成された複写物、感
熱インクシートを用いてサーマルプリンタで印字された
印字記録物、インクにより印刷された新聞、雑誌、等の
印刷物、あるいは鉛筆、ボールペンまたはインクを用い
た筆記具により筆記された筆記記録物等である。
る原版用シート15は、第6図に示すように、透明なポ
リエステルフィルム等からなる樹脂シー ト15aの下
面にホットメルト型接着剤15bを被着したものである
。このホットメルト型接着剤15bはその接着力により
後述する原稿21のインク像21aの上層部が接着する
ものであり、感熱発色層のように原稿21のインク像2
1aが吸収する熱エネルギの影響をほとんど受けない、
この原版用シート15で転写できる原稿21としては、
カーボントナーによるインク像が形成された複写物、感
熱インクシートを用いてサーマルプリンタで印字された
印字記録物、インクにより印刷された新聞、雑誌、等の
印刷物、あるいは鉛筆、ボールペンまたはインクを用い
た筆記具により筆記された筆記記録物等である。
また、ホルダ3の各リール17.17に巻き付けられる
熱転写シー)14は、原版用シート15に転写された像
を汀通紙等の被記録紙23に転写するものであり、第8
図に示すように、全体の厚さが約3〜50Bm前後で、
ポリエステル等の透明または不透明なベースフィルム1
4aの上面にニッケル(Xi)、アルミニウム(AI)
、銅(Cu)等の金属蒸着層よりなる光反射層14bを
形成するとともに、ベースフィルム14aの下面に熱溶
融性ヲ有するカラーインク等よりなる熱溶融インク層1
4cを形成した構成となっている。
熱転写シー)14は、原版用シート15に転写された像
を汀通紙等の被記録紙23に転写するものであり、第8
図に示すように、全体の厚さが約3〜50Bm前後で、
ポリエステル等の透明または不透明なベースフィルム1
4aの上面にニッケル(Xi)、アルミニウム(AI)
、銅(Cu)等の金属蒸着層よりなる光反射層14bを
形成するとともに、ベースフィルム14aの下面に熱溶
融性ヲ有するカラーインク等よりなる熱溶融インク層1
4cを形成した構成となっている。
次に、ト述したように構成された熱転写装置1により、
原版22を作成して被記録紙23に転写する場合につい
て説明する。
原版22を作成して被記録紙23に転写する場合につい
て説明する。
原版22を作成する場合には、まず、装置本体2の下部
からホルダ3を第2図に示すように取り外す、この状態
で、装置本体2の操作レバー4.4を操作して、第4図
に示すように保持部材11.11を押し下げ、光源室8
の下部に設けられた透明ガラス13の下面に原版用シー
)15をセットする。すなわち、操作レバー4の操作釦
4aを外側から押すと、第4図に示すように(ただし、
ホルダ3は装着されていない)、ビン4cを中心に回動
アーム4bが矢印X方向へ回動し、この回動アーム4b
の先端が保持部材11の各当接部ILc、lieをコイ
ルばね16に抗して押し下げる。すると、保持部材11
はその各両端のガイド部11b、llbが下部ケース2
bの各ガイド溝2h、2hにガイドされて下側へ移動し
、その下端の係止部11aが光源室8の下部に設けられ
た透明ガラス13から下方へ押し出される。
からホルダ3を第2図に示すように取り外す、この状態
で、装置本体2の操作レバー4.4を操作して、第4図
に示すように保持部材11.11を押し下げ、光源室8
の下部に設けられた透明ガラス13の下面に原版用シー
)15をセットする。すなわち、操作レバー4の操作釦
4aを外側から押すと、第4図に示すように(ただし、
ホルダ3は装着されていない)、ビン4cを中心に回動
アーム4bが矢印X方向へ回動し、この回動アーム4b
の先端が保持部材11の各当接部ILc、lieをコイ
ルばね16に抗して押し下げる。すると、保持部材11
はその各両端のガイド部11b、llbが下部ケース2
bの各ガイド溝2h、2hにガイドされて下側へ移動し
、その下端の係止部11aが光源室8の下部に設けられ
た透明ガラス13から下方へ押し出される。
この状態で、保持部材11の係止部11aと透明ガラス
13との間に原版用シー)15を挿入する。この場合、
原版用シー)15はホットメルト型接着剤15bを下に
する。そして、操作レバー4の抑圧を解除すると、第5
図に示すように(ただし、ホルダ3は装置されていない
)、コイルばね16により各保持部材11はそれぞれ引
き上げられ、下端の係止部11aが原版用シート15の
縁を透明ガラス13の縁に設けられた凹部13a内に挟
み込む、これにより、jX原版シート15は透明ガラス
13の下面に樹脂シー)15aが密着して装着される。
13との間に原版用シー)15を挿入する。この場合、
原版用シー)15はホットメルト型接着剤15bを下に
する。そして、操作レバー4の抑圧を解除すると、第5
図に示すように(ただし、ホルダ3は装置されていない
)、コイルばね16により各保持部材11はそれぞれ引
き上げられ、下端の係止部11aが原版用シート15の
縁を透明ガラス13の縁に設けられた凹部13a内に挟
み込む、これにより、jX原版シート15は透明ガラス
13の下面に樹脂シー)15aが密着して装着される。
このようにして、原版用シート15が’J着された後は
、この原版用シート15を下にして装置本体2を原稿2
1の上に配置(第7図参照)して、原版用シート15を
原稿21に密着させる。この場合には、装置本体2の下
部にホルダ3が取り付けられていないので、透明ガラス
13の下に装着された原版用シー)15のホットメルト
型接着剤15bが直接原稿21に接触する。これにより
、原版の作成が可滝な状態となる。
、この原版用シート15を下にして装置本体2を原稿2
1の上に配置(第7図参照)して、原版用シート15を
原稿21に密着させる。この場合には、装置本体2の下
部にホルダ3が取り付けられていないので、透明ガラス
13の下に装着された原版用シー)15のホットメルト
型接着剤15bが直接原稿21に接触する。これにより
、原版の作成が可滝な状態となる。
そして、装置本体2の上面に設けられた充電用スイッチ
Sa をオン状態にセットする。すると、充電を開始し
、充電が完了すると、発光ダイオード7が点灯する。こ
の状態で、放電用スイッチSbを操作すると、放電ラン
プ9が強い閃光を発する。このように放電ランプ9が閃
光を発すると、その光線は第6図に示すように、光源室
8の下部に設けられた透明ガラス13およびその下側の
原版用シー)15を通して原稿21に照射される。する
と、原版用シート15のホットメルト型接着剤15bの
下面に原稿21が密着しているので、原稿21の表面に
印刷または複写等により設けられたインク像21&の上
層部(つまり、インク中に含まれているカーボン等)が
原版用シート15の下面に設けられたホットメルト型接
着剤15bの接着力により第7図に示すように像22a
として転着される。この転着はホットメルト型接着剤1
5bの接着力によって決定され、原稿21のインク像2
1aに吸収される熱エネルギ量の影響はほとんど受けな
いので、如何なる種類のインク像に対してもほぼ同一の
熱エネルギによって鮮明に転写することができる。また
、ホットメルト型接着剤15bは感熱発色層のように原
稿21のインク像21aが吸収した熱エネルギの影響を
受けることがないので、原稿21のインク像21aを忠
実に転写する。これにより、原版22が作成される。
Sa をオン状態にセットする。すると、充電を開始し
、充電が完了すると、発光ダイオード7が点灯する。こ
の状態で、放電用スイッチSbを操作すると、放電ラン
プ9が強い閃光を発する。このように放電ランプ9が閃
光を発すると、その光線は第6図に示すように、光源室
8の下部に設けられた透明ガラス13およびその下側の
原版用シー)15を通して原稿21に照射される。する
と、原版用シート15のホットメルト型接着剤15bの
下面に原稿21が密着しているので、原稿21の表面に
印刷または複写等により設けられたインク像21&の上
層部(つまり、インク中に含まれているカーボン等)が
原版用シート15の下面に設けられたホットメルト型接
着剤15bの接着力により第7図に示すように像22a
として転着される。この転着はホットメルト型接着剤1
5bの接着力によって決定され、原稿21のインク像2
1aに吸収される熱エネルギ量の影響はほとんど受けな
いので、如何なる種類のインク像に対してもほぼ同一の
熱エネルギによって鮮明に転写することができる。また
、ホットメルト型接着剤15bは感熱発色層のように原
稿21のインク像21aが吸収した熱エネルギの影響を
受けることがないので、原稿21のインク像21aを忠
実に転写する。これにより、原版22が作成される。
次に、この原版22を用いて転写された像22aを被記
録紙23に転写する場合について説明する。この場合に
は、まず、熱転写シー)14が巻き付けられたリール1
7.17をホルダ3の各リール収納部3b、3b内に収
納し、このホルダ3を装置本体2の下部に装着する。す
なわち、熱転写シー)14の各端部をそれぞれリール1
7.17に巻き付け、第2図に示すように、その中間の
熱転写シート14をホルダ3の下側に配置し、両側のリ
ール17.17をそれぞれホルダ3の側方を通してリー
ル収納部3b、3bの上方より挿入し、リール17.1
7の各軸部17a・・・を軸支部3f・・・に回転回部
に軸支させる。この状態で、ホルダ3を装置本体2の下
部に対応させ、ホルダ3の前後に設けられた各フック部
3C13cを装置本体2側の係止凹部2jに係合させる
。これにより、ホルダ3が装置本体2の下部に装着され
る。このようにホルダ3が装着されると2第5図に示す
ように、光源室8の透明ガラス13の下面に保持された
原版22のみがホルダ3の開口3aから下側へ突出し、
その下面に熱転写シート14が張り渡される。このよう
に熱転写シート14が張り渡された装置本体2を被記録
紙23の上に配置して、その熱転写シート14を被被記
録紙23に密着させる。これにより、被記録紙23への
転写が凹部な状態となる。
録紙23に転写する場合について説明する。この場合に
は、まず、熱転写シー)14が巻き付けられたリール1
7.17をホルダ3の各リール収納部3b、3b内に収
納し、このホルダ3を装置本体2の下部に装着する。す
なわち、熱転写シー)14の各端部をそれぞれリール1
7.17に巻き付け、第2図に示すように、その中間の
熱転写シート14をホルダ3の下側に配置し、両側のリ
ール17.17をそれぞれホルダ3の側方を通してリー
ル収納部3b、3bの上方より挿入し、リール17.1
7の各軸部17a・・・を軸支部3f・・・に回転回部
に軸支させる。この状態で、ホルダ3を装置本体2の下
部に対応させ、ホルダ3の前後に設けられた各フック部
3C13cを装置本体2側の係止凹部2jに係合させる
。これにより、ホルダ3が装置本体2の下部に装着され
る。このようにホルダ3が装着されると2第5図に示す
ように、光源室8の透明ガラス13の下面に保持された
原版22のみがホルダ3の開口3aから下側へ突出し、
その下面に熱転写シート14が張り渡される。このよう
に熱転写シート14が張り渡された装置本体2を被記録
紙23の上に配置して、その熱転写シート14を被被記
録紙23に密着させる。これにより、被記録紙23への
転写が凹部な状態となる。
この状態で、被記録紙23への転写を行なう場合には、
上述した原版作成の場合と同様に、まず、充電用スイッ
チSa をオン状態にセットして、充電を開始し、この
充電が完了した後に放電用スイッチSbを操作し、放電
ランプ9を閃光させる、すると、その光線は第8図に示
すように、原版用シート15を通してその下の熱転写シ
ート14に照射される。このように光線が原版22に照
射されると、原版22はその下面に原稿21のインク像
21aの一部が転写されてなるインク像22aが設けら
れているので、このインク像22aの部分は光線が透過
せず、しかもこのインク像22aが熱吸収の良い黒色の
カーボン等よりなっているので、そのインク像22aの
部分は光線を吸収して熱をもつ、なお、それ以外の部分
は光線が透過するので、熱をもつことはない。そのため
、原版22のインク像22a以外の部分を透過した光線
は熱転写シート14の光反射層14bで反射されるため
、この部分の熱転写シー)14は熱をもつことはないが
、原版22のインク像22aの部分は照射された光線に
より熱をもつので、この熱が熱転写シー)14の光反射
層14bおよびベースフィルムI4aを介して熱溶融イ
ンク層14cに伝えられ、この部分の熱溶融インク層1
4cのみが溶融し、この溶融部14dが第9図に示すよ
うに下側の被記録紙23に熱転写される。これにより、
原版22のインク像22aが被記録紙23に確実かつ鮮
明に転写される。なお、別の被記録紙23に再び転写す
る場合には、ホルダ3から露出しているリール17.1
7のいずれか一方を指等で回して、1回の転写に必要な
熱転写シート14を原版22の下に新たに引き出してセ
ットし、に述と同様に放電ランプ9を閃光させれば良い
、これを緑り返すことにより、何枚でも転写することが
でき、しかもノート等のとじ合わされた被記録紙にも簡
単に転写することができる。この場合、原版用シー)1
5に転写されたインク像22aは通常のインクシートを
介して被記録紙に熱転写する場合には、インク像22a
がインクシートに少しずつ転写されるため数枚の被記録
紙に転写しただけで使用不可能となってしまう、しかし
、本発明では、インクシートの上面に金属蒸着層よりな
る光反射層14bを形成した熱転写シート14を用いて
おり、原版用シート15のインク像22aは光反射層1
4bに接面されているため光反射層14bには全く転写
されず、極めて多くの被記録紙に転写することができる
。
上述した原版作成の場合と同様に、まず、充電用スイッ
チSa をオン状態にセットして、充電を開始し、この
充電が完了した後に放電用スイッチSbを操作し、放電
ランプ9を閃光させる、すると、その光線は第8図に示
すように、原版用シート15を通してその下の熱転写シ
ート14に照射される。このように光線が原版22に照
射されると、原版22はその下面に原稿21のインク像
21aの一部が転写されてなるインク像22aが設けら
れているので、このインク像22aの部分は光線が透過
せず、しかもこのインク像22aが熱吸収の良い黒色の
カーボン等よりなっているので、そのインク像22aの
部分は光線を吸収して熱をもつ、なお、それ以外の部分
は光線が透過するので、熱をもつことはない。そのため
、原版22のインク像22a以外の部分を透過した光線
は熱転写シート14の光反射層14bで反射されるため
、この部分の熱転写シー)14は熱をもつことはないが
、原版22のインク像22aの部分は照射された光線に
より熱をもつので、この熱が熱転写シー)14の光反射
層14bおよびベースフィルムI4aを介して熱溶融イ
ンク層14cに伝えられ、この部分の熱溶融インク層1
4cのみが溶融し、この溶融部14dが第9図に示すよ
うに下側の被記録紙23に熱転写される。これにより、
原版22のインク像22aが被記録紙23に確実かつ鮮
明に転写される。なお、別の被記録紙23に再び転写す
る場合には、ホルダ3から露出しているリール17.1
7のいずれか一方を指等で回して、1回の転写に必要な
熱転写シート14を原版22の下に新たに引き出してセ
ットし、に述と同様に放電ランプ9を閃光させれば良い
、これを緑り返すことにより、何枚でも転写することが
でき、しかもノート等のとじ合わされた被記録紙にも簡
単に転写することができる。この場合、原版用シー)1
5に転写されたインク像22aは通常のインクシートを
介して被記録紙に熱転写する場合には、インク像22a
がインクシートに少しずつ転写されるため数枚の被記録
紙に転写しただけで使用不可能となってしまう、しかし
、本発明では、インクシートの上面に金属蒸着層よりな
る光反射層14bを形成した熱転写シート14を用いて
おり、原版用シート15のインク像22aは光反射層1
4bに接面されているため光反射層14bには全く転写
されず、極めて多くの被記録紙に転写することができる
。
なお、上述した実施例では原版用シー)15を原版22
として用いたが、これに限らず、原稿21のインク像2
1aが転写された原版用シート15をそのまま複写物と
して用いることもできる。
として用いたが、これに限らず、原稿21のインク像2
1aが転写された原版用シート15をそのまま複写物と
して用いることもできる。
また、転写シート14は必ずしもベースフィルム14a
の上面に光反射層14bを有し、下面に熱溶融インク層
14cを有するものである必要はなく、例えば、金属箔
の下面に熱溶融インク層を設けたものでも良く、またベ
ースフィルムの下面に光反射層および熱溶融インク層を
順次積層したものでも良いが、この場合にはベースフィ
ルムとして、ポリイミド等の透明な耐熱性フィルムを用
いる必要がある。
の上面に光反射層14bを有し、下面に熱溶融インク層
14cを有するものである必要はなく、例えば、金属箔
の下面に熱溶融インク層を設けたものでも良く、またベ
ースフィルムの下面に光反射層および熱溶融インク層を
順次積層したものでも良いが、この場合にはベースフィ
ルムとして、ポリイミド等の透明な耐熱性フィルムを用
いる必要がある。
以上詳細に説明したように、この発明の熱転写方法によ
れば、発色剤等の経時変化する要素を全く用いていない
ため保存性が良い、原稿のインク像をそのままホットメ
ルト接着剤に転写する方法であるから、感熱発色層のよ
うに原稿のインク像が吸収した熱エネルギの影響を受け
ることがないので、忠実性が良い。また、原稿のインク
像は、ホットメルト型接着剤により上層側のみ、あるい
はほとんど全体が転着されるが、この転着はホットメル
ト型接着剤の接着力によって決定され、原稿のインク像
に吸収される熱エネルギ量の影響はほとんど受けないの
で、如何なる種類のインク像に対してもほぼ同一の熱エ
ネルギによって鮮明に転写することができる。
れば、発色剤等の経時変化する要素を全く用いていない
ため保存性が良い、原稿のインク像をそのままホットメ
ルト接着剤に転写する方法であるから、感熱発色層のよ
うに原稿のインク像が吸収した熱エネルギの影響を受け
ることがないので、忠実性が良い。また、原稿のインク
像は、ホットメルト型接着剤により上層側のみ、あるい
はほとんど全体が転着されるが、この転着はホットメル
ト型接着剤の接着力によって決定され、原稿のインク像
に吸収される熱エネルギ量の影響はほとんど受けないの
で、如何なる種類のインク像に対してもほぼ同一の熱エ
ネルギによって鮮明に転写することができる。
第1図〜第9図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
熱転写装置の外観斜視図、第2図は装置本体からホルダ
を取り外した状態の斜視図、第3図は熱転写装置の断面
図、第4図は操作レバーを操作した状1Bの断面図、第
5図は原版をセットした状態の断面図、第6図は原版の
作成状態を示す要部拡大断面図、第7図は熱転写装置に
より作成された原版の要部拡大断面図、第8図は原版を
用いて被記録紙に熱転写を行なう状態の要部拡大断面図
、第9図は転写された被記録紙の要部拡大断面図である
。 15・・・・・・原版用シート、15a・・・・・・樹
脂シート、15b・旧・・ホットメルト型接着剤、21
・旧・・原稿、21a・・・・・・インク像、22・・
・・・・原版、22a・・・・・・インク像。 4¥ 許 出 願 人 カシオ計算機株式会社
熱転写装置の外観斜視図、第2図は装置本体からホルダ
を取り外した状態の斜視図、第3図は熱転写装置の断面
図、第4図は操作レバーを操作した状1Bの断面図、第
5図は原版をセットした状態の断面図、第6図は原版の
作成状態を示す要部拡大断面図、第7図は熱転写装置に
より作成された原版の要部拡大断面図、第8図は原版を
用いて被記録紙に熱転写を行なう状態の要部拡大断面図
、第9図は転写された被記録紙の要部拡大断面図である
。 15・・・・・・原版用シート、15a・・・・・・樹
脂シート、15b・旧・・ホットメルト型接着剤、21
・旧・・原稿、21a・・・・・・インク像、22・・
・・・・原版、22a・・・・・・インク像。 4¥ 許 出 願 人 カシオ計算機株式会社
Claims (1)
- 一面にホットメルト型接着剤が被着された透明シートと
、印刷または複写によりインク像が形成された原稿とを
、前記透明シートのホットメルト型接着剤の被着面と前
記原稿のインク像形成面とを密着して積層し、前記透明
シート側から光線を照射して前記原稿のインク像の少な
くとも上層部を前記透明シートのホットメルト型接着剤
に転写することを特徴とする熱転写方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63144581A JPH022088A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 熱転写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63144581A JPH022088A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 熱転写方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH022088A true JPH022088A (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=15365464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63144581A Pending JPH022088A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 熱転写方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022088A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022626A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Mitsugi Usagawa | 組合せ計量装置 |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP63144581A patent/JPH022088A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022626A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Mitsugi Usagawa | 組合せ計量装置 |
JPH0477858B2 (ja) * | 1983-07-19 | 1992-12-09 | Mitsugi Usagawa |
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