JPH02121884A - 閃光複写方法 - Google Patents

閃光複写方法

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JPH02121884A
JPH02121884A JP63273353A JP27335388A JPH02121884A JP H02121884 A JPH02121884 A JP H02121884A JP 63273353 A JP63273353 A JP 63273353A JP 27335388 A JP27335388 A JP 27335388A JP H02121884 A JPH02121884 A JP H02121884A
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JP
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sheet
image
ink
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paper
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JP63273353A
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English (en)
Inventor
Yukio Kashio
幸雄 樫尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
    • B41M5/38214Structural details, e.g. multilayer systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は閃光複写方法に関する。
[従来技術] 従来、閃光手段を用いて複写を行なう方法として、例え
ば、原稿上に透光性を有する孔版用原版を重ねて閃光手
段を閃光することにより、原稿の画像と対応する原版用
画像を孔版用原版に孔として形成する方法、あるいは静
電潜像により予め所定の画像を複写した複写原稿上に透
明シートを重ねて閃光手段を閃光することにより、複写
原稿の画像を透明シートに複写する方法等がある。
このような複写方法に用いられる閃光複写装置は、装置
本体に回動ケースな回動可能に堆り付け、この回動ケー
スに閃光手段を設けるとともに、装置本体上にクッショ
ン材を有する抑圧板を設けた構成となっている。この場
合、閃光手段は回動ケースの光源室内に放電ランプを備
え、光源室の一面(抑圧板と対向する面)を開口し、こ
の開口部に透明ガラスを取り付けた構成となっている。
また、クッション材は複写の際に、孔版用原版と原稿、
または複写原稿と透明シートを全面均一に密若させるも
のである。
このような閃光複写装置を用いて、前者の方法の複写を
行なう場合には、透明ガラスの外面に孔版用原版を取り
付け、押圧板のクッション材上に原稿を配置したのち1
回動ケースを回動させて透明ガラスとクッション材との
間に孔版用原版と原稿とを挟み込み、この状態で放電ラ
ンプを閃光して孔版用原版に原稿の画像と対応する画像
を孔として形成する。この場合、回動ケースを回動させ
て透明ガラスとクッション材との間に孔版用原版と原稿
とを挟み込むと、これらの全面がクッション材により均
一に密着するので、濃淡が均一な複写画像が得られる。
なお、このような複写方法では、それ自体が複写物とは
ならないため、作成された原版を用いて被記録紙等に本
転写する必要がある。この場合には、熱溶融型のインク
が封入されたインクチューブからインクを絞り出して別
シートに塗布し、このシートを原版の内側面に兎ねて透
明ガラスに取り付けるとともに、抑圧板のクッション上
に被記録紙を配置し、上述と同様に回動ケースを回動さ
せて透明ガラスとクッション材との間に原版と被記録紙
を配置して密着させ、この状態で放電ランプを閃光する
ことにより、jX版画の画像と対応する複写像を被記録
紙に転写する。これにより、複写物が得られる。
また、後者の方法で複写を行なう場合には、上述した前
者の方法と同様に、透明ガラスの外面に画像が形成され
た複写原稿を取り付け、押圧板のクッション材上に透明
シートを配置したのち、回動ケースを回動させて透明ガ
ラスとクッション材との間に複写原稿と透明シートを挟
み込み、この状態で放電ランプを閃光して複写原稿の画
像と対応する画像を透明シートに複写する。これにより
、複写物が得られる。
[発明が解決しようとする課WJ] ト述したような複写方法のうち、原稿の画像と対応する
原版用画像を孔版用原版に孔として形成する前者の複写
方法では、それ自体が複写物とはならないため1作成さ
れた原版を用いて被記録紙等に本転写しなければならず
、複写作業が煩雑で面倒である。また、複写原稿の画像
を透明シートに複写する後者の複写方法では、静電潜像
により予め所定の画像が形成された複写原稿を用意しな
ければならないため、手書きによって自由な画像を形成
することができず、使用者の希望する画像が得られない
、さらに、このようないずれの複写方法においても、複
写を行なう際には1回動ケース側の透明ガラスに孔版用
原版または複写原稿を取り付け、装置本体側のクッショ
ン材上に孔版用の原稿または透明シートを配置し、この
状態で回動ケースを装置本体に対して回動させることに
より1回動ケース側の透明ガラスと装置本体側のクッシ
ョン材との間に孔版用原版と原稿、または複写原稿と透
明シートを挟み込んで複写を行なうため、その挟み込み
作業が面倒であり、作業性が極めて悪いという問題があ
る。この場合、複写原稿の画像を透明シートに複写する
方法では、複写の度に形成された画像が薄れるため、多
数の複写ができない、また、上述した複写方法では、平
坦なものにしか複写をすることができない0例えば、前
者の複写方法のように原稿の画像を孔版用原版に形成し
、この原版を用いて被記録紙等に転写する場合において
も、原版は回動ケース側の透明ガラスに取り付けられ、
被記録紙は装置本体側のクッション材上に配置されるた
め、転写の際に被記録体が円弧状の曲面であると、jX
版が被記録体の転写面になじまないので、平坦なものに
しか転写することがでさない、そのため、バー/ )や
花瓶、鉛筆等の円弧面や屈曲面等の曲面には複写するこ
とができないばかりか、ノート等の綴られた用紙におい
ても、綴られた側縁部付近には鮮明な複写ができない。
この発明の目的は1手書きにより自由に描かれた画像を
容易に複写することができ、また、その画像を平坦な面
に限らず、バットや花瓶、鉛筆等の円弧面や屈曲面等の
曲面にも良好に複写することのできる閃光複写方法を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明の閃光複写方法は、透明部材、透光性を有する
クッション部材、透光性を有するトレーシングベーパや
パラフィン紙、和紙または樹脂シート等よりなり、少な
くとも一面に画像が形成された薄葉シート、光反射層、
熱溶融インク層および被複写部材を順次積層し、前記ク
ッション部材を圧縮しながら前記透明部材の上方より閃
光ランプを閃光して、前記画像に対応する部分の前記熱
溶融インク層を前記複写部材に複写する方法である。
[作 用] この発明の閃光複写方法によれば、薄葉シートが透光性
を有するトレーシングペーパやパラフィン紙、和紙また
は樹脂シート等よりなっているので、少なくとも一面に
筆記具や転写等により画像を自由にかつ容易に形成する
ことができる。また、この薄葉シートを用いて被複写部
材に複写する場合には、薄葉シートと透明部材との間に
透光性を有するクッション部材が配置されているので、
薄葉シートを被複写部材に押し付けて透明部材の上方よ
り閃光ランプを閃光する際、前記クッション部材が圧縮
して薄葉シートを被複写部材に密接させることができる
。そのため、複写作業が簡単で鮮明な複写ができるばか
りか、特に、被複写部材が記録紙等の平坦なものに限ら
ず、バットや花瓶、鉛筆等の円弧面や屈曲面等の曲面や
、あるいはノート等の綴られた用紙における綴られた側
縁部付近にも鮮明に複写することができる。
[実施例] 以下、第1図〜第17図を参照して、この発明の詳細な
説明する。
ggf図〜第8図はこの発明の閃光複写方法を実施する
ための閃光複写装置を示す、この閃光複写装置1は装置
本体2の下部にホルダ3が第2図に示すように着脱可能
に装着される構成となっている。装置本体2は第1図お
よび第2図に示すように、3段状の箱形をなし、上方側
(第2FyJでは下方側)の2段を形成する上部ケース
4と、下方側(第2図では上方側)の段部を形成する下
部ケース5とが図示しないビスにより一体に締結され、
この下部ケース5を覆うようにホルダ3が装着される。
上部ケース4は薄い中空の箱形をなし、第1図に示すよ
うに、その中間段部の両側部に操作レバー6.6が設け
られ、手前側面にはACアダプタの接続部7が設けられ
ている。上部ケース4の上段部は中間段部に対して両側
のみが少し小さい箱形をなし、第3図に示すように、そ
の内部が中間段部の上部に設けられた上部仕切板8によ
り仕切られ、この内部に電池収納室9が設けられ、上面
には電源用スイッチSa、放電用スイッチSb、および
発光ダイオード10が設けられている。下部ケース5は
中間段部よりも−回り小さい箱形をなし、第3図に示す
ように、その内部が中間段部の下部に設けられた下部仕
切板11により仕切られ、これにより光源室12が形成
され、この光源室12内に放電ランプ(光源ランプ)1
3および反射板14が設けられ1両側面には保持部材1
5.15が上下方向へスライド可能に設けられている。
以下、各部材について順に説明する。
電池収納室9は電池16を収納するもので、上部ケース
4の上段左側面に電池iJi 9 aが設けられ、この
電池蓋9aに電極板9bが設けられ、奥側(右側)に電
極ばね9cが設けられている。電源用スイッチSaはス
ライドスイッチよりなり。
電源をオン状態にするとともに、複数段階(この実施例
では工の位置とHの位置の2段階)に切り換わって放電
ランプ13の閃光エネルギを調整する。放電用スイッチ
Sbは押釦スイッチ等よりなり、充電完了後に操作する
ことにより、放電ランプ13を閃光させる0発光ダイオ
ード10は充電が完了した際に点灯して放電ランプ13
の閃光可能な状態を警告するものである。
光源室12は下部ケース5内に形成される空間であり、
その下部が開放され、この開放された部分(透光窓部)
にガラス又はアクリル樹脂等の透明部材で形成された透
明体17が設けられている、放電ランプ13はカメラの
ストロボ用として用いられるキセノンランプ等よりなり
、上述した放電用スイッチSbの操作により閃光し、そ
の閃光の度合は電源用スイッチSaのセット状態によっ
て異なる0反射板14は放電ランプ13の上方に配置さ
れ、放電ランプ13からの光を下側の透明体17側へ反
射する。また、透明体17の下面にはクッション部材1
7aが透明な接着剤により接着されている。このクッシ
ョン部材17aは発泡ウレタンや発泡ポリエステル等の
弾力性を有する発泡材よりなり、見掛上は白色であるが
、透光性を有する。すなわち、ここで言う透光性とは、
光を完全に透過する透明なものに限らず、半透明なもの
、あるいは透かして見える程度のものであっても良く、
広い意味での透光性である。また、このクッション部材
17aは透明体17よりも少し小さく、その厚さはある
程度厚く形成されている。なお、下部ケース5にはti
42図に示すように、安全スイッチScが設けられてい
る。この安全スイッチScは光源室12の下方(第2図
では上方)へ出没自在に突出する操作子を備え、光源室
12を下側にして装置本体2を後述する原稿22または
後述する被記録体(被複写部材)23の上にa置した際
に、操作子が押し込まれてオン状態となる。
操作レバー6.6は中間段部の両側面から下面に亘って
設けられ、後述する保持部材(保持手段)15.15を
上下動させるものであり、それぞれ操作釦6aと回動ア
ーム6bとからなり、ビン6cにより上部ケース4に回
動可能に取り付けられている。すなわち、操作釦6aは
上部ケース4の両側面に形成された銅鐸入孔4a内に配
置され、その下部がビン6cにより回動可能に珈り付け
られ、このピン6cを中心に回動して上部ケース4の内
外へ出没するとともに、通常はその一部が外部へ突出し
ている0回動アーム6bは「L」字状に折り曲げられた
板状のもので、上部ケース4内の下部仕切板11に銅鐸
入孔4aと対応して形成された切欠部11a内に配置さ
れ、その先端が2股に分れて下部仕切板11の下面に延
びて当接している。したがって、操作レバー6は操作釦
6aが外側から押されると、第4図に示すように回動ア
ーム6bがピン6cを中心に矢印X方向へ回動し、その
先端が下側へ移動する。
保持部材15.15は操作レバー6.6の操作に連動し
て上下動するものであり、操作レバー6.6により押し
下げられた際には第4図に示すように、その下端がクッ
ション部材17aから下方へ押し下げられて離間し、後
述する薄葉シート19のセットを可能にするとともに、
引き上げられた際には第5図に示すように透明体17の
下面に設けられたクッション部材17aの下面に薄葉シ
ー)19を接面して保持する構成となっている。すなわ
ち、この保持部材15はそれぞれ平板状をなし、その下
端に係止部15aが互いに対向する方向へrLJ字状に
折り曲げられており、両側端には第2図に示すようにガ
イド部15b、15bが設けられ、上端(第2図では下
端)には当接部15c、15cが設けられ、これら全体
がコイルばね20により常に上方(第2図では下方)へ
引き寄せられている。この場合、下端の係止部15aは
第5図に示すように、薄葉シート19の縁を透明体17
の縁に直接押し付けて、透明体17の下面側にクッショ
ン部材17aを介して薄葉シート19を弾力的に押え付
ける。Fi側端のガイド部15b、15bはそれぞれ下
部ケース5の側面両側に形成された各ガイド@5a、5
aに上下動可能に設けられている。上端の当接部15c
、15cはそれぞれ外側へ若干折り曲げられて傾斜して
おり、その各上端が常に上方の操作レバー6の回動アー
ム6bに当接している。コイルばね20は、その下端が
当接部15c、15c間における保持部材15の上端に
取り付けられ。
上端が操作レバー6の回動アーム6bの2股に分れた先
端間を通してその上方の下部仕切板11の取付孔11b
に取り付けられ、これにより保持部材15を常に上方へ
引き上げている。
ホルダ3はインクシート18を装置本体2に対して取り
付けるものであり、装置本体2の下部に下部ケース5を
覆って着脱可能に装着される。すなわち、ホルダ3は第
2図に示すように、上方が開放されたほぼ四角い箱形を
なし、その底部には開口3aが光源室12の透明体17
と対応して設けられ、この開口3aを挟んで両側にはリ
ール収納部3b、3bが設けられ、前後壁の上部にはフ
ック部3C13Cが上方へ突出して設けられている。し
たがって、ホルダ3はフック部3C53cが装置本体2
の下面、つまり中間段部の下部仕切板11に設けられた
係止凹部lie、1lc(一方は図示せず)に係脱可能
に係合することにより、装置本体2の下部に装着される
。この場合、底部の開口3aは光源室12の透明体17
よりも大きく形成されており、ホルダ3が装置本体2に
装着された際には、第6図および第7図に示すように開
口3aを通して保持部材15.15の各下端の係止部1
5a、15aおよびクッション部材17aがその下方へ
突出する0両側のリール収納部3b、3bはリール21
.21を回転自在に収納する部分であり、それぞれ仕切
壁3dによりホルダ3の内部と仕切られ、外側壁は下側
へ向けて狭くなるように傾斜し、この傾斜した部分の外
側壁にリール21の一部を外部へ露出させる開口3eが
形成されており、内部の前後部にはり−ル21の各軸部
21a、21aを軸支する軸支部3f、3fが設けられ
ている。この場合、仕切壁3dはホルダ3が装置本体2
の下部に取り付けられた際に保持部材15および操作レ
バー6の上下動を妨げないように構成されている。また
、軸支BH3f、3fはリール21が勝手に回転しない
ようにある程度の摩擦抵抗をもって軸部21a、21a
を軸支し、ホルダ3が装置本体2の下部に取り付けられ
た際には上部ケース4の下部仕切板11に突出して設け
られた規制突起lid。
lidにより軸部21a、21aを上下方向にガタ付か
ないように押え付ける。リール21.21はそれぞれイ
ンクシート18が各リール収納部3b、3bから開口3
aの下側を通して巻き付けられ、各リール収納部3b、
3bから露出したリール部17b・・・を指等で摩擦抵
抗に抗して回すことにより、インクシート18をいずれ
か一方に巻き取る。なお、リール21.21はそれぞれ
軸支部3f、3fに摩擦抵抗をもって軸支されているた
め、各リール21.21に巻き付けられたインクシー)
18は途中でたるむことはなく、光源室12の透明体1
7の下面に重り渡される。
ところで、光源室12の透明体17の下面側にクッショ
ン部材17aを介して装着される薄葉シ) 19Jf、
 ハラフィン紙、トレーシングベーパ、和紙、あるいは
ポリエステルやポリプロピレン等の樹脂シート等よりな
り、透光性を有し、少なくとも一面にはインク画像19
aまたは筆記画像19bが形成される。この薄葉シート
19は本発明を最も効果的に実施できるものとして、パ
ラフィン紙が推奨される。 JIS Z 1510によ
れば、パラフィン紙は、グラシン紙、模造紙またはクラ
フト紙にパラフィンを主とした塗布剤を均一に塗布また
はしみ込ませたものとされている。ここにおいて、パラ
フィンとはメタン列炭化水素類または6蝋と言われるも
のである。しかし、上記の定義は、本発明の実施例およ
び目的に合致する限り広義に解釈されるべきである。す
なわち、ベースを紙とし、少なくとも一面にパラフィン
と等価の性質を有する塗布剤を均一に塗布またはしみ込
ませたものは、本発明の目的に合致するものである。
また、このような薄葉シート19に形成されるインク画
像19aまたは筆記画像19bは、後述する原稿22の
画像22aの転写、または筆記具30による手書きによ
って形成される。この場合、インク画像19aは、サー
マルプリンタで印字された印字記録物の熱転写、カーボ
ントナーによる静電複写、レタリングシートからの転写
等により形成され、また筆記画像19bは鉛筆、ボール
ペンまたはインクを用いた筆記具30等による手書き等
により形成される。要するに、インク画像19aおよび
筆記画像19bは熱吸収率のよいカーボン粉末を樹脂中
に混合したものが望ましい、また、薄葉シート19はイ
ンク画像19aおよび筆記画像19bの熱吸収率が低い
ことを考慮して、薄葉シート19の厚さをlO〜BOg
m程度にすることが望ましい、そのため、薄葉シー)1
9が装着され難くなる場合には、薄葉シート19を枠状
支持体(図示せず)に接着して装着すれば良い。
また、ホルダ3の各リール21.21に巻き付けられる
インクシート18は、薄葉シート19に形成されたイン
ク画像19aまたは筆記画像19bと対応する像を普通
紙等の被記録体(被複写部材)23に複写するものであ
り、第12図に示すように、全体の厚さが約3〜50J
Lm前後で、ポリエステル等の透明または不透明なベー
スフィルム18aの上面にニッケル(Xi)、アルミニ
ウム(AI)、銅(Cu)等の金属蒸着層よりなる光反
射層18bを形成するとともに、ベースフィルム18a
の下面にカラーインク等よりなる熱溶融インク層18c
を形成した構成となっている。このカラーインクとして
は黒色の他に、赤色、黄色、青色、緑色あるいは金色、
銀色等各種の色のものを採用することができる。
第8図は上述した閃光複写装Nlの回路構成を示す0図
中Sdは常閉されており、ACアダプタの接続部7が挿
入されると電池16のラインを遮断し、外部電源側に切
り変える電源切換用スイッチである。電池16は装置本
体2の電池収納室9内に収納され、リレーLに接続され
るとともに、分圧用抵抗R1、R2、Rx と定電圧検
出回路25の接続ラインに介在された電源用スイッチS
a と連動する接点Sa+を介してDC−DCコンバー
タ26、閃光用コンデンサC1,トリガー回路27.お
よび放電ランプ13に接続される。
DC−DCコンバータ26は電池16の電圧を高電圧に
昇圧するとともに、昇圧した高電圧(loO’V程度)
を放電ランプ13に印加する。
電源用スイッチSJは接点Satを連動するもので、オ
フ位置では接点Salを開放し、他の■、■の位置では
接点Satを閉成する0分圧用抵抗R+ 、R2、Rx
は充電電圧VoをV+t’Jよびv2に分圧する。この
場合は当然V(1>Vl >v2の関係となる。定電圧
検出回路25は、例えばツェナダイオードとトランジス
タ等から構成され、入力側に接続されたツェナダイオー
ドのカソードに所定以上の電圧が供給されるとトランジ
スタを作動する。この場合、定電圧検出回路25は電源
用スイッチSaがIの位置に接続されている方が、■の
位置に接続されている場合よりも、遅れて動作する。換
言すれば、電源用スイッチSa を■の位置に設定した
場合の方が■の位置に設定した場合よりも閃光用コンデ
ンサCIへの充電時間が長く、高電圧に充電される。こ
のため、■の位置において放電用スイッチSbを閉成す
ると、放電ランプ13はIの位置よりも弱い閃光を発す
る。リレーLは接点Salが閉成して閃光用コンデンサ
CI を充電させ、上述した定電圧検出回路25のトラ
ンジスタに電流が流れると接点Laを開放し、抵抗R4
を介して発光ダイオードlOを点灯させる。トリガー回
路27は昇圧用変圧器を含むもので、安全スイッチSc
の接点Sc+が閉成した状態で、放電用スイッチSbが
閉じられると閃光用コンデンサC1に充電された電圧を
昇圧して放電ランプ13を閃光させる。
次に、第9図〜第11図を参照し、上述したように構成
された閃光複写装置lにより原稿22の原稿画像22a
を薄葉シー)19に転写する場合について説明する。
この場合には、まず、原稿22を作成する。すなわち、
原稿22は普通紙等の被記録紙22bに原稿画像22a
を形成したものであり、例えば、サーマルプリンタの印
字による印字記録物、カーボントナーによりインク像が
形成された静電複写物、インクにより印刷された新聞、
雑誌等の印刷物やレタリングシート、あるいは鉛筆、ボ
ールペンまたはインクを用いた後述する筆記具30によ
り筆記された筆記記録物等である。上記の中、レタリン
グシートによる場合は、予め、透明なシートの裏面に剥
離剤を介して文字または図柄等のインク画像を印刷した
レタリングシートを準備しておき、このレタリングシー
トのインク画像形成面を被記録紙22b上に密着し、透
明なシートの表面にペンや棒等の先端の細い、比較的固
い部材により擦り付けてインク画像を被記録紙22b上
に転写して原稿22を作成する。
このような原稿22を用いて原版24を作成する場合に
は、まず、装置本体2の下部からホルダ3を第2図およ
び第3図に示すように取り外す。
この状態で、装置本体2の操作レバー6.6を操作して
、第4図に示すように保持部材15.15を押し下げ、
光源室12の下部に設けられた透明体17の下面側に薄
葉シー)19をセットする。
すなわち、操作レバー6の操作釦6aを外側から押すと
、ビン6Cを中心に回動アーム6bが矢印X方向へ回動
し、こり回動アーム6bの先端が保持部材15の各当接
部15c、15cをコイルばね20に抗して押し下げる
。すると、保持部材15はその各両端のガイド部15b
、15bが下部ケース5の各ガイド溝5a、5aにガイ
ドされて下側へ移動し、その下端の係止部15aが透明
体17の下部に設けられたクッション部材17aから下
方へ押し出される。この状態で、保持部材15の係止部
15aとクッション部材17aとの間に薄葉シート19
を挿入する。この場合、薄葉シート19が撓んで挿入し
にくい場合には、枠状補強シート(図示せず)を薄葉シ
ート19に接着して一体化しておくと扱い易い、この枠
状補強シートは薄葉シー)19と略同じ外形として、中
央部を開口したものであるが、必ずしも枠状とせず、薄
葉シー)19とほぼ同じ大きさの長方形状として、中央
部に開口を設けなくとも良い、但し、この場合には、補
強シートを透明部材とし且つ薄葉シート19のインク画
像19aの形成面と反対面側、換言すれば、クッション
部材17aと薄葉シート19との間に配置する必要があ
る。そして、操作レバー6の抑圧を解除すると、第5図
に示すように、コイルばね20により各保持部材15は
それぞれ引き上げられ、下端の係止部15aがクッショ
ン部材17aを介して薄葉シート19の縁を透明体17
の縁に直接押し付ける。
これにより、薄葉シー)19は第9図に示すようにクッ
ション部材17aの弾力により透明体17の下面に対し
全面が密着して装着される。すなわち、クッション部材
17aはその大きさが係止部15a、15a間の間隔よ
りも小さく形成されているため、係止部15a、15a
は薄葉シート19の縁を直接透明体17の縁に押し付け
て保持し、かつ薄葉シート19の下面から引込まれる。
このようにして、薄葉シー)19が装着された後は、第
9図に示すように、薄葉シー)19を下にして装置本体
2を原稿22上に配置する。この場合、原稿22は卓上
等の平坦な蔵置台28に載置されている。この状態で、
装置本体2を上方より押圧すると、第1O図に示すよう
に、クッション部材17aが圧縮され、薄葉シー)19
の下面が原稿22の画像形成面に全面均一に押し付けら
れて密着する。この場合には、薄葉シート19の下面か
ら引込まれている係止部15a、15aが原稿22に接
触するまで押圧してクッション部材17aを圧縮し、薄
葉シート19を原稿22に均一に密着する。このように
、薄葉シート19が原稿22に密着すると、安全スイッ
チScが動作して接点Sclを閉成する。これにより、
i稿22の複写が可能な状態となる。
そして、装置本体2の上面に設けられた電源用スイッチ
Saをオン状7!i(Iの位置または■の位置のいずれ
か)にセットして閃光量を調整する。
すると、第8図に示すように接点S、が閉成され、閃光
用コンデンサCIに充電が開始され、閃光用コンデンサ
CIの充電とともに電圧VOが増大し、これとともに定
電圧検出回路25の入力側電圧■!が所定値になるとリ
レーLの接点Laが開放されて、閃光用コンデンサCI
 の充電が停止され、同時に発光ダイオードIOが点灯
する。この発光ダイオード10の点灯により、閃光準備
が完了していることを知らせる。この状態で、放電用ス
イッチsbを閉成すると、閃光用コンデンサC1に蓄え
られていた電圧がトリガー回路27に供給され、放電ラ
イプ13のトリガー電極に高電圧が印加され、放電ラン
プ13が強い閃光を発する。
このように放電ランプ13が閃光を発すると、その光線
は第1O図に示すように、光源室12の下部に設けられ
た透明体17、クッション部材17a、および薄葉シー
)19を通して原稿22に照射される。すると、薄葉シ
ー)19の下面に原稿22がクッション部材17aによ
り弾力的に密着しているため、原稿22の表面に形成さ
れた原稿画像22aの上層部(つまり1画像中に含まれ
ているカーボントナー等)が薄葉シー)19の下面に第
11図に示すようにインク画像(複写像)19aとして
転着される。これは、原稿画像22aに含まれるトナー
等の材料が光線を吸収して発熱し、この熱により薄葉シ
ー)19の下面および原稿画像22aが溶融して両者が
固着されるという作用による。これにより、原稿22の
原稿画像22aが薄葉シー)19に忠実かつ鮮明に転写
され、原稿22の複写物が得られる。しかも、この複写
物は原版24にもなり得る。
次に、第12図および第13図を参照し、上記のように
複写された複写物、つまり原版24を用いて転写された
インク画像19aを被記録体23に複写する場合につい
て説明する。
この場合には、まず、インクシート18が巻き付けられ
たリール21.21をホルダ3の各り一ル収納部3b、
3b内に収納し、このホルダ3を装と本体2の下部に装
着する。すなわち、インクシー)18の各端部をそれぞ
れリール21.21にaき付け、第2図に示すように、
その中間のインクシー)18をホルダ3の下側に配置し
、両側のリール21.21をそれぞれホルダ3の側方を
通してリール収納部3b、3bの上方より挿入し、リー
ル21.21の各軸部21a・・・を軸支部3f・・・
に回転可能に軸支させる。この状態で、ホルダ3を装置
本体2の下部に対応させ、ホルダ3の前後に設けられた
各フック部3c、3cを装置本体2側の係止凹部11c
に係合させる。これにより、ホルダ3が装置本体2の下
部に装着される。このようにホルダ3が装着されると、
第6図に示すように、光源室12の透明体17の下面側
に保持された原版24がホルダ3の開口3aから下側へ
突出し、その下面にインクシート18が張り渡される。
このようにインクシート18が張り渡された装置本体2
を第12図に示すように、載置台28上の被記録体23
の上に配置する。この状態から装置本体2を上方より押
し下げて、第13図に示すように保持部材15.15の
各係止部15a、15aを4I!置台28上の被記録体
23に押し付ける。すると、クッション部材17aが圧
縮されるので、原版24がインクシート18の上面に弾
力的に密着する。これと同時に、インクシー)18は被
記録体23に密着する。なお、この場合にも、安全スイ
ッチSeが作動して接点Sclを閉成する。これにより
、被記録体23への複写が可能な状態となる。
この状態で、被記録体23への複写を行なう場合には、
上述した原版作成の場合と同様に、まず、電源用スイッ
チS、をオン状m(Iの位置またはHの位置のいずれか
)にセットして閃光量を調整する。これにより、閃光用
コンデンサCI に充電が開始され、閃光用コンデンサ
C!の充電が完了すると、発光ダイオードlOが点灯し
て閃光を発する。
このようにして、放電ランプ13が閃光すると2その光
線は第13図に示すように、原版24を通してその下の
インクシー)18に照射される。すると、原版24はそ
の下面に原稿22の原稿画像22aの一部が転写されて
なるインク画像19aが設けられているので、このイン
ク画像19aの部分は光線が透過せず、しかもこのイン
ク画像19aが熱吸収の良いトナーを含んでいるので、
そのインク画像19aの部分は光線を吸収して熱をもつ
、なお、それ以外の部分は光線が透過するので、熱をも
つことはない、そのため、原版24のインク画像19a
以外の部分を透過した光線はインクシー)18の光反射
Ji18bで反射されるため、この部分のインクシー)
18は熱をもつことはないが、原版24のインク画像1
9aの部分は照射された光線を吸収して熱をもつ、そし
て、この熱がインクシート18の光反射層18bおよび
ベースフィルム18aを介して熱溶融インク層18cに
伝えられ、この部分の熱溶融インク層18cのみが溶融
し、この溶融部18dが下側の被記録体23に熱転写さ
れる。これにより、!!X版24のインク画像19aに
対応して熱溶融インク層18cの溶融部18dがその色
の複写像として被記録体23に確実かつ鮮明に転写され
る。なお、別の被記録体23に再び転写する場合には、
ホルダ3から露出しているリール21.21のいずれか
一方を指等で回して、1回の転写に必要なインクシート
18を原版24の下に新たに引き出してセットし、上述
と同様に放電ランプ13を閃光させれば良い、これを繰
り返すことにより、何枚でも転写することができ、しか
もノート等のとじ合わされた被記録体にも簡単に転写す
ることができる。この場合、薄葉シート19に転写され
たインク画像19aは通常のインクシートを介して被記
録紙23に熱転写する場合には、原版画像がインクシー
トに少しずつ転写されるため数枚の被記録紙に転写した
だけで使用不可能となってしまう、しかし、本発明では
、インクシート18の上面に金属蒸着層よりなる光反射
層18bを形成したインクシー)18を用いており、薄
葉シート19のインク画像19aは光反射層18bに接
面しているため光反射層18bには全く転写されず、極
めて多くの被記録体に転写することができる。
なお、原版24は上述した如く、原稿22の原稿画像2
2aを転写したものの他に、直接薄葉シート19に筆記
具30により筆記して形成したものであっても良く、第
14図〜第16図を参照して、この方法による複写方法
を説明する。
この場合には、まず、第14図に示すように、薄葉シー
ト19にカーボントナーを含有する軸芯を備えた鉛筆等
の筆記具30で手書きによって筆記画像19bを形成す
る。ここで言う筆記具30とは、鉛筆や、ボールペン、
マジックペン、サインペンと言われる構造のものであり
、カーボン。
カーボンブラック、グラファイト等の熱吸収性の良い筆
記材料を有する筆記具が望ましい。
このように筆記画像19bが形成された薄葉シート19
を原版として用いて被記録紙23に複写する場合には、
前述と同様に、まず、操作レバー6を操作して、第4図
に示すように保持部材15の係止部15aを透明体17
の下部に設けられたクッション部材17aの下方へ押し
下げた状態で、クッション部材17aの下面に筆記画像
19bが形成された薄葉シー)19を配置し、この薄葉
シート19を保持部材15の係止部15aによりクッシ
ョン部材17aに固定保持する。この場合には、第15
図に示すように、筆記画像19bが形成された薄葉シー
)19のインク像形成面がクッション部材17aの下面
に対面し、クッション部材17aの弾力により密接する
。このように薄葉シー)19が装着された後は、装置本
体2にホルダ3を装着し、薄葉シー)19の下側を横切
るようにインクシート18を架は渡す。
そして、このインクシー)18を下にして装置本体2を
t置台28上にtNされた被記録紙23上に配置して押
し付ける。すると、クッション部材17aが圧縮される
ので、薄葉シー)19はインクシート18に密接すると
ともに、このインクシート18は被記録紙23に密接す
る。これにより、被記録紙23への複写が可能な状態と
なる。
この状態で、被記録紙23への複写を行なう場合には、
前述の如く、電源用スイッチSa をオン状態にセット
し、充電が完了すると放電ランプ13が閃光し、その光
線がp1415図に示すように、薄葉シー)19を通し
てその下のインクシート18に照射される。このように
光線が薄葉シー)19に照射されると、薄葉シート19
は上面に筆記画像19bが形成されているので、この筆
記画像19bの部分は光線を吸収して熱をもつ、この熱
がインクシー)18の光反射層18bおよびベースフィ
ルム18aを介して熱溶融インク層18cに伝わり、こ
の部分の熱溶融インク層18cを溶融し、この溶融部1
8dが第16図に示すように下側の被記録紙23に熱転
写される。
これにより、薄葉シー)19の筆記画像19bと対応す
る像が被記録紙23に確実かつ鮮明に転写される。
なお、上述した実施例においては、インクシー)18が
装着されたホルダ3を装置本体2から取り外すことなく
、原版を交換することができる。
すなわち、第6図の状態において、操作レバー6.6を
操作すると第4図の場合と同様、保持部材15が下方に
押し下げられるが、このとき、原版24をクッション部
材17a上に押し付けている係止部15aが原版24か
ら離間するとともに、インクシート18を持ち上げ、第
7図に示す如く、係止部15aおよびインクシー)18
はクッション部材17aから大きく離間する。従って、
それまで装置本体2に装着されていた原版24を取り出
すとともに、別の原版24を挿入することができる。
また、上述した閃光複写装M1においては4第17図に
示すように原版24のインク画像19aを花瓶(被複写
部材)31等の曲面に転写することもできる。すなわち
、この場合には、上述した被記録体23に転写するとき
と同様に1M版24の下側にインクシート18が張り渡
された閃光複写lJtM1を花瓶31の外周面に押し付
ける。すると、クッション部材17aは花瓶31の円弧
面に沿って圧縮されてなじむので、それに応じてインク
シー)18は原版24に密着するとともに、花瓶31の
外周面にも密着する。そのため、この状態で放電ランプ
13を閃光させれば、光線が上述した転写の場合と同様
に、原版24を通してインクシート18に照射される。
この結果、原版24のインク画像19aと対応するイン
クシート18の熱溶融インク層18cが溶融し、その溶
融部18dが花瓶31の外周面に転写される。このよう
に転写された画像は、花瓶31の外周面を擦っても消え
ないように透明なコーテイング材でコーティングしてお
くと良い、このような転写が行なわれる曲面は花瓶31
に限らず、バット、ポール、ゴルフのクラブヘッド等の
円弧面、球面、およびこれらの組合わせ面であっても良
く、あるいは六角形の鉛筆等のような屈曲面であっても
良い、そのため、ノート等の綴られた用紙においては、
綴られた側縁部付近にも鮮明な転写ができる。このこと
は、原版作成にもあてはまり、ノートや本等の綴られた
側縁部付近の画像をも鮮明に複写でき、良好に原版24
を作成することもできる。
なお、この発明は上述した実施例に限らず1種々変形す
ることが可能である。
例えば、薄葉シー)19はその下面または上面のいずれ
かのみにインク画像19aまたは筆記画像19bを形成
したものに限らず、その両面にインク画像19aおよび
筆記画像19bを形成することにより、原稿22の原稿
画像22aの転写によるインク画像19aと、筆記具3
0による手書きの筆記画像19bとの合成画像を容易に
得ることができ、しかもその合成画像を良好に複写する
ことができる。
インクシート18は、ベースフィルム18aの下面に光
反射層18bおよび熱溶融インク層18cを順次i層し
たものでも良いし、光反射層18bのみを別シートに形
成しても良い、その後者の例としては1例えば、光反射
層18bを原版24と略同じ外形の透明樹脂シートの下
面(原版24と対向する側の裏面)に設け、接着テープ
によって、その−側縁で原版24と透明樹脂シートとを
接着する。この場合、透明樹脂シートは補強シートとし
て兼用されるものであり、原版24と一体にされて、a
版24を透明体17偏に向けて装置本体2に装着される
。この方法によれば、光反射層18bは原版24と同じ
面桔分しか必要とされないため、インクシー)18を安
価にすることができる。また、上記のような光反射層1
8bを一面に有する透明樹脂シートは、保持部材15の
係止部15a、15aに接着等により固定しておいても
良く、このようにすれば、光反射層18bはすべての原
版24に対して共通に使用できるからさらに安価になる
クッション部材17aは原版24と同じ大きさの外形に
し、原版24と重ねて、場合によっては仮接着した状態
で、透明体17と係止部15a、15a間から挿入し、
係止部15a、15aにて保持するようにしても良い、
この場合には、クッション部材17aが原版24を挿入
する際の補強シートとなる。勿論、クッション部材17
aを図示しない別の取付機構により係脱可能に取り付け
ても良い。
透明体17は平坦状のものに限らず、被記録体の形状に
合わせて、予め外面を凹状又は凸状の湾曲状に形成して
おいても良く、この場合、この透明体17を装置本体2
に装脱可能に構成することもできる。
また、インクシー)18は、すでに述べた通り、光反射
層18bが別体にされているものでも良いが、どちらの
場合でもホルダ3を介することなく直接、装置本体2に
取り付ける構造とすることも可能である。また、装置本
体2にインクシート18の送り機構を設けておけば、R
版を作成する際にも装置本体2からインクシート18を
取り外すことなく、送り機構によりインクシー)18を
移動させるだけですませるようにすることができる。さ
らに、少し非能率的であるが、インクシー)18(光反
射層18bを有している場合も、有していない場合も)
は、?、M本体2に取り付けることなく、被記録体23
上に単独で蔵置し、この被記録体23上に、!Ita本
体2に取り付けられた原版24を押し付けるようにして
も良い、いずれにしても、各シートを密着して81Mす
れば、どのような構造であっても良い。
電源用スイッチSaは、放電ランプ13の閃光エネルギ
ーを原版作成時と複写時で異なるようにしたが、実際の
試験では、同じ閃光エネルギーでも1分に目的を達成し
得たものであるから、実施例の如き、切換回路は削除す
ることは可能である。
さらに、この発明は、上述した実施例のように、操作レ
バー6を操作して保持部材15を昇降させる必要はなく
、保持部材を回動可能に設けて薄葉シートを押えるよう
にしても良い。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明の閃光複写方法に
よれば、薄葉シートが透光性を有するトレーシングペー
パやパラフィン紙、和紙または樹脂シート等よりなって
いるので、その少なくとも一面に筆記具や転写等により
画像を自由にかつ容易に形成することができる。また、
この薄葉シートを用いて被複写部材に複写する場合には
、薄葉シートと透明部材との間に透光性を有するクッシ
ョン部材が配置されるているので、薄葉シートを被複写
部材に押し付けて透明部材の上方より閃光ランプを閃光
する際に、前記クッション部材が圧縮して薄葉シートを
被複写部材に密接させることがでる。そのため、複写作
業が簡単で鮮明な複写ができるばかりか、特に、被複写
部材が被記録紙等の平坦なものに限らず、バットや花瓶
、鉛筆等の円弧面や屈曲面等の曲面や、あるいはノート
等の綴られた用紙における綴られた側縁部付近にも鮮明
に複写することができる。
【図面の簡単な説明】
図はすべてこの発明の実施例を示し、第1図は閃光複写
装置の外観斜視図、第2図は装置本体からホルダを取り
外した状態の斜視図、第3図はホルダを取り外した状態
の閃光複写装置の断面図、第4図は操作レバーを操作し
た状態の断面図、第5図は原版をセットした状態の断面
図、第6図は原版およびホルダを取り付けた状態の断面
図、第7図は第6図の状態において原版を交換する方法
を説明するための断面図、第8図は閃光複写装置の回路
構成を示す図、tI49図〜!11図は転写により原版
を作成する場合の各状態を示す要部拡大断面図、第12
図および第13図は作成された原版を用いて被記録紙に
熱転写を行なう状態の要部拡大断面図、第14図は薄葉
シートに筆記具等でインク像を形成する状態の外観斜視
図、第15図および第16図は作成された原版を用いて
被記録紙に複写を行なう状態の各要部を示す拡大断面図
、第17図は被記録紙に換えて花瓶に転写する状態の要
部拡大断面図である。 l・・・・・・閃光複写装置、13・・・・・・放電ラ
ンプ(光源ランプ)、17・・・・・・透明体、17&
・・・・・・クッション部材、IB・・・・・・インク
シー)、18b・・・・・・光反射層、18c・・・・
・・熱溶融インク層、18d・・・・・・溶融部(複写
像)、19・・・・・・薄葉シート。 19a・・・・・・インク画像、19b・・・・・・筆
記画像、23・・・・・・被記録体(被複写部材)、2
4・・・・・・原版、30・・・・・・筆記具、31・
・・・・・花瓶(被複写部材)。 特 許 出 願 人 カシオ計算機株式会社 第 図 第 図 第 因 第 図 第 因 第 因 第 図 第 図 第 図 手続補正書(自発) 昭和63年12月30日 l、事件の表示 昭和63年特許W4第273353号 2、発明の名称 閃光複写方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号名称 (14
4)カシオ計算機株式会社代表者  樫  尾  忠 
 雄 4、代理人 住所 東京都港区西新橋1丁目13番4号1°5ビル3
階r 5、 補正の対象 6、補正の内容 (1)願書添付の明細書第27頁第10行に「原稿画像
22aが溶融して」とあるのを「原稿画像22aに含ま
れるカーボントナーを結合するバインダが溶融して」と
訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明部材、透光性を有するクッション部材、透光性を有
    するトレーシングペーパやパラフィン紙、和紙または樹
    脂シート等よりなり、少なくとも一面に画像が形成され
    た薄葉シート、光反射層、熱溶融インク層および被複写
    部材を順次積層し、前記クッション部材を圧縮しながら
    前記透明部材の上方より閃光ランプを閃光して、前記画
    像に対応する部分の前記熱溶融インク層を前記複写部材
    に複写することを特徴とする閃光複写方法。
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