JP2518175B2 - 感熱複写用印刷原版の製版方法及び転写インクシ−ト付印刷シ−ト - Google Patents
感熱複写用印刷原版の製版方法及び転写インクシ−ト付印刷シ−トInfo
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- JP2518175B2 JP2518175B2 JP4687187A JP4687187A JP2518175B2 JP 2518175 B2 JP2518175 B2 JP 2518175B2 JP 4687187 A JP4687187 A JP 4687187A JP 4687187 A JP4687187 A JP 4687187A JP 2518175 B2 JP2518175 B2 JP 2518175B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/20—Exposure; Apparatus therefor
- G03F7/2002—Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image
- G03F7/2014—Contact or film exposure of light sensitive plates such as lithographic plates or circuit boards, e.g. in a vacuum frame
- G03F7/2016—Contact mask being integral part of the photosensitive element and subject to destructive removal during post-exposure processing
- G03F7/2018—Masking pattern obtained by selective application of an ink or a toner, e.g. ink jet printing
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明の感熱複写用印刷原版の製版方法及び転写イ
ンクシート付印刷シートに関する。
ンクシート付印刷シートに関する。
[背景] 最近、本件出願人は、赤外線等の感光線を利用して、
最終的に普通紙などの記録用紙に複写を行う方法、装置
を提案し、出願している(例えば、特願昭61-312769
号)。
最終的に普通紙などの記録用紙に複写を行う方法、装置
を提案し、出願している(例えば、特願昭61-312769
号)。
この種の方法では、印刷原版の素材として、光反射薄
膜層(例えばアルミニウムやニッケルなどの金属層)が
形成された印刷シートを使用する。そして、この印刷シ
ートの光反射薄膜上に、ワードプロセッサ等を用いて所
望の文字や図形等を印字したり、あるいは、手書きによ
り所望の文字等を筆記することにより、印刷シートの光
反射薄膜上に画像部を形成する。しかる後、その印刷シ
ートの光反射薄膜上にフラッシュ(閃光)を与えること
により、画像部に熱エネルギーを発生させ、その熱で、
画像部直下の光反射薄膜を飛散させて取り除く。これに
よって、その部分に画像部の輪郭と同じ形状に縁どられ
た透光画像部(凹部)が形成される。以上の工程によっ
て、感熱複写用の印刷原版が得られるようになってい
る。
膜層(例えばアルミニウムやニッケルなどの金属層)が
形成された印刷シートを使用する。そして、この印刷シ
ートの光反射薄膜上に、ワードプロセッサ等を用いて所
望の文字や図形等を印字したり、あるいは、手書きによ
り所望の文字等を筆記することにより、印刷シートの光
反射薄膜上に画像部を形成する。しかる後、その印刷シ
ートの光反射薄膜上にフラッシュ(閃光)を与えること
により、画像部に熱エネルギーを発生させ、その熱で、
画像部直下の光反射薄膜を飛散させて取り除く。これに
よって、その部分に画像部の輪郭と同じ形状に縁どられ
た透光画像部(凹部)が形成される。以上の工程によっ
て、感熱複写用の印刷原版が得られるようになってい
る。
しかし、上記の印刷原版の製版方法にあっては、素材
である印刷シート上の画像の形成を、ワードプロセッサ
等からの印字や手書きで行っているため、書籍、新聞
紙、雑誌などからは直接的にその画像を印刷シート上に
写し取ることができない。
である印刷シート上の画像の形成を、ワードプロセッサ
等からの印字や手書きで行っているため、書籍、新聞
紙、雑誌などからは直接的にその画像を印刷シート上に
写し取ることができない。
一方で、このような一般的な媒体に描かれている文字
や図形等をそのまま、大量に、はがきや普通紙などに簡
単かつ安価に複写印刷したいという要望が強い。
や図形等をそのまま、大量に、はがきや普通紙などに簡
単かつ安価に複写印刷したいという要望が強い。
[発明の目的] したがって、この発明は、複雑な製版装置を用いるこ
となく、簡単かつ安価に書籍などに描かれている文字、
図形などをそのまま製版し得る感熱複写用印刷原版の製
版方法、及びその製版方法に使用して有用な転写インク
シート付印刷シートを提供することを要点とする。
となく、簡単かつ安価に書籍などに描かれている文字、
図形などをそのまま製版し得る感熱複写用印刷原版の製
版方法、及びその製版方法に使用して有用な転写インク
シート付印刷シートを提供することを要点とする。
[発明の要点] 上記の目的を達成するため、この発明の製版方法は、
背景で述べた印刷原版の製版方法における印刷シートへ
の印字や手書きによる画像形成工程の代りに、以下の工
程をもつことを特徴としている。すなわち、原稿(例え
ば書籍のような媒体)と発色性の感熱記録紙とを重ね合
わせた状態のもとで、光線を照射することにより、上記
原稿の画像部と対応する発色画像部を上記感熱記録紙に
形成し、この記録済の感熱記録紙と光反射薄膜層が形成
された印刷シートとの間に、少なくともインク層と光反
射薄膜層とが介在するようにして、両者を重ね合わせ、
記録済感熱記録紙に光線を照射することにより、上記イ
ンク層のうち上記発色画像部と対応する部分のインクを
印刷シートの光反射薄膜層上に転写してインク画像部を
形成するようにしたことを特徴としている。
背景で述べた印刷原版の製版方法における印刷シートへ
の印字や手書きによる画像形成工程の代りに、以下の工
程をもつことを特徴としている。すなわち、原稿(例え
ば書籍のような媒体)と発色性の感熱記録紙とを重ね合
わせた状態のもとで、光線を照射することにより、上記
原稿の画像部と対応する発色画像部を上記感熱記録紙に
形成し、この記録済の感熱記録紙と光反射薄膜層が形成
された印刷シートとの間に、少なくともインク層と光反
射薄膜層とが介在するようにして、両者を重ね合わせ、
記録済感熱記録紙に光線を照射することにより、上記イ
ンク層のうち上記発色画像部と対応する部分のインクを
印刷シートの光反射薄膜層上に転写してインク画像部を
形成するようにしたことを特徴としている。
また、この発明の製版方法の実施に適した所要シート
として、少なくとも1枚のシートから成り、かつ少なく
とも光反射薄膜層とインク層とを有する転写インクシー
ト部と、光反射薄膜層が形成された印刷シートとを、一
端縁で剥離可能に結合して成る転写インクシート付印刷
シートを提供している。
として、少なくとも1枚のシートから成り、かつ少なく
とも光反射薄膜層とインク層とを有する転写インクシー
ト部と、光反射薄膜層が形成された印刷シートとを、一
端縁で剥離可能に結合して成る転写インクシート付印刷
シートを提供している。
[実施例] 以下、この発明の実施例について説明する。第1図に
この発明の基づく感熱複写用印刷原版の製版方法の工程
を示す。
この発明の基づく感熱複写用印刷原版の製版方法の工程
を示す。
まず、第1図(イ)においてXは感熱記録紙であり、
図示のように、透光支持体X1に発色層X2を形成したもの
である。この感熱記録紙Xとしては、例えば本件出願人
に係る実願昭61-158242号に記載のものが使用できる。
代表的には、発色層X2は発色剤、顕色剤、増感剤および
その他の添加剤(白色化剤その他)から成る。このよう
な感熱記録紙Xを原稿Yと重ね合わせて光線(ここでは
赤外線)を照射する(第1図(ロ))。図では、感熱記
録紙Xの面のうち、発色層X2の方の面が原稿Yの表面と
対向している。この赤外線を図示のように感熱記録紙X
に照射する。これにより、光線は感熱記録紙Xを透過し
て、原稿Yの表面に照射され、これにより、原稿Y上に
形成されている画像部αが発熱し、その熱で対応する部
分の発色層X2が発色反応を起こす。この結果、第1図
(ハ)に示すように、感熱記録紙Xの発色層X2には、上
記原稿Yの画像部αと鏡像の発色画像部が形成されるこ
とになる。
図示のように、透光支持体X1に発色層X2を形成したもの
である。この感熱記録紙Xとしては、例えば本件出願人
に係る実願昭61-158242号に記載のものが使用できる。
代表的には、発色層X2は発色剤、顕色剤、増感剤および
その他の添加剤(白色化剤その他)から成る。このよう
な感熱記録紙Xを原稿Yと重ね合わせて光線(ここでは
赤外線)を照射する(第1図(ロ))。図では、感熱記
録紙Xの面のうち、発色層X2の方の面が原稿Yの表面と
対向している。この赤外線を図示のように感熱記録紙X
に照射する。これにより、光線は感熱記録紙Xを透過し
て、原稿Yの表面に照射され、これにより、原稿Y上に
形成されている画像部αが発熱し、その熱で対応する部
分の発色層X2が発色反応を起こす。この結果、第1図
(ハ)に示すように、感熱記録紙Xの発色層X2には、上
記原稿Yの画像部αと鏡像の発色画像部が形成されるこ
とになる。
以上で原稿Yから感熱記録紙Xへの感熱記録工程が完
了する。
了する。
次に第1図(ニ)に示すように、この記録済の感熱記
録紙Xと印刷シートA−1との間に感熱転写インクシー
ト部Zを挟んで、同図(ホ)に示すように重ね合わせて
赤外線を照射する。図の例では、上記感熱転写インクシ
ート部Zは光反射薄膜層として機能する金属蒸着層Z1と
ごく肉薄の支持体Z2とインク層Z3の3層から成る一枚の
シートでできている。また、印刷シートA−1は透光支
持体A2(あるいは熱吸収性のよい支持体)上に光反射薄
膜層として機能する金属蒸着層A1(たとえば、ニッケル
やアルミニウム)を形成したものである。第1図(ホ)
に示すように、これら3枚のシートを重ね合わせて、記
録済の感熱記録紙Xの上方から赤外線を照射する。この
光照射により発色画像部βが発熱し、その熱が金属蒸着
層Z1、支持体Z2を経てインク層Z3に伝わる。この結果、
その部分のインクが流動化して感熱転写インクシート部
Zから印刷シートA−1の金属蒸着層A1に転写される。
この結果、第1図(ヘ)に示すように、印刷シートA−
1の金属蒸着層A1上には、発色画像部βと鏡像のインク
画像部a、つまり元の原稿Yの画像部αと正像のインク
画像部aが形成されることになる。なお、第1図(ホ)
において発色画像部βの直下にある部分を除き、金属蒸
着層Z1には光線が照射されることになるが、金属蒸着層
Z1の光反射作用によりその表面で光線は反射され、印刷
シートA−1側には影響が及ばないようになっている。
録紙Xと印刷シートA−1との間に感熱転写インクシー
ト部Zを挟んで、同図(ホ)に示すように重ね合わせて
赤外線を照射する。図の例では、上記感熱転写インクシ
ート部Zは光反射薄膜層として機能する金属蒸着層Z1と
ごく肉薄の支持体Z2とインク層Z3の3層から成る一枚の
シートでできている。また、印刷シートA−1は透光支
持体A2(あるいは熱吸収性のよい支持体)上に光反射薄
膜層として機能する金属蒸着層A1(たとえば、ニッケル
やアルミニウム)を形成したものである。第1図(ホ)
に示すように、これら3枚のシートを重ね合わせて、記
録済の感熱記録紙Xの上方から赤外線を照射する。この
光照射により発色画像部βが発熱し、その熱が金属蒸着
層Z1、支持体Z2を経てインク層Z3に伝わる。この結果、
その部分のインクが流動化して感熱転写インクシート部
Zから印刷シートA−1の金属蒸着層A1に転写される。
この結果、第1図(ヘ)に示すように、印刷シートA−
1の金属蒸着層A1上には、発色画像部βと鏡像のインク
画像部a、つまり元の原稿Yの画像部αと正像のインク
画像部aが形成されることになる。なお、第1図(ホ)
において発色画像部βの直下にある部分を除き、金属蒸
着層Z1には光線が照射されることになるが、金属蒸着層
Z1の光反射作用によりその表面で光線は反射され、印刷
シートA−1側には影響が及ばないようになっている。
以上で、記録済の感熱記録紙Xから印刷シートA−1
への転写工程が完了する。
への転写工程が完了する。
次に、このようにしてインク画像部aを形成した印刷
シートA−1に対し、第1図(ト)に示すように赤外線
を照射する。これにより、インク画像部aのみが急激に
発熱して、その画像部aとこれに対応する金属蒸着層A1
の部分とが熱蒸発作用により、きれいに取り除かれる。
この結果、第1図(チ)に示すように、上記インク画像
部aと同一の輪郭をもつ透光画像部A4(凹部)が形成さ
れ、印刷原版Aが出来上がる。
シートA−1に対し、第1図(ト)に示すように赤外線
を照射する。これにより、インク画像部aのみが急激に
発熱して、その画像部aとこれに対応する金属蒸着層A1
の部分とが熱蒸発作用により、きれいに取り除かれる。
この結果、第1図(チ)に示すように、上記インク画像
部aと同一の輪郭をもつ透光画像部A4(凹部)が形成さ
れ、印刷原版Aが出来上がる。
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば原
稿Yをそのまま使用して、その画像に対応する透光画像
部A4をもつ印刷原版Aを得ることができる。原稿Yとし
ては、書籍、雑誌、新聞紙、その他、日常的に利用でき
る任意の原稿媒体が使用できる。
稿Yをそのまま使用して、その画像に対応する透光画像
部A4をもつ印刷原版Aを得ることができる。原稿Yとし
ては、書籍、雑誌、新聞紙、その他、日常的に利用でき
る任意の原稿媒体が使用できる。
次に、第1図で述べた印刷原版Aの製造方法で使用す
るのに適した感熱転写インクシート付印刷シートについ
て説明する。その構成例を第2図に示す。図に示すよう
に、感熱転写インクシート付印刷シートMは、印刷シー
トA−1と感熱転写インクシート部Zとを一端縁の接着
部dにおいて、剥離可能に結合した構成となっている。
るのに適した感熱転写インクシート付印刷シートについ
て説明する。その構成例を第2図に示す。図に示すよう
に、感熱転写インクシート付印刷シートMは、印刷シー
トA−1と感熱転写インクシート部Zとを一端縁の接着
部dにおいて、剥離可能に結合した構成となっている。
したがって、第1図の製版方法に適用するに当って、
そのステップ(ニ)、(ホ)のところでは、接着部dを
介して一体となっている感熱転写インクシート付印刷シ
ートMを使用することにより、記録済感熱記録紙Xに対
するセッティングがごく簡単に行える。そして、ステッ
プ(ホ)完了後には、転写インクシート部Zを印刷シー
トから剥離することで、次のステップへの移行もスムー
ズに行える。このように、感熱転写インクシート付印刷
シートMは取り扱いが便利であり、さらには保管上も大
変都合がよい。
そのステップ(ニ)、(ホ)のところでは、接着部dを
介して一体となっている感熱転写インクシート付印刷シ
ートMを使用することにより、記録済感熱記録紙Xに対
するセッティングがごく簡単に行える。そして、ステッ
プ(ホ)完了後には、転写インクシート部Zを印刷シー
トから剥離することで、次のステップへの移行もスムー
ズに行える。このように、感熱転写インクシート付印刷
シートMは取り扱いが便利であり、さらには保管上も大
変都合がよい。
第1図や第2図の例では、感熱転写インクシート部Z
は金属蒸着層Z1と支持体Z2とインク層Z3の3層から成る
一枚のシートとして示されている。しかし、転写インク
シート部としては、光を反射し、局部的な熱を伝える光
反射薄膜層と、熱を受けて印刷シートA−1にインクを
転写するインク層の2層があれば十分であり、また、一
枚に限らず2枚のシートで構成してもよい。
は金属蒸着層Z1と支持体Z2とインク層Z3の3層から成る
一枚のシートとして示されている。しかし、転写インク
シート部としては、光を反射し、局部的な熱を伝える光
反射薄膜層と、熱を受けて印刷シートA−1にインクを
転写するインク層の2層があれば十分であり、また、一
枚に限らず2枚のシートで構成してもよい。
第3図は転写インクシート部の変形例を例示したもの
であり、変形例(イ)では、2枚のシートで転写インク
シート部を構成しており、一方は金属シートZ1A(例え
ばアルミニウムシート)であり、他方は支持体Z2Aにイ
ンク層Z3Aが形成されたインクシートZSである。また、
変形例(ロ)のものは、金属層Z1Bにインク層Z3Bを形成
してなる1枚のシートで構成してある。
であり、変形例(イ)では、2枚のシートで転写インク
シート部を構成しており、一方は金属シートZ1A(例え
ばアルミニウムシート)であり、他方は支持体Z2Aにイ
ンク層Z3Aが形成されたインクシートZSである。また、
変形例(ロ)のものは、金属層Z1Bにインク層Z3Bを形成
してなる1枚のシートで構成してある。
第3図は第1図の各工程において使用できる感熱複写
装置(製版装置)の一例を示している。
装置(製版装置)の一例を示している。
すなわち、携帯可能な装置本体1は、下端に開口部を
有する下筐体2とこの下筐体2に嵌合された上筐体3と
を備え、上記下筐体2の開放端より、装置本体1内部に
向けて光源取付ケース4が取り付け、配置されている。
このケース4内には、所定時間、閃光を発するランプ5
(例えば赤外線ランプ)が取り付けられており、ケース
4の内壁には、ランプ5の光照射効率を上げるためアル
ミ箔等でできた反射板4aが張られている。さらに、下筐
体2の下面にはその開放部を覆うようにして透明なガラ
ス板6が張設されている。したがって、ランプ5からの
光はこの透明なガラス板6を通って外部へ導かれる。
有する下筐体2とこの下筐体2に嵌合された上筐体3と
を備え、上記下筐体2の開放端より、装置本体1内部に
向けて光源取付ケース4が取り付け、配置されている。
このケース4内には、所定時間、閃光を発するランプ5
(例えば赤外線ランプ)が取り付けられており、ケース
4の内壁には、ランプ5の光照射効率を上げるためアル
ミ箔等でできた反射板4aが張られている。さらに、下筐
体2の下面にはその開放部を覆うようにして透明なガラ
ス板6が張設されている。したがって、ランプ5からの
光はこの透明なガラス板6を通って外部へ導かれる。
装置本体1内には、さらに、上記ランプ5を閃光駆動
する際に使用する電源部7が収容配置されている。ま
た、装置本体1内部の上方部にはプリント基板8が取り
付けられており、このプリント基板8上には、上記電源
部7内のコンデンサの充電完了を点灯表示するためのLE
D9が装着され、LED9と対応する上筐体3の部分には透明
部10が形成され、この透明部10を通して上記コンデンサ
の充電完了(ランプ5の閃光準備完了)を知ることがで
きるようになっている。さらに、装置本体1には、コン
デンサの充電完了後、ランプ5の点灯を開始させるため
のランプスタートスイッチ11が設けられている。すなわ
ち、このランプスタートスイッチ11は、上記プリント基
板8上に装着されたマイクロスイッチ11aと、このマイ
クロスイッチ11aの上方において、上筐体3に上下動可
能に取り付けられた押釦11bとから成り、この押釦11bを
押し下げることによって、押釦11bの下端と常時接触し
ているマイクロスイッチ11aの接点ばねが押し下げられ
マイクロスイッチ13a内部のスイッチが閉じるようにな
っている。
する際に使用する電源部7が収容配置されている。ま
た、装置本体1内部の上方部にはプリント基板8が取り
付けられており、このプリント基板8上には、上記電源
部7内のコンデンサの充電完了を点灯表示するためのLE
D9が装着され、LED9と対応する上筐体3の部分には透明
部10が形成され、この透明部10を通して上記コンデンサ
の充電完了(ランプ5の閃光準備完了)を知ることがで
きるようになっている。さらに、装置本体1には、コン
デンサの充電完了後、ランプ5の点灯を開始させるため
のランプスタートスイッチ11が設けられている。すなわ
ち、このランプスタートスイッチ11は、上記プリント基
板8上に装着されたマイクロスイッチ11aと、このマイ
クロスイッチ11aの上方において、上筐体3に上下動可
能に取り付けられた押釦11bとから成り、この押釦11bを
押し下げることによって、押釦11bの下端と常時接触し
ているマイクロスイッチ11aの接点ばねが押し下げられ
マイクロスイッチ13a内部のスイッチが閉じるようにな
っている。
したがって、上述した第1図の各工程を実行する場合
には、セットされた所要のシート上に、装置本体1を載
置し、LED9による充電完了表示を確認してから、ランプ
スタートスイッチ11を押すことにより、ランプ5より閃
光が放射され、所要のシート上に照射され、上述した処
理が行われることになる。
には、セットされた所要のシート上に、装置本体1を載
置し、LED9による充電完了表示を確認してから、ランプ
スタートスイッチ11を押すことにより、ランプ5より閃
光が放射され、所要のシート上に照射され、上述した処
理が行われることになる。
参考までに、第3図には装置本体1の下方に第1図の
(ロ)における感熱記録前の様子を示してある。
(ロ)における感熱記録前の様子を示してある。
[発明の効果] 以上、詳細に説明したように、この発明の製版方法で
は、第1回の光照射で、原稿Yから感熱記録紙に感熱記
録を行って発色画像部を形成し、第2回の光照射で、記
録済の感熱記録紙より感熱転写インクシート部を介して
印刷シートの光反射薄膜上にインクを転写してインク画
像部を形成し、第3回の光照射で、転写済の印刷シート
のインク画像部とこれに対応する光反射薄膜部分を除去
しているので、ごく簡単な製版装置でも印刷原版を容易
に製版することができるのみならず、製版のオリジナル
を書籍、雑誌、新聞紙などの任意の原稿から直接的にと
ることができる。そして、このようにして得た印刷原版
からは任意数のコピーを任意の用紙(普通紙など)にと
ることができ、実用的に大変便利である。
は、第1回の光照射で、原稿Yから感熱記録紙に感熱記
録を行って発色画像部を形成し、第2回の光照射で、記
録済の感熱記録紙より感熱転写インクシート部を介して
印刷シートの光反射薄膜上にインクを転写してインク画
像部を形成し、第3回の光照射で、転写済の印刷シート
のインク画像部とこれに対応する光反射薄膜部分を除去
しているので、ごく簡単な製版装置でも印刷原版を容易
に製版することができるのみならず、製版のオリジナル
を書籍、雑誌、新聞紙などの任意の原稿から直接的にと
ることができる。そして、このようにして得た印刷原版
からは任意数のコピーを任意の用紙(普通紙など)にと
ることができ、実用的に大変便利である。
さらに、この発明の製版方法の転写工程において使用
するシートを、インクを転写するための転写インクシー
ト部と、インクが転写される方の印刷シート(印刷原版
の素材)とをその一端縁において剥離可能に結合して成
る転写インクシート付印刷シートで構成しており、取扱
上、保管上、非常に有利である。
するシートを、インクを転写するための転写インクシー
ト部と、インクが転写される方の印刷シート(印刷原版
の素材)とをその一端縁において剥離可能に結合して成
る転写インクシート付印刷シートで構成しており、取扱
上、保管上、非常に有利である。
第1図はこの発明に基づく感熱複写用印刷原版の製版方
法の工程を示す図、第2図は第1図に示す製版方法にお
いて使用するのに適した転写インクシート付印刷シート
の斜視図、第3図は感熱転写インクシート部の変形例を
示す断面図、第4図は第1図の製版方法に適用できる製
版装置の構成例を示す断面図である。 X……感熱記録紙、X2……発色層、Y……原稿、Z……
転写インクシート部、A−1……印刷シート、M……感
熱転写インクシート付印刷シート、d……接着部。
法の工程を示す図、第2図は第1図に示す製版方法にお
いて使用するのに適した転写インクシート付印刷シート
の斜視図、第3図は感熱転写インクシート部の変形例を
示す断面図、第4図は第1図の製版方法に適用できる製
版装置の構成例を示す断面図である。 X……感熱記録紙、X2……発色層、Y……原稿、Z……
転写インクシート部、A−1……印刷シート、M……感
熱転写インクシート付印刷シート、d……接着部。
Claims (5)
- 【請求項1】原稿と発色性の感熱記録紙とを重ね合わせ
た状態のもとで、光線を照射することにより、上記原稿
の画像部と対応する発色画像部を上記感熱記録紙に形成
する感熱記録工程と、 光反射薄膜層が形成された印刷シートと上記感熱記録紙
との間に、少なくともインク層と光反射薄膜層とが介在
するようにして上記印刷シートと上記感熱記録紙とを重
ね合わせ、上記感熱記録紙に光線を照射することによ
り、上記インク層のうち上記発色画像部と対応する部分
のインクを上記印刷シートの光反射薄膜層上に転写して
インク画像部を形成する転写工程と、 上記印刷シートの上記光反射薄膜層に光線を照射するこ
とにより、上記インク画像部が形成されている上記光反
射薄膜層の部分のみを取り除いて透光画像部を形成する
製版工程と、 を有する感熱複写用印刷原版の製版方法。 - 【請求項2】少なくとも1枚のシートから成り、少なく
とも光反射薄膜層とインク層とを有する転写インクシー
ト部と、光反射薄膜層が形成された印刷シートとを、一
端縁で剥離可能に結合して成る転写インクシート付印刷
シート。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の転写インクシ
ート付印刷シートにおいて、上記転写インクシート部
は、支持層の片面に光反射薄膜層を形成し、他面にイン
ク層を形成して成る3層構造の一枚のシートであること
を特徴とする転写インクシート付印刷シート。 - 【請求項4】特許請求の範囲第2項記載の転写インクシ
ート付印刷シートにおいて、上記転写インクシート部
は、金属性の光反射薄膜層を有する金属シートと、イン
ク層を有するインクシートとの2枚のシートから成るこ
とを特徴とする転写インクシート付印刷シート。 - 【請求項5】特許請求の範囲第2項記載の転写インクシ
ート付印刷シートとにおいて、上記転写インクシート部
は、金属性の光反射薄膜層上にインク層を形成してなる
2層構造の一枚のシートであることを特徴とする転写イ
ンクシート付印刷シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4687187A JP2518175B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 感熱複写用印刷原版の製版方法及び転写インクシ−ト付印刷シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4687187A JP2518175B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 感熱複写用印刷原版の製版方法及び転写インクシ−ト付印刷シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63213845A JPS63213845A (ja) | 1988-09-06 |
JP2518175B2 true JP2518175B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=12759408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4687187A Expired - Lifetime JP2518175B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 感熱複写用印刷原版の製版方法及び転写インクシ−ト付印刷シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518175B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03121455A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 遮光性マスク作成装置 |
JPH03121454A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱転写遮光性材料 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP4687187A patent/JP2518175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63213845A (ja) | 1988-09-06 |
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