JP2560378B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JP2560378B2 JP63018066A JP1806688A JP2560378B2 JP 2560378 B2 JP2560378 B2 JP 2560378B2 JP 63018066 A JP63018066 A JP 63018066A JP 1806688 A JP1806688 A JP 1806688A JP 2560378 B2 JP2560378 B2 JP 2560378B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は光学式情報記録媒体の情報記録面に情報の
記録再生のために集光される光スポットのトラックずれ
および焦点ずれを制御するようにした光学式の再生装置
や記録再生装置に用いるに好適な対物レンズ駆動装置に
関するものである。
[従来の技術] 第7図は従来の対物レンズ駆動装置の分解斜視図であ
り、第8図は第7図の構成の平面図、第9図は第8図の
III−III線から得た断面図である。各図において、
(1)は図示しない情報記録媒体に対向する対物レン
ズ、(2)はその中央部付近に円筒状の軸受部(3)を
備え、この軸受部(3)から所定の距離だけ偏心した位
置に対物レンズ(1)を固定的に保持している可動ホル
ダ、(5)は可動ホルダ(2)の下部に設けられたリン
グ部(4)に固定的に保持され、さらにラジアル方向に
4極が着磁されているリング状の永久磁石、(5a)、
(5b)、(5c)、(5d)は永久磁石(5)の磁極であ
り、磁極(5a)、(5b)および磁極(5c)、(5d)は同
一周面で同じ極性となっている。(6)は固定部である
ベースヨークであり、このベースヨーク(6)は永久磁
石(5)との間に所定の空隙を有するように外側突出部
(7)および内側突出部(8)を有している。外側突出
部(7)には永久磁石(5)の磁極(5a)、(5c)の境
界に対向するように切欠部(9a)が設けられ、磁極(5
b)、(5d)の境界と対向する切欠部(9a)と対称な位
置に切欠部(9b)が設けられている。(10)はベースヨ
ーク(6)のほぼ中央部に固定的に立設される支軸であ
り、この支軸(10)には可動ホルダ(2)の軸受部
(3)が矢印A方向に摺動自在に、矢印B方向に回動自
在にはめこまれている。(11)はベースヨーク(6)の
内側突出部(8)の外周に永久磁石(5)と対向して固
定的に配設されている焦点制御用コイルである。(12
a)、(12b)はバックヨーク(13a)、(13b)には支軸
(10)の軸線とほぼ平行な辺を持つように固定装着され
ている矩形状のトラック制御用コイルである。なお、バ
ックヨーク(13a)、(13b)は第9図に示されているよ
うに永久磁石(5)の周面とほぼ平行に対向し、さらに
トラック制御用コイル(12a)、(12b)が切欠部(9
a)、(9b)に支軸(10)の軸線とほぼ平行な辺を持つ
ように収納されるよう外側突出部(7)の外周に固定的
に配設されている。
かかる構成において、次にその動作を第10図の説明図
に従って説明する。ちなみに、第10図(a)は永久磁石
(5)の磁極(5a)、(5b)、(5c)、(5d)の状態
を、同(b)は各磁極(5a)、(5b)、(5c)、(5d)
の内、外周の各位置における磁束密度をそれぞれ示すも
のである。
永久磁石(5)は第10図(b)に示すように着磁され
ているので、永久磁石(5)の内周側に配されている焦
点制御用コイル(11)を鎖交する磁束密度の極性はS極
側よりもN極側が広い角度を有している。このため、焦
点制御用コイル(11)に焦点ずれ量に応じた制御電流を
流すことによって可動ホルダ(2)が矢印A方向に摺動
し、可動ホルダ(2)と一体となった対物レンズ(1)
の焦点制御を行うことができる。
また、トラック制御用コイル(12a)、(12b)は永久
磁石(5)の外周側に配置されており、支軸(10)の軸
線とほぼ平行な辺が磁極(5a)と(5c)および磁極(5
b)と(5d)に対向するように配されている。つまり、
第10図(b)から判かるようにトラック制御用コイル
(12a)、(12b)の各々の支軸(10)の軸線と平行な辺
の一辺と他辺とでは鎖交する磁束の極性が異なるので、
トラック制御用コイル(12a)、(12b)にトラックずれ
量に応じた制御電流を流すことによって可動ホルダ
(2)が回動して、これと一体となった対物レンズ
(1)のトラック制御を行うことができる。
[発明が解決すべき課題] 従来の対物レンズ駆動装置は以上のように構成されて
おり、多極着磁された永久磁石(5)の内周および外周
側に焦点制御用コイル(11)、トラック制御用コイル
(12a)、(12b)を配置し、永久磁石(5)の内周およ
び外周側に生じる磁束密度を用いて制御を行っているの
で、焦点制御用コイル(11)のようにリング状のコイル
の場合はN極とS極の磁束が鎖交すると互いに発生する
力が相殺してしまい、全体として駆動力が低下してしま
うていう課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、各制御コイルを鎖交する磁束の極性の相殺に
よる駆動力の低下を防止し、制御の容易な対物レンズ駆
動装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために、この発明は光スポットの
光情報媒体に対する焦点位置と情報トラックに対するト
ラック位置を制御可能に可動手段に保持される対物レン
ズと、片側の面を多極に着磁し他方の面を単極に着磁し
た永久磁石と、永久磁石の多極の面に対向し可動手段を
対物レンズのトラック位置制御方向に駆動する第1の駆
動コイル手段と、永久磁石の単極に着磁した面に対向し
可動手段を対物レンズの焦点制御方向に駆動する第2の
駆動コイル手段を備える対物レンズ駆動装置を提供する
ものである。
[作用] 上記手段により、この発明の対物レンズ駆動装置は第
1、第2の各駆動用コイルに効率的に永久磁石の磁束を
作用させている。
[実施例] 以下図面を参照しながらこの発明の実施例を説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例に係る対物レンズ駆動装
置の分解斜視図である。図中、(14)は第2図(a)の
説明図に示すような着磁パターンの磁極(14a)、(14
b)、(14c)、(14d)を有する永久磁石であり、第2
図(b)に示すような表面磁束密度分布を有する。つま
り、この永久磁石(14)は外周側が4極になるように、
また内周側はN極だけの単極になるように着磁されてい
る。なお、他の部分については第7図の構成と同一であ
る。
以上のような構成において、次にその作用を説明す
る。焦点制御用コイル(11)は永久磁石(14)の内周側
に配置されており、第2図(b)から判るように主にN
極の磁束が鎖交する。このため、焦点制御用コイル(1
1)に電流を流した場合、発生する電磁力は相殺される
ことなく可動ホルダ(2)に作用して、これを第1図の
矢印A方向に駆動する。従って、焦点制御用コイル(1
1)に焦点ずれ量に応じた制御電流を流してやることに
よって可動ホルダ(2)と一体となった対物レンズ
(1)を矢印A方向に移動させてその焦点制御を行うこ
とができる。
また、トラック制御用コイル(12a)、(12b)は永久
磁石(14)の外周側に配置されており支軸(10)の軸線
とほぼ平行な辺が磁極(14a)、(14c)および磁極(14
b)、(14d)と対向するように配置されているので、第
2図(b)からも判かるようにトラック制御用コイル
(12a)、(12b)の各々の支軸(10)の軸線と平行な辺
の一辺と他の辺とでは鎖交する磁束の極性が異なる。こ
のため、トラック制御用コイル(12a)、(12b)に電流
を流すことによって、支軸(10)の軸線とほぼ平行な辺
に生じる力の向きが同一の回転方向となるので、可動ホ
ルダ(2)を第1図の矢印B方向に回動するように力が
作用し、トラック制御用コイル(12a)、(12b)にトラ
ックずれ量に応じた制御電流を流すことによって可動ホ
ルダ(2)と一体となった対物レンズ(1)のトラック
制御を行うことができる。
第3図はこの発明の他の実施例に係る対物レンズ駆動
装置の平面図であり、第4図は第3図のI−I線で得た
断面図、第5図は第3図のII−II線で得た断面図、第6
図は第3図の構成の固定部分の構成を示す平面図であ
る。各図において、(15)はリング状の焦点制御用コイ
ル(11)を固定的に保持するべく可動ホルダ(2)の下
部に設けられたリング状の焦点制御用コイル保持部、
(16a)、(16b)はトラック制御用コイル(12a)、(1
2b)を固定的に保持するべく可動ホルダ(2)の側部に
設けられたトラック制御用コイル保持部、(17)は着磁
された磁極(14a)、(14b)、(14c)、(14d)を有す
る永久磁石(14)をその上面に固定する非磁性材から成
る基台である。(18)は可動ホルダ(2)上の支軸(1
0)を中心に対物レンズ(1)と対称な位置に設けられ
たカウンターウェイトである。なお、ベースヨーク
(6)の外側突出部(7)に設けられる切欠部(9a)は
永久磁石(14)の磁極(14a)と(14b)の境界に対向す
るように、また切欠部(9b)は磁極(14b)と(14c)の
境界が対向するように設けられる。この切欠部(9a)、
(9b)内にトラック制御用コイル(12a)、(12b)が永
久磁石(14)と対向するように、かつ支軸(10)の軸線
とほぼ平行な辺を有するように配設されており、切欠部
(9a)、(9b)は可動ホルダ(2)が第3図の矢印B方
向に所望の角度だけ回転可能に設けられている。永久磁
石(14)とトラック制御用コイル(12a)、(12b)はト
ラック制御用コイル(12a)、(12b)の各々の支軸(1
0)の軸線とほぼ平行な辺の一辺と他辺とで鎖交する磁
束の極性が異なるような位置関係となるように配設され
る。
係る構成において次にその動作を説明する。焦点制御
用コイル(11)は永久磁石(14)の内周面に配設されて
おり、主にN極の磁束が鎖交するので焦点制御用コイル
(11)に電流を流した場合に発生する力が相殺されるこ
となく可能ホルダ(2)を第4図の矢印A方向に駆動す
るように作用するので、焦点制御用コイル(11)に焦点
ずれ量に応じた制御電流を流してやることによって、可
動ホルダ(2)に一体となった対物レンズ(1)の焦点
制御を行うことができる。また、トラック制御用コイル
(12a)、(12b)は永久磁石(14)の外周側に配され、
各々の支軸(10)の軸線とほぼ平行な一辺と他辺とで鎖
交する磁束の極性が異なるので、トラック制御用コイル
(12a)、(12b)に電流を流すことによって、支軸(1
0)とほぼ平行な辺に生じる力の向きが同一の回転方向
となるので、可動ホルダ(2)を第3図の矢印B方向に
回動する力が作用し、トラック制御用コイル(12a)、
(12b)にトラックずれ量に応じた制御電流を流すこと
によって可動ホルダ(2)に一体となった対物レンズ
(1)のトラック制御を行うことができる。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば、永久磁石の両
側に対物レンズの制御用コイルを配し、永久磁石の両側
に発生する磁束を対物レンズの駆動に用いるにあたり、
永久磁石の磁力が各制御用コイルの駆動に有効に作用す
るように永久磁石を着磁し、また配置しているので、駆
動効率の高い対物レンズ駆動装置が得られるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る対物レンズ駆動装置
の分解斜視図、第2図は第1図の構成の永久磁石の着磁
の説明図、第3図はこの発明の他の実施例に係る対物レ
ンズ駆動装置の平面図、第4図は第3図I−I線で得た
断面図、第5図は第3図のII−II線で得た断面図、第6
図は第3図の構成の固定部分の構成を示す平面図、第7
図は従来の対物レンズ駆動装置の分解斜視図、第8図は
第7図の構成の平面図、第9図は第8図のIII−III線か
ら得た断面図、第10図は第7図の構成の永久磁石の着磁
の説明図である。 図において、(1)は対物レンズ、(2)は可動ホル
ダ、(11)は焦点制御用コイル、(12a)、(12b)はト
ラック制御用コイル、(14)は永久磁石、(14a)、(1
4b)、(14c)、(14d)は磁極である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−294234(JP,A) 特開 平1−158629(JP,A) 特開 平1−113930(JP,A) 特開 平1−102748(JP,A) 特開 昭64−102420(JP,A) 特開 昭64−102421(JP,A) 特開 昭64−102422(JP,A) 特開 昭64−102423(JP,A) 特開 昭64−102424(JP,A) 特開 昭64−102425(JP,A) 特開 昭63−247923(JP,A) 実開 昭57−134729(JP,U) 実開 昭60−44225(JP,U) 実開 昭60−3926(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光スポットの光情報媒体に対する焦点位置
    と情報トラックに対するトラック位置を制御可能に可動
    手段に保持される対物レンズと、片側の面を多極に着磁
    し他方の面を単極に着磁した永久磁石と、永久磁石の多
    極の面に対向し可動手段を対物レンズのトラック位置制
    御方向に駆動する第1の駆動コイル手段と、永久磁石の
    単極に着磁した面に対向し可動手段を対物レンズの焦点
    制御方向に駆動する第2の駆動コイル手段を備えること
    を特徴とする対物レンズ駆動装置。
JP63018066A 1988-01-28 1988-01-28 対物レンズ駆動装置 Expired - Fee Related JP2560378B2 (ja)

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