JP2549837B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JP2549837B2 JP60296377A JP29637785A JP2549837B2 JP 2549837 B2 JP2549837 B2 JP 2549837B2 JP 60296377 A JP60296377 A JP 60296377A JP 29637785 A JP29637785 A JP 29637785A JP 2549837 B2 JP2549837 B2 JP 2549837B2
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茂一 阪部
健治朗 木目
昭 橋本
俊哉 的崎
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は対物レンズ駆動装置、特に光学式ディスクの
情報記録面に集光される光スポットのトラックずれ及び
焦点ずれを制御するようにした再生装置又は記録/再生
装置の対物レンズ駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図乃至第7図は従来の対物レンズ駆動装置を示す
ものであり、図において、(1)は対物レンズ、(2)
はカウンターウェイト、(3)は筒状の軸受(3a)を有
するレンズホルダ、(4)はレンズホルダ(3)の軸受
(3a)が第6図の矢印Aの軸方向に摺動自在にかつ、第
7図の矢印Bの方向に回転自在に嵌着された支軸、
(5)はレンズホルダ(3)を保持する支持ゴム、(6
a),(6b)は永久磁石、(7a),(7b)はヨーク、(8
a)は支軸(4)と永久磁石(6a),(6b)の保持台を
兼ねたヨーク、(8c)は中心部ヨーク、(9)は支持ゴ
ム(5)の固定台、(10)は焦点制御用コイル、(11
a),(11b),(11c),(11d)はトラック制御用コイ
ル、(12a),(12b)は支持ゴム(5)を固定台(9)
に取り付ける固定ねじ、(13)はカバー、(14)はコイ
ルホルダである。
つぎに動作について説明する。焦点制御用コイル(1
0)に所望の電流を流すことによりレンズホルダ(3)
は矢印Aの方向に摺動して焦点制御を行う。
また、トラック制御用コイル(11a),(11b),(11
c),(11d)に所望の電流を流すことにより、トラック
制御用コイル辺(11a f),(11b f),(11c f),(1
1d f)に力が作用し、レンズホルダ(3)は矢印Bの方
向に回動し、支軸(4)より一定距離離れたレンズホル
ダ(3)の位置に固定された対物レンズ(1)を回動さ
せてトラック制御を行う。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の対物レンズ駆動装置は以上のように構成されて
いるので、焦点制御用コイル(10)、トラック制御用コ
イル(11a),(11b),(11c),(11d)は永久磁石
(6a),(6b)並びにヨーク(7a)(7b),(8a),
(8b)で形成される同一の磁気回路を利用しているた
め、永久磁石(6a),(6b)によって流れる磁束の極性
は一種となり、トラック制御用コイル(11a),(11
b),(11c),(11d)のコイル辺の内(11a f),(11
b f),(11c f),(11d f)のみしか有効利用するこ
とができない。つまり、トラック制御用コイル(11
a),(11b),(11c),(11d)は、それぞれコイル辺
(11a f)と(11a b),(11b f)と(11b b),(11c
f)と(11c b),(11d f)と(11d b)の両辺を利用す
ることができないので利用効率が悪い。
この利用効率を改善する方法として、実開昭60−4422
5号の第6図に示すような方法がある。これは、第1の
磁石13a〜13dをトラッキングコイル8の一方の端8aに対
向させ、第2の磁石15をトラッキングコイル8の他方の
端8bに対向させ、かつ、これら第1の磁石13a〜13dと15
の極性を反対にして配置するようにしたものであって、
このように配置することにより、トラッキングコイル8
の両辺を駆動に利用できる。
しかしながら、この構成では複数に分割された磁石13
a〜13d,15の各々をトラッキングコイル8の両辺8a,8bと
対向するように配置しているのて、駆動効率は向上させ
ることができるが、装置の組立性は低下してしまうとい
う欠点を有している。
この発明は上述のような問題点を解消するためになさ
れたもので、装置の組立性を低下させることなく駆動効
率を向上させた対物レンズ駆動装置を得ることを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る対物レンズ駆動装置は、 情報が記録されたディスクの情報トラックに対する光
スポットのトラックずれ及び前記ディスクの情報記録面
に対する前記光スポットの焦点ずれを検知し、前記光ス
ポットを形成するレンズの位置を前記トラックずれ及び
焦点ずれの検知量に応じて制御し、制御された前記レン
ズから照射される前記光スポットによって前記情報トラ
ックから情報を光学的に読み出すディスク読取装置にお
いて、 所定の軸線の周りに回動可能でかつ前記軸線に沿って
移動可能なレンズホルダと、 このレンズホルダの前記軸線から偏心した位置にその
光軸が前記軸線とほぼ平行になるように支持されたレン
ズと、 前記レンズホルダに設けられ、その磁束が前記軸線と
直交するように環状に巻回されたトラック制御用コイル
と、 前記レンズホルダに固定され、前記軸線と同軸に巻回
された焦点制御用コイルと、 前記両制御用コイルと対向して配置された永久磁石及
びヨークと、 前記両制御用コイルに所望の電流を流すことにより前
記レンズホルダの回動及び前記軸線に沿った移動を制御
してトラックずれ制御及び焦点ずれ制御を行う駆動装置
とを備え、 前記両制御用コイルに対向する磁気回路を形成する永
久磁石は前記軸線にほぼ平行に2極以上混合着磁された
一体形成されたものであり、 前記ヨークは前記永久磁石の異極配置境界部にて分割
して前記永久磁石に付着されているものである。
[作用] 本発明に係る対物レンズ駆動装置は、多極着磁されて
一体形成した永久磁石と、この永久磁石の異極配置境界
部にて分割されて付着させたヨークにより組立性の低下
を招くことなく駆動効率の高効率化が図れる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による対物レンズ駆動装置のレ
ンズホルダ、コイル及び永久磁石の関係を示す部分平面
図、第2図は第1図のI−I線に沿う断面図、第3図は
本発明による厚さ方向に着磁された永久磁石の部分斜視
図、第4図は第3図のように着磁された永久磁石の着磁
力の分布を示す平面図であり、前記第5図乃至第7図と
同一部分には同一符号を付している。第1図乃至第3図
において、レンズホルダ(3)には、焦点制御用コイル
(10)とトラック制御用コイル(11a),(11b),(11
c),(11d)が取り付けられており、これら各コイルに
対向して3極に混合着磁されたトラック制御及び焦点制
御兼用永久磁石(6a),(6b)が配置されている。そし
てトラック制御用コイル(11a),(11b),(11c),
(11d)に所望の電流を流すことにより、矢印B方向に
レンズホルダ(3)を回動させることが可能となる。ま
た、トラック制御用コイル辺(11a f),(11b f)の電
流の向きとコイル辺(11a b),(11b b)の電流の向き
は異なり、それぞれに鎖交する磁束の向きも異なるの
で、各コイル辺に作用するトルクを同一方向とすること
ができるので、各コイル辺を効率的に利用することがで
きる。
ここで、トラック制御及び焦点制御兼用の永久磁石
(6a),(6b)はプラスチックマグネットにより一体に
形成されており、厚さ方向に着磁されている。この場
合、トラック制御及び焦点制御兼用の永久磁石(6a),
(6b)からの磁束をラジアル方向に旋回させるための磁
気回路ヨーク(7a),(7b),(20a),(20b),(20
d)は、一体形成された多極着磁の永久磁石の各極ごと
に分割されていなければならない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、 情報が記録されたディスクの情報トラックに対する光
スポットのトラックずれ及び前記ディスクの情報記録面
に対する前記光スポットの焦点ずれを検知し、前記光ス
ポットを形成するレンズの位置を前記トラックずれ及び
焦点ずれの検知量に応じて制御し、制御された前記レン
ズから照射される前記光スポットによって前記情報トラ
ックから情報を光学的に読み出すディスク読取装置にお
いて、 所定の軸線の周りに回動可能でかつ前記軸線に沿って
移動可能なレンズホルダと、 このレンズホルダの前記軸線から偏心した位置にその
光軸が前記軸線とほぼ平行になるように支持されたレン
ズと、 前記レンズホルダに設けられ、その磁束が前記軸線と
直交するように環状に巻回されたトラック制御用コイル
と、 前記レンズホルダに固定され、前記軸線と同軸に巻回
された焦点制御用コイルと、 前記両制御用コイルと対向して配置された永久磁石及
びヨークと、 前記両制御用コイルに所望の電流を流すことにより前
記レンズホルダの回動及び前記軸線に沿った移動を制御
してトラックずれ制御及び焦点ずれ制御を行う駆動装置
とを備え、 前記両制御用コイルに対向する磁気回路を形成する永
久磁石は前記軸線にほぼ平行に2極以上混合着磁された
一体形成されたものであり、 前記ヨークは前記永久磁石の異極配置境界部にて分割
して前記永久磁石に付着したので、装置の組立性を低下
させることなく駆動効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による対物レンズ駆動装置
におけるレンズホルダ、コイル及び永久磁石の関係を示
す部分平面図、第2図は第1図のI−I線に沿う断面
図、第3図は一体かつ厚さ方向に着磁された永久磁石を
適用した実施例の部分斜視図、第4図は第3図のトラッ
ク制御及び焦点制御兼用の永久磁石の着磁の起磁力の分
布波形を示す部分平面図、第5図は従来の対物レンズ駆
動装置の分解斜視図、第6図はその組立状態の断面図、
第7図はその一部の分解斜視図である。 図において、(1)は対物レンズ、(3)はレンズホル
ダ、(4)は支軸、(6a),(6b)はトラック制御及び
焦点制御兼用の永久磁石、(10)は焦点制御用コイル、
(11a),(11b),(11c),(11d)はトラック制御用
コイルである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 昭 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式 会社電子商品開発研究所内 (72)発明者 的崎 俊哉 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三菱電機株式会社群馬製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−229750(JP,A) 実開 昭60−44225(JP,U) 実開 昭60−3925(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が記録されたディスクの情報トラック
    に対する光スポットのトラックずれ及び前記ディスクの
    情報記録面に対する前記光スポットの焦点ずれを検知
    し、前記光スポットを形成するレンズの位置を前記トラ
    ックずれ及び焦点ずれの検知量に応じて制御し、制御さ
    れた前記レンズから照射される前記光スポットによって
    前記情報トラックから情報を光学的に読み出すディスク
    読取装置において、 所定の軸線の周りに回動可能でかつ前記軸線に沿って移
    動可能なレンズホルダと、 このレンズホルダの前記軸線から偏心した位置にその光
    軸が前記軸線とほぼ平行になるように支持されたレンズ
    と、 前記レンズホルダに設けられ、その磁束が前記軸線と直
    交するように環状に巻回されたトラック制御用コイル
    と、 前記レンズホルダに固定され、前記軸線と同軸に巻回さ
    れた焦点制御用コイルと、 前記両制御用コイルと対向して配置された永久磁石及び
    ヨークと、 前記両制御用コイルに所望の電流を流すことにより前記
    レンズホルダの回動及び前記軸線に沿った移動を制御し
    てトラックずれ制御及び焦点ずれ制御を行う駆動装置と
    を備え、 前記両制御用コイルに対向する磁気回路を形成する永久
    磁石は前記軸線にほぼ平行に2極以上混合着磁された一
    体形成されたものであり、 前記ヨークは前記永久磁石の異極配置境界部にて分割し
    て前記永久磁石に付着されたものであることを特徴とす
    る対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】前記永久磁石がプラスチックマグネットで
    形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の対物レンズ駆動装置。
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DE8686117800T DE3684124D1 (de) 1985-12-27 1986-12-19 Antriebsvorrichtung fuer ein objektiv.
US06/945,089 US4792935A (en) 1985-12-27 1986-12-22 Objective lens driving device with multipole magnet
KR8611059A KR900008082B1 (en) 1985-12-27 1986-12-22 Operating apparatus for objective lens

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6044225U (ja) * 1983-09-05 1985-03-28 ソニー株式会社 光ピツクアツプ装置

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