JPH0752515B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH0752515B2
JPH0752515B2 JP62041108A JP4110887A JPH0752515B2 JP H0752515 B2 JPH0752515 B2 JP H0752515B2 JP 62041108 A JP62041108 A JP 62041108A JP 4110887 A JP4110887 A JP 4110887A JP H0752515 B2 JPH0752515 B2 JP H0752515B2
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coil
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昭 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は対物レンズ駆動装置、特に、光学式ディスク
の情報記録面に集光される光スポットのトラックずれ及
び焦点ずれを制御するようにした再生装置、又は、記録
再生装置の対物レンズ駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図乃至第9図は従来の対物レンズ駆動装置を示すも
のであり、第4図は分解斜視図、第5図は平面図、第6
図は第5図のVI−VIに沿う断面図、第7図は第5図のVI
I−VIIに沿う断面図、第8図は磁気回路部を示す平面
図、第9図は永久磁石の磁束密度分布を示す部分平面図
である。
図において、(1)は対物レンズ、(2)は円筒状の軸
受部(3)を中央部付近に備え、軸受部(3)より所定
距離偏心した位置に対物レンズ(1)を固定的に保持し
ている可動ホルダ、(5)は可動ホルダ(2)の下部に
設けられたリング部(4)に保持されたラジアル方向に
多極着磁されたリング状のプラスチック永久磁石、
(6)は固定部であるベースヨークであり、このベース
ヨーク(6)はプラスチック永久磁石(5)の外周方向
に円弧状の外側突出部(7a),(7b)及び内周方向にリ
ング状の内側突出部(8)を有している。
(9)はベースヨーク(6)のほぼ中央部に固定的に立
設された支軸であり、この支軸(9)には可動ホルダ
(2)の軸受部(3)が第6図矢印Aの軸線方向に摺動
自在、かつ、第5図矢印B方向に回動自在に嵌着されて
いる。
(10)はベースヨーク(6)の内側突出部(8)の外周
に固定的に配設されている焦点制御用コイル、(11
a),(11b),(11c),(11d)はベースヨーク(6)
の外側突出部(7a),(7b)の内周部に配設されたトラ
ック制御用コイル、(12)はベースヨーク(6)の外側
突出部(7a),(7b)と内側突出部(8)の間において
ベースヨーク(6)に固定的に設けられた非磁性材から
なるコイル基台であり、このコイル基台(12)にはトラ
ック制御用コイル(11a),(11b),(11c),(11d)
を収納し位置決めをするための凹部(13a),(13b),
(13c),(13d)が設けられている。
上記トラック制御用コイル(11a),(11b),(11
c),(11d)は矩形状を呈しており、このトラック制御
用コイル(11a)と(11b)及び(11c)と(11d)の一辺
が近接するように、上記コイル基台(12)の凹部(13
a),(13b),(13c),(13d)が設けられている。
上記プラスチック永久磁石(5)は焦点制御用コイル
(10)とトラック制御用コイル(11a),(11b),(11
c),(11d)の間に定のギャップを有して配設されてお
り、前記トラック制御用コイル(11a),(11b),(11
c),(11d)の辺の近接している部分と対向する面にお
いて、所定角だけ他の同一周面と磁極が異なるように着
磁されている。
次に動作について説明する。焦点制御用コイル(10)に
所望の制御電流を流すことによって、可動ホルダ(2)
が第6図矢印A方向に摺動し、対物レンズ(1)の焦点
制御を行うことができる。又、トラック制御用コイル
(11a),(11b),(11c),(11d)に所望の制御電流
を流すことによって、可動ホルダ(2)が第5図矢印B
方向に回動させることができ、対物レンズ(1)のトラ
ック制御を行うことができる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の対物レンズ駆動装置は以上のように構成されてい
るので、前述のような制御動作を行うのであるが、第9
図(a)に示されているように、射出成形等の手段によ
って成形されたプラスチック永久磁石(5)を用いてい
るため、成形時のゲート位置が矢印Gの位置だけになっ
ており、第9図(b)に示すようにゲート位置G付近で
は磁束密度Bが大きくなり、ゲート位置Gとは約180°
反対のウェルド位置W付近では磁束密度Bが小さくなっ
ている。
このように、磁石密度Bの分布が点対称になっていない
ために、プラスチック永久磁石(5)がベースヨーク
(6)中に配設されたときにも、エアギャップ中の磁束
密度分布が点対称にならない。
従って、プラスチック永久磁石(5)に不平衡磁気吸引
力が生じ、軸受部(3)と支軸(9)の摺動面に垂直抗
力Fが作用し、前述した制御動作に影響を与える。すな
わち、垂直抗力によって摺動面に摩擦力が生じ、制御動
作に不具合を生ずるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、垂直抗力Fによって生じる摺動面の摩擦力を
低減し、制御の容易な対物レンズ駆動装置を得ることを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 第1の発明は、所定の軸線の周りに回動、かつ、前記軸
線方向に移動可能に嵌着され、前記軸線方向と平行な光
軸を有する対物レンズを保持する可動ホルダと、前記対
物レンズを介してディスク上に形成される光スポットの
トラックずれ及び焦点ずれを前記可動ホルダを回動ある
いは前記軸線方向に移動させて補正する駆動手段とを有
する対物レンズ駆動装置において、以下に構成を備えた
ことを特徴とする。
前記駆動手段は、前記可動ホルダに設けられたリング状
でラジアル方向に多極着磁されたプラスチック永久磁石
と、固定側に前記プラスチック永久磁石と対向して同心
円状に設けられたベースヨークと、前記プラスチック永
久磁石と前記ベースヨークによって形成されたエアギャ
ップ中に該ベースヨークに固定的に配設された焦点制御
用の第1のコイル及びトラック制御用の第2のコイルと
を備える。
前記プラスチック永久磁石は、点対称な位置に設けられ
た2倍数個のゲートを有する型によって成形され、か
つ、磁極の異なる境界位置にウェルド部を有して成形さ
れるものである。
さらに、第2の発明は、前記第1の発明に係る対物レン
ズ駆動装置のプラスチック永久磁石に代えて、同一周面
の点対称となる位置に同一磁極を形成して多極着磁さ
れ、前記磁極の異なる境界位置付近にゲートを有する型
によって成形され、かつ、ゲートと点対称となる位置で
磁極の異なる境界位置にウェルド部を有して成形される
プラスチック永久磁石を使用することを特徴とする。
[作用] 前記第1の発明に係る対物レンズ駆動装置においては、
プラスチック永久磁石が点対称な位置に設けられた2倍
数個のゲートを有する型によって成形され、永久磁石の
磁束密度分布がほぽ点対称にされるとともに、プラスチ
ック永久磁石が磁極の異なる境界位置にウェルド部を有
して成形され、磁極の境界付近の不感帯の作用に基づき
磁束密度の増減が根本的に低減される。
前記第2の発明に係る対物レンズ駆動装置においては、
プラスチック永久磁石を成型するゲート、ウェルド部が
いずれも磁極の異なる境界位置に配置され、磁極の境界
付近の不感帯の作用に基づき磁束密度の増減が低減され
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図を用いて説明する。第1
図はこの発明における対物レンズ駆動装置の分解斜視図
であり、プラスチック永久磁石(14)以外は前記第4図
乃至第9図に示す従来と同様の構成であるので、同一部
分に同一符号を付して説明を省略する。第2図(a)は
プラスチック永久磁石(14)の平面図、第2図(b)は
そのプラスチック永久磁石(14)の磁束密度分布図を示
すもので、このプラスチック永久磁石(14)は第2図
(a)に示すように、成形するときにゲート位置G1,G2
を点対象な位置に2の倍数カ所設けているので、第2図
(b)の磁束密度分布図に示すように、ウェルドの生じ
る部分もほぼ対称な位置W1,W2になり、磁束密度の分布
がほぼ点対象になる。第3図(a)は他の実施例におけ
るプラスチック永久磁石(15)の平面図、第3図(b)
はそのプラスチック永久磁石(15)の磁束密度分布図を
示すもので、このプラスチック永久磁石(15)は成形す
るときにゲート位置Gを磁極の異なる境界部分に設けて
いるので、ウェルド位置Wが反対側の境界部分に生じ
る。この境界部分においては、第3図(b)の磁束密度
分布図に示されているように、一定範囲で磁束密度Bが
0となる不感帯が生じるので、上記ゲート位置G及びウ
ェルド位置Wに生じる磁束密度Bの増減が低減できるこ
とになる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ゲート位置を対称な
位置に2の倍数カ所設け及び磁極の異なる境界部分にウ
ェルド位置を設けるか、又は磁極の異なる境界部分がゲ
ート位置及びウェルド位置になるようにして成形された
リング状のプラスチック磁石を用いるように構成したの
で、成形するときにゲート位置及びウェルド位置に生じ
る磁性粉の配勾の不均一によって生じる磁束密度の増減
を低減することが可能となり、永久磁石をヨーク中に配
したときに生じる不平衡磁気吸引力(垂直抗力)を小さ
くすることができ、摺動特性の良好な、つまり、制御の
容易な対物レンズ駆動装置を得ることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における対物レンズ駆動装置の分解斜
視図、第2図(a)及び(b)はその装置に用いられる
プラスチック永久磁石の平面図とその磁束密度分布図、
第3図(a)及び(b)はプラスチック永久磁石の他の
例を示す平面図とその磁束密度分布図、第4図は従来の
対物レンズ駆動装置を示す分解斜視図、第5図はその平
面図、第6図は第5図のVI−VIに沿う断面図、第7図は
第5図のVII−VIIに沿う断面図、第8図は磁気回路部を
示す部分平面図、第9図(a)及び(b)はプラスチッ
ク永久磁石の平面図とその磁束密度分布図である。 図において、(1)は対物レンズ、(2)は可動ホル
ダ、(6)はベースヨーク、(9)は支軸、(10)は焦
点制御用コイル、(11a),(11b),(11c),(11d)
はトラック制御用コイル、(14),(15)はプラスチッ
ク永久磁石である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の軸線の周りに回動、かつ、前記軸線
    方向に移動可能に嵌着され、前記軸線方向と平行な光軸
    を有する対物レンズを保持する可動ホルダと、前記対物
    レンズを介してディスク上に形成される光スポットのト
    ラックずれ及び焦点ずれを前記可動ホルダを回動あるい
    は前記軸線方向に移動させて補正する駆動手段を有する
    対物レンズ駆動装置において、 前記駆動手段は、 前記可動ホルダに設けられたリング状でラジアル方向に
    多極着磁されたプラスチック永久磁石と、 固定側に前記プラスチック永久磁石と対向して同心円状
    に設けられたベースヨークと、 前記プラスチック永久磁石と前記ベースヨークによって
    形成されたエアギャップ中に該ベースヨークに固定的に
    配設された焦点制御用の第1のコイル及びトラック制御
    用の第2のコイルとからなり、 前記プラスチック永久磁石は、点対称な位置に設けられ
    た2倍数個のゲートを有する型によって成形され、か
    つ、磁極の異なる境界位置にウェルド部を有して成形さ
    れるものであることを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】所定の軸線の周りに回動、かつ、前記軸線
    方向に移動可能に嵌着され、前記軸線方向と平行な光軸
    を有する対物レンズを保持する可動ホルダと、前記対物
    レンズを介してディスク上に形成される光スポットのト
    ラックずれ及び焦点ずれを前記可動ホルダを回動あるい
    は前記軸線方向に移動させて補正する駆動手段を有する
    対物レンズ駆動装置において、 前記駆動手段は、 前記可動ホルダに設けられたリング状でラジアル方向に
    多極着磁されたプラスチック永久磁石と、 固定側に前記プラスチック永久磁石と対向して同心円状
    に設けられたベースヨークと、 前記プラスチック永久磁石と前記ベースヨークによって
    形成されたエアギャップ中に該ベースヨークに固定的に
    配設された焦点制御用の第1のコイル及びトラック制御
    用の第2のコイルとからなり、 同一周面の点対称となる位置に同一磁極を形成して多極
    着磁され、 前記磁極の異なる境界位置付近にゲートを有する型によ
    って成形され、かつ、ゲートと点対称となる位置で磁極
    の異なる境界位置にウェルド部を有して成形されるもの
    であることを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】前記ベースヨークには前記プラスチック永
    久磁石の周面と対向するヨーク部が設けられ、 軸線と軸心として前記プラスチック永久磁石と前記ヨー
    ク部とが同心円になるように配設されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の対物レ
    ンズ駆動装置。
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