JPH06223392A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH06223392A
JPH06223392A JP1101593A JP1101593A JPH06223392A JP H06223392 A JPH06223392 A JP H06223392A JP 1101593 A JP1101593 A JP 1101593A JP 1101593 A JP1101593 A JP 1101593A JP H06223392 A JPH06223392 A JP H06223392A
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JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
magnet
lens frame
coil
objective lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP1101593A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiki Nakanishi
清貴 中西
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボビンとマグネットの吸着作用によってレン
ズフレームを中立位置に保持する。 【構成】 磁性材料によって円弧状に成形されたボビン
14の中央部に鍔を設け、該鍔をコイルを押えるための
段部15とすると共に、中心にめねじ16を設け、ねじ
18との螺合によりボビン14を固定ベース10を介し
てピックアップ本体1に固着する。又、レンズフレーム
2の側面にマグネット5を金属ウエイト17を介して設
けると共に、板バネ11を用いて、フォーカス方向及び
ラジアル方向に対し可動自在に取付けることにより、ボ
ビン14に対するマグネット5の吸着作用でレンズフレ
ームを中立位置に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ピックアップ装置等
のレンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9において、1はピックアッ
プ本体、2は対物レンズ3を保持するためのレンズフレ
ームであり、側面にウエイト4とマグネット5が設けら
れたものである。
【0003】6はフォーカス方向駆動用のコイル7が巻
きつけられ、マグネット5に対応した側に2つのラジア
ル方向駆動用のコイル8,9が並設されたボビンであ
り、固定ベース10を介してピックアップ本体1に固着
されている。
【0004】11は一端がレンズフレーム2に他端が固
定ベース10に取付けられた板バネ、12は対物レンズ
3からの記録信号の方向を変化させる偏向レンズ、13
は記録媒体であるディスクである。
【0005】レンズフレーム2が板バネ11によってピ
ックアップ本体1に可動自在に取付けられると共に、側
面に設けられたマグネット5の磁束がフォーカス方向駆
動用のコイル7及びラジアル方向駆動用のコイル8,9
に向かっているため、コイル7に電流を流すとフォーカ
ス方向に、コイル8,9に電流を流すとラジアル方向に
レンズフレーム2が駆動する。
【0006】又、コイルの非通電時レンズフレーム2を
中立位置に保持するため、通電中に余分に電流を流して
レンズフレーム2を移動させたり、細いゴムやフレキシ
ブル基板等により保持していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、レ
ンズフレームを中立位置に保持するのに余分に電流を流
す分消費電力が増大したり、細いゴムやフレキシブル基
板等を用いることにより部品点数が多くなると共に構造
が複雑になるといった問題点があった。
【0008】又、コイル通電時レンズフレーム駆動によ
る反力がコイルに加わり、それによりコイルが振動する
といった問題点があった。
【0009】本発明は、消費電力を抑え、且つ簡単な構
造でコイルの非通電時レンズフレームを中立位置に保持
することができると共にコイルの振動を抑えることので
きる対物レンズ駆動装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的としてなされたもので、請求項1記載の対物レ
ンズ駆動装置は、ピックアップ本体に対物レンズを保持
するレンズフレームをフォーカス方向及びラジアル方向
に対し可動自在に取付けると共に、該レンズフレームに
対応してボビンを並設し、上記レンズフレームの側面に
マグネットを、上記ボビンにフォーカス方向駆動用のコ
イルを巻きつけると共に、上記マグネットに対応した側
にラジアル方向駆動用のコイルを設け、上記コイルに電
流を流すことにより上記レンズフレームをフォーカス方
向及びラジアル方向に駆動させる対物レンズ駆動装置に
おいて、上記ボビンを磁性材料を用いて成形し、該ボビ
ンに対する上記マグネットの吸着作用によって上記レン
ズフレームを中立位置に保持するものである。
【0011】請求項2記載の対物レンズ駆動装置は、上
記ボビンに段部を成形し、該段部を上記コイルの押さえ
としたものでる。
【0012】請求項3記載の対物レンズ駆動装置は、上
記ボビンのマグネットの対応した側の面を円弧状に成形
したものである。
【0013】請求項4記載の対物レンズ駆動装置は、上
記ボビンの中心に孔を設け、該ボビンをピックアップ本
体に固着するためのめねじとしたものである。
【0014】請求項5記載の対物レンズ駆動装置は、ピ
ックアップ本体に対物レンズを保持するレンズフレーム
をフォーカス方向及びラジアル方向に対し可動自在に取
付けると共に、該レンズフレームに対応してボビンを並
設し、上記レンズフレームの側面にマグネットを、上記
ボビンにフォーカス方向駆動用のコイルを巻きつけると
共に、上記マグネットに対応した側にラジアル方向駆動
用のコイルを設け、上記コイルに電流を流すことにより
上記レンズフレームをフォーカス方向及びラジアル方向
に駆動させる対物レンズ駆動装置において、上記ボビン
に上記マグネットと同一形状のマグネットを用い、上記
両マグネットの相互吸着作用によって上記レンズフレー
ムを中立位置に保持するものである。
【0015】請求項6の対物レンズ駆動装置は、上記レ
ンズフレームの重量バランスをとるための金属ウエイト
を上記マグネットの上面を覆う形状としたものである。
【0016】
【作用】従って、ボビンを磁性材料を用いて成形するこ
とにより、コイル非通電時レンズフレームを中立位置に
保持するのにマグネットの吸着力によって行うことがで
きる。
【0017】又、ボビンに段部を成形しコイルを押さえ
とすることにより、コイル通電時の振動を抑えることが
できると共に、上記ボビンのマグネットに対応した側の
面を円弧状にすることにより、レンズフレームの中立位
置への保持がラジアル方向に対して確実なものとなる。
【0018】又、ボビンをレンズフレームに設けられた
マグネットと同一形状のマグネットとすることにより、
コイル非通電時レンズフレームを中立位置に保持するの
に両マグネットの吸着力によって行うことができると共
に、2つのマグネットの外形が揃って吸着しようとする
力によってレンズフレームの中立位置への保持がフォー
カス方向及びラジアル方向に対して共に確実なものとな
る。
【0019】又、金属ウエイトをレンズフレームに設け
られたマグネットの上面を覆う形状とすることにより、
そのマグネットからの漏れ磁束を吸収することができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例である対物レンズ
駆動装置の平面図、図2は本発明の一実施例である対物
レンズ駆動装置の側面図、図3は図1のA−A断面図で
ある。尚、図1乃至図3において図8及び図9と共通す
る部分には共通の符号を付してある。
【0022】図1乃至図3において、ボビン14は磁性
材料によって円弧状に成形され、中央部に鍔を設け、該
鍔をコイルを押えるための段部15とすると共に、中心
にめねじ16が設けられている。金属ウエイト17はレ
ンズフレーム2とマグネット5の間に介在され、マグネ
ット15の上面を覆う形状とし、マグネット5からの漏
れ磁束を吸収するものである。
【0023】又、ねじ18とめねじ16との螺合によ
り、固定ベース10及びボビン14はピックアップ本体
1に固着されている。
【0024】上記の構成により、コイル非通電時のレン
ズフレーム2の中立位置への保持がマグネット5とボビ
ン14との吸着作用によって行うことができると共に、
ボビン14のマグネット5側の面が円弧状に成形されて
いるためラジアル方向に対してレンズフレーム2の中立
位置への保持を確実に行うことができる。
【0025】しかも、マグネット5とボビン14との間
にコイル7及びコイル8,9が介される構成となるため
マグネット5からの磁束が効率よくコイルに加わる。
【0026】又、段部15によってコイル7及びコイル
8,9を押えると共に、めねじ16とねじ18との螺合
によりボビン14がピックアップ本体1に固着されるた
めコイル通電時の振動を抑えることができる。
【0027】又、金属ウエイト17によってマグネット
5からディスク13にむかう磁束を吸収するため光磁気
ディスク等への影響が軽減される。
【0028】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0029】図4は本発明の他の実施例である対物レン
ズ駆動装置の平面図、図5は本発明の他の実施例である
対物レンズ駆動装置の側面図、図6は図4のB−B断面
図、図7はマグネットの吸着特性を示す斜視図であり、
(a)は吸着前(b)は吸着後を示す。尚、図4乃至図
7において図1乃至図3と共通する部分には共通の符号
を付してある。
【0030】図4乃至図7において、ボビン19はマグ
ネット5と同一形状のマグネットによって成形されてい
る。
【0031】上記構成により、コイル非通電時のレンズ
フレーム2の中立位置への保持がマグネット5とボビン
19との相互吸着作用によって行うことができると共
に、同一形状のマグネットが外形を揃えて吸着する特性
を利用し、フォーカス方向及びラジアル方向に対してレ
ンズフレーム2の中立位置への保持を確実に行うことが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
ればコイル非通電時におけるレンズフレームの中立位置
への保持をマグネットの吸着作用によって行うことがで
きるため、コイル通電時に余分に電流を流したり、細い
ゴムやフレキシブル基板等を用いずに保持することがで
きると共に、マグネットとボビンの間にコイルを介する
構成となるためコイルに磁束が効率よく加わり、レンズ
フレームの動作効率がよくなる。
【0033】請求項2記載の発明によればボビンに成形
した段部をコイルの押えとすることにより、コイル通電
時に生じていた振動を抑えることができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、ボビンのマ
グネットに対応した側の面を円弧状に成形することによ
り、コイル非通電時におけるレンズフレームの中立位置
への保持をラジアル方向に対し確実なものとなる。
【0035】請求項4記載の発明によればボビンに設け
ためねじに固定ベース及びピックアップ本体を介してね
じを螺合させることにより、ボビン及び固定ベースをピ
ックアップ本体に確実に固着することができる。
【0036】請求項5記載の発明によればコイル非通電
時におけるレンズフレームの中立位置への保持をマグネ
ットとボビンとの相互吸着作用によって行うことができ
ると共に、同一形状のマグネットが外形を揃えて吸着す
る特性を利用することにより、レンズフレームの中立位
置への保持をフォーカス方向及びラジアル方向に対し、
共に確実なものとなる。
【0037】請求項6記載の発明によればマグネットか
らの漏れ磁束を金属ウエイトにて吸収することにより、
光磁気ディスク等への影響が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である対物レンズ駆動装置の
平面図。
【図2】本発明の一実施例である対物レンズ駆動装置の
側面図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】本発明の他の実施例である対物レンズ駆動装置
の平面図。
【図5】本発明の他の実施例である対物レンズ駆動装置
の側面図。
【図6】図4のB−B断面図。
【図7】マグネットの吸着特性を示す斜視図。
【図8】従来例である対物レンズ駆動装置の側面図。
【図9】従来例である対物レンズ駆動装置の平面図。
【符号の説明】
1 ピックアップ本体 2 レンズフレーム 3 対物レンズ 4,17 金属ウエイト 5 マグネット 6,14,19 ボビン 7,8,9 コイル 10 固定ベース 11 板バネ 12 偏向レンズ 13 ディスク 15 段部 16 めねじ 18 ねじ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップ本体に対物レンズを保持す
    るレンズフレームをフォーカス方向及びラジアル方向に
    対し可動自在に取付けると共に、 該レンズフレームに対応してボビンを並設し、 上記レンズフレームの側面にマグネットを、 上記ボビンにフォーカス方向駆動用のコイルを巻きつけ
    ると共に、上記マグネットに対応した側にラジアル方向
    駆動用のコイルを設け、 上記コイルに電流を流すことにより上記レンズフレーム
    をフォーカス方向及びラジアル方向に駆動させる対物レ
    ンズ駆動装置において、 上記ボビンを磁性材料を用いて成形し、該ボビンに対す
    る上記マグネットの吸着作用によって上記レンズフレー
    ムを中立位置に保持することを特徴とする対物レンズ駆
    動装置。
  2. 【請求項2】 上記ボビンに段部を成形し、該段部を上
    記コイルの押えとしたことを特徴とする請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記ボビンのマグネットに対応した側の
    面を円弧状に成形したことを特徴とする請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記ボビンの中心に孔を設け、該ボビン
    をピックアップ本体に固着するためのめねじとしたこと
    を特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 ピックアップ本体に対物レンズを保持す
    るレンズフレームをフォーカス方向及びラジアル方向に
    対し可動自在に取付けると共に、 該レンズフレームに対応してボビンを並設し、 上記レンズフレームの側面にマグネットを、 上記ボビンにフォーカス方向駆動用のコイルを巻きつけ
    ると共に、上記マグネットに対応した側にラジアル方向
    駆動用のコイルを設け、 上記コイルに電流を流すことにより上記レンズフレーム
    をフォーカス方向及びラジアル方向に駆動させる対物レ
    ンズ駆動装置において、 上記ボビンに上記マグネットと同一形状のマグネットを
    用い、上記両マグネットの相互吸着作用によって上記レ
    ンズフレームを中立位置に保持することを特徴とする対
    物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 上記レンズフレームの重量バランスをと
    るための金属ウエイトを上記マグネットの上面を覆う形
    状としたことを特徴とする請求項1及び請求項5記載の
    対物レンズ駆動装置。
JP1101593A 1993-01-26 1993-01-26 対物レンズ駆動装置 Pending JPH06223392A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63209032A (ja) * 1987-02-24 1988-08-30 Mitsubishi Electric Corp 対物レンズ駆動装置
JPS6344221B2 (ja) * 1980-07-21 1988-09-02 Canon Kk

Patent Citations (2)

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