JPS61210530A - 光スポツト制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学式ディスク再生装置又は記録、再生装置
に適用される光スポット制御装置に関し、特に情報記録
面に対する光スポットの焦点のずれと、トラックに対す
るずれを検出し、この検出量に応じて光スポットの位置
を適正に制御することのできる光スポット制御装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置として第５ｒ１！Ｊ、第６図に示し
たものが既に提案されているため（Ｉ＃開昭５５−１１
７７４５号公報）、これらの図によって従来の技術を説
明する。図において（１）は焦点制御用コイル（２）が
巻装されたコイルホルダ、（３）、（３）はコイルホル
ダ（１）両端に対向させて着磁され、背面を鉄板（４）
、（４）によって支持した永久磁石、（５）は軸受（６
）を介してコイルホルダ（１）を揺動自在に軸支する支
軸で、この支軸（５）は表面には゛　テフロンコーティ
ングなどによって低摩擦処理が施されている。（７）は
支軸（５）とコイルホルダ（１）端面間に位置するコイ
ルホルダ（１）の孔に嵌装した鏡筒（８）を介して固設
された対物レンズ、（９）はコイルホルダ（１）側面４
ケ所の偶角部に沿って取付けられたトラック制御用コイ
ル、（ｌＯ）は略コ字状に形成された弾性体で、その中
央部突起（１０ａ）がコイルホルダ（１）に嵌着され１
両端が固定台（図示せず）に取付けられている。

次に動作について説明すると、焦点制御用コイル（２）
に電流を印加して対物レンズ（７）の矢示Ｂ方向の動き
を制御して焦点ずれを調整することができるとともに、
各トラック制御用コイル（９）に電流を印加することに
よってコイルホルダ（１）が矢示Ａ方向に揺動するため
、コイルホルダ（１）上に偏位して固定された対物レン
ズ（７）の矢示Ａ方向の駆動によりトラックずれを制御
することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、上記構成によれば磁気回路の効率が悪く、ま
たトラック制御用コイル（８）として矩形状のものを使
用しているためコイルの利用効率が悪く、ひいてはコイ
ルを大型化せざるを得す、装置の小型、薄型化を図る場
合の障害となっていた。

本発明は叙上の問題点を解決するためになされたもので
、磁気回路の磁気効率、コイルの利用効率の向上を目的
としたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は揺動自在に軸支されたコイルホルダとこのコイ
ルホルダ両端に対向配置された永久磁石間に、コイルの
巻装された磁性板材を介装して光スポー２ト制御装置を
構成したものである。

〔作用〕

本発明によれば、コイルホルダ端面に磁性板を配置した
ため等測的にパーミアンスが上昇し、焦点制御用コイル
及びトラック制御用コイルを鎖交する磁束密度を高める
ことができ、したがってコイルの利用効率を高めること
ができる。

〔実施例〕

以下第１図ないし第４図に基づいて本発明を説明する。

なお、説明にあたり、従来と同−又は相当部分には同一
符号を付しその説明は省略する。

図において、（１１）は略矩形に形成され、中央に立設
された支軸（４）、軸受（５）を介してコイルホルダ（
１，）を支承する基台で、この基台（１）にはコイルホ
ルダ（１）に取付けた対物レンズ（７）、鏡筒（８）下
方に位置する部位に対物レンズ（７）と略等しい寸法径
を呈した光透過孔（ｌｌａ）が穿設されている。　（１
２）は略コ字状を呈する弾性体で、その両端部及び中央
部を各々ピン（１３）によってコイルホルダ（１）上に
取付けられている。　（１４）はコイルホルダ（１）端
面に接着などの手段によって取付けられた第３図に示し
たトラック制御用コイルアセンブリで、このコイルアセ
ンブリ（１４）はコイルホルダ（１）端面に沿って湾曲
形成されたヨーク板（１４ａ）とこのヨーク板（ｔ４ａ
）中央側縁に形成された切欠きに巻装されたトラック制
御用コイル（１４ｂ）とから構成されている。トラック
制御用コイル（１４ｂ）を巻装すると、コイル（１４ｂ
）巾寸法とヨーク板（１４ａ）巾寸法とは一致するよう
に切欠きが形成されている。　（ｔｅ）は鏡筒（８）外
径より僅か大径に形成された孔を有し、コイルホルダ（
１）を被覆するように取付けられたカバー、（１７）は
コイルホルダ（１）の焦点方向の動きを規制するストッ
パである。なお、ヨーク板（１４ａ）はケイ素鋼板等の
磁性材によって形成されている。

次に上記構成を有する装置の動作について説明する。上
記構成からも明らかなように、ヨーク板（１４ａ）は磁
気回路中に挿設されているため第４図で示したように磁
気漏洩の少ない磁路（Ｍ）が形成され、トラック制御用
コイル（１４ｂ）に鎖交する磁束は永久磁石（３）側に
しか通らず、しかも各々の制御用コイル（１４ｂ）を鎖
交する磁束密度が高く形成される。このように各制御コ
イル（１４ｂ）における磁気効率の向上を図ることがで
きるため、従来と同一条件の電流を印加すればトラック
制御用コイルアセンブリ（１４）よってより大きな駆動
力を得ることができる。したがってその大きくなる分だ
け装置の小型化、薄型化を容易にすることができる。又
はトラック制御用コイル（１４）をコイルホルダ（１）
に容易に取付けることができ装置のコストダウンを図る
ことができる。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば、光スポット制御装置の焦点制御用
コイル及びトラック制御用コイルの磁気効率を高めるこ
とができるため、装置の小型化、薄型化を達成し得ると
ともに、装置のコストダウンを図り得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る光スポット制御装置を
示す平面図、第２図は第１図の■−■線に沿う断面図、
第３図はトラック制御用コイルアセンブリを示す斜視図
、第４図は本実施例装置の要部の磁気的作用を示す説明
図、第５図は従来装置を示す斜視図、第６図はその組立
の概要を示す図である。 図において、（１）はコイルホルダ、（２）、（＋５）
は焦点制御用コイル（第２コイル部材）、（３）は水久
磁石、　（１４）はトラック制御用コイルアセンブリＩ
ＪＩコイル部材）　、　（１４ａ）は磁性体、　（１４
ｂ）はトラック制御用コイル（コイル）である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代　　理　　人　　　大　　岩　　増　　雄第１図 第３図 第４図 第５図 第６図 手続補正書（１発） ６霜９１３ 昭和　　　　　月　　日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）光スポットを照射して光学情報を記録し、あるい
   は再生するに際し、該光スポットの焦点ずれあるいはト
   ラックずれをそれらの検出量に応じて駆動制御する光ス
   ポット制御装置において、１対の対向永久磁石間に駆動
   制御用コイルホルダを備え、上記トラックずれを制御す
   る第１コイル部材を上記コイルホルダ端面に設けるとと
   もに、上記焦点ずれを制御する第２コイル部材を上記コ
   イルホルダ周面に巻装して構成し、かつ上記第１コイル
   部材を磁性体及びこれに巻装されたコイルを備えて構成
   したことを特徴とする光スポット制御装置。
2. （２）上記第１コイル部材の外側に上記第２コイル部材
   を巻装して構成したことを特徴とるす特許請求の範囲第
   １項記載の光スポット制御装置。
3. （３）上記永久磁石とこれに対向するコイルホルダ端面
   とを同心円状に形成したことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項又は第２項に記載の光スポット制御装置。
4. （４）上記磁性体に切欠きを形成し、該切欠きにコイル
   を巻装して構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項ないし第３項いずれかに記載の光スポット制御装置
   。