JP2559795Y2 - カセットプレーヤ - Google Patents
カセットプレーヤInfo
- Publication number
- JP2559795Y2 JP2559795Y2 JP1991012606U JP1260691U JP2559795Y2 JP 2559795 Y2 JP2559795 Y2 JP 2559795Y2 JP 1991012606 U JP1991012606 U JP 1991012606U JP 1260691 U JP1260691 U JP 1260691U JP 2559795 Y2 JP2559795 Y2 JP 2559795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cassette
- auto
- rewind
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、カセット挿入時に自動
的にテープ頭まで巻戻してから再生するカセットプレー
ヤに関する。
的にテープ頭まで巻戻してから再生するカセットプレー
ヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】車載用のカセットプレーヤはカセットを
挿入すると自動的に再生（ＰＬＡＹ）モードになるた
め、再生用の釦操作をする必要がない。しかし、一般に
挿入前のカセットはテープの巻回状態が曲の途中である
ことが多いので、最初から再生したい場合にはテープ頭
まで巻戻す必要がある。
挿入すると自動的に再生（ＰＬＡＹ）モードになるた
め、再生用の釦操作をする必要がない。しかし、一般に
挿入前のカセットはテープの巻回状態が曲の途中である
ことが多いので、最初から再生したい場合にはテープ頭
まで巻戻す必要がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、巻戻し
（ＲＥＷ）は釦操作を必要とするため、これをカセット
挿入時毎に行うと、釦操作なく再生モードとなるカセッ
トプレーヤの利点（操作の簡便性）を半減してしまう。
さらに、オートリバース方式のカセットプレーヤでは、
カセット挿入時のテープ走行方向によって、巻戻し方向
が異なるため所望のテープ頭に巻戻されない可能性があ
る。
（ＲＥＷ）は釦操作を必要とするため、これをカセット
挿入時毎に行うと、釦操作なく再生モードとなるカセッ
トプレーヤの利点（操作の簡便性）を半減してしまう。
さらに、オートリバース方式のカセットプレーヤでは、
カセット挿入時のテープ走行方向によって、巻戻し方向
が異なるため所望のテープ頭に巻戻されない可能性があ
る。
【０００４】本考案は、テープ走行方向に応じて巻戻し
／早送りすることによって、テープ頭からの再生が可能
となるとともに、カセット挿入時のテープ位置からも再
生が行えるようにするものである。
／早送りすることによって、テープ頭からの再生が可能
となるとともに、カセット挿入時のテープ位置からも再
生が行えるようにするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、オートリバー
ス方式のカセットプレーヤにおいて、オート巻戻しモー
ドの設定／解除を行うスイッチと、オート巻戻しモード
の設定状態では、カセットを挿入するとテープの走行方
向を検出し、該走行方向が左方向なら巻戻し、右方向な
ら早送りをして所定のテープ頭から再生するとともに、
オート巻戻しモードの解除状態では、巻戻しまたは早送
りをしないでカセット挿入時のテープ位置から自動的に
再生するよう制御する制御手段とを備えることを特徴と
するものである。
ス方式のカセットプレーヤにおいて、オート巻戻しモー
ドの設定／解除を行うスイッチと、オート巻戻しモード
の設定状態では、カセットを挿入するとテープの走行方
向を検出し、該走行方向が左方向なら巻戻し、右方向な
ら早送りをして所定のテープ頭から再生するとともに、
オート巻戻しモードの解除状態では、巻戻しまたは早送
りをしないでカセット挿入時のテープ位置から自動的に
再生するよう制御する制御手段とを備えることを特徴と
するものである。
【０００６】
【作用】マイコン制御型のカセットプレーヤはソフトウ
エアだけで任意の組合せのモード選択をシーケンシャル
に行うことができる。そこでカセットを挿入が完了した
らテープの走行方向に応じて巻戻し／早送りしてテープ
頭から再生するというオートＲＥＷモードを設定すれ
ば、ユーザに要求される操作は従来と同様にカセットの
挿入だけで済み、しかも所望のテープ頭からの再生が可
能となる。
エアだけで任意の組合せのモード選択をシーケンシャル
に行うことができる。そこでカセットを挿入が完了した
らテープの走行方向に応じて巻戻し／早送りしてテープ
頭から再生するというオートＲＥＷモードを設定すれ
ば、ユーザに要求される操作は従来と同様にカセットの
挿入だけで済み、しかも所望のテープ頭からの再生が可
能となる。
【０００７】場合によってはカセット挿入時のテープ位
置から再生したいこともあるので、このオートＲＥＷモ
ードはスイッチで設定解除できるようにしておく。この
場合、１度設定したトオートＲＥＷモードは解除するま
で有効である。
置から再生したいこともあるので、このオートＲＥＷモ
ードはスイッチで設定解除できるようにしておく。この
場合、１度設定したトオートＲＥＷモードは解除するま
で有効である。
【０００８】
【実施例】図１は本考案の一実施例を示すカセットプレ
ーヤの部分構成図で、Ｍはデッキ制御マイコン、Ｄはデ
ッキ機構部、Ｃはカセットである。マイコンＭにはオー
トＲＥＷ ＳＷのＯＮ／ＯＦＦ状態が入力し、ＯＮを
検出する毎にオートＲＥＷモードの設定／解除を反転す
る。
ーヤの部分構成図で、Ｍはデッキ制御マイコン、Ｄはデ
ッキ機構部、Ｃはカセットである。マイコンＭにはオー
トＲＥＷ ＳＷのＯＮ／ＯＦＦ状態が入力し、ＯＮを
検出する毎にオートＲＥＷモードの設定／解除を反転す
る。
【０００９】デッキ機構部Ｄはオートリバース用である
ため、走行方向ＳＷでテープ走行方向Ｌ／Ｒを検出す
る。このＳＷのＯＮ／ＯＦＦ状態はマイコンＭで検出
され、Ｌ／Ｒの判別が行われる。走行方向Ｌ（左）はノ
ンリバース型デッキの再生方向であり、これに対する巻
戻しはＲＥＷである。これとは逆の走行方向Ｒ（右）は
ノンリバース型デッキにはない再生方向であり、これに
対する巻戻しは早送り（ＦＦ）になる。
ため、走行方向ＳＷでテープ走行方向Ｌ／Ｒを検出す
る。このＳＷのＯＮ／ＯＦＦ状態はマイコンＭで検出
され、Ｌ／Ｒの判別が行われる。走行方向Ｌ（左）はノ
ンリバース型デッキの再生方向であり、これに対する巻
戻しはＲＥＷである。これとは逆の走行方向Ｒ（右）は
ノンリバース型デッキにはない再生方向であり、これに
対する巻戻しは早送り（ＦＦ）になる。
【００１０】マイコンＭはカセット挿入が完了するとデ
ッキ機構部Ｄに対しＲＥＷ信号（またはＦＦ信号）を
送って巻戻しを行い、デッキ側からテープ終端信号が
入力するとＰＬＡＹ信号に切換えて再生モードにす
る。カセット挿入完了は図示せぬ専用のＳＷで検出し、
またテープ終端はリールパルス等により検出する。
ッキ機構部Ｄに対しＲＥＷ信号（またはＦＦ信号）を
送って巻戻しを行い、デッキ側からテープ終端信号が
入力するとＰＬＡＹ信号に切換えて再生モードにす
る。カセット挿入完了は図示せぬ専用のＳＷで検出し、
またテープ終端はリールパルス等により検出する。
【００１１】図２はマイコンＭの処理を示すフローチャ
ートである。ステップＳ１でオートＲＥＷ ＳＷの状
態を判定し、ＯＦＦであればステップＳ５へ抜けるが、
ＯＮであればステップＳ２でオートＲＥＷモードにセッ
ト（設定）されているか否かを判定し、されていなけれ
ばステップＳ３でセットし、されていたらステップＳ４
でリセット（解除）する。
ートである。ステップＳ１でオートＲＥＷ ＳＷの状
態を判定し、ＯＦＦであればステップＳ５へ抜けるが、
ＯＮであればステップＳ２でオートＲＥＷモードにセッ
ト（設定）されているか否かを判定し、されていなけれ
ばステップＳ３でセットし、されていたらステップＳ４
でリセット（解除）する。
【００１２】次にステップＳ５でカセット挿入開始か否
かをこれも専用ＳＷから判定し、Ｎ（ノー）であれば終
了するが、Ｙ（イエス）であればステップＳ６で挿入完
了を待つ。そして、挿入完了となったらステップＳ７で
オートＲＥＷモードのセット／リセットを判定し、セッ
トであればステップＳ８へ移るが、リセットであれば通
常のＰＬＡＹ動作を行う。
かをこれも専用ＳＷから判定し、Ｎ（ノー）であれば終
了するが、Ｙ（イエス）であればステップＳ６で挿入完
了を待つ。そして、挿入完了となったらステップＳ７で
オートＲＥＷモードのセット／リセットを判定し、セッ
トであればステップＳ８へ移るが、リセットであれば通
常のＰＬＡＹ動作を行う。
【００１３】ステップＳ８では走行方向ＳＷからテー
プ走行方向を判定し、ＲであればステップＳ９でＦＦ動
作を行い、ＬであればステップＳ１０でＲＥＷ動作を行
う。ステップＳ１１でテープ頭まで巻戻すのを待ち、巻
戻したらステップＳ１２でＰＬＡＹ動作に移って本ルー
チンを終了する。
プ走行方向を判定し、ＲであればステップＳ９でＦＦ動
作を行い、ＬであればステップＳ１０でＲＥＷ動作を行
う。ステップＳ１１でテープ頭まで巻戻すのを待ち、巻
戻したらステップＳ１２でＰＬＡＹ動作に移って本ルー
チンを終了する。
【００１４】以上のフローはオートリバース対応であ
り、ノンリバース型に限ればステップＳ８，Ｓ９を省略
できる。
り、ノンリバース型に限ればステップＳ８，Ｓ９を省略
できる。
【００１５】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、オー
トリバース方式のカセットプレーヤにおいて、テープの
走行方向に応じて巻戻しまたは早送りをすることによっ
て、曲の途中からの再生を回避できるとともに、確実に
所定のテープ頭から再生が可能となるものである。ま
た、テープの巻戻しを待ちたくない場合には、オート巻
戻しモードを解除すれば、カセット挿入すると直ちに再
生を開始することができる。さらに、本考案はオート巻
戻しモードのスイッチを予め操作しておくだけで後はカ
セットの挿入によって自動的に巻戻し再生や挿入再生を
行うので、操作が簡略化され、使用者は簡単に望み再生
をすることができる。
トリバース方式のカセットプレーヤにおいて、テープの
走行方向に応じて巻戻しまたは早送りをすることによっ
て、曲の途中からの再生を回避できるとともに、確実に
所定のテープ頭から再生が可能となるものである。ま
た、テープの巻戻しを待ちたくない場合には、オート巻
戻しモードを解除すれば、カセット挿入すると直ちに再
生を開始することができる。さらに、本考案はオート巻
戻しモードのスイッチを予め操作しておくだけで後はカ
セットの挿入によって自動的に巻戻し再生や挿入再生を
行うので、操作が簡略化され、使用者は簡単に望み再生
をすることができる。
【図１】本考案の構成図である。
【図２】本考案のフローチャートである。
Ｍ デッキ制御マイコン Ｄ デッキ機構 Ｃ カセット オートＲＥＷ ＳＷ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−129956（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−293545（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−9044（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−175333（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−26633（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−39241（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 オートリバース方式のカセットプレ
ーヤにおいて、 オート巻戻しモードの設定／解除を行うスイッチと、 オート巻戻しモードの設定状態では、カセットを挿入す
るとテープの走行方向を検出し、該走行方向が左方向な
ら巻戻し、右方向なら早送りをして所定のテープ頭から
再生するとともに、 オート巻戻しモードの解除状態では、巻戻しまたは早送
りをしないでカセット挿入時のテープ位置から自動的に
再生するよう制御する制御手段とを備えることを特徴と
するカセットプレーヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991012606U JP2559795Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | カセットプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991012606U JP2559795Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | カセットプレーヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105826U JPH04105826U (ja) | 1992-09-11 |
| JP2559795Y2 true JP2559795Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=31901145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991012606U Expired - Lifetime JP2559795Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | カセットプレーヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2559795Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60118387A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-25 | Nippon Sutatsudouerudeingu Kk | ナツトのスタツド溶接法及びスタツド溶接銃 |
| JPS60129956A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置の自動頭出装置 |
| JPS60130836A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体収納容器の製造方法 |
| JPS62293545A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-21 | Nec Corp | オ−トリバ−ス磁気テ−プ再生装置 |
| JP2568519B2 (ja) * | 1986-10-02 | 1997-01-08 | 松下電器産業株式会社 | 磁気記録再生装置 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP1991012606U patent/JP2559795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04105826U (ja) | 1992-09-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960206 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |