JP2559423Y2 - 自動車用リッドの開閉装置 - Google Patents

自動車用リッドの開閉装置

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JP2559423Y2
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和徳 河面
泰秀 國保
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばコンバーチブル
車に設けられた幌格納用の開口部を開閉するリッドを、
全閉位置から全開位置まで回動させる自動車用リッドの
開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用リッドの開閉装置として
は、図7に示したものが提案されている(特開昭64−
44325号公報参照)。すなわち、コンバーチブル車
の車体2には、車室3の上部を覆う展開状態と、車室3
の後部に設けられた幌格納用の開口部4に内収容される
折畳状態とに開閉し得る幌5が支持されている。前記車
体2には、前記開口部4を開閉するリッド6が開閉装置
としてのヒンジアーム10,10を介して枢支されてお
り、これによりリッド6は前記開口部4を閉鎖する全閉
位置と図示したように開口部4の後端部に斜状に起立す
る全開位置とに開閉し得るようになっている。また、前
記幌5は、前部屋根部7と後部屋根部8とで構成されて
おり、該後部屋根部8の中央には透明部材9が取り付け
られている。
【0003】かかる構造において、格納状態にある幌5
を展開状態にする際には、リッド6を全閉位置から全開
位置に回動した後、開口部4内から幌5を引き出し、前
部屋根部7を車室3上に固定する。さらに、リッド6を
全開位置にしたまま、後部屋根部8の後端部を持ち上げ
て上方に回動して図示したような状態し、この状態でリ
ッド6を回動して全閉位置に回動する。最後に、この全
閉位置に回動したリッド6上に後部屋根部8を降ろし、
該後部屋根部8を図示しない固定手段によりリッド6上
に固定する。
【0004】また、展開状態にある幌5を格納状態にす
る際には、後部屋根部8の固定を解除した後、該後部屋
根部8の後端部を持ち上げて上方に回動して図示したよ
うな状態し、このままの状態でリッド6を全開位置に回
動する。次に、リッド6を全開位置にしたまま、後部屋
根部8の後端部を下げて開口部4内に収容し、引き続き
前部屋根部7を開口部4内に収容し、最後に、リッド6
を全開位置から全閉位置に回動するのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用リッドの開閉装置にあっては、前述
のようにリッド6を単にヒンジアーム10,10を介し
て車体1に枢支した構造であることから、リッド6が全
閉位置と全開位置とに回動する際、その自由端部Pの回
動軌跡は鎖線で示したように円形となる。このため、幌
5を展開状態及び格納状態にする際、図示した後部屋根
部8を上方に回動させた状態でリッドを全閉位置や全開
位置に回動すると、前記自由端部Pが透明部材9と干渉
してしまい、透明部材9やリッド6の自由端部Pに摩擦
痕が生じて外観品質が低下する不都合が生ずるものであ
った。
【0006】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、全閉位置と全開位置に回動するリ
ッドの自由端部を、全閉位置の近傍領域で他部材と干渉
させることなく、移動させ得る自動車用リッドの開閉装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本考案にあっては、車体に設けられた開口部を開閉す
るリッドを車体に支持し、該リッドを全閉位置から全開
位置間に亙る領域内にて回動させる開閉装置において、
前記リッドの自由端部側の下面に固着された脚及び該脚
の先端部に回転自在に支持されたガイドローラと、前記
リッドの枢支端部側の下面に後端部を枢支されて前記自
由端部側へ延びる上部リンクと、該上部リンクの前記後
端部付近に設けられ前記リッドを開方向に回動付勢する
スプリングと、前記開口部の側部であって前記自由端部
側に配置されて前後方向に延在し、前記リッドが全閉位
置にある状態で前記ガイドローラが位置する前部端末を
有するとともに、前記リッドが前記枢支端部側へ移動す
るに伴って前記ガイドローラが離脱する後部端末を有
し、これら前部端末と後部端末間で前記ガイドローラを
回転自在に拘束するガイドレールと、前記開口部の側部
であって前記枢支端部側に各々一端部を枢支されるとと
もに、他端部を前記上部リンクの前端部に各々枢支さ
れ、前記リッドが全閉位置にある状態で前記自由端部側
に傾倒し、該リッドが前記枢支端部側へ移動するに伴っ
て前記他端部を移動させて起立する前リンク及び後リン
クとを備えている。
【0008】
【作用】前記構成において、全閉位置にあるリッドを開
く際には、全閉位置にあるリッドを枢支端部方向に移動
させる。すると、ガイドローラはガイドレール内を回転
しつつ移動し、リッドは自由端部側を脚及びガイドロー
ラを介してガイドレールに拘束されつつ枢支端部側に移
動する。一方、リッドの枢支端部側への移動に伴って前
リンクと後リンクとが起立し、この両リンクにより上部
リンクを介してリッドの枢支端部側は押し上げられて行
く。そして、リッドの移動に伴ってガイドローラがガイ
ドレールの後部端末より離脱すると、リッドの自由端部
はガイドレールによる拘束を解除され、スプリングの付
勢力により、上部リンクとの枢支点を中心に回動しこれ
によりリッドはその自由端部にて円軌道を描きつつ全開
位置に到達する。
【0009】また、リッドを全開位置から全閉位置に回
動する際には、スプリングの付勢力に抗してリッドの自
由端部を全開位置から閉方向に回動させ、次に起立状態
にある前リンクと後リンクとを傾倒させる。すると、ガ
イドローラがガイドレールの後部端末より該ガイドレー
ル内に進入し、リッドの自由端部はガイドレールにより
案内にされて、前述とは逆方向移動するとともに、前後
リンクが傾倒状態となり且つガイドローラがガイドレー
ルの前部端末に到達することによりリッドも全閉位置へ
到達する。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図にしたが
って説明する。すなわち、図7をもって既説したよう
に、コンバーチブル車の車体2には、車室3の上部を覆
う展開状態と、車室3の後部に設けられた幌格納用の開
口部4内に収容される折畳状態とに開閉し得る幌5が支
持されている。前記車体2の後部両側には、図6に示し
たように、リアフェンダーパネル11と該リアフェンダ
ーパネル11の内側に位置し、前記開口部4の側壁を形
成するインナパネル12とが設けられている。該インナ
パネル12には、前部ブラケット13が固着されてお
り、該前部ブラケット13には、車体前後方向に延在す
るガイドレール14が取り付けられている。
【0011】該ガイドレール14は、前記前部ブラケッ
ト13に固着された側壁15と、該側壁15の下縁に一
体的に成形された軌道部16、及び前記側壁15上縁に
一体的に形成された突縁17とを有している。このガイ
ドレール14は、図1〜5に示したように、その前部端
末18より後部端末19がやや上方に位置する斜状に固
定され、前部端末18付近は湾曲状に成形されていると
ともに、後部端末19が前記開口部4の略中央部に位置
し得る全長を有している。
【0012】一方、開口部4を開閉するリッド6の自由
端部21には、その下面側に脚20が固着されており、
該脚20の下端部にはガイドローラ22が回転自在に支
持されている。該ガイドローラ22は、前記ガイドレー
ル14の軌道部16上に載置され、図1に示したリッド
6が全閉位置に回動している状態においては、ガイドレ
ール14に受容されて前部端末18上に位置するように
なっている。
【0013】前記後部端末19の近傍には、リモコンレ
バー23が配置されており、該リモコンレバー23はピ
ン26により前記前部ブラケット13に枢支されてい
る。このリモコンレバー23には、前記軌道部16に連
なる受部24が形成されているとともに、リモコンロッ
ド31の一端部が枢支されている。また、このリモコン
レバー23は、図示しないスプリングにより、前記受部
24が上動する方向(矢印イ方向)に回動付勢されてい
る。
【0014】他方、前記開口部4の後部側には、前記イ
ンナパネル11に固定された後部ブラケット25が設け
られており、後部ブラケット25には前リンク27と後
リンク28の一端部が枢支されている。該後リンク28
は直状であるのに対し、前リンク27は湾曲状であっ
て、後部ブラケット25に枢支された端部には、切欠部
29が形成されているとともに、ガイド面33が成形さ
れている。
【0015】また、前記後部ブラケット25には、ロッ
クプレート30が枢支されており、該ロックプレート3
0の上端部には前記リモコンロッド31の他端部が枢支
されている。そして、前記前リンク27と後リンク28
とは、図1に示した全閉位置の状態においては前方向に
傾倒し、この傾倒した前リンク27のガイド面33に前
記ロックプレート30の下端側面が当接するようになっ
ている。
【0016】前リンク27と後リンク28の他端部に
は、上部リンク32の前端部が枢支されており、該上部
リンク32の後端部はピン36によって、ベースプレー
ト34の取付部35に枢支されている。前記ベースプレ
ート34はリッド6の下面に取り付けられ、前記取付部
35はリッド6の枢支端部37側に設けられ、前記上部
リンク32は自由端部21側へ延びている。なお、リッ
ド6はピン36に巻装された図示しないスプリングによ
り開方向(矢印ヘ)に回動付勢されており、また、図1
〜5において、Fは車体前方を示し、Uは車体上方を示
している。
【0017】以上の構成にかかる本実施例において、図
1に示したようにリッド6が全閉位置に回動している状
態では、ガイドローラ22はガイドレール14の前部端
末18に位置し、前後両リンク27,28は自由端部2
1側に傾倒した状態にある。また、ロックプレート30
の下端側面は前記ガイド面33に当接した状態にあり、
これによりリモコンレバー23は矢印イ方向への付勢に
抗して、前記受部24をガイドレール14の軌道部16
と合致する高さに維持させている。
【0018】そして、この全閉位置からリッド6を開く
際には、該リッド6の自由端部21を開口部4の両側に
沿って車体後方(矢印ロ方向)に摺動させる。すると、
図2に示したように、ガイドローラ22は軌道部16上
を転動し、リッド6の自由端部21はガイドレール14
を介して開口部4に拘束されつつ、該開口部4の両側に
沿って案内されて後方に移動する。
【0019】また、このようにリッド6の自由端部21
が開口部4に拘束されつつ該開口部4の両側に沿った方
向に案内されると、前記自由端部21の移動に追動し
て、傾倒状態にあった前後両リンク27,28が起立作
動し、これによりリッド6の枢支端部37は上方に押し
上げられる。したがって、リッド6はその自由端部21
を下方にし、枢支端部37を上方にした斜状に変位しつ
つ、車体後方へ移動する。
【0020】引き続きリッド6の自由端部21を車体後
方に摺動させると、図3に示したように、ガイドローラ
22はガイドレール14の後部端末19から離脱し、リ
モコンレバー23の受部24上に到来する。また、この
とき前後両リンク27,28は、完全な起立状態とな
り、前リンク27のガイド面33はロックプレート30
と非接触状態となる。尚、このとき、後リンク28は後
部ブラケット25に設けた図外のストッパに当接し、後
方への回動がロックされるとともに、後リンク28に上
部リンク32を介して枢支されている前リンク27も間
接的に後方への回動がロックされる。
【0021】また、ガイドローラ22がガイドレール1
4の後部端末19から離脱すると、前述のように矢印ヘ
方向に回動付勢されているリッド6はこれと同時に開方
向への回動を開始し、自由端部21をピン36を中心に
上方(矢印ハ方向)に回動し始める。すると、この回動
の開始に同期してガイドローラ22を介したリモコンレ
バー23への負荷が軽減し、前述のように矢印イ方向に
付勢されているリモコンレバー23は図4に示したよう
に同方向に回動する。すると、リモコンロッド31が軸
方向に押圧されて後方(矢印ニ方向)に移動し、ロック
プレート30の上端部を後方(矢印ホ方向)に回動す
る。これにより、該ロックプレート30の下端部が切欠
部29に係合し、前リンク27は前方への回動がロック
されるとともに、該前リンク27に上部リンク32を介
して枢支されている後リンク28も間接的に前方への回
動がロックされる。
【0022】よって、前後両リンク27,28は起立状
態に維持され、一端部を前後両リンク27,28に枢支
されている上部リンク32は、図4に示した斜状状態に
固定される。したがって、この状態でピン36を中心に
リッド6の自由端部21が上方(矢印ハ方向)に回動す
ることにより、図5に示したようにリッド6を全開位置
に到達させることができ、また、全開位置に到達したリ
ッド4は前記矢印ヘ方向への付勢力により全開状態に維
持される。
【0023】また、この図5に示した全開位置のリッド
4を閉作動させる際には、矢印ヘ方向への付勢に抗して
リッド6の自由端部21をピン36を中心に下方(反矢
印ハ方向)に回動操作する。すると、図4に示したよう
に、ガイドローラ22がリモコンレバー23の受部24
上に到来し、該受部24にはリッド6を下方に回動操作
した際の操作力が負荷される。したがって、リモコンレ
バー23は付勢に抗して下方(反矢印イ方向)に回動
し、これにより受部24は図3に示したように、ガイド
レール14の軌道部16と同一高さ位置となるととも
に、リモコンロッド31が引張されて、前方(反矢印ニ
方向)に移動する。
【0024】よって、ロックプレート30の上端部が前
方(反矢印ホ方向)に回動して、該ロックプレート30
の下端部は図3に示したように、切欠部29から離脱す
る。これにより、前リンク27はロックを解除されて前
倒が可能な状態となるとともに、該前リンク27に上部
リンク32を介して枢支されている後リンク28も前倒
が可能な状態となる。
【0025】したがって、この状態でリッド6の自由端
部21を車体前方(反矢印ハ方向)に移動させると、ガ
イドローラ22は受部24から後部端末19を介してガ
イドレール14内に入り、図2に示したように、軌道部
16上を車体前方へ移動する。これにより、リッド6の
自由端部21は、ガイドレール14を介して開口部4に
拘束されつつ、該開口部4の両側に沿って案内されて車
体前方(反矢印ロ方向)に移動する。また、このように
リッド6の自由端部21が開口部4の両側に沿った車体
前方(反矢印ロ方向)に案内されると、前記自由端部2
1の移動に伴って、起立状態にあった前後両リンク2
7,28が前倒作動する。これによりリッド6の枢支端
部37は下方に引き下げられるとともに、前リンク27
の端部に設けられたガイド面33はロックプレート30
の下端側面に摺接する。
【0026】そして、図1に示したように、ガイドロー
ラ22がガイドレール14の前部端末18に到達する
と、前後両リンク27,28は初期の傾倒状態となる。
また、ロックプレート30の下端側面は前記ガイド面3
3に圧接した状態となり、これにより、リモコンレバー
23は矢印イ方向への付勢に抗して、前記受部24をガ
イドレール14の軌道部16と合致する高さに維持させ
る。
【0027】すなわち、このようにリッド6を全閉位置
から全開位置に回動させた場合において、ガイドローラ
22がガイドレール14の前部端末18に位置する全閉
位置の状態と、ガイドローラ22が後部端末19に位置
する所定の開位置との間では、リッド6の自由端部21
は、開口部4から離れることなく、該開口部4に拘束さ
れる。そして、ガイドローラ22がガイドレール14の
後部端末19より離脱している領域においてのみ、自由
端部21はピン36を中心とした円状の軌跡を描きつつ
回動する。
【0028】よって、開口部4上であって全閉位置から
前記所定の開位置までの領域内に、図7に示した透明部
材9等の他部材が存在していたとしても、該他部材との
干渉なく、リッド6を開閉することができる。これによ
って、リッド6の自由端部21と透明部材9等の他部材
との干渉を未然に防止し、該干渉により他部材やリッド
6に摩擦痕が生じて外観品質が低下する不都合の発生を
回避することが可能となるのである。
【0029】なお、この実施例においては、幌格納用の
開口部4を開閉するリッド6に本考案を適用したものを
示したが、これに限ることなく、トランクリッド等の車
体に設けられる他のリッドに適用した場合であっても、
同様の構成により前記領域に存在する他部材との干渉を
回避することが可能である。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように本考案よれば、全閉
位置からガイドローラがガイドレールから離脱するまで
領域内においては、リッドの自由端部を開口部に拘束
しつつ該開口部の両側に沿った方向に案内することがで
き、ガイドローラがガイドレールから離脱した後は、ス
プリングの付勢力により全開位置までは自由端部を円軌
道上にて回動させることができる。よって、開口部上で
あって全閉位置から所定の開位置までの領域に、他部材
が存在していたとしても、該他部材との干渉なく、リッ
ドを開閉することができ、これによって、リッドの自由
端部と他部材との干渉を未然に防止して、該干渉により
他部材やリッドの自由端部に摩擦痕が生じて外観品質が
低下する不都合の発生を回避しつつ、容易にリッドを全
開にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すリッドが全閉位置とな
っている状態の側面図である。
【図2】同実施例においてリッドが全閉位置から開作動
を開始した直後及び全閉位置直前の状態を示す側面図で
ある。
【図3】同実施例においてガイドローラが受部上に到来
した時点の側面図である。
【図4】同実施例においてロックプレートが切欠部に係
合している状態の側面図である。
【図5】同実施例のリッドが全開位置に到達した時点の
側面図である。
【図6】図2のa−a線に沿う断面図である。
【図7】従来の開閉装置を備えたリッドの一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
2 車体 4 開口部 6 リッド 14 ガイドレール 21 自由端部 27 前リンク(第1のリンク部材) 28 後リンク(第1のリンク部材) 32 上部リンク(第2のリンク部材) 37 枢支端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられた開口部を開閉するリッ
    ドを車体に支持し、該リッドを全閉位置から全開位置間
    に亙る領域内にて回動させる開閉装置において、前記リッドの自由端部側の下面に固着された脚及び該脚
    の先端部に回転自在に支持されたガイドローラと、 前記リッドの枢支端部側の下面に後端部を枢支されて前
    記自由端部側へ延びる上部リンクと、 該上部リンクの前記後端部付近に設けられ前記リッドを
    開方向に回動付勢するスプリングと、 前記開口部の側部であって前記自由端部側に配置されて
    前後方向に延在し、前記リッドが全閉位置にある状態で
    前記ガイドローラが位置する前部端末を有するととも
    に、前記リッドが前記枢支端部側へ移動するに伴って前
    記ガイドローラが離脱する後部端末を有し、これら前部
    端末と後部端末間で前記ガイドローラを回転自在に拘束
    するガイドレールと、 前記開口部の側部であって前記枢支端部側に各々一端部
    を枢支されるとともに、他端部を前記上部リンクの前端
    部に各々枢支され、前記リッドが全閉位置にある状態で
    前記自由端部側に傾倒し、該リッドが前記枢支端部側へ
    移動するに伴って前記他端部を移動させて起立する前リ
    ンク及び後リンクと、 を備えた ことを特徴とする自動車用リッドの開閉装置。
JP9566591U 1991-10-24 1991-10-24 自動車用リッドの開閉装置 Expired - Lifetime JP2559423Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5417951B2 (ja) * 2009-04-08 2014-02-19 日産自動車株式会社 ヒンジ構造
DE102010036672B4 (de) * 2010-07-28 2022-12-08 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Cabriolet-Fahrzeug

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