JP2559341Y2 - 絞り弁のストッパ構造 - Google Patents
絞り弁のストッパ構造Info
- Publication number
- JP2559341Y2 JP2559341Y2 JP1991080122U JP8012291U JP2559341Y2 JP 2559341 Y2 JP2559341 Y2 JP 2559341Y2 JP 1991080122 U JP1991080122 U JP 1991080122U JP 8012291 U JP8012291 U JP 8012291U JP 2559341 Y2 JP2559341 Y2 JP 2559341Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- throttle valve
- valve body
- stopper
- intake pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関の気化器下流
側に設けられ、吸入空気量を制御する絞り弁のストッパ
構造に関する。
側に設けられ、吸入空気量を制御する絞り弁のストッパ
構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】内燃機
関の吸気管内に設けられる絞り弁は、例えば図4に示す
ように、金属製の吸気管1内に円板形の弁体2を弁軸3
によって回動自在に支持させたものである。この絞り弁
は、弁体2を弁軸3を中心として回動させることによ
り、吸気管1の開口面積を調節し、エンジンに送られる
混合気の空気量を制御している。
関の吸気管内に設けられる絞り弁は、例えば図4に示す
ように、金属製の吸気管1内に円板形の弁体2を弁軸3
によって回動自在に支持させたものである。この絞り弁
は、弁体2を弁軸3を中心として回動させることによ
り、吸気管1の開口面積を調節し、エンジンに送られる
混合気の空気量を制御している。
【0003】ところで上記絞り弁においては、弁体2の
周縁部を吸気管1の内壁に当接させることで吸気管1を
閉状態にする。このため、弁体2を過度に回動させた場
合には、弁体2が吸気管1の内壁に引っ掛かったりする
等、内壁と干渉して回動操作の際に弁体2が戻り難くな
ることがあった。本考案は上記の点に鑑みてなされたも
ので、絞り弁における弁体の回動位置を適切に規制し、
弁体を円滑に作動させることが可能な絞り弁のストッパ
構造を提供することを目的とする。
周縁部を吸気管1の内壁に当接させることで吸気管1を
閉状態にする。このため、弁体2を過度に回動させた場
合には、弁体2が吸気管1の内壁に引っ掛かったりする
等、内壁と干渉して回動操作の際に弁体2が戻り難くな
ることがあった。本考案は上記の点に鑑みてなされたも
ので、絞り弁における弁体の回動位置を適切に規制し、
弁体を円滑に作動させることが可能な絞り弁のストッパ
構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案によれば上記目的
を達成するため、弁体が弁軸を中心として回動自在に吸
気管内に配置され、混合気の空気量を制御する絞り弁の
前記弁体を、閉位置で回動を停止させる絞り弁のストッ
パ構造において、前記弁軸を回動自在に支持するボス
に、閉位置において前記弁体自体が当接することにより
該弁体の回動を規制するストッパを設けたものである。
を達成するため、弁体が弁軸を中心として回動自在に吸
気管内に配置され、混合気の空気量を制御する絞り弁の
前記弁体を、閉位置で回動を停止させる絞り弁のストッ
パ構造において、前記弁軸を回動自在に支持するボス
に、閉位置において前記弁体自体が当接することにより
該弁体の回動を規制するストッパを設けたものである。
【0005】
【作用】弁体は、ボスに設けたストッパにより閉位置に
おける回動が規制され、過度の回動による吸気管の内壁
との干渉が防止される。
おける回動が規制され、過度の回動による吸気管の内壁
との干渉が防止される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基
づいて詳細に説明する。絞り弁10は、図1及び図2に
示すように、吸気管11の直径に比べて僅かに直径の小
さい円板形の弁体12が弁軸13にねじ14で取付けら
れ、吸気管11内に弁体12が弁軸13を中心として回
動自在に配置されている。
づいて詳細に説明する。絞り弁10は、図1及び図2に
示すように、吸気管11の直径に比べて僅かに直径の小
さい円板形の弁体12が弁軸13にねじ14で取付けら
れ、吸気管11内に弁体12が弁軸13を中心として回
動自在に配置されている。
【0007】吸気管11は、スリーブ状に突設した支持
部11aが設られ、弁軸13は、支持部11aに挿着し
たボス15にメタルブッシュ16を介して回動自在に支
持され、支持部11aには蓋17が被せられている。こ
こで、弁体12は、外部から弁軸13を操作することに
より適宜位置に回動され、これにより吸気管11の開口
面積を調節してエンジンに送られる混合気の空気量を制
御している。
部11aが設られ、弁軸13は、支持部11aに挿着し
たボス15にメタルブッシュ16を介して回動自在に支
持され、支持部11aには蓋17が被せられている。こ
こで、弁体12は、外部から弁軸13を操作することに
より適宜位置に回動され、これにより吸気管11の開口
面積を調節してエンジンに送られる混合気の空気量を制
御している。
【0008】ボス15は、図3に示すように、円筒形の
本体15aの上部に全周の約1/4の範囲に亘るストッ
パ15bが設けられている。ストッパ15bは、弁体1
2の回動範囲を開状態から閉状態までの矢印Aで示す9
0゜の範囲内に規制する。本考案においては、上記のよ
うに弁軸13を回動自在に支持するボス15に弁体12
の回動範囲を規制するストッパ15bを設けたので、弁
軸13により弁体12を回動させると、弁体12の開位
置及び閉位置において、弁体12がストッパ15bに当
接して回動が規制され、弁体12の過度の回動が防止さ
れる。
本体15aの上部に全周の約1/4の範囲に亘るストッ
パ15bが設けられている。ストッパ15bは、弁体1
2の回動範囲を開状態から閉状態までの矢印Aで示す9
0゜の範囲内に規制する。本考案においては、上記のよ
うに弁軸13を回動自在に支持するボス15に弁体12
の回動範囲を規制するストッパ15bを設けたので、弁
軸13により弁体12を回動させると、弁体12の開位
置及び閉位置において、弁体12がストッパ15bに当
接して回動が規制され、弁体12の過度の回動が防止さ
れる。
【0009】しかも、弁体12が過度に回動しないう
え、弁体12の直径を吸気管11の直径よりも僅かに小
さく設定したので、弁体12の周縁部が吸気管11の内
壁と干渉することがなく、常に弁体12の作動が円滑に
行われる。また、本考案のストッパ構造においては、ボ
ス15にストッパ15bを設け、吸気管11側にはスト
ッパを設けていないので、管内を流れる混合気の流れを
乱すことがない。
え、弁体12の直径を吸気管11の直径よりも僅かに小
さく設定したので、弁体12の周縁部が吸気管11の内
壁と干渉することがなく、常に弁体12の作動が円滑に
行われる。また、本考案のストッパ構造においては、ボ
ス15にストッパ15bを設け、吸気管11側にはスト
ッパを設けていないので、管内を流れる混合気の流れを
乱すことがない。
【0010】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案の
絞り弁のストッパ構造においては、弁軸を回動自在に支
持するボスに、閉位置において弁体自体が当接すること
により該弁体の回動を規制するストッパを設けたので、
弁体の回動位置を適切に規制し、弁体の回動を常に円滑
に維持することができる。また、ストッパに弁体自体が
当接するように構成したことで、構造を簡単にすること
が可能となり、既存の絞り弁にも適用可能である等、産
業上の利用価値が大である。
絞り弁のストッパ構造においては、弁軸を回動自在に支
持するボスに、閉位置において弁体自体が当接すること
により該弁体の回動を規制するストッパを設けたので、
弁体の回動位置を適切に規制し、弁体の回動を常に円滑
に維持することができる。また、ストッパに弁体自体が
当接するように構成したことで、構造を簡単にすること
が可能となり、既存の絞り弁にも適用可能である等、産
業上の利用価値が大である。
【図1】本考案の絞り弁のストッパ構造の一実施例を示
し、絞り弁の要部を示す断面正面図である。
し、絞り弁の要部を示す断面正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】ストッパを設けたボスを示す斜視図である。
【図4】従来の絞り弁の構造を示す断面平面図である。
10 絞り弁 11 吸気管 12 弁体 13 弁軸 15 ボス 15b ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上杉 雅勇 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 井上 寿生 愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地 フ タバ産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−77207(JP,A) 実開 平2−69015(JP,U) 実開 平1−54818(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 弁体が弁軸を中心として回動自在に吸気
管内に配置され、混合気の空気量を制御する絞り弁の前
記弁体を、閉位置で回動を停止させる絞り弁のストッパ
構造において、前記弁軸を回動自在に支持するボスに、
閉位置において前記弁体自体が当接することにより該弁
体の回動を規制するストッパを設けたことを特徴とする
絞り弁のストッパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991080122U JP2559341Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 絞り弁のストッパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991080122U JP2559341Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 絞り弁のストッパ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532744U JPH0532744U (ja) | 1993-04-30 |
JP2559341Y2 true JP2559341Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13709407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991080122U Expired - Fee Related JP2559341Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 絞り弁のストッパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559341Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015137571A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | フタバ産業株式会社 | バルブ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0269015U (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-25 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP1991080122U patent/JP2559341Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532744U (ja) | 1993-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970805 |
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