JP2559315Y2 - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

Info

Publication number
JP2559315Y2
JP2559315Y2 JP1990002787U JP278790U JP2559315Y2 JP 2559315 Y2 JP2559315 Y2 JP 2559315Y2 JP 1990002787 U JP1990002787 U JP 1990002787U JP 278790 U JP278790 U JP 278790U JP 2559315 Y2 JP2559315 Y2 JP 2559315Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
discharge
collecting pipe
pressure
discharge collecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990002787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0395082U (ja
Inventor
均 川口
勉 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP1990002787U priority Critical patent/JP2559315Y2/ja
Publication of JPH0395082U publication Critical patent/JPH0395082U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559315Y2 publication Critical patent/JP2559315Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給水ポンプの吐出し側に通常圧力タンクを
備え、使用水量に応じた圧力スイッチのオン・オフ動作
によって給水ポンプを始動・停止して給水量を調整する
自動給水装置に関し、特に給水ポンプの吐出し側に取り
付ける吐出し集合管を改良した自動給水装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の自動給水装置80を示す図である。
同図に示すようにこの自動給水装置80は、ベース81上
に2つの給水ポンプ82,83が固定されており、これらの
給水ポンプ82,83のそれぞれの吐出し側には減圧弁等か
らなる圧力制御弁84,85と逆止弁86,87がこの順番で搭載
され、さらにこの逆止弁86,87の上に吐出し集合管88が
接続されている。
一方圧力タンク89は配管90によって吐出し集合管88に
接続されている。なお91は制御盤である。
そして通常は使用水量に応じて給水ポンプ82,83の両
者或いはいずれかが起動され、吐出し集合管88を介して
同図に示す矢印方向に給水が行なわれる。このときこの
給水の一部は圧力タンク89内に導入され、該圧力タンク
89内の空気を圧縮しながら保持される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで最近はこの種の自動給水装置は、ポンプ室の
ような比較的スペースの確保できる場所に設置されるこ
とはまれとなり、居住空間スペースを優先して、受水槽
の下や、階段の下等のような狭い場所に設置されるケー
スが目だってきた。このためこの自動給水装置のコンパ
クト化が要求されている。
また自動給水装置の納入の際には、これを人力にて運
搬し、据え付ける必要があるため、該装置をできるだけ
軽量化することが望まれている。
さらに、最近の自動給水装置に取り付ける給水ポンプ
は軽量化・コスト低減を行ない、生産性の向上を図るた
め、シンプルな形状となっており、従来の鋳鉄製ポンプ
のようにポンプ自身に呼水口を設けず、該ポンプの吐出
し口以降に呼水口を設ける場合があった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、吐出
し集合管自身に減圧弁、逆止弁、給水口の機能を持たせ
ることにより、装置のコンパクト化,軽量化,低コスト
化が図れる自動給水装置の吐出し集合管を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、吐出し集合管10
自体に直接、給水制御手段(例えば減圧弁11,12や流量
スイッチ等)と逆止弁機構とを設け、吐出し集合管10の
流入口を給水ポンプ3,4の吐出し口に直接接続して構成
した。
また本考案は、逆止弁機構の上流側と流入口の間に位
置する吐出し集合管の管壁に、給水ポンプへ供給する呼
水用の呼水口を設けた。
〔作用〕
上記の如く吐出し集合管自体に給水制御手段と逆止弁
機構を設けて前記吐出し集合管の流入口を給水ポンプの
吐出口に直接接続したので、給水ポンプと吐出し集合管
の間に改めて減圧弁等の給水制御手段と逆止弁を取り付
ける必要がなくなる。このため、部品点数が削減され、
自動給水装置のコンパクト化や軽量化が図れる。
また吐出し集合管自体に呼水口を設けた場合は、呼水
口を設けた構造の給水ポンプを使用しなくてもよくな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図は本考案にかかる吐出し集合管を適用した自動
給水装置1の全体構造を示す図である。
同図に示すようにこの自動給水装置1は、ベース2上
に、2つの給水ポンプ3,4と、2つのモータ5,6と、圧力
タンク7と、制御盤8とを固定して構成されている。
ここで給水ポンプ3,4はベース2上に並列に固定さ
れ、それぞれモータ5,6によって駆動される。
また圧力タンク7のベース2への取り付けは、該圧力
タンク7をゴム台71上に載置し、圧力タンク7の外周に
ベルト73を巻き回してこのベルト73をベース2に締め付
けることによって行なわれる。
なおこの圧力タンク7は、バルブ75と配管77を介して
下記する吐出し集合管10に接続されている。
また制御盤8は架台95,95によって前記圧力タンク7
の上部に取り付けられている。
一方上記2つの給水ポンプ3,4の吐出し口は、直接吐
出し集合管10に接続され、該吐出し集合管10の中央部で
合流し、吐出し口17から同図(a)に示す矢印方向へ給
水される。
ここでこの吐出し集合管10には、2つの減圧弁機構1
1,12と2つの逆止弁機構13,14が取り付けられている。
以下この吐出し集合管10の構造を説明する。
第1図はこの吐出し集合管10の内部構造を示す断面図
である。
同図に示すように、この吐出し集合管10の両端部に
は、それぞれ減圧弁機構11,12が取り付けられており、
またその内側にはそれぞれ逆止弁機構13,14が取り付け
られている。
ここでまず減圧弁機構12について説明する。
同図に示すように、この減圧弁機構12は略円筒状の弁
座126の内部に、その両端にディスク受け122とピストン
125を固定した弁棒121が挿入されている。なおこのディ
スク受け122には弁体123が取り付けられている。また12
4はこの弁棒121に固定されたガイドである。またこのピ
ストン125の右側には、室C内の水圧を一定にするため
の圧力調整弁127が取り付けられている。
一方逆止弁機構14は同図に示すように、コイルスプリ
ング141によって弁体142を弁座プレート143に押し付け
て構成されている。
次にこれら減圧弁機構12と逆止弁機構14の動作を説明
する。
まず給水ポンプ4より減圧弁機構12に水が給水されて
きたときは、該水は四つA内に侵入する。このとき室B
の水圧が室Cの水圧(一定)よりも小さい場合は、弁棒
121は左方向に移動する。これによって弁体123と弁座12
6の端面との当接部aが開き、該開口から水が逆止弁機
構14方向に流出するとともに室B内の水圧を上昇させ
る。
一方室Bの水圧が室Cの水圧よりも大きい場合は、弁
棒121は右側に押され、弁体123と弁座126の端面との隙
間はせばめられ、室B内の水圧を下降させる。なお同図
はその当接部aが閉じた状態を示している。
このようにして減圧弁機構12から逆止弁機構14方向に
流出する水の圧力は一定の圧力に減圧される。
そして室Bに導入された水は、逆止弁機構14の弁体14
2を押し上げてこれを通過し、吐出し口17に向かうので
ある。
ところでこの給水ポンプ4を停止したような場合は、
逆止弁機構14は閉じるので、吐出し口17側の水の水圧は
低下しない。
また吐出し集合管10中の減圧弁11,12の上部には、呼
水口を閉じる呼水栓15,16が取り付けられている。そし
てこの呼水口から容易に給水ポンプに呼水が供給でき
る。
なお上記実施例においては、減圧弁11,12が吐出し集
合管10の両端に取り付けられているため、逆止弁13,14
のメンテナンス時に該減圧弁11,12は容易に取り外せ、
このためその作業性が向上する。
なお上記実施例においては、給水制御手段として減圧
弁機構を吐出し集合管10自体に取り付けた例を示した
が、この減圧弁機構の代わりに、流量を検知する流量ス
イッチや曲管等の給水制御手段を吐出し集合管10自体に
取り付けてもよい。このように構成しても、従来吐出し
集合管10以外の部分に取り付けられていた流量スイッチ
や曲管が吐出し集合管10内に取り付けられるので、上記
実施例と同様に自動給水装置のコンパクト化が図れる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案に係る自動給水装
置によれば、吐出し集合管自体に減圧弁機構等からなる
給水制御手段と逆止弁機構を設けて前記吐出し集合管の
流入口を給水ポンプの吐出し口に直接接続したので、給
水ポンプと吐出し集合管の間に給水制御手段と逆止弁を
取り付ける必要がなくなり、自動給水装置のコンパクト
化が図れるばかりか、軽量化が図れ、合わせて低コスト
化が図れることとなる。
またこの吐出し集合管自体に呼水口を設けたので、給
水ポンプ自体に呼水口を設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は吐出し集合管10の内部構造を示す断面図、第2
図は本考案を適用した自動給水装置1の全体構造を示す
図、第3図は従来の自動給水装置80を示す図である。 図中、3,4……給水ポンプ、10……吐出し集合管、11,12
……減圧弁機構、13,14……逆止弁機構、15,16……呼水
栓、である。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の給水ポンプと、該複数台の給水ポ
    ンプの吐出し口から吐出した水を流入する複数の流入口
    と該流入口から流入した水を集合して吐出する吐出し口
    を有する吐出し集合管とを具備する自動給水装置におい
    て、 前記吐出し集合管自体に直接、吐出し圧力を一定にする
    減圧弁や流量を検知する流量スイッチ等からなる給水制
    御手段と逆止弁機構とを設け、 前記吐出し集合管の流入口を前記給水ポンプの吐出し口
    に直接接続して構成したことを特徴とする自動給水装
    置。
  2. 【請求項2】前記逆止弁機構の上流側と前記流入口の間
    に位置する吐出し集合管の管壁に、給水ポンプへ供給す
    る呼水用の呼水口を設けたことを特徴とする請求項
    (1)記載の自動給水装置。
JP1990002787U 1990-01-17 1990-01-17 自動給水装置 Expired - Lifetime JP2559315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990002787U JP2559315Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 自動給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990002787U JP2559315Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 自動給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0395082U JPH0395082U (ja) 1991-09-27
JP2559315Y2 true JP2559315Y2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=31506635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990002787U Expired - Lifetime JP2559315Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 自動給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2559315Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1089259A (ja) * 1996-09-10 1998-04-07 Ebara Corp 給水装置用集合管及び給水装置
JP7373986B2 (ja) * 2019-12-25 2023-11-06 株式会社荏原製作所 給水装置および給水装置のメンテナンス方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140485Y2 (ja) * 1971-06-30 1976-10-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0395082U (ja) 1991-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4029580A (en) Bidirectional flow filter-drier
JPH0852470A (ja) 逆浸透による水の純化システムとそれ用のブースターポンプ
CA2139975A1 (en) Duplex strainer
JP2559315Y2 (ja) 自動給水装置
JP3186027B2 (ja) 金型冷却装置
US4218784A (en) Dual-purpose diverter valve
JP2003003965A (ja) オートドレンバルブ
JPS59164477A (ja) 弁装置
JPS5916605Y2 (ja) 残液排出用電磁弁
JPH02171435A (ja) 衛生洗浄装置のバルブユニット
JP2004501332A (ja) 循環式潤滑システムに関連する構造
JPH0319649Y2 (ja)
CA2239110A1 (en) Multi-use valve
JPH0135018Y2 (ja)
JPS6329908Y2 (ja)
JPH0612767Y2 (ja) エアーポンプの消音装置
JPH0737134Y2 (ja) 給水装置用減圧弁
JPS5840114Y2 (ja) グラウト注入の分流圧力管理装置
JPH0626775Y2 (ja) 電磁給水弁
JPH0942502A (ja) 調圧弁
JPS61236972A (ja) 流路切換装置
JPS6122655Y2 (ja)
CA2208758A1 (en) Fluid metering device
JPH0665667U (ja) 逆止弁
JPH0451317Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term